JP6366280B2 - 映像信号判定装置、映像信号判定方法およびプログラム - Google Patents

映像信号判定装置、映像信号判定方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、アナログ映像信号のフォーマットを判定する映像信号判定装置、映像信号判定方法およびプログラムに関する。
アナログ映像入力端子を具備する映像表示装置で、水平同期周波数/垂直同期周波数の異なる複数種類のアナログ映像信号に対応できるものが知られている。そのような映像表示装置は、入力アナログ映像信号の特性値(水平同期周波数、垂直同期周波数、水平解像度及び垂直解像度等)を判定し、その判定結果に応じたサンプリング周波数で入力アナログ映像信号をデジタル信号に変換する。特許文献1には、対応可能な映像信号の特性値をメモリに記憶しておき、入力アナログ映像信号の特性値との比較で、最も適切なフォーマットを決定する映像信号判定技術が記載されている。
特開平10−91127号公報
アナログ映像信号の種類が増加し、垂直解像度・水平解像度・垂直周波数だけでは判別がつかないようになってきている。例えば1280Pixel×1024Line(60Hz)の映像信号においても、垂直・水平解像度は同じだが、ブランキング期間の長さや量子化クロックのタイミングが異なるものが存在する。ブランキング期間や量子化クロック周波数にしか差異が無い場合、特許文献1に記載される技術では、映像フォーマットを適切に推定することが困難となる。推定を誤ると、画角のズレや欠け及び画像の乱れ等が発生する。
本発明は、アナログ映像信号のフォーマットをより適切に判定できるようにすることを目的とする。
発明に係る映像信号判定装置は、入力アナログ映像信号の映像有効領域の水平方向の開始位置および終了位置を測定し、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の垂直方向の開始位置および終了位置を測定する測定手段と、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の水平期間を前記測定手段で測定された水平方向の開始位置および終了位置に基づいて計算し、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の垂直期間を前記測定手段で測定された垂直方向の開始位置および終了位置に基づいて計算し、候補フォーマットの映像有効領域と前記入力アナログ映像信号の映像有効領域とが重なり合う部分の水平期間に対応する水平重畳期間を前記候補フォーマットの映像有効領域の水平方向の開始位置および終了位置と前記測定手段で測定された水平方向の開始位置および終了位置とに基づいて計算し、前記候補フォーマットの映像有効領域と前記入力アナログ映像信号の映像有効領域とが重なり合う部分の垂直期間に対応する垂直重畳期間を前記候補フォーマットの映像有効領域の垂直方向の開始位置および終了位置と前記測定手段で測定された垂直方向の開始位置および終了位置とに基づいて計算し、前記水平期間と前記垂直期間の積に対する前記水平重畳期間と前記垂直重畳期間の積の割合に対応する重畳比率を計算する計算手段と、前記候補フォーマットを前記入力アナログ映像信号のフォーマットとするか否かを前記計算手段で計算された重畳比率に基づいて判定する判定手段とを有する
本発明に係る映像信号判定方法は、入力アナログ映像信号の映像有効領域の水平方向の開始位置および終了位置を測定する第1の測定ステップと、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の垂直方向の開始位置および終了位置を測定する第2の測定ステップと、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の水平期間を前記第1の測定ステップで測定された水平方向の開始位置および終了位置に基づいて計算する第1の計算ステップと、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の垂直期間を前記第2の測定ステップで測定された垂直方向の開始位置および終了位置に基づいて計算する第2の計算ステップと、候補フォーマットの映像有効領域と前記入力アナログ映像信号の映像有効領域とが重なり合う部分の水平期間に対応する水平重畳期間を前記候補フォーマットの映像有効領域の水平方向の開始位置および終了位置と前記第1の測定ステップで測定された水平方向の開始位置および終了位置とに基づいて計算する第3の計算ステップと、前記候補フォーマットの映像有効領域と前記入力アナログ映像信号の映像有効領域とが重なり合う部分の垂直期間に対応する垂直重畳期間を前記候補フォーマットの映像有効領域の垂直方向の開始位置および終了位置と前記第2の測定ステップで測定された垂直方向の開始位置および終了位置とに基づいて計算する第4の計算ステップと、前記水平期間と前記垂直期間の積に対する前記水平重畳期間と前記垂直重畳期間の積の割合に対応する重畳比率を計算する第5の計算ステップと、前記候補フォーマットを前記入力アナログ映像信号のフォーマットとするか否かを前記第5の計算ステップで計算された重畳比率に基づいて判定するステップとを有する。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、入力アナログ映像信号の映像有効領域の水平方向の開始位置および終了位置を測定し、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の垂直方向の開始位置および終了位置を測定する測定手段と、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の水平期間を前記測定手段で測定された水平方向の開始位置および終了位置に基づいて計算し、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の垂直期間を前記測定手段で測定された垂直方向の開始位置および終了位置に基づいて計算し、候補フォーマットの映像有効領域と前記入力アナログ映像信号の映像有効領域とが重なり合う部分の水平期間に対応する水平重畳期間を前記候補フォーマットの映像有効領域の水平方向の開始位置および終了位置と前記測定手段で測定された水平方向の開始位置および終了位置とに基づいて計算し、前記候補フォーマットの映像有効領域と前記入力アナログ映像信号の映像有効領域とが重なり合う部分の垂直期間に対応する垂直重畳期間を前記候補フォーマットの映像有効領域の垂直方向の開始位置および終了位置と前記測定手段で測定された垂直方向の開始位置および終了位置とに基づいて計算し、前記水平期間と前記垂直期間の積に対する前記水平重畳期間と前記垂直重畳期間の積の割合に対応する重畳比率を計算する計算手段と、前記候補フォーマットを前記入力アナログ映像信号のフォーマットとするか否かを前記計算手段で計算された重畳比率に基づいて判定する判定手段として機能させる。
本発明によれば、入力アナログ映像信号をより適切に判定することができる。
本発明の一実施例を組み込んだプロジェクタの概略構成ブロック図である。 本実施例におけるフォーマット特定処理のフローチャートである。 フォーマットテーブルの構成と内容の例である。 1フレーム内の映像構成例を示す模式図である。 候補フォーマット例と、入力アナログ映像信号の特性値との差値を示す表である。 映像有効領域の重畳比率を計算する処理のフローチャートである。 映像有効領域の重畳比率を計算する処理の図6Aに続くフローチャートである。 入力アナログ映像信号と候補フォーマットの、映像有効領域を示すパラメータを説明する模式図である。 入力アナログ映像信号と候補フォーマットの映像有効領域の重畳例を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る映像信号判定装置の一実施例を組み込んだ液晶プロジェクタの概略構成ブロック図を示す。
101は、プロジェクタ100の各ブロックを制御する制御部である。102は、ユーザからの操作を受け付ける操作部である。103は、プロジェクタ100の各ブロックへの電源供給を制御する電源部である。
104は液晶部であり、1枚又は3枚の液晶パネル等で構成されており、液晶パネル上に画像を形成する。105は、入力画像信号に基づいて、液晶部104の液晶パネルに画像を形成させる液晶駆動部である。106は液晶部104を背面から照明する光源である。107は、光源106からの照明光を液晶部104に供給することにより得られた光学像を不図示のスクリーンに投影する投影光学系である。108は、光源106の光量等を制御する光源制御部である。109は、投影光学系107のズームレンズ及びフォーカスレンズ等の動作を制御し、ズーム倍率及びフォーカス調整等を行なう光学系制御部である。
110は、PC(パーソナルコンピュータ)、DVDプレイヤ又はテレビチューナ等の映像ソースからアナログ映像信号を受け付けるアナログ入力部であり、RGB端子又はS端子等を具備する。111は、アナログ入力部110からのアナログ映像信号をデジタル信号に変換するA/D変換部である。A/D変換部111は、A/D変換を行なう他、アナログ入力部110から入力するアナログ映像信号のタイミングと極性を測定し、A/D変換処理に関する様々な条件を設定でき、その設定に基づいたA/D変換を行なう。A/D変換方式には、アナログ入力電圧を一定時間積分する二重積分型の他、コンパレータを使用する並列比較型、D/A変換値と比較する逐次比較型等々あるが、特に方式は問わない。
112は、映像ソースからデジタル映像信号を受け付けるデジタル入力部であり、HDMI(登録商標)端子等を具備する。HDMI端子の場合、外部から制御信号も同時に送信されてくることがあり、これにより、映像表示の制御等が行われることもある。デジタル入力部112により入力される映像信号及び画像信号は直接、画像処理部117に送信される。
113はUSBインターフェースであり、外部機器から映像データ、画像データ又は映像ファイル等の各種の情報データのファイルを受け取り、また、外部機器に書き出すことができる。USBインターフェース113には、ポインティングデバイス、キーボード又はUSB型のフラッシュメモリ等が接続されることもある。
114は、カード型の記録媒体に対し、映像データ、画像データ、映像ファイル等の各種の情報データのファイルを読み書きするカードインターフェースである。115は、イントラネット又はインターネットを介して映像データ、画像データ、映像ファイル等の各種の情報データファイル、その他の命令信号を送受信する通信部である。通信部115は例えば、有線LANや無線LAN等で構成されている。
116は、映像データ、画像データ、映像ファイル等の各種の情報データのファイルを保存する内蔵メモリであり、半導体メモリやハードディスク等の記憶手段で構成される。内部メモリ116は、プロジェクタ100が対応可能な複数種類のアナログ映像信号の種々のフォーマット情報又は特性情報と、A/D変換のために適用すべきサンプリング周波数とを収容するフォーマットテーブルを記憶する。テーブルの構成と内容例を図3に示す。フォーマット情報は例えば、水平同期周波数、垂直同期周波数、1水平ラインの画素数、1画面の有効な水平ライン数、及び映像有効領域の位置とサイズを規定する情報を含む。
例えば、カードインターフェース114を介して入力されたドキュメントファイルは、ファイル再生部132により再生される。ファイル再生部132は、ドキュメントファイルからユーザに掲示するための画像信号を生成し、画像処理部117に出力する。
画像処理部117は、インターフェース113,114及びファイル再生部132により得られる画像信号並びに制御部101により得られる映像信号等を解析し、液晶部104での表示に適した補正を行なう。例えば、画像信号の画素数を液晶パネルの画素数にあわせて変換し、液晶パネルの交流駆動のため、入力された映像信号のフレーム数を倍にし、液晶パネルによる画像形成に適した補正をする。因みに、液晶パネルの交流駆動とは、液晶パネルの液晶にかける電圧の方向を交互に入れ替えて表示させる方法であり、液晶パネルが液晶への印加電圧の方向が正方向でも逆方向でも画像を生成できる性質を利用したものである。このとき、液晶駆動部105には、正方向用の画像と逆方向用の画像を1枚ずつ送る必要があるので、画像処理部117では、映像信号のフレーム数を倍にする処理を行なう。液晶駆動部105は、画像処理部117からの画像信号に基づいて液晶部104の液晶パネルに画像を形成させる。
画像処理部117はA/D変換部111から出力されるデジタル映像信号の種々のパラメータを測定又は解析できる。例えば、アナログ入力部110に外部から入力するアナログ映像信号には、表示開始位置を示すDE(DataEnable)信号が存在しないものがある。画像処理部117は、水平/垂直同期信号と映像データ信号を元に表示開始位置等を測定し、制御部101は、画像処理部117の測定結果に基づいて、画像処理部117での画像処理及びA/D変換部111でのA/D変換を制御する。
画像処理部117はまた、スクリーンに対して斜め方向から映像を投影し投影画面が例えば台形状に歪んでしまう場合に、投影画像に対し台形状の歪みを打ち消すように画像の形状を変形させるキーストン補正も行なう。キーストン補正をする際は、液晶パネルに表示される画像の水平方向及び/又は垂直方向の拡大/縮小率を変更する。すなわち、投影画面の台形状の歪みを液晶パネル上での映像領域の歪みで相殺する。これにより、正常なアスペクト比の長方形の映像表示領域に近い状態で投影画像がスクリーンに表示される。キーストン補正は、傾きセンサ118により得られた傾き角に基づいて自動的に実行しても良いし、ユーザが操作部102等を操作することにより実行させてもよい。
118は、プロジェクタ100の傾きを検出する傾きセンサである。119は、プロジェクタ100の動作時間及び各ブロックの動作時間等を検出するタイマである。120は、プロジェクタの光源106の温度、液晶部104の温度及び外気温等を計測する温度計である。
121,122は、プロジェクタ100に付属するリモコンやその他の機器からの赤外線を受信し、制御部101に送る赤外線受信部であり、プロジェクタ100の前後方向等の複数箇所に設置されている。本実施例では、赤外線受信部121はプロジェクタ本体の後方、赤外線受信部122はプロジェクタ本体の前方に配置されている。
123は、プロジェクタ100と不図示のスクリーンとの距離を検出し、焦点距離を検出する焦点検出部である。124は、不図示のスクリーンの方向を撮像する撮像部である。125は、スクリーンにより反射される光の光量又は輝度を計測するスクリーン測光部である。126は、光源から発せられる光の光量又は輝度を計測する光源測光部である。
127は、プロジェクタ100本体に配置され、プロジェクタ100の状態及び警告等を表示する表示部である。128は、表示部127を制御する表示制御部である。
129は、プロジェクタ100本体を持ち運んで使用するとき等に、電力を供給するバッテリである。130は、外部からの交流電力を受け入れ、所定の電圧に整流して電源部103に供給する電源入力部である。
131は、プロジェクタ100内の熱を外部に放出するなどして、冷却するための冷却部であり、例えば、ヒートシンクとファンにより構成されている。
134はRAMであり、内部メモリ116に格納されているプログラムの展開や投影画像のフレームメモリ等に使用される。
プロジェクタ100の基本的動作を説明する。プロジェクタ100の制御部101は、操作部102の電源オンの指示に応じて、電源部103を各ブロックに電源を供給するように制御し、各ブロックを待機状態にする。電源投入後、制御部101は、光源106を発光させるように光源制御部108に指示する。次に、制御部101は、焦点検出部123により得られる焦点距離情報等から、投影光学系107のフォーカスを調整するよう光学系制御部109に指示する。光学系制御部109は、投影光学系107のズームレンズやフォーカスレンズを動作させてスクリーン画面上に投影光が結像するよう指示する。フォーカス調整の詳細は後述する。このようにして、投影の準備が整う。
デジタル入力部112に入力された映像信号は、画像処理部117により液晶部104に適した解像度に変換され、また、ガンマ補正、輝度ムラ対策用補正及びキーストン補正が加えられる。液晶駆動部105は、画像処理部117により補正された映像信号に従い液晶部104の液晶パネルに対応する画像を形成させる。液晶部104の液晶パネルに形成された画像は、光源106からの照明光を光学的に変調して、光学画像に変換する。この光学画像は、投影光学系107により不図示のスクリーンに投影される。
投影中、制御部101は、光源106等の温度を温度計120により検出し、例えば、光源の温度が40度以上になったとき等に、冷却部131を動作させて冷却する。
操作部102で電源オフの操作がなされると、制御部101は、各ブロックに終了処理を行なうよう指示する。終了の準備が整うと、電源部103は、各ブロックへの電源供給を順次終了する。冷却部131は、電源オフの後しばらく動作し、プロジェクタ100を冷却する。
デジタル入力部112から入力される映像信号を表示する場合の動作を説明したが、インターフェース113,114から入力された映像データを表示する場合も、同様である。
図2から図5を参照して、本実施例によるアナログ映像信号のフォーマット特定処理(FMT特定処理)の動作を説明する。図2は、本実施例におけるFMT特定処理のフローチャートを示す。図3は、FMTテーブルの構成と内容の一例を示す。動作説明例として、図3に示すフォーマット例の内の1280×1024_Eのフォーマットのアナログ映像信号がアナログ入力部110に入力したとする。
プロジェクタ100はアナログ入力部110へのアナログ映像信号の入力を検知すると、図2に示すFMT特定処理を開始する。例えば、A/D変換部111が、アナログ入力部110から入力信号の同期信号を検知すると、その旨を制御部101に割り込みで通知する。逆に、制御部101がA/D変換部111へ同期信号入力有無をポーリングにより検知する方法でもよい。FMT特定処理を開始するトリガーとして、アナログ入力部110に入力中のアナログ映像信号のフォーマット変化やその他の条件を採用できる。
制御部101は、A/D変換部111からのアナログ映像信号入力の通知を受信すると、図2に示すFMT特定処理を開始する。
S201で、制御部101は、内部メモリ116に格納されているFMTテーブルを読み出し、RAM134にロードする。
S202で、制御部101は、A/D変換部111にアクセスし、水平同期周波数fh及び垂直総ライン数Nvを示す情報をバスを介して取得し、RAM134にロードする。
S203で、制御部101は、RAM134のFMTテーブルから、A/D変換部111から取得した水平同期周波数fhと垂直総ライン数Nvに所定の誤差内で近いフォーマットのものを検索する。説明例として、水平同期周波数fhの差分を0.5kHz以内、垂直総ライン数Nvの差分を2ライン以内とする。
1280×1024_Eのフォーマットのアナログ映像信号の水平同期信号周波数及び垂直総ライン数は、図3に示すように、それぞれ、63.378KHz及び1056Lineである。水平同期周波数が0.5KHz以内のフォーマットは、1280×1024_A、1280×1024_B、1280×1024_C、1280×1024_D、1280×1024_E及び1280×1024_Fである。垂直総ライン数が2ライン以内のフォーマットは、1280×1024_B、1280×1024_C及び1280×1024_Eである。両条件に合致するフォーマットは、1280×1024_B、1280×1024_C及び1280×1024_Eである。
説明例では、制御部101は、S203で、FMTテーブルから、1280×1024_B、1280×1024_C及び1280×1024_Eを抽出する。制御部101は、ここで抽出したフォーマットに対して設定されているサンプリングクロックの内で最も周波数の高いものをA/D変換部111に設定する。これにより、S204における画像処理部117による時間/ライン数の計測の制度を高められる。または、制御部101は、A/D変換部111の分解能上限のサンプリングクロックをA/D変換部111に設定してもよい。
S204では、画像処理部117が、A/D変換部111のサンプリングクロックを元に、水平同期信号から映像有効領域の水平方向の開始位置/終了位置まで時間と、垂直同期信号から映像有効領域の垂直方向の開始位置/終了位置までのライン数を測定する。ここでは、水平/垂直同期信号のリーディングエッジを、時間/ライン数計測の開始位置とする。画像処理部117は測定結果を制御部101に通知する。
図4を参照して、同期信号からの水平方向の開始位置/終了位置の測定方法を説明する。図4は、7(Pixel)×7(Line)の映像例を示す。白抜き画素が、映像を表示する画素であり、その他のハッチングを施した画素は、基準レベル、即ち映像として検出されない黒を示す。画像処理部117は、例えば、A/D変換部111から出力される映像データ(例えばRGBの何れか)について、黒以外の画素、即ちA/D変換のレンジが0〜255である場合の、0以外の画素の入力を検出する。
より具体的には、画像処理部117は、垂直同期信号の入力と水平同期信号の入力を検出した後、サンプリングクロックと水平同期信号の入力回数の計数を開始する。そして、画像処理部117は、サンプリングクロックの入力タイミングで、A/D変換部111から出力される映像データの振幅値を計測する。映像有効領域を検知すると、画像処理部117は、サンプリングクロックの計数値を映像有効領域の水平方向の開始位置とし、水平同期信号の計数値を映像有効領域の垂直方向の開始位置として、内部レジスタに保持する。内部レジスタへのこの保持動作は、水平方向と及び垂直方向の夫々に対し、最初に映像有効領域が検出されたときにのみ実行される。
以降、画像処理部117は、水平同期信号の入力を検知すると、サンプリングクロックの計数値をクリアし、次の垂直同期信号の入力を検知するまで水平方向について映像有効領域の開始位置と終了位置の測定を繰り返す。
画像処理部117は、次の垂直同期信号を受けた時点で、サンプリングクロックと水平同期信号の計数値の最大値を夫々水平方向及び垂直方向の映像有効領域の終了位置として内部レジスタに保持する。
このような動作を垂直同期信号が入力される毎に行なうことで、画像処理部117は、入力映像信号の各フレームにおける映像有効領域の開始位置と終了位置を検出できる。
図4に例示する映像の場合、画像処理部117は、内部レジスタには、水平方向については6又は7Line目にサンプリングクロックの最小の計数値3を保持し、最大の計数値7を保持する。垂直方向については、画像処理部117は、3Line目で最初の映像有効領域の画素を検出し、7Line目で最後の映像有効領域の画素を検出するので、垂直方向の開始位置3、終了位置7を内部レジスタに保持する。これらの開始位置及び終了位置は、サンプリングクロックの周波数に基づき、時間に換算しても良い。
制御部101がA/D変換部111に設定したサンプリングクロックの周波数が、100MHzであったと仮定する。図4に示す例では、映像有効領域の水平方向開始位置が3画素目であるので、100MHzのクロック周波数の場合、開始位置は、水平同期信号から30nsの位置又はタイミングになる。水平終了位置についても同様に計算すると、70nsの位置又はタイミングになる。
S205で、制御部101は、A/D変換部111のサンプリングクロックに従い、S204で計測された映像有効領域の水平方向の開始位置と終了位置の、水平同期信号からの時間hStart,hEndを決定する。同様に、制御部101は、A/D変換部111のサンプリングクロックに従い、S204で計測された映像有効領域の垂直方向の開始位置と終了位置の、垂直同期信号からのライン数vStart,vEndを決定する。
図5(a)は、S203で抽出された3つのフォーマット1280×1024_B,1280×1024_C,1280×1024_Eの映像有効領域の水平方向の開始時間及び終了時間並びに垂直方向の開始ライン及び終了ラインを示す。欄501は映像有効領域の水平方向の開始時間hStartを示し、欄502は水平方向の終了時間hEndを示す。欄503は、垂直方向の開始ラインvStartを示し、欄504は垂直方向の終了ラインvEndを示す。
説明例として、フォーマット1280x1024_Eの映像信号がアナログ入力部110に入力している。従って、S205の結果、制御部101は、図5(a)に示す表のフォーマット1280×1024_Eに規定される開始時間hStart、開始ラインvSatr、終了時間hEnd及び終了ラインvEndを得る。これらのデータhStart,vSatr,hEnd,vEndは、入力アナログ映像信号の映像有効領域を規定する。
S206で、制御部101は、入力アナログ映像信号の測定された映像有効領域と、S203で抽出した各フォーマット(候補フォーマット)の映像有効領域との重畳率を算出する。
図5(b)は、測定値と、S203で抽出したフォーマットの対応するデータとの差を示す表である。フォーマット1280x1024_Eの映像信号がアナログ入力部110に入力しているので、フォーマット1280x1024_Eに対する差分値0となる。欄511は映像有効領域の水平方向の開始時間の差分値hStart_diffを示し、欄512は水平方向の終了時間の差分値hEnd_diffを示す。欄513は、垂直方向の開始ラインの差分値vStart_diffを示し、欄514は垂直方向の終了ラインの差分値vEnd_diffを示す。
図6A及び図6Bは、測定値と候補フォーマットの対応値とを比較し、映像有効領域の町乗率を算出するフローチャートである。図7は、映像有効領域を規定するパラメータの関係を示す。図7では、入力アナログ映像信号の映像有効領域を実線で示し、候補フォーマットのそれを破線で示す。MEAS_hStartは水平方向の開始位置(測定値)を、MEAS_hEndは水平方向の終了位置(測定値)を、MEAS_vStartは垂直方向の開始位置(測定値)を、MEAS_vEndは垂直方向の終了位置(測定値)をそれぞれ示す。TBL_hStartは候補フォーマットの水平方向の開始位置を、TBL_hEndは水平方向の終了位置を、TBL_vStartは垂直方向の開始位置を、TBL_vEndは垂直方向の終了位置をそれぞれ示す。
測定した映像有効領域の水平期間MEAS_hResolTimeは、MEAS_hEndからMEAS_hStartを減算することで求められる。測定した映像有効領域の垂直期間(又はライン数)MEAS_vResolは、MEAS_vEndからMEAS_vStartを減算することで求められる。
図8(a)〜(d)は、入力アナログ映像信号の映像有効領域と、候補フォーマットのそれとの重畳例を示す。実線が測定した映像有効領域を示し、破線が候補フォーマットの映像有効領域を示す。
図6A及び図6Bを参照して、制御部101による映像有効領域の比較と重畳率の計算処理を説明する。
制御部101は、S601〜S609において水平方向の重畳率を算出し、S610〜S618において垂直方向の重畳率を算出し、S619で全体の重畳率を算定する。
S601で、制御部101は、一切重畳していない図8(a)に示すケースに相当するかどうかを判定する。具体的には、制御部101は、TBL_hEnd<MEAS_hStart、又は、TBL_hStart)>MEAS_hEndが成立するかどうかを判定する。成立する場合、制御部101は、S602で水平重畳期間を0とする。
S601でFALSEの場合、S603で、制御部101は、測定した映像有効領域の水平範囲内に候補フォーマットの映像有効領域の水平範囲が収まるかどうか、すなわち、図8(b)に示すケースに該当するかどうかを判定する。具体的には、制御部101は、TBL_hEnd<MEAS_hStart、且つTBL_hStart>MEAS_hEndが成立するかどうかを判定する。成立する場合、S603で、制御部101は、測定した映像有効領域の水平期間MEAS_hResolTimeを水平重畳期間とする。
S603でFALSEの場合、S605で、制御部101は、候補フォーマットの映像有効領域の水平範囲内に測定した映像有効領域の水平範囲が収まるかどうか、すなわち、図8(c)に示すケースに該当するかどうかを判定する。具体的には、制御部101は、TBL_hEnd>MEAS_hStart、且つTBL_hStart<MEAS_hEndが成立するかどうかを判定する。成立する場合、S606で、制御部101は、候補フォーマットの映像有効領域の水平期間TBL_hResolTimeを水平重畳期間とする。
S605でFALSEの場合、S607で、制御部101は、候補フォーマットの映像有効領域の水平範囲と、測定した映像有効領域の水平範囲とが部分的に重畳する図8(d)に示すケースに該当するかどうかを判定する。具体的には、制御部101は、TBL_hStartとMEAS_hStartのどちらが水平同期信号に近いかを判定する。S607でTBL_hStart<MEAS_hStartの場合、制御部101は、S608で、TBL_hEndからMESA_hEndを減算した結果を水平重畳期間とする。S607でTBL_hStartがMEAS_hStart以上の場合、制御部101は、S609で、MESA_hEndからTBL_hEndを減算した結果を水平重畳期間とする。
このような判定と演算により、制御部101は、測定された映像有効領域と候補フォーマットのそれとが、水平方向に関して、図8に示すどのケースに該当するかどうかと、その水平重畳率を決定できる。
ステップS610〜S619で、制御部101は、垂直方向に関して、ステップS601〜609と同様の演算を実行し、図8に示すどのケースに該当するかどうかと、その垂直重畳率を決定する。
S619で、制御部101は、最終的に、水平重畳期間×垂直重畳期間/測定領域×100を重畳比率(%)とする。測定領域は、測定された映像有効領域の水平期間に垂直期間を乗算したものである。
制御部101は、ステップS206の処理、すなわち、図6A及び図6Bに示すフローを、S203で抽出された各候補フォーマットについて実行する。これにより、入力アナログ映像信号の映像有効領域の、各候補フォーマットのそれに対する重畳比率が決定される。
S207で、制御部101は、重畳比率が最大になる候補フォーマットを入力アナログ信号のフォーマットと決定する。図5(b)に示す例で重畳比率を算出すると、フォーマット1280×1024_B、1280×1024_C、1280×1024_Eに対する重畳比率は、それぞれ、95.77%、99.21%、100%となる。この結果、入力アナログ映像信号のフォーマットは1280x1024_Eに特定される。
制御部101は、S207で特定したフォーマットに指定されているサンプリング周波数(図3の欄314)をRAM134から読み出し、A/D変換部111に設定する。A/D変換部111は、以後、設定された周波数のサンプリングクロックでアナログ入力部110からのアナログ映像信号をデジタル化する。これにより、画角の欠け等の発生を抑えたA/D変換を実現する。
なお、図6AのS605でTRUEと判定された場合、候補フォーマットの映像有効領域が測定された映像有効領域を100%カバーしていることが生じ得る。この候補フォーマットに基づくサンプリング周波数でA/D変換が行なわれた場合、画角の欠けは発生しないけれども、表示画角を有効に活用できていないことになる。換言すると、S605でTRUEとなった場合、比率計算結果が100%を超えるが、重畳比率が100%を超えるフォーマットが二種以上存在する場合に限り、100%により近いフォーマットを採用する。
本実施例では、映像有効領域を規定する情報として、映像表示期間と水平方向の開始位置、即ち同期信号幅+バックポーチ期間を用いたが、その他の指標を採用しても良い。例えば、水平方向開始位置の代わりに同期信号のリーディングエッジを基準としたフロントポーチ期間を用いて、同じ要領で時間を算出し、重畳比率を計算しても良い。
本発明の好ましい実施例を説明したが、これは説明用であり、本発明は上述した実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。すなわち、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものである。
本実施例において説明される各機能ブロックは必ずしも個別のハードウェアである必要はない。すなわち、例えばいくつかの機能ブロックの機能は、1つのハードウェアにより実行されても良い。また、いくつかのハードウェアの連係動作により1つの機能ブロックの機能または、複数の機能ブロックの機能が実行されても良い。また、各機能ブロックの機能は、CPUがメモリ上に展開したコンピュータプログラムにより実行されても良い。

Claims (5)

  1. 力アナログ映像信号の映像有効領域の水平方向の開始位置および終了位置を測定し、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の垂直方向の開始位置および終了位置を測定する測定手段と、
    前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の水平期間を前記測定手段で測定された水平方向の開始位置および終了位置に基づいて計算し、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の垂直期間を前記測定手段で測定された垂直方向の開始位置および終了位置に基づいて計算し、候補フォーマットの映像有効領域と前記入力アナログ映像信号の映像有効領域とが重なり合う部分の水平期間に対応する水平重畳期間を前記候補フォーマットの映像有効領域の水平方向の開始位置および終了位置と前記測定手段で測定された水平方向の開始位置および終了位置とに基づいて計算し、前記候補フォーマットの映像有効領域と前記入力アナログ映像信号の映像有効領域とが重なり合う部分の垂直期間に対応する垂直重畳期間を前記候補フォーマットの映像有効領域の垂直方向の開始位置および終了位置と前記測定手段で測定された垂直方向の開始位置および終了位置とに基づいて計算し、前記水平期間と前記垂直期間の積に対する前記水平重畳期間と前記垂直重畳期間の積の割合に対応する重畳比率を計算する計算手段と、
    前記候補フォーマットを前記入力アナログ映像信号のフォーマットとするか否かを前記計算手段で計算された重畳比率に基づいて判定する判定手段と
    を有することを特徴とする映像信号判定装置。
  2. 前記計算手段が前記候補フォーマットを含む複数の候補フォーマットの重畳比率を計算した場合、前記判定手段は、前記複数の候補フォーマットの中で重畳比率が最大となる候補フォーマットを前記入力アナログ映像信号のフォーマットとすることを特徴とする請求項1に記載の映像信号判定装置。
  3. 入力アナログ映像信号を前記候補フォーマットのサンプリング周波数に基づいてデジタル化する変換手段をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の映像信号判定装置。
  4. 入力アナログ映像信号の映像有効領域の水平方向の開始位置および終了位置を測定する第1の測定ステップと、
    前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の垂直方向の開始位置および終了位置を測定する第2の測定ステップと、
    前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の水平期間を前記第1の測定ステップで測定された水平方向の開始位置および終了位置に基づいて計算する第1の計算ステップと、
    前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の垂直期間を前記第2の測定ステップで測定された垂直方向の開始位置および終了位置に基づいて計算する第2の計算ステップと、
    候補フォーマットの映像有効領域と前記入力アナログ映像信号の映像有効領域とが重なり合う部分の水平期間に対応する水平重畳期間を前記候補フォーマットの映像有効領域の水平方向の開始位置および終了位置と前記第1の測定ステップで測定された水平方向の開始位置および終了位置とに基づいて計算する第3の計算ステップと、
    前記候補フォーマットの映像有効領域と前記入力アナログ映像信号の映像有効領域とが重なり合う部分の垂直期間に対応する垂直重畳期間を前記候補フォーマットの映像有効領域の垂直方向の開始位置および終了位置と前記第2の測定ステップで測定された垂直方向の開始位置および終了位置とに基づいて計算する第4の計算ステップと、
    前記水平期間と前記垂直期間の積に対する前記水平重畳期間と前記垂直重畳期間の積の割合に対応する重畳比率を計算する第5の計算ステップと、
    前記候補フォーマットを前記入力アナログ映像信号のフォーマットとするか否かを前記第5の計算ステップで計算された重畳比率に基づいて判定するステップと
    を有することを特徴とする映像信号判定方法。
  5. コンピュータを、
    入力アナログ映像信号の映像有効領域の水平方向の開始位置および終了位置を測定し、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の垂直方向の開始位置および終了位置を測定する測定手段と、
    前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の水平期間を前記測定手段で測定された水平方向の開始位置および終了位置に基づいて計算し、前記入力アナログ映像信号の映像有効領域の垂直期間を前記測定手段で測定された垂直方向の開始位置および終了位置に基づいて計算し、候補フォーマットの映像有効領域と前記入力アナログ映像信号の映像有効領域とが重なり合う部分の水平期間に対応する水平重畳期間を前記候補フォーマットの映像有効領域の水平方向の開始位置および終了位置と前記測定手段で測定された水平方向の開始位置および終了位置とに基づいて計算し、前記候補フォーマットの映像有効領域と前記入力アナログ映像信号の映像有効領域とが重なり合う部分の垂直期間に対応する垂直重畳期間を前記候補フォーマットの映像有効領域の垂直方向の開始位置および終了位置と前記測定手段で測定された垂直方向の開始位置および終了位置とに基づいて計算し、前記水平期間と前記垂直期間の積に対する前記水平重畳期間と前記垂直重畳期間の積の割合に対応する重畳比率を計算する計算手段と、
    前記候補フォーマットを前記入力アナログ映像信号のフォーマットとするか否かを前記計算手段で計算された重畳比率に基づいて判定する判定手段
    として機能させるためのプログラム。
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