JP2008113187A - 平面アンテナ装置 - Google Patents

平面アンテナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008113187A
JP2008113187A JP2006294459A JP2006294459A JP2008113187A JP 2008113187 A JP2008113187 A JP 2008113187A JP 2006294459 A JP2006294459 A JP 2006294459A JP 2006294459 A JP2006294459 A JP 2006294459A JP 2008113187 A JP2008113187 A JP 2008113187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planar
planar antenna
antennas
antenna
antenna device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006294459A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kuramoto
晶夫 倉本
Nobuhiro Endo
信博 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006294459A priority Critical patent/JP2008113187A/ja
Publication of JP2008113187A publication Critical patent/JP2008113187A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

【課題】指向性を変更することができると共に、コンパクトで平面上に収納することができる利便性の高い平面アンテナを提供する。
【解決手段】平面アンテナ装置は、指向性を有する平面アンテナを複数備えた折りたたみ可能な平面アンテナ装置であって、各平面アンテナが、隣合う平面アンテナを蝶番によって回転角度を調整可能に接続されると共に、電波を受信可能な方向に対して変更可能に設定されている。また、複数の平面アンテナを相互に組み合わせることによって指向性が制御されると共に、複数の平面アンテナの指向性に基づいて、各平面アンテナに対応する電波を受信する。これにより利得の調整を行うことができ、通信品質を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、平面状のアンテナ装置に係り、特に、複数の平面アンテナを組み合わせて指向性を変更することができる平面アンテナ装置に関する。
近年、ユーザが自由に持ち運び可能な携帯情報端末が普及している。この携帯情報端末(以下、単に端末と言うことがある。)とは、具体的には例えば、WiMAX(world interoperability for microwave access)用端末や、PDA(Personal Digital Assistant)端末、携帯電話端末などである。
これらの端末には、無線通信によって情報を送受信するために、アンテナが内蔵されていたり、或いは備え付けられている。そして、これらの端末は、このアンテナの性能によって情報伝送速度が大きく左右されるので、最近では、これらの携帯情報端末に外部アンテナを接続できるようになっているものも多くなっている。
なぜなら、携帯情報端末が、基地局アンテナから直接その端末を見通せる場所にいる場合と、携帯情報端末が、基地局アンテナからビルの陰や屋内などに位置しており、直接その端末を見通せない場所にいる場合では、回線品質が大きく異なるからである。
従って、上記の携帯情報端末に外部アンテナを接続し、その外部アンテナを基地局アンテナから見通せるような電波の強い場所に置くことができれば、通信品質を改善することができる。
このように、携帯情報端末に外部アンテナを接続する場合、外部アンテナは、使用場所によって鋭い指向性を持った方が良い場合と、ブロードな指向性をもった方が良い場合と、無指向性である方が良い場合とがある。
例えば、外部アンテナを基地局から見通せる場所に置ける場合には、アンテナの指向性を基地局側に向けることができるので、鋭い指向性で高い利得を持つアンテナが良い。また、基地局から見通せるかどうかは不明でも、何となく電波の強い方向がわかる場合は、ブロードな指向性のアンテナが有効である。
これに対し、全くどこから電波が飛んでくるか不明な場合には、無指向性のアンテナが便利である。
なぜなら、無指向性のアンテナは、電波が飛んでくる方向に依存しないで全方位の電波を受信することができるからである。
このように、外部アンテナを使用する場合には、外部アンテナ自身がこれらの指向性を簡単に変える機能を持っていると便利である。
ここで、従来から知られている外部アンテナについて、図22を用いて説明する。
従来の外部アンテナは、図22(1)に示すように、モノポール状のアンテナ(図中では、モノポールアンテナと言う。)であったり、図21(2)に示すように、平面状のアンテナ(図中では、平面アンテナと言う。)が知られている。
図22(1)のモノポール状のアンテナには、モノポールアンテナ600に同軸ケーブル501が接続され、先端に同軸コネクタ502が取り付けられている。これにより、このモノポールアンテナは、ドーナツ状の無指向性601を有しており、水平面内に無指向性の指向性を有するアンテナである。
また、図22(2)の平面状のアンテナには、平面状の薄型の平面アンテナ500に同軸ケーブル501が接続され、先端に同軸コネクタ502が取り付けられている。これにより、この平面アンテナは、指向性503に示すような単一の指向性を持ち、1つの方向のみの指向性を有するアンテナであった。
ここで、一般的に、この平面アンテナの平面の面積の少ないアンテナは、利得が小さくブロードな指向性を有し、平面の面積が多いアンテナは、利得が大きく尖鋭な指向性を有している。
また、このアンテナの利得とは、同一電力を被測定アンテナと基準アンテナに加えた場合の電力の比で表される比のことを言う。アンテナは、入力されたエネルギーを一定方向に集中させることが出来るが、この集中のさせ方が、種類や個体、或いは形態などによって、受信における特徴的な差を生じる。
すなわち、入力された電力を通信相手以外の方向にもばら撒くアンテナと、指向性を持たせて電力を効率良く集中させるアンテナとでは、到達距離に差が発生する。この差が利得の差となり、利得が高ければ高いほど指向性が鋭くなり感度が向上すると共に、方向合わせが難しくなる事を意味している。
従って、図22の従来のアンテナでは、(1)のような無指向性601という指向性か、(2)のような単一方向性503の指向性しか持たないので、いずれのアンテナであってもアンテナの指向性を変更することができなかった。また、図22(2)の平面アンテナは、方向合わせができても平面アンテナ500の面積を変更することが出来ないので、利得を高めると共に指向性を鋭くさせ、感度を向上することが出来なかった。
そこで、アンテナの指向性を変更することができるものや、或いは小型化を図ったアンテナ装置に関するものが、特許文献1及び2に記載されている。
特開2000−68729号公報 特開平7−106820号公報
ところで、特許文献1に記載された指向性制御アンテナ装置は、複数の平面アンテナがそれぞれ異なる方向に向くように配置され、スイッチを切り替えることにより動作させる平面アンテナを選択することを特徴としている。
しかしながら、この指向性制御アンテナ装置では、複数の平面アンテナがそれぞれ異なる方向を向いているので、ある1つのアンテナの方向合わせを行い、そのアンテナのみを動作させるように選択しても、1つの平面アンテナの面積は変わらず同じままである。
従って、この指向性制御アンテナ装置では、1つの方向の電波に対して利得を大きくすることができないという問題があった。
また、特許文献2に記載された平面アンテナ装置は、複数の平面アンテナをヒンジによって接合することにより、アンテナ部を形成したことを特徴とする平面アンテナ装置が記載されている。
しかしながら、この平面アンテナ装置では、この平面アンテナ装置を携帯可能にするためにアンテナ部を折りたたんだに過ぎず、方向合わせを改善したり、利得を高めたりすることができないという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、複数のアンテナを独立して制御し、指向性を変更することができると共に、コンパクトで平面上に収納することができる利便性の高い平面アンテナを提供することを目的とする。
本発明に係る平面アンテナは、指向性を有する平面アンテナを複数備え、折りたたみ可能な平面アンテナ装置であって、各平面アンテナは、隣合う平面アンテナを蝶番によって回転角度を調整可能に接続されると共に、電波を受信可能な方向に対して変更可能に設定され、前記複数の平面アンテナを相互に組み合わせることによって指向性が制御され、前記複数の平面アンテナの指向性に基づいて、前記各平面アンテナに対応する前記電波を受信することを特徴とする。
また本発明に係る平面アンテナは、前記複数の平面アンテナのうち、少なくとも2つ以上の前記平面アンテナが同一方向を受信するように設定され、前記電波を受信する利得を高めるようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記隣合う平面アンテナが、前記蝶番によって相互に直角に配置可能に設定されるようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記複数の平面アンテナが、前記蝶番によって略環状になるように接続されるようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記複数の平面アンテナが、3つの前記平面アンテナによって構成されるようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記複数の平面アンテナが受信した前記電波を合成する同軸ケーブルを更に備え、前記隣合う平面アンテナの背面又は上面に当該同軸ケーブルが備え付けられているようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記同軸ケーブルが、前記各平面アンテナの内部に埋没されると共に、前記隣合う平面アンテナの側面を介して接続されるようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記複数の平面アンテナが受信した前記電波を合成するプリント基板を更に備え、前記隣合う平面アンテナに当該プリント基板が接続されて備え付けられているようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記各平面アンテナが、前記同軸ケーブルを接続するコネクタを更に備え、受信する前記電波の指向性を変更する場合には、前記コネクタを介して、長さの異なる前記同軸ケーブルによって合成するようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記各平面アンテナが、電力を分配する機能を備えた同軸ケーブルを更に備え、前記各平面アンテナに独立したアンテナとして機能するようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記各平面アンテナが、それぞれ独立して接続される同軸ケーブルを更に備え、前記複数の平面アンテナによって複数の前記電波をそれぞれ受信するようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記蝶番が、前記隣合う平面アンテナの側面に備えられていると共に、前記複数の平面アンテナを同一平面側に折りたたむようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記蝶番が、前記隣合う平面アンテナの側面に備えられていると共に、前記複数の平面アンテナを互い違いに折りたたむようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記蝶番が、前記隣合う平面アンテナの表面又は背面に備えられていると共に、前記複数の平面アンテナを互い違いに折りたたむようにしても良い。
また本発明に係る平面アンテナは、前記複数の平面アンテナのうち、外部から取得する送信用電波を送信可能な平面アンテナを少なくとも1つ備え、前記電波を受信すると共に、前記送信用電波を送信するようにしても良い。
本発明によれば、指向性を有する平面アンテナを独立して受信する方向を制御することにより、指向性を変更することができるだけでなく、高利得な特性を得ることができるので、通信品質を向上することができる。かくして、複数のアンテナをそれぞれ独立して制御し、指向性を変更することができると共に、コンパクトで平面上に収納することができる利便性の高い平面アンテナを実現できる。
本発明の平面アンテナは、折りたたみ可能であって、WiMAX端末、PDA端末や携帯電話などの通信端末の外部アンテナとして用いることを目的としている。
そして、また本発明の折りたたみ平面アンテナは、平面状のアンテナを、複数接続し、それらを、1枚の平面に折りたたみ可能な構造としたものである。それぞれの平面アンテナは、お互いの接合部において、その回転角度を任意に調整できる連結部を有している。
そして、それぞれの平面アンテナは、ブロードな指向性を有している。この構造により、それぞれ平面アンテナを同じ向きに調節すれば、先鋭で利得の高いアンテナが構成できる。また、それぞれの平面アンテナを、円周上に配置すれば、すなわち、2枚の時は背中合わせに、3枚の時は上から観て三角形に、4枚のときは上から観て正方形に配置すれば、無指向性を形成することができる。
(第1の実施例)
(1)折りたたみ平面アンテナ1の構成
図1は、本発明に係る平面アンテナの第1の実施例(以下、折りたたみ平面アンテナ1と言う。)を示す構成図である。図1に示す折りたたみ平面アンテナ1は、3枚の平面アンテナ10、20及び30と、連結部2と、足3と、連結部4と、同軸ケーブル5と、同軸ケーブル6と、コネクタ7とを備えている。
ここで、3枚の平面アンテナ10、20及び30は、連結部2によって接続されている。
連結部2は、蝶番(ちょうつがい)のような構造になっており、平面アンテナ10、20及び30を水平方向に折りたたんだり、相対的な設置角度を任意に設定できるように可動できるようになっている。
平面アンテナ20及び30には、平面アンテナ自身が倒れないように、連結部4を介して足3が付加されている。
この足3は、平面アンテナ10、20及び30の底面が平面状で十分安定に自立できれば、不要である。
連結部4は、足3を折りたたんで収納できるように、水平方向に回転可動可能な構造になっている。
同軸ケーブル5は、平面アンテナ20及び30に接続されて備えられており、それぞれ平面アンテナ10に接続される。
同軸ケーブル6は、平面アンテナ10に接続されて備えられており、その先端には、コネクタ7が設けられている。
平面アンテナ20及び30で受信された電波は、いったん平面アンテナ10の中の給電回路(図示せず)に取り込まれ、平面アンテナ10で受信した電波と同位相で合成されて、同軸ケーブル6に伝送され、コネクタ7に出力される。
同様に、平面アンテナ10、20及び30から送信する場合には、コネクタ7に給電された送信電力が、同位相で平面アンテナ10、20及び30から放射されることになる。
次に図2では、平面アンテナ10の構造の一実施例を示したものである。図2に示す平面アンテナ10の構造では、例えば、ポリカーボネイトやアクリルなどのプラスチック等の誘電体から構成される凹状の筐体11と、プリント基板12と、カバー13とを備えている。
図2(1)は、平面アンテナ10の断面図を示したものであり、図2(2)は、筐体11の斜視図であり、図2(3)は、カバー13の斜視図である。
図2(1)に示す平面アンテナ10のプリント基板12は、その表面に平面アンテナの放射素子や給電線路としてのマイクロストリップラインがエッチングによって形成されている。
そして、カバー13は、背面のふたに相当する部分であり、金属のような導体でも、プラスチックのような誘電体でも使用可能である。またカバー13には、図2(3)に示すように同軸ケーブル5及び6を通す穴14が設けられている。
ここで、図1の平面アンテナ20及び30は、図2に示した平面アンテナ10と構造的には同様である。
次に図3は、図2のプリント基板12の構造を示したものである。図3(1)に示すように、プリント基板12の表面には、4つのパッチアンテナ15と、マイクロストリップライン16と、グランド17とがエッチング等により形成されている。
また、グランド17は、複数のスルーホール18により、裏面の導体よりなるグランド21に導通している。
図3(1)に示すプリント基板12の下部にある穴19は、同軸ケーブル5及び6の通る穴である。
図3(2)に示すプリント基板12の裏面は、グランド21によってアースとして接地されている。
次に図4は、平面アンテナ20に用いる場合のプリント基板22の詳細構造を示している。図4(1)に示すプリント基板22の表面には、図3(1)と同様に、4つのパッチアンテナ23と、マイクロストリップライン24と、グランド25とがエッチング等により形成されている。
また、グランド25は、複数のスルーホール26により、裏面の導体よりなるグランド27に導通している。
図4(1)に示すプリント基板22の下部にある穴28は、同軸ケーブル5の通る穴である。
図4(2)に示すプリント基板22の裏面は、グランド27によってアースとして接地されている。
また平面アンテナ30に用いる場合のプリント基板は、本プリント基板22と線対称の構造にすればよい。
次に図5は、平面アンテナ20における、プリント基板22と同軸ケーブル5との接続構造を示したものである。
図5の同軸ケーブル5は、同軸ケーブル5の接続される平面アンテナ20への接続側端をカバー23の穴29を通し、更に、プリント基板22のグランド27のある側から通して、プリント基板22の表面側で接続する。
このとき、プリント基板22の表面は、同軸ケーブル5の同軸外部導体40をグランド25にハンダ付けし、同軸中心導体41をマイクロストリップライン24にハンダ付けで接続する。
このように接続することにより、プリント基板22とカバー23は、図2に示したように平面アンテナ10と同様な筐体11を前面にして組み立てることができる。
(2)折りたたみ平面アンテナ1の動作
次に、折りたたみ平面アンテナ1の動作について、図6を用いて説明する。図6は、折りたたみ平面アンテナ1の第1の実施例の使用方法を示したものである。
図6に示す折りたたみ平面アンテナ1は、平面アンテナ10、20及び30が、それぞれ、該当するブロードな放射指向性301、302及び303を有している。
そして更に、各平面アンテナ10、20及び30が、図6(1)の置き方のように同じ方向に向けられ、同位相で合成されることによって、図6(2)の指向性に示すように、指向性304のようなシャープで高利得な特性が得られる。
従って、電波の強い方向などがわかる場合には、図6(1)のように3枚の平面アンテナ10、20及び30をそれぞれ同じ方向に向けて使用することにより、利得を高めて指向性が鋭くなると共に感度が向上するので、通信品質を向上させることができる。
また、次の図7は、本発明の折りたたみ平面アンテナの第1の実施例の使用方法について、2つ目の方法を示したものである。図6の説明と同様に、図7に示す折りたたみ平面アンテナ1は、平面アンテナ10、20及び30が、それぞれ、該当するブロードな放射指向性301、302及び303を有している。
しかし、これらの平面アンテナ10、20及び30が、図7(1)の置き方のように、コの字状に置かれた場合には、平面アンテナ10、20及び30の電波は、それぞれ正対する方向に放射される。
これにより、折りたたみ平面アンテナ1は、平面アンテナ10、20及び30の指向性がブロードなため、隣接するアンテナの境目の角度でも、平面アンテナの利得の最大値より、概ね3〜4dB程度の軽微の減少で済み、利得がわずかに落ちる程度にとどまる(ただし、この劣化具合は、平面アンテナの大きさと利得、ビーム幅で決まるので、平面アンテナの大きさにより異なる。)。
そして、この境目の方向では、隣接する2つのアンテナの指向性が合成されるので、結果として、利得は、2倍の3dBが増加することになり、結局、この境目の方向での利得は、平面アンテナ正面方向とあまり変わらない値となる。
これにより、図7(1)のように3枚の平面アンテナ10、20及び30をコの字状に配置することによって、図7(2)で示したように、概ね270度の方向をカバーできる指向性を形成できる。
また、次の図8は、本発明の折りたたみ平面アンテナ1の第1の実施例の使用方法について、3つ目の方法を示したものである。図6でした説明と同様に、図8に示す折りたたみ平面アンテナ1は、平面アンテナ10、20及び30が、それぞれ、該当するブロードな放射指向性301、302及び303を有している。
しかし、これらの平面アンテナ10、20及び30が、図8(1)の置き方のように、三角形状に置かれた場合には、平面アンテナ10、20及び30の電波は、それぞれ正対する方向に放射される。
これにより、折りたたみ平面アンテナ1は、平面アンテナ10、20及び30の指向性がブロードなため、隣接するアンテナの境目の角度でも、平面アンテナの利得の最大値より、概ね4〜5dB程度の軽微の減少で済み、利得がわずかに落ちる程度にとどまる(ただし、この劣化具合は、平面アンテナの大きさと利得、ビーム幅で決まるので、平面アンテナの大きさにより異なる。)。
そして、この境目の方向では、隣接する2つのアンテナの指向性が合成されるので、結果として、利得は、2倍の3dBが増加することになり、結局、この境目の方向での利得は、平面アンテナ正面方向とあまり変わらないか、わずかに劣化する程度の値となる。
これにより、図8(1)のように3枚の平面アンテナ10、20及び30を三角形状に配置することによって、図8(2)で示したように、概ね360度の方向をカバーできる指向性を形成できる。
以上のように、図7及び8の使用方法は、強い電波がどの方向からくるかわからない場合や、室内で使用する場合などにおいて、反射した多数の電波を沢山受信したい場合に有効である。
以上説明したように、本発明によれば、平面状のアンテナを、複数接続し、折りたたみ可能な構造としたことにより、それぞれの平面アンテナの方向を調整して、受信する電波の指向性を変更すると共に、調整することができる。
(第2の実施例)
次に、本発明の第2の実施例を図9に示す。図9に示す第2の実施例では、図1の第1の実施例に対し、同軸ケーブル5に相当する同軸ケーブル53が、平面アンテナ50、51及び52の上部に配置されている構造になっている。この場合、同軸ケーブルの引き込み構造は、図10のようになっている。
図10に示す同軸ケーブル53は、平面アンテナ50及び52の上部側面に設けられた穴55を通して、プリント基板12及び22に導かれ、図5の同軸中心導体と同軸外部導体を接続した場合と同様に取り付けられている。
これにより、第2の実施例では、第1の実施例に対し、同軸ケーブル53の太さ(厚み)を、平面アンテナの内部に取り込むことができるので、折りたたみ平面アンテナ1を薄くすることができる。
(第3の実施例)
次に、本発明の第3の実施例を図11に示す。図11に示す第3の実施例では、図1や図9において同軸ケ−ブル5が、外側で回り込むように接続されていたのに対し、図11の折りたたみ平面アンテナ1の平面アンテナ60が、隣り合う平面アンテナ61及び62の隣り合う側面部において、同軸ケーブル63によって最短距離になるように接続された構造である。
すなわち、図11の第3の実施例では、同軸ケ−ブル63が、平面アンテナ60の隣り合う平面アンテナ61及び62との間に、それぞれ接続されている。
これにより、第3の実施例では、同軸ケーブル63を平面アンテナ60、61及び62に取り込むことができるので、同軸ケーブル63の衝撃による損傷や擦傷を回避することができる共に、折りたたみ平面アンテナ1のライフサイクル(寿命)を延ばすことができる。
(第4の実施例)
次に、本発明の第4の実施例を図12に示す。図12に示す第4の実施例では、図11において平面アンテナ60、61及び62が同軸ケ−ブル63によって接続されていたのに対し、フレキシブルなプリント基板で平面アンテナ70、71及び72を接続した実施例を示したものである。
図12に示す第4の実施例における折りたたみ平面アンテナ1は、平面アンテナ70と、隣り合う平面アンテナ71及び72との接続において、接続用プリント基板A80と接続用プリント基板B90とが用いられている。
図12に示す平面アンテナ70、71及び72に用いられるプリント基板の構造の実施例を、図13に示す。
図13(1)には、プリント基板75の表面を示し、図13(2)には、プリント基板76の表面を示す。プリント基板75の表面は、図13(1)に示すように、グランド77、78及び79と、マイクロストリップライン85等により形成されている。プリント基板76の表面は、図13(2)に示すように、グランド77及び78と、マイクロストリップライン86等により形成されている。
このように、図12に示す平面アンテナ70には、図13に示すプリント基板75が用いられ、図12に示す平面アンテナ71及び72には、図13に示すプリント基板76が用いられる。
そして図12に示す平面アンテナ70と71の接続は、図13に示すプリント基板75及び76の側面端に設けられているグランド77及び78に、図14に示す接続用プリント基板A80及び接続用プリント基板B90を接続することによってなされる。
図14(1)に示す接続用プリント基板A80は、折り曲げが可能なフレキシブルなプリント基板で構成され、その裏面は銅箔等の導体層が設けられている。この接続用プリント基板A80の銅箔等による導体層面の左右両端の一部を、図13に示したプリント基板75のグランド78とプリント基板76のグランド78部分とにハンダ付けすることにより、プリント基板75と76は物理的に接続される。
同様に、図14(2)に示す接続用プリント基板B90も、折り曲げが可能なフレキシブルなプリント基板で構成されている。この接続用プリント基板B90は、表面にマイクロストリップライン91が配置され、その左右端にスルーホール92を有し、そのスルーホール92は、接続用プリント基板B90の裏側に達し、導体のランド94に導通している。
また、接続用プリント基板B90の裏側には、導体のグランド93が先のランド94を避けて配置されている。
接続用プリント基板B90も、接続用プリント基板A80同様に、グランド93の両端部の一部を、図13のプリント基板75のグランド77とプリント基板76のグランド77部分にハンダ付けし、接続用プリント基板B90のランド94を、プリント基板75のマイクロストリップライン85の先端部とプリント基板76のマイクロストリップライン86の先端部にハンダ付けすることにより、接続用プリント基板A80は、プリント基板75と76を物理的にも電気的にも接続されたことになる。
この接続用プリント基板A80及び接続用プリント基板B90が、プリント基板75及びプリント基板76に接続された場合の構造を、図15に示す。
これにより、第4の実施例では、同軸ケーブル63を使用する代わりに、接続用プリント基板A80と接続用プリント基板B90とによって平面アンテナ70、71及び72を接続することができるので、折りたたみ平面アンテナ1を軽量化し、小型化を図ることができる。
(第5の実施例)
次に、本発明の第5の実施例を図16に示す。図16に示す第5の実施例では、3枚の平面アンテナ100、110及び120が、連結部2によって接続されている。
連結部2は、図1と同様に、蝶番(ちょうつがい)のような構造になっており、平面アンテナ100、110及び120を水平方向に折りたたんだり、相対的な設置角度を任意に設定できるように可動できる構造になっている。
図16と図1との違いは、平面アンテナ110及び120が、同軸ケーブル112で直接的には接続されておらず、一旦、コネクタ111及び121を介して、同軸ケーブル112及び122によって接続されることである。
同軸ケーブル112及び122は、同様に平面アンテナ100のコネクタ101、102にも接続され、平面アンテナ100は、平面アンテナ110及び120に、電気的に接続される。
図16の場合では、同軸ケーブル112及び122の長さは、通常、平面アンテナ100、110及び120から放射される電波が同位相となるように設定される。
しかし、図16の場合において、あえて長さの異なる同軸ケーブルを用いることで、3つの平面アンテナから放射される合成の指向性を変化させる、すなわち、ビーム幅を広げたり、ビーム方向を右または左に向けたりすることが、可能になる。
更に、平面アンテナ110と平面アンテナ120とに独立な同軸ケーブルで、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術の2つのアンテナとして使用することが可能になる。
なぜなら従来では、複数の平面アンテナを備えていても、1つの電波しか受信することしかできず、MIMO技術に対応できていないという問題があった。
ここで、MIMO技術とは、複数のアンテナで複数のデータの送受信を行なう無線通信技術のことであり、後述する実施例においてMIMO技術への対応を説明する。
この第5の実施例では、図1で示した同軸ケーブル5及び6を使用する代わりに、コネクタ101及び102とコネクタ111及び121とを介して、同軸ケーブル103、112及び同軸ケーブル122を接続することにより、同軸ケーブル103、112及び同軸ケーブル122の長さに応じて、指向性を変化させることができる。
(第6の実施例)
次に、本発明の第6の実施例を図17に示す。図17に示す第6の実施例では、図16の構成に対し、中央の平面アンテナ130が1つのコネクタ131を有し、平面アンテナ110、120及び130へ、電力を3分配する機能をもった同軸ケーブル132によって、給電する構造としたものである。
この場合、平面アンテナ110、120及び130は、それぞれ独立のアンテナとしても使用可能で、3つのアンテナとして3チャネルのMIMO通信に対応できる。
ここで、MIMO技術の動作について、図18を用いて説明する。図18は、MIMO技術を用いたMIMO通信を行う使用方法の一例である。
図18の構成は、図17の平面アンテナ110、120及び130に、それぞれ独立した同軸コネクタ111、121及び131を備え、各同軸コネクタ111、121及び131に対応し、かつ独立した同軸ケーブル140、150及び160を、平面アンテナ110、120及び130に備えられたコネクタ端子111、121及び131に接続する。
なお、MIMO技術による折りたたみ平面アンテナ1を使用する場合には、この折りたたみ平面アンテナ1と接続される装置(図示せず)にも、複数のアンテナ接続端子(図示せず)が設けられている。
なぜなら、MIMO技術を使用する状況であって多数の反射波が存在する場合には、複数のアンテナを用いて多数の反射波を利用して通信することにより、通信品質や通信速度を向上させることができるので、上述のように、それぞれのアンテナを独立に用いることでMIMO技術を有効に用いて、通信品質や通信速度を改善することが可能になる。
また、上述において、折りたたみ平面アンテナ1が接続される装置側のアンテナ接続端子が2つの場合には、3つ平面アンテナ110、120及び130のうち、任意の2つを選べばよい。また、MIMO技術を用いたMIMO通信では、使用し易い複数のアンテナ同士の相関が小さい方が有効であるため、図6乃至8で示したように、平面アンテナの向きを多方面に調整することにより、通信品質や通信速度の更なる改善を図ることができる。
(第7の実施例)
次に、本発明の第7の実施例を図19に示す。図19に示す第7の実施例では、平面アンテナの収納時の折りたたみ方を示した構成図である。
図19(1)に示すように、折りたたみ平面アンテナ1は、平面アンテナ10、20及び30の接続をそれぞれのアンテナの側面で、連結部200及び201を使用して接続されている。
これにより、第7の実施例の折りたたみ平面アンテナ1は、まず連結部201によって平面アンテナ30をA方向に折りたたみ、次に連結部200によって平面アンテナ20をB方向に折りたたむことができる。
そして、このように折りたたんだときに、平面アンテナ30の厚み分を挟み込むような寸法にしておけば、図19(2)折りたたみ時のように、1枚の平板状に収納することができて、携帯性、利便性を図ることができる。
(第8の実施例)
次に、本発明の第8の実施例を図20に示す。図20に示す第8の実施例では、平面アンテナの収納時の他の折りたたみ方を示した構成図である。
ここで、図19との違いは、連結部210と211とが反対方向に可動するように取り付けられていることである。
これにより、折りたたみ平面アンテナ1は、平面アンテナ10に対して、連結部211によって先に平面アンテナ30をC方向に折りたたんでも良く、また或いは、連結部210によって平面アンテナ20をD方向に折りたたんでも良い。
従って、第8の実施例の折りたたみ平面アンテナ1は、折りたたみの順番(C方向、又はD方向)を気にすることなく、図20(2)のように折りたたむことができる。
(第9の実施例)
次に、本発明の第9の実施例を図21に示す。図21に示す第9の実施例では、平面アンテナの収納時の他の折りたたみ方を示した構成図である。
ここで、図20で示した折りたたみ方との違いは、連結部220と221の平面アンテナへの取り付けを、側面ではなく背面としたことである。
なぜなら、平面アンテナの厚みが非常に薄い平面アンテナの場合には、平面アンテナの側面に十分な強度を保つことが出来ない場合があり、このような場合には、アンテナ背面に連結部を固定することにより、強度不足を補完することができる。
具体的には、折りたたみ平面アンテナ1は、平面アンテナ10に対して、連結部221によって平面アンテナ30をE方向に折りたたみ、また連結部220によって平面アンテナ20をF方向に折りたたむことができる。
これにより、厚みが非常に薄い平面アンテナの場合であっても、コンパクトに折りたたむことができるので、携帯性、利便性を図ることができる。
本発明の折りたたみ平面アンテナの第1の実施例における構成図である。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第1の実施例における平面アンテナの構造図である。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第1の実施例におけるプリント基板の構造(その1)を示したものである。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第1の実施例におけるプリント基板の構造(その2)を示したものである。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第1の実施例におけるプリント基板と同軸ケーブルの接続構造を示したものである。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第1の実施例における使用方法(1)を示したものである。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第1の実施例における使用方法(2)を示したものである。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第1の実施例における使用方法(3)を示したものである。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第2の実施例の構成図である。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第2の実施例の同軸ケーブルの接続構造を示したものである。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第3の実施例の構成図である。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第4の実施例の構成図である。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第4の実施例におけるプリント基板の構造(その3)を示したものである。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第4の実施例における接続用プリント基板の構成を示したものである。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第4の実施例のプリント基板の接続の構造を示したものである。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第5の実施例の構成図である。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第6の実施例の構成図である。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第6の実施例における使用方法を示したものである。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第7の実施例の構成図である。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第8の実施例の構成図である。 本発明の折りたたみ平面アンテナの第9の実施例の構成図である。 従来技術のアンテナの例を示したものである。
符号の説明
1 折りたたみ平面アンテナ
2 連結部
3 足
4 連結部
5、6 同軸ケーブル
7 コネクタ
10 平面アンテナ
11 筐体
12 プリント基板
13 カバー
14 穴
15 パッチアンテナ
16 マイクロストリップライン
17 グランド
18 スルーホール
19 穴
20 平面アンテナ
21 グランド
22 プリント基板
23 パッチアンテナ
24 マイクロストリップライン
25 グランド
26 スルーホール
27 グランド
28、29 穴
30 平面アンテナ
40 同軸外部導体
41 同軸中心導体
50、51、52 平面アンテナ
53 同軸ケーブル
55 穴
60、61、62 平面アンテナ
63 同軸ケーブル
70、71、72 平面アンテナ
75、76 プリント基板
77、78、79 プリント基板
80 接続用プリント基板A
83 グランド
85、86 マイクロストリップライン
90 接続用プリント基板B
91 マイクロストリップライン
92 スルーホールド
93 グランド
94 ランド
100、110、120 平面アンテナ
101、102、111、121 コネクタ
103、112、122 同軸ケーブル
130 平面アンテナ
131 コネクタ
132 同軸ケーブル
140、150、160 同軸ケーブル
200、201 連結部
210、211 連結部
220、221 連結部
301、302、303、304 指向性
500 平面アンテナ
501 同軸ケーブル
502 同軸コネクタ
503 単一指向性
600 モノポールアンテナ
601 ドーナツ状の無指向性

Claims (15)

  1. 指向性を有する平面アンテナを複数備え、折りたたみ可能な平面アンテナ装置であって、
    各平面アンテナは、隣合う平面アンテナを蝶番によって回転角度を調整可能に接続されると共に、電波を受信可能な方向に対して変更可能に設定され、
    前記複数の平面アンテナを相互に組み合わせることによって指向性が制御され、
    前記複数の平面アンテナの指向性に基づいて、前記各平面アンテナに対応する前記電波を受信する
    ことを特徴とする平面アンテナ装置。
  2. 前記複数の平面アンテナのうち、少なくとも2つ以上の前記平面アンテナが同一方向を受信するように設定され、前記電波を受信する利得を高める
    ことを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ装置。
  3. 前記隣合う平面アンテナが、前記蝶番によって相互に直角に配置可能に設定されることを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ装置。
  4. 前記複数の平面アンテナが、前記蝶番によって略環状になるように接続されることを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ装置。
  5. 前記複数の平面アンテナが、3つの前記平面アンテナによって構成されることを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ装置。
  6. 前記複数の平面アンテナが受信した前記電波を合成する同軸ケーブルを更に備え、前記隣合う平面アンテナの背面又は上面に当該同軸ケーブルが備え付けられていることを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ装置。
  7. 前記同軸ケーブルが、前記各平面アンテナの内部に埋没されると共に、前記隣合う平面アンテナの側面を介して接続されていることを特徴とする請求項6記載の平面アンテナ装置。
  8. 前記複数の平面アンテナが受信した前記電波を合成するプリント基板を更に備え、前記隣合う平面アンテナに当該プリント基板が接続されて備え付けられていることを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ装置。
  9. 前記各平面アンテナは、前記同軸ケーブルを接続するコネクタを更に備え、受信する前記電波の指向性を変更する場合には、前記コネクタを介して、長さの異なる前記同軸ケーブルによって合成することを特徴とする請求項6又は7記載の平面アンテナ装置。
  10. 前記各平面アンテナは、電力を分配する機能を備えた同軸ケーブルを更に備え、前記各平面アンテナに独立したアンテナとして機能することを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ装置。
  11. 前記各平面アンテナは、それぞれ独立して接続される同軸ケーブルを更に備え、前記複数の平面アンテナによって複数の前記電波をそれぞれ受信することを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ装置。
  12. 前記蝶番は、前記隣合う平面アンテナの側面に備えられていると共に、前記複数の平面アンテナを同一平面側に折りたたむことを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ装置。
  13. 前記蝶番は、前記隣合う平面アンテナの側面に備えられていると共に、前記複数の平面アンテナを互い違いに折りたたむことを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ装置。
  14. 前記蝶番は、前記隣合う平面アンテナの表面又は背面に備えられていると共に、前記複数の平面アンテナを互い違いに折りたたむことを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ装置。
  15. 前記複数の平面アンテナのうち、外部から取得する送信用電波を送信可能な平面アンテナを少なくとも1つ備え、前記電波を受信すると共に、前記送信用電波を送信することを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ装置。
JP2006294459A 2006-10-30 2006-10-30 平面アンテナ装置 Pending JP2008113187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006294459A JP2008113187A (ja) 2006-10-30 2006-10-30 平面アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006294459A JP2008113187A (ja) 2006-10-30 2006-10-30 平面アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008113187A true JP2008113187A (ja) 2008-05-15

Family

ID=39445469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006294459A Pending JP2008113187A (ja) 2006-10-30 2006-10-30 平面アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008113187A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008172708A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Yagi Antenna Co Ltd 可搬型アンテナ
JP2010203801A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Nec Corp レーダ装置、レーダの制御方法、およびプログラム
JP2012090253A (ja) * 2010-09-24 2012-05-10 Nihon Univ 展開型フェーズドアレイアンテナ
WO2017135368A1 (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 株式会社Nttドコモ 無線通信装置
JP2017224943A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 APRESIA Systems株式会社 放送用アンテナ装置
KR20190002035A (ko) * 2017-06-29 2019-01-08 홍익대학교 산학협력단 힌지를 이용하여 편파 특성을 변경할 수 있는 안테나
WO2020031776A1 (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 株式会社村田製作所 アンテナモジュール
WO2020170722A1 (ja) * 2019-02-20 2020-08-27 株式会社村田製作所 アンテナモジュールおよびそれを搭載した通信装置、ならびにアンテナモジュールの製造方法
WO2022038879A1 (ja) * 2020-08-21 2022-02-24 株式会社村田製作所 アンテナモジュール、およびそれを搭載した通信装置
JP7483639B2 (ja) 2021-01-06 2024-05-15 東芝テック株式会社 アンテナ装置
US12009608B2 (en) 2019-02-20 2024-06-11 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna module, communication device equipped with the same, and manufacturing method of antenna module

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008172708A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Yagi Antenna Co Ltd 可搬型アンテナ
JP2010203801A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Nec Corp レーダ装置、レーダの制御方法、およびプログラム
JP2012090253A (ja) * 2010-09-24 2012-05-10 Nihon Univ 展開型フェーズドアレイアンテナ
WO2017135368A1 (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 株式会社Nttドコモ 無線通信装置
JP2017224943A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 APRESIA Systems株式会社 放送用アンテナ装置
KR20190002035A (ko) * 2017-06-29 2019-01-08 홍익대학교 산학협력단 힌지를 이용하여 편파 특성을 변경할 수 있는 안테나
KR101952208B1 (ko) * 2017-06-29 2019-02-26 홍익대학교 산학협력단 힌지를 이용하여 편파 특성을 변경할 수 있는 안테나
WO2020031776A1 (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 株式会社村田製作所 アンテナモジュール
US11581635B2 (en) 2018-08-06 2023-02-14 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna module
JP7047918B2 (ja) 2018-08-06 2022-04-05 株式会社村田製作所 アンテナモジュール
JPWO2020031776A1 (ja) * 2018-08-06 2021-08-02 株式会社村田製作所 アンテナモジュール
CN112534642A (zh) * 2018-08-06 2021-03-19 株式会社村田制作所 天线模块
KR20200145853A (ko) * 2019-02-20 2020-12-30 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 안테나 모듈, 및 그것을 탑재한 통신 장치, 그리고 안테나 모듈의 제조 방법
US11611147B2 (en) 2019-02-20 2023-03-21 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna module, communication device equipped with the same, and manufacturing method of antenna module
CN112106250A (zh) * 2019-02-20 2020-12-18 株式会社村田制作所 天线模块和搭载该天线模块的通信装置以及天线模块的制造方法
KR102241159B1 (ko) 2019-02-20 2021-04-16 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 안테나 모듈, 및 그것을 탑재한 통신 장치, 그리고 안테나 모듈의 제조 방법
CN112106250B (zh) * 2019-02-20 2021-07-09 株式会社村田制作所 天线模块和搭载该天线模块的通信装置以及天线模块的制造方法
JP6773259B1 (ja) * 2019-02-20 2020-10-21 株式会社村田製作所 アンテナモジュールおよびそれを搭載した通信装置、ならびにアンテナモジュールの製造方法
KR20210118053A (ko) * 2019-02-20 2021-09-29 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 안테나 모듈, 및 그것을 탑재한 통신 장치, 그리고 안테나 모듈의 제조 방법
US12009608B2 (en) 2019-02-20 2024-06-11 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna module, communication device equipped with the same, and manufacturing method of antenna module
KR20200103844A (ko) * 2019-02-20 2020-09-02 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 안테나 모듈, 및 그것을 탑재한 통신 장치, 그리고 안테나 모듈의 제조 방법
WO2020170722A1 (ja) * 2019-02-20 2020-08-27 株式会社村田製作所 アンテナモジュールおよびそれを搭載した通信装置、ならびにアンテナモジュールの製造方法
KR102197563B1 (ko) 2019-02-20 2020-12-31 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 안테나 모듈, 및 그것을 탑재한 통신 장치, 그리고 안테나 모듈의 제조 방법
KR102599495B1 (ko) 2019-02-20 2023-11-08 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 안테나 모듈, 및 그것을 탑재한 통신 장치, 그리고 안테나 모듈의 제조 방법
WO2022038879A1 (ja) * 2020-08-21 2022-02-24 株式会社村田製作所 アンテナモジュール、およびそれを搭載した通信装置
JP7483639B2 (ja) 2021-01-06 2024-05-15 東芝テック株式会社 アンテナ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008113187A (ja) 平面アンテナ装置
US10219389B2 (en) Electronic device having millimeter wave antennas
EP1782499B1 (en) System and method for an omnidirectional planar antenna apparatus with selectable elements
US6380896B1 (en) Circular polarization antenna for wireless communication system
CN110364826A (zh) 抵靠电介质层安装的电子设备天线阵列
US6531985B1 (en) Integrated laptop antenna using two or more antennas
JP4724084B2 (ja) 携帯無線装置
JP4215749B2 (ja) 衛星受信アンテナを備えた携帯端末機
JP4962723B2 (ja) アンテナ素子および広帯域アンテナ装置
US20100103052A1 (en) Antenna assembly
EP1841006A1 (en) Mobile wireless unit
JP2006517074A (ja) 移動電話送受器、pdaおよび他の電気的小型無線プラットフォームにおけるマルチアンテナダイバシティ
US20070111749A1 (en) Wireless communications device with reflective interference immunity
JP4446203B2 (ja) アンテナ素子および広帯域アンテナ装置
JP2006504353A (ja) アンテナアレイ
US7675468B2 (en) Portable communication device with ultra wideband antenna
US8836593B2 (en) Diversity fin antenna
US20120218167A1 (en) Low cost patch antenna utilized in wireless lan applications
CA3198218A1 (en) Wearable accessory with phased array antenna system
JP2006166261A (ja) 携帯無線機
US20060170601A1 (en) Mobile communication devices
JP2004096572A (ja) 屋内移動通信装置
WO2009130775A1 (ja) 平面アンテナ装置及び通信装置
TWI292640B (en) Solid flat antenna
JP3880295B2 (ja) チップアンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20080311

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080520

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080604