JP3228179B2 - 表示装置 - Google Patents

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JP3228179B2
JP3228179B2 JP12540697A JP12540697A JP3228179B2 JP 3228179 B2 JP3228179 B2 JP 3228179B2 JP 12540697 A JP12540697 A JP 12540697A JP 12540697 A JP12540697 A JP 12540697A JP 3228179 B2 JP3228179 B2 JP 3228179B2
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に係り、特
に陰極線管表示装置と差し替え可能にコンピュータに接
続できるようにした液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の液晶表示装置の一例のブロ
ック図を示す。同図において、通常コンピュータやワー
クステーションからは、水平同期信号と垂直同期信号と
アナログ映像信号(R,G,Bの三原色信号)が出力さ
れて液晶表示装置に入力される。信号源のコンピュータ
やワークステーションのドットクロック、水平同期信号
(Hsync)、垂直同期信号(Vsync)は、機種
や解像度によって様々であり、例を挙げると、以下の表
1のようになる。
【0003】
【表1】 従来の液晶表示装置では、マイクロコンピュータ71は
信号源から水平同期信号及び垂直同期信号を受け、これ
らを一定期間計測し、水平同期信号を計算し、表1のよ
うなテーブルから接続されている信号源のコンピュータ
機種を類推して制御信号を出力する。また、位相同期ル
ープ(PLL)回路74は、水平同期信号及び垂直同期
信号を受け、マイクロコンピュータ71からの制御信号
に基づき、マイクロコンピュータ71により類推された
信号源のコンピュータに対応したドットクロックを再生
する。
【0004】このドットクロックは液晶パネル73に供
給される一方、表示制御回路72に水平同期信号、垂直
同期信号及びアナログ映像信号と共に供給される。表示
制御回路72はマイクロコンピュータ71からの制御信
号に基づき、表示位置が最適になるように制御され、水
平同期信号及び垂直同期信号と共に入力アナログ映像信
号を液晶パネル73に供給する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、最近はコン
ピュータの機種やグラフィックボードが増えたため、水
平同期周波数と垂直同期周波数からだけでは接続したコ
ンピュータの映像信号を特定することが困難になった。
例えば、表2に示した二つの映像信号がある。
【0006】
【表2】 ただし、表2中、Htotalは1水平周期の総クロッ
ク数、Hbackは水平同期信号から映像が始まるまで
のクロック数、Hfrontは映像が終ってから次の水
平同期信号までのクロック数である。
【0007】表2に示すように、二つの映像信号の水
平、垂直の同期信号周波数は非常に近く、かつ、解像度
も同じであるが、水平同期信号から映像信号の始まるタ
イミングと映像が終ってから次の水平同期信号までのタ
イミングがそれぞれ異なっている。従来では、水平同期
周波数と垂直同期周波数からのみ映像信号を識別してい
るが、同期周波数の計測誤差の影響から上記の二つの映
像信号を区別することは困難であり、手動で表示位置な
どの調整を必要とする。
【0008】そこで、従来より、コンピュータ側で表示
装置の諸元を把握し、表示位置が最適な状態で画面表示
ができるように、コンピュータ側で映像信号のタイミン
グを調整する表示装置も知られている(特開平8−95
535号公報)。この表示装置によれば、表示位置の調
整は自動的に行える。
【0009】しかし、この従来装置では、コンピュータ
と表示装置をセットで使用し、コンピュータ側で映像信
号のタイミングを調節するため、表示装置単体で色々な
コンピュータに接続するということはできない。
【0010】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
コンピュータに接続してその映像信号を表示する際に、
同期信号周波数が非常に近似した複数の映像信号の中か
ら入力映像信号を自動的に正確に識別し得る表示装置を
提供することを目的とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、表示装置単体
で色々なコンピュータに接続することが可能な表示装置
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、信号源から出力された水平同期信号、垂
直同期信号及び映像信号が入力され、画像を表示する表
示装置において、入力された水平同期信号及び垂直同期
信号の各同期周波数を計測する計測手段と、計測手段に
より計測した同期周波数に基づき理論解像度を求める解
像度検出手段と、解像度検出手段により求めた理論解像
度に応じた周波数のドットクロックを、水平同期信号及
び垂直同期信号に同期して発生するドットクロック再生
回路と、入力された水平同期信号、映像信号及びドット
クロックから水平方向の映像信号期間と水平方向の映像
開始位置、映像終了位置及び水平クロック数を検出する
映像検出回路と、映像検出回路により検出された映像信
号期間に基づく実測解像度と解像度検出手段よりの理論
解像度とを比較し、比較結果に応じてドットクロック再
生回路より出力されるドットクロックの周波数を、実測
解像度と理論解像度とが一致するように可変制御する制
御手段と、制御手段によるドットクロックの周波数制御
により、実測解像度と理論解像度とがほぼ一致している
時の映像検出回路の検出結果に基づき、1水平周期の総
クロック数、1水平周期内の水平同期信号から映像が始
まるまでのクロック数、1水平周期内の映像が終ってか
ら次の水平同期信号までのクロック数を計算し、その計
算結果と計測手段により計測した水平同期信号及び垂直
同期信号の各同期周波数とにより、予め保持していたテ
ーブルを参照して、信号源から出力される映像信号の種
類を識別する識別手段とを有する構成としたものであ
る。
【0013】本発明では、計測手段により計測した同期
周波数に基づき求めた理論解像度と、入力された水平同
期信号、映像信号及びドットクロックから映像検出回路
により検出された水平方向の映像信号期間に基づく実測
解像度とを比較し、その比較結果に応じてドットクロッ
クの周波数を、実測解像度と理論解像度とが一致するよ
うに可変制御し、そのときの映像検出回路の検出結果に
基づき、信号源から出力される映像信号の種類を識別す
るようにしたため、同期信号周波数がほぼ同一で、か
つ、表示位置やドットクロック周波数に違いのある映像
信号の種類を自動的に、かつ、正確に識別できる。ま
た、本発明によれば、表示装置側で映像信号の種類の自
動識別ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる表示装置の
一実施の形態のブロック図を示す。同図において、本実
施の形態の表示装置は、接続されている信号源、すなわ
ちコンピュータから水平同期信号及び垂直同期信号とア
ナログ映像信号(三原色信号)が入力される液晶表示装
置である。
【0015】この液晶表示装置のマイクロコンピュータ
11は、入力信号のうち水平同期信号及び垂直同期信号
を一定時間計測し、水平周波数及び垂直周波数を計算
し、前記表1のようなテーブルから信号源、すなわちコ
ンピュータの機種を類推し、そのコンピュータに対応し
たドットクロックを再生するようにPLL回路14を制
御する。
【0016】映像検出回路15は、PLL回路14で再
生したドットクロックを用いて、映像信号のうち表示可
能な有効な映像信号が、入力水平同期信号から数えて何
クロック目から開始して、何クロック目に終了するか検
出し、それぞれ映像開始位置及び映像終了位置としてマ
イクロコンピュータ11に出力する。マイクロコンピュ
ータ11は、映像終了位置の値から映像開始位置の値を
引いて有効画面の水平方向の画面サイズすなわち水平解
像度を計算し、この値と、先に水平同期信号と垂直同期
信号から類推した信号源の水平解像度とを比較し、誤差
が無くなるようにPLL回路14を制御し、ドットクロ
ックの周波数を調整する。
【0017】ドットクロックの周波数が適正な値に調整
された後、再び映像検出回路15は適正な値に調整され
たドットクロックを用いて、映像開始位置と映像終了位
置及び水平同期信号から次の水平同期信号までのクロッ
ク数(水平クロック数)を検出し、マイクロコンピュー
タ11にその検出結果を出力する。マイクロコンピュー
タ11は、表2のようなテーブルを使って、Htota
l、Hback、Hfrontの値を比較することによ
り、詳細な信号識別を行い、その結果を基に最適な映像
が表示できるように表示制御回路12及び液晶パネル1
3を制御する。
【0018】図2は映像検出回路15の一実施の形態の
ブロック図を示す。映像検出回路15は、ドットクロッ
クカウンタ21、信号レベル比較回路22、映像開始位
置検出回路23、映像終了位置検出回路24及び水平ク
ロック数検出回路25から構成されている。ドットクロ
ックカウンタ21は、コンピュータからの水平同期信号
の入力時にクリアされ、それ以外は常時図1のPLL回
路14の出力ドットクロックを計数している。
【0019】信号レベル比較回路22は、常時コンピュ
ータからの映像信号を無信号レベルと比較し、映像信号
が無信号レベルより大きい時、すなわち表示可能な映像
信号が入力されている時に出力をハイレベルにし、映像
信号が無信号レベルより小さい時、すなわち表示可能な
映像信号が入力されていない時に出力をローレベルにす
る。
【0020】映像開始位置検出回路23は、コンピュー
タからの水平同期信号が入力された後、最初に信号レベ
ル比較回路22の出力信号がローレベルからハイレベル
になった時、すなわち1水平周期内での映像開始位置の
ドットクロックカウンタ21の値を保持し、映像開始位
置として出力する。
【0021】映像終了位置検出回路24は、コンピュー
タからの水平同期信号が入力された後、次の水平同期信
号が入力される直前に信号レベル比較回路22の出力信
号がハイレベルからローレベルになった時、すなわち1
水平周期内での映像終了位置のドットクロックカウンタ
21の値を保持し、映像終了位置として出力する。
【0022】水平クロック数検出回路25は、水平同期
信号が入力された直後(水平同期信号の後縁)から再び
次の水平同期信号が入力された時(次の水平同期信号の
前縁)までの1水平周期(水平同期信号期間を除く)の
ドットクロックカウンタ21の値を保持し、水平クロッ
ク数として出力する。映像終了位置から映像開始位置を
引いた値が水平方向の画面サイズ(実測解像度)とな
る。
【0023】次に、マイクロコンピュータ11による信
号識別時の処理動作について詳細に説明する。図3は本
発明の一実施の形態による信号識別時の処理を説明する
フローチャートを、また図6はこの信号識別に用いる信
号識別表の一例を示す。図3において、マイクロコンピ
ュータ11は、まず、コンピュータから入力される水平
同期信号と垂直同期信号を一定時間計測し、その同期信
号周波数を計算する(ステップ31)。続いて、得られ
た同期信号周波数に基づき、図6の信号識別表を使って
入力信号の解像度を求め、これを理論解像度とする(ス
テップ32)。
【0024】ここで、図6に示す信号識別表は、液晶表
示装置に入力される可能性のある複数種類の映像信号の
諸元を一覧表にしたもので、各映像信号のそれぞれにつ
いて、信号名、解像度、ドットクロック周波数(単位M
Hz)、水平同期周波数(Hsync:単位kHz)、
垂直同期周波数(Vsync:単位Hz)、1水平周期
の総クロック数Htotal、水平同期信号から映像が
始まるまでのクロック数Hback及び映像が終ってか
ら次の水平同期信号までのクロック数Hfrontを表
したものである。
【0025】以上のステップ32までが従来と同じ方法
であり、この段階で図6に示す信号名AやBの映像信号
は特定できるが、信号名C〜Eの映像信号は水平同期周
波数同士、垂直同期周波数同士が極めて近似しており、
かつ、解像度も同じであるために特定できない。
【0026】そこで、この実施の形態では以下の処理を
行う。マイクロコンピュータ11は、図2と共に説明し
たように映像検出回路15により検出された映像開始位
置及び映像終了位置が映像検出回路15より入力され
(ステップ33)、映像終了位置から映像開始位置を差
し引くことにより実測解像度を算出し(ステップ3
4)、この実測解像度が前記理論解像度と一致するかど
うか比較する(ステップ35)。
【0027】実測解像度と理論解像度とが不一致の場合
は、マイクロコンピュータ11はPLL回路14を制御
する(ステップ36)。このPLL回路14の制御で
は、理論解像度と実測解像度の比でドットクロック周波
数を調整する。例えば、水平同期信号と垂直同期信号か
ら類推した信号源の理論解像度が1280ドットで、ド
ットクロック周波数が96.75MHzであり、映像終
了位置が1311クロックで映像開始位置が185クロ
ックであったとすると、実測解像度は1126(=13
11−185)ドットとなる。
【0028】本来、1280ドットであるべき有効な映
像データが1126ドットとして検出されたのは、ドッ
トクロックの周波数が低過ぎたためであるので、ステッ
プ36の計算に従って、 96.75×(1280/1126)≒110(MH
z) となるように、PLL回路14を制御する。
【0029】このように、ステップ36でPLL回路1
4を制御してPLL回路14から適切な値のドットクロ
ック周波数が得られるように調整した後、映像検出回路
15により映像開始位置と映像終了位置及び水平クロッ
ク数を検出させる(ステップ37)。また、ステップ3
5の比較で理論解像度と実測解像度とが一致している比
較結果が得られた場合は、既にPLL回路14のドット
クロック周波数が適切な値であるので、ステップ36の
処理を行うことなくステップ37に進んで、映像検出回
路15により映像開始位置と映像終了位置及び水平クロ
ック数を検出させる。
【0030】続いて、マイクロコンピュータ11は映像
検出回路15から入力された映像開始位置と映像終了位
置及び水平クロック数に基づいて、水平クロック数を1
水平周期の総クロック数Htotalとし、映像開始位
置を水平同期信号から映像が始まるまでのクロック数H
backとし、映像終了位置から映像開始位置を差し引
いた値を、映像が終ってから次の水平同期信号までのク
ロック数Hfrontとして計算する(ステップ3
8)。最後に、図6の信号識別表を用いて、入力映像信
号を特定する(ステップ39)。
【0031】このように、本実施の形態によれば、従来
は識別不能だった同期信号の周波数が似通っていて、か
つ、映像信号の表示位置やドットクロックに違いのある
信号を自動的に識別でき、しかも表示装置で識別できる
ので、表示装置単体で種々のコンピュータに接続するこ
とができる。
【0032】
【実施例】次に、映像検出回路15の実施例について説
明する。図4は映像検出回路15の一実施例の回路図、
図5は図4の動作説明用信号波形図を示す。図4中、図
2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。図4において、映像開始位置検出回路23は、A
ND回路231、フリップフロップ(F/F)232及
びラッチ回路233より構成されている。映像終了位置
検出回路24は、NOT回路241、243と、その出
力信号がクロック端子に印加されるラッチ回路242、
244とから構成されている。また、水平クロック数検
出回路25は、NOT回路251及びラッチ回路252
から構成されている。
【0033】次に、この実施例の動作について図5の信
号波形図を併せ参照して説明する。いま、図5(A)に
示す水平同期信号と同図(B)に示す映像信号が入力さ
れた場合、ドットクロックカウンタ21は水平同期信号
のローレベル期間でクリアされ、ハイレベル期間でドッ
トクロックを計数している。また、信号レベル比較回路
22は、図5(B)の映像信号と無信号レベルを比較
し、映像信号レベルが無信号レベルよりも大きい時ハイ
レベル、小さい時ローレベルの、図5(C)に示す信号
を出力する。
【0034】すると、信号レベル比較回路22の出力信
号が最初にハイレベルになった時(すなわち、映像開始
位置になった時)にAND回路231の出力信号がハイ
レベルになり、フリップフロップ232をトリガし、そ
のQ出力をハイレベルとし、Qバー出力をローレベルと
する。Qバー出力がローレベルになることにより、AN
D回路231の出力信号は瞬時に図5(D)に示すよう
に、ローレベルとなる。また、ラッチ回路233のクロ
ック端子に印加される、図5(E)に示すフリップフロ
ップ232のQ出力信号がハイレベルになった時点で、
すなわち、映像開始位置になった時点でラッチ回路23
3がドットクロックカウンタ21の計数値を保持する。
【0035】一方、信号レベル比較回路22の出力信号
はNOT回路241により極性が反転されて、図5
(F)に示す如き信号とされた後ラッチ回路242のク
ロック端子に印加されるため、ラッチ回路242は図5
(F)に示す信号の立ち上がりでドットクロックカウン
タ21の計数値を保持する。また、水平同期信号はNO
T回路243により極性が反転されて、図5(G)に示
す如き信号とされた後ラッチ回路244のクロック端子
に印加されるため、ラッチ回路244は図5(G)に示
す信号の立ち上がりでラッチ回路242の値を保持す
る。従って、ラッチ回路244には、水平同期信号の直
前にラッチ回路242に保持された値、すなわち、映像
終了位置のドットクロックカウンタ21の計数値が保持
されることとなる。
【0036】また、水平同期信号はNOT回路251に
より極性が反転されて、図5(G)に示す如き信号とさ
れた後ラッチ回路252のクロック端子に印加されるた
め、ラッチ回路252は図5(G)に示す信号の立ち上
がり(水平同期信号の前縁に相当)でドットクロックカ
ウンタ21の計数値、すなわち水平クロック数を保持す
る。
【0037】なお、以上の実施の形態及び実施例では液
晶表示装置を例にとって説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、プラズマディスプレイパネルな
どのドットクロックを再生する表示装置全般に広く適用
できるものである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来は識別不能であった同期信号周波数がほぼ同一で、
かつ、表示位置やドットクロック周波数に違いのある映
像信号の種類を自動的に識別できるため、これらの映像
信号に対して自動的に最適な状態で表示でき、手動によ
る表示位置などの調整を不要にできるため、操作性を向
上できる。
【0039】また、本発明によれば、表示装置側で映像
信号の種類の自動識別ができるため、信号源として各種
の機種のコンピュータに接続することができ、汎用性を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】図1中の映像検出回路の一実施の形態のブロッ
ク図である。
【図3】本発明の信号識別処理説明用フローチャートで
ある。
【図4】図1中の映像検出回路の一実施例の回路図であ
る。
【図5】図4の動作説明用信号波形図である。
【図6】本発明の信号識別に用いる信号識別表の一例を
示す図である。
【図7】従来の一例のブロック図である。
【符号の説明】
11 マイクロコンピュータ 12 表示制御回路 13 液晶パネル 14 位相同期(PLL)回路 15 映像検出回路 21 ドットクロックカウンタ 22 信号レベル比較回路 23 映像開始位置検出回路 24 映像終了位置検出回路 25 水平クロック数検出回路 231 AND回路 232 フリップフロップ(F/F) 233、242、244、252 ラッチ回路 241、243、251 NOT回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/06 G09G 5/00 520W

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号源から出力された水平同期信号、垂
    直同期信号及び映像信号が入力され、画像を表示する表
    示装置において、 入力された前記水平同期信号及び垂直同期信号の各同期
    周波数を計測する計測手段と、 前記計測手段により計測した同期周波数に基づき理論解
    像度を求める解像度検出手段と、 前記解像度検出手段により求めた前記理論解像度に応じ
    た周波数の前記ドットクロックを、前記水平同期信号及
    び垂直同期信号に同期して発生するドットクロック再生
    回路と、 入力された前記水平同期信号、映像信号及びドットクロ
    ックから水平方向の映像信号期間と水平方向の映像開始
    位置、映像終了位置及び水平クロック数を検出する映像
    検出回路と、 前記映像検出回路により検出された映像信号期間に基づ
    く実測解像度と前記解像度検出手段よりの理論解像度と
    を比較し、比較結果に応じて前記ドットクロック再生回
    路より出力されるドットクロックの周波数を、前記実測
    解像度と理論解像度とが一致するように可変制御する制
    御手段と、 前記制御手段による前記ドットクロックの周波数制御に
    より、前記実測解像度と理論解像度とがほぼ一致してい
    る時の前記映像検出回路の検出結果に基づき、1水平周
    期の総クロック数、1水平周期内の水平同期信号から映
    像が始まるまでのクロック数、1水平周期内の映像が終
    ってから次の水平同期信号までのクロック数を計算し、
    その計算結果と前記計測手段で計測した前記水平同期信
    号及び垂直同期信号の各同期周波数とにより、予め保持
    していたテーブルを参照して、前記信号源から出力され
    る映像信号の種類を識別する識別手段とを有することを
    特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、制御前のドットクロッ
    ク周波数に(前記理論解像度/前記実測解像度)で表さ
    れる比を乗じた値に、前記ドットクロック周波数を可変
    制御することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記映像検出回路は、 前記水平同期信号によりクリアされ、前記ドットクロッ
    クを計数するドットクロックカウンタと、 前記映像信号と所定のレベルとを大小比較する信号レベ
    ル比較回路と、 1水平周期内で前記信号レベル比較回路の出力信号に基
    づき、前記映像信号が開始した時のドットクロックカウ
    ンタの計数値を映像開始位置として保持する第1の検出
    回路と、 1水平周期内で前記信号レベル比較回路の出力信号に基
    づき、前記映像信号が終了した時のドットクロックカウ
    ンタの計数値を映像終了位置として保持する第2の検出
    回路と、 1水平周期内で前記信号レベル比較回路の出力信号に基
    づき、前記水平同期信号の後縁から次の水平同期信号の
    前縁までのドットクロックカウンタの計数値を水平クロ
    ック数として保持する第3の検出回路とからなり、前記
    制御手段は、前記映像終了位置から前記映像開始位置を
    差し引いた値を前記実測解像度とすることを特徴とする
    請求項1記載の表示装置。
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