JP2017224943A - 放送用アンテナ装置 - Google Patents

放送用アンテナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017224943A
JP2017224943A JP2016118096A JP2016118096A JP2017224943A JP 2017224943 A JP2017224943 A JP 2017224943A JP 2016118096 A JP2016118096 A JP 2016118096A JP 2016118096 A JP2016118096 A JP 2016118096A JP 2017224943 A JP2017224943 A JP 2017224943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
reflecting
antenna element
antenna unit
broadcasting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016118096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6715421B2 (ja
Inventor
高野 俊幸
Toshiyuki Takano
俊幸 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apresia Systems Ltd
Original Assignee
Apresia Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apresia Systems Ltd filed Critical Apresia Systems Ltd
Priority to JP2016118096A priority Critical patent/JP6715421B2/ja
Publication of JP2017224943A publication Critical patent/JP2017224943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6715421B2 publication Critical patent/JP6715421B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

【課題】可搬性の高い放送用アンテナ装置を提供する。【解決手段】第1及び第2のアンテナユニット11,12を連結してなる放送用アンテナ装置1において、第1及び第2のアンテナユニット11,12のそれぞれは、電波を放射するアンテナ素子3,6と、アンテナ素子3,6から放射される電波を反射する反射板部41,71を有する金属からなるケース部材4,7と、アンテナ素子3,6を反射板部41,71に対して所定の間隔をもって支持する絶縁体からなる支持軸5,8とを備え、第1のアンテナユニット11の第1のケース部材4と、第2のアンテナユニット12の第2のケース部材7とが、それぞれの反射板部41,71同士を向かい合わせるように折り畳み可能に、蝶番9によって連結されている。【選択図】図3

Description

本発明は、放送用の電波を送信することが可能な放送用アンテナ装置に関し、特に可搬性を高めた放送用アンテナ装置に関する。
従来、放送用の電波を送信するアンテナとして、複数の円環状のループ部を直線状の平行結合線路部で接続してなるアンテナ素子を有する双ループアンテナが用いられている。このような双ループアンテナは、例えば電波塔の上部に設置され、地上波デジタル放送用のテレビ電波を送信する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の双ループアンテナは、アンテナ素子と、アンテナ素子に対向して配置された反射板とを有している。アンテナ素子と反射板とは、例えば470MHzから770MHzの放送用電波の波長の4分の1の間隔をあけて平行に配置されている。このような双ループアンテナは、例えば水平偏波の場合、反射板の長手方向が鉛直方向となるように設置される。反射板は、長手方向の長さが例えば1650mmであり、短手方向の幅が例えば523mmである。
特開2013−174534号公報
ところで、例えば地震等の災害によって電波塔が倒壊するなどの障害が発生した場合には、放送用電波を送信することができなくなり、当該地域に避難情報等の重要な情報を発信することができなくなる。したがって、このような障害の発生時には、速やかに代替手段による放送の再開ができることが望まれる。しかし、上記のような放送用のアンテナ装置は人の背丈ほどもある大きさであるので、アンテナ装置を例えば被災地域の住宅密集地に運搬して設置することが難しい。
そこで、本発明は、可搬性の高い放送用アンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、第1及び第2のアンテナユニットを連結してなる放送用アンテナ装置であって、前記第1及び第2のアンテナユニットのそれぞれは、電波を放射するアンテナ素子と、前記のアンテナ素子から放射される電波を反射する反射板部を有する金属からなる反射部材と、前記アンテナ素子を前記反射板部に対して所定の間隔をもって支持する絶縁体からなる支持部材とを備え、前記第1のアンテナユニットの前記反射部材と、前記第2のアンテナユニットの前記反射部材とが、それぞれの前記反射板部同士を向かい合わせるように折り畳み可能に、連結部材によって連結されている、放送用アンテナ装置を提供する。
本発明によれば、反射部材同士が折り畳み可能であるため、放送用アンテナ装置の可搬性を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る放送用アンテナ装置を示す斜視図であり、第1のアンテナユニットと第2のアンテナユニットとが折り畳まれた状態を示す。 放送用アンテナ装置を示す斜視図であり、第1のアンテナユニットと第2のアンテナユニットとが開かれた状態を示す。 放送用アンテナ装置を示す斜視図であり、第1及び第2のアンテナ素子が使用位置にある状態を示す。 (a)は図1のA−A線断面図、(b)は図3のB−B線断面図である。 支持軸と第1のアンテナ素子との連結部の構成を示す構成図であり、(a)は反射板部の短手方向から見た状態を、(b)は反射板部の長手方向から見た状態を、それぞれ示す。 支持軸の他端部と第1のケース部材の反射板部との連結部の構成を示す構成図であり、(a)は反射板部の短手方向から見た状態を、(b)は反射板部の長手方向から見た状態を、それぞれ示す。 放送用アンテナ装置に分配回路と平衡不平衡変換器とを取り付けた状態を示す平面図である。 放送用アンテナ装置に第3のアンテナユニットを連結した構成例を示す平面図である。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態に係る放送用アンテナ装置について、図面を参照して説明する。この放送用アンテナ装置は、例えば災害によって電波塔等の放送用電波の送信設備に障害が発生した際に、一時的に放送用の電波を送信するために用いられる。また、この放送用アンテナ装置は、例えば放送局からの電波(マイクロ波)を受信するパラボラアンテナが設置された車両に搭載され、放送局から受信した電波が地上デジタルテレビ放送用の周波数に変換された信号を送信する。
図1乃至図3は、本発明の実施の形態に係る放送用アンテナ装置の全体を示す斜視図である。図4(a)は図1のA−A線断面図、図4(b)は図3のB−B線断面図である。
放送用アンテナ装置1は、第1及び第2のアンテナユニット11,12を連結してなる。第1のアンテナユニット11は、放送用の電波を送信する第1のアンテナ素子3と、第1のアンテナ素子3から放射される電波を反射する反射板部41を有する第1のケース部材4と、第1のアンテナ素子3を反射板部41に対して所定の間隔をもって支持する複数の支持軸5とを備えている。同様に、第2のアンテナユニット12は、放送用の電波を送信する第2のアンテナ素子6と、第2のアンテナ素子6から放射される電波を反射する反射板部71を有する第2のケース部材7と、第2のアンテナ素子6を反射板部71に対して所定の間隔をもって支持する複数の支持軸8とを備えている。支持軸5,8は、本発明の支持部材の一態様である。
第1及び第2のアンテナユニット11,12は、それぞれが2L双ループアンテナとして構成され、放送用アンテナ装置1全体としては4L双ループアンテナとして構成されている。第1のアンテナユニット11の第1のアンテナ素子3は、一対の円環状のループ部31,32と、これらのループ部31,32を互いに接続する直線状の一対の平行結合線路部33,34とを有している。同様に、第2のアンテナユニット12の第2のアンテナ素子6は、一対の円環状のループ部61,62と、これらのループ部61,62を互いに接続する一対の直線状の平行結合線路部63,64とを有している。第1のアンテナ素子3及び第2のアンテナ素子6は、例えばアルミニウム、真鍮、あるいは銅等の金属からなる。
第1のケース部材4は、長方形状の平板な反射板部41と、反射板部41の周縁に立設された周縁壁部42と、取手43とを有している。周縁壁部42は、反射板部41の周縁における4辺のそれぞれから反射板部41に対して垂直に立設されている。同様に、第2のケース部材7は、長方形状の平板な反射板部71と、反射板部71の周縁に立設された周縁壁部72と、取手73とを有している。周縁壁部72は、反射板部71の周縁における4辺のそれぞれから反射板部71に対して垂直に立設されている。
第1のケース部材4及び第2のケース部材7の反射板部41,71及び周縁壁部42,72は、例えばステンレス、アルミニウム、あるいは鉄等の金属製の薄板を屈曲してなる。第1のケース部材4の取手43は周縁壁部42に固定され、第2のケース部材7の取手73は周縁壁部72に固定されている。
本実施の形態では、第1のアンテナ素子3が4本の支持軸5によって反射板部41と平行に支持され、第2のアンテナ素子6が同じく4本の支持軸8によって反射板部71と平行に支持される。第1のアンテナ素子3の一対のループ部31,32は、反射板部41の長手方向に沿って並び、第2のアンテナ素子6の一対のループ部61,62は、反射板部71の長手方向に沿って並んでいる。反射板部41における第1のアンテナ素子3との対向面は、第1のアンテナ素子3から放射された電波を反射する反射面41aである。また、反射板部71における第2のアンテナ素子6との対向面は、第2のアンテナ素子6から放射された電波を反射する反射面71aである。
支持軸5,8は、例えばFRP(繊維強化プラスチック)等の樹脂からなる絶縁体である。本実施の形態では、支持軸5,8が四角柱状であり、その両端部が丸みを帯びた形状とされている。
第1のケース部材4と第2のケース部材7とは、それぞれの反射板部41,71同士を向かい合わせるように折り畳み可能である。本実施の形態では、第1のケース部材4と第2のケース部材7とが、連結部材としての複数(2つ)の蝶番9によって折り畳み可能に連結されている。
それぞれの蝶番9は、図1に示すように、第1のケース部材4に固定された第1羽根部91と、第2のケース部材7に固定された第2羽根部92と、第1羽根部91と第2羽根部92とを揺動可能に連結する軸部93とを有する。本実施の形態では、第1羽根部91が第1のケース部材4の反射板部41の長手方向の一端部から立設した周縁壁部42に固定され、第2羽根部92が第2のケース部材7の反射板部71の長手方向の一端部から立設した周縁壁部72に固定されている。第1羽根部91及び第2羽根部92の周縁壁部42,72への固定方法としては、ボルト締結でもよく、例えば溶接であってもよい。取手43,73の周縁壁部42,72への固定方法についても同様である。
第1のアンテナユニット11において、支持軸5は、第1のアンテナ素子3側の一端部が第1のアンテナ素子3に対して回動可能であると共に、第1のケース部材4の反射板部41側の他端部が反射板部41に対して回動可能である。これにより、第1のアンテナ素子3は、支持軸5の一端部及び他端部の回動によって、反射板部41に対して所定の間隔をもって向かい合う使用位置と、この所定の間隔よりも短い間隔をもって反射板部41に向かい合う収容位置との間を移動可能である。
また、第2のアンテナユニット12において、支持軸8は、第2のアンテナ素子6側の一端部が第2のアンテナ素子6に対して回動可能であると共に、第1のケース部材7の反射板部71側の他端部が反射板部71に対して回動可能である。これにより、第2のアンテナ素子6は、支持軸8の一端部及び他端部の回動によって、反射板部71に対して所定の間隔をもって向かい合う使用位置と、この所定の間隔よりも短い間隔をもって反射板部71に向かい合う収容位置との間を移動可能である。
図2は、第1のアンテナ素子3及び第2のアンテナ素子6が収容位置にある状態を示している。図3は、第1のアンテナ素子3及び第2のアンテナ素子6が使用位置にある状態を示している。第1のアンテナ素子3は、4本の支持軸5が反射板部41に対して垂直となる位置が使用位置であり、この使用位置から4本の支持軸5が反射板部41に沿うように回動した位置が収容位置である。
第1のアンテナ素子3が使用位置にあるときの第1のアンテナ素子3と反射板部41との間隔、及び第2のアンテナ素子6が使用位置にあるときの第2のアンテナ素子6と反射板部71との間隔は、それぞれ放射される電波の波長の4分の1である。これにより、反射板部41,71に対して垂直な方向への指向性をもって電波が効率よく放射される。
図4(a)に示すように、第1のアンテナ素子3が収容位置にあるときの第1のアンテナ素子3における反射板部41とは反対側の面と反射面41aとの間の距離は、周縁壁部42の高さ(反射板部41の反射面41aに対して垂直な方向の長さ)よりも短い。これにより、第1のアンテナ素子3が収容位置にあるとき、第1のアンテナ素子3は、その全体が第1のケース部材4の内部(周縁壁部42に囲まれた領域)に収容される。
同様に、第2のアンテナ素子6が収容位置にあるときの第2のアンテナ素子6における反射板部71とは反対側の面と反射面71aとの間の距離は、周縁壁部72の高さ(反射板部71の反射面71aに対して垂直な方向の長さ)よりも短い。これにより、第2のアンテナ素子6が収容位置にあるとき、第2のアンテナ素子6は、その全体が第2のケース部材7の内部(周縁壁部72に囲まれた領域)に収容される。
一方、図4(b)に示すように、第1のアンテナ素子3が使用位置にあるとき、第1のアンテナ素子3は、その全体が周縁壁部42を越えて第1のケース部材4の外部に位置する。なお、図示は省略しているが、第2のアンテナ素子6が使用位置にあるときも同様に、第2のアンテナ素子6の全体が周縁壁部72を越えて第2のケース部材7の外部に位置する。
本実施の形態では、第1のアンテナ素子3の一対のループ部31,32に、それぞれ2本の支持軸5の一端部が回動可能に連結されている。また、これらの支持軸5の他端部は、第1のケース部材4の反射板部41に固定されたL字状の取付金具44に回動可能に連結されている。同様に、第2のアンテナ素子6の一対のループ部61,62にそれぞれ2本の支持軸8の一端部が回動可能に連結され、これらの支持軸8の他端部は、第2のケース部材7の反射板部71に固定されたL字状の取付金具74に回動可能に連結されている。
第1のアンテナユニット11の4本の支持軸5は、第1のアンテナ素子3及び第1のケース部材4に対して、反射板部41の短手方向に回動可能である。このため、第1のアンテナ素子3は、反射板部41と平行な状態を保ちながら使用位置と収容位置との間を移動可能である。同様に、第2のアンテナユニット12の4本の支持軸8は、第2のアンテナ素子6及び第2のケース部材7に対して、反射板部71の短手方向に回動可能であり、第2のアンテナ素子6は、反射板部71と平行な状態を保ちながら使用位置と収容位置との間を移動可能である。
図5は、支持軸5,8と第1及び第2のアンテナ素子3,6との連結部の構成を、第1のアンテナ素子3のループ部31と支持軸5の一端部との連結部を例にとって示す構成図であり、(a)は反射板部41の短手方向から見た状態を、(b)は反射板部41の長手方向から見た状態を、それぞれ示す。
図5(a)及び(b)において、支持軸5の一端部は、第1のアンテナ素子3のループ部31の一部を切り起こして形成された切り起こし部310を挿通するボルト51、及びボルト51に螺合するナット52によって第1のアンテナ素子3に回動可能に連結されている。ボルト51は、雄ねじが形成された軸部511が支持軸5の一端部に形成されたボルト挿通孔を挿通してナット52に螺合している。
ボルト51の頭部512は切り起こし部310に当接し、支持軸5の一端部は切り起こし部310とナット52との間に挟まれている。ナット52をボルト51に強く締め付けると支持軸5が第1のアンテナ素子3に対して固定され、ナット52を緩めれば支持軸5が第1のアンテナ素子3に対して回動可能となる。図5(b)では、第1のアンテナ素子3が使用位置にあるときの支持軸5を実線で示し、第1のアンテナ素子3が収容位置にあるときの支持軸5を二点鎖線で示している。
なお、図示は省略しているが、支持軸5と第1のアンテナ素子3のループ部32との連結部、ならびに支持軸8と第2のアンテナ素子6のループ部61,62との連結部も同様に構成されている。
図6は、支持軸5の他端部と第1のケース部材4の反射板部41との連結部の構成を示す構成図であり、(a)は反射板部41の短手方向から見た状態を、(b)は反射板部41の長手方向から見た状態を、それぞれ示している。
支持軸5の他端部は、一対の取付金具44の間に配置され、ボルト53及びナット54によって締め付けられて固定される。ボルト53の軸部531は、一対の取付金具44及び支持軸5の他端部を挿通し、ナット54に螺合している。ボルト53の頭部532は一方の取付金具44に当接し、ナット54は他方の取付金具44に当接する。ナット54をボルト53に強く締め付けると支持軸5が反射板部41に対して固定され、ナット54を緩めれば支持軸5が反射板部41に対して回動可能となる。図6(b)では、第1のアンテナ素子3が使用位置にあるときの支持軸5を実線で示し、第1のアンテナ素子3が収容位置にあるときの支持軸5を二点鎖線で示している。
なお、図示は省略しているが、支持軸8と第2のケース部材7の反射板部71との連結部も同様に構成されている。
放送用アンテナ装置1は、平常時は図1に示すように第1のアンテナユニット11と第2のアンテナユニット12とが折り畳まれて倉庫等に保管される。また、放送用アンテナ装置1は、第1及び第2のアンテナ素子3,6が収容位置にある状態で、反射板部41,71同士が向かい合うように第1及び第2のケース部材4,7が折り畳まれる。このとき、第1及び第2のアンテナ素子3,6は、図4(a)に示すように、第1のケース部材4の反射板部41と第2のケース部材7の反射板部71との間に配置される。また、反射板部41,71は、それぞれの反射面41a,71a同士が互いに平行に向かい合う。
第1及び第2のケース部材4,7が折り畳まれたとき、第1のケース部材4の周縁壁部42と第2のケース部材7の周縁壁部72とが当接することにより、第1のアンテナ素子3と第2のアンテナ素子6との干渉が回避される。
災害発生時等において、放送用アンテナ装置1を使用する際には、図2に示すように蝶番9の軸部93を中心として第1及び第2のケース部材4,7を開き、続いて図3に示すように第1及び第2のアンテナ素子3,6を収容位置から使用位置に移動させて支持軸5,8を固定する。これにより、放送用アンテナ装置1が使用可能状態となる。
図7は、使用可能状態となった放送用アンテナ装置1に、送信信号を分配する分配回路14と、2つの平衡不平衡変換器(バラン)15とを取り付けた状態を示す平面図である。分配回路14と2つの平衡不平衡変換器15とは、それぞれ同軸ケーブル16で接続されている。また、第1のアンテナユニット11の平衡不平衡変換器15と第1のアンテナ素子3の一対の平行結合線路部33,34、及び第2のアンテナユニット12の平衡不平衡変換器15と第2のアンテナ素子6の一対の平行結合線路部63,64とは、それぞれ可撓性を有するケーブルである給電線17によって接続されている。給電線17は、平衡不平衡変換器15が反射板部41,71に固定された状態で、第1及び第2のアンテナ素子3,6を使用位置と収容位置との間で移動させるのに十分な長さを有している。
分配回路14に入力された送信信号は、2つの平衡不平衡変換器15に分配され、第1及び第2のアンテナ素子3,6から電波として放射される。
なお、図7の図示例では、分配回路14及び一方の平衡不平衡変換器15が第1のケース部材4の反射板部41に固定され、他方の平衡不平衡変換器15が第2のケース部材7の反射板部71に固定されているが、分配回路14及び一対の平衡不平衡変換器15は、第1及び第2のケース部材4,7に固定されていなくともよい。また、分配回路14、平衡不平衡変換器15、同軸ケーブル16、及び給電線17は、予め第1及び第2のアンテナユニット11,12に固定しておいてもよく、使用時に固定してもよい。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)第1のケース部材4と第2のケース部材7とが折り畳み可能であるので、第1のケース部材4と第2のケース部材7とが折り畳まれた状態における放送用アンテナ装置1の全長を短くすることができる。このため、放送用アンテナ装置1の可搬性が高められる。
(2)第1のケース部材4と第2のケース部材7とは、蝶番9によって連結されているので、簡素な構成で第1のケース部材4と第2のケース部材7とを折り畳み可能としながら、第1のケース部材4及び第2のケース部材7の開閉作業を容易に行うことができる。
(3)第1及び第2のアンテナ素子3,6は、支持軸5,8の一端部及び他端部の回動により使用位置と収容位置との間を移動可能である。このため、例えば図1に示すように第1のケース部材4と第2のケース部材7とが折り畳まれたとき、その厚みを薄くすることができ、可搬性がさらに高められる。
(4)第1のケース部材4と第2のケース部材7とが折り畳まれたとき、第1及び第2のアンテナ素子3,6が反射板部41,71同士の間に配置されるので、放送用アンテナ装置1の運搬時に第1及び第2のアンテナ素子3,6が障害物にぶつかって損傷を受けることを抑制することができる。
(5)第1のケース部材4と第2のケース部材7とが折り畳まれたとき、周縁壁部42,72同士が当接して第1のアンテナ素子3と第2のアンテナ素子6との干渉が回避されるので、第1及び第2のアンテナ素子3,6の損傷を抑制することができる。
(6)平衡不平衡変換器15と第1及び第2のアンテナ素子3,6が可撓性を有する給電線17によって接続されるので、平衡不平衡変換器15が第1及び第2のケース部材4,7に固定された状態で、第1及び第2のアンテナ素子3,6を容易に使用位置と収容位置との間で移動させることができる。
(応用例)
また、上記説明した実施の形態に係る放送用アンテナ装置1に、さらに1つのアンテナユニットを連結し、6L双ループアンテナを構成することも可能である。
図8は、放送用アンテナ装置1に第3のアンテナユニット13を連結した構成例を示す平面図である。第3のアンテナユニット13は、例えば第1のアンテナユニット11と同様に構成されているので、第3のアンテナユニット13の各構成部材については、第1のアンテナユニット11に関して用いた符号と共通の符号を付すことにより、重複した説明を省略する。
第3のアンテナユニット13は、第2のアンテナユニット12との間に第1のアンテナユニット11を挟む位置に配置されている。第3のアンテナユニット13と第1のアンテナユニット11とは、複数のボルト94及びナット95によって連結されている。より具体的には、第3のアンテナユニット13の周縁壁部42及び第1のアンテナユニット11の周縁壁部42に挿通されたボルト94の軸部941の先端部にナット95が螺合することにより、ボルト94の頭部942とナット95との間にそれぞれの周縁壁部42が挟まれる。
第3のアンテナユニット13の反射板部41には平衡不平衡変換器15が固定され、この平衡不平衡変換器15に分配回路14から同軸ケーブル16を介して送信信号が分配される。分配回路14は、入力された送信信号を第1乃至第3のアンテナユニット11〜13の平衡不平衡変換器15に3分配する。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]第1及び第2のアンテナユニット(11,12)を連結してなる放送用アンテナ装置(1)であって、前記第1及び第2のアンテナユニット(11,12)のそれぞれは、電波を放射するアンテナ素子(3,6)と、前記のアンテナ素子(3,6)から放射される電波を反射する反射板部(41,71)を有する金属からなる反射部材(第1及び第2のケース部材4,7)と、前記アンテナ素子(3,6)を前記反射板部(41,71)に対して所定の間隔をもって支持する絶縁体からなる支持部材(支持軸5,8)とを備え、前記第1のアンテナユニット(11)の前記反射部材(4)と、前記第2のアンテナユニット(12)の前記反射部材(7)とが、それぞれの前記反射板部(41,71)同士を向かい合わせるように折り畳み可能に、連結部材(蝶番9)によって連結されている、放送用アンテナ装置(1)。
[2]前記第1のアンテナユニット(11)の前記反射部材(4)と、前記第2のアンテナユニット(12)の前記反射部材(7)とが、複数の前記連結部材(9)によって連結され、前記連結部材(9)は、前記第1のアンテナユニット(11)の前記反射部材(4)に固定された第1羽根部(91)と、前記第2のアンテナユニット(12)の前記反射部材(7)に固定された第2羽根部(92)と、前記第1羽根部(91)と前記第2羽根部(92)とを揺動可能に連結する軸部(93)とを有する蝶番(9)からなる、前記[1]に記載の放送用アンテナ装置(1)。
[3]前記支持部材(5,8)は、前記アンテナ素子(3,6)側の一端部が前記アンテナ素子(3,6)に対して回動可能であると共に、前記反射部材(4,7)側の他端部が前記反射板部(41,71)に対して回動可能であり、前記アンテナ素子(3,6)は、前記支持部材(5,8)の前記一端部及び前記他端部の回動により、前記反射板部(41,71)に対して前記所定の間隔をもって向かい合う使用位置と、前記所定の間隔よりも短い間隔をもって前記反射板部(41,71)に向かい合う収容位置との間を移動可能である、前記[1]又は[2]に記載の放送用アンテナ装置(1)。
[4]前記第1及び第2のアンテナユニット(11,12)のそれぞれの前記反射部材(4,7)は、前記反射板部(41,71)の周縁に立設された周縁壁部(42,72)を有し、前記蝶番(9)は、前記第1羽根部(91)が前記第1のアンテナユニット(11)の前記反射部材(4)の前記周縁壁部(42)に固定され、かつ前記第2羽根部(92)が前記第2のアンテナユニット(12)の前記反射部材(7)の前記周縁壁部(72)に固定されており、前記第1及び第2のアンテナユニット(11,12)の前記アンテナ素子(3,6)が前記収容位置にある状態で、前記反射板部(41,71)同士が向かい合うように前記第1及び第2のアンテナユニット(11,12)の前記反射部材(4,7)が折り畳まれたとき、前記第1及び第2のアンテナユニット(11,12)の前記アンテナ素子(3,6)が前記反射板部(41,71)同士の間に配置される、前記[3]に記載の放送用アンテナ装置(1)。
[5]前記反射板部同士(41,71)が向かい合うように前記第1及び第2のアンテナユニット(11,12)の前記反射部材(4,7)が折り畳まれたとき、前記第1のアンテナユニット(11)の前記反射部材(4)の前記周縁壁部(42)と前記第2のアンテナユニット(12)の前記反射部材(7)の前記周縁壁部(72)とが当接することにより、前記第1のアンテナユニット(11)の前記アンテナ素子(3)と前記第2のアンテナユニット(12)の前記アンテナ素子(6)との干渉が回避される、前記[4]に記載の放送用アンテナ装置(1)。
[6]前記第1及び第2のアンテナユニット(11,12)のそれぞれの前記反射部材(4,7)には、不平衡信号を平衡信号に変換する平衡不平衡変換器(15)が固定され、前記平衡不平衡変換器(15)と前記アンテナ素子(3,6)とが可撓性を有するケーブル(給電線17)によって接続された、前記[1]乃至[5]の何れかに記載の放送用アンテナ装置(1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1…放送用アンテナ装置
11〜13…第1乃至第3のアンテナユニット
14…分配回路
15…平衡不平衡変換器
17…給電線(ケーブル)
3…第1のアンテナ素子
4,7…第1及び第2のケース部材(反射部材)
41,71…反射板部
42,72…周縁壁部
5,8…支持軸(支持部材)
6…第2のアンテナ素子
9…蝶番(連結部材)
91…第1羽根部
92…第2羽根部
93…軸部

Claims (6)

  1. 第1及び第2のアンテナユニットを連結してなる放送用アンテナ装置であって、
    前記第1及び第2のアンテナユニットのそれぞれは、電波を放射するアンテナ素子と、前記のアンテナ素子から放射される電波を反射する反射板部を有する金属からなる反射部材と、前記アンテナ素子を前記反射板部に対して所定の間隔をもって支持する絶縁体からなる支持部材とを備え、
    前記第1のアンテナユニットの前記反射部材と、前記第2のアンテナユニットの前記反射部材とが、それぞれの前記反射板部同士を向かい合わせるように折り畳み可能に、連結部材によって連結されている、
    放送用アンテナ装置。
  2. 前記第1のアンテナユニットの前記反射部材と、前記第2のアンテナユニットの前記反射部材とが、複数の前記連結部材によって連結され、
    前記連結部材は、前記第1のアンテナユニットの前記反射部材に固定された第1羽根部と、前記第2のアンテナユニットの前記反射部材に固定された第2羽根部と、前記第1羽根部と前記第2羽根部とを揺動可能に連結する軸部とを有する蝶番からなる、
    請求項1に記載の放送用アンテナ装置。
  3. 前記支持部材は、前記アンテナ素子側の一端部が前記アンテナ素子に対して回動可能であると共に、前記反射部材側の他端部が前記反射板部に対して回動可能であり、
    前記アンテナ素子は、前記支持部材の前記一端部及び前記他端部の回動により、前記反射板部に対して前記所定の間隔をもって向かい合う使用位置と、前記所定の間隔よりも短い間隔をもって前記反射板部に向かい合う収容位置との間を移動可能である、
    請求項1又は2に記載の放送用アンテナ装置。
  4. 前記第1及び第2のアンテナユニットのそれぞれの前記反射部材は、前記反射板部の周縁に立設された周縁壁部を有し、
    前記蝶番は、前記第1羽根部が前記第1のアンテナユニットの前記反射部材の前記周縁壁部に固定され、かつ前記第2羽根部が前記第2のアンテナユニットの前記反射部材の前記周縁壁部に固定されており、
    前記第1及び第2のアンテナユニットの前記アンテナ素子が前記収容位置にある状態で、前記反射板部同士が向かい合うように前記第1及び第2のアンテナユニットの前記反射部材が折り畳まれたとき、前記第1及び第2のアンテナユニットの前記アンテナ素子が前記反射板部同士の間に配置される、
    請求項3に記載の放送用アンテナ装置。
  5. 前記反射板部同士が向かい合うように前記第1及び第2のアンテナユニットの前記反射部材が折り畳まれたとき、前記第1のアンテナユニットの前記反射部材の前記周縁壁部と前記第2のアンテナユニットの前記反射部材の前記周縁壁部とが当接することにより、前記第1のアンテナユニットの前記アンテナ素子と前記第2のアンテナユニットの前記アンテナ素子との干渉が回避される、
    請求項4に記載の放送用アンテナ装置。
  6. 前記第1及び第2のアンテナユニットのそれぞれの前記反射部材には、不平衡信号を平衡信号に変換する平衡不平衡変換器が固定され、前記平衡不平衡変換器と前記アンテナ素子とが可撓性を有するケーブルによって接続された、
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の放送用アンテナ装置。
JP2016118096A 2016-06-14 2016-06-14 放送用アンテナ装置 Active JP6715421B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016118096A JP6715421B2 (ja) 2016-06-14 2016-06-14 放送用アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016118096A JP6715421B2 (ja) 2016-06-14 2016-06-14 放送用アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017224943A true JP2017224943A (ja) 2017-12-21
JP6715421B2 JP6715421B2 (ja) 2020-07-01

Family

ID=60688458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016118096A Active JP6715421B2 (ja) 2016-06-14 2016-06-14 放送用アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6715421B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111799569A (zh) * 2020-07-17 2020-10-20 Oppo广东移动通信有限公司 天线模组以及电子设备
CN115207617A (zh) * 2022-07-11 2022-10-18 中国电子科技集团公司第五十四研究所 一种机械可重构平板天线

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63250203A (ja) * 1987-04-06 1988-10-18 Nippon Denso Co Ltd アンテナ装置
JP2003110453A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯無線機器
JP2005167619A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Toyota Motor Corp アンテナ装置
JP2008109459A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Maspro Denkoh Corp アンテナ
JP2008113187A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Nec Corp 平面アンテナ装置
US20090309788A1 (en) * 2007-09-21 2009-12-17 Welsh Raphael J Collapsible tri-axial frame antenna
JP2010098341A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Nec Corp 無線ブロードキャスト配信方式
WO2016181582A1 (ja) * 2015-05-14 2016-11-17 株式会社東芝 電子機器および電子機器の製造方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63250203A (ja) * 1987-04-06 1988-10-18 Nippon Denso Co Ltd アンテナ装置
JP2003110453A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯無線機器
JP2005167619A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Toyota Motor Corp アンテナ装置
JP2008109459A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Maspro Denkoh Corp アンテナ
JP2008113187A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Nec Corp 平面アンテナ装置
US20090309788A1 (en) * 2007-09-21 2009-12-17 Welsh Raphael J Collapsible tri-axial frame antenna
JP2010098341A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Nec Corp 無線ブロードキャスト配信方式
WO2016181582A1 (ja) * 2015-05-14 2016-11-17 株式会社東芝 電子機器および電子機器の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111799569A (zh) * 2020-07-17 2020-10-20 Oppo广东移动通信有限公司 天线模组以及电子设备
CN115207617A (zh) * 2022-07-11 2022-10-18 中国电子科技集团公司第五十四研究所 一种机械可重构平板天线
CN115207617B (zh) * 2022-07-11 2023-12-01 中国电子科技集团公司第五十四研究所 一种机械可重构平板天线

Also Published As

Publication number Publication date
JP6715421B2 (ja) 2020-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4238215B2 (ja) 広帯域アンテナを備えた通信システム
EP3913736B1 (en) Multi-panel antenna system
CA2439343C (en) Crossed bow tie slot antenna
US9444149B2 (en) Satellite VSAT antenna for transmitting/receiving multiple polarized waves
EP2928012B1 (en) Collapsible ground plane for uhf satcom antenna
CN101842938B (zh) 有宽带天线的通信系统
JP3181923B2 (ja) 調整可能な設置および整列機構を有するマイクロ波トランシーバ、アンテナシステム
KR20100127045A (ko) 3중 대역 위성통신용 추적 안테나장치
JP6715421B2 (ja) 放送用アンテナ装置
US20110018758A1 (en) Antenna feed assembly
US20170207528A1 (en) Antenna system employing a rotatable circularly polarized antenna feed
US3299429A (en) Vertical array of folded dipoles adjustably mounted on support mast
JPH09246847A (ja) 単線スパイラルアンテナ
US20060262021A1 (en) Multibeam feedhorn, feed apparatus, and multibeam antenna
JP6313449B2 (ja) アンテナシステム
JP6089924B2 (ja) アンテナ装置
US20020118140A1 (en) Antenna system
US5438340A (en) Elliptical feedhorn and parabolic reflector with perpendicular major axes
JP3607825B2 (ja) マルチビームアンテナ
KR100610868B1 (ko) 야기안테나를 지지대에 고정하는 회전 가능한 장치
JP2011049848A (ja) アンテナ支持装置およびアンテナ装置
JP6008597B2 (ja) 導波管2チャンネルロータリージョイント
KR100684280B1 (ko) 경중량 추적용 레이더 안테나
CN112563753B (zh) 一种收发共口径双圆极化相控阵天线子阵及天线
KR200469774Y1 (ko) 모바일 혼 어레이 안테나

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170425

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200324

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20200417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6715421

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250