JPH08144767A - エンジンの燃焼室構造 - Google Patents

エンジンの燃焼室構造

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JPH08144767A
JPH08144767A JP6315783A JP31578394A JPH08144767A JP H08144767 A JPH08144767 A JP H08144767A JP 6315783 A JP6315783 A JP 6315783A JP 31578394 A JP31578394 A JP 31578394A JP H08144767 A JPH08144767 A JP H08144767A
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JP
Japan
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combustion chamber
intake
cylinder
piston
exhaust
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Pending
Application number
JP6315783A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Isaka
義治 井坂
Mitsuo Suzuki
三男 鈴木
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
    • F02B2275/48Tumble motion in gas movement in cylinder
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼室における混合気の燃焼速度を適正にし
て、この燃焼室における燃焼温度が過度に急上昇しない
ようにし、もって、冷却損失の増大を抑制して燃費を改
善させる。 【構成】 燃焼室56にシリンダ25の外部から通じる
それぞれ一本の吸、排気通路58,71を同上シリンダ
25に形成する。上記燃焼室56に対する吸気通路58
の開口部を吸気開口部60とする一方、同上燃焼室56
に対する排気通路71の開口部を排気開口部72とす
る。上記吸気通路58を通って上記燃焼室56に吸入さ
れる混合気99が上記燃焼室56内でタンブル流となる
ようにする。上記吸気開口部60を形成した燃焼室56
の天井面61の一部の面61aと、上記排気開口部72
を形成した同上天井面61の他部の面61bとを互いに
不連続に接合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃焼室に吸入された
混合気がタンブル流となるようにしたエンジンの燃焼室
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】4サイクルエンジンには、従来、次のよ
うに構成されたものがある。
【0003】即ち、シリンダ内のシリンダ孔にピストン
が摺動自在に嵌入され、上記シリンダとピストンとで囲
まれた空間が燃焼室とされている。この燃焼室に上記シ
リンダの外部から通じるそれぞれ一本の吸、排気通路が
同上シリンダに形成され、上記燃焼室に対する吸気通路
の開口部が吸気開口部とされ、同上燃焼室に対する排気
通路の開口部が排気開口部とされ、上記吸気通路を通っ
て燃焼室に吸入される混合気が上記燃焼室内でタンブル
流(左右に延びる軸心をほぼ中心とする環状の流れ、以
下同じ)となるように構成されている。また、上記燃焼
室の天井面から同上燃焼室内に向って点火プラグの放電
部が臨んでいる。
【0004】上記エンジンの運転時には、ピストンの下
降に伴う吸入行程で、吸気通路から吸気開口部を通して
燃焼室内に混合気が吸入される。この混合気は、燃焼室
において上記吸入行程と、これに続くピストンの上昇に
伴う圧縮行程とで、タンブル流とされ、このタンブル流
の主流部である流速の速い混合気層が上記放電部に向わ
されるようになっている。そして、爆発行程でこの放電
部の放電により上記混合気が着火、燃焼させられて動力
に変換され、この燃焼で生じたガスは排気行程で、上記
排気開口部から排気通路を通し、シリンダの外部に排出
させられる。
【0005】そして、上記したように、混合気がタンブ
ル流とされることによって、この混合気の燃焼速度が速
められ、これにより、低負荷時の燃費改善が図られてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成では、燃焼室の天井面は、中心が一つである円弧状の
凹面形状とされている。このため、上記タンブル流のう
ち流速の速い混合気層が、上昇するピストンの上面側か
ら上記天井面に達した後、この天井面に沿って流れると
き、この混合気層の勢いは大きくは減衰することなく上
記天井面に沿って円滑に流れ、つまり、流速の速い混合
気層を有するタンブル流が明確に生じさせられるように
なっており、これが燃焼させられることとなる。よっ
て、その燃焼速度は速くなるが、その反面、この速度が
速くなり過ぎることがあり、この場合には、燃焼室にお
ける燃焼温度が過度に急上昇し、このため、シリンダに
おける冷却損失が増大し、前記した燃費改善の効果が阻
害されるおそれがある。なお、燃費改善の効果を向上さ
せるための手段は従来より提案されているが、これは、
エンジンの運転状態が低回転、低負荷においてのもので
あった。
【0007】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、エンジンの運転状態の広い範囲で、
燃焼室における混合気の燃焼速度を適正にして、この燃
焼室における燃焼温度が過度に急上昇しないようにし、
もって、冷却損失の増大を抑制して燃費を改善させるこ
とを目的とする。
【0008】また、上記燃費を改善させるという効果
が、簡単な構成によって得られるようにすることを目的
とする。更に、燃焼室における混合気の燃焼が全体的に
十分に行われるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1の発明のエンジンの燃焼室構造は、シリンダ
25内のシリンダ孔49にピストン54を摺動自在に嵌
入し、上記シリンダ25とピストン54とで囲まれた空
間を燃焼室56とし、この燃焼室56に上記シリンダ2
5の外部から通じるそれぞれ一本の吸、排気通路58,
71を同上シリンダ25に形成し、上記燃焼室56に対
する吸気通路58の開口部を吸気開口部60とする一
方、同上燃焼室56に対する排気通路71の開口部を排
気開口部72とし、上記吸気通路58を通って上記燃焼
室56に吸入された混合気99が上記燃焼室56内でタ
ンブル流となるようにしたエンジンの燃焼室構造におい
て、上記吸気開口部60を形成した燃焼室56の天井面
61の一部の面61aと、上記排気開口部72を形成し
た同上天井面61の他部の面61bとを互いに不連続に
接合させたものである。
【0010】また、請求項2の発明は、上記請求項1に
おいて、一部の面61aと他部の面61bをそれぞれほ
ぼ平坦な形状にし、これら一部の面61aと他部の面6
1bとが接合する部分61cの燃焼室56の断面形状を
ほぼ三角形の頂部形状にしてある。
【0011】また、請求項3の発明は、上記請求項1に
おいて、一部の面61aと他部の面61bをそれぞれ円
弧状の凹面形状とし、これら一部の面61aと他部の面
61bとが接合する部分61cのシリンダ25の断面形
状を倒立三角形のほぼ頂部形状としてある。
【0012】また、上記請求項1〜3のうちのいずれか
の発明において、ピストン54が上死点に達したとき、
燃焼室56の天井面61の外縁部61dが上記ピストン
54の頂面54aの外縁部に近接するようにしてもよ
い。
【0013】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0014】図1において、エンジン23の運転時に
は、図中実線で示すようにピストン54の下降に伴う吸
入行程で、吸気通路58から吸気開口部60を通して燃
焼室56内に混合気99が吸入される。この混合気99
は、上記吸入行程と、これに続く図中二点鎖線で示すピ
ストン54の上昇に伴う圧縮行程とで、上記燃焼室56
内にてタンブル流とされ、このタンブル流の主流部を構
成する流速の速い混合気層99aは、上記燃焼室56の
天井面61に沿って上記点火プラグ92の放電部93に
向おうとする。
【0015】このとき、天井面61における一部の面6
1aと他部の面61bとは互いに不連続に接合している
ため、特に図1、図7中二点鎖線、および符号Cで示す
ように、上記一部の面61aに沿って流れてきた流速の
速い混合気層99aが他部の面61bに移ろうとすると
き、その流れの方向が急角度で変化させられて、その速
度が減衰させられる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0017】(実施例1)
【0018】図1から図8は、実施例1を示している。
【0019】図2と図3において、図中符号1は、鞍乗
型車両たる自動二輪車であり、矢印Frはその進行方向
の前方を示している。また、下記する左右とは、上記前
方に向っての車幅方向をいうものとする。また、2は上
記自動二輪車1が走行可能な路面である。
【0020】上記自動二輪車1の車体3は車体静止側で
ある車体フレーム4を有している。この車体フレーム4
は、その前端にヘッドパイプ5を有し、このヘッドパイ
プ5から後下方に向って左右一対の主フレーム6が延出
し、この主フレーム6の各延出端から更に後下方に向っ
てそれぞれシートピラーチューブ7が延出している。一
方、同上ヘッドパイプ5から後下方に向って左右一対の
ダウンチューブ8が延出し、これらダウンチューブ8の
延出端と上記シートピラーチューブ7の延出端とが互い
に結合している。
【0021】上記主フレーム6の後端から後上方に向っ
て左右一対のシートレール10が延出し、このシートレ
ール10は左右一対のバックステー11,11によって
上記シートピラーチューブ7に支持されている。この場
合、上記シートピラーチューブ7はリヤアームブラケッ
トを兼用している。
【0022】上記ヘッドパイプ5にはフロントフォーク
14が操向自在に支承されている。このフロントフォー
ク14の下端に前輪15が支承され、かつ、この前輪1
5を上方から覆うフロントフェンダ16が設けられ、こ
のフロントフェンダ16は同上フロントフォーク14の
上下方向の中途部に固着されている。一方、同上フロン
トフォーク14の上端にはハンドル17が取り付けられ
ている。
【0023】上記シートピラーチューブ7に枢支軸18
によりリヤアーム19が上下揺動自在に枢支されてい
る。このリヤアーム19の揺動端に後輪20が支承され
ている。上記車体フレーム4のシートピラーチューブ7
上端とリヤアーム19との間に緩衝器21が架設されて
いる。
【0024】上記主フレーム6、シートピラーチューブ
7、およびダウンチューブ8で囲まれた空間に、つま
り、車体フレーム4の枠内に内燃機関であるエンジン2
3が設けられている。このエンジン23は左右方向に4
つの気筒を備えた並列多気筒の4サイクルエンジンであ
って、クランクケース24と、このクランクケース24
から前上方に突出する左右に4つのシリンダ25を有
し、上記車体フレーム4に締結具により着脱自在に支持
されている。上記クランクケース24の後面に動力伝達
装置26が連設され、この動力伝達装置26の出力側
に、上記後輪20がチェーン伝動機構22により連結さ
れている。
【0025】上記各シリンダ25の後面には吸気管27
が連結され、これら各吸気管27にはそれぞれスロット
ルバルブ30と気化器31とが連設され、かつ、これら
気化器31の上流側には互いに共用されるエアクリーナ
32が連結されている。上記スロットルバルブ30はバ
タフライ形で手動のスロットル操作によって開閉され
る。また、上記気化器31は、エンジン23の吸気負圧
で自動的に開閉するピストンバルブ33を有する自動可
変ベンチュリ式とされている。
【0026】同上各シリンダ25の前面には排気管35
の一端が連結され、各排気管35の他端側は上記ダウン
チューブ8の下側近傍を通って後方に延び、その後端に
サイレンサ36が連結され、このサイレンサ36は上記
後輪20の側方近傍に位置している。
【0027】上記主フレーム6には燃料タンク38が支
持され、この燃料タンク38から上記気化器31に燃料
が供給される。上記燃料タンク38の後部両側には凹面
状のニーグリップ39が形成されている。一方、上記シ
ートレール10にはシート40が支持され、このシート
40の下方で、上記シートピラーチューブ7の下部側面
にフートレスト41が突設されている。そして、上記シ
ート40に着座したライダー42はその足を上記フート
レスト41に載せることができ、手は上記ハンドル17
を把持可能であり、更に、ひざは上記ニーグリップ39
を左右から挟み付け可能とされている。
【0028】上記車体3の前部と、ライダー42とをそ
の前方から覆うフロントカウリング43が設けられ、こ
のフロントカウリング43は上記ヘッドパイプ5に支持
されている。
【0029】上記エンジン23の駆動により、その動力
が動力伝達装置26とチェーン伝動機構22とを介し、
後輪20に伝達されれば、上記自動二輪車1が路面2上
を前方に向って走行可能とされる。
【0030】図1から図8において、上記各シリンダ2
5は、その縦向きの軸心47を有するシリンダ本体48
と、同上軸心47上で上記シリンダ本体48に形成され
るシリンダ孔49と、上記シリンダ本体48の上部の突
出端に取り付けられるシリンダヘッド50と、このシリ
ンダヘッド50の上面側を覆うシリンダヘッドカバー5
1とを備え、上記シリンダヘッド50はシリンダ本体4
8に対しボルト52により着脱自在に締結されている。
【0031】上記シリンダ孔49には、同上軸心47に
沿ってピストン54が上下方向に摺動自在に嵌入され、
上記ピストン54は前記クランクケース24に支承され
たクランク軸に連接棒55により連結されている。上記
シリンダ本体48、シリンダヘッド50、およびピスト
ン54で囲まれた空間のうちシリンダヘッド50側の部
分が燃焼室56となっている。
【0032】上記シリンダヘッド50の後部に、前後方
向に延びる一本の吸気通路58が形成されている。この
吸気通路58の上流端は、上記吸気管27内の吸気通路
59を通して前記スロットルバルブ30、気化器31、
およびエアクリーナ32に順次連通している。
【0033】上記吸気通路58の下流端は、上記シリン
ダ25をその軸心47に沿った視線でみて(平面視し
て)、上記燃焼室56の後部内に向って開口し、この開
口部が吸気開口部60とされている。この吸気開口部6
0は上記燃焼室56の天井面61のうちほぼ後半分であ
る一部の面61aに形成され、かつ、天井面61の左右
方向のほぼ中央に位置している。また、図1の側面視
で、上記吸気通路58の吸気開口部60近傍の部分は、
吸気通路58の上流側から上記燃焼室56に向って円弧
状に小さい半径で折れ曲がっている。
【0034】上記吸気開口部60を開閉する吸気弁62
が設けられている。この吸気弁62は上記シリンダヘッ
ド50に上下方向に摺動自在に支承される弁棒63と、
上記弁棒63の下端に一体成形される弁体64とを備え
ている。この弁体64が上記吸気開口部60を燃焼室5
6側から閉じるよう上記吸気弁62を付勢するばね65
が設けられている。
【0035】一方、上記シリンダヘッド50とシリンダ
ヘッドカバー51とで囲まれた空間に動弁機構67が設
けられている。この動弁機構67は前記クランク軸に連
動する吸気カム軸68を有し、この吸気カム軸68はそ
の軸心回りの回転で上記弁棒63の上端にリフター69
を介しカム係合し、このカム係合と、上記ばね65の付
勢力とにより、上記吸気弁62が上記吸気開口部60を
適宜開閉させる。
【0036】上記シリンダヘッド50の前部に、前後方
向に延びる一本の排気通路71が形成されている。この
排気通路71の上流端は、上記シリンダ25をその軸心
47に沿った視線でみて(平面視して)、上記燃焼室5
6の前部内に向って開口し、この開口部が排気開口部7
2とされている。この排気開口部72は上記燃焼室56
の天井面61のうちほぼ前半分である他部の面61bに
形成され、かつ、天井面61の左右方向のほぼ中央に位
置している。また、上記排気通路71の下流端は、前記
排気管35に連結されている。
【0037】上記排気開口部72を開閉する排気弁74
が設けられている。この排気弁74は上記シリンダヘッ
ド50に上下方向に摺動自在に支承される弁棒75と、
この弁棒75の下端に一体成形される弁体76とを備え
ている。この弁体76が上記排気開口部72を燃焼室5
6側から閉じるよう上記排気弁74を付勢するばね77
が設けられている。
【0038】上記動弁機構67は前記クランク軸に連動
する排気カム軸79を有し、この排気カム軸79はその
軸心回りの回転で上記弁棒75の上端にリフター80を
介しカム係合し、このカム係合と、上記ばね77の付勢
力とにより、上記排気弁74が上記排気開口部72を適
宜開閉させる。
【0039】上記ピストン54が上死点を含み、その付
近に位置しているとき、上記吸気弁62と排気弁74の
各弁体64,76が上記ピストン54の頂面54aと接
触しないよう上記ピストン54の頂面54aにはリセス
81が形成されている。
【0040】図1、図3、および図4において、上記吸
気開口部60近傍の吸気通路58の部分の下部を開閉す
る吸気制御弁82が設けられている。この吸気制御弁8
2は上記シリンダヘッド50に形成されて左右に延びる
断面円形の弁孔83を有している。この弁孔83の軸方
向の中途部の上部は、上記吸気通路58と交差して、こ
の吸気通路58内に開放され、同上弁孔83の一端は上
記シリンダヘッド50の外側面に開口している。
【0041】また、上記吸気制御弁82は上記弁孔83
に嵌入される円柱状の弁体84を有し、この弁体84は
上記弁孔83内でその軸心回りに回動自在とされてい
る。上記弁体84の軸方向の中途部の外周面に切り欠き
85が形成されて、同上中途部が薄肉部とされ、これを
弁体本体86としている。また、図1と図4とで示すよ
うに、弁孔83の吸気通路58と切り欠き85に対する
開口縁に他の切り欠き87が形成されている。この切り
欠き87は上記弁孔83内に溜ろうとする燃料を吸気通
路58内に円滑に排出させ、つまり、弁孔83内への燃
料溜りを防止する。
【0042】上記弁孔83内からシリンダヘッド50の
外側方に突出した上記弁体84の一端にプーリー88が
取り付けられ、このプーリー88に、ワイヤ89を介し
てサーボモータであるアクチュエータ90が連結されて
いる。このアクチュエータ90の駆動により、上記弁体
84が回動させられ、これにより、上記弁体本体86が
上記吸気通路58の下部を開閉させる。
【0043】上記燃焼室56の天井面61は上記シリン
ダヘッド50の下面によって形成されている。このシリ
ンダヘッド50に点火プラグ92が取り付けられてい
る。この点火プラグ92の放電部93は、上記燃焼室5
6の天井面61から同上燃焼室56内に臨んでいる。
【0044】特に図4において、上記エンジン23を電
子的に制御するエンジン制御装置95が設けられてい
る。このエンジン制御装置95に上記アクチュエータ9
0と点火プラグ92とが電気的に接続されている。ま
た、上記エンジン23のクランク軸の回転数や、スロッ
トルバルブ30のスロットル開度を検出するセンサ装置
96が設けられており、このセンサ装置96も上記エン
ジン制御装置95に電気的に接続されている。
【0045】図1中実線で示すように、エンジン23の
運転時に、ピストン54が上死点から下死点に向って下
降するときが吸入行程であり、このとき、吸気弁62の
開弁動作によって吸気開口部60が開かれる。すると、
シリンダ孔49、および吸気通路58,59内の負圧に
より外気がエアクリーナ32を通して気化器31側に吸
入され、ここで、燃料が混合されて混合気99が生成さ
れる。この混合気99が上記吸気通路59,58を通
り、更に、上記吸気開口部60の内周面と、吸気弁62
の弁体64との間の隙間を通って、上記燃焼室56に吸
入される。
【0046】図1中二点鎖線で示すように、上記ピスト
ン54が下死点から上昇するときが圧縮行程であり、上
記ピストン54が上死点に近づいたとき、上記混合気9
9が燃焼室56にて十分に圧縮される。このとき、エン
ジン制御装置95の制御による放電部93の放電によ
り、上記混合気99が着火、燃焼させられ爆発行程とな
り、上記ピストン54が下降し、その燃焼圧力が動力に
変換され、前記クランク軸を介して出力される。また、
これに続く同上ピストン54の上昇に伴う排気行程で、
上記燃焼で生じたガスが排気弁74の開弁動作で開かれ
た排気開口部72、排気通路71、排気管35、および
サイレンサ36を通り、排気100としてシリンダ25
の外部に排出させられる。
【0047】以下、上記各行程が繰り返されて、エンジ
ン23が動力を出力する。
【0048】上記の場合、吸入行程で燃焼室56に吸入
された混合気99は、この吸入行程と、これに続く圧縮
行程とで、上記燃焼室56内にてタンブル流とされる。
このタンブル流の主流部は流速の速い混合気層99aで
構成される。より詳しくは、吸入行程で、図1中実線で
示すような大きいタンブル流(A)とされ、圧縮行程で
は、上記した大きいタンブル流(A)は上記ピストン5
4の頂面54aに案内されて上方に反転させられ、更
に、上記ピストン54が上昇すれば、上記流速の速い混
合気層99aは、図1中二点鎖線で示すように燃焼室5
6の天井面61に沿って流れることにより、前記点火プ
ラグ92の放電部93に向い、この放電部93により前
記したように着火燃焼させられる。
【0049】上記センサ装置96の検出信号を入力した
エンジン制御装置95により、エンジン23の運転状態
が検出されるようになっている。この検出により、エン
ジン23が低中速、低負荷状態であると判断されれば、
吸気通路58を通る混合気99が少ないと判断されて、
図1と図3とで示すように、アクチュエータ90の作動
により吸気通路58の下部が閉じられ、上記流速の速い
混合気層99aによるタンブル流がより高速かつ明確に
発生させられるようになっている。
【0050】一方、上記エンジン制御装置95により、
エンジン23が高速、高負荷状態であると判断されれ
ば、吸気通路58を通る混合気99が多いと判断され
て、アクチュエータ90の作動により吸気通路58の下
部が開かれ、上記タンブル流の速度がある程度弱められ
ると共に、この吸気通路58における混合気99の円滑
な流動が確保される。
【0051】特に図4で示す平面視で、上記吸気開口部
60と排気開口部72はそれぞれ左右方向で燃焼室56
のほぼ中央に位置し、軸心47から前後にほぼ等間隔に
配置されている。上記吸気開口部60の中心部と排気開
口部72の中心部との間を左右にほぼ直線的に横切るよ
うに、上記ピストン54の頂面54aに断面三角形状の
突条体101が一体的に形成されている。
【0052】このため、前記したように、燃焼室56内
に吸気開口部60を通り流入して同上燃焼室56の上部
側から下降してきた流速の速い混合気層99aが、ピス
トン54の頂面54aに案内されながら上方に向って反
転しようとするとき、この流速の速い混合気層99aは
上記突条体101の左右方向のほぼ中央部に衝突して、
特に図6と図8とで示すように、上記反転しながら全体
的に、より急角度で上方に向わされると共に左右方向に
もほぼ均等に放射状に分散させられる。
【0053】このため、上記したように上方に向わされ
た流速の速い混合気層99aは燃焼室56の天井面に勢
いよく衝突しその速度が減衰させられて、その流速が速
くなり過ぎることが防止され、つまり、混合気99の燃
焼速度が速くなり過ぎるということが防止される。ま
た、この際、上記衝突により、燃焼室56の各部で全体
的に混合気99による乱れが形成される。更に、上記し
たように上方に向う流速の速い混合気層99aの左右方
向の中央部の流れは勿論のこと、左右に放射状に分散さ
せられた流れによっても上記と同じく乱れが形成され
る。しかも、上記突条体101に衝突した後の流れの周
辺にも渦(図1中符号B)が形成される。このため、上
記突条体101への衝突後には、上記した乱れや渦によ
って、燃焼室56における混合気99の濃度がより均一
にされ、燃焼が全体的に十分に行われることとされてい
る。
【0054】図1、図3、図5、および図7において、
前記天井面61の一部の面61aと、同上天井面61の
他部の面61bとは互いに不連続に接合させられてい
る。より具体的には、上記一部の面61aと他部の面6
1bとはそれぞれほぼ平坦な形状とされ、これら一部の
面61aと他部の面61bとが接合する部分61cの燃
焼室56の断面形状は、ほぼ三角形の頂部形状とされて
いる。
【0055】このため、前記したように流速の速い混合
気層99aが上記ピストン54の頂面54a側から燃焼
室56の天井面61に沿って点火プラグ92の放電部9
3に向おうとするときにおいて、上記一部の面61aに
沿って流れたきた流速の速い混合気層99aが上記他部
の面61bに沿うように流れようとするとき、特に図
1、図7中二点鎖線、および符号Cで示すように、上記
流速の速い混合気層99aの流れの方向が、接合する部
分61cで急角度で変化させられて、その速度が減衰さ
せられる。
【0056】また、上記したように接合する部分61c
で流速の速い混合気層99aの流れの方向が急角度で変
化させられると共に、上記一部の面61aと他部の面6
1bとが三角形状の二辺を構成して、いわゆる、ペント
ルーフ形をしていることにより、上記と同じく燃焼室5
6で全体的に乱れや渦が形成され、この燃焼室56にお
ける混合気99の乱れが更に均一に成形される。
【0057】よって、従来のようにタンブル流があまり
に明確に生じるということが防止されて、燃焼室56に
おける燃焼速度があまりに過度になることが防止され、
この結果、燃焼温度の過度の上昇が防止される。これを
より具体的に説明すると、従来、半球形燃焼室の場合、
混合気は燃焼室の中央のみに集中して流れ、しかも、そ
の流れの反転が容易なため、タンブル流は崩壊されにく
く、このため、タンブル流を明確に生じさせるという、
いわゆるタンブル流の強化が燃費改善の効果につながら
なかった。
【0058】しかし、上記実施例では、ピストン54の
上昇によって、タンブル流が崩壊する時期が早まり、点
火前のピストン54の上死点近傍位置(図1の二点鎖線
図示)において、タンブル流の主流が図1の符号Bとな
り、その結果、点火後の火炎前面(あるいは表面)面積
が大きくなり、燃焼を速くしたにもかかわらず、燃焼温
度の上昇が抑えられ、冷却損失が抑制され、燃費が改善
される。従って、タンブル流を吸気制御弁82で強化し
たときに、タンブル流を有効に乱れに変換できるため、
低回転、低負荷域だけでなく、エンジン23の広い運転
状態で、燃費の改善効果が得られる。
【0059】(実施例2)
【0060】図9から図11は、実施例2を示してい
る。
【0061】これによれば、天井面61における一部の
面61aと他部の面61bとがそれぞれ円弧状の凹面形
状とされて、これら一部の面61aと他部の面61bと
が互いに不連続に接合させられている。これら一部の面
61aと他部の面61bとが接合する部分61cのシリ
ンダ25のシリンダヘッド50の断面形状は倒立三角形
のほぼ頂部形状とされている。この場合、一部の面61
aと他部の面61bの各円弧中心103,104は吸気
弁62と排気弁74のそれぞれの弁棒63,75の軸心
の延長線上に配置されている。なお、上記した倒立三角
形の頂部の角度は180°よりも少し小さい程度であ
る。
【0062】図11中一点鎖線で示すように、ピストン
54が上死点に達したとき、燃焼室56の天井面61の
外縁部61dが上記ピストン54の頂面54aの外縁部
に近接するよう上記天井面61と頂面54aとが形成さ
れている。
【0063】そして、上記したように、ピストン54が
上死点に達したとき、上記天井面61の外縁部61d
と、頂面54aの外縁部とで挟まれた混合気99が上記
燃焼室56の中央側に向って勢いよく押し出され、つま
り、スキッシュ(図11中符号D)が形成される。
【0064】上記スキッシュにより、タンブル流が崩壊
させられ、つまり、流速の速い混合気層99aの速度が
減衰させられて、乱れが形成される。これにより、混合
気99が十分に混合、攪拌されて乱れや渦が更に効果的
に形成され、燃焼室56における混合気99の燃焼が速
くなり過ぎることが防止されると共に、混合気99の乱
れが更に均一にされて、その燃焼が全体的に十分に行わ
れる。
【0065】なお、以上は図示の例によるが、上記一部
の面61aと他部の面61bのうち一方の面を実施例1
で示した平坦な形状とし、他方の面を実施例2で示した
凹面形状としてもよい。また、天井面61の断面形状の
角度は、図例よりも、より小さい角度であってもよい。
そして、この実施例による燃焼室56によれば、第1実
施例でその天井面を三角形状としたことに比べて、天井
面の中央部を低くでき、よって、その分、シリンダヘッ
ド50をコンパクトにできる。
【0066】他の構成や作用は前記実施例1と同様であ
るため、図面に共通の符号を付してその説明を省略す
る。
【0067】(実施例3)
【0068】図12と図13は、実施例3を示してい
る。
【0069】これによれば、吸気制御弁82における弁
体84の弁体本体86に案内孔106が形成され、この
案内孔106は平面視で、シリンダ孔49のほぼ接線方
向に向っている。
【0070】そして、吸入行程と、これに続く圧縮行程
とで、混合気99の多くが燃焼室56内にてタンブル流
とされるとき、上記案内孔106を通った混合気99の
一部が燃焼室56内でスワール(図12、図13中符号
E)となり、このスワールが上記タンブル流に作用して
このタンブル流が攪拌され、流速の速い混合気層99a
の速度が減衰させられる。
【0071】上記流速の速い混合気層99aの速度が減
衰させられることにより、燃焼室56の全体により均一
な流れが生じて、燃焼が速くなり過ぎることが防止され
ると共に、燃焼が全体的に十分に行われる。
【0072】他の構成や作用は前記実施例1と同様であ
るため、図面に共通の符号を付してその説明を省略す
る。
【0073】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、燃焼室に対す
る吸気通路の開口部を吸気開口部とする一方、同上燃焼
室に対する排気通路の開口部を排気開口部とし、上記吸
気通路を通って上記燃焼室に流入する混合気が上記燃焼
室内でタンブル流となるようにしたエンジンの燃焼室構
造において、上記吸気開口部を形成した燃焼室の天井面
の一部の面と、上記排気開口部を形成した同上天井面の
他部の面とを互いに不連続に接合させてあり、このた
め、次の効果がある。
【0074】即ち、燃焼室の天井面における一部の面と
他部の面とは互いに不連続に接合しているため、上記一
部の面に沿って流れてきた流速の速い混合気層が他部の
面に移ろうとするとき、その流れの方向が急角度で変化
させられて、その速度が減衰させられる。
【0075】よって、吸気通路を通って燃焼室に吸入さ
れた混合気は、タンブル流を生じて、燃焼室の天井面に
向うことになるが、この燃焼室の天井面に沿うときに上
記したように速度が減衰させられることから、従来のよ
うにタンブル流があまりに明確に生じることによって、
燃焼速度が速くなり過ぎるということが防止され、この
ため、燃焼室における燃焼温度が過度に急上昇すること
が防止され、冷却損失の増大が抑制されて、燃費が改善
されることとなる。
【0076】また、上記したように燃焼を改善させると
いう構成は、燃焼室の天井面における一部の面と他部の
面とを互いに単に不連続に接合させるというものである
ため、構成が簡単であって有益である。
【0077】また、請求項2の発明によれば、上記請求
項1において、一部の面と他部の面をそれぞれほぼ平坦
な形状にし、これら一部の面と他部の面とが接合する部
分の燃焼室の断面形状をほぼ三角形の頂部形状にしてあ
る。
【0078】このため、上記天井面に沿って流れる流速
の速い混合気層の流れの方向は、極めて急角度で変化さ
せられることとなる。
【0079】よって、流速の速い混合気層の速度の減衰
は、より効果的となり、かつ、乱れや渦も効果的に発生
させられることから、その燃焼が全体的に十分に行われ
ることとなる。
【0080】また、上記したように、一部の面や他部の
面はほぼ平坦な形状のため、構成がより簡単となる。
【0081】また、請求項3の発明によれば、上記請求
項1において、一部の面と他部の面をそれぞれ円弧状の
凹面形状とし、これら一部の面と他部の面とが接合する
部分のシリンダの断面形状を倒立三角形のほぼ頂部形状
としてある。
【0082】これによれば、一部の面と他部の面とが共
に円弧状の凹面形状であって、構成はやや複雑になる
が、その他は、上記請求項2とほぼ同じ効果が得られ
る。また、一部の面や他部の面に沿って流れる流速の速
い混合気層はより複雑な流れになることから、乱れや渦
は更に効果的に発生させられ、燃焼がより完全に行われ
る。
【0083】また、請求項4の発明によれば、上記請求
項1〜3のいずれかにおいて、ピストンが上死点に達し
たとき、燃焼室の天井面の外縁部が上記ピストンの頂面
の外縁部に近接するようにしてある。
【0084】このため、ピストンが上死点に達したと
き、上記天井面の外縁部と、ピストンの頂面の外縁部と
で挟まれた混合気が上記燃焼室の中央側に向って勢いよ
く押し出され、つまり、スキッシュが形成される。そし
て、このスキッシュにより、タンブル流が崩壊させら
れ、これにより、混合気が十分に混合、攪拌されて乱れ
や渦が更に効果的に形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で、図3の部分拡大作用説明図であ
る。
【図2】実施例1で、自動二輪車の全体側面図である。
【図3】実施例1で、図2の部分拡大断面図である。
【図4】実施例1で、図3の4‐4線矢視断面図であ
る。
【図5】実施例1で、図3の5‐5線矢視断面図であ
る。
【図6】実施例1で、図1の6‐6線矢視断面図であ
る。
【図7】実施例1で、図6の7‐7線矢視断面図であ
る。
【図8】実施例1で、エンジンの斜視簡略線図である。
【図9】実施例2で、図1に相当する図である。
【図10】実施例2で、図5に相当する図である。
【図11】実施例2で、図9の11‐11線矢視断面図
である。
【図12】実施例3で、図1に相当する図である。
【図13】実施例3で、図4に相当する図である。
【符号の説明】
23 エンジン 25 シリンダ 49 シリンダ孔 54 ピストン 56 燃焼室 58 吸気通路 60 吸気開口部 61 天井面 61a 一部の面 61b 他部の面 61c 接合する部分 61d 外縁部 62 吸気弁 71 排気通路 72 排気開口部 74 排気弁 99 混合気

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内のシリンダ孔にピストンを摺
    動自在に嵌入し、上記シリンダとピストンとで囲まれた
    空間を燃焼室とし、この燃焼室に上記シリンダの外部か
    ら通じるそれぞれ一本の吸、排気通路を同上シリンダに
    形成し、上記燃焼室に対する吸気通路の開口部を吸気開
    口部とする一方、同上燃焼室に対する排気通路の開口部
    を排気開口部とし、上記吸気通路を通って上記燃焼室に
    吸入された混合気が上記燃焼室内でタンブル流となるよ
    うにしたエンジンの燃焼室構造において、 上記吸気開口部を形成した燃焼室の天井面の一部の面
    と、上記排気開口部を形成した同上天井面の他部の面と
    を互いに不連続に接合させたエンジンの燃焼室構造。
  2. 【請求項2】 一部の面と他部の面をそれぞれほぼ平坦
    な形状にし、これら一部の面と他部の面とが接合する部
    分の燃焼室の断面形状をほぼ三角形の頂部形状にした請
    求項1に記載のエンジンの燃焼室構造。
  3. 【請求項3】 一部の面と他部の面をそれぞれ円弧状の
    凹面形状とし、これら一部の面と他部の面とが接合する
    部分のシリンダの断面形状を倒立三角形のほぼ頂部形状
    とした請求項1に記載のエンジンの燃焼室構造。
  4. 【請求項4】 ピストンが上死点に達したとき、燃焼室
    の天井面の外縁部が上記ピストンの頂面の外縁部に近接
    するようにした請求項1から3のうちいずれか1つに記
    載のエンジンの燃焼室構造。
JP6315783A 1994-11-25 1994-11-25 エンジンの燃焼室構造 Pending JPH08144767A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010014055A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Toyota Boshoku Corp インテークマニホールドの一体型弁開閉装置
EP3263879A4 (en) * 2015-05-12 2018-03-21 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Two-valve engine
CN109751114A (zh) * 2017-11-01 2019-05-14 铃木株式会社 内燃机的燃烧室结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3263879A4 (en) * 2015-05-12 2018-03-21 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Two-valve engine
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