JPH08149396A - 画像表示位置設定回路 - Google Patents

画像表示位置設定回路

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JPH08149396A
JPH08149396A JP28556294A JP28556294A JPH08149396A JP H08149396 A JPH08149396 A JP H08149396A JP 28556294 A JP28556294 A JP 28556294A JP 28556294 A JP28556294 A JP 28556294A JP H08149396 A JPH08149396 A JP H08149396A
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signal
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JP28556294A
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Hirobumi Ishii
博文 石井
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラズマディスプレイパネル等の画像表示位
置を自動設定する。 【構成】 赤、青及び緑の各ディジタル映像信号から水
平方向の所定の画素数を検出したときには所定の信号を
出力する水平方向画素数検出部2と、水平同期信号を基
準にして映像信号の開始されるまでの期間を検出し、同
検出が行われ、且つ水平方向画素数検出部2よりの所定
の信号の入力があったときには水平用セットパルスを出
力する水平方向映像開始検出部3と、水平方向映像開始
検出部3より水平用セットパルスが出力されたときには
前記所定の画素数経過後に水平用リセットパルスを出力
する水平用リセットパルス発生部4と、前記水平用セッ
トパルスでセットされ、水平用リセットパルスでリセッ
トされ、所定パルス幅の水平方向表示制御信号を生成す
る水平方向表示制御信号発生部5とを備え、同水平方向
表示制御信号により所定ディスプレイ装置の水平方向の
表示を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示位置設定回路
に係り、より詳細には、PDP(プラズマディスプレイ
パネル)、又はLCD(液晶表示装置)における画像表
示位置の設定に関する。
【0002】
【従来の技術】PDP(プラズマディスプレイパネ
ル)、又はLCD(液晶表示装置)の画面表示におい
て、その表示位置はPDP等を制御する各種制御信号の
1つである水平方向表示制御信号と垂直方向表示制御信
号とにより定まる。図3において、同図(A)は水平周
期(1H)で表した映像信号Saと前記水平方向表示制御信
号Sh1等との位相関係を示し、同図(B)は垂直周期
(1V)で表した映像信号Sbと前記垂直方向表示制御信号
Sv1との位相関係を示したものである。各制御信号Sh
1、Sv1は一般に、ハイ(H)で表示、ロー(L)で非
表示となる。
【0003】従って、同図(A)においてはth1を表示
開始点としてTh1の期間が映像表示期間となり、同図
(B)においてはtv1を表示開始点としてTv1の期間が
映像表示期間となる。そして、th1が画面に向かって左
端に、tv1が同・上端に対応する。実際にはこの水平方
向と垂直方向とが同時に進行するので同th1とtv1とか
ら表示開始点は画面左端の上端(左上コーナ)となる。
このように、表示位置を定めるものが水平方向表示制御
信号Sh1及び垂直方向表示制御信号Sv1である。従来、
これら制御信号Sh1及びSv1は、標準的な映像信号を前
提にし、この映像信号の場合に正規の位相(位置)で映
像表示が行われるタイミングを有するように生成してい
た。ここに、「標準的な映像信号」とは、水平同期信号
に対する映像信号の位相、及び垂直同期信号に対する映
像信号の位相が標準であることをいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多種類の映像
機器と接続されるPDP等のディスプレイ装置の場合、
映像機器間の信号バラツキ(例えば、パソコン)により
前記標準的映像信号と位相的にバラツイた信号が入力さ
れると画面上の映像位置にバラツキが生じ、そのバラツ
キの程度によっては画像の端(左右、上下)が切れる場
合がある。例えば、図3(A)において、映像信号Saと
水平方向表示制御信号Sh1とが正規の位相関係とした場
合、上記の信号バラツキで映像信号と水平方向表示制御
信号とがSaとSh2のような非正規な位相関係になる場合
がある。このような場合には画面の左端が正規位相のと
きに比べより多く削られることとなる。垂直の場合も同
様のことが発生する(同B図)。
【0005】これに対し従来は、主に水平方向表示制御
信号Sh1の位相、又は映像信号の位相を可変するユーザ
調整機能を設け、手動により画像位置調整を行ってい
た。本発明は、このような手動による画面位置調整を自
動的に行うようにしたものであり、水平又は垂直の各同
期信号の開始タイミングを基準に、映像信号が開始され
るまでの期間を検出し、同検出に基づき水平方向表示制
御信号又は垂直方向制御信号を生成するようにした画像
表示位置設定回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、赤、青及び緑
の各ディジタル映像信号から水平方向の画素数を検出
し、所定の画素数を検出したときには所定の信号を出力
する水平方向画素数検出手段と、水平同期信号を基準に
して映像信号の開始されるまでの期間を検出し、同検出
が行われ、且つ前記水平方向画素数検出手段よりの所定
の信号の入力があったときには水平用セットパルスを出
力する水平方向映像開始検出手段と、前記水平方向映像
開始検出手段より水平用セットパルスが出力されたとき
には前記所定の画素数経過後に水平用リセットパルスを
出力する水平用リセットパルス発生手段と、前記水平方
向映像開始検出手段よりの水平用セットパルスでセット
され、水平用リセットパルス発生手段よりの水平用リセ
ットパルスでリセットされ、所定パルス幅の水平方向表
示制御信号を生成する水平方向表示制御信号発生手段と
を備え、同水平方向表示制御信号により所定ディスプレ
イ装置の水平方向の表示を制御するようにした画像表示
位置設定回路を提供するものである。
【0007】
【作用】水平位置設定を例に説明する。赤、青及び緑の
各ディジタル映像信号から水平方向の画素数を検出し、
所定の画素数を検出したときには所定の信号を出力する
(水平方向画素数検出)。一方、水平同期信号の立下が
りを基準にして映像信号が開始するまでの期間を検出
し、同検出が行われ、且つ前記水平方向画素数検出に係
る所定の信号の入力があったときには水平用セットパル
スを出力する(水平方向映像開始検出)。
【0008】前記水平用セットパルスが出力されたとき
には前記所定の画素数経過後に水平用リセットパルスを
出力する(水平用リセットパルス発生)。前記水平用セ
ットパルスでセットされ、水平用リセットパルスでリセ
ットすることで所定パルス幅の水平方向表示制御信号を
生成する(水平方向表示制御信号発生)。上記生成した
水平方向表示制御信号によりPDP等の水平方向の表示
を制御する。垂直位置設定については、検出する画素数
を垂直方向のものとし、また、映像信号の開始されるま
での期間を垂直同期信号の立ち下がりを基準にする。そ
のため、水平同期信号に変え垂直同期信号を使用する。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による画像表示
位置設定回路を説明する。図1は本発明による画像表示
位置設定回路の一実施例を示す要部ブロック図である。
図1において、R、G及びBはアナログの赤映像信号、
緑映像信号及び青映像信号、1はRGBの各アナログ映
像信号をディジタル映像信号に変換するA/D変換部、
2は水平方向(又は垂直方向)の画素数が予め定めた画
素数存在するか否かを検出する水平方向(又は垂直方
向)の画素数検出ブロック、3は水平(又は垂直)同期
信号の開始点(立ち下がり等)を基準にして映像信号の
開始されるまでの期間を検出し、所定条件の下で水平
(又は垂直)用のセットパルスを出力する水平方向(又
は垂直方向)映像開始検出ブロック、4は前記水平方向
(又は垂直方向)映像開始検出ブロック3より水平(又
は垂直)用セットパルスが出力されたときには前記所定
の画素数経過後に水平(又は垂直)用リセットパルスを
出力する水平(又は垂直)用リセットパルス発生ブロッ
ク、5は前記水平方向(又は垂直方向)映像開始検出ブ
ロック3よりの水平(又は垂直)用セットパルスでセッ
トされ、水平(又は垂直)用リセットパルス発生ブロッ
ク4よりの水平(又は垂直)用リセットパルスでリセッ
トされ、所定パルス幅の水平方向(又は垂直方向)表示
制御信号を生成する水平方向(又は垂直方向)表示制御
信号発生ブロックである。
【0010】次に本発明の動作につき水平位置設定と垂
直位置設定とに分けて説明する。 〔1〕水平位置設定 (1ー1)水平方向画素数検出 A/D変換部1でアナログからディジタルに変換された
RGBの各映像信号は論理和演算回路(OR回路)2aに
送られ、同回路で論理和の演算をする。これにより、R
GBの中の1つのみに映像信号が存在する場合にも映像
信号の存在が検出される。論理和演算回路2aの出力は第
1のフリップフロップ(例えば、DーF.F.)2bのクロッ
ク信号(CK) として利用される。他の入力端(D端)は
一定レベル〔H(ハイ)レベル〕を印加しておく。これ
により、第1のフリップフロップ(以下、「F.F.」と記
す)2bは論理和演算回路2aより信号入力があったときに
は出力端(Q端)がHとなるパルス(以下「Hパルス」
と記す)を出力する。
【0011】つまり、Q端からは映像が開始されたこと
を示すパルス信号が出力される。このHパルスでカウン
タ2cは所定のクロック信号CKs についてのカウントを開
始する。上述の第1のF.F.2b及びカウンタ2cは後述のエ
ッジ検出部3aよりのエッジ検出信号(水平周期)でクリ
ア(CR)する。水平周期ごとに動作更新するためであ
る。カウンタ2cのカウントデータはデコーダ2dに送ら
れ、同デコーダ2dは入力されるカウントデータが所定値
に達したときにはHパルスを出力する。
【0012】上記「所定値」は予め定めておく水平方向
画素数のことであり、例えば同画素数を640 ドットとす
れば、デコーダ2dはカウンタ2cによるカウント値が640
に達したときにHパルスを出力することになる。以下、
水平方向画素数を640 ドットとして説明する。デコーダ
2dから出力されたHパルスは第2のF.F.(例えば、Dー
F.F.)2eのクロック信号(CK) として利用される。この
第2のF.F.2eの他の入力端(D端)には論理和演算回路
2aよりの映像信号が入力される。これにより、第2のF.
F.2eは論理和演算回路2aより640 ドット目の映像成分の
入力があったときには出力端(Q端)にHレベルを出力
し、同入力がないときにはL(ロー)レベルとなる判別
信号S1を出力する。同判別信号S1を以下の水平方向映像
開始検出ブロックへ送る。
【0013】(1ー2)水平方向映像開始検出 エッジ検出部3aは入力される水平同期信号Shの立ち下が
り(開始点)を検出し、同検出をしたときには1クロッ
ク幅の負極性パルス(エッジ検出信号)を出力する。こ
のエッジ検出信号はカウンタ3bの他、前記第1のF.F.2b
やカウンタ2c等、図示のものへのクリア信号として使用
する。カウンタ3bはエッジ検出信号でクリア後、カウン
トを開始し所定ビットからなるカウントデータを第1の
レジスタ3c等へ送出する。同第1のレジスタ3cには前記
第1のF.F.2bよりのHパルスが入力する。これにより、
同Hパルスの入力があったときには同第1のレジスタ3c
はその時点のカウントデータを保持する。
【0014】つまり、第1のレジスタ3cには水平同期信
号の立ち下がりを基準にして映像が開始されるまでのカ
ウント値が保持される。この動作は水平同期ごとに行
う。第2のレジスタ3dは前記第2のF.F.2eよりHレベル
の入力、即ち、640 ドット目の映像成分の存在が確認さ
れた場合のみ第1のレジスタ3cよりの前記保持データを
取り込み、クリア(後述)がかかるまで取り込んだデー
タを保持する。この保持されたデータ(映像開始検出
値)は選択器3eへ送られる。
【0015】一方、メモリ部3fには予め定めたカウント
値に相当する初期値が記憶されている。この初期値は前
記映像開始検出値が出力される迄の間に使用するもの
で、電源オン時の立ち上げ時、又は電源オンした後であ
っても1水平周期内に所定の画素数が存在しない場合等
に使用するものである。この初期値は標準的な規格(例
えば、パソコンに関するIBM規格であるVGA規格
等)をもとに予め定め記憶させておくものである。上記
初期値と映像開始検出値とを切り換え選択するものが選
択器3eであり、同選択器3eを切り換え制御するものがF.
F.(例えば、DーF.F.)3gである。
【0016】同F.F.3gの入力1端(CK)には前記第2の
F.F.2eよりのQ出力(640 ドット目の映像成分の存在が
確認されたことを表すHレベル信号)が入力し、他の入
力端(D端)は一定レベル(Hレベル)を印加してお
く。これにより、同F.F.3gは同Hレベルの入力があった
ときには出力端(Q端)にHレベルを出力し、同Hレベ
ルを切換信号として前記選択器3eをA側(映像開始検出
値)へセットする。同セット以降は所定のクリアがある
まで同F.F.3gはA側位置でホールドする。選択器3eはこ
のセットがなされる間はB側位置(初期値側)にある。
コンパレータ3hは2つの入力データが一致したときにH
パルス(水平用セットパルス)を出力するものである。
同2つの入力データの1つはカウンタ3bよりのカウント
データであり、他の1つは選択器3eよりのデータであ
る。この両データの一致で映像開始点に同期した水平用
セットパルスが出力され、後述のF.F.5のセットパルス
に使用される。
【0017】(1ー3)水平用リセットパルスの発生 前記コンパレータ3hより出力された水平用セットパルス
はF.F.(例えば、DーF.F.)4aの一端(CK端)に入力す
る。同F.F.4aのの入力他端は一定レベル(Hレベル)を
印加しておく。これにより、同F.F.4aは水平用セットパ
ルスの入力があったときには出力端(Q端)にHパルス
を出力しカウンタ4bに送る。同カウンタ4bは同パルスで
所定のクロック信号CKs についてカウントを開始する。
このカウントは前記エッジ検出部3aよりのエッジ検出信
号(水平周期)でクリア(CR)する。水平周期ごとに動
作更新するためである。
【0018】カウンタ4bのカウントデータはデコーダ4c
に送られ、同デコーダ4cは入力されるカウントデータが
所定値に達したときにはHパルスを出力する。同所定値
は前述の水平方向画素数のことであり、本例の場合は64
0 ドットである。つまり、デコーダ4cはカウンタ4bによ
るカウント値が640 に達したときにHパルス(水平用リ
セットパルス)を出力し、後述のF.F.5のリセットパル
スに使用される。 (1ー4)水平方向表示制御信号の生成 F.F.(例えば、RSーF.F.)5は前記コンパレータ3hよ
りの水平用セットパルスでセットされ、前記デコーダ4c
よりの水平用リセットパルスでリセットされる。これに
より、F.F.5は同セットからリセットまでの期間(幅)
のパルスを出力する。このパルスは映像開始点に位相が
一致したパルスとなり、水平方向表示制御信号として使
用する。
【0019】(1ー5)フリップフロップ及びカウンタ
等のクリア処理 本発明による機能の再現性維持のためには水平方向画素
数検出手段(1ー1)のフリップフロップ2e、及び水平
方向映像開始検出手段(1ー2)のレジスタ3dとフリッ
プフロップ3gを所要のタイミングでクリアする必要があ
る。このクリア処理のタイミングとしては、電源オン時
にクリアする方法、又は同方法にさらに信号源(パソコ
ン等)変更時を併用する方法とがある。このため、図1
に示すように、クリア信号発生部6を設け、電源オンオ
フ信号S2、又は入力信号切換信号S3を利用し、これら信
号の入力があったときにはクリア信号CRa を発生し、上
記フリップフロップ2e、同3g及びレジスタ3dをクリアす
る。これにより、本機能が繰り返し再現される。
【0020】以上(1ー1)乃至(1ー4)は個々ブロ
ックの動作説明であるが、これら動作を図2で纏めて説
明すると次のようになる。同図(A)を水平周期(1H)
の映像信号とした場合、水平方向の画素数Nを検出する
ものが(1ー1)の水平方向画素数検出であり、水平同
期信号11の立ち下がりから映像開始点までの期間Tsを検
出し、同検出に基づきセットパルス12を発生するものが
(1ー2)の水平方向映像開始検出であり、同セットパ
ルス12から所定画素数(N)経過後にリセットパルス13
を発生するものが(1ー3)の水平用リセットパルス発
生であり、同セットパルス12とリセットパルス13で所定
位相及び幅のパルス(水平方向表示制御信号)を生成す
るものが(1ー4)の水平方向表示制御信号生成であ
る。
【0021】〔2〕垂直位置設定 垂直位置設定の動作も基本的には前述した水平位置設定
と同様であり、異なる点は検出する画素数が垂直方向の
画素数であること、及び垂直方向の映像開始点を検出す
る基準点が垂直同期信号の立ち下がり(開始点)とする
点である。従って、この相違点を中心に説明する。な
お、図1を併用することとし、各ブロックの名称を「水
平」から「垂直」に置き換える。また、垂直方向の画素
数は前項〔1〕の水平画素数例640 ドットと対応させて
480 ドットとすれば、垂直方向画素数検出ブロックはこ
れを検出する。同検出のためにデコーダ2dを480 ドット
でHパルスを出力するものにする。これが相違点の1つ
目である。
【0022】相違点の2つ目として、エッジ検出部3aの
入力同期信号を垂直同期信号Svにし、同エッジ検出部3a
はこの垂直同期信号の立ち下がり(開始点)を検出す
る。相違点の3つ目として、垂直用リセットパルスの発
生に用いるデコータ4cを垂直画素数(本例の場合480 ド
ット)で同パルスを出力するものにする。相違点の4つ
目として、各カウンタやエッジ検出等に使用するクロッ
ク信号CKを水平周期のパルス信号(例えば、水平同期信
号等)を使用する。以上の相違点を前提に水平位置設定
の場合と同様の動作となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、P
DP(プラズマディスプレイパネル)又はLCD(液晶
表示装置)等において、水平(又は垂直)同期信号の開
始点を基準にして映像開始点までの期間を検出し、同検
出に基づき、前記PDP等の表示制御に必須の信号であ
る水平方向表示制御信号(又は垂直方向表示制御信号)
が生成される。これにより、画面上の水平(又は垂直)
の画像位置が入力映像信号の位相的バラツキに応じて自
動的に適性位置に設定され、従来、使用者が手動で行っ
ていた位置調整が自動化される。以上から、本発明は各
種映像機器と接続されるPDPやLCD等のディスプレ
イ装置の性能向上に寄与しうるものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像表示位置設定回路の一実施例
の要部ブロック図である。
【図2】図1を説明するためのタイムチャートである。
【図3】(A)は水平方向表示制御信号の説明用タイム
チャートであり、(B)は垂直方向表示制御信号の説明
用タイムチャートである。
【符号の説明】
1 A/D変換部 2 画素数検出ブロック 2a 論理和(OR)回路 2b 第1のフリップフロップ 2c カウンタ 2d デコーダ 2e 第2のフリップフロップ 3 映像開始検出ブロック 3a エッジ検出部 3b カウンタ 3c 第1のレジスタ 3d 第2のレジスタ 3e 選択器 3f メモリ部 3g フリップフロップ 3h コンパレータ 4 リセットパルス発生ブロック 4a フリップフロップ 4b カウンタ 4c デコーダ 5 フリップフロップ 6 クリア信号発生部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤、青及び緑の各ディジタル映像信号か
    ら水平方向の画素数を検出し、所定の画素数を検出した
    ときには所定の信号を出力する水平方向画素数検出手段
    と、水平同期信号を基準にして映像信号の開始されるま
    での期間を検出し、同検出が行われ、且つ前記水平方向
    画素数検出手段よりの所定の信号の入力があったときに
    は水平用セットパルスを出力する水平方向映像開始検出
    手段と、前記水平方向映像開始検出手段より水平用セッ
    トパルスが出力されたときには前記所定の画素数経過後
    に水平用リセットパルスを出力する水平用リセットパル
    ス発生手段と、前記水平方向映像開始検出手段よりの水
    平用セットパルスでセットされ、水平用リセットパルス
    発生手段よりの水平用リセットパルスでリセットされ、
    所定パルス幅の水平方向表示制御信号を生成する水平方
    向表示制御信号発生手段とを備え、同水平方向表示制御
    信号により所定ディスプレイ装置の水平方向の表示を制
    御するようにしたことを特徴とする画像表示位置設定回
    路。
  2. 【請求項2】前記水平方向画素数検出手段を、赤、青及
    び緑の各ディジタル映像信号について論理和の演算をな
    す論理和演算回路と、入力一端にレベル的に一定の信号
    が印加され、同入力他端に前記論理和演算回路よりの映
    像データが入力され、同映像データの入力が開始された
    ときには同開始点で所定の信号の出力を水平同期信号周
    期ごとにクリアして行う第1のフリップフロップと、前
    記第1のフリップフロップよりの所定の信号の入力があ
    ったときには所定のクロック信号のカウントを開始して
    カウントデータを出力し、水平同期信号周期ごとにクリ
    アするカウンタと、前記カウンタのカウントデータが所
    定の画素数に達したときには所定の信号を出力するデコ
    ーダと、入力一端に前記論理和演算回路よりの映像デー
    タが入力され、同入力他端に前記デコーダよりの所定の
    信号が入力され、同映像データ及び所定の信号双方の入
    力があったときには所定の画素数を検出したことを示す
    所定の信号を出力する第2のフリップフロップとで構成
    したことを特徴とする請求項1記載の画像表示位置設定
    回路。
  3. 【請求項3】 前記水平方向映像開始検出手段を、水平
    同期信号の立ち下がりを検出しエッジ検出信号を出力す
    るエッジ検出部と、前記エッジ検出信号でクリアしつつ
    所定のクロック信号のカウントを開始し、カウントデー
    タを出力するカウンタと、入力一端に前記水平方向画素
    数検出手段における第1のフリップフロップ出力の所定
    の信号が入力され、入力他端に前記カウンタよりのカウ
    ントデータが入力され、同第1のフリップフロップ出力
    の所定の信号が入力されたときには同カウントデータを
    出力する第1のレジスタと、入力一端に前記水平方向画
    素数検出手段における第2のフリップフロップ出力の所
    定の信号が入力され、入力他端に前記第1のレジスタよ
    りのカウントデータが入力され、同第2のフリップフロ
    ップ出力の所定の信号が入力されたときには同カウント
    データを映像開始検出値として出力する第2のレジスタ
    と、入力一端にレベル的に一定の信号が印加され、同入
    力他端に前記水平方向画素数検出手段における第2のフ
    リップフロップ出力の所定の信号が入力され、同第2の
    フリップフロップ出力の所定の信号が入力されたときに
    は所定の切換信号として出力するフリップフロップと、
    前記映像開始検出値の出力がないときに使用するための
    予め定めたカウント値に相当する初期値を記憶している
    メモリ部と、前記映像開始検出値と初期値とが入力さ
    れ、前記所定の切換信号では映像検出値を選択し、その
    他では初期値を選択するように切り換わる選択器と、前
    記カウンタよりのカウントデータと前記選択器よりの信
    号とのデータが一致したときには水平用セットパルスを
    出力するコンパレータとで構成したことを特徴とする請
    求項1記載の画像表示位置設定回路。
  4. 【請求項4】 前記水平用リセットパルス発生手段を、
    入力一端にレベル的に一定の信号が印加され、同入力他
    端に前記映像開始検出手段におけるコンパレータよりの
    水平用セットパルスが入力され、同セットパルスが入力
    されたときには所定の信号の出力を水平同期信号周期ご
    とにクリアして行うフリップフロップと、前記フリップ
    フロップよりの所定の信号の入力があったときには所定
    のクロック信号のカウントを開始し水平同期信号周期ご
    とにクリアするカウンタと、前記カウンタのカウント値
    が前記所定の画素数に達したときには水平用リセットパ
    ルスを出力するデコーダとで構成したことを特徴とする
    請求項1記載の画像表示位置設定回路。
  5. 【請求項5】 前記水平方向表示制御信号発生手段を、
    前記水平方向映像開始検出手段におけるコンパレータよ
    りの水平用セットパルスでセットされ、前記水平用リセ
    ットパルス発生手段におけるデコーダよりの水平用リセ
    ットパルスでリセットされ、所定パルス幅の水平方向表
    示制御信号を生成するフリップフロップで構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の画像表示位置設定回路。
  6. 【請求項6】 赤、青及び緑の各ディジタル映像信号か
    ら垂直方向の画素数を検出し、所定の画素数を検出した
    ときには所定の信号を出力する垂直方向画素数検出手段
    と、垂直同期信号を基準にして映像信号の開始されるま
    での期間を検出し、同検出が行われ、且つ前記垂直方向
    画素数検出手段よりの所定の信号の入力があったときに
    は垂直用セットパルスを出力する垂直方向映像開始検出
    手段と、前記垂直方向映像開始検出手段より垂直用セッ
    トパルスが出力されたときには前記所定の画素数経過後
    にリセットパルスを出力する垂直用リセットパルス発生
    手段と、前記垂直方向映像開始検出手段よりの垂直用セ
    ットパルスでセットされ、垂直用リセットパルス発生手
    段よりの垂直用リセットパルスでリセットされ、所定パ
    ルス幅の垂直方向表示制御信号を生成する垂直方向表示
    制御信号発生手段とを備え、同垂直方向表示制御信号に
    より所定ディスプレイ装置の垂直方向の表示を制御する
    ようにしたことを特徴とする画像表示位置設定回路。
  7. 【請求項7】 前記垂直方向画素数検出手段を、赤、青
    及び緑の各ディジタル映像信号について論理和の演算を
    なす論理和演算回路と、入力一端にレベル的に一定の信
    号が印加され、同入力他端に前記論理和演算回路よりの
    映像データが入力され、同映像データの入力が開始され
    たときには同開始点で所定の信号の出力を垂直同期信号
    周期ごとにクリアして行う第1のフリップフロップと、
    前記第1のフリップフロップよりの所定の信号の入力が
    あったときには所定のクロック信号のカウントを開始し
    てカウントデータを出力し、垂直同期信号周期ごとにク
    リアするカウンタと、前記カウンタのカウントデータが
    所定の画素数に達したときには所定の信号を出力するデ
    コーダと、入力一端に前記論理和演算回路よりの映像デ
    ータが入力され、同入力他端に前記デコーダよりの所定
    の信号が入力され、同映像データ及び所定の信号双方の
    入力があったときには所定の画素数を検出したことを示
    す所定の信号を出力する第2のフリップフロップとで構
    成したことを特徴とする請求項6記載の画像表示位置設
    定回路。
  8. 【請求項8】 前記垂直方向映像開始検出手段を、垂直
    同期信号の立ち下がりを検出しエッジ検出信号を出力す
    るエッジ検出部と、前記エッジ検出信号でクリアしつつ
    所定のクロック信号のカウントを開始し、カウントデー
    タを出力するカウンタと、入力一端に前記垂直方向画素
    数検出手段における第1のフリップフロップ出力の所定
    の信号が入力され、入力他端に前記カウンタよりのカウ
    ントデータが入力され、同第1のフリップフロップ出力
    の所定の信号が入力されたときには同カウントデータを
    出力する第1のレジスタと、入力一端に前記垂直方向画
    素数検出手段における第2のフリップフロップ出力の所
    定の信号が入力され、入力他端に前記第1のレジスタよ
    りのカウントデータが入力され、同第2のフリップフロ
    ップ出力の所定の信号が入力されたときには同カウント
    データを映像開始検出値として出力する第2のレジスタ
    と、入力一端にレベル的に一定の信号が印加され、同入
    力他端に前記垂直方向画素数検出手段における第2のフ
    リップフロップ出力の所定の信号が入力され、同第2の
    フリップフロップ出力の所定の信号が入力されたときに
    は所定の切換信号として出力するフリップフロップと、
    前記映像開始検出値の出力がないときに使用するための
    予め定めたカウント値に相当する初期値を記憶している
    メモリ部と、前記映像開始検出値と初期値とが入力さ
    れ、前記所定の切換信号では映像検出値を選択し、その
    他では初期値を選択するように切り換わる選択器と、前
    記カウンタよりのカウントデータと前記選択器よりの信
    号とのデータが一致したときには垂直用セットパルスを
    出力するコンパレータとで構成したことを特徴とする請
    求項6記載の画像表示位置設定回路。
  9. 【請求項9】 前記垂直用リセットパルス発生手段を、
    入力一端にレベル的に一定の信号が印加され、同入力他
    端に前記垂直方向映像開始検出手段におけるコンパレー
    タよりの垂直用セットパルスが入力され、同セットパル
    スが入力されたときには所定の信号の出力を垂直同期信
    号周期ごとにクリアして行うフリップフロップと、前記
    フリップフロップよりの所定の信号の入力があったとき
    には所定のクロック信号のカウントを開始し垂直同期信
    号周期ごとにクリアするカウンタと、前記カウンタのカ
    ウント値が前記所定の画素数に達したときには垂直用リ
    セットパルスを出力するデコーダとで構成したことを特
    徴とする請求項6記載の画像表示位置設定回路。
  10. 【請求項10】 前記垂直方向表示制御信号発生手段
    を、前記垂直方向映像開始検出手段におけるコンパレー
    タよりの垂直用セットパルスでセットされ、前記垂直用
    リセットパルス発生手段におけるデコーダよりの垂直用
    リセットパルスでリセットされ、所定パルス幅の垂直方
    向表示制御信号を生成するフリップフロップで構成した
    ことを特徴とする請求項6記載の画像表示位置設定回
    路。
  11. 【請求項11】 前記所定ディスプレイ装置を、プラズ
    マディスプレイ装置としたことを特徴とする請求項1又
    は請求項6記載の画像表示位置設定回路。
  12. 【請求項12】 前記所定ディスプレイ装置を、液晶表
    示装置としたことを特徴とする請求項1又は請求項6記
    載の画像表示位置設定回路。
  13. 【請求項13】 前記水平方向の画素数を640ドット
    としたことを特徴とする請求項1記載の画像表示位置設
    定回路。
  14. 【請求項14】 前記垂直方向の画素数を480ドット
    としたことを特徴とする請求項6記載の画像表示位置設
    定回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270673A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Kawasaki Microelectronics Kk 画像領域検出回路

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