JP2643821B2 - 車両搭載用アンテナ装置 - Google Patents

車両搭載用アンテナ装置

Info

Publication number
JP2643821B2
JP2643821B2 JP5349680A JP34968093A JP2643821B2 JP 2643821 B2 JP2643821 B2 JP 2643821B2 JP 5349680 A JP5349680 A JP 5349680A JP 34968093 A JP34968093 A JP 34968093A JP 2643821 B2 JP2643821 B2 JP 2643821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna device
vehicle
transmission
power supply
waveguide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5349680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07202539A (ja
Inventor
隆雄 魚住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP5349680A priority Critical patent/JP2643821B2/ja
Publication of JPH07202539A publication Critical patent/JPH07202539A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2643821B2 publication Critical patent/JP2643821B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星通信用のアンテナ
装置に関し、特に、車両に搭載した状態で使用するアン
テナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衛星通信用車載局においては、一
般に車両に搭載するアンテナ装置のうち、送受信部とそ
の他の各部を車両の内側と外側に別個に、すなわち、送
受信部は車両の中に、その他主反射鏡,副反射鏡,給電
部等の残りの各部は車両の屋根上に設置して使用してい
た。
【0003】以下、従来の車両搭載用アンテナ装置につ
いて図3を参照して説明する。図3は従来の車両搭載用
アンテナ装置の側面図を示す。同図に示すように従来の
車両搭載用アンテナ装置は、電波を供給する送受信部4
と、この送受信部4から伝送される電波を放射する給電
部3と、給電部3から放射された電波を反射する副反射
鏡2及び主反射鏡1からなり、これらはすべて車両10
に搭載されている。
【0004】このうち、送受信部4は車両10内部に、
主反射鏡1,副反射鏡2及び給電部3は車両10の屋根
上にそれぞれ搭載されており、さらに副反射鏡2と給電
部3は同一の架台7上に設置されている。また、車両1
0の屋根上には、主反射鏡1及び副反射鏡2と給電部3
が設置された架台7を支持,駆動する駆動部9,回転台
8及び揺動軸5が設置してあり、揺動軸5によりEL角
(俯仰角)方向に、回転台8によりAZ角(方位角)方
向にそれぞれアンテナを駆動するようになっている。ま
た、送受信部4と給電部3の間は導波管13及びフレキ
シブル導波管11で接続されており、導波管13とフレ
キシブル導波管11の接続部分はロータリージョイント
12により接続されている。
【0005】このような構成からなる従来の車両搭載用
アンテナ装置の使用態様は次のとおりである。まず、ア
ンテナを使用しないときには、揺動軸5を回転させて主
反射鏡1及び架台7を車両10の屋根側に倒して格納し
ておく(図3の状態)。次に、アンテナを使用するとき
には、揺動軸5を中心として主反射鏡1及び架台7を起
立させ任意のEL角に調整するとともに、回転台8を駆
動部9により回転させ、主反射鏡1及び副反射鏡2,給
電部3を任意のAZ角に調整して使用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の車両搭載用アンテナ装置は、送受信部4と給電部3
等の他の各部が離れた場所に設置されていたため、送受
信部4と給電部3とをつなぐ導波管13,フレキシブル
導波管11が長くなってしまい、また、アンテナを駆動
するため導波管の一部を可撓性のフレキシブル導波管1
1とし、さらに導波管13とフレキシブル導波管11の
継手部分もロータリージョイント12を使用しなければ
ならなかった。このため、アンテナ装置が複雑化,大型
化するとともに、複数本の長い導波管部分によって電波
の伝送損失が大きくなってしまうという問題があった。
【0007】なお、特開昭60−260206号,特開
平2−93809号の各公報において車載用アンテナに
ついての技術が提案されているが、これらはいずれも送
受信部とその他の各部を離れた場所に設置することを前
提としているため、上述した問題点を解決することはで
きなかった。
【0008】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、装置を複
雑化,大型化することなく、送受信部と給電部の間に発
生する伝送損失を有効に低減することができる車両搭載
用アンテナ装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の車両搭載用アンテナ装置は、車両上で展開,格
納して使用されるアンテナ装置において、給電部と副反
射鏡及び送受信部を同一の架台上に、該架台が主反射鏡
の揺動軸を中心としてバランスするように配設するとと
もに、給電部と送受信部間を一本の導波管により結合し
た構成としてある。
【0010】
【作用】上記構成からなる本発明の車両搭載用アンテナ
装置によれば、給電部と送受信部との間を短い一本の導
波管のみで結合でき、この間に発生する電波の伝送損失
を大幅に削減する。また、架台が揺動軸を中心としてバ
ランスすることによって、架台を動かす駆動力も小さく
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の車両搭載用アンテナ装置の一
実施例について、図面を参照して説明する。図1は本発
明の一実施例アンテナ装置のアンテナを展開した状態を
示す側面図である。図2は図1におけるアンテナを格納
した状態を示す側面図である。ここで、本発明の車両搭
載用アンテナ装置は、送受信部を給電部及び副反射鏡と
同一の架台にバランスよく設置するとともに、送受信部
と給電部とを一本の導波管によって結合した点に特徴が
あり、これ以外の部分は、図3に示す従来の車両搭載用
アンテナ装置と同じ構成としてある。したがって、従来
と同様の部分については、同一符号を付して詳細な説明
は省略する。
【0012】これらの図に示すように、本実施例におい
ては送受信部4を副反射鏡2及び給電部3と同一の架台
7上に設置してある。この架台7は主反射鏡1の揺動軸
5により支持されているのであるが、本実施例において
は揺動軸5を中止としてバランスするように、副反射鏡
2及び給電部3と送受信部4を架台7上の両側に配設し
てある。バランス調整は、送受信部4の配設位置、導波
管6の重量等を調整することによって行なう。また、送
受信部4と給電部3との間は、一本の導波管6により結
合してある。
【0013】このような構成からなる本実施例の車両搭
載用アンテナ装置によれば、架台7が主反射鏡1の揺動
軸5を中心としてバランスする位置において送受信部4
と給電部3の距離を最短にすることができ、この両者間
を一本の短い導波管6のみによってつなぐことができ
る。この結果、送受信部4と給電部3間における電波の
伝送損失を大幅に低減することができる。さらに、本実
施例の車両搭載用アンテナ装置によれば、副反射鏡2,
給電部3,送受信部4が同一の架台7上にバランスよく
配置されるため、アンテナの展開,格納の際の駆動力も
小さくてすむという利点もある。なお、本実施例におい
ては電波の送信の場合について説明したが、受信の場合
にも全く同様の効果を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車両搭載用
アンテナ装置によれば、副反射鏡と給電部及び送受信部
を同一の架台上に、主反射鏡の揺動軸を中心としてバラ
ンスするように設置したことにより、装置を複雑化,大
型化することなく、送受信部と給電部の間に発生する電
波の伝送損失を有効に低減することができ、また、アン
テナの展開,格納時の架台の駆動力を小さくすることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例アンテナ装置のアンテナを展
開した状態の側面図を示す。
【図2】図1におけるアンテナを格納した状態の側面図
を示す。
【図3】従来の車両搭載用アンテナ装置の側面図を示
す。
【符号の説明】
1…主反射鏡 2…副反射鏡 3…給電部 4…送受信部 5…揺動軸 6…導波管 7…架台 8…回転台 9…駆動部 10…車両 11…フレキシブル導波管 12…ロータリージョイント 13…導波管
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01Q 19/02 H01Q 19/02 // H01Q 19/19 19/19

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両上で展開,格納して使用されるアン
    テナ装置において、給電部と副反射鏡及び送受信部を同
    一の架台上に、該架台が主反射鏡の揺動軸を中心として
    バランスするように配設するとともに、 給電部と送受信部間を一本の導波管により結合したこと
    を特徴とする車両搭載用アンテナ装置。
JP5349680A 1993-12-27 1993-12-27 車両搭載用アンテナ装置 Expired - Fee Related JP2643821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5349680A JP2643821B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 車両搭載用アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5349680A JP2643821B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 車両搭載用アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07202539A JPH07202539A (ja) 1995-08-04
JP2643821B2 true JP2643821B2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=18405380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5349680A Expired - Fee Related JP2643821B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 車両搭載用アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2643821B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2908236B1 (fr) * 2006-11-07 2008-12-26 Thales Sa Dispositif d'emission et de reception radar
JP5367487B2 (ja) * 2009-07-22 2013-12-11 株式会社東芝 アンテナ装置
JP7354221B2 (ja) * 2018-07-02 2023-10-02 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 旋回作業車

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60260206A (ja) * 1984-06-06 1985-12-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載アンテナ装置
JPS6183311U (ja) * 1984-11-02 1986-06-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07202539A (ja) 1995-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4198867B2 (ja) アンテナ装置
US8362963B2 (en) Satellite transmission antenna and satellite-based mobile telecommunication station
JP5297461B2 (ja) セルラ方式通信能力およびポイントツーポイント通信能力を備えたアンテナ
JP2002111345A (ja) 主反射器及び副反射器の展開及び収納システム
JPH11186827A (ja) 低軌道衛星通信用アンテナ装置
JP2008502207A (ja) 掃引円弧を最小化する、回転反射鏡アンテナを取り付ける方法および装置
JP2643821B2 (ja) 車両搭載用アンテナ装置
JP3448517B2 (ja) アンテナ装置
JP3109584B2 (ja) 低軌道衛星通信用アンテナ装置
KR100331785B1 (ko) 선박과같은이동체를위한위성통신용자동추적안테나
JP2602026B2 (ja) 固定された主反射器及びフィーダを有する人工衛星上に支持された特に超高周波において用いるための大型走査アンテナ、及びそのようなアンテナを装備した衛星構造
JP5367487B2 (ja) アンテナ装置
JP3176805B2 (ja) 移動体用衛星通信アンテナ装置
JP2705612B2 (ja) ビーム給電型複反射鏡アンテナ
CN110085963A (zh) 一种可展开刚性反射面天线
JP2885180B2 (ja) 周波数共用アンテナ
JPH10253746A (ja) レーダ用空中線装置
JP3263206B2 (ja) アンテナ装置
JP2583562B2 (ja) オフセット形アンテナ装置
JPH08162833A (ja) 移動地球局用アンテナ装置
JP3427613B2 (ja) 追尾アンテナ
JP3610151B2 (ja) 携帯電話
JPH0831735B2 (ja) 可搬型アンテナ装置
JPH08256006A (ja) アンテナ装置
JP2000082918A (ja) マルチビームアンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees