JP2003110453A - 携帯無線機器 - Google Patents

携帯無線機器

Info

Publication number
JP2003110453A
JP2003110453A JP2001302865A JP2001302865A JP2003110453A JP 2003110453 A JP2003110453 A JP 2003110453A JP 2001302865 A JP2001302865 A JP 2001302865A JP 2001302865 A JP2001302865 A JP 2001302865A JP 2003110453 A JP2003110453 A JP 2003110453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
antenna
outside
projecting
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001302865A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Koshi
正史 越
Yutaka Saito
裕 斎藤
Yoshio Koyanagi
芳雄 小柳
Kenichi Yamada
賢一 山田
Tomoaki Nishikido
友昭 西木戸
Nobuaki Majima
伸明 間嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001302865A priority Critical patent/JP2003110453A/ja
Publication of JP2003110453A publication Critical patent/JP2003110453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話時に高いアンテナ性能を発揮することが
できるとともに、非通話時には筐体の薄型化を図ること
ができる携帯無線機器を提供する。 【解決手段】 上側筐体1内部において地板上に配置さ
れた逆Fアンテナ5と、この逆Fアンテナ5から所定の
間隔を隔てて配置された無給電素子6と、所定の操作に
連動して無給電素子6を上側筐体1外部に突出させる手
段とを備えた。また、無給電素子6を上側筐体1外部に
突出させる手段には、上側筐体1内部に配置された無給
電素子6側に一端が接続されるとともに、他端が下側筐
体2側に接続されたワイヤー10Aを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンテナを内蔵
する携帯電話機などの携帯無線機器に係り、特に通話状
態などの際には高いアンテナ性能を発揮することができ
る携帯無線機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機などの携帯無線機器の筐体内
部に内蔵されるアンテナとして、板状逆Fアンテナが知
られている。この板状逆Fアンテナは、例えば特開平8
−250917号公報に記載のように、携帯電話機の回
路基板上のグランドプレーン(以下、「地板」と略す)
上に一定の間隔を隔てて板状素子を配置し、この板状素
子の一端を地板と短絡させ、その短絡点近傍の板状素子
において給電を行うアンテナの一種である。
【0003】また、携帯電話機用アンテナとして、例え
ば特開2001−68913号公報に記載のように、非
通話時にはアンテナが筐体内に埋め込まれた状態であ
り、通話時にはアンテナが筐体から外部へ突出するよう
に構成された、突出型ホイップアンテナが提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の逆Fアンテナに
あっては、アンテナの動作周波数帯域幅とアンテナ利得
などの性能は、地板と板状素子との間隔に比例するの
で、これらのアンテナ性能を高めるためには、この間隔
を広く設定することが必要である。しかしながら、地板
と板状素子との間隔を広くすることは、筐体の厚さの増
大を招くこととなる。このような事情から、高いアンテ
ナ性能を実現することと、携帯電話機のデザインの向上
のために筐体の薄型化を図ることとを同時に実現するこ
とが困難であるといった問題を生じている。
【0005】一方、突出型ホイップアンテナでは、アン
テナが線状であり、この線状アンテナと地板とが比較的
近接しているので、アンテナ利得が低く、周波数帯域幅
が狭いといった不都合を生じている。
【0006】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、通話時に高いアンテナ性能を発揮することができる
とともに、非通話時には筐体の薄型化を図ることができ
る携帯無線機器を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、筐体
内部において地板上に配置されたアンテナ部と、このア
ンテナ部から所定の間隔を隔てて配置された無給電素子
と、所定の操作に連動して前記無給電素子を前記筐体外
部に突出させる手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】これにより、所定の操作を行った場合に、
高いアンテナ性能が得られる。
【0009】また、請求項2の発明は、筐体内部におい
て地板上に配置され、板状素子と、この板状素子と導通
ヒンジを介して電気的に接続されて回路基板と電気的に
接続する短絡素子とを有する逆Fアンテナと、所定の操
作に連動して前記導通ヒンジを中心にして前記板状素子
を前記筐体の外部に突出させる手段とを備えたことを特
徴としている。
【0010】これにより、所定の操作を行った場合に、
高いアンテナ性能が得られる。
【0011】また、請求項3の発明は、筐体内部に配置
されたループアンテナと、所定の操作に連動して前記ル
ープアンテナを前記筐体外部に突出させる手段とを備
え、前記ループアンテナを前記筐体外部に突出させる前
記手段は、通話状態を検出して電気信号に変換する手段
からの出力信号により作動するように構成したことを特
徴としている。
【0012】これにより、所定の操作を行った場合に、
高いアンテナ性能が得られる。
【0013】また、請求項4の発明は、筐体内部に配置
されたスロットアンテナと、所定の操作に連動して前記
スロットアンテナを前記筐体外部に突出させる手段とを
備えるとともに、前記スロットアンテナを前記筐体外部
に突出させる前記手段は、通話状態を検出して電気信号
に変換する手段からの出力信号により作動するように構
成したことを特徴としている。
【0014】これにより、所定の操作を行った場合に、
高いアンテナ性能が得られる。
【0015】また、これら請求項1ないし4の発明にお
いて、前記筐体には、第1筐体と、この第1筐体とヒン
ジ部を介して開閉自在に接続されている第2筐体とを備
えた構成でもよい。
【0016】これにより、開閉構造の携帯無線機器にお
いて、通話時に高いアンテナ性能を得ることができる。
【0017】さらに、前記突出させる前記手段は、前記
筐体の開閉状態を検出して電気信号に変換する手段から
の出力信号により作動するように構成してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る実施の形態
について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。 [第1の実施形態]図1は、この発明の第1の実施形態
に係る携帯電話機を示すものであり、この携帯電話機
は、第1筐体である上側筐体1と、ヒンジ部3を介して
開閉自在に上側筐体と連結された第2筐体である下側筐
体2とを備えた開閉型構造を構成している。
【0019】上側筐体1には、回路基板4、逆Fアンテ
ナ5、無給電素子6、給電部7、受話器8及びLCD9
などが内蔵されており、回路基板4を中心にして、これ
よりも外側寄りには逆Fアンテナ5、無給電素子6、給
電部7などが配置されているとともに、回路基板4より
も内側寄りには受話器8及びLCD9などが配置されて
いる。
【0020】つまり、上側筐体1と下側筐体2とを開い
て通話する状態では、受話器8及びLCD9が使用者の
頭部(例えば、使用者の耳や頬など)に密着される。一
方、逆Fアンテナ5及び無給電素子6は、通話状態にお
いて、使用者の頭部から離れた位置に配置される。
【0021】また、この上側筐体1内部には、外部方向
へ飛び出し可能な樹脂で形成されたアンテナケース10
を設けており、このアンテナケース10内に無給電素子
6が固定されている。この実施形態の上側筐体1には、
外側面に開口部を設けており、後述する移動機構によ
り、この開口部からアンテナケース10が外側(Z)方
向へスライドできるように構成されている。
【0022】即ち、このアンテナケース10の基端部と
下側筐体2との間には、アンテナ移動機構として、ヒン
ジ部3を介してワイヤー10Aが取り付けられている一
方、アンテナケース10の基端部と上側筐体1の内側面
の内壁面との間には圧縮ばね10Bが介装されており、
上側筐体1内部から外部へ移動する方向のばね力がアン
テナケース10に常時付勢されている。
【0023】例えば、図1に示す非通話状態では、ワイ
ヤー10Aの緊張状態によりアンテナケース10が固定
され、上側筐体1の最下部に収納されている。また、図
2に示す通話状態では、ワイヤー10Aが緩むことによ
り、フリー状態になったアンテナケース10は、圧縮ば
ね10Bの弾性力で上側筐体1内部から外部へ押し出さ
れる。
【0024】以下、携帯無線機器の無線周波数を900
mHzに設定してアンテナの構成を説明する。逆Fアン
テナ5は、板状導体51と、短絡導体52とを備えてい
る。このうち板状導体51は、例えば幅40mm、長さ
17mmの導体板であって、回路基板4から一定の間隔
(例えば、4mm)を隔てて設置される。一方、短絡導
体52は、板状導体51の一端と回路基板4上のグラン
ドと電気的に短絡する。また、板状導体51の所定の部
位に給電部7が接続されている。このような構成の逆F
アンテナ5は、無線周波数900MHzにおいて約4分
の1波長の電気長を有しており、給電部7におけるイン
ピーダンスが50Ωに設定されている。
【0025】無給電素子6は、導体板により電気長が約
2分の1波長より僅かに短く形成されており、適宜の手
段でアンテナケース10の表面(上面)10Cの内壁
(天井面)に当接若しくは近接するような状態に取付け
られている。例えば、この実施形態では、図2に示すよ
うに、アンテナケース10の側面10D内面から突出す
る係止部10Eと上面(上面)10Cの内壁(天井面)
との間に挟持されている。
【0026】このように、この無給電素子6は、アンテ
ナケース10と一体に固定されており、非通話状態で
は、この無給電素子6と板状導体51との間隔は約1m
mとなっている。一方、通話状態では、アンテナケース
10が上側筐体1から外部へ飛び出すので、無給電素子
6と板状導体51との間隔は約6mmと増大する。
【0027】この実施形態の無給電素子6の一例を図3
に示す。同図は、携帯電話機を上側筐体1の厚さ(Z)
方向の上側から眺めた状態を示している。アンテナケー
ス10は、幅(Y)方向の長さWが40mmを有してお
り、この幅全体に亙りミアンダ状に蛇行した状態で形成
することで、無給電素子6の電気長を約2分の1波長に
確保することができるようになっている。
【0028】なお、この実施形態では、逆Fアンテナ5
に近接する無給電素子6を移動するアンテナ素子として
構成したが、移動するアンテナ素子として、これ以外
に、例えばループアンテナ又はロッドアンテナをアンテ
ナケース10内に取り付けても、同様の効果が得られ
る。
【0029】また、このアンテナケース10内部の無給
電素子6を筐体の開閉動作に連動して移動させる機構に
ついては、この実施形態のようにワイヤー10Aとばね
10Bを用いた構成に限定されるものではなく、これ以
外の構成であっても、筐体の開閉動作に連動する機構で
あれば、同様な効果が得られて好ましい。
【0030】次に、給電部7におけるVSWR(voltag
e standing wave ratio ;定在波比)について、図4を
参照しながら説明する。なお、同図において、グラフA
は通話状態での特性を、グラフBは非通話状態での特性
を示す。この図4からわかるように、通話状態における
VSWR≦3となる帯域幅は160MHzである。ま
た、非通話状態では、VSWR≦3となる帯域幅は10
0MHzと狭くなる。このように、通話状態において
は、無給電素子6と板状導体51との間隔が増大し、ア
ンテナの実効的な体積が拡大するため、帯域幅が広くな
る。
【0031】なお、非通話時には、通話状態に比べる
と、アンテナ性能が若干おとるものの、アンテナケース
10が上部筐体1内部に納まっているので携帯電話機と
して厚さが薄くなり、デザイン性を向上させることがで
きる。
【0032】以上、説明したように、この発明の第1に
実施形態に係る携帯電話機によれば、上側筐体1の開閉
動作に連動して無給電素子6が機械的に自動的に移動
し、通話状態では、無給電素子6が上部筐体1の外部に
移動するので、高いアンテナ性能を発揮することができ
る。また、普段、使用しない非通話状態の時には、上側
筐体1からアンテナケース10及び無給電素子6が突出
しなくてすむので、ポケットやカバンなどに嵩張ること
なく収納できる。
【0033】[第2の実施形態]次に、この発明の第2
の実施形態について、図5〜図7を参照しながら説明す
る。なお、この実施形態において、第1の実施形態と同
一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。第1の
実施形態ではワイヤー10A及び圧縮ばね10Bを用い
たアンテナ移動機構によってアンテナケース10内の無
給電素子6を外部へ突出させていたが、この実施形態で
は、開閉動作検出手段と、これに連動させて作動するア
ンテナ移動機構とを設けている。
【0034】開閉動作検出手段は、筐体の開閉動作や開
閉状態を磁気的に検出するものであり、この実施形態で
は、上側筐体1に設けたホール素子11Aと、上側筐体
1を閉じたときにホール素子11Aと正対する下側筐体
2の所定位置に設けた永久磁石11Bとを備えている。
【0035】一方、アンテナ移動機構は、上部筐体1に
のみ設けられており、ホール素子11Aからの検出信号
を入力する制御部12と、入力が制御部12の出力に接
続され制御部12からの制御信号に応じてモータ15へ
の電流を調整する駆動回路13と、駆動回路13の出力
に接続されたモータ15と、この出力軸に固着した図示
外のバベルギアなどを介して回転力が伝達するピニオン
16と、アンテナケース10の側面10Dに固着したラ
ック17とを備えており、モータ15の駆動力でアンテ
ナケース10内の無給電素子6を外部へ突出させてい
る。
【0036】次に、この実施形態に係る開閉動作検出手
段とアンテナ移動機構の動作について説明する。図6に
示すように筐体を閉じて非通話状態にすると、ホール素
子11Aが永久磁石11Bに近接し、この状態をホール
素子11Aが検出すると、このホール素子11Aから筐
体の状態に応じた検出信号が制御部12へ出力される。
一方、この検出信号を入力する制御部12からは、筐体
の閉鎖状態に応じた制御信号が駆動回路13へ出力され
る。これにより、駆動回路13ではモータ15へ流す電
流が調整され、モータ15が逆回転して上側筐体1へ収
めるような方向へアンテナケース10を移動させる。
【0037】図7に示すように筐体を開いて通話状態に
すると、ホール素子11Aが永久磁石11Bから離間
し、この離間した状態をホール素子11が検出すると、
このホール素子11Aから筐体の開放状態に応じた検出
信号が制御部12へ出力される。一方、この検出信号を
入力する制御部12からは、筐体の開放状態に応じた制
御信号が駆動回路13へ出力される。これにより、駆動
回路13ではモータ15へ流す電流が調整され、モータ
15が正回転して上側筐体1から突出するような方向へ
アンテナケース10を移動させる。
【0038】以上、説明したように、この発明の第2の
実施形態に係る携帯電話機によれば、上側筐体1の開閉
動作を開閉動作検出手段が検出し、モータ15の駆動力
で無給電素子6が機械的に移動することで、通話状態に
は、無給電素子6が上部筐体1の外部に移動するので、
高いアンテナ性能を発揮することができる。また、普
段、使用しない非通話状態の時には、上側筐体1からア
ンテナケース10及び無給電素子6が突出しなくてすむ
ので、ポケットやカバンなどに嵩張ることなくすっきり
収納できる。
【0039】[第3の実施形態]次に、この発明の第3
の実施形態について、図8を参照しながら説明する。な
お、この実施形態において、第1、第2の実施形態と同
一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。この実
施形態の携帯電話機では、第2の実施形態と異なり、開
閉動作検出手段であるホール素子11及び永久磁石12
を設ける替わりに、操作スイッチ18を設けている。な
お、このアンテナ移動機構については、第2の実施形態
と同様の構成のものを用いている。
【0040】操作スイッチ18は、下側筐体2の内面2
Aに設置されており、使用者が筐体を開いて通話を行う
場合に、その操作スイッチ18をオンしてアンテナケー
ス10を上側筐体1の内外に出し入れするように構成さ
れている。
【0041】次に、この実施形態に係る操作スイッチ1
8とアンテナ移動機構の動作について説明する。通話状
態にするために、図8に示すように筐体を開き、下側筐
体2の内面2Aの操作スイッチ18をオンする。する
と、アンテナケース10が収納されている上側筐体1内
部の制御部12がこれを検出し、モータ15が駆動を始
めてピニオン16が正回転する。これにより、このピニ
オン16に係合するラック17が移動し、アンテナケー
ス10及びこの内部に取り付けてある無給電素子6が上
側筐体1の内部から外部へ突出動作を始める。
【0042】そして、一定量突出したところで、制御部
12の制御信号によってモータ15の駆動動作が停止し
て、アンテナケース10及びこの内部に取り付けてある
無給電素子6の移動・上昇動作が停止する。
【0043】一方、通話状態を終了して非通話状態に戻
すときには、操作スイッチ18をもう一度オンする。す
ると、これを検出した制御部12により、モータ15が
駆動し、ラックピニオン機構を介してアンテナケース1
0及びこの内部に取り付けてある無給電素子6が上側筐
体1の内部へ収納されることとなる。
【0044】なお、この実施形態では、開閉型の携帯電
話機において、操作スイッチ18の手動操作によってア
ンテナケース10及び及びこの内部に取り付けてある無
給電素子6を上側筐体1から出し入れさせたが、この実
施形態の操作スイッチ18であれば、開閉型の携帯電話
機にかぎらず、上下2つに分割されていない一体構造の
携帯電話機であっても適用可能である。
【0045】また、開閉型の携帯電話機であれば、この
操作スイッチ18の替わりに、筐体の開閉動作に連動し
て作動するマイクロスイッチで構成してもよい。さら
に、例えば電話発呼或いは電話着信の動作機能をこの操
作スイッチ18の替わりに用いてもよい。このような構
成にすれば、自動的に、通話時には無給電素子6を上側
筐体1から外部に突出させ、非通話時には無給電素子を
内部に収納させることができる。
【0046】[第4の実施形態]次に、この発明の第4
の実施形態について、図9〜図11を参照しながら説明
する。なお、この実施形態において、第1、第3の実施
形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避け
る。この実施形態では、第3の実施形態とは異なり、操
作スイッチ18の替わりに機械的なノブ19を用いて無
給電素子6を上側筐体1から出入させている。
【0047】即ち、このノブ19は、無給電素子6を取
り付けたアンテナケース10の近傍の上側筐体1内部に
スライド可能に設けられており、断面略L字型を呈して
いる。このノブ19には、背面1Bに沿ってこのノブ1
9を手動でスライド移動させるために、上側筐体1の背
面1Bから外部に操作部19Aが突出している。
【0048】また、このノブ19には、アンテナケース
10に向けて横方向に突出する突起部19Bが、アンテ
ナケース10の側面10Dから突出する凸部10Fに係
止しており、普段、携帯電話機を使用しない場合には、
この係止動作によってアンテナケース10が上側筐体1
内部に収められている。なお、このノブ19には、図示
外の押さえばねが設けられており、常時、突起部19B
がアンテナケース10の側面10Dに当接するように弾
性力が付勢されている。
【0049】一方、このノブ19の突起部19Bには、
上側角隅部分が斜めにカットされたテーパ面を設けてお
り、後述するように、アンテナケース10を圧縮ばねの
弾性力に抗して上側筐体1の内部へ押し込んだときに、
ノブ19側の押さえばねの弾性力に抗して後退し、凸部
10Fをノブ19よりも下方に移動させることができる
ようになっている。
【0050】次に、この実施形態の無給電素子6の出入
操作について説明する。図10に示すアンテナケース1
0を上側筐体1内部に収納した状態では、アンテナケー
ス10の凸部10Fがノブ19の突起部19Bに係止し
ており、無給電素子6もアンテナケース10と一体で上
側筐体1内部に収納されている。
【0051】ここで、通話を行うときには、ノブ19の
操作部19Aを、押さえばねの弾性力に抗して図10に
おいて左方へ後退させると、アンテナケース10の凸部
10Fがノブ19の突起部19Bとの係止状態から解放
されるので、圧縮ばね10Bの弾性力で上方へ飛び出し
て外部へ突出することができる。これにより、アンテナ
性能を高めることができるようになる。
【0052】また、通話を終えて非通話状態に戻すとき
には、図11に示すように、アンテナケース10が外部
へ突出した状態から、このアンテナケース10を上から
上側筐体1内部に押し込むように指で押下すればよい。
この押下力でアンテナケース10が圧縮ばね10Bの弾
性力に抗して上側筐体1の内部へ移動していく。
【0053】そして、アンテナケース10の凸部10F
がノブ19の突起部19Bに上から当接すると、この当
接すると突起部19Bのテーパ面によってノブ19が後
退するような押出力が発生し、その間に突起部19Bを
乗り越えて凸部10Fが下方へ進入する。その後、押さ
えばねの弾性力でノブ19が元の状態に戻り、再びアン
テナケース10の凸部10Fがノブ19の突起部19B
に係止する。
【0054】なお、この実施形態では、上下に分割され
た折畳み型の携帯電話機に適用しているが、一体型の携
帯電話機でもよい。
【0055】[第5の実施形態]次に、この発明の第5
の実施形態について、図12及び図13を参照しながら
説明する。なお、この実施形態において、第1の実施形
態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
これまでの実施形態では、無給電素子6を筐体から外部
へ突出させる構成であったが、この実施形態では、逆F
アンテナ5の板状導体51を筐体40内部から斜めに出
入させる傾動機構を設けており、電磁力で出入動作を行
うようになっている。
【0056】即ち、この携帯電話機の傾動機構では、筐
体40の背面40B部分にケースヒンジ40Cを介して
アンテナケース10の一方を回動可能に取付けている。
一方、このアンテナケース10の他方は、圧縮ばね10
Bによって筐体40から外部に突出する方向に弾性力が
付勢されている。さらに、このアンテナケース10の他
方には、横方向に突出した係止片10Gを設けており、
この係止片10Gにはその上から後述するフック24の
先端部が係止している。
【0057】また、このアンテナケース10の内壁面に
は、板状導体51の一端部を保持する係止部10Eが形
成されており、板状導体51の他端部は導通ヒンジ部5
1Bを介して短絡導体52の一端部に接続されている。
一方、この短絡導体52の他端部は、回路基板4に搭載
されている。
【0058】さらに、筐体40の内部には、制御部21
と、駆動回路22と、電磁石23と、フック24とを備
えている。制御部21は、所定の動作、例えば図示外の
操作スイッチのオン動作や、通話動作を開始する状態に
移行すると、これらの動作を検出し、所定の制御信号を
駆動回路22へ出力するように構成されている。
【0059】駆動回路22は、入力が制御部12の出力
に接続され制御部12からの制御信号に応じて電磁石2
3へ流す電流を調整するように構成されている。電磁石
23は、駆動回路22から出力される電流信号によって
作動し、アンテナケース10を筐体40から外部へ突出
させるときには、フック24の基端部を電磁力で吸引さ
せるように構成されている。
【0060】フック24は、例えば鉄などの材料で略コ
字型に形成されており、中間部分が筐体40に回動自在
に取り付けられている。また、このフック24は、図1
2に示す非通話時に、電磁力が作動しておらず先端部が
アンテナケース10の係止片10Gに係止しており、図
13に示す通話時には、基端部が電磁力で電磁石23に
吸引・吸着されて先端部での係止状態から解放されてい
る。
【0061】このため、このフック24には、非通話時
には、先端部がアンテナケース10の係止片10Gに係
止するような起立状態に姿勢を保つようにするため、図
示外のばねによる弾性力が付勢されているが、この弾性
力は電磁石23の電磁力よりは弱めに設定されている。
【0062】次に、この実施形態に係る携帯電話機の動
作について説明する。図12に示すように、非通話時に
は、制御部21が所定の動作、例えば図示外の操作スイ
ッチなどでこの非通話状態を検出すると、この制御部2
1から制御信号が出力される。これにより、この制御信
号を入力する駆動回路22では、電磁石23へ電流の流
れを停止しているので、フック24には、電磁作用によ
る吸引力が作用しない。その結果、図示外のばねによる
弾性力でフック24の先端部がアンテナケース10の係
止片10Gに係止しており、アンテナケース10及びこ
れに固定された板状導体51が上側筐体1の外部に突出
しない状態が維持される。
【0063】一方、図13に示す通話時には、制御部2
1が所定の動作、例えば図示外の操作スイッチなどでこ
の通話状態を検出すると、制御部21及び駆動回路22
を介して電磁石23に電流が流れる。このため、電磁石
23の電磁力でフック24の基端部が吸引・吸着され、
同図において時計方向に回動・傾斜するので、フック2
4の先端部ではアンテナケース10の係止片10Gとの
係止状態が解除される。
【0064】その結果、圧縮ばね10Bの伸長動作によ
り、ケースヒンジ1Cを回動中心としてアンテナケース
10が回動し、外部へ突出する。これにより、板状導体
51も上側筐体1から外部へ傾きながら突出するので、
逆Fアンテナ5の実質的な(実効的な)体積が増大する
こととなり、周波数帯域幅も増大する。なお、このアン
テナケース10を筐体40の内部に収納するには、例え
ば非通話状態などに戻すと制御部21がこれを検出し、
電磁石23が作動を停止するので、その後、指などでア
ンテナケース10を筐体40の内部へ押し込めばよい。
【0065】従って、この実施形態によれば、制御部2
1が所定の動作を検出すると、逆Fアンテナ5の板状導
体51部分が筐体40の外部に突出することにより、高
いアンテナ性能を確保することができるようになるとと
もに、普段、非通話状態の時には、筐体40からアンテ
ナケース10及び逆Fアンテナ5が突出しなくてすむの
で、ポケットやカバンなどに嵩張ることなくすきりと収
納できる。
【0066】なお、この実施形態では、導通ヒンジ部5
1Bを板状導体51と短絡導体52との間に設けている
が、導通ヒンジ部51Bは短絡導体52と回路基板4と
の間に設けることもできる。また、板状導体51を筐体
40の外部に突出させる手段として、モータによる電気
的な手段を用いたり、上下に分割された折畳型の携帯電
話機の場合には、筐体の開閉動作に連動する機構を用い
ても同様な効果が得られえる。
【0067】[第6の実施形態]次に、この発明の第6
の実施形態について、図14〜図16を参照しながら説
明する。なお、この実施形態において、第1、第5の実
施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避け
る。この実施形態では、第5の実施形態と同様に、逆F
アンテナ5の板状導体51が筐体50内部から突出する
構成となっており、電磁力で出入動作を行うようになっ
ているが、第5の実施形態とは異なり、アンテナケース
10がケースヒンジ部を中心として回動・傾斜するので
はなく、アンテナケース10が並進移動して筐体から突
出するように並進手段を設けている。
【0068】この携帯電話機では、筐体50の背面50
B部分に開口された窓50Dを設けており、この窓50
Dからアンテナケース10が出入可能な状態に設置され
ている。また、このアンテナケース10には、この内壁
面に逆Fアンテナ5の板状導体51を固定・保持する係
止部10Eが形成されており、板状導体51がこの係止
部10Eとアンテナケース10の内壁面との間に挟持さ
れている。また、このアンテナケース10にも、下端部
に横方向に突設して係止片10Gを有しており、この係
止片10Gにフック24の先端部が係止するように構成
されている。
【0069】一方、板状導体51の一部には、図16に
示すように、並進手段として、板ばね力を有する断面略
く字型の接地端子53及び給電端子54が形成されてお
り、パンタグラフ状に折曲されて回路基板4との間に配
設されている。接地端子53は、自分自身の有するばね
力で回路基板4上の接地パターン41に当接する一方、
給電端子54は自分自身の有するばね力で回路基板4上
の接地パターン41に当接しており、図14の非通話状
態及び図15の通話状態のいずれであっても、無線回路
へのアンテナ給電が行われるようになっている。
【0070】次に、この実施形態に係る携帯電話機の動
作について説明する。図14に示すように、非通話時に
は、第5の実施形態と同様に、制御部21が所定の動
作、例えば図示外の操作スイッチなどでこの非通話状態
を検出すると、この制御部21から制御信号が出力され
る。これにより、この制御信号を入力する駆動回路22
では、電磁石23へ電流の流れを停止しているので、フ
ック24には、電磁作用による吸引力が作用しない。
【0071】その結果、この板状導体51から鋭角度で
折曲する接地端子53及び給電端子54の板ばね力で上
方へ押し開こうとする作用に抗し、図示外のばねによる
弾性力で、フック24の先端部がアンテナケース10の
係止片10Gに係止しており、アンテナケース10及び
これに固定された板状導体51が、上側筐体1の外部に
突出しない状態が維持される。
【0072】一方、図15に示す通話時には、制御部2
1が所定の動作、例えば図示外の操作スイッチなどでこ
の通話状態を検出すると、制御部21及び駆動回路22
を介して電磁石23に電流が流れる。このため、電磁石
23の電磁力でフック24の基端部が吸引・吸着されて
図14において時計方向に回動・傾斜するので、フック
24の先端部ではアンテナケース10の係止片10Gと
の係止状態が解除される。
【0073】その結果、接地端子53及び給電端子54
の板ばね力により、アンテナケース10が筐体50の背
面50B部分に開口された窓50Dから外部へ突出する
並進動作をおこなう。これにより、アンテナケース10
が外部へ突出する。従って、板状導体51も筐体50か
ら外部へ傾きながら突出するので、逆Fアンテナ5の実
質的な(実効的な)体積が増大することとなり、周波数
帯域幅も増大する。なお、このアンテナケース10を筐
体50の内部に収納するには、例えば非通話状態などに
戻すと制御部21がこれを検出し、電磁石23が作動を
停止するので、その後、指などでアンテナケース10を
筐体50の内部へ押し込めばよい。
【0074】従って、この実施形態によれば、制御部2
1が所定の動作を検出すると、逆Fアンテナ5の全体部
分が筐体50の外部に突出することにより、高いアンテ
ナ性能を確保することができるようになる。また、普
段、使用しない非通話状態の時には、筐体50からアン
テナケース10及び逆Fアンテナ5が突出しなくてすむ
ので、ポケットやカバンなどに嵩張ることなくすきりと
収納できる。
【0075】なお、この実施形態でも、板状導体51を
筐体50の外部に突出させる手段として、モータによる
電気的な手段や、開閉型の携帯電話機の場合には筐体の
開閉動作に連動する機構を用いても同様な効果が得られ
える。
【0076】[第7の実施形態]次に、この発明の第7
の実施形態について、図17を参照しながら説明する。
なお、この実施形態において、第2の実施形態と同一部
分には同一符号を付して重複説明を避ける。この実施形
態の携帯電話機では、第2の実施形態と異なり、筐体6
0の表面60Aから突出及び収納させるアンテナ素子と
して、ループアンテナ70を用いている。
【0077】従って、図17(A)の状態で、制御部1
2が所定の動作、例えば図示外のスイッチ操作や通話状
態になったことを検出すると、所定の制御信号が駆動回
路13へ出力され、これを入力する駆動回路13では電
流値を調整してモータ15を駆動する。これにより、同
図(B)に示すように、ピニオン16が正回転してアン
テナケース10及びこの内部に取り付けたループアンテ
ナ70が筐体60の外部に傾きながら突出する。このと
き、ループアンテナ70が筐体60の内部に設けた回路
基板4上の図示しないグランドから離れるため、周波数
帯域が増大する。
【0078】このように、第7の実施形態によれば、ル
ープアンテナ70を筐体60の外部へ突出させること
で、高いアンテナ性能を得ることができるとともに、普
段、非通話状態の時には、筐体60からアンテナケース
10及びループアンテナ70が突出しなくてすむので、
ポケットやカバンなどに嵩張ることなく収納できる。
【0079】なお、このループアンテナ70を筐体60
の表面60Aから突出及び収納させる手段としては、こ
の実施形態のモータ及びラックアンドピニオン機構に限
るものではなく、これ以外の各種の機構や手段を用いる
こともできる。
【0080】[第8の実施形態]次に、この発明の第8
の実施形態について、図18を参照しながら説明する。
なお、この実施形態において、第7の実施形態と同一部
分には同一符号を付して重複説明を避ける。この実施形
態の携帯電話機では、第2の実施形態と異なり、筐体8
0の表面80Aから突出及び収納させるアンテナ素子と
して、スロットアンテナ90を用いている。
【0081】従って、第2の実施形態と同様に、図18
(A)の状態から、制御部12が所定の動作、例えば図
示外のスイッチ操作や通話状態になったことを検出する
と、所定の制御信号が駆動回路13へ出力され、これを
入力する駆動回路13では電流値を調整してモータ15
を駆動する。これにより、同図(B)に示すように、ピ
ニオン16が正回転してアンテナケース10及びこの内
部に取り付けたスロットアンテナ90が筐体80の外部
に傾きながら突出する。このとき、スロットアンテナ9
0が筐体80の内部に設けた回路基板4上の図示しない
グランドから離れるため、周波数帯域が増大する。
【0082】このように、第8の実施形態によれば、ス
ロットアンテナ90を筐体80の外部へ突出させること
で、高いアンテナ性能を得ることができるとともに、普
段、非通話状態の時には、筐体80からアンテナケース
10及びスロットアンテナ90が突出しなくてすむの
で、ポケットやカバンなどに嵩張ることなく収納でき
る。
【0083】なお、このスロットアンテナ90を筐体8
0の表面80Aから突出及び収納させる手段としては、
この実施形態のモータ及びラックアンドピニオン機構に
限るものではなく、これ以外の各種の機構や手段を用い
ることもできる。
【0084】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明で
は、通話時或いは所定の操作を行う場合には、無給電素
子、逆Fアンテナ、ループアンテナ或いはスロットアン
テナを筐体外部に突出させることで、通話時或いは所定
の操作を行う場合に、高いアンテナ性能を発揮すること
ができる。
【0085】また、この発明では、非通話時又は普段使
用しない場合には、これらの突出していた無給電素子、
逆Fアンテナ、ループアンテナ或いはスロットアンテナ
を筐体内部に収めることができるので、筐体部分の厚さ
方向の寸法を短縮することができ、デサイン性が向上す
ると共に、嵩張らないのでポケットやカバンの中へもす
っきりと収めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機の概
略構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機の開
いた状態を示す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機の要
部を示す説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機の給
電部におけるVSWRの周波数特性を示すグラフであ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機を開
いたときの要部の配置を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機を示
す概略構成図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機の開
いたときの状態を示す説明図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る携帯電話機を示
す概略構成図である。
【図9】本発明の第4の実施形態に係る携帯電話機の操
作を示す説明図である。
【図10】本発明の第4の実施形態に係る携帯電話機を
示す概略構成図である。
【図11】本発明の第4の実施形態に係る携帯電話機の
作用を示す説明図である。
【図12】本発明の第5の実施形態に係る携帯電話機の
操作を示す説明図である。
【図13】本発明の第5の実施形態に係る携帯電話機の
作用を示す説明図である。
【図14】本発明の第6の実施形態に係る携帯電話機の
操作を示す説明図である。
【図15】本発明の第6の実施形態に係る携帯電話機の
作用を示す説明図である。
【図16】本発明の第6の実施形態に係る携帯電話機の
要部を示す説明図である。
【図17】本発明の第7の実施形態に係る携帯電話機の
要部を示すものであり、(A)はアンテナケースを筐体
内部に収めた状態を示す説明図、(B)はアンテナケー
スを筐体外部に突出させた状態を示す説明図である。
【図18】本発明の第8の実施形態に係る携帯電話機の
要部を示すものであり、(A)はアンテナケースを筐体
内部に収めた状態を示す説明図、(B)はアンテナケー
スを筐体外部に突出させた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 上側筐体(第1筐体) 1B 背面 2 下側筐体(第2筐体) 2A 内面 3 ヒンジ部 4 回路基板 5 逆Fアンテナ 51 板状導体 51B 導通ヒンジ部 53 接地端子 54 給電端子 52 短絡導体 6 無給電素子 7 給電部 8 受話器 9 LCD 10 アンテナケース 10A ワイヤー 10B 圧縮ばね 10C 上面(上面) 10D 側面 10E 係止部 10F 凸部 10G係止片 11A ホール素子 11B 永久磁石 12 制御部 13 駆動回路 15 モータ 16 ピニオン 17 ラック 18 操作スイッチ 19 ノブ 19A 操作部 19B 突起部 21 制御部 22 駆動回路 23 電磁石 24 フック 40 筐体 50 筐体 60 筐体 70 ループアンテナ 80 筐体 90 スロットアンテナ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 13/08 H01Q 13/08 H04M 1/02 H04M 1/02 C 1/03 1/03 C (72)発明者 小柳 芳雄 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 山田 賢一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 西木戸 友昭 石川県金沢市彦三町二丁目1番45号 株式 会社松下通信金沢研究所内 (72)発明者 間嶋 伸明 石川県金沢市彦三町二丁目1番45号 株式 会社松下通信金沢研究所内 Fターム(参考) 5J045 AA05 AB05 BA01 DA06 DA08 HA03 NA03 5J046 AA04 AA07 AB08 AB11 AB13 DA03 DA08 5J047 AA04 AA07 AB08 AB11 AB13 FC03 FD01 5K011 AA06 GA05 GA06 JA01 KA13 5K023 AA07 BB06 DD08 EE07 LL05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内部において地板上に配置されたア
    ンテナ部と、 このアンテナ部から所定の間隔を隔てて配置された無給
    電素子と、 所定の操作に連動して前記無給電素子を前記筐体外部に
    突出させる手段とを備えたことを特徴とする携帯無線機
    器。
  2. 【請求項2】 筐体内部において地板上に配置され、板
    状素子と、この板状素子と導通ヒンジを介して電気的に
    接続されて回路基板と電気的に接続する短絡素子とを有
    する逆Fアンテナと、 所定の操作に連動して前記導通ヒンジを中心にして前記
    板状素子を前記筐体の外部に突出させる手段とを備えた
    ことを特徴とする携帯無線機器。
  3. 【請求項3】 筐体内部に配置されたループアンテナ
    と、 所定の操作に連動して前記ループアンテナを前記筐体外
    部に突出させる手段とを備え、 前記ループアンテナを前記筐体外部に突出させる前記手
    段は、通話状態を検出して電気信号に変換する手段から
    の出力信号により作動するように構成したことを特徴と
    する携帯無線機器。
  4. 【請求項4】 筐体内部に配置されたスロットアンテナ
    と、 所定の操作に連動して前記スロットアンテナを前記筐体
    外部に突出させる手段とを備えるとともに、 前記スロットアンテナを前記筐体外部に突出させる前記
    手段は、通話状態を検出して電気信号に変換する手段か
    らの出力信号により作動するように構成したことを特徴
    とする携帯無線機器。
  5. 【請求項5】 前記筐体には、第1筐体と、この第1筐
    体とヒンジ部を介して開閉自在に接続されている第2筐
    体とを備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか1項に記載の携帯無線機器。
  6. 【請求項6】 前記突出させる前記手段は、前記筐体の
    開閉状態を検出して電気信号に変換する手段からの出力
    信号により作動するように構成したことを特徴とする請
    求項5に記載の携帯無線機器。
JP2001302865A 2001-09-28 2001-09-28 携帯無線機器 Pending JP2003110453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001302865A JP2003110453A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 携帯無線機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001302865A JP2003110453A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 携帯無線機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003110453A true JP2003110453A (ja) 2003-04-11

Family

ID=19123040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001302865A Pending JP2003110453A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 携帯無線機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003110453A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008044316A1 (fr) * 2006-10-13 2008-04-17 Panasonic Corporation Terminal portable
WO2008096443A1 (ja) * 2007-02-08 2008-08-14 Panasonic Corporation 携帯無線機
JP2009500924A (ja) * 2005-07-06 2009-01-08 キョウセラ ワイヤレス コープ. 延長可能なアンテナおよびスピーカボックス
JP2010213197A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Sony Corp 通信装置、高周波結合器、結合用電極、並びに複合通信装置
JP2011015088A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sony Corp 高周波結合器並びに通信装置
US8054240B2 (en) 2006-12-20 2011-11-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
JP2017224943A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 APRESIA Systems株式会社 放送用アンテナ装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009500924A (ja) * 2005-07-06 2009-01-08 キョウセラ ワイヤレス コープ. 延長可能なアンテナおよびスピーカボックス
JP4811958B2 (ja) * 2005-07-06 2011-11-09 キョウセラ ワイヤレス コープ. 延長可能なアンテナおよびスピーカボックス
WO2008044316A1 (fr) * 2006-10-13 2008-04-17 Panasonic Corporation Terminal portable
US8054240B2 (en) 2006-12-20 2011-11-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
WO2008096443A1 (ja) * 2007-02-08 2008-08-14 Panasonic Corporation 携帯無線機
JP2010213197A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Sony Corp 通信装置、高周波結合器、結合用電極、並びに複合通信装置
JP2011015088A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sony Corp 高周波結合器並びに通信装置
JP2017224943A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 APRESIA Systems株式会社 放送用アンテナ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7737897B2 (en) Portable wireless apparatus
AU750056B2 (en) Flip open antenna for a portable telephone
EP0661824B1 (en) Foldable portable telephone with improved antenna gain
US7069043B2 (en) Wireless communication device with two internal antennas
JP4979231B2 (ja) 携帯型無線端末機
JP4358084B2 (ja) 折畳式携帯無線機
JP4321588B2 (ja) 携帯無線機
US20090033566A1 (en) Folding type mobile radio
WO2005114779A1 (ja) 折り畳み式携帯無線機
JPH10261910A (ja) 携帯無線装置およびアンテナ装置
JP2004229048A (ja) 携帯無線機
JP4842138B2 (ja) 導電性の筐体を備える機器のアンテナ構造
JPWO2006057350A1 (ja) 折畳式携帯無線装置
JP2006050056A (ja) 折り畳み式携帯無線機
JP2003110453A (ja) 携帯無線機器
JP2006304072A (ja) 携帯無線装置
US20020025827A1 (en) Extendable antenna for wireless telephones
JP4962281B2 (ja) アンテナ装置およびそれを用いた携帯端末
JP2001358802A (ja) 無線端末装置
EP1473842B1 (en) a clamshell-type mobile phone with a flat external antenna
JP2007318236A (ja) 携帯無線機
JP2004242005A (ja) 携帯無線機
JP2006041689A (ja) 折畳式携帯無線機
JP2005348097A (ja) 折畳式携帯無線機
JP2006135720A (ja) 折畳式携帯無線機

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324