JPH08256006A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH08256006A
JPH08256006A JP5686395A JP5686395A JPH08256006A JP H08256006 A JPH08256006 A JP H08256006A JP 5686395 A JP5686395 A JP 5686395A JP 5686395 A JP5686395 A JP 5686395A JP H08256006 A JPH08256006 A JP H08256006A
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JP
Japan
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antenna
reflector
parabolic
antenna device
angle
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Application number
JP5686395A
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English (en)
Inventor
Minoru Akutsu
稔 阿久津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP5686395A priority Critical patent/JPH08256006A/ja
Publication of JPH08256006A publication Critical patent/JPH08256006A/ja
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  • Support Of Aerials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可搬性無線送受信装置での使用に好適な小型
軽量のアンテナ装置を提供する。 【構成】 放物面の軸線を鉛直方向に向けて固定された
パラボラアンテナ10と、該パラボラアンテナ10の放
物面の軸線に対して所定の傾斜角度をもち且つ水平方向
に回転可能に設けられた反射板30と、到来電波の方向
ないし方位に応じて反射板30の軸線に対する傾斜角度
あるいは回転量を変える追尾装置15とを備えてアンテ
ナ装置1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナ装置に関し、
特に、マイクロ波中継のための可搬型無線送受信装置に
用いる指向性アンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可搬型無線送受信装置のアンテナ
装置における、アンテナの水平方向角度及び鉛直方向角
度の調整のための可動機構を、図5を用いて説明する。
従来のアンテナ装置5は、受信装置54及び追尾装置5
5を格納する収容箱53から、パラボラアンテナ50、
レドーム51及び一次輻射器52が突設した構造を有し
ている。これら部材は、鉛直方向角度調整装置56に設
けられた回転軸58を中心として、鉛直方向に回転可能
に設けられている。アンテナ装置5は、また、水平方向
角度調整用回転装置57を有し、鉛直方向角度調整装置
56をも含む各部材を、回転軸59を中心として水平方
向に回転させることができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このアンテナ装置5で
は、鉛直方向に可動する部分に、パラボラアンテナ5
0、受信装置54、追尾装置55、及び収容箱53を実
装することから、鉛直角度調整用の回転軸58の機構が
大型とならざるを得ず、この結果、大型の回転装置56
が必要となる。
【0004】また、パラボラアンテナ50から電波を受
信する場合、常回転機構を有するアンテナ装置において
は、マイクロ波信号、制御信号、及び駆動用電力を常回
転機構部分を介して伝送する必要があり、このため、水
平方向の回転機構が複雑となる。また、水平角度調整用
の回転軸59上に重量物を実装することとなり、大型の
水平方向角度調整用回転装置57が必要であった。
【0005】このように、従来のアンテナ装置5では、
上述の各機能を実現するための機構をある程度大型化せ
ざるを得ず、装置自体が重量物となっていた。このこと
は、自動車等に搭載して、放送中継等に用いる可搬型無
線送受信装置の可搬性を阻害する要因となっていた。そ
こで、本発明の課題は、可搬性に富んだ無線送受信装置
を実現するための小型形状のアンテナ装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のアンテナ装置の構成は、放物面の軸線を鉛直方向に
向けて固定されたパラボラアンテナと、該パラボラアン
テナの放物面の軸線に対して所定の傾斜角度をもち且つ
水平方向に回転可能に設けられた反射板と、を有するこ
とを特徴とする。なお、上記構成のアンテナ装置におい
て、パラボラアンテナにより受信される電波の到来方向
に応じて前記反射板の前記軸線に対する傾斜角度を制御
する角度制御手段、あるいは、パラボラアンテナにより
受信される電波の到来方向に応じて前記反射板の回転量
を制御する回転量制御手段を有する構成することが好ま
しい。
【0007】このようなアンテナ装置によって可搬性に
富んだ無線送受信装置を実現することができる。
【0008】
【作用】本発明のアンテナ装置では、パラボラアンテナ
に反射して鉛直方向に向う電波は、さらに反射板に反射
して水平方向に対して所定の仰角を得て発せられる。反
射板をパラボラアンテナの鉛直線上で、水平方向に回転
させることにより、反射板の向いた方位に電波が輻射さ
れる。受信に際しては、逆に反射板を介してパラボラア
ンテナに電波が到来する。また、本発明のアンテナ装置
では、角度制御手段が、前記パラボラアンテナにより受
信される電波の到来方向に応じて、前記反射板の前記軸
線に対する傾斜角度を変える。また、回転量制御手段
が、前記パラボラアンテナにより受信される電波の到来
方向に応じて、前記反射板の水平方向の回転量を制御し
て、送受信時におけるアンテナの方位を変える。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例のアンテ
ナ装置の構成図である。このアンテナ装置1において、
パラボラアンテナ10は、収容箱13上に鉛直方向に向
けて固定されており、レドーム11及び一次輻射器12
を備えている。
【0010】収容箱13は、受信装置14及び追尾装置
15を格納しており、パラボラアンテナ10で受信した
電波は、これら受信装置14等によって追尾制御信号に
変換される。収容箱13は、また、水平方向角度調整用
回転装置17から、鉛直方向に固着突設して設けられた
軸19上に固定されている。
【0011】図中、31は反射板支柱であり、その下部
水平部分が板状となって、水平板32を形成している。
この水平板32には、軸19が貫通して設けられてお
り、軸19を中心として水平方向に回転可能に構成され
ている。反射板支柱31の鉛直部分上部には、鉛直方向
角度調整用回転装置16が取り付けられている。反射板
支柱31上端には、反射板30が軸18を中心に回転可
能に設けられている。矢印40は、電波の到来方向を表
す。
【0012】図2は、軸19及び反射板支柱31の水平
板32部分の詳細を表す図である。この図では、水平板
32をその側面から表示している。図3及び図4は、そ
れぞれ図2におけるA−A線断面図及びB−B線断面図
である。水平板32の下面からは、傘歯車22が傘歯車
26と噛み合うように突設しており、反射板31が軸1
9を中心に水平方向に回転し得るように構成されてい
る。図2中、21はベアリング、27はモータである。
電源接点23、送り制御信号接点24及び戻り制御信号
接点25は、それぞれ収容箱13の下面から突設して、
水平板32に接するように設けられ、ロータリージョイ
ントを構成している。図中、各矢印は、後述の各制御信
号及び電力の流れを模式的に表す。なお、矢印b1及び
b4は送り制御信号を、矢印b2及びb5は戻り制御信
号を、矢印b3は起動電流をそれぞれ示している。
【0013】次に、反射板30の鉛直方向の角度制御と
回転量制御の各手順について説明する。まず、到来電波
40は、反射板30に反射してパラボラアンテナ10で
受けられる。この電波40は、パラボラアンテナ10の
放物面によって集中反射されて一次輻射器12の先端に
導かれ、収容箱13内の受信装置14及び追尾装置15
によって、必要とされる追尾制御信号に変換される。こ
の追尾制御信号は、鉛直方向の角度調整のための第1制
御信号と、回転量調整のための第2制御信号の2信号を
意味する。
【0014】上述の、水平板32と各接点23〜25と
の構成によって、追尾装置15から送られた第1制御信
号は、反射板支柱31内を通って、鉛直方向角度調整用
回転装置16に伝達される(矢印b4)。この信号b4
に基づき、鉛直方向角度調整用回転装置16は、軸18
を中心として反射板30を回転させ、電波の輻射方向を
所定の角度に変える。すなわち、本実施例のアンテナ装
置1では、追尾装置15、追尾信号を伝達する反射板支
柱31、及び鉛直方向角度調整用回転装置16によっ
て、角度制御手段を構成し、これにより反射板30がパ
ラボラアンテナ10上を斜に横切る角度を制御する。
【0015】また、第2制御信号は、追尾装置15から
軸19を通って、水平方向角度調整用回転装置17に伝
達される(矢印b1)。この信号b1に基づき、水平方
向角度調整用回転装置17は、内装するモータ27を駆
動し、傘歯車22,26を介して反射板支柱31を軸1
9を中心として回転させる。これにより反射板30を水
平方向に回転させ、電波の輻射方向を任意の方位に変え
る。すなわち、本実施例のアンテナ装置1では、追尾装
置15、追尾信号を伝達する軸19及び水平方向角度調
整用回転装置17によって、回転量制御手段を構成し、
これにより反射板30の回転量制御を行なう。
【0016】本実施例は以上のとおりであるが、本発明
は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲での構成変更が可能である。特に、上記
実施例のアンテナ装置1は、これを可搬型無線送受信装
置に装備することが可能であり、自動車等にこれを搭載
して移動中継車等に用いることができる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のアンテナ装置は、鉛直方向に回転する部分を反射板の
みとすることにより、電波の輻射方向の調整に必要な動
力機構を極めて簡素化することができる。また、水平方
向の回転する部分も、反射板及びその支柱と、上述のよ
うに小型化された動力機構のみとすることが可能であ
り、さらに、アンテナの方位調整(回転量制御)に要す
る動力機構も、従来に較べて簡素化することが可能とな
る。これにより、アンテナ装置全体を小型軽量化するこ
とができ、さらに本発明のアンテナ装置を搭載した可搬
型無線送受信装置にあっては、アンテナ装置が小型軽量
であることから、可搬性に富み、自動車などに搭載して
容易に移動中継等に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るアンテナ装置の構成
図。
【図2】本実施例のアンテナ装置における回転機構の部
分切り欠き説明図。
【図3】図2におけるA−A線断面図。
【図4】図2におけるB−B線断面図。
【図5】従来のアンテナ装置の構成図の一例。
【符号の説明】
1 アンテナ装置 10 パラボラアンテナ 11 レドーム 12 一次輻射器 13 収容箱 14 受信装置 15 追尾装置 16 鉛直方向角度調整用回転装置 17 水平方向角度調整用回転装置 18,19 軸 30 反射板 31 反射板支柱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放物面の軸線を鉛直方向に向けて固定さ
    れたパラボラアンテナと、該パラボラアンテナの放物面
    の軸線に対して所定の傾斜角度をもち且つ水平方向に回
    転可能に設けられた反射板と、を有することを特徴とす
    るアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンテナ装置において、
    前記パラボラアンテナにより受信される電波の到来方向
    に応じて前記反射板の前記軸線に対する傾斜角度を制御
    する角度制御手段を有することを特徴とするアンテナ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のアンテナ装
    置において、前記パラボラアンテナにより受信される電
    波の到来方向に応じて前記反射板の回転量を制御する回
    転量制御手段を有することを特徴とするアンテナ装置。
JP5686395A 1995-03-16 1995-03-16 アンテナ装置 Pending JPH08256006A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5686395A JPH08256006A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5686395A JPH08256006A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 アンテナ装置

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JPH08256006A true JPH08256006A (ja) 1996-10-01

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ID=13039267

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5686395A Pending JPH08256006A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 アンテナ装置

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JP (1) JPH08256006A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006261994A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Toshiba Corp アンテナ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006261994A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Toshiba Corp アンテナ装置

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