JPH08148929A - 可搬型アンテナ - Google Patents

可搬型アンテナ

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JPH08148929A
JPH08148929A JP29113294A JP29113294A JPH08148929A JP H08148929 A JPH08148929 A JP H08148929A JP 29113294 A JP29113294 A JP 29113294A JP 29113294 A JP29113294 A JP 29113294A JP H08148929 A JPH08148929 A JP H08148929A
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JP
Japan
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power feeding
waveguide
support
unit
transmitter
Prior art date
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Application number
JP29113294A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemi Kikuchi
岳実 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】送信装置と導波管を工具を使わずに接続し、導
波管を損傷および変形させることなく仰角と方位角を調
整できること。 【構成】給電部支持部13をパイプで製作し、この中に
導波管12を通す。給電部支持部13は送信装置30に
差し込まれ、送信装置30の内側で装置側フランジ32
と給電部側フランジ14を外周ネジ15により取り付け
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星通信システムにお
ける移動地球局などに利用し、仰角および方位角の調整
を行うとともに、解体および組立して運搬する可搬型ア
ンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動地球局などに使用さ
れるパラボラ型,平面アレー型などの可搬型アンテナ
は、その可搬性および移動地点での設置の容易性が必要
となる。すなわち、移動が容易であるとともに、地上局
からの電波をトランスポンダで転送を行う静止衛星局へ
の仰角および方位角のそれぞれのビーム方向(放射パタ
ーン)を整合させる初期設定作業の容易さが求められ
る。
【0003】このような可搬型アンテナの好適な提案と
して、特開昭63−302606号公報に開示される
「可搬アンテナ装置」を挙げることができる。
【0004】図9は特開昭63−302606号公報に
おける構成を示す側面図である。図9において、給電部
1と反射鏡2を反射鏡支持台3で固定し、高さ調整ジャ
ッキ4により仰角を調整し、送信装置5と給電部1は導
波管6を給電部支持7に沿わせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の可搬型アンテナにあって、特開昭63−302
606号公報では、導波管が露出しているため損傷しや
すいだけでなく、送信装置と導波管の接続には工具が必
要となる。この結果、工具を使用することで組立および
解体に時間を多く費すこととなり、設置が簡単にできな
いという欠点を有していた。
【0006】本発明は上述した事情に鑑みて発明された
ものであり、導波管の損傷を防ぐだけでなく、送信装置
と導波管および導波管を保護するパイプを同時に接続で
き工具を必要としない可搬型アンテナの提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本可搬型アンテナは、ア
ンテナからの放射角度を調整する調整部と、前記調整部
に取り付けられた送信装置と、前記送信装置に取り付け
られたアンテナ反射鏡と、前記送信装置に給電部支持部
を介して取り付けられた給電部とから構成され、特に前
記給電部支持部内に導波管を貫入したことを特徴として
いる。
【0008】また、給電部支持部をパイプで構成し、パ
イプの中に導波管を通す。給電部支持部は送信装置に差
し込み、給電部側導波管フランジと送信装置側フランジ
が手回しのネジ1個で接続できる。
【0009】送信装置側導波管フランジにはガイドピン
があって、給電部支持部のサポートを装置に差し込みな
がら外周ネジを回すと、装置側フランジが給電部側フラ
ンジと接続される。
【0010】サポートにはシールがはってあり、導波管
フランジへの水の侵入を防ぐことができる。
【0011】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例としての可搬型アンテナの
組立状態を表す正面図(a),側面図(b)である。本
可搬型アンテナは、高さ調整ボルト44aにて設置面上
の高さを調整する機能と、反射鏡21の方位角を調整す
る方位角調整部46とを有する調整ユニット40にて設
置面上に固定される。また、送信装置30は、固定台4
3上に取り付けられており、所定の出力で変調信号を送
信する機能を有する。また、送信装置30の上面には反
射鏡ユニット20を構成する反射鏡21が取り付けられ
ており、さらに送信装置30は、給電部支持部13と反
射給電部からなる結電ユニット10が直接取り付けられ
る構造を有している。本可搬型アンテナは給電ユニット
10、反射鏡ユニット20、送信装置30、調整ユニッ
ト40の4つに分解され、それぞれ収納ケースに納めて
運搬される。ここで、図2を用いて給電ユニット10の
詳細説明をする。給電ユニット10は放射給電部11が
給電部支持部13に支えられている。給電部支持部13
はパイプで構成され、本パイプ中に導波管12が通して
ある。給電部側フランジ14は、サポート17の内側に
ありサポート17の外側には外周ネジ15がある。
【0012】次に図3を用いて反射鏡ユニット20の説
明をする。反射鏡ユニット20は、反射鏡21が反射鏡
支持部22に支えられていて、送信装置に接続するため
の接続金具23が反射鏡支持部22に付いている。
【0013】次に、図4を用いて送信装置30の構成を
説明する。送信装置30は、装置側ネジ31が突き出て
おり、中に装置側フランジ32が固定されている。装置
側フランジには4本のガイドピン33a〜33dが付い
ている。
【0014】さらに、調整ユニット40の構成を図5を
用いて説明する。調整ユニット40は、折りたたみが可
能な三脚台47の上に回転することで方位角を調整する
方位角調整部46、伸縮することで仰角を調整する仰角
調整部45を備え、仰角調整部45の上には、送信装置
が脱着可能な接続金具49を載せた固定台43がある。
固定台43はヒンジ48で支えられ、仰角軸41まわり
に回転できる。仰角軸41は方位角調整部46の上にあ
る軸受42に支えられている。方位角調整部46は三脚
台47に固定された円板46bの上を円板47aが回転
する。三脚台47は高さ調整ボルト44a,44b,4
4cにより接地面に対して水平を保つことができる。
【0015】次に、以上説明した給電ユニット10、反
射鏡ユニット20、送信装置30、調整ユニットの組立
方法を説明する。調整ユニット40を設置場所に置き、
送信装置30を接続する。次に送信装置30に給電ユニ
ット10を接続するが、さらに図6〜図8を用いて詳し
く説明する。図6は給電部支持部13を差し込む前の送
信装置30の導波管接続部の詳細を示し、図7は送信装
置に送り込む前の給電部支持部13の導波管接続部の詳
細を示し、さらに図8は装置側フランジ34と給電部側
フランジ14の接合した状態を示している。図6に示す
ごとく装置側ネジ31の内側には装置側フランジ32が
あり、給電部側フランジ14と接合しやすいようにガイ
ドピン33a〜33dが付いている。
【0016】一方、図7に示すごとく給電部側接続部
は、給電部支持部13にサポート17がねじ込んであ
り、ピン18により位置が決められるようになってい
る。給電部側フランジ14はサポート17により固定さ
れており、サポート17の位置により、装置側フランジ
32と接合できる位置に定められる。給電部側フランジ
には4か所穴があり、ガイドピン33a〜33dが通る
ようになっている。サポート17の外側には、外周ネジ
15があり、自由にスライドできるようになっている。
サポート17には装置側と接触する部分にシール16が
はってある。
【0017】次に図8に示すように装置側ネジ31の内
側にサポート17を差し込むと装置側フランジ32と給
電部側フランジ14がガイドピン33a〜33dにより
接近し、外周ネジ15を締めることで密着した状態で接
合する。このとき、シール16が装置側ネジ31の端と
サポート17にはさまれるため、防水効果を発揮する。
送信装置30に給電ユニット10を接続した後の組立
は、送信装置30の上に反射鏡ユニット20を接続金具
23a,23bにより接続する。
【0018】次に調整方法について説明する。方位角の
調整は反射鏡21の端部をつかんで方位角調整部46を
中心に回転させる。一方、仰角の調整は仰角調整部45
を伸縮させて行う。
【0019】尚、本実施例では給電部支持部内に導波管
を通すこととしたが、これに限定するものでない。例え
ば、アンテナで扱われる周波数が低下すると導波管のサ
イズが大きくなり支持部重量の増大となるため、同軸ケ
ーブル又はSJケーブルを給電部支持部内に通すことが
望ましい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、パイプで
構成した給電部支持部の中に導波管12を通し、給電部
支持部13を送信装置30に差し込んで手回しの外周ネ
ジ15と装置側ネジ31により給電部側フランジ14と
装置側フランジ32を接合する構造にしたので、導波管
12を損傷させることなく運搬および組立が行え、導波
管の接続を工具なしに行えるという結果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の可搬型アンテナの実施例の構
成を示す正面図であり、(b)は同図(a)の側面図で
ある。
【図2】(a)は運搬用に分解した給電部ユニットの構
成を示す側面図であり、(b)は同図(a)の詳細図で
ある。
【図3】運搬用に分解した反射鏡ユニットの構成を示す
側面図である。
【図4】(a)は運搬用に分解した送信装置の構成を示
す側面図であり、(b)は同図(a)の詳細図である。
【図5】運搬用に分解した調整ユニットの構成を示す側
面図である。
【図6】給電部支持部を差し込む前の送信装置の導波管
接続部の詳細を示す側面図である。
【図7】送信装置に差し込む前の給電部支持部の導波管
接続部の詳細を示す側面図である。
【図8】装置側フランジと給電部側フランジの接合した
状態を示す側面図である。
【図9】従来の可搬アンテナの構成を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 給電部 2 反射鏡 3 反射鏡支持台 4 高さ調整ジャッキ 5 送信装置 6 導波管 7 給電部支持 10 給電ユニット 11 放射給電部 12 導波管 13 給電部支持部 14 給電部側フランジ 15 外周ネジ 16 シール 17 サポート 18 ピン 20 反射鏡ユニット 21 反射鏡 22 反射鏡支持部 23 接続金具 30 送信装置 31 装置側ネジ 32 装置側フランジ 33 ガイドピン 40 調整ユニット 41 仰角軸 42 軸受 43 固定台 44 高さ調整ボルト 45 仰角調整部 46 方位角調整部 47 三脚台 48 ヒンジ 49 接続金具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナからの放射角度を調整する調整
    部と、前記調整部に取り付けられた送信装置と、前記送
    信装置に取り付けられたアンテナ反射鏡と、前記送信装
    置に給電部支持部を介して取り付けられた給電部とから
    構成される可搬型アンテナにおいて、前記給電部支持部
    内に導波管を貫入したことを特徴とする可搬型アンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】 前記給電部支持部は、パイプ形状を有し
    ており、前記送信装置と結合する端部に第1の導波管フ
    ランジと、前記第1の導波管フランジを固定するサポー
    トと、前記サポートの外周を移動する第1のネジとを有
    し、前記送信装置の前記給電部支持部との結合部と前記
    第1のネジで固定することを特徴とする請求項1記載の
    可搬型アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記送信装置の前記給電部支持部との結
    合部において、前記第1の導波管フランジに対応する第
    2の導波管フランジと、前記第2の導波管フランジに複
    数のガイドピンと、前記第1のネジと結合する第2のネ
    ジとを有することを特徴とする請求項2記載の可搬型ア
    ンテナ。
  4. 【請求項4】 前記サポートは、前記給電部支持部と前
    記送信装置との結合部にシールを付着してあることを特
    徴とする請求項2記載の可搬型アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記給電部支持部は、内部に同軸ケーブ
    ルを貫入したことを特徴とする請求項1記載の可搬型ア
    ンテナ。
JP29113294A 1994-11-25 1994-11-25 可搬型アンテナ Pending JPH08148929A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105119033A (zh) * 2015-09-10 2015-12-02 四川九洲电器集团有限责任公司 一种软波导管及信号传输系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01205604A (ja) * 1988-02-12 1989-08-18 Toshiba Shiyutoken Service Kk オフセット形パラボラアンテナ
JP3113520B2 (ja) * 1994-10-26 2000-12-04 シャープ株式会社 不揮発性半導体記憶装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970415