JP3591685B2 - スイッチ構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチボディを嵌着部から容易に取り外すことができるスイッチ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
嵌着部に嵌着したスイッチボディを取り外す場合には、嵌着部とスイッチボディとの間の狭い隙間に、マイナスドライバー等を挿し込んで係合を外していた。この方法によると、スイッチボディのみならず周辺部品の意匠面に傷を付けてしまう虞れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スイッチに取り付けた部品や照明ランプ等を交換するため、スイッチボディを取り外す必要が生じたり、スイッチボディの嵌着部内に他部品への固定手段が設けてあって、該スイッチボディを取り外さなければ、固定手段を外すことができない場合がある。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、スイッチボディ及び周辺部品の意匠面に傷を付けることなく容易に取り外すことができるスイッチ構造を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に記載の本発明のスイッチ構造は、スイッチボディにスイッチノブを着脱可能に装着するスイッチノブ装着孔を形成するとともに、該スイッチノブ装着孔の対向する孔縁の内側に一対の指掛け凹部を形成し、前記スイッチノブ装着孔に装着したスイッチノブを取り外した後、前記指掛け凹部に掛けた指により、スイッチボディ嵌着部からスイッチボディを取り外すことができるようにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用及び効果】
上記のスイッチ構造によれば、スイッチノブ装着孔からスイッチノブを取り外した後、スイッチノブ装着孔の対向する孔縁の内側に形成した一対の指掛け凹部に指を掛けて、スイッチボディを引き出してスイッチボディ嵌着部から取り出す。マイナスドライバー等の工具によらず指掛け凹部に直接指を掛けてスイッチボディを引出すことができるから、スイッチボディの意匠面を傷付けることなく容易に取り外すことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。図1は一部を切欠して示したスイッチボディ1の正面図、図2はスイッチノブ2の組み付け状態を示した図1に於けるA−A線断面図である。スイッチボディ1内には、ハザードワーニングスイッチ機構(図示しない)が組み込まれている。スイッチボディ1の上面には、ハザードワーニングスイッチのスイッチノブ2の装着孔3が形成されている。該装着孔3の対向する孔縁3aの内側に一対の指掛け凹部4,4が形成されている。スイッチボディ1の上面の周囲には、フランジ5が形成されている。そして、スイッチボディ1の左右の側面6には、板バネ部材を屈曲した弾性係合片7が取り付けられている。
【0007】
上記装着孔3の中央には、矩形筒形のノブホルダ8が形成されている。ノブホルダ8の上端は装着孔3から突出している。ノブホルダ8の長手方向で対向する一方の側壁9には、先端から平行な切り込み溝10が設けられ、これにより係合片11が形成されている。該係合片11の外側面の上端部には係合爪12が形成されている。また、側壁9に対向する他方の側壁13の外側面には、上端から下がった位置に係合突部14が形成されている。
【0008】
スイッチノブ2はキャップ状に形成され、ノブホルダ8の係合爪12に係合する係合孔15と、係合突部14に係合する係合孔16が形成されている。スイッチノブ2をノブホルダ8の上端部に当接するまで被着すると、係合孔15及び16に係合爪12及び係合突部14がそれぞれ弾力的に係合して、抜け外れることがない。
【0009】
上記スイッチボディ1を嵌着する嵌着凹部21には、フランジ5を嵌着して受け止める嵌着段部22が形成されている。そして、該嵌着段部22に設けた下向きの脚部23の下端に、係合爪24が形成されている。このスイッチボディ1を嵌着凹部21の上方から、フランジ5が嵌着段部22に当接するまで押し込むと、スイッチボディ1の両側面6に取り付けた弾性係合片7が、係合爪14に当接して撓んで係合する。これにより、スイッチボディ1が嵌着凹部21に嵌着される。
【0010】
上記したスイッチ構造において、スイッチボディ1に組み込まれたスイッチ等の部品を交換する必要が生じて、スイッチボディ1を嵌着凹部21から取り外したり、嵌着凹部22内に設けた他物品の固定手段を外すため、スイッチボディ1を取り外さなければならない場合がある。
【0011】
スイッチボディ1を取り外すには、先ず図3(a)に示すように装着孔3から突出しているスイッチノブ2の係合孔15にマイナスドライバ31を挿し込む。該係合孔15には、装着孔3から突出するノブホルダ8の先端部に形成された係合爪12が係合されているから、マイナスドライバ31により該係合爪12が押圧されて撓み、係合孔15から外れる。さらに、挿入したマイナスドライバ31によりスイッチノブ2を引き上げることにより、ノブホルダ8から該スイッチノブ2を取り外すことができる。この場合、スイッチノブ2やスイッチボディ1の意匠面を傷付けることがない。
【0012】
そして、スイッチノブ2を取り外した装着孔3の、対向する孔縁3aの内側に形成した一対の指掛け凹部4,4に指を掛けて、スイッチボディ1を引き上げると、係合爪24に係合する弾性係合片7が撓んで係合が外れて嵌着凹部21から取り出すことができる。マイナスドライバー31等の工具によらず指掛け凹部4,4に直接指を掛けてスイッチボディ1を引出すことができるから、スイッチボディ1の意匠面を傷付けることなく容易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を切欠して示したスイッチボディ1の正面図である。
【図2】スイッチノブ2の組み付け状態を示した図1に於けるA−A線断面図である。
【図3】スイッチノブ2の取り外し方法を示した説明図である。
【図4】スイッチボディ1の取り外し方法を示した説明図である。
【符号の説明】
1...スイッチボディ
2...スイッチノブ
3...装着孔
3a...孔縁
4,4...指掛け凹部
8...ノブホルダ
21...嵌着凹部
Claims (1)
- スイッチボディにスイッチノブを着脱可能に装着するスイッチノブ装着孔を形成するとともに、該スイッチノブ装着孔の対向する孔縁の内側に一対の指掛け凹部を形成し、前記スイッチノブ装着孔に装着したスイッチノブを取り外した後、前記指掛け凹部に掛けた指により、スイッチボディ嵌着部からスイッチボディを取り外すことができるようにしたことを特徴とするスイッチ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21259097A JP3591685B2 (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | スイッチ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21259097A JP3591685B2 (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | スイッチ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1139980A JPH1139980A (ja) | 1999-02-12 |
JP3591685B2 true JP3591685B2 (ja) | 2004-11-24 |
Family
ID=16625225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21259097A Expired - Fee Related JP3591685B2 (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | スイッチ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3591685B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-22 JP JP21259097A patent/JP3591685B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1139980A (ja) | 1999-02-12 |
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Legal Events
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