JPH08146790A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写紙のジャムの発生時や装置の異常停止時
に転写部材へのトナーの転移を低減できる画像形成装置
を提供すること。 【構成】 現像装置１３と、感光体１１上のトナー像を
転写する転写ローラ３０と、転写ローラ３０をクリーニ
ングするクリーニングローラ３１と、転写ローラ３０上
のトナーがクリーニングローラ３１へ移動し、かつ、ク
リーニングローラ３１上のトナーが感光体１１へ移動す
るような電界を発生する電界発生手段３７とを有する画
像形成装置において、転写ローラ３０とクリーニングロ
ーラ３１とを感光体１１に対して接離させる転写接離手
段３５と、転写紙の搬送不良を検出するジャムセンサ３
８と、ジャムセンサ３８が転写紙の搬送不良を検知した
際に、転写ローラ３０とクリーニングローラ３１とが感
光体１１から離れた位置に移動するように転写接離手段
３５の動作を制御する制御手段４０とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタなど
の画像形成装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】光導電性物質で構成される像担持体に光
を照射し、静電潜像を形成し、この静電潜像を荷電粒子
であるトナーで現像してトナー像を形成し、普通紙など
の転写紙にトナー像を転写し、それを熱と圧力とで定着
して画像を形成している。

【０００３】像担持体から転写紙へのトナー像の転写
は、転写領域で発生させた電界によって行なわれる。こ
の方法は、比較的簡単な機械構成で達成できるので一般
的である。具体的には、コロナ方式に代表される非接触
方式と、ローラやブラシ等を用いる接触方式とがある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記コロナ方式にはオ
ゾンが発生するという問題があるので、接触方式を用い
ることが望ましい。接触方式には、以下の理由により、
転写ローラやブラシ等の転写部材がトナーで汚れるとい
う問題がある。

【０００５】１．現像過程において、逆帯電トナーの発
生により画像領域外にもトナーが付着するため。

【０００６】２．２成分現像材を用いる場合に、現像剤
に対するトナーの割合（重量比率はトナー濃度と呼ばれ
る）を制御するため、像担持体の画像領域外にトナー像
パターンを形成し、その反射濃度を検出する方法が用い
られているので、このトナー像パターンに転写部材が接
触するため。

【０００７】このような転写部材のトナー汚れを防ぐた
めに、転写紙が転写領域にある時だけ、転写ローラを像
担持体に接触させることが考えられている。しかし、こ
の方法でも、転写紙に搬送上のトラブル（ジャム）が発
生したり、装置が異常停止した場合に、トナーが付着し
た像担持体に転写ローラが直接接触して転写部材にトナ
ー汚れが発生するという問題がある。

【０００８】本発明の目的は、転写紙のジャムの発生時
や装置の異常停止時に転写部材へのトナーの転移を低減
できる画像形成装置を提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
像担持体と、この像担持体上にトナー像を形成する現像
装置と、トナー像が形成された像担持体に転写紙を圧接
させて、トナーと逆極性のバイアス電圧を印加して上記
トナー像を転写紙に転写する転写部材と、この転写部材
に接触して配置され、上記転写部材をクリーニングする
クリーニング部材とを有する転写装置と、上記転写部材
上のトナーが上記クリーニング部材へ移動し、かつ、上
記クリーニング部材上のトナーが上記像担持体へ移動す
るような電界を発生する電界発生手段とを具備する画像
形成装置において、上記転写部材と上記クリーニング部
材とを上記像担持体に接した位置と上記像担持体から離
れた位置とに接離させる転写接離手段と、上記転写紙の
搬送不良を検出するジャムセンサと、上記ジャムセンサ
が上記転写紙の搬送不良を検知した際に、上記転写部材
とクリーニング部材とが上記像担持体から離れた位置に
移動するように上記転写接離手段の動作を制御する制御
手段とを有することを特徴とする。

【００１０】請求項２記載の発明は、請求項１記載の画
像形成装置において、上記クリーニング部材を上記像担
持体に接した位置と上記像担持体から離れた位置に接離
させるクリーニング接離手段を有し、搬送不良になった
上記転写紙を取り除き、上記ジャムセンサが上記転写紙
の搬送不良を検出しなくなった際に、上記制御手段が、
上記クリーニング接離手段と上記転写接離手段との動作
を制御して、上記クリーニング部材を上記像担持体に接
触させ、上記転写部材を上記像担持体から離れた位置に
移動させ、上記電界発生手段により、上記転写部材上の
トナーを、上記クリーニング部材を介して上記像担持体
へ移動させることを特徴とする。

【００１１】請求項３記載の発明は、請求項２記載の画
像形成装置において、上記転写部材がローラから成り、
上記転写部材が少なくとも１回転する間、上記転写部材
上のトナーを、上記クリーニング部材を介して上記像担
持体へ移動させることを特徴とする。

【００１２】

【作用】請求項１記載の発明では、転写紙に搬送不良が
発生した際に、制御手段が転写接離手段の動作を制御
し、転写部材とクリーニング部材とを像担持体から離れ
た位置に移動する。

【００１３】請求項２記載の発明では、搬送不良になっ
た転写紙を取り除き、ジャムセンサが転写紙の搬送不良
を検出しなくなった際に、クリーニング部材は、像担持
体に接触し、転写部材は像担持体から離れた位置に移動
するように、制御手段が、クリーニング接離手段と転写
接離手段との動作を制御する。その後、転写部材上のト
ナーは、制御手段が電界発生手段の動作を制御すること
により、クリーニング部材を介して像担持体へ移動す
る。

【００１４】請求項３記載の発明では、転写部材が少な
くとも１回転する間、転写部材上のトナーは、クリーニ
ング部材を介して像担持体へ移動する。

【００１５】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１において符号１０は画像形成装置としてのレ
ーザプリンタを、符号１１はレーザプリンタ１０の像担
持体としての感光体１１をそれぞれ表している。

【００１６】感光体１１の周囲には、感光体１１の表面
を均一に帯電する帯電器１２と、感光体１１の表面に静
電潜像を形成する光書き込み部１６と、感光体１１上の
静電潜像を現像剤で現像しトナー像を形成する現像装置
１３と、感光体１１上のトナー像を転写紙Ｐに転写する
転写装置１４と、感光体１１をクリーニングするクリー
ニング手段１５と、感光体１１上に残存する電荷を消去
する除電ランプ２４が配置されている。

【００１７】転写装置１４と現像装置１３との間には、
感光体１１へ所定のタイミングで転写紙Ｐを送るレジス
トローラ１９が配置されている。レジストローラ１９の
同図において右側には、転写紙Ｐを収納する給紙カセッ
ト１７が本体に対して着脱自在に設けられている。給紙
カセット１７に収納された転写紙Ｐを一枚ずつに分離
し、レジストローラ１９へ搬送する給紙コロ１８が、転
写紙Ｐに当接して設けられている。

【００１８】一方、転写装置１４の左側には、転写紙Ｐ
上に転写されたトナー像を熱溶融して定着する定着装置
２０が配置されている。定着装置２０の左側からレーザ
プリンタ１０の上面に設けられた排紙トレイ２３までの
間には、彎曲した搬送路２１が形成されていて、搬送路
２１の転写紙Ｐの排出側端部には、転写紙Ｐを排紙トレ
イ２３へ排出する排紙ローラ対２２が設けられている。

【００１９】転写装置１４は、図２に示すように、感光
体１１上に形成されたトナー像を転写紙Ｐに転写する転
写部材としての転写ローラ３０と、転写ローラ３０に接
触して配置され、転写ローラ３０をクリーニングするク
リーニング部材としてのクリーニングローラ３１と、こ
れら両ローラ３０、３１を収納するケーシング３４と、
転写ローラ３０とクリーニングローラ３１とを感光体１
１に接した位置と感光体１１から離れた位置とに接離さ
せる転写接離手段３５と、クリーニングローラ３１を感
光体１１に接した位置と感光体１１から離れた位置に接
離させるクリーニング接離手段３６と、転写ローラ３０
上のトナーがクリーニングローラ３１へ移動し、かつ、
クリーニングローラ３１上のトナーが感光体１１へ移動
するような電界を発生する電界発生手段３７と、転写紙
Ｐの搬送不良を検出するジャムセンサ３８と、転写接離
手段３５と、クリーニング接離手段３６と、電界発生手
段３７との動作を制御する制御手段４０とから主に構成
されている。なお、図２には、転写ローラ３０、クリー
ニングローラ３１の一方の側のみが示されているが、他
方の側も同様な構成なのでその図示を省略している。

【００２０】転写ローラ３０の軸３０ａは、ケーシング
３４に設けられた長孔４１に緩く挿入されていて、軸３
０ａの端部には、軸３０ａとクリーニングローラ３１の
軸３１ａとを連結し、回転自在に支持する連結部材４２
が挿入されている。連結部材４２の端部４２ａと対向す
るように、ケーシング３４には突片４３が設けられてい
て、端部４２ａと突片４３との間には、軸３０ａを長孔
４１の上縁に当接させる向きに付勢するバネ４４が配置
されている。バネ４４は、感光体１１と転写ローラ３０
との圧接力を一定に保つのに役立つ。

【００２１】一方、クリーニングローラ３１の軸３１ａ
の両端部は、クリーニングローラ３１を揺動するコの字
型のアーム４６の両端部に設けられた孔４６ａに緩く挿
入されている。アーム４６の中央部には、突起３６が形
成されていて、突起３６には、バネ５０を介して、アー
ム４６を揺動して、クリーニングローラ３１を感光体１
１に接した位置と感光体１１から離れた位置に接離させ
るソレノイド３２が連結されている。ケーシング３４に
は、クリーニングローラ３１が感光体１１に対して接離
される際に、軸３１ａとケーシング３４とが干渉しない
ようにＵ字型の切欠き４５が形成されている。ここにア
ーム４６と、ソレノイド３２とが主にクリーニング接離
手段３６を構成する。

【００２２】ケーシング３４の転写紙Ｐの搬送方向Ａ
（図１参照）に対して、上流側の端部には、転写紙Ｐを
感光体１１と転写ローラ３０との間に案内するための案
内面３４ａが形成されている。ケーシング３４の転写紙
Ｐの搬送方向Ａに対して、下流側の両端部には、ケーシ
ング３４を支持する支持部３９（同図には一方のみを示
す）がそれぞれ設けられている。両支持部３９には、穴
３９ａがそれぞれ開けられていて、これら穴３９ａには
図示しない軸が挿入される。ケーシング３４は、軸を中
心として、揺動可能に支持されている。

【００２３】ケーシング３４の下部には、ケーシング３
４を揺動して、転写ローラ３０とクリーニングローラ３
１とを、感光体１１に接した位置と感光体１１から離れ
た位置とに接離させる偏心カム３３が配置されていて、
偏心カム３３の端縁３３ａとケーシング３４の下部とは
バネ５０で圧接している。偏心カム３３に固定されてい
る偏心軸４８の一端には、偏心軸４８を回転するステッ
ピングモータ４９が連結されている。ここに、偏心カム
３３、偏心軸４８、ステッピングモータ４９が主に転写
接離手段３５を構成する。

【００２４】電界発生手段３７は、トナー像を転写紙Ｐ
に転写する際に、トナーと逆極性のバイアス電圧を転写
ローラ３０に印加する。本例においてトナーは、現像装
置１３で負の極性に帯電させられる。よって、転写ロー
ラ３０には、２ｋＶの電圧が印加される。電界発生手段
３７は、搬送不良になった転写紙Ｐが取り除かれ、ジャ
ムセンサ３８が転写紙Ｐの搬送不良を検出しなくなった
際に、転写ローラ３０上のトナーをクリーニングローラ
３１を介して感光体１１へ移動させるために、−３００
Ｖの電圧を転写ローラ３０に印加し、一方、クリーニン
グローラ３１に−１５０Ｖ電圧を印加する。

【００２５】制御手段４０は、その要部をマイクロコン
ピュータで構成されていて、ジャムセンサ３８が転写紙
Ｐの搬送不良を検知した際に、転写ローラ３０とクリー
ニングローラ３１とが感光体１１から離れた位置に移動
するように転写接離手段３５の動作を制御する。さら
に、制御手段４０は、搬送不良になった転写紙Ｐが取り
除かれ、ジャムセンサ３８が転写紙Ｐの搬送不良を検出
しなくなった際に、クリーニング接離手段３６と転写接
離手段３５との動作を制御して、クリーニングローラ３
１を感光体１１に接触させ、転写ローラ３０を感光体１
１から離れた位置に移動させ、電界発生手段３７によ
り、転写ローラ３０上のトナーをクリーニングローラ３
１を介して感光体１１へ移動させる。

【００２６】以下、上記構成による動作を簡単に説明す
る。帯電器１２で表面を均一に帯電させられた感光体１
１の表面には、光書き込み部１６で静電潜像が形成され
る。感光体１上の静電潜像は、図示しないイレーサによ
り非画像部の電荷が消去される。

【００２７】感光体１上の静電潜像は、現像装置１３に
よりトナーを付着させられてトナー像が形成される。一
方、給紙カセット１７から一枚の転写紙Ｐが給紙コロ１
８で給紙され、レジストローラ１９に送られる。

【００２８】ここで、ジャムセンサ３８が転写紙Ｐの搬
送不良を検出しない場合（通常の転写時）に、制御手段
４０は、ソレノイド３２を励磁してアーム４６を揺動
し、クリーニングローラ３１を感光体１１から離れた位
置に移動させ、一方、ステッピングモータ４９を駆動し
て、偏心軸４８を介して偏心カム３３を回転し、ケーシ
ング３４を揺動して転写ローラ３０を感光体１１に圧接
する。その後、電荷発生手段３７は、転写ローラ３０
に、感光体１１上のトナーと逆極性の約２ｋＶのバイア
ス電圧を印加する。

【００２９】レジストローラ１９は、感光体１１上のト
ナー像と転写紙Ｐとが転写ローラ３０で一致するタイミ
ングをもって転写紙Ｐを転写ローラ３０へ送り出す。転
写ローラ３０でトナー像を転写された転写紙Ｐは、定着
装置２０へ送られ、加熱定着された後、搬送路を通過し
て排紙ローラ対２２で排紙トレイ２３上に排出される。
その後、感光体１１上の転写残留トナーがクリーニング
装置１５により掻き取られて感光体１１の表面がクリー
ニングされ、除電ランプ２４で表面の電荷を消去され
る。

【００３０】次に、ジャムセンサ３８が転写紙Ｐの搬送
不良を検出した場合の動作について述べる。図３に示す
ように、ジャムセンサ３８が転写紙Ｐにジャムが発生し
たのを検知すると、感光体１１、除電ランプ２４、帯電
器１４の作動を停止する。制御手段４０は、転写接離手
段３５のステッピングモータ４９を駆動して、偏心軸４
８を介して偏心カム３３を回転し、ケーシング３４を揺
動して転写ローラ３０、クリーニングローラ３１を感光
体１１から離れた位置に移動させる。転写ローラ３０に
トナーが付着しないように、トナーと同極性のバイアス
電圧が電界発生手段３７により転写ローラ３０に印加さ
れる。

【００３１】その後、搬送不良になった転写紙Ｐが取り
除かれてジャムセンサ３８が転写紙Ｐの搬送不良を検出
しなくなると、制御手段４０は、クリーニング接離手段
３６と転写接離手段３５との動作を制御して、クリーニ
ングローラ３１を感光体１１に接触させ、転写ローラ３
０を感光体１１から離れた位置に移動させる。その後、
制御手段４０は電界発生手段３７により、少なくとも転
写ローラ３０が１回転する間、転写ローラ３０に約−３
００Ｖのバイアス電圧を印加し、クリーニングローラ３
１に約−１５０Ｖのバイアス電圧を印加して、転写ロー
ラ３０上のトナーをクリーニングローラ３１を介して感
光体１１へ移動させる。転写ローラ３０がクリーニング
ローラ３１でクリーニングされた後、上述のように画像
が形成される。

【００３２】

【発明の効果】請求項１記載の発明では、転写紙に搬送
不良が発生した際に、制御手段が転写接離手段の動作を
制御し、転写部材とクリーニング部材とを像担持体から
離れた位置に移動するので、転写部材へのトナーの転移
を低減できる。

【００３３】請求項２記載の発明では、搬送不良になっ
た転写紙を取り除き、ジャムセンサが転写紙の搬送不良
を検出しなくなった際に、クリーニング部材が像担持体
に接触し、転写部材が像担持体から離れた位置に移動
し、転写部材上のトナーが、クリーニング部材を介して
像担持体へ移動するように、制御手段が、クリーニング
接離手段と転写接離手段と電界発生手段との作動を制御
するので、転写部材を確実にクリーニングでき、転写紙
の裏汚れを防止できる。

【００３４】請求項３記載の発明では、転写部材が少な
くとも１回転する間、転写部材上のトナーがクリーニン
グ部材を介して像担持体へ移動するので、転写部材を確
実にクリーニングでき、転写紙の裏汚れを防止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す画像形成装置の側断面
図である。

【図２】図１に示す転写装置の斜視図である。

【図３】図１に示す画像形成装置のタイミングチャート
である。

【符号の説明】

１０ 画像形成装置の一例としてのレーザプ
リンタ １１ 像担持体としての感光体 １２ 帯電器 １３ 現像装置 １４ 転写装置 １５ クリーニング手段 １６ 光書き込み部 １７ 給紙カセット １８ 給紙ころ １９ レジストローラ ２０ 定着装置 ３０ 転写部材としての転写ローラ ３１ クリーニング部材としてのクリーニン
グローラ ３５ 転写接離手段 ３６ クリーニング接離手段 ３７ 電界発生手段 ３８ ジャムセンサ ４０ 制御手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０３Ｇ 21/10 21/00 ５００ (72)発明者 甲斐 創 東京都大田区中馬込１丁目３番６号・株式 会社リコー内 (72)発明者 石井 佳子 東京都大田区中馬込１丁目３番６号・株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 雅子 東京都大田区中馬込１丁目３番６号・株式 会社リコー内 (72)発明者 岩崎 有貴子 東京都大田区中馬込１丁目３番６号・株式 会社リコー内

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】像担持体と、この像担持体上にトナー像を
   形成する現像装置と、トナー像が形成された像担持体に
   転写紙を圧接させて、トナーと逆極性のバイアス電圧を
   印加して上記トナー像を転写紙に転写する転写部材と、
   この転写部材に接触して配置され、上記転写部材をクリ
   ーニングするクリーニング部材とを有する転写装置と、
   上記転写部材上のトナーが上記クリーニング部材へ移動
   し、かつ、上記クリーニング部材上のトナーが上記像担
   持体へ移動するような電界を発生する電界発生手段とを
   具備する画像形成装置において、 上記転写部材と上記クリーニング部材とを上記像担持体
   に接した位置と上記像担持体から離れた位置とに接離さ
   せる転写接離手段と、 上記転写紙の搬送不良を検出するジャムセンサと、 上記ジャムセンサが上記転写紙の搬送不良を検知した際
   に、上記転写部材とクリーニング部材とが上記像担持体
   から離れた位置に移動するように上記転写接離手段の動
   作を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画
   像形成装置。
2. 【請求項２】上記クリーニング部材を上記像担持体に接
   した位置と上記像担持体から離れた位置に接離させるク
   リーニング接離手段を有し、 搬送不良になった上記転写紙を取り除き、上記ジャムセ
   ンサが上記転写紙の搬送不良を検出しなくなった際に、 上記制御手段が、上記クリーニング接離手段と上記転写
   接離手段との動作を制御して、上記クリーニング部材を
   上記像担持体に接触させ、上記転写部材を上記像担持体
   から離れた位置に移動させ、上記電界発生手段により、
   上記転写部材上のトナーを、上記クリーニング部材を介
   して上記像担持体へ移動させることを特徴とする請求項
   １記載の画像形成装置。
3. 【請求項３】上記転写部材は、ローラから成り、 上記転写部材が少なくとも１回転する間、上記転写部材
   上のトナーを、上記クリーニング部材を介して上記像担
   持体へ移動させることを特徴とする請求項２記載の画像
   形成装置。