JP2000115574A - 同期信号極性判別方法、同期信号極性判別回路および電子機器 - Google Patents

同期信号極性判別方法、同期信号極性判別回路および電子機器

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JP2000115574A
JP2000115574A JP10281795A JP28179598A JP2000115574A JP 2000115574 A JP2000115574 A JP 2000115574A JP 10281795 A JP10281795 A JP 10281795A JP 28179598 A JP28179598 A JP 28179598A JP 2000115574 A JP2000115574 A JP 2000115574A
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pulse
signal
synchronization
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Takeo Yasuda
健男 安田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンポジット同期信号の極性を確実に判別す
る。 【解決手段】 カウンタ10は水平同期信号HSの立ち
上がりからクロック信号CKをカウントして、第1タイ
ミングパルスP1を生成する。垂直カウンタ20は水平
同期信号HSをカウントする。デコーダ30は、そのカ
ウント値をデコードして第2タイミングパルスP2を生
成する。ここで、第2タイミングパルスP2は垂直同期
パルスの開始から第7番目の水平走査期間中にハイレベ
ルとなる。このため、アンド回路40において、制御パ
ルスP1が制御パルスP2でゲートされる。これによ
り、等価パルスおよび垂直同期パルス期間以外の水平走
査期間において、シンクチップをサンプル可能な第3タ
イミングパルスP3が生成される。Dフリップフロップ
50はコンポジット同期信号CSを第3タイミングパル
スP3でラッチして極性判別信号Sを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期信号の極性を
判別するのに好適な同期信号極性判別方法、同期信号極
性判別回路およびこれを用いた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置のように映像信号に基づい
て画像を表示する電子機器あっては、映像信号からコン
ポジット同期信号を分離して、コンポジット同期信号に
応じた各種のタイミング信号を生成し、タイミング信号
によって各構成部分が制御されている。
【0003】コンポジット同期信号から各種のタイミン
グ信号を生成する際には、コンポジット同期信号の立ち
上がりエッジあるいは立ち下がりエッジをタイミングの
基準として用いる。ここで、コンポジット同期信号の極
性が常に一定であるとすれば、コンポジット同期信号と
タイミング信号との位相関係に変化はない。しかし、コ
ンポジット同期信号の極性が正極性であったり、あるい
は負極性であったりすると、コンポジット同期信号に極
性に応じて、両者の位相関係が変動してしまう。このた
め、画像表示に用いられる電子機器では、コンポジット
同期信号の極性を判別する同期信号極性判別回路を備
え、その判別結果に応じて、コンポジット同期信号の極
性を一定に保つようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、垂直同
期パルス付近におけるコンポジット同期信号は、垂直同
期パルスとその前後に位置する各3個づつの等価パルス
から構成されており、映像を表示する他の期間とは異な
る波形となっている。
【0005】このため、等価パルスおよび垂直同期パル
スが介挿される期間においてシンクチップのレベルを検
出すると、極性を誤検出してしまうといった問題があっ
た。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、コンポジット同期信号の極性を確実に判別
することが可能な同期信号極性判別方法、同期信号極性
判別回路およびこれを用いた電子機器を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の同期信号の極性を判別する同期信号極性判別方
法は、同期信号の等価パルスおよび垂直同期パルス以外
の期間を特定するステップと、当該期間において、前記
同期信号のシンクチップのレベルを検出するステップ
と、検出されたシンクチップのレベルに基づいて、前記
同期信号の極性を判別するステップとを備えたことを特
徴とする。
【0008】この同期信号極性判別方法によれば、同期
信号の波形が通常の水平走査期間と異なるものになる等
価パルスおよび垂直同期パルス期間では極性判別は行わ
ず、それ以外の期間において同期信号の極性を判別する
ので、簡易かつ確実に同期信号の極性を判別することが
できる。
【0009】また、本発明の同期信号の極性を判別する
同期信号極性判別回路は、同期信号の等価パルスおよび
垂直同期パルス以外の期間を特定する第1の手段と、当
該期間において、前記同期信号のシンクチップのレベル
を検出する第2の手段と、検出されたシンクチップのレ
ベルに基づいて、前記同期信号の極性を判別する手段と
を備えたことを特徴とする。
【0010】この同期信号極性判別回路によれば、上述
した同期信号極性判別方法と同様に、簡易かつ確実に同
期信号の極性を判別することができる。ここで、第1の
手段は、同期信号の垂直同期パルスを基準として前記同
期信号に同期した水平同期パルスの数をカウントする手
段と、前記カウント値に基づいて、等価パルスおよび垂
直同期パルス期間以外の1水平走査期間を特定する手段
とを備えたものであってもよい。
【0011】また、本発明の同期信号の極性を判別する
同期信号極性判別回路は、前記第3の手段によって判別
された判別結果を、次の判別動作まで保持する第4の手
段を備えることを特徴とする。これによれば、判別動作
が行われるまでは前の判別結果が保持され、新たに判別
動作が行われると、判別結果が更新されることになる。
【0012】また、本発明の同期信号極性判別回路を有
する電子機器は、前記同期信号極性判別回路の極性判別
結果に基づいて、前記同期信号の極性を一方の極性に揃
えた単一極性同期信号を生成する手段を備え、この単一
極性同期信号に基づいて映像処理のタイミングを制御す
ることを特徴とする。このような電子機器としては、例
えば、カーナビゲーションシステム、携帯情報端末機
器、その他各種の電子機器が考えられる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施形態につい
て、図面を参照しつつ説明をする。
【0014】<1.同期信号極性判別回路>まず、本実
施形態の液晶表示装置に用いられる同期信号極性判別回
路について説明する。図1は、同期信号極性判別回路の
回路図である。
【0015】図1に示すように同期信号極性判別回路1
00は、カウンタ10、垂直カウンタ20、デコーダ3
0、アンド回路40、およびDフリップフロップ50か
ら大略構成されている。
【0016】カウンタ10は、図示せぬ基本タイミング
作成部から供給されるクロック信号CKをカウントし
て、カウント値が所定値に達すると、ハイレベルとなる
第1タイミングパルスP1を出力するように構成されて
いる。また、カウンタ10はリセット端子Rにパルスが
入力されると、当該パルスがローレベルからハイレベル
に立ち上がるタイミングで、カウント値がリセットされ
るようになっている。
【0017】ここで、カウンタ10のリセット端子Rに
は、図示せぬ基本タイミング作成部から水平同期信号H
Sが供給される。このため、カウンタ10は、水平同期
信号HSの立ち上がりエッジからカウントを開始する。
【0018】また、クロック信号CKの周波数は、例え
ば、サブキャリア周波数fsであり、水平走査周波数と比
較して十分高く設定されている。また、カウンタ10に
設定されている所定値は、クロック信号CKを水平同期
信号HSの立ち上がりエッジからカウントを開始した場
合、シンクチップの中央位置で第1タイミングパルスP
1がハイレベルとなるように設定されている。
【0019】次に、垂直カウンタ20は水平同期信号H
Sをカウントし、そのカウント値を出力する。なお、垂
直カウンタ20は垂直同期パルスの開始タイミングでリ
セットされるが、このために用いられるタイミング信号
は図示せぬ基本タイミング作成部から供給されるように
なっている。
【0020】次に、デコーダ30は垂直カウンタ20の
カウント値をデコードして、カウント値が予め定められ
た所定値と一致する期間ハイレベルとなる第2タイミン
グパルスP2を生成する。この例にあっては、所定値が
「7」に設定されている。したがって、第7番目の水平
走査期間において第2タイミングパルスP2はハイレベ
ルとなる。
【0021】次に、アンド回路40は、第1タイミング
パルスP1と第2タイミングパルスP2との論理積を算
出し、これを第3タイミングパルスP3として出力す
る。ここで、等価パルスおよび垂直同期パルス期間は、
垂直同期パルスの開始から6個の水平走査期間が経過す
ると終了する。一方、第2タイミングパルスP2は第7
番目の水平走査期間においてハイレベルとなる。このた
め、第3タイミングパルスP3は等価パルスおよび垂直
同期パルス期間が終了した後に出力されることになる。
【0022】次に、Dフリップフロップ50のクロック
端子には第3タイミングパルスP3が、また、データ入
力端子Dにはコンポジット同期信号CSが供給されるよ
うになっている。したがって、Dフリップフロップ50
は、第3タイミングパルスP3の立ち上がりエッジによ
って、コンポジット同期信号CSのレベルをラッチして
極性判別信号Sを生成する。シンクチップレベルがハイ
レベルである場合を正極性、それがローレベルである場
合を負極性とすれば、極性判別信号Sはハイレベルのと
き正極性を指示し、ローレベルのとき負極性を指示す
る。
【0023】さてここで、同期信号極性判別回路100
の動作について図2を参照しつつ、詳細に説明する。
【0024】図2(a)はコンポジット同期信号CSの
タイミングチャートであり、図2(b)は水平同期信号
HSのタイミングチャートである。図2(a)に示すよ
うにコンポジット同期信号CSは、垂直帰線期間におい
て、0.5Hの等価パルス(3H期間)、垂直同期パル
ス(切り込みパルス、3H期間)、0.5Hの等価パル
ス(3H期間)および画像信号が重畳していない11H
期間から構成されている。
【0025】上述したように垂直カウンタ20は垂直同
期パルスの開始タイミング、すなわちタイミングt1で
リセットされ、カウントが開始される。したがって、垂
直カウンタ20のカウント値は図2(c)に示すものと
なる。
【0026】図2(d)は、図2(b)に示す水平同期
信号HSの一部を拡大したタイミングチャートである。
上述したようにカウンタ10に設定されている所定値
は、シンクチップの中央位置で第1タイミングパルスP
1がハイレベルとなるように設定されているから、第1
タイミングパルスP1は図2(e)に示すように、図2
(h)に示すコンポジット同期信号CSのシンクチップ
レベルの中央位置でハイレベルとなる。
【0027】また、デコーダ30は、垂直カウンタ20
のカウント値が「7」の時にハイレベルとなる第2タイ
ミングパルスP2を生成するから、カウント値が「6」
から「7」に変わると、第2タイミングパルスP2は図
2(f)に示すようにローレベルからハイレベルに変化
する。
【0028】このようにして生成された第1タイミング
パルスP1と第2タイミングパルスP2とがアンド回路
40に供給されると、第2タイミングパルスP2によっ
て第1タイミングパルスP1がゲートされ、図2(g)
に示す第3タイミングパルスP3が生成される。したが
って、第3タイミングパルスP3を等価パルスおよび垂
直同期パルス以外の期間であって、シンクチップレベル
の中央位置に発生させることができる。
【0029】Dフリップフロップ50は、図2(g)に
示すタイミングt2において、図2(h)に示すコンポ
ジット同期信号CSのレベルを取り込みこれを保持す
る。すなわち、コンポジット同期信号CSの極性判別
は、1フィールド毎に上述した所定のタイミングで行わ
れ、判別結果が保持されることになる。この場合、タイ
ミングt2におけるシンクチップのレベルはローレベル
Lであるから、極性判別信号Sのレベルは、図2(i)
に示すようにローレベルLとなる。これにより、コンポ
ジット同期信号CSの極性が負極性であることが検知さ
れる。
【0030】このように、本実施形態に係る同期信号極
性判別回路100によれば、水平同期信号をカウントす
ることによって、等価パルスおよび垂直同期パルス以外
の期間でコンポジット同期信号CSの極性判別を行うの
で、確実に極性判別を行うことができる。
【0031】また、等価パルスおよび垂直同期パルス以
外の期間で極性判別を行うとすれば、その前提として等
価パルスおよび垂直同期パルスが介挿される期間を検出
することが必要となるが、この例では、等価パルスおよ
び垂直同期パルスが介挿される期間の終了直後に極性判
別を行うので、判別結果をいち早く検知することができ
る。
【0032】<2.液晶表示装置>次に、上述した同期
信号極性判別回路を用いた液晶表示装置について説明す
る。図3は、本実施形態にかかる液晶表示装置の要部概
略構成を示すブロック図である。
【0033】同図に示すように、液晶表示パネル110
では、i本のデータ線X1〜Xiとj本の走査線Y1〜Yjとの
各交点において画素領域16が形成されており、各画素
領域16は、液晶表示要素(液晶層)18とTFD素子
20とが直列に接続された構成となっている。
【0034】各走査線Y1〜Yjは走査信号駆動回路120
によって、また、各データ線X1〜Xiはデータ信号駆動回
路130によって、それぞれ駆動される。さらに、走査
信号駆動回路120およびデータ信号駆動回路130
は、駆動制御回路140によって制御される。
【0035】駆動制御回路140は、図に示すように同
期信号極性判別回路100、イクシブルノア回路10
1、基本タイミング作成部102、PLL103、A/
Dコンバータ104、A/Dコントロール部105、デ
ータラッチ部106および駆動コントロール部107か
ら構成されている。
【0036】イクシブルノア回路101は、排他的論理
和の反転を出力する論理回路であって、極性判別信号S
とコンポジット同期信号CSとに基づいて、常に極性が
正極性となる正極性コンポジット同期信号CS’を生成
して、これを基本タイミング作成部102に供給してい
る。
【0037】例えば、正極性のコンポジット同期信号C
Sが同期判別回路100に供給されたとすると、極性判
別信号Sはハイレベルとなる。この場合には、イクシブ
ルノア回路101は、単なるバッファとして動作し、正
極性のコンポジット同期信号CSをそのまま出力する。
一方、負極性のコンポジット同期信号CSが同期判別回
路100に供給されたとすると、極性判別信号Sはロー
レベルとなる。この場合には、イクシブルノア回路10
1は、インバータとして動作し、負極性のコンポジット
同期信号CSを反転して出力する。したがって、イクシ
ブルノア回路101は、常に極性が正極性となる正極性
コンポジット同期信号CS’を生成する。換言すれば、
イクシブルノア回路101は、極性判別信号Sに基づい
てコンポジット同期信号CSの極性が常に一定の極性と
なるようにしている。
【0038】基本タイミング作成部102は、正極性コ
ンポジット同期信号CS’およびPLL103から供給
される基本クロックCKmに基づいて、各構成部分を制
御するタイミング信号やクロック信号を生成するととも
に、正極性コンポジット同期信号CS’から分離した水
平同期信号HSをPLL103に供給している。
【0039】A/Dコントロール部105は、A/Dコ
ンバータ104に対してサンプリングクロックCKsを
出力する。A/Dコンバータ104はアナログ映像信号
VをサンプリングクロックCKsに従ってデジタル信号
に変換して6ビットの階調データGDを生成する。この
階調データGDはデータラッチ部106でラッチされた
後、データ信号駆動回路130に供給される。
【0040】また、駆動コントロール部107は基本タ
イミング作成部102から供給されるタイミング信号に
基づいて、データ信号駆動回路130および走査信号駆
動回路120を制御するための制御信号を生成し、出力
している。
【0041】このように液晶表示装置は、コンポジット
同期信号CSに基づいて生成されたタイミング信号を時
間基準として各構成部分が動作するが、同期信号極性判
別回路100とイクシブルノア回路101によって、コ
ンポジット同期信号CSの極性を常に正極性に変換する
ことができるので、コンポジット同期信号CSの極性に
よらず、安定した動作を行うことができる。
【0042】また、コンポジット同期信号CSの極性判
別は、上述した同期信号極性判別回路100において、
等価パルスおよび垂直同期パルス以外の期間で実行する
ので、確実に極性判別を行うことができる。
【0043】<3.電子機器>次に、上述した同期信号
極性判別回路100は、テレビジョンモニタ、ビデオテ
ープレコーダ等の映像機器に適用できることは勿論であ
る。
【0044】また、上述した液晶表示装置を各種の電子
機器に用いてもよいことは勿論である。この液晶表示装
置をライトバルブとして用いてビデオプロジェクタを構
成してもよい。また、液晶表示装置をパーソナルコンピ
ュータに適用してもよく、この場合には、液晶表示パネ
ル110にカラーフィルタとバックライトとを付加して
もよい。さらに、液晶表示パネル110をページャに適
用してもよい。
【0045】なお、これらの電子機器の他にも、液晶テ
レビや、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテ
ープレコーダ、カーナビゲーション装置、電子手帳、電
卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、携帯電
話、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置
等などが電子機器の例として挙げられる。そして、これ
らの各種電子機器に適用可能なのは言うまでもない。
【0046】<4.変形例>以上、本発明に係わる実施
形態を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、以下に述べる各種の変形が可能であ
る。
【0047】(1)上述した同期信号極性判別回路10
0では、1フィールドに1回の割合でコンポジット同期
信号CSの極性を判別していたが、1フィールドに複数
回の極性判別を行うようにしてもよい。
【0048】この場合、例えば、第7番目の水平走査期
間における極性判別に続いて第8番目、第9番目でも極
性判別を行い、3回連続して同一極性が判別されたとき
に極性判別信号Sを生成するようにしてもよい。このよ
うに複数回の判別結果に基づいて、コンポジット同期信
号CSの極性判別を行うと、ノイズが重畳していても誤
判別する可能性を大幅に減少させることができる。
【0049】(2)上述した同期信号極性判別回路10
0では、等価パルスおよび垂直同期パルス期間が終了し
た後の第7番目の水平走査期間においてコンポジット同
期信号CSの極性を判別したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、等価パルスおよび垂直同期パルス以
外の期間であれば、いつ極性判別を行ってもよい。
【0050】ところで、映像信号は、等価パルスおよび
垂直同期パルスが介挿される期間が終了して直ちに映像
表示のための期間が開始されるわけではなく、11H程
度の絵柄がない期間が存在する。そこで、等価パルスお
よび垂直同期パルスが介挿される期間が終了してから絵
柄期間の開始までの1水平走査期間においてコンポジッ
ト同期信号CSの極性を判別するようにしてもよい。
【0051】(3)上述した液晶表示装置等の映像機器
において、電源が投入されてからあるいはコンポジット
同期信号CSが入力されてから、最初の極性判別を行う
までは、液晶表示パネル110に画像を表示しないよう
に制御してもよい。極性判別を行うまでは、基本タイミ
ング作成部102が正しいタイミング信号を生成すると
は限らないので、乱れた画面表示になることがあるが、
このような制御を行えば、常に正常な画面を表示するこ
とができる。
【0052】
【発明の効果】上述したように本発明に係る発明特定事
項によれば、同期信号の波形が通常の水平走査期間と異
なるものになる等価パルスおよび垂直同期パルスが介挿
される期間では極性判別を行わず、それ以外の期間にお
いて同期信号の極性を判別するので、簡易かつ確実に同
期信号の極性を判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る液晶表示装置に用
いられる同期信号極性判別回路の回路図である。
【図2】 同実施形態に係わる同期信号極性判別回路の
タイミングチャートである。
【図3】 同実施形態に係わる液晶表示装置のブロック
図である。
【符号の説明】
100……同期信号極性判別回路 10……カウンタ(第2の手段) 20……垂直カウンタ(第1の手段) 30……デコーダ(第1の手段) 40……アンド回路(第2の手段) 50……Dフリップフロップ(第2の手段、第3の手
段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期信号の極性を判別する同期信号極性
    判別方法において、 同期信号の等価パルスおよび垂直同期パルス以外の期間
    を特定するステップと、 当該期間において、前記同期信号のシンクチップのレベ
    ルを検出するステップと、 検出されたシンクチップのレベルに基づいて、前記同期
    信号の極性を判別するステップとを備えたことを特徴と
    する同期信号極性判別方法。
  2. 【請求項2】 同期信号の極性を判別する同期信号極性
    判別回路において、 同期信号の等価パルスおよび垂直同期パルス以外の期間
    を特定する第1の手段と、 当該期間において、前記同期信号のシンクチップのレベ
    ルを検出する第2の手段と、 検出されたシンクチップのレベルに基づいて、前記同期
    信号の極性を判別する第3の手段と、 を備えたことを特徴とする同期信号極性判別回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の手段は、同期信号の垂直同期
    パルスを基準として前記同期信号に同期した水平同期パ
    ルスの数をカウントする手段と、前記カウント値に基づ
    いて、等価パルスおよび垂直同期パルス以外の1水平走
    査期間を特定する手段とを備えたことを特徴とする請求
    項2に記載の同期信号極性判別回路。
  4. 【請求項4】 前記第3の手段によって判別された判別
    結果を、次の判別動作まで保持する第4の手段を備える
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の同期信号極
    性判別回路。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のうちいずれか1項に記
    載の同期信号極性判別回路を有する電子機器であって、 前記同期信号極性判別回路の極性判別結果に基づいて、
    前記同期信号の極性を一方の極性に揃えた単一極性同期
    信号を生成する手段を備え、この単一極性同期信号に基
    づいて映像処理のタイミングを制御することを特徴とす
    る電子機器。
JP10281795A 1998-10-02 1998-10-02 同期信号極性判別方法、同期信号極性判別回路および電子機器 Withdrawn JP2000115574A (ja)

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CN116778857A (zh) * 2023-08-22 2023-09-19 联士光电(深圳)有限公司 微显示面板中输入信号极性自适应电路

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