JP5367487B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、車両の屋根に設置するアンテナ装置に関する。
従来、アンテナ装置として、車両の屋根に設置されて展開および格納されて使用される車両搭載用アンテナ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この公報に開示されたアンテナ装置は、車両の外側に送受信部を備えたことを特徴としており、屋根に設置したアンテナ装置の回転台に対して揺動可能に取り付けた架台上に給電部や送受信部を搭載した構造を有する。
このように、送受信部を車両の外に配置することで、給電部と送受信部を繋ぐ導波管の長さを短くすることができ、電波の伝送損失を低減することができる。また、送受信部を架台上に設置することで、揺動軸を中心とした重量バランスを保つことができ、アンテナ装置の展開および格納時における駆動力を小さくすることができる。言い換えると、このアンテナ装置では、送受信部の取り付け位置を調整することで、架台上の構造物の重量バランスを調整している。
しかし、このように架台の端部に送受信部を取り付けると、アンテナ装置を展開した状態(特許文献1の図1)で、主反射鏡の後方に送受信部が出っ張ることになり、回転台を中心として主反射鏡をAZ角(方位角)方向に回転させる際に、主反射鏡の後方に比較的大きな駆動スペースが必要となる。
また、上記のアンテナ装置を格納した状態(特許文献1の図2)では、屋根と略平行な姿勢に折り畳まれた主反射鏡の背面より上方に送受信部が突出してしまい、車両走行時における空気抵抗が大きくなってしまう。また、この場合、風切り音が発生する問題も生じる。
特開平7−202539号公報
この発明の目的は、電波の伝送損失が少なく、設置スペースや駆動スペースを小さくできるとともに、駆動力を小さくできるアンテナ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のアンテナ装置は、方位角方向に回転される回転体を有した駆動部と、この駆動部により上記方位角方向および俯仰角方向に回転される反射板と、上記駆動部により上記方位角方向および上記俯仰角方向に回転されるとともに上記反射板に対向するホーンサポートと、このホーンサポートの先端近くに取り付けられ、上記ホーンサポートを介して上記俯仰角方向に回転されることで、上記反射板とともに展開状態と格納状態とに配置され、かつ、上記展開状態で上記ホーンサポートの先端部とともに上記反射板の前方側に離れて上記反射板に対向して配置される給電部と、上記展開状態で、上記給電部との間で重量バランスをとるように、上記反射板の背面側で上記回転体の外壁に接触して取り付けられた送受信部と、この送受信部と上記給電部を接続して上記駆動部を通って延びた導波管と、を有する。
上記発明によると、送受信部を駆動部の外壁に接触して取り付けたため、送受信部と給電部を接続した導波管を短くすることができ、電波の伝送損失を少なくすることができる。また、送受信部を駆動部に直接取り付けたため、アンテナ装置の設置スペースを小さくすることができ、アンテナ装置の駆動スペースも小さくすることができる。さらに、導波管が駆動部を通って延びているため、導波管が露出する部分が少なく、紫外線などによる劣化を抑制することができる。アンテナ装置を展開した状態で、反射板の前方側に離れて配置されるホーンサポートの先端近くに給電部が取り付けられているため、回転モーメントがアンテナ装置の前方側に片寄っているにも拘わらず、重量バランスを保つため、回転体の背面側の外壁に送受信部を取り付けたことにより、給電部および反射板を駆動部が方位角方向に回転させる際の駆動力を小さくすることができる。
この発明のアンテナ装置は、上記のような構成および作用を有しているので、電波の伝送損失が少なく、設置スペースや駆動スペースを小さくできるとともに、展開状態で方位角方向に回転させる駆動力を小さくできる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係るアンテナ装置10を展開した状態を示す側面図であり、図2は、図1の矢印II方向から当該アンテナ装置10を見た背面図であり、図3は、図1の矢印III方向から当該アンテナ装置10を見た平面図である。
このアンテナ装置10は、例えば、図示しない車両の屋根に取り付けられる。なお、図4には、このアンテナ装置10を格納した状態の側面図を示してあり、図5には、格納した状態のアンテナ装置10の背面図を示してあり、図6には、格納した状態のアンテナ装置10の平面図を示してある。
本実施の形態のアンテナ装置10は、略楕円形の凹面を有する反射板2、この反射板2の前方(凹んだ側)に対向して配置された給電部4、これら反射板2および給電部4を後述する方位角方向(AZ方向)に回転させるとともに後述する俯仰角方向(EL方向)にも回転させる駆動部6、およびこの駆動部6の後述する回転体12の外壁12aに接触して取り付けられた送受信部8を有する。なお、給電部4と送受信部8は、後述する導波管1によって接続されている。
駆動部6は、車両の屋根に対してAZ軸21(駆動軸)を中心に方位角方向に回転される回転体12を有する。AZ軸21は、略鉛直方向に延びており、回転体12は、略水平な方位角方向に回転する。方位角方向とは、鉛直軸を中心とした回転方向であり、以下の説明では単にAZ方向と称する。
回転体12の内部には、例えば図2に示すように、EL軸22(駆動軸)が埋設されている。EL軸22は、略水平方向(本実施の形態では車幅方向)に延びている。上述した給電部4および反射板2は、このEL軸22を中心に俯仰角方向に回転される。俯仰角方向とは、反射板2および給電部4を展開および格納する際の回転方向であり、以下の説明では単にEL方向と称する。
具体的には、反射板2は、例えば図2に示すバックストラクチャー32を介してEL軸22に取り付けられている。また、給電部4は、例えば図1に示すホーンサポート34を介してEL軸22に取り付けられている。しかして、駆動部6がEL軸22を中心にバックストラクチャー32及びホーンサポート34を回転させることで、反射板2および給電部4は、図1〜3に示す“展開”の姿勢と、図4〜6に示す“格納”の姿勢と、の間で回転される。
言うまでも無く、上述した反射板2および給電部4は、その俯仰角に係らず、駆動部6が回転体12をAZ軸21を中心に回転させることによって、AZ方向に回転される。つまり、駆動部6は、反射板2および給電部4をAZ方向およびEL方向に回転させて、アンテナ装置10の向きを所望する方向に調整する。
給電部4と送受信部8を繋いだ導波管1は、給電部4の展開および格納動作に応じて折り曲げ可能なフレキシブル導波管1aと、駆動部6の回転体12を通って延びた折り曲げ不能な接続導波管1bと、をフランジ1cで接続した構造を有する。
本実施の形態では、回転体12の外壁12aに送受信部8を接触させて取り付けたため、送受信部8に接続した側の接続導波管1bは、その略全長に亘って外部に露出することはない。このため、接続導波管1bは、紫外線や雨などの外的要因によって経時的に劣化することが抑制され、使用寿命が延長される。
また、本実施の形態のように回転体12の外壁12aに送受信部8を取り付けることで、導波管1の途中にロータリージョイントを設ける必要がなくなり、従来のように車内に送受信部を配置した場合と比較して、導波管自体の長さを短くすることができることに加えて、導波管を配線するための部品点数を少なくすることができ、アンテナ装置10の製造コストを低減できる。
また、本実施の形態では、送受信部8を回転体12の背面側、すなわち反射板2の背面側で、回転体12の外壁12aに接触させて取り付けた。アンテナ装置10を例えば図1に示すように展開した状態では、給電部4がホーンサポート34の回動の先端近くに取り付けられているため、AZ軸21周りの回転モーメントはアンテナ装置10の前方側に片寄っている。つまり、本実施の形態では、AZ軸21を中心とした重量バランスを保つため、回転体12の背面側の外壁12aに送受信部8を取り付けた。これにより、AZ軸21を中心に給電部4および反射板2を駆動部6が方位角方向に回転させる際の駆動力を小さくすることができる。
さらに、本実施の形態のように、回転体12の背面側の外壁12aに送受信部8を接触せしめて取り付けることで、上述した特許文献1に開示されたアンテナ装置と比較して、展開および格納した状態における装置サイズをコンパクトにできる。
例えば、図1のように、アンテナ装置10を展開した場合、送受信部8が反射板2の背面より後方に突出することがなく、アンテナ装置10のAZ軸21を中心とした方位角方向の回転半径が大きくなることは無い。
また、図4に示すように、アンテナ装置10を格納した状態では、反射板2の背面より上方に送受信部8が突出することがなく、図示しない車両を走行させた際の空気抵抗が大きくなる不具合を防止でき、風切り音が発生する心配も無い。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。
図1は、この発明の実施の形態に係るアンテナ装置を展開した状態を示す側面図である。 図2は、図1の矢印II方向から展開したアンテナ装置を見た背面図である。 図3は、図1の矢印III方向から展開したアンテナ装置を見た平面図である。 図4は、図1のアンテナ装置を格納した状態を示す側面図である。 図5は、図4の矢印V方向から格納したアンテナ装置を見た背面図である。 図6は、図4の矢印VI方向から格納したアンテナ装置を見た平面図である。
1…導波管、1a…フレキシブル導波管、1b…接続導波管、2…反射板、4…給電部、6…駆動部、8…送受信部、10…アンテナ装置、12…回転体、12a…外壁、21…AZ軸、22…EL軸、32…バックストラクチャー、34…ホーンサポート。

Claims (4)

  1. 方位角方向に回転される回転体を有した駆動部と、
    この駆動部により上記方位角方向および俯仰角方向に回転される反射板と、
    上記駆動部により上記方位角方向および上記俯仰角方向に回転されるとともに上記反射板に対向するホーンサポートと、
    このホーンサポートの先端近くに取り付けられ、上記ホーンサポートを介して上記俯仰角方向に回転されることで、上記反射板とともに展開状態と格納状態とに配置され、かつ、上記展開状態で上記ホーンサポートの先端部とともに上記反射板の前方側に離れて上記反射板に対向して配置される給電部と、
    上記展開状態で、上記給電部との間で重量バランスをとるように、上記反射板の背面側で上記回転体の外壁に接触して取り付けられた送受信部と、
    この送受信部と上記給電部を接続して上記駆動部を通って延びた導波管と、
    を有するアンテナ装置。
  2. 上記駆動部は、その駆動軸として、上記方位角方向に上記反射板、上記ホーンサポート、および上記給電部を回転させるときの中心となるAZ軸、および上記俯仰角方向に上記反射板、上記ホーンサポート、および上記給電部を回転させるときの中心となるEL軸を有している請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 上記EL軸は、上記回転体に設けられている請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 上記送受信部は、上記展開状態で上記反射板の背面より後方に突出することがなく、上記格納状態で上記反射板の背面より上方に突出することない位置に取り付けられている請求項1から3のうちのいずれか一項に記載のアンテナ装置。
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