JPH07219486A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH07219486A
JPH07219486A JP1368994A JP1368994A JPH07219486A JP H07219486 A JPH07219486 A JP H07219486A JP 1368994 A JP1368994 A JP 1368994A JP 1368994 A JP1368994 A JP 1368994A JP H07219486 A JPH07219486 A JP H07219486A
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JP
Japan
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signal
circuit
display period
screen
liquid crystal
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JP1368994A
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English (en)
Inventor
Kohei Watanabe
浩平 渡邉
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面の表示位置を最適な状態に自動調整する
こと。 【構成】 同期再生・タイミング発生回路7では、入力
記映像信号から分離した同期信号に基づいてサンプリン
グクロックを生成する一方、画面の非表示期間を示す信
号を発生し、この非表示期間を示す信号のタイミングを
制御信号に従い変更可能にし、比較回路9にて入力映像
信号における映像部分を検出し、検出された映像期間と
前記同期再生・タイミング発生回路7からの非表示期間
とで重なる期間を検出手段10〜13にて検出する。こ
の検出手段10〜13からの検出信号を表示期間変更用
制御信号として前記同期再生・タイミング発生回路7に
供給して前記の非表示期間を示す信号のタイミングを変
更することにより、映像の表示期間即ち画面表示位置
を、画面欠けを生ずることのない適切な位置に自動的に
調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパーソナルコンピュー
タ等の映像出力信号をサンプリングして表示する液晶表
示装置に係り、特に予め定めた有効画面(表示期間に同
じ)のタイミングに対して入力映像信号のタイミングが
ずれている場合でも画面表示位置を自動的に調整できる
ようにした液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に、パーソナルコンピュータの映像
出力をサンプリングして表示する従来の液晶表示装置の
構成を示す。パーソナルコンピュータの映像出力信号
は、通常の映像信号と異なり、完全に連続な信号ではな
く画素ごとに一定のレベルを持った信号である。ここに
示す液晶表示装置には、パーソナルコンピュータより有
効画素数が水平640×垂直480、総画素数が水平8
00×垂直525のアナログ映像信号が入力される。
【0003】アナログの映像信号が入力端子41を介し
てA/D変換器42に供給される。このアナログの映像
信号はA/D変換器42にて、後述する同期再生・タイ
ミング発生回路47から供給されるクロックのタイミン
グで、ディジタルの映像信号に変換される。このディジ
タルの映像信号は映像信号処理回路43に供給される。
【0004】映像信号処理回路43では、上記ディジタ
ルの映像信号に対して、ガンマ補正、極性反転等の映像
処理が施される。処理の施された上記映像信号は液晶表
示素子としての液晶パネル44に供給される。
【0005】同期再生・タイミング発生回路47では、
入力端子45から供給される水平同期信号HD及び、入
力端子46から供給される垂直同期信号VDに基づい
て、A/D変換器42及び映像信号処理回路43に供給
されるサンプリングクロック、液晶駆動回路48に供給
されるタイミング基準信号等を生成している。
【0006】一般的に、液晶パネル44にパーソナルコ
ンピュータの映像出力信号を表示する場合には、パーソ
ナルコンピュータの画素と液晶パネル44の画素とを、
1対1或いは1対整数の比になるようにして表示する。
ここでは、パーソナルコンピュータの画素と液晶パネル
44の画素とを1対1に対応させており、同期再生・タ
イミング発生回路47では入力端子45から供給される
水平同期信号HDの周波数の水平総画素数倍(800
倍)の周波数のクロックを発生して前記A/D変換器4
2,映像信号処理回路43及び液晶駆動回路48に供給
し、A/D変換器42のサンプリングクロック,映像信
号処理回路43の動作クロック及び,液晶パネル44の
ドライブクロック等として使用している。
【0007】液晶パネル44では、各画素が、液晶駆動
回路49から出力される液晶駆動用のタイミング信号に
従い、映像信号処理回路43から供給される画素データ
を用いて駆動され、映像の表示がなされる。
【0008】次に、液晶パネル44に、総画素数が水平
800×垂直525、有効画素数が水平640×垂直4
80の信号が入力されているとした場合に、パーソナル
コンピュータの映像出力信号の、水平,垂直方向のタイ
ミングについて説明する。
【0009】図7において、(A) は1水平走査期間にお
ける映像信号,水平同期信号の水平方向のタイミングを
示し、(B) は1垂直走査期間における映像信号,垂直同
期信号の垂直方向のタイミングを示している。
【0010】図7に示すように、映像信号の有効画面
は、垂直同期信号の立下がりより35番目のラインから
514番目のライン迄の信号における、水平同期信号の
立下がりより147番目の画素より786番目の画素迄
の信号である。同期再生・タイミング発生回路47で
は、水平同期信号HDと垂直同期信号VDより有効画面
を示す信号を作成し、液晶駆動回路48を通して液晶パ
ネル44に供給し、液晶パネル44では液晶駆動回路4
8からのタイミング信号に基づきこの信号が有効画面で
あることを示している期間の映像信号のみを表示してい
る。
【0011】ところが、図7と同じように総画素数が水
平800×垂直525、有効画素数が水平640×垂直
480の信号でも、パーソナルコンピュータの機種が異
なる場合には、信号のタイミングが異なり、例えば図8
に示すようなタイミングになっているものがある。
【0012】図8も図7と同様に、図8(A) は1水平走
査期間における映像信号,水平同期信号のタイミングを
表し、(B) は1垂直走査期間における映像信号,垂直同
期信号のタイミングを表している。
【0013】図8では、映像信号の有効画面は、垂直同
期信号の立下がりより41番目のラインから520番目
のライン迄の信号における、水平同期信号の立下がりよ
り101番目の画素より740番目の画素迄の信号であ
る。
【0014】従って、図8に示す映像信号が入力された
場合、図7に示す映像信号に合わせて有効画面を示す信
号を発生すると、入力された映像信号の有効画面のタイ
ミングと合わないため、画面がずれて表示されてしま
う。このため、図6に示すように液晶表示装置には、画
面表示位置調整用のスイッチ49が設けてあり、ユーザ
ーは、表示される画面を見ながら画面表示位置調整用ス
イッチ49を操作して正しい表示位置に調整しなければ
ならなかった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の液
晶表示装置において、異なった機種のパーソナルコンピ
ュータの映像出力を表示するには、ユーザーが表示され
る画面を見ながら画面表示位置を表示位置調整手段で調
整しなければならず面倒なものであった。それと共に、
画面表示位置調整用スイッチのような表示位置調整手段
が必要になり操作手段の構成が複雑化してしまうという
問題点があった。
【0016】そこで、本発明は、このような問題点を除
去するためのもので、パーソナルコンピュータの映像出
力を表示する際に、ユーザーが画面表示位置の調整をす
る必要がなく、異なった機種のパーソナルコンピュータ
からの出力であっても画面の表示位置を正しい位置に自
動調整し得る液晶表示装置を提供することを目的とする
ものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る液晶表示装置は、入力される映像信号を、サンプリン
グクロックを用いてサンプリングし、ディジタル信号に
変換するA/D変換回路と、前記映像信号から分離した
同期信号に基づいて前記サンプリングクロック及び画面
の非表示期間を示す信号を発生するものであって、制御
信号に従い前記の非表示期間を示す信号のタイミングを
変更することが可能な同期再生・タイミング発生回路
と、前記映像信号が一定以上の信号レベルであるかを判
定する比較回路と、この比較回路からの一定レベル以上
を示す判定信号が画面の前記非表示期間に存在する場合
に、前記判定信号の期間と表示期間との位置的なずれを
検出し、その検出信号を前記制御信号として前記同期再
生・タイミング発生回路に供給する検出手段と、前記A
/D変換回路からのディジタル信号を処理し、画素デー
タとして液晶表示素子に供給する映像信号処理回路と、
前記同期再生・タイミング発生回路からの信号を用い
て、前記液晶表示素子を駆動するためのタイミング信号
を作成する液晶駆動回路とを具備したものである。
【0018】
【作用】上記構成によれば、同期再生・タイミング発生
回路では、入力記映像信号から分離した同期信号に基づ
いてサンプリングクロックを生成する一方、画面の非表
示期間を示す信号を発生し、この非表示期間を示す信号
のタイミングを制御信号に従い変更可能にし、比較回路
にて入力映像信号における映像部分を判定し、この判定
された映像期間と前記同期再生・タイミング発生回路か
らの非表示期間を検出手段に入力し、両期間の重なる期
間を検出する。そして、この検出手段の検出信号を表示
期間変更用制御信号として前記同期再生・タイミング発
生回路に供給し前記の非表示期間を示す信号のタイミン
グを変更することにより、映像の表示期間即ち画面表示
位置を、画面欠けを生ずることのない位置に自動的に調
整する。これにより、異なった機種のパーソナルコンピ
ュータからの出力であっても、ユーザーは手動で表示位
置調整する必要がなくなり、操作性に優れた液晶表示装
置を実現できるものである。
【0019】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例の液晶表示装置を
示すブロック図である。
【0021】図1において、入力端子1より入力された
アナログの映像信号は、A/D変換器2で同期再生・タ
イミング発生回路7からのサンプリングクロックにてサ
ンプリングされ、ディジタルの映像信号に変換される。
このディジタル信号は映像信号処理回路3に入力され
る。映像信号処理回路3では、ディジタル信号にガンマ
補正,信号反転などの映像処理を行い、画素データとし
て液晶パネル4に供給する。
【0022】一方、同期再生・タイミング発生回路7で
は、入力端子5により入力される水平同期信号HD及び
入力端子6より入力される垂直同期信号VDを基に、A
/D変換器2に供給されるサンプリングクロック,映像
信号処理回路3に供給される動作クロック及び,液晶駆
動回路48に供給されるタイミング基準信号等を生成す
る一方、非表示期間を示す信号(画面の表示されない部
分を示す信号)を発生しかつこの非表示期間を示す信号
のタイミングを、制御信号に従い変更できるようになっ
ている。同期再生・タイミング発生回路7からの非表期
間を示す信号は、後述する第1〜第4のアンド回路10
〜13及び液晶駆動回路8に供給されるようになってい
る。
【0023】例えば、同期再生・タイミング発生回路7
は、入力映像信号から分離した水平同期回路HD及び垂
直同期信号VDに基づいて、サンプリングクロックを発
生する手段と、前記水平同期信号HDに基づいて、画面
左側の非表示期間を示す信号を発生する手段と、前記水
平同期信号HDに基づいて、画面右側の非表示期間を示
す信号を発生する手段と、前記垂直同期信号に基づい
て、画面上側の非表示期間を示す信号を発生する手段
と、前記垂直同期信号に基づいて、画面下側の非表示期
間を示す信号を発生する手段とで構成されている。
【0024】液晶駆動回路8は、前記同期再生・タイミ
ング発生回路7からのクロック及び非表示期間を示す信
号を用いて、液晶表示素子としての液晶パネル4を駆動
するためのタイミング信号を作成する。
【0025】本実施例では、パーソナルコンピュータの
画素と液晶パネル4の画素とを1対1に対応させてお
り、同期再生・タイミング発生回路7では入力端子5か
ら供給される水平同期信号HDの周波数の水平総画素数
倍(800倍)の周波数のクロックを発生して前記A/
D変換器2,映像信号処理回路3及び液晶駆動回路8に
供給し、A/D変換器2のサンプリングクロック,映像
信号処理回路3の動作クロック及び,液晶パネル4のド
ライブクロック等として使用する。
【0026】さらに、本実施例では、入力端子1からの
入力された映像信号を、比較回路9にも供給している。
比較回路9では、表示すべき映像信号が存在することを
示すために、一定レベル以上の信号が入力されたときに
論理”H”レベルの判定信号が出力されるようになって
いる。比較回路9は、入力映像信号を一定値と比較し、
水平周期の判定出力を得るための、コンパレータ91か
ら成る第1の比較手段と、入力映像信号を入力し一定値
と比較し、垂直周期の判定出力を得るための、積分回路
92及びコンパレータ93から成る第2の比較手段とで
構成されている。積分回路92は、入力映像信号を垂直
周期の単位で連続的な信号とするための整流平滑回路で
構成されている。なお、コンパレータ91,93は、原
理的には入力信号が零でないときに”H”レベルの出力
があればよいが、実際には入力信号にはノイズが含まれ
ているので、誤動作を防止するために一定レベル以上の
信号が入力されたときに”H”レベルが出力されるよう
になっている。
【0027】コンパレータ91からの水平周期の判定出
力は、検出手段を構成する第1,第2のアンド回路1
0,11の一方の入力端に入力されている。第1のアン
ド回路10は、コンパレータ91からの一定レベル以上
を示す水平周期の判定信号と同期再生・タイミング発生
回路7からの画面左側の非表示期間を示す信号とを入力
し、両信号の論理積(アンド)をとり、表示期間との位
置的なずれを検出する。第2のアンド回路11は、コン
パレータ91からの一定レベル以上を示す水平周期の判
定信号と同期再生・タイミング発生回路7からの画面右
側の非表示期間を示す信号とを入力し、両信号の論理積
(アンド)をとり、表示期間との位置的なずれを検出す
る。コンパレータ93からの垂直周期の判定出力は、検
出手段を構成する第3,第4のアンド回路12,13の
一方の入力端に入力されている。第3のアンド回路12
は、コンパレータ93からの一定レベル以上を示す垂直
周期の判定信号と同期再生・タイミング発生回路7から
の画面上側の非表示期間を示す信号とを入力し、両信号
の論理積(アンド)をとり、表示期間との位置的なずれ
を検出する。第4のアンド回路13は、コンパレータ9
3からの一定レベル以上を示す垂直周期の判定信号と同
期再生・タイミング発生回路7からの画面下側の非表示
期間を示す信号とを入力し、両信号の論理積(アンド)
をとり、表示期間との位置的なずれを検出する。
【0028】各アンド回路からは、入力される映像信号
の映像期間が非表示期間に重なることなく正しい位置に
表示されているときにはアンド出力は出力されず、左側
にずれているときにはアンド回路10の出力がずれ量に
応じた時間だけ出力され、右側にずれているときにはア
ンド回路11の出力がずれ量に応じた時間だけ出力さ
れ、上側にずれているときにはアンド回路12の出力が
ずれ量に応じた時間だけ出力され、下側にずれていると
きにはアンド回路13の出力がずれ量に応じた時間だけ
出力される。従って、同期再生・タイミング発生回路7
では、4つのアンド回路から供給される検出信号に従っ
て表示位置を、アンド回路10からの信号が入力された
場合は右側に、アンド回路11からの信号が入力された
場合は左側に、アンド回路12からの信号が入力された
場合は下側に、アンド回路13からの信号が入力された
場合は上側にそれぞれ移動すべく、各アンド回路10〜
13及び液晶駆動回路48に供給する非表示期間を示す
信号のタイミングを変更するようになっている。
【0029】次に、従来例で説明した入力信号の例を用
いて、さらに詳しく本実施例の動作を説明する。
【0030】まず、本実施例に示す回路が、図7に示す
フォーマットの信号が正しく表示されるタイミングで動
作している場合を考える。
【0031】まず、水平方向のタイミングについて説明
する。
【0032】図7(A) に示すフォーマットの映像信号が
入力された場合には、図2に示すように表示期間と入力
映像信号の映像期間が一致しているため、第1及び第2
のアンド回路10,11の出力は”L”レベルとなる。
従って、同期再生・タイミング発生回路7から液晶駆動
回路8に出力される水平方向のタイミング信号は変化せ
ず、そのままの表示位置で表示される。
【0033】一方、図8(A) に示すフォーマットの映像
信号が入力されたときは、図3に示すように表示期間に
対し入力映像信号が左側にずれていることになる。よっ
て、第1のアンド回路10からは”H”レベルの信号が
予め設定した非表示期間に出力される。同期再生・タイ
ミング発生回路7では、この信号を基に画面表示位置を
右側に移動すべく、非表示期間を示す信号のタイミング
を左側に変更する(即ち、時間的に進相する)。画面表
示位置が正しい位置になったときには、図2に示す場合
と同様となり、第1のアンド回路10からも、第2のア
ンド回路11からも”H”レベルの信号は出力されなく
なり、表示位置調整は終了する。パーソナルコンピュー
タから出力される映像信号の1ラインの総画素数及び有
効画素数が機種に関係なく常に同じであれば、表示期間
と有効画面の期間長さは必ず一致するので、第1のアン
ド回路10と第2のアンド回路11の両方から”H”レ
ベルが出力されるようなことはなく、安定的に自動調整
を行うことができる。但し、有効画面の右端や左端の画
面が黒の場合は、その期間、比較回路9出力が”L”と
なるため、第1のアンド回路10出力は”L”のままと
なり、画面表示位置は移動されることなくそのままであ
るが(有効画面すべてを表示することができないが)、
表示されない部分は黒なので大きな問題とはならない。
以上の例は水平のタイミングについて述べたが、垂直の
タイミングについても同様である。
【0034】次に、垂直方向のタイミングについて説明
する。
【0035】図7(B) に示すフォーマットの映像信号が
入力された場合には、図4に示すように表示期間と入力
映像信号の映像期間が一致しているため、第3及び第4
のアンド回路12,13の出力は”L”レベルとなる。
従って、同期再生・タイミング発生回路7から液晶駆動
回路8に出力される水平方向のタイミング信号は変化せ
ず、そのままの表示位置で表示される。
【0036】一方、図8(B) に示すフォーマットの映像
信号が入力されたときは、図5に示すように表示期間に
対し入力映像信号が上側にずれていることになる。よっ
て、第3のアンド回路12からは”H”レベルの信号が
予め設定した非表示期間に出力される。同期再生・タイ
ミング発生回路7では、この信号を基に画面表示位置を
下側に移動すべく、非表示期間を示す信号のタイミング
を左側に変更する(即ち、時間的に進相する)。画面表
示位置が正しい位置になったときには、図4に示す場合
と同様となり、第3のアンド回路12からも、第4のア
ンド回路13からも”H”レベルの信号は出力されなく
なり、表示位置調整は終了する。パーソナルコンピュー
タから出力される映像信号の1ラインの総画素数及び有
効画素数が機種に関係なく常に同じであれば、表示期間
と有効画面の期間長さは必ず一致するので、第3のアン
ド回路12と第4のアンド回路13の両方から”H”レ
ベルが出力されるようなことはなく、安定的に自動調整
を行うことができる。但し、有効画面の下端や上端の画
面が黒の場合は、その期間、比較回路9出力が”L”と
なるため、第3のアンド回路12出力は”L”のままと
なり、画面表示位置は移動されることなくそのままであ
るが(有効画面すべてを表示することができないが)、
表示されない部分は黒なので大きな問題とはならない。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ユー
ザーが画面を見ながら画面表示位置調整用スイッチで表
示位置調整をする必要がなく、自動的に最適な表示位置
に調整を行うことができる。また、画面表示位置調整手
段も不要にでき操作手段の構成をより簡易化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の液晶表示装置を示すブロッ
ク図。
【図2】水平方向について正しい表示位置であるとき
の、図1の動作を説明する波形図。
【図3】水平方向について表示位置がずれたときの、図
1の動作を説明する波形図。
【図4】垂直方向について正しい表示位置であるとき
の、図1の動作を説明する波形図。
【図5】垂直方向について表示位置がずれたときの、図
1の動作を説明する波形図。
【図6】従来の液晶表示装置を示すブロック図。
【図7】パーソナルコンピュータの映像出力信号のタイ
ミングの一例を示す波形図。
【図8】パーソナルコンピュータの映像出力信号のタイ
ミングの他の例を示す波形図。
【符号の説明】
1…アナログ映像信号の入力端子 2…A/D変換器 3…映像信号処理回路 4…液晶パネル 5…水平同期信号の入力端子 6…垂直同期信号の入力端子 7…同期再生・タイミング発生回路 8…液晶駆動回路 9…比較回路 10〜13…アンド回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される映像信号を、サンプリングクロ
    ックを用いてサンプリングし、ディジタル信号に変換す
    るA/D変換回路と、 前記映像信号から分離した同期信号に基づいて前記サン
    プリングクロック及び画面の非表示期間を示す信号を発
    生するものであって、制御信号に従い前記の非表示期間
    を示す信号のタイミングを変更することが可能な同期再
    生・タイミング発生回路と、 前記映像信号が一定以上の信号レベルであるかを判定す
    る比較回路と、 この比較回路からの一定レベル以上を示す判定信号が画
    面の前記非表示期間に存在する場合に、前記判定信号の
    期間と表示期間との位置的なずれを検出し、その検出信
    号を前記制御信号として前記同期再生・タイミング発生
    回路に供給する検出手段と、 前記A/D変換回路からのディジタル信号を処理し、画
    素データとして液晶表示素子に供給する映像信号処理回
    路と、 前記同期再生・タイミング発生回路からの信号を用い
    て、前記液晶表示素子を駆動するためのタイミング信号
    を作成する液晶駆動回路とを具備したことを特徴とする
    液晶表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の液晶表示装置において、 前記同期再生・タイミング発生回路は、 前記映像信号から分離した同期信号に基づいて、サンプ
    リングクロックを発生する手段と、 前記映像信号から分離した同期信号に基づいて、画面左
    側の非表示期間を示す信号を発生する手段と、 前記映像信号から分離した同期信号に基づいて、画面右
    側の非表示期間を示す信号を発生する手段と、 前記映像信号から分離した同期信号に基づいて、画面上
    側の非表示期間を示す信号を発生する手段と、 前記映像信号から分離した同期信号に基づいて、画面下
    側の非表示期間を示す信号を発生する手段とで構成さ
    れ、 前記比較回路は、 前記映像信号が水平周期で一定レベル以上の信号レベル
    であるかを判定する第1の比較手段と、 前記映像信号が垂直周期で一定レベル以上の信号レベル
    であるかを判定する第2の比較手段とで構成され、 前記検出手段は、 前記比較回路からの水平周期で一定レベル以上を示す判
    定信号と前記同期再生・タイミング発生回路からの画面
    左側の非表示期間を示す信号とのアンドをとり、表示期
    間との位置的なずれを検出する第1のアンド回路と、 前記比較回路からの水平周期で一定レベル以上を示す判
    定信号と前記同期再生・タイミング発生回路からの画面
    右側の非表示期間を示す信号とのアンドをとり、表示期
    間との位置的なずれを検出する第2のアンド回路と、 前記比較回路からの垂直周期で一定レベル以上を示す判
    定信号と前記同期再生・タイミング発生回路からの画面
    上側の非表示期間を示す信号とのアンドをとり、表示期
    間との位置的なずれを検出する第3のアンド回路と、 前記比較回路からの垂直周期で一定レベル以上を示す判
    定信号と前記同期再生・タイミング発生回路からの画面
    下側の非表示期間を示す信号とのアンドをとり、表示期
    間との位置的なずれを検出する第4のアンド回路とから
    構成されることを特徴とする。
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WO1998020477A1 (fr) * 1996-11-07 1998-05-14 Seiko Epson Corporation Dispositif de reproduction d'image, projecteur, systeme de reproduction d'image et moyen de stockage d'informations
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