JPH08144312A - 移動作業機械の管理システム - Google Patents

移動作業機械の管理システム

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Publication number
JPH08144312A
JPH08144312A JP28802894A JP28802894A JPH08144312A JP H08144312 A JPH08144312 A JP H08144312A JP 28802894 A JP28802894 A JP 28802894A JP 28802894 A JP28802894 A JP 28802894A JP H08144312 A JPH08144312 A JP H08144312A
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JP
Japan
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data
work machine
unit
receiving
transmitting
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Application number
JP28802894A
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English (en)
Inventor
Hisanori Hashimoto
久儀 橋本
Kazuhiro Sugawara
一宏 菅原
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的な保守管理を行うことができ、重大な
故障発生にも対処することができ、さらに、多くの作業
現場をカバーすることができる移動作業機械の管理シス
テムを提供すること。 【構成】 サービス拠点S、顧客事務所C1 、顧客現場
事務所C2 等の管理部は電話回線Tで接続されている。
作業現場A1 、A2、A3 の近傍に電話回線Tが通って
いる場合、可搬の親機P1 、P2 、P3 が電話回線Tに
接続される。作業機械W11〜W32には、アンテナAN11
〜AN32をもち、親機P1 、P2 、P3 と無線通信がで
きる子機が搭載されている。作業機械W11〜W32で採取
された各種データは、各子機、親機、電話回線を介して
上記管理部へ送信され、又、管理部からの指令は逆に、
電話回線、親機、子機を介して作業機械に伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル、クレー
ン、ブルドーザー等の移動して作業を行う作業機械に対
してそれらの保守管理を行うための移動作業機械の管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、作業機械は過酷な状態で使用す
ることが多く、機械各部の損耗が激しい。このため、こ
れら作業機械に対しては適切な保守管理が要望される。
この保守管理には高度に専門的な知識を要するので、作
業機械メーカー側が保守管理を行うのが通常である。従
来の保守管理は、例えば特開平2−270653号公報
に提示されているように、作業機械に各種センサより成
るエンジン関係診断機器および油圧ポンプ関係診断機器
を備え、保守員が当該作業機械の保守を行う場合、作業
現場に出向してこれを作動させ、上記各診断機器からの
データをコントローラおよびデータ書込装置を介してI
Cカードに記録し、このように記録された各種データを
解析装置により解析してエンジンや油圧ポンプの異常を
検出することにより行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】作業機械の作業現場
は、作業の都合上又は作業計画の変更等により絶えず移
動していることが多く、保守員が保守を行なうため、顧
客等から得た情報により、保守対象とする作業機械の作
業現場に出向いても、そこには当該作業機械が存在しな
いという事態がしばしば生じ、この場合、保守員の作業
現場出向が無駄になり保守効率が著しく低下する。又、
作業現場が鉱山や採石場等比較的遠隔地にある場合に
は、その作業現場へ保守員が出向くだけでも長時間を要
し、同様に、作業効率は著しく悪くなる。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、効率的な保守管理を行うことができ、重大
な故障発生にも対処することができ、さらに、多くの作
業現場をカバーすることができる移動作業機械の管理シ
ステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、作動状態に関する各種データを格納する
記憶部を備えた移動作業機械において、この移動作業機
械側に、指令により前記記憶部に記憶されたデータを抽
出するデータ抽出手段と、このデータ抽出手段によって
抽出されたデータをアンテナを介して送受信する作業機
械側送受信手段とを設け、かつ、前記移動作業機械を管
理する管理部側に、前記作業機械側送受信手段と各種デ
ータの送受信を行う管理部側送受信手段と、この管理部
側送受信手段を介して受信されたデータを記録するデー
タ記録部とを設けるとともに、前記移動作業機械側およ
び前記管理部側のうちの少なくとも一方に、前記移動作
業機械側の前記データ抽出手段に対して所要のデータの
抽出を指令する抽出指令手段を設け、かつ、前記作業機
械側送受信手段による送受信可能の範囲内に存在する電
話回線に接続され前記作業機械側送受信手段とアンテナ
を介して送受信を行う可搬送受信装置を設けたことを特
徴とする。
【0006】又、本発明は、上記の構成において、前記
データ抽出手段に対して所要のデータの抽出を指令しこ
れを収集するデータ抽出・収集手段を設けたことも特徴
とする。
【0007】さらに、本発明は、作動状態に関する各種
データを格納する記憶部を備えた移動作業機械におい
て、この移動作業機械側に、前記データをアンテナを介
して送受信する作業機械側送受信手段を設け、かつ、前
記移動作業機械を管理する管理部側に、前記作業機械側
送受信手段と各種データの送受信を行う管理部側送受信
手段を設けるとともに、前記作業機械側送受信手段によ
る送受信可能の範囲内に存在する電話回線に接続され前
記作業機械側送受信手段とアンテナを介して送受信を行
う可搬送受信装置を設け、かつ、前記移動作業機械側
に、早急な保守処理を必要とする状態が発生したときエ
ラーコードを出力するエラーコード出力手段と、このエ
ラーコード出力手段からエラーコードが出力されたとき
前記可搬送受信装置を介して前記管理部側送受信手段に
当該エラーコードを送信する送信手段とを設けたことを
特徴とする。
【0008】さらに又、本発明は、エラーコード出力手
段を備えた上記の構成において、当該エラーコード出力
手段に接続され、特定コードの出力を指令する異常時操
作手段を設けたことも特徴とする。
【0009】
【作用】管理部側の抽出指令手段により所要のデータ抽
出を指令すると、その指令は管理部側送受信手段、電話
回線、可搬送受信装置、作業機械側送受信手段を介して
作業機械側のデータ抽出手段に入力される。データ抽出
手段は入力された指令に基づいて相当するデータを抽出
し、抽出されたデータは、上記とは逆に、作業機械側送
受信手段、可搬送受信装置、電話回線、管理部側送受信
手段を介して管理部側へ伝送され、管理部側は伝送され
たデータを記録する。又、移動作業機械側の抽出指令手
段により所要のデータ抽出を指令すると、抽出されたデ
ータは、上記とは逆に、作業機械側送受信手段、可搬送
受信装置、電話回線、管理部側送受信手段を介して管理
部側へ伝送され、管理部側は伝送されたデータを記録す
る。管理部は伝送されたデータに基づいて当該作業機械
の保守管理についての処理を行う。
【0010】又、このようなデータの抽出は、管理部側
又は移動作業機械側からだけでなく、例えば顧客や巡回
中の保守員によっても行うことができる。
【0011】さらに、作業機械に早急な保守を必要とす
る状態が発生したとき、作業機械側はエラーコード出力
手段によりエラーコードを出力する。又、移動作業機械
のオペレータはセンサでは検出できない異常を発見した
とき、異常時操作手段を用いて上記エラーコード出力手
段から緊急事態を意味する特定コードを出力する。これ
らコードは、作業機械側の送信手段、可搬送受信装置、
電話回線、管理部側送受信手段を介して管理部側へ伝送
され、管理部側は伝送されたエラーコード又は特定コー
ドに基づいて当該作業機械に保守員を出向させる等の所
要の処置を採らせる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る移動作業機械の管理
システムの全体構成を示す図である。この図で、W11
12、W21、W22、W31、W32は油圧ショベルやダンプ
トラック等の作業機械、AN11、AN12、AN21、AN
22、AN31、AN32はそれら各作業機械に設けられた無
線通信用のアンテナ、A1 、A2 、A3 は各作業機械が
作業を行っている作業現場を示す。Tは公衆電話回線で
あり、その一部は図示のように作業現場A1 、A2 、A
3 を通っている。Sは電話回線Tに接続されたサービス
拠点又はサービス工場、C1 は顧客事務所、C2 は顧客
現場事務所を示す。これらサービス拠点やサービス工場
S、顧客事務所C1 、顧客現場事務所C2 を、以下、管
理部と称する。管理部は、各作業機械の保守、管理業務
を行う。
【0013】P1 、P2 、P3 は可搬送受信装置であ
る。この可搬送受信装置P1 〜P3 は、持ち運び可能な
装置であり、電話回線に接続する接続端子およびアンテ
ナを有し、電話回線Tで伝送された信号をアンテナを介
して無線送信するとともに、当該アンテナにより受信し
た無線信号を電話回線Tへ伝送する機能を有する。以
下、これら可搬送受信装置を親機と称する。図示されて
いないが、各作業機械は、親機P1 〜P3 との間で無線
通信を行う送受信器(子機と称する。)を備えている。
これら子機としては、種々の送受信器の使用が可能であ
るが、単位通話セルが小さく、かつ、高速移動を前提と
しないディジタル・コードレス電話(通称パーソナル・
ハンディーホーン)が安価で好適である。親機と子機の
通信可能範囲は、約100m程度である。
【0014】本実施例の管理システムを適用するのに好
適な作業現場A1 〜A3 としては、人里から離れた上述
の鉱山、採石場の外に、広大な作業現場、例えば埋立て
現場、大規模建設現場等があり、これら現場の近くに電
話回線が通過していれば使用可能である。上記の管理シ
ステムでは、各作業機械から、保守、管理に関連するデ
ータを、子機、その近くの親機、電話回線Tを介して管
理部に送信し、一方、管理部は、必要な指令等を、電話
回線、親機、子機を介して作業機械に送信する。これに
より、保守員は、作業現場に出向くことなく、担当する
作業機械の所要の情報を採取し、かつ、必要な保守を指
令することができる。以下、このような管理システムを
詳細に説明する。
【0015】図2は図1に示す管理システムの第1の実
施例のブロック図である。この図で、1は図1に示す各
管理部S、C1 、C2 に相当する1つの管理部、2は作
業機械の制御部、3は電話回線Tの交換局、4は図1に
示す親機である。管理部1は、保守管理に関する種々の
処理を行う管理部コンピュータ11、データ授受の制御
を行う通信コントローラ12、電話回線の送受信機(電
話機)13、および伝送されたデータ等を記録するデー
タ記録部14で構成されている。上記通信コントローラ
12にはディジタル信号と音声信号の相互変換手段が備
えられ、又、管轄下にある作業機械の電話番号が各作業
機械のコードに対応させて記憶されている。
【0016】作業機械の制御部2は、作業機械の駆動制
御、作業機械に備えられた各種センサや計測器等で検出
されたデータ等を収集する運転コントローラ21、収集
されたデータを記憶する記憶部22、データ授受の制御
を行う通信コントローラ23、図1の説明において述べ
た子機24、および管理部1へ伝送すべきデータを指示
するデータ抽出指示部25で構成されている。なお、2
41は親機4のアンテナ41との間で無線通信を行う子
機24のアンテナである。上記通信コントローラ23に
はディジタル信号と音声信号の相互変換手段が備えら
れ、又、その作業機械を管轄している管理部1の電話番
号が記憶されている。
【0017】図3は、図1に符号W11、W21、W31で示
され、かつ、図2に示す制御部2を搭載した油圧ショベ
ルの側面図である。図3で、5は油圧ショベルを示す。
50は油圧モータにより走行する下部走行体、51はエ
ンジン、油圧ポンプ、油圧配管、電源バッテリ、運転室
511等が設置されている上部旋回体、52はブーム5
21、アーム522、バケット523より成るフロント
機構である。図2に示す制御部2は例えば運転室511
に配置され、アンテナ241が運手室511の屋根上に
設けられる。
【0018】次に、図1、図2に示す管理システムを用
いた油圧ショベル5の保守管理について説明する。本実
施例においては、管理部1が、交換局3、中継局4を介
して油圧ショベル5の制御部2の記憶部22にアクセス
し、そこに格納されているデータから所要のデータを取
り出し、このデータに基づいて保守管理に必要な処置を
採るようになっている。
【0019】本実施例の動作を説明する前に、記憶部2
2に格納されるデータについて図4、5を参照して説明
する。以下、データの一部を列挙する。アワメータ;エ
ンジンキースイッチのON時間、即ち油圧ショベル5の
稼働時間をチェックするためのデータであり、保守管理
に最も重要なデータである。エンジンキースイッチのO
N、OFF;このON、OFFの回数から図4に示すよ
うな累積稼働時間を把握することができる。さらに、稼
働時間帯も把握することができる。図4では横軸に使用
開始からの経過時間が、又、縦軸に当該経過時間に対す
る累積稼働時間がとってある。応力;油圧ショベル5の
所定個所の応力をひずみゲージで検出したデータであ
り、当該所定個所の疲労の大きさをチェックし折損等を
防止する。この応力のデータは各応力値の発生回数とし
て表されるデータである。これが図5に示されている。
図5は応力頻度分布図であり、横軸に各応力の発生回数
(log)が、又、縦軸に各応力の大きさがとってあ
る。例えば、所定個所における応力Pの発生回数はNで
あり、この発生回数が曲線B(S−N曲線)を超えると
疲労の限度を超えていると判断される。操作レバーのス
トローク回数;走行頻度、バケット操作回数等作業内容
の分析に用いられるデータである。エンジン回転数、油
圧ポンプの傾転角、吐出圧力;傾転角から1回転当たり
の吐出量が計算され、エンジン回転数との積により流量
が求められ、これに吐出圧力を乗算することにより発生
した馬力が求められる。油圧ショベル5がある一定した
馬力で使用されていることが判れば、効率、操作性、燃
費等を考慮して各種の設定値を適切な値にすることがで
きる。作動油の温度;油の劣化の監視やクーラー等のヒ
ートバランスのチェックに用いられる。燃料量;単位時
間当たりの燃料消費量および燃料残量が判る。各種運転
モードスイッチのON、OFF;油圧ショベル5の使用
態様を把握することができる。データには、上記以外に
も種々のデータがあるがそれらについての説明は省略す
る。
【0020】次に、本実施例の保守管理の動作を図6に
示すフローチャートを参照して説明する。管理部1のオ
ペレータ(保守員の場合もある)は、管轄下にある油圧
ショベル5に対する保守管理を行いたい場合、管理部コ
ンピュータ11に油圧ショベル5のコードと抽出すべき
データのコードを入力する。抽出すべきデータは、管理
部コンピュータ11により任意に選定することができる
が、多くの場合、少なくとも累積稼働時間のデータは抽
出データに含められる。これら入力されたコードデータ
は通信コントローラ12に出力され、通信コントローラ
12はその記憶部から油圧ショベル5の電話番号を取り
出し、この番号で送受信機13を作動(自動ダイヤル)
させる。これにより、管理部1は、交換局3および親機
4を介して電話回線Tと無線回線で油圧ショベル5の制
御部2の子機24と接続され、次いで、コードデータが
送信される。
【0021】通信コントローラ23は子機24から上記
コードデータ、即ち管理部1からのデータ要求信号を受
信したか否かを常時判断している(図6に示す手順S
1 )。上述のように子機24からコードデータが送信さ
れると、通信コントローラ23は油圧ショベル5がアイ
ドリング状態にあるか否かを判断する(手順S2 )。こ
の判断は、油圧ショベル5が作業中止状態にあるか否か
を判断するものであり、運転コントローラ21における
操作レバーの状態のデータ又はエンジンのガバナ位置又
はアクセルレバー位置のデータをみることにより行われ
る。
【0022】通信コントローラ23は油圧ショベル5が
アイドリング状態になったとき、記憶部22からコード
データに対応するデータを抽出し(手順S3 )、管理部
1に電話をかけて子機24を作動させ(自動ダイヤル
し)(手順S4 )、親機4、交換局3を介する無線およ
び電話回線による回線接続を待つ(手順S5 )。なお、
通話中の場合には、所定時間待ってかけ直す(リダイヤ
ル)。回線が接続されたとき、通信コントローラ23は
記憶部22から抽出したデータを油圧ショベル5のコー
ドとともに上記無線回線および電話回線を介して管理部
1に送信する(手順S6 )。
【0023】管理部1は送信されたデータを送受信機1
3で受信し、通信コントローラ12は送信されたコード
およびデータの音声信号をディジタル信号に変換して管
理コンピュータ11へ送信する。管理コンピュータ11
は送信されたデータをデータ記録部14に記録するとと
もに、当該データに基づいて油圧ショベル5に対する故
障診断等の保守管理に必要な判断を行ない、要すれば保
守員の派遣、顧客への通知、油圧ショベル5のオペレー
タへの通話等の処置を採る。
【0024】以上、管理部1がその管轄下にある油圧シ
ョベル5に対してアクセスすることにより保守を行なう
場合について説明した。これとは逆に、油圧ショベル5
側から管理部5に対し保守データを伝送することにより
保守を行なう場合もある。この場合の保守には、図2に
示すデータ抽出指示部25が用いられる。このデータ抽
出指示部25に、予め伝送すべきデータ、例えば、エン
ジンキースイッチのON、OFFのデータ、および各検
出手段で検出されたデータの値が不良値であることを示
すデータ(アラームデータ)の抽出を設定しておく。
【0025】この状態で、エンジンキースイッチがO
N、OFFされると、その都度、通信コントローラ23
はデータ抽出手段25に設定された抽出指示により、エ
ンジンキーON、OFFのデータ、および当該ON、O
FF時点でアラームデータが発生しておればこれを抽出
し、管理部1に送信する。これにより、管理部1は油圧
ショベル5の稼働データ、稼働状態、早急に処理すべき
事態の発生の有無等を得ることができる。
【0026】さらに、データ抽出手段25は、次のよう
に使用することもできる。油圧ショベル5について、オ
ペレータが、その動作に不具合又は不審な点(例えば機
械としての応答が遅い)を発見する等、何らかの理由に
より管理部1への問い合わせを行ないたい場合、オペレ
ータはデータ抽出手段25に必要と思われるデータの抽
出を指示する。例えば、上記「機械としての応答が遅
い」場合、抽出を指示するデータとしては、レバー操作
時のアームシリンダの油圧波形、コントロールバルブの
上流側と下流側の油圧等があり、これらを一時的に保存
し、抽出することとなる。データの抽出指示により、通
信コントローラ23は支持されたデータを抽出して管理
部1へ送信する。管理部1では送信されたデータに基づ
いて必要な判断を行ない、これをオペレータに伝え、オ
ペレータは所要の処置を採ることになる。
【0027】以上述べたように、本実施例では、管理部
1から直接油圧ショベル5にアクセスすることができる
ので、保守員が油圧ショベル5の作業現場を探して出向
く必要はなく、かつ、その場所に油圧ショベル5が存在
せず保守員の出向が無駄になるということもなく、従来
の手段に比較して保守管理を飛躍的に効率良く実施する
ことができる。又、データ抽出指示部25を用いて油圧
ショベル5から自動的に或るいはオペレータからデータ
を収集することにより、作業現場における油圧ショベル
5の状態を的確に判断することができる。さらに、作業
現場の近くに電話線さえあれば、簡単に親機を設置する
ことができ、これにより、ほとんどの作業現場をカバー
することができる。
【0028】なお、上記実施例の説明では、管理部1か
ら油圧ショベル5へアクセスする手段、および油圧ショ
ベル5からデータ抽出手段25を用いて管理部1へデー
タを伝送する手段の両方を設ける例について説明した
が、いずれか一方を備えるようにしても保守を行なうこ
とができるのは明らかである。又、上記実施例の説明で
は、油圧ショベル5がアイドリング状態にあるとき通信
コントローラ23により記憶部22からのデータ抽出を
行う例について説明したが、データ抽出はアイドリング
状態にあるときだけでなく、油圧ショベル5が作動しな
い夜間、早朝等の所定時刻に行なってもよいし、エンジ
ンキースイッチをONした直後でも良く、又、エンジン
キースイッチがOFFされたとき行ってもよい。エンジ
ンキースイッチOFFの場合、データ送信のための電源
を確保するため、タイマ等によりエンジンキースイッチ
OFFから所定時間、例えば5〜10分程度の間電源を
保持しておくようにする。
【0029】さらに、上記実施例の説明では、制御部2
を運転コントローラ21と通信コントローラ23とで構
成する例について説明したが、通信コントローラ23の
機能を運転コントローラ21に持たせて両者を一体とす
ることもできる。この場合、データ抽出指示部25は運
転コントローラ21に接続されるのは当然である。この
ように、両者を一体とし、かつ、エンジンキースイッチ
をOFFとしたときに送信を行う場合の運転コントロー
ラの動作を、図7を参照して説明する。
【0030】図7は図2に示す通信コントローラ23を
除去し、その機能を運転コントローラ21にもたせた場
合の運転コントローラの動作を説明するフローチャート
である。運転コントローラは駆動指令があるか(操作レ
バーが操作されたか)否かを判断し(手順S11)、駆動
指令がある場合にはこれに応じて駆動制御を行い(手順
12)、駆動制御が終了したときエンジンキースイッチ
がOFFか否かを判断し(手順S13)、OFF状態に
ない場合には処理を手順S11に戻す。
【0031】手順S11で駆動指令がないと判断された場
合、データ要求信号が受信されたか否かを判断し(手順
14)、受信されている場合にはこれを記憶し(手順S
15)、エンジンキースイッチがOFFか否かを判断して
(手順S13)処理を手順S11に戻す。受信されていない
場合も一旦手順S13の判断を行った後処理を手順S11
戻す。
【0032】上記の動作において、油圧ショベル5のオ
ペレータがエンジンキースイッチをOFFにすると、運
転コントローラはこれを判断し(手順S13)、次いで、
データ要求信号が記憶されているか否かを判断する(手
順S16)。記憶されておれば、記憶部22からデータ要
求信号に対応するデータを抽出し(手順S17)、管理部
1の電話番号を自動ダイヤルして送受信機24を作動さ
せ(手順S18)、回線の接続を判断し(手順S19)、抽
出したデータを送信する(手順S20)。この間、送信用
電源は前述のようにタイマ等の適宜手段により確保され
ており、送信には支障は生じない。手順S16でデータ要
求信号が受信されていないと判断された場合には処理を
終了する。
【0033】このようにエンジンキースイッチがOFF
にされたときのみ送信を行なうようにしたので、運転コ
ントローラにデータ抽出、送信を行なわせるようにして
も、油圧ショベル5の作業には何等の支障も生じない。
【0034】図8は本発明の第2の実施例に係る移動作
業機械の管理システムのブロック図である。この図で、
1は管理部、4は親機、41はそのアンテナ、241は
作業機械の制御部2のアンテナであり、これらは図2に
示すものと同じである。6は作業機械の顧客(購入者又
は所有者)の所在個所(会社等)に設置された顧客コン
ピュータである。顧客コンピュータ6には、自己所有の
作業機械のコードと電話番号が記憶されている。7は保
守員が携帯する押しボタン式の携帯電話又は自動車電話
である。又、7Cは携帯電話又は自動車電話7に接続さ
れた携帯型のコンピュータである。3aは管理部1の所
在地域を管轄する加入者交換局、3bは顧客の所在地域
を管轄する加入者交換局、8は携帯電話7との無線通信
を行なう移動通信用交換局、81はそのアンテナであ
る。
【0035】さきの実施例は、管理部1から作業機械の
データ収集を行なう構成となっているが、本実施例で
は、保守員が出先からでもデータ収集を行なうことがで
きるようにしたものである。即ち、保守員が顧客の事務
所等に出向いている場合には、通信手段を有する顧客コ
ンピュータ6を用いて顧客所有の作業機械の制御部2の
記憶部22に、加入者交換局3b、親機4を介して油圧
ショベル5へアクセスすることができ、必要なデータを
顧客コンピュータから得ることができる。さらに、保守
員が徒歩又は自動車で移動中には、携帯電話7を用い
て、移動通信用交換局8、親機4を介して油圧ショベル
5へアクセスすることができ、必要なデータを携帯型コ
ンピュータ7Cに入力、記録することができる。これら
により、保守員が管理部1に居なくても所要のデータを
手許に収集することができ、迅速、適切な対応をするこ
とができる。
【0036】なお、油圧ショベル5の制御部2にデータ
抽出指示部25が備えられている場合、これにより指
示、抽出されたデータを顧客コンピュータ6にも伝送す
るように構成することもできる。又、上記実施例の説明
では、押し釦式の携帯電話7に携帯型のコンピュータ7
Cを接続した例について説明したが、携帯型のコンピュ
ータを備えている場合、これにディジタル信号を音声信
号に変換する通信機能をもたせておけば、携帯電話7は
押しボタン式のものでなく、他のどのような型の電話器
であってもよい。さらに、保守員が押しボタン式の携帯
電話7のみを持ち、携帯型のコンピュータ7Cを持たな
い場合、当該携帯電話7によりデータの抽出を指令する
とともに、抽出したデータを管理部1に送信する指令を
行ない、これをデータ記録部14に記録させることもで
きる。
【0037】次に、本発明の第3の実施例に係る移動作
業機械の管理システムについて説明する。上記第1の実
施例の説明においては、データ抽出部25にアラームデ
ータを設定する例について述べた。このようなアラーム
データの中にも、放置すると作業機械が使用不能になる
か又はその使用に支障を生じる故障が発生するデータ
と、しばらく放置しても支障を生じないデータとがあ
る。そして、前者のデータ発生の場合にはその故障をで
きるだけ早急に修理する必要がある。このような故障の
例としては、例えば、センサ類の断線、圧力頻度が所定
値を超えた場合、サーボ制御の制御データの異常、作業
機械に備えられているマイクロコンピュータのRAM、
ROM等のメモリの異常等が挙げられる。作業機械に
は、これらの故障が発生した場合、エラーコードを記録
する手段が設けられているのが通常である。本実施例で
は、図2に示す構成において、データ抽出指示部25の
設置の有無とは関係なく、上記エラーコードが発生した
ときには、作業機械側から管理部1又は顧客コンピュー
タ6あるいは携帯電話7(携帯型コンピュータ7C)に
これを報知する手段を設けたものである。
【0038】図9は図1に示す管理システムにおける作
業機械側の運転コントローラの動作を説明するフローチ
ャートである。運転コントローラ21は常時エラーコー
ドの発生を監視している(図9に示す手順S31)。この
エラーコードはその作業機械の番号、重要故障であるこ
と、および故障個所の情報で構成されている。エラーコ
ードが発生した場合、運転コントローラ21はエラーコ
ードを記憶部22に記録し(手順S32)、通信コントロ
ーラ23の記憶部にエラーコードを転送し(手順
33)、次いで、通信コントローラ23にエラーコード
の送信を指令する(手順S34)。以後、通信コントロー
ラ23は図5に示す手順S4 以下の処理によりエラーコ
ードを管理部1に送信する。このエラーコードを受信し
た管理部1等は、当該故障に関するデータの収集を指令
して故障原因の解析を行なうとともに、作業機械に対し
て早急に保守員を派遣したり、作業機械のオペレータに
電話連絡する等の処理を行なう。
【0039】このように、本実施例では、作業機械に重
要故障が発生したとき、直ちにエラーコードを管理部1
等に通報するようにしたので、当該故障に対して速やか
に適切な処置を採ることができ、ひいては、故障による
作業機械の休止時間を短縮して作業効率を向上させるこ
とができる。
【0040】図10は本発明の第4の実施例に係る移動
作業機械の管理システムのブロック図である。この図
で、図2に示す部分と同一又は等価な部分には同一符号
を付して説明を省略する。26は運転コントローラ21
に接続された緊急スイッチである。なお、運転コントロ
ーラ21は図9に示す処理手段を備えている。
【0041】ところで、放置すると作業機械が使用不能
になるか又はその使用に支障を生じる故障の中には、例
えば、油圧シリンダやホースの油漏れ、エンジンの異常
音、走行装置の脱輪等のように、オペレータは気付くが
センサによっては検出することができない故障がある。
このような故障に対しては、運転コントローラ21に図
9に示す処理手段が備えられていてもエラーコードの出
力は不可能である。
【0042】本実施例では、緊急スイッチ26を設け、
オペレータが当該故障に気付いたとき、緊急スイッチ2
6を操作する。この操作により、図9に示す処理手段に
おいて割込みを発生させ、直ちに手順S32以降の処理、
即ちエラーコードを記録してこれを通信コントローラ2
3に転送し、エラーコード送信を行なわせる。以後の処
理は第3の実施例と同じである。
【0043】このように、本実施例では緊急スイッチ2
6を設けたので、センサでは検出することができない故
障に対しても迅速にこれを通報することができ、第3の
実施例と同じ効果を奏する。
【0044】図11は本発明の第5の実施例に係る移動
作業機械の管理システムのブロック図である。この図
で、図2に示す部分と同一又は等価な部分には同一符号
を付して説明を省略する。27はFAXデータ生成部で
ある。このFAXデータ生成部27は通信コントローラ
23に取り出された各種データ(センサのデータ、異常
データ、演算結果のデータ等)をFAXデータに変換す
る機能を有する。図示されていないが、通信コントロー
ラ23には、送信するデータをFAXデータに変換する
か否かを外部から操作して選択する選択手段が設けられ
ている。
【0045】この選択手段によりFAXデータが選択さ
れると、通信コントローラ23は送信すべきデータをF
AXデータ生成部27へ転送し、FAXデータ生成部2
7は転送されたデータをFAXデータに変換し、子機2
4を介して出力する。以後、さきの各実施例と同様の経
路で送信される。
【0046】近年、ファクシミりの普及が著しく、デー
タを受信する受信側には、ほとんどファクシミリが備え
られていると考えられる。したがって、FAXデータで
送信することにより、受信側では誰にでも直ちに理解で
きるデータを受信することができ、専門技術者でなくて
も迅速に必要な処置を講じることができる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、管理部
から作業機械の各種データを記憶する記憶部へアクセス
し、所要のデータを収集するようにしたので、作業機械
の作業現場の場所の如何にかかわらず所要のデータを確
実に得ることができ、保守管理を効率的に実施すること
ができる。又、移動作業機械から自動的に或るいはオペ
レータから、データを収集することにより、作業現場に
おける移動作業機械の状態を的確に判断することができ
る。さらに、電話線に接続する可搬送受信装置を用いた
ので、近くに電話線が通っている作業現場であれば、す
べてカバーすることができる。
【0048】又、保守員が如何なる場所からでも上記記
憶部にアクセスできるようにしたので、必要なときには
何時でも任意のデータを収集することができる。さらに
又、作業機械の重要故障発生時、作業機械側から自動的
に又は手動でエラーコードを送信するようにしたので、
当該故障に対し速やかに適切な処置を採ることができ
る。
【0049】又、FAXデータ生成部により送信するデ
ータをFAXデータに変換すれば、受信側では誰にでも
直ちに理解できるデータを受信することができ、専門技
術者でなくても迅速に必要な処置を講じることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る移動作業機械の管理シス
テムの全体構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る移動作業機械の管
理システムのブロック図である。
【図3】油圧ショベルの側面図である。
【図4】累積稼働時間を示すグラフである。
【図5】応力頻度分布を示すグラフである。
【図6】図2に示す通信コントロールの動作を説明する
フローチャートである。
【図7】図2に示す通信コントロールの機能をもつ運転
コントローラの動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例に係る移動作業機械の管
理システムのブロック図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係る移動作業機械の管
理システムの運転コントロールの動作を説明するフロー
チャートである。
【図10】本発明の第4の実施例に係る移動作業機械の
管理システムのブロック図である。
【図11】本発明の第5の実施例に係る移動作業機械の
管理システムのブロック図である。
【符号の説明】
1 管理部 2 制御部 3 交換局 4、P1 〜P3 親機 11 管理部コンピュータ 12、23 通信コントローラ 13 送受信機 21 運転コントローラ 22 記憶部 24 子機 241 アンテナ 25 データ抽出指示部 T 電話回線 S サービス拠点 C1 顧客事務所 C2 顧客現場事務所 A1 〜A3 作業現場

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動状態に関する各種データを格納する
    記憶部を備えた移動作業機械において、この移動作業機
    械側に、指令により前記記憶部に記憶されたデータを抽
    出するデータ抽出手段と、このデータ抽出手段によって
    抽出されたデータをアンテナを介して送受信する作業機
    械側送受信手段とを設け、かつ、前記移動作業機械を管
    理する管理部側に、前記作業機械側送受信手段と各種デ
    ータの送受信を行う管理部側送受信手段と、この管理部
    側送受信手段を介して受信されたデータを記録するデー
    タ記録部とを設けるとともに、前記移動作業機械側およ
    び前記管理部側のうちの少なくとも一方に、前記移動作
    業機械側の前記データ抽出手段に対して所要のデータの
    抽出を指令する抽出指令手段を設け、かつ、前記作業機
    械側送受信手段による送受信可能の範囲内に存在する電
    話回線に接続され前記作業機械側送受信手段とアンテナ
    を介して送受信を行う可搬送受信装置を設けたことを特
    徴とする移動作業機械の管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記データ抽出手段
    で抽出されるデータは、少なくとも前記移動作業機械の
    累積作業時間であることを特徴とする移動作業機械の管
    理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の移動作業機械の管理シス
    テムにおいて、前記データ抽出手段に対して所要のデー
    タの抽出を指令しこれを収集するデータ抽出・収集手段
    を設けたことを特徴とする移動作業機械の管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記データ抽出・収
    集手段は、顧客コンピュータであることを特徴とする移
    動作業機械の管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記データ抽出・収
    集手段は、前記可搬送受信装置と接続される移動通信用
    交換局、この移動通信用交換局と送受信を行う押しボタ
    ン式電話、およびこの押しボタン式電話に接続された記
    録手段であることを特徴とする移動作業機械の管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項3において、前記データ抽出・収
    集手段は、前記可搬送受信装置と接続される移動通信用
    交換局、およびこの移動通信用交換局と送受信を行い抽
    出したデータを前記管理部へ送信させる押しボタン式電
    話であることを特徴とする移動作業機械の管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 作動状態に関する各種データを格納する
    記憶部を備えた移動作業機械において、この移動作業機
    械側に、前記データをアンテナを介して送受信する作業
    機械側送受信手段を設け、かつ、前記移動作業機械を管
    理する管理部側に、前記作業機械側送受信手段と各種デ
    ータの送受信を行う管理部側送受信手段を設けるととも
    に、前記作業機械側送受信手段による送受信可能の範囲
    内に存在する電話回線に接続され前記作業機械側送受信
    手段とアンテナを介して送受信を行う可搬送受信装置を
    設け、かつ、前記移動作業機械側に、早急な保守処理を
    必要とする状態が発生したときエラーコードを出力する
    エラーコード出力手段と、このエラーコード出力手段か
    らエラーコードが出力されたとき前記可搬送受信装置を
    介して前記管理部側送受信手段に当該エラーコードを送
    信する送信手段とを設けたことを特徴とする移動作業機
    械の管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の移動作業機械の管理シス
    テムにおいて、前記エラーコード出力手段に接続され、
    特定コードの出力を指令する異常時操作手段を設けたこ
    とを特徴とする移動作業機械の管理システム。
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