JPH08147501A - 転写印刷装置 - Google Patents

転写印刷装置

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JPH08147501A
JPH08147501A JP28969494A JP28969494A JPH08147501A JP H08147501 A JPH08147501 A JP H08147501A JP 28969494 A JP28969494 A JP 28969494A JP 28969494 A JP28969494 A JP 28969494A JP H08147501 A JPH08147501 A JP H08147501A
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JP
Japan
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transfer medium
transfer
unit
printing
feeding
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Application number
JP28969494A
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English (en)
Inventor
Toru Todoroki
徹 等々力
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印刷部での転写媒体の位置ずれを検出し、これ
を自動的に解除することができ、印刷不良の発生を防止
することができる転写印刷装置を提供する。 【構成】繰出し軸95に巻回支持された転写リボン94
はプラテンローラ91上に導かれ、巻取軸100に巻取
られる。プラテンローラ91上には印刷ヘッド92が接
離自在に設けられていて、印刷時に転写リボン94を介
してプラテンローラ91上の券紙Sに接触することによ
り転写印刷を行う。プラテンローラ91の前後には、そ
れぞれ転写リボン94の搬送方向と直交方向に複数のセ
ンサP1,P2、P3,P4が並設されている。これら
センサP1〜P4の各出力に基づき転写リボン94の搬
送方向に対し直交方向の位置ずれを検出し、位置ずれが
検出されると、印刷ヘッド92を転写リボン94上から
離間させるとともに、転写リボン94を所定量空送りす
るようリボン駆動用モータ103を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、定期券を印
刷発行する定期券発行装置などに用いられる転写印刷装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の転写印刷装置にあって
は、帯状の転写媒体である転写リボンを印刷部へ送り、
この印刷部を通過した転写リボンを巻取軸に巻取るとと
もに、上記印刷部において、印刷ヘッド(サーマルヘッ
ド)を転写リボンを介して被転写媒体としての用紙上に
接触させ、転写リボンのインク(転写剤)を用紙上に熱
転写することにより、文字などの情報を印刷するように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の転写
印刷装置にあっては、転写リボンの送り方向に対し直交
方向の位置ずれが生じる場合がある。従来、このような
転写リボンの位置ずれが生じても、これを検知し、さら
には、これを解除する手段を有していなかった。したが
って、従来は、実際に印刷動作を行ない、その印刷結果
を目視して、転写リボンの位置ずれがないことを確認し
ており、転写リボンの位置ずれが生じていた場合は、係
員が手で転写リボンの位置ずれを修正するという作業を
必要とした。このため、たとえば、定期券発行装置の場
合、印刷状態の悪い定期券を気づかずに発行してしまっ
たり、また、転写リボンの位置ずれの修正のために時間
をとられるため、機器の稼働率に影響が生じていた。
【0004】そこで、本発明は、印刷部での転写媒体の
位置ずれを検出し、これを自動的に解除することがで
き、これにより印刷不良の発生を防止することができ、
印刷効率の向上なども図れる転写印刷装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の転写印刷装置
は、帯状の転写媒体を印刷部へ送る転写媒体送り手段
と、この転写媒体送り手段で送られ前記印刷部を通過し
た前記転写媒体を受取る転写媒体受取手段と、前記印刷
部において、前記転写媒体上に対して接離自在に設けら
れ、印刷時に前記転写媒体を介して被転写媒体上に接触
して、前記転写媒体の転写剤を前記被転写媒体上に転写
することにより、所定の情報を印刷する印刷ヘッドと、
前記転写媒体送り手段で送られる前記転写媒体の送り方
向に対し直交方向の位置ずれを検出する検出手段と、こ
の検出手段で前記転写媒体の位置ずれが検出されると、
前記印刷ヘッドを前記転写媒体上から離間させるととも
に、その後、前記転写媒体を所定量空送りするよう前記
転写媒体送り手段および転写媒体受取手段を制御する制
御手段とを具備している。
【0006】また、本発明の転写印刷装置は、帯状の転
写媒体を印刷部へ送る転写媒体送り手段と、この転写媒
体送り手段で送られ前記印刷部を通過した前記転写媒体
を受取る転写媒体受取手段と、前記印刷部において、前
記転写媒体上に対して接離自在に設けられ、印刷時に前
記転写媒体を介して被転写媒体上に接触して、前記転写
媒体の転写剤を前記被転写媒体上に転写することによ
り、所定の情報を印刷する印刷ヘッドと、前記転写媒体
送り手段で送られる前記転写媒体の送り方向に対し直交
方向で、前記転写媒体の端部と対応する部位に設けら
れ、前記転写媒体の端部の位置に応じた信号を出力する
複数のセンサを有し、これらセンサの各出力に基づき前
記転写媒体の送り方向に対し直交方向の位置ずれを検出
する検出手段と、この検出手段で前記転写媒体の位置ず
れが検出されると、前記印刷ヘッドを前記転写媒体上か
ら離間させるとともに、その後、前記転写媒体を所定量
空送りするよう前記転写媒体送り手段および転写媒体受
取手段を制御する制御手段とを具備している。
【0007】また、本発明の転写印刷装置は、帯状の転
写媒体を印刷部へ送る転写媒体送り手段と、この転写媒
体送り手段で送られ前記印刷部を通過した前記転写媒体
を受取る転写媒体受取手段と、前記印刷部において、前
記転写媒体上に対して接離自在に設けられ、印刷時に前
記転写媒体を介して被転写媒体上に接触して、前記転写
媒体の転写剤を前記被転写媒体上に転写することによ
り、所定の情報を印刷する印刷ヘッドと、前記転写媒体
送り手段で送られる前記転写媒体の送り方向に対し直交
方向で、前記転写媒体の端部と対応する部位に設けら
れ、前記転写媒体の端部の位置に応じた信号を出力する
複数のセンサを有し、これらセンサの各出力に基づき前
記転写媒体の送り方向に対し直交方向の位置ずれを検出
する検出手段と、この検出手段で前記転写媒体の位置ず
れが検出されると、前記印刷ヘッドを前記転写媒体上か
ら離間させるとともに、その後、前記転写媒体を前記検
出手段が位置ずれを検出しなくなるまで空送りするよう
前記転写媒体送り手段および転写媒体受取手段を制御す
る制御手段とを具備している。
【0008】また、本発明の転写印刷装置は、帯状の転
写媒体を印刷部へ送る転写媒体送り手段と、この転写媒
体送り手段で送られ前記印刷部を通過した前記転写媒体
を受取る転写媒体受取手段と、前記印刷部において、前
記転写媒体上に対して接離自在に設けられ、印刷時に前
記転写媒体を介して被転写媒体上に接触して、前記転写
媒体の転写剤を前記被転写媒体上に転写することによ
り、所定の情報を印刷する印刷ヘッドと、前記転写媒体
送り手段で送られる前記転写媒体の送り方向に対し直交
方向の複数の位置で、それぞれ前記転写媒体の端部と対
応する部位に並設され、前記転写媒体の端部の位置に応
じた信号を出力する複数組のセンサと、この複数組のセ
ンサの各センサの出力の組合わせにより前記転写媒体の
送り方向に対し直交方向の位置ずれを検出する検出手段
と、この検出手段で前記転写媒体の位置ずれが検出され
ると、前記印刷ヘッドを前記転写媒体上から離間させる
とともに、その後、前記転写媒体を所定量空送りするよ
う前記転写媒体送り手段および転写媒体受取手段を制御
する制御手段とを具備している。
【0009】さらに、本発明の転写印刷装置は、帯状の
転写媒体を印刷部へ送る転写媒体送り手段と、この転写
媒体送り手段で送られ前記印刷部を通過した前記転写媒
体を受取る転写媒体受取手段と、前記印刷部において、
前記転写媒体上に対して接離自在に設けられ、印刷時に
前記転写媒体を介して被転写媒体上に接触して、前記転
写媒体の転写剤を前記被転写媒体上に転写することによ
り、所定の情報を印刷する印刷ヘッドと、前記転写媒体
送り手段で送られる前記転写媒体の送り方向に対し直交
方向で、前記転写媒体の端部と対応する部位に設けら
れ、前記転写媒体の端部の位置に応じた信号を出力する
複数のセンサを有し、これらセンサの各出力に基づき前
記転写媒体の送り方向に対し直交方向の位置ずれ量を検
出する検出手段と、この検出手段で前記転写媒体の位置
ずれ量が検出されると、前記印刷ヘッドを前記転写媒体
上から離間させるとともに、その後、前記転写媒体を前
記検出手段で検出された位置ずれ量に応じた量だけ空送
りするよう前記転写媒体送り手段および転写媒体受取手
段を制御する制御手段とを具備している。
【0010】
【作用】本発明によれば、印刷部における転写媒体の送
り方向に対し直交方向の位置ずれを検出し、この転写媒
体の位置ずれが検出されると、印刷ヘッドを転写媒体上
から離間させるとともに、その後、転写媒体を所定量空
送りするよう制御することにより、印刷部での転写媒体
の位置ずれを検出し、これを自動的に解除することがで
きる。これにより、たとえば、定期券発行装置において
は、印刷不良の定期券の発行を防止することができ、さ
らに、機器のノンストップ化が図れ、定期券の発行効率
や稼働率の向上が図れる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図5、図6は、本発明に係る転写印刷装
置が適用される定期券発行装置1の外観構成を概略的に
示すものである。すなわち、この定期券発行装置1は、
購入情報の一部が入力される条件設定操作部2、複数の
発駅および着駅を設定するための駅名釦と、経由駅を設
定するための経由釦とが縦方向、横方向に配列表示され
たタッチパネル内蔵のカラー液晶表示器によって構成さ
れる経由発着駅設定部3,4、入力手順あるいは条件設
定操作部2、経由発着駅設定部3,4によって入力され
た発行情報やエラー内容などを表示するカラー液晶表示
器によって構成される表示部5、発行日付を表示する発
行日付表示部6、購入客によって購入情報が記載された
定期券申込用紙を挿入する申込用紙挿入口7、発行され
た定期券が排出されたり、旧券(旧定期券)を挿入する
発行挿入口8が設けられている。
【0012】図7は、上記した定期券発行装置1の定期
券発行部の構成を概略的に示すものである。すなわち、
本体31の図面に対し上面左側(前面側)には、前記発
行挿入口8が設けられている。
【0013】本体31内の上部には、発行する定期券に
対する印刷を行なうとともに、その定期券の磁気記録部
に対して磁気記録を行なう発行処理部32が設けられ、
さらに、本体31内の下部には、未印刷および未磁気記
録状態の券紙(被転写媒体)Sが収納されている券紙収
納部33が設けられている。
【0014】券紙収納部33には、それぞれ所定枚数の
券紙S,…が収納されている2つの券紙ホッパ34,3
5が上下方向に設けられている。券紙ホッパ34内の券
紙Sは、給紙ローラ36によって1枚ずつ供給され、取
出しローラ37,38によって取出し搬送路39を水平
方向に搬送され、垂直搬送路40に導かれるようになっ
ている。
【0015】券紙ホッパ35の券紙Sは、給紙ローラ4
1によって1枚ずつ供給され、取出しローラ42,43
によって取出し搬送路44を水平方向に搬送され、垂直
搬送路40に導かれるようになっている。
【0016】垂直搬送路40の他端は、発行処理部32
内の主搬送路47と合流部48で合流していて、券紙ホ
ッパ34あるいは35から垂直搬送路40に導かれた券
紙Sは上方へ搬送され、発行処理部32内の主搬送路4
7に導かれるようになっている。
【0017】発行処理部32内の主搬送路47の一端
は、前記発行挿入口8に連結され、他端はスイッチバッ
ク部49に連結されている。主搬送路47の合流部48
の後方には、有効期間、発着駅、経由、発行駅などの発
行内容を黒色で印刷する黒色印刷部50と、発行内容の
一部を赤色で印刷する赤色印刷部51とが設けられてい
る。
【0018】赤色印刷部51は、定期券上の印刷内容を
黒色で印刷した部分よりも強調したい場合に用いるもの
であり、たとえば、学割り定期券の場合の「学」、ある
いは、バスなどで目視確認用に有効期限が赤色で印刷さ
れるようになっている。
【0019】スイッチバック部49と合流部48との間
には、副搬送路52が設けられている。副搬送路52上
には、旧券(旧定期券)に対し入鋏を行なう旧券入鋏部
53、券紙Sの裏面の磁気記録部に磁気情報(有効期
間、発着駅、経由、発行駅など)を記録する書込ヘッド
(磁気ヘッド)54、書込ヘッド54で書込んだ券紙S
の裏面の磁気記録部の磁気情報を読取ったり、旧券の磁
気記録部の磁気情報を読取る読取ヘッド(磁気ヘッド)
55が設けられている。
【0020】黒色印刷部50の後方で主搬送路47と分
岐し、副搬送路52の一部を介してスイッチバック部4
9で再び主搬送路47に合流する黒単色バイパスとして
の分岐搬送路56が設けられている。
【0021】発行された定期券は、合流部48から発行
挿入口8へ搬送されるとともに、発行挿入口8から挿入
された旧券が合流部48に搬送される搬送路57が設け
られている。
【0022】スイッチバック部49には、旧券を主搬送
路47から分岐搬送する搬送路59が設けられている。
搬送路59の一端の搬送先には、図示しない回収箱が設
けられていて、ここに旧券が回収されるようになってい
る。
【0023】合流部48の近傍(図面に対し左側部)に
は、種々の券(一括券、回収券、エラー券など)を回収
する回収箱60が設けられている。合流部48の近傍、
合流部48と黒色印刷部50との間の主搬送路47と副
搬送路52の合流部の近傍、主搬送路47から分岐搬送
路56への分岐部の近傍、スイッチバック部49の搬送
路59への分岐部の近傍には、それぞれゲート61,6
2,63,64が設けられている。
【0024】ゲート61は、副搬送路52で搬送されて
きた券紙Sを、搬送路57で搬送して発行挿入口8へ導
き、副搬送路52で搬送されてきた一括券、回収券、エ
ラー券を回収箱60へ導くように、切換えるものであ
る。
【0025】ゲート62は、合流部48から搬送されて
きた券紙Sを、主搬送路47で搬送して黒色印刷部50
へ導き、合流部48から搬送されてきた旧券を、副搬送
路52で搬送して読取ヘッド55へ導くように、切換え
るものである。
【0026】ゲート63は、主搬送路47で搬送される
券紙Sを、そのまま主搬送路47で搬送して赤色印刷部
51へ導くか、分岐搬送路56へ導くかを切換えるもの
である。
【0027】ゲート64は、主搬送路47で搬送される
券紙Sをスイッチバック部49に導き、主搬送路47で
搬送される旧券をスイッチバック部49へ導くか搬送路
59へ導くかを切換えるものである。
【0028】なお、各搬送路には、複数の光学的なセン
サが設けられており、これらにより搬送異常などが検知
されるようになっている。黒色印刷部50および赤色印
刷部51は、たとえば、図1に示すように構成されてい
る。すなわち、印刷部にはプラテンローラ91が設けら
れていて、このプラテンローラ91上を主搬送路47で
搬送される券紙Sが通過するようになっている。
【0029】プラテンローラ91上には、熱転写形の印
刷ヘッド(サーマルヘッド)92が設けられている。印
刷ヘッド92は、プランジャソレノイド93の動作によ
って、軸90を支点として回動することにより、プラテ
ンローラ91上に接離自在に構成されており、印刷時
は、券紙Sおよび転写リボン94を介してプラテンロー
ラ91上に接触し、非印刷時はプラテンローラ91(転
写リボン94)上から離間するようになっている。
【0030】転写リボン94は、帯状の転写媒体であ
り、繰出し軸95に巻回支持されていて、案内ローラ9
6,97を介してプラテンローラ91上に導かれ、その
後、案内ローラ98,99を介して巻取軸100に導か
れ、巻取られるようになっている。プラテンローラ91
および巻取軸100は、駆動ベルト101,102を介
してパルスモータなどのリボン駆動用モータ103によ
って駆動されるようになっている。
【0031】なお、プラテンローラ91の前後に設けら
れた案内部材104,105は、搬送される券紙Sを案
内するためのものであり、これに案内され搬送されてく
る券紙Sがプラテンローラ91上と転写リボン94との
間に導かれるようになっている。
【0032】プラテンローラ91(印刷ヘッド92)の
前後で、転写リボン94の搬送経路、たとえば、案内ロ
ーラ96,97間および案内ローラ98,99間の各搬
送経路には、複数のセンサP1,P2,P3,P4,P
5が設けられている。すなわち、図2に示すように、案
内ローラ96,97間の搬送経路には、転写リボン94
の搬送方向と直交方向にセンサP5,P1,P2が並設
されている。この場合、センサP5は、搬送経路に転写
リボン94が存在するか否かを検知するためのもので、
転写リボン94の幅方向のほぼ中間位置に設置されてい
る。
【0033】センサP1,P2は、プラテンローラ91
上における転写リボン94の搬送方向と直交方向の位置
ずれを検出するためのもので、転写リボン94の一端部
に所定間隔あけて並設されている。この場合、たとえ
ば、図3に示すように、転写リボン94の位置が正常な
場合、センサP1のみが転写リボン94の端部を検知
し、他のセンサP2は非検知状態となり、転写リボン9
4の位置がずれると、それにしたがってセンサP1,P
2が検知状態、非検知状態となるように配設されてい
る。
【0034】また、案内ローラ98,99間の搬送経路
には、転写リボン94の搬送方向と直交方向にセンサP
3,P4が並設されている。センサP3,P4も、プラ
テンローラ91上における転写リボン94の搬送方向と
直交方向の位置ずれを検出するためのもので、転写リボ
ン94の一端部に所定間隔あけて並設されている。この
場合、たとえば、図3に示すように、転写リボン94の
位置が正常な場合、センサP3のみが転写リボン94の
端部を検知し、他のセンサP4は非検知状態となり、転
写リボン94の位置がずれると、それにしたがってセン
サP4,P5が検知状態、非検知状態となるように配設
されている。
【0035】なお、センサP1〜P5は、たとえば、光
源と受光素子とからなる光学的なセンサであり、光源と
受光素子との間を転写リボン94が搬送されるようにな
っている。
【0036】次に、上記のように構成された定期券発行
装置1の全体的な制御系統について図8を参照して説明
する。すなわち、装置全体の制御を司る制御部としての
CPU20には、制御プログラムや文字パターンなどが
記憶されているとともに、種々のデータが記憶されるメ
モリ21、前記申込用紙挿入口7に対応して設けられて
いる氏名読取部22と氏名転写部23、前記発行挿入口
8に対応して設けられている図7に示した定期券発行部
24、売上データなどをジャーナルテープ(図示しな
い)に印刷するジャーナルプリンタ25、定期券発行に
関する種々の情報、たとえば、売上データあるいは運賃
データなどが記憶されている磁気ディスク(図示しな
い)を扱う磁気ディスク装置26、図示しない通信回路
を介してホストコンピュータなどの外部装置と接続され
る通信制御部27、前記条件設定操作部2、経由発着駅
設定部3,4、および、表示部5が接続されている。
【0037】氏名読取部22は、CCD形イメージセン
サなどを主体に構成され、前記申込用紙挿入口7から挿
入される定期券申込用紙上の(購入者による自筆の)氏
名情報を読取り、画素データ(イメージパターン)に変
換する。氏名転写部23は、この変換されたイメージパ
ターン(氏名情報)をそのまま券紙S上に転写するもの
である。
【0038】次に、定期券発行部24の制御系統につい
て図9を参照して説明する。すなわち、全体的な制御を
司る制御部としてのCPU70には、制御プログラムな
どが記憶されているとともに、種々のデータが記憶され
るメモリ71、前記各搬送路などの搬送系を駆動する搬
送系駆動機構72を制御する駆動回路73、前記読取ヘ
ッド55の読取り内容を再生する再生回路74、前記書
込ヘッド54を駆動する駆動回路75、前記給紙ローラ
36および取出しローラ37などの券紙ホッパ34に対
する取出し機構76を駆動する駆動回路77、前記給紙
ローラ41および取出しローラ42などの券紙ホッパ3
5に対する取出し機構78を駆動する駆動回路79、前
記旧券入鋏部53を駆動する駆動回路80、前記黒色印
刷部50を駆動制御する印刷制御回路81、前記赤色印
刷部51を駆動制御する印刷制御回路82、前記CPU
20と接続されるインタフェース83、前記ゲート6
1,62,63,64を駆動する駆動回路84、およ
び、前記各センサP1〜P5が接続されている。
【0039】なお、CPU70は、図示しない搬送異常
検知用の各センサからの検知信号に応じて、各搬送路で
のジャムなどの搬送異常を検知したり、各印刷部50,
51からの異常検知信号に応じて異常を検知し、それら
の検知結果をCPU20へ出力するようになっている。
【0040】ここで、上記のような構成において、定期
券発行部24の発行動作について説明しておく。まず、
券紙ホッパ34から給紙ローラ36によって給紙された
券紙Sは、取出し搬送路39、垂直搬送路40、およ
び、主搬送路47を介してスイッチバック部49に導か
れる。搬送される券紙Sは、主搬送路47を通過する際
に、黒色印刷部50で黒色の文字情報などが印刷される
とともに、赤色印刷部51で赤色の文字情報などが印刷
され、その後、スイッチバック部49に導かれる。
【0041】ただし、黒色の印刷だけの場合、券紙S
は、黒色印刷部50での印刷がなされた後、ゲート63
が動作することにより、分岐搬送路56を介してスイッ
チバック部49に導かれる。
【0042】さて、各印刷部50,51における印刷
時、転写リボン94の位置ずれが生じていないか否か
は、各センサP1〜P4の状態を図3のセンサ状態図に
基づきチェックすることにより、常時検出可能となって
いる。すなわち、たとえば、プラテンローラ91上にお
いて、図4(a)に示すような転写リボン94の位置ず
れが生じた場合、センサP1のみが検知状態となり、他
のセンサP2〜P4はそれぞれ非検知状態となる。した
がって、この場合、CPU70は、図3のセンサ状態図
に基づき、転写リボン94に位置ずれが生じたものと判
断する。
【0043】こうして、転写リボン94の位置ずれを検
出すると、CPU70は、図1のソレノイド93を駆動
することにより、印刷ヘッド92をプラテンローラ91
(転写リボン94)上から離間させるとともに、リボン
駆動用モータ103を駆動することにより、図4(a)
〜(c)に状態変化を示すように、転写リボン94の空
送りを行なうことにより、転写リボン94を正常位置
(図4cの状態)に戻す。
【0044】この場合、転写リボン94を空送りする量
は、たとえば、あらかじめメモリ71内に固定値として
所定の空送り量(実際はリボン駆動用モータ103の駆
動時間)を記憶しておき、その空送り量だけ転写リボン
94を空送りしてもよく、あるいは、各センサP1〜P
4が転写リボン94の位置ずれを検出しなくなるまで、
転写リボン94を空送りするようにしてもよい。
【0045】スイッチバック部49に導かれた印刷済み
の券紙Sは、ここで搬送方向が逆転されて副搬送路52
に導かれ、搬送される。この搬送の際、書込ヘッド54
によって、その券紙Sの裏面の磁気記録部に磁気情報が
書込まれ、その後、その記録内容が確認用の読取ヘッド
55によって読取られ、CPU70によってチェックさ
れる。
【0046】このチェックの結果、読取ヘッド55によ
る読取り結果が正しかった場合、副搬送路52からの券
紙Sは、ゲート61の動作によって搬送路57に導か
れ、搬送路57によって発行挿入口8に搬送され、定期
券として発行挿入口8から排出される。上記チェックの
結果、読取り結果が正しくなかった場合、副搬送路52
からの券紙Sは、ゲート61の動作によって回収箱60
へ導かれる。
【0047】また、発行挿入口8から挿入された旧券
は、搬送路57および副搬送路52によって搬送され、
その裏面の磁気記録部の磁気情報が読取ヘッド55によ
って読取られる。その後、旧券は旧券入鋏部53で入鋏
され、ゲート64の動作によって搬送路59を搬送さ
れ、図示しない回収箱に回収される。
【0048】次に、上記のような構成において、定期券
の発行動作について説明する。まず、購入客からの定期
券申込用紙による定期券の購入申込みにより、係員は、
経由発着駅設定部3,4によって発駅、着駅、利用区
間、経由駅などの発行条件を入力する。この際、入力さ
れた発駅、着駅、経由駅に対応する駅名釦は表示色が変
更される。
【0049】次に、係員は、発駅、着駅、経由駅以外の
購入申込み内容に基づく発行条件(たとえば、通用期
間、性別、年齢、発行年月日などの情報)を条件設定操
作部2を用いて入力する。
【0050】また、係員は、定期券申込用紙を申込用紙
挿入口7に挿入することにより、氏名読取部22によっ
て定期券申込用紙に記載された氏名情報の読取処理が行
なわれる。すると、CPU20は、上記各入力データに
応じた発行内容および料金などを表示部5に表示する。
【0051】また、CPU20は、上記入力データに基
づきメモリ21から文字パターンを読出し、この文字パ
ターンと氏名読取部22によって読取った購入客による
自筆の氏名情報に対応する画素データとにより、対応す
る定期券の表面の印刷データ、つまり券面データを編集
作成し、表示部5に表示する。
【0052】そして、表示部5に表示された発行内容が
満足するものであった場合、係員はスタートキー(図示
しない)を投入することにより発行指示を入力する。す
ると、CPU20は、定期券発行部24を駆動制御する
ことにより、上記発行内容を磁気記録するとともに、氏
名転写部23による購入者の氏名情報のイメージパター
ンに基づいた氏名転写と、編集作成した券面データの印
刷を券紙S上に行ない、定期券として発行挿入口8から
排出する。
【0053】また、CPU20は、算出した定期券の料
金も表示部5に表示する。この結果、係員は、購入客か
ら表示部5に表示されている料金を受取り、発行された
定期券を購入客に渡す。
【0054】なお、CPU20は、このときの発行記録
を磁気ディスク装置26によって磁気ディスクに記憶す
るとともに、ジャーナルプリンタ25によってジャーナ
ルテープに印字する。
【0055】次に、旧券を用いた継続定期券の発行を行
なう場合について説明する。この場合、旧券による発行
(継続)を指示するとともに、旧券を発行挿入口8に挿
入する。すると、旧券は定期券発行部24内に受入れら
れ、旧券の裏面の磁気記録部に記録されている発行条件
としての発駅、着駅、経由駅、氏名などが読取られ、C
PU20に出力される。これにより、CPU20は、表
示部5にその内容と標準の有効期間とによる発行内容と
料金とを表示する。その後、発行日付、月数などの発行
内容を確認後、発行の指示を入力する。この際、条件設
定操作部2を用いて変更や追加などを行なってもよい。
上記発行指示の入力により、前記同様に定期券発行部2
4が動作して定期券が発行され、その定期券が発行挿入
口8から排出される。
【0056】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、印刷時、プラテンローラ91上(印刷部)における
転写リボン94の送り方向に対し直交方向の位置ずれを
検出し、この転写リボン94の位置ずれが検出される
と、印刷ヘッド92を転写リボン94(プラテンローラ
91)上から離間させるとともに、その後、転写リボン
94を所定量空送りすることにより正常位置に戻すよう
制御することによって、印刷部での転写リボン94の位
置ずれを検出し、これを自動的に解除することができ
る。これにより、定期券発行装置においては、印刷不良
の定期券の発行を防止することができ、さらに、機器の
ノンストップ化が図れ、定期券の発行効率や稼働率の向
上が図れる。
【0057】なお、前記実施例では、転写リボン94の
位置ずれを検出し、その結果に基づき転写リボン94を
所定量空送りすることにより正常位置に戻す場合につい
て説明したが、これに限らず、転写リボン94の送り方
向に対し直交方向の位置ずれ量を検出し、この検出した
位置ずれ量に応じた量だけ転写リボン94を空送りする
ことにより正常位置に戻すよう制御することによって、
前記実施例と同様な作用効果が得られるとともに、さら
に、転写リボン94の無駄な消費を軽減することができ
る。
【0058】この場合のセンサ配置例を図10に示し、
これに対する位置ずれ量を検出するためのセンサ状態例
を図11に示す。図10の例は、センサP1,P2の列
の両側部にそれぞれセンサP6,P7を追加配置すると
ともに、センサP3,P4の列の両側部にそれぞれセン
サP8,P9を追加配置した場合である。このようなセ
ンサ配置において、図11に示すセンサ状態図に基づき
転写リボン94の送り方向に対し直交方向の位置ずれ量
を検出するものである。
【0059】なお、前記実施例では、定期券発行装置に
用いられる転写印刷装置に適用した場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものでなく、定期券以
外の券、あるいは、券類ではなく、帳票類に文字情報な
どを転写印刷する転写印刷装置であっても同様に適用で
きる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、印
刷部での転写媒体の位置ずれを検出し、これを自動的に
解除することができ、これにより印刷不良の発生を防止
することができ、印刷効率の向上なども図れる転写印刷
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る定期券発行装置におけ
る黒色印刷部および赤色印刷部の構成を概略的に示す側
面図。
【図2】転写リボンの搬送経路に対するセンサ配置例を
模式的に示す平面図。
【図3】転写リボンの状態に対する各センサの状態を示
す図。
【図4】位置ずれの生じた転写リボンを正常位置に戻す
動作を説明する図。
【図5】定期券発行装置の外観を示す正面図。
【図6】定期券発行装置の外観を示す上面図。
【図7】定期券発行部の構成を概略的に示す側面図。
【図8】定期券発行装置の全体的な制御系統を示すブロ
ック図。
【図9】定期券発行部の制御系統を示すブロック図。
【図10】本発明の他の実施例における転写リボンの搬
送経路に対するセンサ配置例を模式的に示す平面図。
【図11】本発明の他の実施例における転写リボンの状
態に対する各センサの状態を示す図。
【符号の説明】
20……CPU、21……メモリ、24……定期券発行
部、32……発行処理部、33……券紙収納部、S……
券紙(被転写媒体)、47,52……搬送路、50……
黒色印刷部、51……赤色印刷部、70……CPU、7
1……メモリ、81,82……印刷制御部、91……プ
ラテンローラ、92……印刷ヘッド(サーマルヘッ
ド)、93……ソレノイド、94……転写リボン(転写
媒体)、95……繰出し軸、96〜99……案内ロー
ラ、100……巻取軸、101,102……駆動ベル
ト、103……リボン駆動用モータ、P1〜P9……セ
ンサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の転写媒体を印刷部へ送る転写媒体
    送り手段と、 この転写媒体送り手段で送られ前記印刷部を通過した前
    記転写媒体を受取る転写媒体受取手段と、 前記印刷部において、前記転写媒体上に対して接離自在
    に設けられ、印刷時に前記転写媒体を介して被転写媒体
    上に接触して、前記転写媒体の転写剤を前記被転写媒体
    上に転写することにより、所定の情報を印刷する印刷ヘ
    ッドと、 前記転写媒体送り手段で送られる前記転写媒体の送り方
    向に対し直交方向の位置ずれを検出する検出手段と、 この検出手段で前記転写媒体の位置ずれが検出される
    と、前記印刷ヘッドを前記転写媒体上から離間させると
    ともに、その後、前記転写媒体を所定量空送りするよう
    前記転写媒体送り手段および転写媒体受取手段を制御す
    る制御手段と、 を具備したことを特徴とする転写印刷装置。
  2. 【請求項2】 帯状の転写媒体を印刷部へ送る転写媒体
    送り手段と、 この転写媒体送り手段で送られ前記印刷部を通過した前
    記転写媒体を受取る転写媒体受取手段と、 前記印刷部において、前記転写媒体上に対して接離自在
    に設けられ、印刷時に前記転写媒体を介して被転写媒体
    上に接触して、前記転写媒体の転写剤を前記被転写媒体
    上に転写することにより、所定の情報を印刷する印刷ヘ
    ッドと、 前記転写媒体送り手段で送られる前記転写媒体の送り方
    向に対し直交方向で、前記転写媒体の端部と対応する部
    位に設けられ、前記転写媒体の端部の位置に応じた信号
    を出力する複数のセンサを有し、これらセンサの各出力
    に基づき前記転写媒体の送り方向に対し直交方向の位置
    ずれを検出する検出手段と、 この検出手段で前記転写媒体の位置ずれが検出される
    と、前記印刷ヘッドを前記転写媒体上から離間させると
    ともに、その後、前記転写媒体を所定量空送りするよう
    前記転写媒体送り手段および転写媒体受取手段を制御す
    る制御手段と、 を具備したことを特徴とする転写印刷装置。
  3. 【請求項3】 帯状の転写媒体を印刷部へ送る転写媒体
    送り手段と、 この転写媒体送り手段で送られ前記印刷部を通過した前
    記転写媒体を受取る転写媒体受取手段と、 前記印刷部において、前記転写媒体上に対して接離自在
    に設けられ、印刷時に前記転写媒体を介して被転写媒体
    上に接触して、前記転写媒体の転写剤を前記被転写媒体
    上に転写することにより、所定の情報を印刷する印刷ヘ
    ッドと、 前記転写媒体送り手段で送られる前記転写媒体の送り方
    向に対し直交方向で、前記転写媒体の端部と対応する部
    位に設けられ、前記転写媒体の端部の位置に応じた信号
    を出力する複数のセンサを有し、これらセンサの各出力
    に基づき前記転写媒体の送り方向に対し直交方向の位置
    ずれを検出する検出手段と、 この検出手段で前記転写媒体の位置ずれが検出される
    と、前記印刷ヘッドを前記転写媒体上から離間させると
    ともに、その後、前記転写媒体を前記検出手段が位置ず
    れを検出しなくなるまで空送りするよう前記転写媒体送
    り手段および転写媒体受取手段を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする転写印刷装置。
  4. 【請求項4】 帯状の転写媒体を印刷部へ送る転写媒体
    送り手段と、 この転写媒体送り手段で送られ前記印刷部を通過した前
    記転写媒体を受取る転写媒体受取手段と、 前記印刷部において、前記転写媒体上に対して接離自在
    に設けられ、印刷時に前記転写媒体を介して被転写媒体
    上に接触して、前記転写媒体の転写剤を前記被転写媒体
    上に転写することにより、所定の情報を印刷する印刷ヘ
    ッドと、 前記転写媒体送り手段で送られる前記転写媒体の送り方
    向に対し直交方向の複数の位置で、それぞれ前記転写媒
    体の端部と対応する部位に並設され、前記転写媒体の端
    部の位置に応じた信号を出力する複数組のセンサと、 この複数組のセンサの各センサの出力の組合わせにより
    前記転写媒体の送り方向に対し直交方向の位置ずれを検
    出する検出手段と、 この検出手段で前記転写媒体の位置ずれが検出される
    と、前記印刷ヘッドを前記転写媒体上から離間させると
    ともに、その後、前記転写媒体を所定量空送りするよう
    前記転写媒体送り手段および転写媒体受取手段を制御す
    る制御手段と、 を具備したことを特徴とする転写印刷装置。
  5. 【請求項5】 帯状の転写媒体を印刷部へ送る転写媒体
    送り手段と、 この転写媒体送り手段で送られ前記印刷部を通過した前
    記転写媒体を受取る転写媒体受取手段と、 前記印刷部において、前記転写媒体上に対して接離自在
    に設けられ、印刷時に前記転写媒体を介して被転写媒体
    上に接触して、前記転写媒体の転写剤を前記被転写媒体
    上に転写することにより、所定の情報を印刷する印刷ヘ
    ッドと、 前記転写媒体送り手段で送られる前記転写媒体の送り方
    向に対し直交方向で、前記転写媒体の端部と対応する部
    位に設けられ、前記転写媒体の端部の位置に応じた信号
    を出力する複数のセンサを有し、これらセンサの各出力
    に基づき前記転写媒体の送り方向に対し直交方向の位置
    ずれ量を検出する検出手段と、 この検出手段で前記転写媒体の位置ずれ量が検出される
    と、前記印刷ヘッドを前記転写媒体上から離間させると
    ともに、その後、前記転写媒体を前記検出手段で検出さ
    れた位置ずれ量に応じた量だけ空送りするよう前記転写
    媒体送り手段および転写媒体受取手段を制御する制御手
    段と、 を具備したことを特徴とする転写印刷装置。
JP28969494A 1994-11-24 1994-11-24 転写印刷装置 Pending JPH08147501A (ja)

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