JPH1049103A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH1049103A
JPH1049103A JP8204652A JP20465296A JPH1049103A JP H1049103 A JPH1049103 A JP H1049103A JP 8204652 A JP8204652 A JP 8204652A JP 20465296 A JP20465296 A JP 20465296A JP H1049103 A JPH1049103 A JP H1049103A
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display
signal
unit
synchronization signal
control device
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JP8204652A
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English (en)
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Yoshikazu Shibamiya
芳和 柴宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストコンピュータから送られて来る画像信
号を、そのホストコンピュータの機種に応じたドットク
ロック周波数、フロントポーチ、バックポーチ等の表示
パラメータを以ってドットマトリクス表示パネルで表示
する。 【解決手段】 入力画像信号S1はA/D変換、補間の
処理を受けてデジタル画像処理部4に送られると共に、
同期信号HD、VDが分離され、その周期が同期信号測
定部102で測定される。この測定値に応じてシステム
制御部2はメモリ部13に格納されたテーブルから対応
する表示パラメータを読み出し、これに応じてA/D変
換器103及びデジタル画像処理部4等を制御し、デジ
タル画像処理部4はライン表示画像データS5及び表示
アドレスADを出力してドットマトリクス表示パネル5
の表示を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドットマトリクス
ディスプレイの表示を制御するのに用いて好適な表示制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、パソコン、ワークステーションと
いったホストコンピュータ装置の表示装置として、ラス
タスキャン型のいわゆるCRT表示装置が広く使用され
ている。しかしながら、昨今、省スペース、省エネルギ
ー、エルゴノミクスなどの点から、液晶パネル、プラズ
マデスプレイといったフラットパネル表示装置が注目さ
れている。上記ホストコンピュータ装置から上記CRT
表示装置に送られる信号としては、いわゆるヒデオ信
号、すなわちアナログの画像データと、垂直及び水平同
期信号あるいはこれらの複合信号(コンポジット信号)
との組み合わせが使用されるが、これらの信号には非常
に多くの仕様があり、特にパーソナルコンピュータでは
複数の解像度を有する場合がある。
【0003】例えばIBM社のPC互換などは、縦横の
画像数が320*200、640*400、720*4
00、640*350、640*480、800*60
0、1024*768、1280*1024などの各表
示が可能な機器がある。これに対してCRT表示装置で
は、いわゆるマルチシンクCRT表示装置と呼ばれるも
のが存在し、上記ビデオ信号の同期信号を測定し、走査
線の駆動周期と振れ幅を上記ビデオ信号の同期信号に合
わせることで対応しているが、これはCRT表示装置の
最小表示画素を決定するシャドーマスクのピッチがビテ
オ信号の表示解像度からくる画素ピッチより小さいため
に可能なことである。
【0004】一方、現在の液晶パネルやプラズマといっ
たドットマトリクスディスプレイは性能的に「1画素が
CRTのシャドウマスクに比べて大きい」、「制御がデ
ジタルに向いている」ため、入力されたアナログビデオ
信号を表示パネルの横解像度に合わせてA/D変換し
(オーバーサンプリング)、その後垂直のみ補間処理を
施す、あるいは入力されたアナログビデオ信号を解像度
に合わせてA/D変換し、その後水平垂直とも補間処理
を施し、表示するという二つの方式が考えられるが、ビ
デオ信号のジッタによる画像のちらつきの発生を考慮す
ると前者の方式は採用しがたい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】液晶パネル、プラズマ
ディスプレイといったドットマトリクス表示装置におい
て、前述のようなビデオ信号を表示パネルの横解像度に
合わせてA/D変換し水平、垂直補間を行うような方式
で、マルチシンクCRT表示装置と同等な機能を有する
ためには、入力ビデオ信号に対応したサンプリングクロ
ックが必要になる。しかしながら、現在ではCRT表示
装置に入力されるようなビデオ信号には、A/D変換の
サンプリングを決定するための、水平方向の画素のドッ
トクロック周波数に関する情報が含まれていない。
【0006】そこで、ドットマトリクス表示装置内に、
あらかじめ接続される可能性のあるホストコンピュータ
から送られて来るビデオ信号あるいは同期信号から得ら
れるパラメータや、その機種のドットクロック周波数、
フロントポーチ等のパラメータをドットマトリクス表示
装置内のメモリに機種対応表示パラメータとして格納し
ておき、ホストコンピュータが接続されるとまず同期信
号を測定し、できる限りホストコンピュータの機種を特
定し、上記メモリからその機種対応のドットクロック周
波数を読み出し、その周波数でサンプリングする必要が
ある。そのためには、表示装置でのビデオ信号の測定精
度を高め、より多くの機種をより正確に判別できるよう
にする必要があるが、同期信号に含まれるジッタのため
に、正確な測定ができないことがあるという問題があっ
た。
【0007】尚、従来よりCRTの中にも同様の機能を
持つものがあるが、これは表示位置の自動調整等のより
精度の高い表示を行うための付加機能であって、CRT
にとって他機種、多解像度を表示する上での必須技術で
はないため、その測定精度はそれほど高い必要はなく、
上記のジッタも問題にならないため、同期信号をマイク
ロコンピュータ等で直接測定するような簡単なものであ
った。
【0008】従って、本発明は同期信号を高い精度で測
定することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては、画像
信号にける同期信号の複数の周期に対応して複数の表示
パラメータを記憶する記憶手段と、上記同期信号を位相
制御するPLL手段と、上記位相制御された同期信号の
周期を測定する測定手段と、上記測定された周期に基づ
いて上記記憶手段から読み出した上記表示パラメータに
応じて上記画像信号を表示する表示手段の動作を制御す
る制御手段とを設けている。
【0010】
【作用】本発明によれば、記憶手段には予め複数の表示
パラメータを同期信号の周期毎に記憶しておく。測定手
段は、画像信号における同期信号をPLL手段で位相制
御してジッタを軽減された同期信号の周期を測定する。
制御手段は測定された周期により記憶手段から対応する
表示パラメータを読み出し、読み出された表示パラメー
タに基づいて表示手段の動作を制御する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態
による表示制御装置のブロック図である。本表示制御装
置は、PC(パソコン)、WS(ワークステーション)
等で生成されたアナログコンピュータ信号を入力として
受け取り表示することができるような装置である。図1
において、1はPC(パソコン)、WS(ワークステー
ション)等のホストコンピュータにおけるアナログ画像
信号の処理ブロックであって、同期信号分離部101、
同期信号測定部102、A/D変換部103、クロック
発生部104、補間部105、OSD切換部106から
なる。
【0012】上記同期信号分離部101は、上記ホスト
コンピュータ等からのRGB画像信号と、コンポジット
シンク、セパレートシンクまたはシンクオングリーンな
どの同期信号から成るビデオ信号s1を入力し、画像信
号s2と同期信号とを分離する。さらに分離された同期
信号から負極性の水平、垂直同期信号HD、VDと同期
信号極性信号PDとが生成される。
【0013】そして、画像信号s2はA/D変換変換器
103へ出力される。また、水平、垂直同期信号HD、
VDは同期信号測定部102、クロック発生部104、
補間処理部105及びシステム制御部2へ出力される。
同期信号極性信号PDは、水平、垂直同期信号HD、V
Dの極性を示すものであり、同期信号測定部102、及
びシステム制御部2へ出力される。
【0014】同期信号測定部102は、上記各信号H
D、VD、PDを入力し、その測定結果を制御バス3を
通じてシステム制御部2へ出力する。
【0015】A/D変換部103は、上記同期信号分離
後のアナログRGB信号を含む画像信号s2をクロック
発生部104よりのドットクロックCK1によってサン
プリングしデジタル画像データs3に変換し補間部10
5へ出力する。
【0016】クロック発生部104は、アナログで入力
された画像信号s1をデジタル画像信号s3に変換する
ために、システム制御部2がビデオ信号の機種、表示モ
ード判定後、このクロック発生部104の制御レジスタ
に、1水平ライン中のドットクロック数(PLLのVC
O分周比)、水平表示開始ドット数、等の各種パラメー
タをセットする。これによって、画像信号s1のサンプ
リング用のクロック、ドットクロックCK1、水平表示
開始位置信号CK2、位相調整用済み水平同期信号CK
3の発生、制御を行う。
【0017】補間部105は、A/D変換器103より
得られるデジタル化されたRGBの画像データs3を、
水平表示開始位置信号CK2、システム制御部2より制
御バス3を通して送られてくる垂直開始位置信号、補間
倍率パラメータによって補間処理、位置調整を施し、ド
ットマトリクス表示パネル5の表示解像度に合わせた解
像度を有する画像データs4に変換する。
【0018】次に、4はデジタル画像処理部であって、
補間部105よりの画像データs4をドットマトリクス
表示パネル4が表示するための各種の処理、制御を行
う。5は画像表示用の液晶等を用いたいわゆるドットマ
トリクス表示パネルで、デジタル画像処理部で処理され
た画像データs5を表示する。
【0019】6は電源部であって、本表示制御装置への
電源の供給を行っている。2はシステム制御部であっ
て、マイクロコンピュータ等で構成され、制御バス3、
7〜10を通じて図1の各部を全般にわたって統括的に
制御している。11はキー入力部であって、後述するよ
うにOSDで行われる各部調整機能を操作する操作キー
等を有し、システム制御部2によって制御されている。
【0020】12はOSD(on screen display )制御
部であって、制御バス8を通じシステム制御部2によっ
て制御され、OSDデータ出力し、OSD切換部106
で画像データs4と切り替えている。13は不揮発性メ
モリ部であって、システム制御バス3を通じシステム制
御部2によって制御され、前記各種ホスト装置の同期信
号等各種パラメータの表示モードテーブル、後述のOS
D操作で行われる各種機能のイニシャルデータ、及びユ
ーザープリセットデータ等を格納している。
【0021】次に、上記同期信号測定部102、デジタ
ル画像処理部5及びドットマトリクス表示パネル4のさ
らに詳細な構成について説明する。図2に同期信号測定
部102の詳細を示す。図2において、2001は、入
力される水平同期信号HDのジッタ軽減用のPLL回路
であって、位相比較器、LPF(ローパスフィルタ)、
VCO(電圧制御発振器)からなり、LPFの値を適宜
に選ぶことにより、HDのジッタを軽減した水平同期信
号HD0 を出力する。また、位相比較器に位相比較イネ
ーブル制御信号cs207が与えられており、システム
制御部2より、制御レジスタ207を通して、VDに同
期したHDカウント値によって位相比較を行うかどうか
制御できる。
【0022】2002は、入力される垂直同期信号VD
のジッタ軽減用PLL回路であり、これもPLL回路2
001と同様に構成され、LPFの値を適宜に選ぶこと
により、VDのジッタを軽減した垂直同期信号VD0
出力する。201は、クロックジェネレータであって、
水平同期信号HD及び垂直同期信号VDの周期測定のた
めに、周期よりも十分高い周波数であらかじめ決められ
た周波数のクロック、cs203及びcs204を発生
する。
【0023】202は、水平同期信号HD0 の周期測定
用のカウンタであって、PLL回路2001を通った水
平同期信号HD0 の立ち下がりから次の立ち下がりまで
の一周期にクロックジェネレータ201より周波数のク
ロックcs203をカウントし、その測定カウント値
「PHD1」は、HDの立ち下がりに同期して、FIF
O205へ書き込まれる。
【0024】203は、入力された直接の水平同期信号
HDの周期測定用のカウンタであって、水平同期信号H
Dの立ち下がりから次の立ち下がりまでの一周期にクロ
ックジェネレータ201より周波数のクロックcs20
3をカウントし、その測定カウント値「PHD2」は、
HDの立ち下がりに同期して、FIFO206へ書き込
まれる。
【0025】205はFIFOで、上記PHD1を、1
VD周期以上にわたって格納する。206は、FIFO
で、上記PHD2及び水平同期信号周期測定時における
VDのベレル(LVVD)のデータを1VD周期以上に
わたって格納する。このデータは、R/W制御部230
を通して制御バス3から読み出すことができ、これによ
って、水平同期信号の周期PHD1あるいはPHD2の
測定値が得られるとともに、VDのレベル(LVVD)
よりPHD2測定時に垂直同期信号が垂直有効期間であ
るか、垂直ブランク期間であるかを判別できる。
【0026】207は、上記位相比較イネーブル制御信
号cs207を出力する制御レジスタ及びコンパレータ
であって、システム制御部2によって、指定された比較
HD値とHD数カウンタ211によって位相比較器を制
御し、PLL回路2001の位相ロックを制御する。2
11は、垂直同期信号VD1周期中の水平同期信号HD
の数を測定するためのカウンタであって、垂直同期信号
VDの立ち上がりから次の立ち上がりまでの1周期、水
平同期信号HDをクロックとしてカウントし、その測定
カウント値「NHD」を、VDの立ち上がりに同期し
て、レジスタ214へ書き込む。
【0027】212は、垂直同期信号VDの周期測定用
のカウンタであって、垂直同期信号VDの立ち上がりか
ら次の立ち上がりまでの1周期、クロックジェネレータ
201より周波数のクロックcs204をカウントし、
その測定カウント値「PVD」を、VDの立ち上がりに
同期して、レジスタ214へ書き込む。213は、垂直
同期信号VDのブランク時間TVD(垂直同期信号VD
のレベルが「0」)の測定を行うカウンタであって、垂
直同期信号LDの立ち下がりでリセットされ、そこから
次の立ち上がりまで、クロックジェネレータ201より
周波数のクロックcs204をカウントし、その測定カ
ウント値「TVD」を、VDの立ち上がりに同期して、
レジスタ214へ書き込む。
【0028】214はレジスタであって、上記NHD、
PVD、TVD及びVD、HDの極性をVDに同期して
格納し、その値の書き込み終了に伴って、R/W制御部
230を通じて制御バス3へ制御信号を出力する。23
0は、R/W制御部であって、FIFO205、レジス
タ214、制御バス3とのデータ転送を制御する。
【0029】次に、図3はデジタル画像処理部4とドッ
トマトリクス表示パネル5の構成を示す。まず、デジタ
ル画像処理部4において行われる処理について説明す
る。補間部105で補間され出力されたデジタルR、
G、B画像データs4は、コントラスト調整部401に
おいてγ補正処理および階調調整処理される。
【0030】ガンマ補正および階調調整されたデータは
中間調処理402により、例えばED(誤差拡散)法や
ディザ法等の中間調処理が施される。動き検出部404
は、中間調処理される前の表示データをスチールして、
一定値以上変化のあった水平ラインを検出し、この結果
を前記システム制御部2に転送し、システム制御部2は
フレームバッファ403に格納されているフレーム表示
データの内、上記動き検出されたライン表示画像データ
s5のみをラインアドレスデータADと共に出力する。
【0031】ドットマトリクス表示パネル5は、図のご
とく表示制御部501と表示装置502からなり、デジ
タル画像処理部4で処理された画像データ信号s5を表
示する。すなわち表示制御部501が、表示装置502
の上記ラインアドレスデータADで指定された垂直位置
に上記ライン表示画像データs5を表示するものであ
る。
【0032】次に同期信号測定回路102による同期信
号測定に関して図4〜7を用いて説明する。図4、図5
は一般的なビデオ信号(画像信号)の波形を示してい
る。本実施の形態で使用される前述のドットマトリクス
表示パネル5に画像信号を最適に表示するためには、前
述した水平、垂直同期信号HD、VDの周期PHD、V
D値LVVD、1VD周期中の水平同期信号HDの数、
また垂直同期信号VDの同期パルス幅VHDといった実
際に表示装置に接続された同期信号から直接測定できる
パラメータの他に、図4、図5に示される水平、垂直表
示開始時間、フロントポーチ、バックポーチ、そして画
像信号のドットクロックといったパラメータが必要にな
ってくる。
【0033】本実施の形態においては、図1の不揮発性
メモリ部13に、本表示制御装置と接続が予想されるホ
スト装置のビデオ信号の上記パラメータをあらかじめ測
定したものを表示モードテーブルとして記憶している。
この表示モードテーブルには、この他後述する表示モー
ドを特定できない場合に使用するデフォルトパラメータ
も一組有している。このデフォルトパラメータは、本表
示制御装置の表示パネル5の解像度と一般的なビデオ信
号とから最も適すると思われる値となっているが、その
ホスト装置に完全対応したものではないので前記OSD
等を使用し、ユーザ調整が必要となる。但し、この場合
はちらつき等の画質を含めて最適に表示できるとは限ら
ない。
【0034】図6、図7は、同期信号の検出、機種の特
定手順を示したものである。まず、ステップS1におい
て、システム制御部2内のマイクロコンピュータは、同
期信号測定部102のR/W制御部203を制御し、位
相比較イネーブル制御レジスタ207を常にイネーブル
になるように設定し、その後垂直同期信号VDの立ち上
がりに同期してFIFO205、206、レジスタ部2
14の測定内容をシステム制御部2へ取り込む。
【0035】次にステップS2において、それ以前に決
定されて不揮発性メモリ部13に格納されているHD、
VDと変化があるかどうかを比較し、変化があったと判
定されるとステップS3へ進む。変化がないときはステ
ップS1へ戻って測定を繰り返す。ステップS3では、
FIFO206内の入力したHDを直接測定したHDカ
ウント値がVD有効期間中(本実施の形態ではHD、V
Dとも負極性なのでVDが“LOW”の期間)と、VD
ブランキング期間中(本実施の形態ではHD、VDとも
負極性なのでVDが“HIGH”の期間)で大きく異な
るかどうかを判定する。これは機種によっては、上記V
Dの有効期間中とブランキング期間中でHD周期の異な
るものがあるためである。違いが認められた場合は、位
相比較イネーブル信号cs207をイネーブルのままで
は、PLL回路2001が位相ロックしない場合がある
ため、ステップS11へ進み処理を行う。認められない
場合はステップS4へ進む。
【0036】ステップS4では、HD周期は1種類であ
るのでFIFO205内のPLL/VCOを経由したH
D信号で測定したHDカウント値によって、HDカウン
ト値及びVD有効期間中のHD数、VDブランキング中
のHD数、HD、VDの極性といったいくつかのパラメ
ータの仮決定を行う。同時にVDカウント値もレジスタ
部214内の値より仮決定する。そして、ステップS5
へ進み、この仮決定のための同期信号測定、HDカウン
ト値、VDカウント値の仮決定のプロセスを3回繰り返
す。
【0037】次にステップS6に進み、上記3回のHD
カウント値、VDカウント値及び上記他のいくつかのパ
ラメータの仮決定値が同じかどうかを判定する。同じで
あればHDカウント値、VDカウント値は確定したとし
てステップS7へ進み、同じでない場合はなにかの要因
でまだ確定できないか、HD、VDに変化がなかったと
して、ステップS1へ戻る。ステップS7では、確定し
たHD、VDとメモリ部13内の表示モードテーブルと
比較する。そしてステップS8において一致するものが
あれば、機種を特定できたと判定し、ステップS9へ進
み、上記表示モードテーブル内から該当機種のVCO分
周値、表示開始位置等のパラメータをクロック発生部1
04へセットする。
【0038】ステップS8で一致しない場合は機種は特
定できなかったと判定してステップS10へ進み、確定
したHD、VDに最も最適だと思われるVCO分周値、
表示開始位置等のパラメータをクロック発生部104へ
セットし、ステップS1へ戻る。
【0039】一方、ステップS3でFIFO206内の
入力したHDを直接測定したHDカウント値がVD有効
期間中(本実施の形態ではHD、VDとも負極性なので
VDが“LOW”の期間)と、VDブランキング期間中
(本実施の形態ではHD、VDとも負極性なのでVDが
“HIGH”の期間)で違いが認められた場合は、HD
周期が2つあると判定してステップS11へ進む。ステ
ップS11では、まずVD有効期間中のHDを測定する
ために、VD有効期間中にPLL回路2001が位相ロ
ックするように、レジスタ部214内のVD周期とVD
ブランキング期間を基に制御レジスタ207にセットを
行う。
【0040】この後ステップS12へ進み、1VD周期
の同期信号を測定し、得られたFIFO205、20
6、レジスタ部207内の値をシステム制御部2へ取り
込み、VD有効期間中のHD(HD1)とVD及びVD
有効期間中のHD数、VD有効期間中のHD数、HD、
VDの極性といったいくつかのパラメータ仮決定を行
う。
【0041】次にステップS13で、今度はVDブラン
キング中にPLL回路2001がロックするように前記
と同様にPLL制御レジスタ207をセットしステップ
S14へ進む。ステップS14では、ステップS12と
同様に1VD周期の同期信号を測定し、得られたFIF
O205、206、制御レジスタ部207内の値をシス
テム制御部2へ取り込み、VDブランキング期間中のH
D(HD2)とVD及びVDブランキング期間中のHD
数、VDブランキング中のHD数、HD、VDの極性と
いったいくつかのパラメータ仮決定を行う。
【0042】この後、ステップS15へ進み、ステップ
S11〜S14の測定を3回繰り返す。そして、ステッ
プS16でこの3回の測定結果が同じであるかどうかを
判定する。同じであると判定した場合は、ステップS1
7へ進み、入力されたビデオ信号のVD、HD1、HD
2及びVD有効期間中のHD数、VDブランキング期間
中のHD数、HD、VDの極性といったパラメータを決
定する。
【0043】そして、ステップS18でメモリ部13の
表示モードテーブルと比較し、特定できるモード、機種
があるかどうかを判定する。特定できた場合は、ステッ
プS20へ進み、上記表示モードテーブルからクロック
発生部104の制御に必要なVCO分周比、表示開始位
置ドット数等のパラメータを取り出し、クロック発生部
104の制御レジスタに書き込み、ステップS1へ戻
る。
【0044】ステップS18でモード、機種が特定でき
なかった場合は、上記決定された測定値から、本表示制
御装置に最適と思われるパラメータをクロック発生部1
04の制御レジスタに書き込み、ステップS1へ戻る。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、例
えばドットマトリクス型表示装置において、接続されて
いるホストコンピュータの同期信号を測定する際に同期
信号をPLL手段を通すことによって、ジッタ等の変動
を軽減することができ、直接測定する方式に比べて精度
の高い測定を行うことができる。これにより接続されて
いるホストコンピュータの機種判別の精度をあげること
ができ、品位の高い画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の同期信号測定部の構成例を示すブロック
図である。
【図3】図1のデジタル画像処理部の構成例を示すブロ
ック図である。
【図4】入力される画像信号の波形図である。
【図5】入力される画像信号の波形図である。
【図6】本発明の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
101 同期信号分離部 102 同期信号測定部 104 クロック発生部 2 システム制御部 4 デジタル画像処理部 5 ドットマトリクス表示パネル 13 不揮発性メモリ部 2001、2002 PLL回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号における同期信号の複数の周期
    に対応して複数の表示パラメータを記憶する記憶手段
    と、 上記同期信号を位相制御するPLL手段と、 上記位相制御された同期信号の周期を測定する測定手段
    と、 上記測定された周期に基づいて上記記憶手段から読み出
    した上記表示パラメータに応じて上記画像信号を表示す
    る表示手段の動作を制御する制御手段とを備えた表示制
    御装置。
  2. 【請求項2】 上記同期信号は垂直同期信号と水平同期
    信号とであって、上記測定手段は、上記垂直信号につい
    ては上記PLL手段を経由した信号を測定し、水平同期
    信号についてはこの信号直接と上記PLL手段を経由し
    た信号との両方を測定することを特徴とする請求項1記
    載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 上記測定手段は、垂直期間における有効
    期間とブランキング期間とにおいてそれぞれ上記水平同
    期信号の周期を測定し、上記制御手段は、上記両期間で
    測定した各周期に基づいて上記記憶手段から読み出した
    表示パラメータに応じて上記表示手段の動作を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 上記表示パラメータは、水平、垂直表示
    開始時間、フロントポーチ、バックポーチ、ドットクロ
    ック数を示す各値のうち少なくとも1つの値であること
    を特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 上記測定手段は、同じ測定を複数回繰り
    返し行い、上記制御手段は、各回で測定された値が同一
    のとき制御を行うことを特徴とする請求項1記載の表示
    制御装置。
  6. 【請求項6】 上記表示手段はドットマトリクス表示パ
    ネルであることを特徴とする請求項1記載の表示制御装
    置。
  7. 【請求項7】 入力画像信号から同期信号を分離する分
    離手段を設け、上記PLL手段は上記分離された同期信
    号を位相制御することを特徴とする請求項1記載の表示
    制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100327369B1 (ko) * 1999-07-31 2002-03-06 구자홍 컴퓨터 시스템의 영상정보 인터페이스 장치 및 방법
JP2008165037A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Funai Electric Co Ltd 表示装置
US8462270B2 (en) 2005-03-22 2013-06-11 Mitsubishi Electric Corporation Digital image transmission apparatus for transmitting video signals having varied clock frequencies

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