JP2999658B2 - 移動作業機械の管理システム - Google Patents

移動作業機械の管理システム

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JP2999658B2
JP2999658B2 JP5225813A JP22581393A JP2999658B2 JP 2999658 B2 JP2999658 B2 JP 2999658B2 JP 5225813 A JP5225813 A JP 5225813A JP 22581393 A JP22581393 A JP 22581393A JP 2999658 B2 JP2999658 B2 JP 2999658B2
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久儀 橋本
康彦 福地
健 村山
龍二 高田
耕三 小野
康雄 田中
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル、クレー
ン、ブルドーザー等の移動して作業を行う作業機械に対
してそれらの保守管理を行うための移動作業機械の管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、作業機械は過酷な状態で使用す
ることが多く、機械各部の損耗が激しい。このため、こ
れら作業機械に対しては適切な保守管理が要望される。
この保守管理には高度に専門的な知識を要するので、作
業機械メーカー側が保守管理を行うのが通常である。従
来の保守管理は、例えば特開平2−270653号公報
に提示されているように、作業機械に各種センサより成
るエンジン関係診断機器および油圧ポンプ関係診断機器
を備え、保守員が当該作業機械の保守を行う場合、作業
現場に出向して当該作業機械を作動させ、上記各診断機
器からのデータをコントローラおよびデータ書込装置を
介してICカードに記録し、このように記録された各種
データを解析装置により解析してエンジンや油圧ポンプ
の異常を検出することにより行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記作業機械は一般の
乗用車や貨物自動車等のように高い移動性能を備えてお
らず、ある限られた地域内(例えば1つの県内)で作業
を行うことが多い。このため、作業機械の保守管理は当
該地域を管轄する管理部門(管理部)、例えば当該作業
機械を販売した上記作業機械メーカーの支店や営業所で
行われるのが通常である。図11は管理部と管轄地域を
示す図である。この図で、A1 〜A6 は各管轄地域、A
10〜A60はそれぞれ管轄地域A1 〜A6 を管轄する管理
部である。
【0004】ところで、作業機械の作業現場は作業の都
合上又は作業計画の変更等により絶えず移動しているこ
とが多く、保守員が保守を行なうため、顧客等から得た
情報により、保守対象とする作業機械の作業現場に出向
いても、そこには当該作業機械が存在しないという事態
がしばしば生じる。そして、1つの管理部の管轄地域は
通常可成り広いので、保守員の作業現場出向が無駄にな
ると保守効率を著しく低下させることになる。
【0005】しかも、作業機械は上述のように管理部の
管轄内で作業を行うことが多いとはいえ、これは単に確
率の問題であり、実際には顧客の都合で、当該管轄外で
作業が行われることもしばしばある。即ち、管理部A10
についてみると、その管轄地域はA1 であるが、それが
管理する各作業機械の作業現場は、図の×印で示すよう
に近隣の管轄地域A2 〜A6 に存在し、さらに図示しな
い遠隔の管轄地域にも存在することがある。このよう
に、管轄外の地域において保守員の作業現場出向が無駄
になると、その保守効率の低下は極度に悪化する。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、効率的な保守管理を行うことができるとと
もに、重大な故障発生にも対処し得る移動作業機械の管
理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、作動状態に関する各種データを格納する
記憶部、管理部からの指令または移動作業機械からの自
動的または人為的な指令により前記記憶部に記憶された
データを抽出するデータ抽出手段、およびこのデータ抽
出手段によって抽出されたデータをアンテナを介して
出力無線により送受信を行う作業機械側送受信手段を備
えた複数の移動作業機械と、高出力無線により送受信を
行う中継局に電話回線を介して各種データの送受信を行
う管理部側送受信手段、および前記管理部側送受信手段
を介して受信された前記各移動作業機械のデータを記録
するデータ記録部とを備える作業機械管理部と、前記
数の各移動作業機械と前記中継局との間に介在し、前記
複数の各移動作業機械と低出力無線により前記データの
送受信を行うと共に、前記中継局と高出力無線により前
記データの送受信を行なう中継機器とから構成される
とを特徴とする。
【0008】又、本発明は、上記構成において、前記中
継局に電話回線を介して接続され、前記中継機器に対し
て所要のデータの抽出を指令しこれを収集するデータ抽
出・収集手段を設けたことを特徴とする。
【0009】さらに、本発明は、作動状態に関する各種
データを格納する記憶部早急な保守処理を必要とする
状態が発生したときエラーコードを出力するエラーコー
ド出力手段、およびこのエラーコード出力手段から出力
されたエラーコードをアンテナを介して低出力無線によ
送信する作業機械側送信手段を備えた複数の移動作業
機械と、高出力無線により受信する行う中継局から電話
回線を介して前記エラーコードを受信する管理部側送受
信手段を備える作業機械管理部と、前記複数の各移動作
業機械と前記中継局との間に介在し、前記複数の各移動
作業機械と低出力無線により前記エラーコードを受信す
ると共に、前記中継局に高出力無線により前記エラーコ
ードを送信する中継機器とから構成されることを特徴と
する。
【0010】さらに又、本発明は、エラーコード出力手
段を備えた上記構成において、当該エラーコード出力手
段に接続され、特定コードの出力を指令する異常時操作
手段を設けたことも特徴とする。
【0011】
【作用】管理部側の抽出指令手段により所要のデータ抽
出を指令すると、その指令は管理部側送受信手段、電話
回線、中継局を経て高出力無線により中継機器に伝送さ
れる。中継機器は、伝送された指令を低出力無線の作業
機械側送受信手段を介して作業機械側のデータ抽出手段
に入力される。データ抽出手段は入力された指令に基づ
いて相当するデータを抽出し、抽出されたデータは、作
業機械側送受信手段を経て低出力無線により中継機器に
無線送信される。中継機器は送信されたデータを一旦記
憶し、もし複数の作業機械からデータが送信された場合
はそれらデータをまとめて、当該データを、高出力無線
により中継局に伝送しさらに電話回線、管理部側送受
信手段を介して一括して管理部側へ伝送する。管理部側
は伝送されたデータを記録する。
【0012】又、上記のようなデータの抽出は、管理部
側又は移動作業機械側からだけでなく、例えば顧客や巡
回中の保守員によっても行うことができる。
【0013】さらに、作業機械に早急な保守を必要とす
る状態が発生したとき、作業機械側はエラーコード出力
手段によりエラーコードを出力する。又、移動作業機械
のオペレータはセンサでは検出できない異常を発見した
とき、異常時操作手段を用いて上記エラーコード出力手
段から緊急事態を意味する特定コードを出力する。これ
らコードは、作業機械側の低出力無線の送信手段を経て
一旦中継機器に入力され、次いで高出力無線の中継局
伝送されさらに電話回線、管理部側送受信手段を介し
て管理部側へ伝送され、管理部側は伝送されたエラーコ
ード又は特定コードに基づいて当該作業機械に保守員を
出向させる等の所要の処置を採らせる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の第1の実施例に係る移動作業機械
の管理システムのブロック図である。この図で、1は図
11に示す各管理部A10〜A60に相当する1つの管理
部、2は作業機械の制御部、3は電話回線の交換局、4
は無線の中継局、5は制御部2と中継局4との間に介在
する中継機器である。この中継機器については後述す
る。Tは電話回線を示す。管理部1は、保守管理に関す
る種々の処理を行う管理部コンピュータ11、データ授
受の制御を行う通信コントローラ12、電話回線の送受
信機(電話機)13、および伝送されたデータ等を記録
するデータ記録部14で構成されている。上記通信コン
トローラ12にはディジタル信号と音声信号の相互変換
手段が備えられ、又、中継機器5の電話番号および管轄
下にある作業機械の電話番号が各作業機械のコードに対
応させて記憶されている。
【0015】作業機械の制御部2は、作業機械の駆動制
御、作業機械に備えられた各種センサや計測器等で検出
されたデータ等を収集する運転コントローラ21、収集
されたデータを記憶する記憶部22、データ授受の制御
を行う通信コントローラ23、無線による送受信機(無
線通信機)24、および管理部1へ伝送すべきデータを
指示するデータ抽出指示部25で構成されている。な
お、241は中継機器5のアンテナ51との間で無線通
信を行う無線通信機24のアンテナである。上記通信コ
ントローラ23にはディジタル信号と音声信号の相互変
換手段が備えられ、又、その作業機械を管轄している管
理部1の電話番号が記憶されている。
【0016】図2は図1に示す制御部2を搭載した油圧
ショベルの側面図である。図2で、6は油圧ショベルを
示す。60は油圧モータにより走行する下部走行体、6
1はエンジン、油圧ポンプ、油圧配管、電源バッテリ、
運転室611等が設置されている上部旋回体、62はブ
ーム621、アーム622、バケット623より成るフ
ロント機構である。図1に示す制御部2は例えば運転室
611に配置され、アンテナ241が運手室611の屋
根上に設けられる。
【0017】図3は図2に示す油圧ショベル6が複数台
集合して作業を行なう場合の管理システムのブロック図
である。この図で、600は油圧ショベル群を示し、油
圧ショベル601〜605の5台より成る。管理部1、
中継局4および中継機器5は図1に示すものと同じであ
る。油圧ショベルによる作業では、図示のように比較的
狭い地域に複数台の油圧ショベルが集まって作業を行な
う場合がしばしばある。中継機器5はこのような作業の
場合に用いられるものであり、運搬可能なコンピュータ
および高出力無線通信機で構成されている。そして、こ
のような中継機器5を用いる場合、各油圧ショベル60
1〜605の送受信機24には短距離用の低出力の送受
信機24を搭載することが可能となる。
【0018】中継機器5は、各油圧ショベル601〜6
05に対する管理部1からのデータ抽出指令を受信し、
これをコンピュータの記憶部に記憶する。次いで、中継
機器5は指令のあった油圧ショベルへデータ抽出指令を
無線送信し、かつ、これに応答する各油圧ショベル60
1〜605からの各種データを受信し、これをコンピュ
ータの記憶部に記憶した後、もしこれらが複数の油圧シ
ョベルからのデータであればこれらをまとめ、一括して
管理部1等へ無線送信する機能を有する。このような機
能を遂行するため、中継機器5には管轄する各油圧ショ
ベル601〜605を特定するコード又は電話番号、お
よび管理部1の電話番号が記憶されている。
【0019】次に、図1に示す管理システムを用いた各
油圧ショベル601〜605の保守管理について説明す
る。本実施例においては、管理部1が、交換局3、中継
局4を介して中継機器5に油圧ショベル601〜605
のうちの1つ又は複数に対するデータ抽出指令を送信
し、中継機器5は対応する油圧ショベルに管理部1から
のデータ抽出指令を伝送し、油圧ショベルの制御部2は
記憶部22に格納されているデータから所要のデータを
取り出し、これらデータを中継機器5に送信し、中継機
器5はこれらデータを一旦記憶した後、それらをまとめ
て管理部1に送信する。管理部1は送信されたデータに
基づいて保守管理に必要な処置を採る。
【0020】本実施例の動作を説明する前に、記憶部2
2に格納されるデータについて図4、5を参照して説明
する。以下、データの一部を列挙する。 (i)アワメータ;エンジンキースイッチのON時間、
即ち、油圧ショベル6の稼働時間をチェックするための
データであり、保守管理に最も重要なデータである。 (ii)エンジンキースイッチのON、OFF;このO
N、OFFの回数から図4に示すような累積稼働時間を
把握することができる。さらに、稼働時間帯も把握する
ことができる。図4では横軸に使用開始からの経過時間
が、又、縦軸に当該経過時間に対する累積稼働時間がと
ってある。 (iii)応力;油圧ショベル6の所定個所の応力をひず
みゲージで検出したデータであり、当該所定個所の疲労
の大きさをチェックし折損等を防止する。この応力のデ
ータは各応力値の発生回数として表されるデータであ
る。これが図5に示されている。図5は応力頻度分布図
であり、横軸に各応力の発生回数(log)が、又、縦
軸に各応力の大きさがとってある。例えば、所定個所に
おける応力Pの発生回数はNであり、この発生回数が曲
線B(S−N曲線)を超えると疲労の限度を超えている
と判断される。 (iv)操作レバーのストローク回数;走行頻度、バケッ
ト操作回数等作業内容の分析に用いられるデータであ
る。 (v)エンジン回転数、油圧ポンプの傾転角、吐出圧
力;傾転角から1回転当たりの吐出量が計算され、エン
ジン回転数との積により流量が求められ、これに吐出圧
力を乗算することにより発生した馬力が求められる。油
圧ショベル6がある一定した馬力で使用されていること
が判れば、効率、操作性、燃費等を考慮して各種の設定
値を適切な値にすることができる。 (vi)作動油の温度;油の劣化の監視やクーラー等のヒ
ートバランスのチェックに用いられる。 (vii)燃料量;単位時間当たりの燃料消費量および燃
料残量が判る。 (viii)各種運転モードスイッチのON、OFF;油圧
ショベル6の使用態様を把握することができる。 データには、上記以外にも種々のデータがあるがそれら
についての説明は省略する。
【0021】次に、本実施例の保守管理の動作を図6に
示すフローチャートを参照して説明する。管理部1のオ
ペレータ(保守員の場合もある)は、油圧ショベル60
1〜605のうちの1つ又は複数に対する保守管理を行
いたい場合、管理部コンピュータ11に対象となる油圧
ショベルのコードと抽出すべきデータのコードを入力す
る。抽出すべきデータは、管理部コンピュータ11によ
り任意に選定することができるが、多くの場合、少なく
とも累積稼働時間のデータは抽出データに含められる。
これら入力されたコードデータは通信コントローラ12
に出力され、通信コントローラ12はその記憶部から中
継機器5の電話番号を取り出し、この番号で送受信機1
3を作動(自動ダイヤル)させる。これにより、管理部
1は、交換局3および中継局4を介して電話回線Tと無
線回線で中継機器5と接続され、次いで、コードデータ
が送信される。中継機器5は送信されたコードデータに
基づいて対象となる油圧ショベルの制御部2の送受信機
24に抽出すべきデータを指示する。
【0022】各油圧ショベル601〜605の通信コン
トローラ23は送受信機24から上記データ、即ち中継
機器5からのデータ要求信号を受信したか否かを常時判
断している(図6に示す手順S1 )。上述のように送受
信機24からデータが送信されると、通信コントローラ
23は自己の油圧ショベルがアイドリング状態にあるか
否かを判断する(手順S2 )。この判断は、当該油圧シ
ョベルが作業中止状態にあるか否かを判断するものであ
り、運転コントローラ21における操作レバーの状態の
データ又はエンジンのガバナ位置又はアクセルレバー位
置のデータをみることにより行われる。
【0023】通信コントローラ23は自己の油圧ショベ
ルがアイドリング状態になったとき、記憶部22から指
示に対応するデータを抽出し(手順S3 )、抽出したデ
ータを自己の油圧ショベルのコードとともに中継機器5
へ送信する(手順S4 )。中継機器5は送信されたデー
タを記憶部に格納し、対象となった全ての油圧ショベル
からのデータが格納された後、これらデータをまとめて
中継局4、交換局3を介し管理部1へ送信する。
【0024】管理部1は送信されたデータを送受信機1
3で受信し、通信コントローラ12は送信されたコード
およびデータの音声信号をディジタル信号に変換して管
理コンピュータ11へ送信する。管理コンピュータ11
は送信されたデータをデータ記録部14に記録するとと
もに、当該データに基づいて油圧ショベルに対する故障
診断等の保守管理に必要な判断を行ない、要すれば保守
員の派遣、顧客への通知、当該油圧ショベルのオペレー
タへの通話等の処置を採る。
【0025】以上、管理部1がその管轄下にある群作業
実施中の油圧ショベル601〜605に対して、中継機
器5を介してアクセスすることにより保守を行なう場合
について説明した。これとは逆に、これら油圧ショベル
601〜605側から中継機器5を介して管理部1に対
し保守データを伝送することにより保守を行なう場合も
ある。この場合の保守には、図1に示すデータ抽出指示
部25が用いられる。このデータ抽出指示部25に、予
め伝送すべきデータ、例えば、エンジンキースイッチの
ON、OFFのデータ、および各検出手段で検出された
データの値が不良値であることを示すデータ(アラーム
データ)の抽出を設定しておく。
【0026】この状態で、エンジンキースイッチがO
N、OFFされると、その都度、通信コントローラ23
はデータ抽出手段25に設定された抽出指示により、エ
ンジンキーON、OFFのデータ、および当該ON、O
FF時点でアラームデータが発生しておればこれを抽出
して中継機器5に送信し、中継機器5はこれを記憶した
後、管理部1に送信する。これにより、管理部1は当該
油圧ショベルの稼働データ、稼働状態、早急に処理すべ
き事態の発生の有無等を得ることができる。
【0027】さらに、データ抽出指示部25は、次のよ
うに使用することもできる。油圧ショベルについて、オ
ペレータが、その動作に不具合又は不審な点(例えば機
械としての応答が遅い)を発見する等、何らかの理由に
より管理部1への問い合わせを行ないたい場合、オペレ
ータはデータ抽出指示部25に必要と思われるデータの
抽出を指示する。例えば、上記「機械としての応答が遅
い」場合、抽出を指示するデータとしては、レバー操作
時のアームシリンダの油圧波形、コントロールバルブの
上流側と下流側の油圧等があり、これらを一時的に保存
し、抽出することとなる。データの抽出指示により、通
信コントローラ23は支持されたデータを抽出して中継
機器5を介して管理部1へ送信する。管理部1では送信
されたデータに基づいて必要な判断を行ない、これをオ
ペレータに伝え、オペレータは所要の処置を採ることに
なる。
【0028】以上述べたように、本実施例では、管理部
1から中継機器5を介して油圧ショベルにアクセスする
ことができるので、保守員が当該油圧ショベルの作業現
場を探して出向く必要はなく、かつ、その場所に当該油
圧ショベルが存在せず保守員の出向が無駄になるという
こともなく、従来の手段に比較して保守管理を飛躍的に
効率良く実施することができる。又、中継機器5が介在
するので、管理部1は群作業中の各油圧ショベル601
〜605のそれぞれにいちいち回線接続を行なってデー
タを収集する必要はなく単に中継機器5にデータ収集を
指令するだけでよいので、処理が大幅に簡素化される。
さらに、中継機器5の介在により、中継機器5のみに高
出力通信機を設置すれば各油圧ショベル601〜605
には低出力通信機を設ければよく、コスト低下を図るこ
とができる。さらに又、各油圧ショベル601〜605
のデータは中継機器5により一括処理して送信されるの
で、群作業時の送信効率が著しく上昇し、かつ、混信の
おそれもなくなる。又、データ抽出指示部25を用いて
油圧ショベルから自動的に或るいはオペレータからデー
タを収集することにより、作業現場における油圧ショベ
ルの状態を的確に判断することができる。
【0029】なお、上記実施例の説明では、中継機器5
を各油圧ショベル601〜605とは別個に設ける例に
ついて説明したが、群作業を行なう油圧ショベルのうち
の1つに中継機器5と同一機能を有する装置を設置する
こともでき、この場合、中継機器5を別設する必要はな
くなる。又、上記実施例の説明では、油圧ショベル側か
らのデータ送信はデータ抽出指示部25の指示により行
なわれる例について説明したが、所定のデータについて
は、その基準値を超えたとき自動的に送信するようにす
ることもできる。このデータとしては例えば、累積稼働
時間、応力頻度、累積走行時間等が選定される。
【0030】又、上記実施例の説明では、油圧ショベル
がアイドリング状態にあるとき通信コントローラ23に
より記憶部22からのデータ抽出を行う例について説明
したが、データ抽出はアイドリング状態にあるときだけ
でなく、油圧ショベルが作動しない夜間、早朝等の所定
時刻に行なってもよいし、エンジンキースイッチをON
した直後でも良く、又、エンジンキースイッチがOFF
されたとき行ってもよい。エンジンキースイッチOFF
の場合、データ送信のための電源を確保するため、タイ
マ等によりエンジンキースイッチOFFから所定時間、
例えば5〜10分程度の間電源を保持しておくようにす
る。
【0031】さらに、上記実施例の説明では、制御部2
を運転コントローラ21と通信コントローラ23とで構
成する例について説明したが、通信コントローラ23の
機能を運転コントローラ21に持たせて両者を一体とす
ることもできる。この場合、データ抽出指示部25は運
転コントローラ21に接続されるのは当然である。この
ように、両者を一体とし、かつ、エンジンキースイッチ
をOFFとしたときに送信を行う場合の運転コントロー
ラの動作を、図7を参照して説明する。
【0032】図7は図1に示す通信コントローラ23を
除去し、その機能を運転コントローラ21にもたせた場
合の運転コントローラの動作を説明するフローチャート
である。運転コントローラは駆動指令があるか(操作レ
バーが操作されたか)否かを判断し(手順S11)、駆動
指令がある場合にはこれに応じて駆動制御を行い(手順
12)、駆動制御が終了したときエンジンキースイッチ
がOFFか否かを判断し(手順S13)、OFF状態にな
い場合には処理を手順S11に戻す。
【0033】手順S11で駆動指令がないと判断された場
合、データ要求信号が受信されたか否かを判断し(手順
14)、受信されている場合にはこれを記憶し(手順S
15)、エンジンキースイッチがOFFか否かを判断して
(手順S13)処理を手順S11に戻す。受信されていない
場合も一旦手順S13の判断を行った後処理を手順S11
戻す。
【0034】上記の動作において、油圧ショベル5のオ
ペレータがエンジンキースイッチをOFFにすると、運
転コントローラはこれを判断し(手順S13)、次いで、
データ要求信号が記憶されているか否かを判断する(手
順S16)。記憶されておれば、記憶部22からデータ要
求信号に対応するデータを抽出し(手順S17)、管理部
1の電話番号を自動ダイヤルして送受信機24を作動さ
せ(手順S18)、回線の接続を判断し(手順S19)、抽
出したデータを送信する(手順S20)。この間、送信用
電源は前述のようにタイマ等の適宜手段により確保され
ており、送信には支障は生じない。手順S16でデータ要
求信号が受信されていないと判断された場合には処理を
終了する。
【0035】このようにエンジンキースイッチがOFF
にされたときのみ送信を行なうようにしたので、運転コ
ントローラにデータ抽出、送信を行なわせるようにして
も、油圧ショベルの作業には何等の支障も生じない。
【0036】図8は本発明の第2の実施例に係る移動作
業機械の管理システムのブロック図である。この図で、
1は管理部、4は中継局、41はそのアンテナ、241
は作業機械の制御部2のアンテナであり、これらは図1
に示すものと同じである。7は作業機械の顧客(購入者
又は所有者)の所在個所(会社等)に設置された顧客コ
ンピュータである。顧客コンピュータ7には、自己所有
の作業機械のコードと電話番号が記憶されている。8は
保守員が携帯する押しボタン式の携帯電話又は自動車電
話である。又、8Cは携帯電話又は自動車電話8に接続
された携帯型のコンピュータである。3aは管理部1の
所在地域を管轄する加入者交換局、3bは顧客の所在地
域を管轄する加入者交換局、9は携帯電話8との無線通
信を行なう移動通信用交換局、91はそのアンテナであ
る。
【0037】さきの実施例は、管理部1から作業機械の
データ収集を行なう構成となっているが、本実施例で
は、保守員が出先からでもデータ収集を行なうことがで
きるようにしたものである。即ち、保守員が顧客の事務
所等に出向いている場合には、通信手段を有する顧客コ
ンピュータ7を用いて顧客所有の作業機械の制御部2の
記憶部22に、加入者交換局3b、中継局4、中継機器
5を介して油圧ショベルへアクセスすることができ、必
要なデータを顧客コンピュータ7から得ることができ
る。さらに、保守員が徒歩又は自動車で移動中には、携
帯電話8を用いて、移動通信用交換局9、中継局4、中
継機器5を介して油圧ショベルへアクセスすることがで
き、必要なデータを携帯型コンピュータ8Cに入力、記
録することができる。これらにより、保守員が管理部1
に居なくても所要のデータを手許に収集することがで
き、迅速、適切な対応をすることができる。
【0038】なお、油圧ショベルの制御部2にデータ抽
出指示部25が備えられている場合、これにより指示、
抽出されたデータを顧客コンピュータ7にも伝送するよ
うに構成することもできる。又、上記実施例の説明で
は、押し釦式の携帯電話8に携帯型のコンピュータ8C
を接続した例について説明したが、携帯型のコンピュー
タを備えている場合、これにディジタル信号を音声信号
に変換する通信機能をもたせておけば、携帯電話8は押
しボタン式のものでなく、他のどのような型の電話器で
あってもよい。さらに、保守員が押しボタン式の携帯電
話8のみを持ち、携帯型のコンピュータ8Cを持たない
場合、当該携帯電話8によりデータの抽出を指令すると
ともに、中継機器5に対して抽出したデータを管理部1
に送信する指令を行ない、これをデータ記録部14に記
録させることもできる。
【0039】次に、本発明の第3の実施例に係る移動作
業機械の管理システムについて説明する。上記第1の実
施例の説明においては、データ抽出指示部25にアラー
ムデータを設定する例について述べた。このようなアラ
ームデータの中にも、放置すると作業機械が使用不能に
なるか又はその使用に支障を生じる故障が発生するデー
タと、しばらく放置しても支障を生じないデータとがあ
る。そして、前者のデータ発生の場合にはその故障をで
きるだけ早急に修理する必要がある。このような故障の
例としては、例えば、センサ類の断線、圧力頻度が所定
値を超えた場合、サーボ制御の制御データの異常、作業
機械に備えられているマイクロコンピュータのRAM、
ROM等のメモリの異常等が挙げられる。作業機械に
は、これらの故障が発生した場合、エラーコードを記録
する手段が設けられているのが通常である。本実施例で
は、図1に示す構成において、データ抽出指示部25の
設置の有無とは関係なく、上記エラーコードが発生した
ときには、作業機械側から管理部1又は顧客コンピュー
タ7あるいは携帯電話8(携帯型コンピュータ8C)に
これを報知する手段を設けたものである。
【0040】図9は図1に示す管理システムにおける作
業機械側の運転コントローラの動作を説明するフローチ
ャートである。運転コントローラ21は常時エラーコー
ドの発生を監視している(図9に示す手順S31)。この
エラーコードはその作業機械の番号、重要故障であるこ
と、および故障個所の情報で構成されている。エラーコ
ードが発生した場合、運転コントローラ21はエラーコ
ードを記憶部22に記録し(手順S32)、通信コントロ
ーラ23の記憶部にエラーコードを転送し(手順
33)、次いで、通信コントローラ23にエラーコード
の送信を指令する(手順S34)。以後、通信コントロー
ラ23は図6に示す手順S4 の処理によりエラーコード
を中継機器5に送信し、中継機器5はこれを管理部1に
送信する。このエラーコードを受信した管理部1等は、
当該故障に関するデータの収集を指令して故障原因の解
析を行なうとともに、作業機械に対して早急に保守員を
派遣したり、作業機械のオペレータに電話連絡する等の
処理を行なう。
【0041】このように、本実施例では、作業機械に重
要故障が発生したとき、直ちにエラーコードを管理部1
等に通報するようにしたので、当該故障に対して速やか
に適切な処置を採ることができ、ひいては、故障による
作業機械の休止時間を短縮して作業効率を向上させるこ
とができる。
【0042】図10は本発明の第4の実施例に係る移動
作業機械の管理システムのブロック図である。この図
で、図1に示す部分と同一又は等価な部分には同一符号
を付して説明を省略する。26は運転コントローラ21
に接続された緊急スイッチである。なお、運転コントロ
ーラ21は図9に示す処理手段を備えている。
【0043】ところで、放置すると作業機械が使用不能
になるか又はその使用に支障を生じる故障の中には、例
えば、油圧シリンダやホースの油漏れ、エンジンの異常
音、走行装置の脱輪等のように、オペレータは気付くが
センサによっては検出することができない故障がある。
このような故障に対しては、運転コントローラ21に図
9に示す処理手段が備えられていてもエラーコードの出
力は不可能である。
【0044】本実施例では、緊急スイッチ26を設け、
オペレータが当該故障に気付いたとき、緊急スイッチ2
6を操作する。この操作により、図9に示す処理手段に
おいて割込みを発生させ、直ちに手順S32以降の処理、
即ちエラーコードを記録してこれを通信コントローラ2
3に転送し、エラーコード送信を行なわせる。以後の処
理は第3の実施例と同じである。
【0045】このように、本実施例では緊急スイッチ2
6を設けたので、センサでは検出することができない故
障に対しても迅速にこれを通報することができ、第3の
実施例と同じ効果を奏する。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、管理部
から中継機器を介して油圧ショベルにアクセスすること
ができるので、保守員が当該油圧ショベルの作業現場を
探して出向く必要はなく、かつ、その場所に当該油圧シ
ョベルが存在せず保守員の出向が無駄になるということ
もなく、従来の手段に比較して保守管理を飛躍的に効率
良く実施することができる。
【0047】又、中継機器が介在するので、管理部は群
作業中の各油圧ショベルのそれぞれにいちいち回線接続
を行なってデータを収集する必要はなく単に中継機器に
データ収集を指令するだけでよいので、処理が大幅に簡
素化される。さらに、中継機器の介在により、中継機器
のみに高出力通信機を設置すれば各油圧ショベルには低
出力通信機を設ければよく、コスト低下を図ることがで
きる。さらに又、各油圧ショベルのデータは中継機器に
より一括処理して送信されるので、群作業時の送信効率
が著しく上昇し、かつ、混信のおそれもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る移動作業機械の管
理システムのブロック図である。
【図2】油圧ショベルの側面図である。
【図3】油圧ショベル群に対する管理システムのブロッ
ク図である。
【図4】累積稼働時間を示すグラフである。
【図5】応力頻度分布を示すグラフである。
【図6】図1に示す通信コントロールの動作を説明する
フローチャートである。
【図7】図1に示す通信コントロールの機能をもつ運転
コントローラの動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例に係る移動作業機械の管
理システムのブロック図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係る移動作業機械の管
理システムの運転コントロールの動作を説明するフロー
チャートである。
【図10】本発明の第2の実施例に係る移動作業機械の
管理システムのブロック図である。
【図11】作業機械の管轄地域を示す図である。
【符号の説明】
1 管理部 2 制御部 3 交換局 4 中継局 5 中継機器 11 管理部コンピュータ 12、23 通信コントローラ 13、24 送受信機 21 運転コントローラ 22 記憶部 241 アンテナ 25 データ抽出指示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 龍二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (72)発明者 小野 耕三 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (72)発明者 田中 康雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (56)参考文献 特開 昭63−146625(JP,A) 特開 平2−270653(JP,A) 特開 平1−305636(JP,A) 特開 平5−282588(JP,A) 特開 平7−87004(JP,A) 実開 昭61−103945(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/14 - 7/26 H04Q 7/00 - 9/00 G08C 17/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動状態に関する各種データを格納する
    記憶部、管理部からの指令または移動作業機械からの自
    動的または人為的な指令により前記記憶部に記憶された
    データを抽出するデータ抽出手段、およびこのデータ抽
    出手段によって抽出されたデータをアンテナを介して
    出力無線により送受信を行う作業機械側送受信手段を備
    えた複数の移動作業機械と、高出力無線により送受信を
    行う中継局に電話回線を介して各種データの送受信を行
    う管理部側送受信手段、および前記管理部側送受信手段
    を介して受信された前記各移動作業機械のデータを記録
    するデータ記録部とを備える作業機械管理部と、前記
    数の各移動作業機械と前記中継局との間に介在して、前
    記複数の各移動作業機械と低出力無線により前記データ
    の送受信を行うと共に、前記中継局と高出力無線により
    前記データの送受信を行なう中継機器とから構成される
    ことを特徴とする移動作業機械の管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記中継機器は、前
    記各移動作業機械および前記管理部からのデータを記憶
    する記憶部を備えたコンピュータで構成されていること
    を特徴とする移動作業機械の管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記中継機器は、前
    記各移動作業機械のうちの1つに搭載されていることを
    特徴とする移動作業機械の管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記データ抽出手段
    で抽出されるデータは、少なくとも前記各移動作業機械
    の累積作業時間であることを特徴とする移動作業機械の
    管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記中継局に電話回
    線を介して接続され、前記中継機器に対して所要のデー
    タの抽出を指令しこれを収集するデータ抽出・収集手段
    を設けたことを特徴とする移動作業機械の管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記データ抽出・収
    集手段は、顧客コンピュータであることを特徴とする移
    動作業機械の管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記データ抽出・収
    集手段は、前記中継局と接続される移動通信用交換局、
    この移動通信用交換局と送受信を行う移動可能な電話、
    およびこの移動可能な電話に接続された記録手段である
    ことを特徴とする移動作業機械の管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項5において、前記データ抽出・収
    集手段は、前記中継局と接続される移動通信用交換局、
    およびこの移動通信用交換局と送受信を行い前記中継機
    器に対して抽出したデータを前記管理部へ送信させる
    動可能な電話であることを特徴とする移動作業機械の管
    理システム。
  9. 【請求項9】 作動状態に関する各種データを格納する
    記憶部早急な保守処理を必要とする状態が発生したと
    きエラーコードを出力するエラーコード出力手段、およ
    このエラーコード出力手段から出力されたエラーコー
    をアンテナを介して低出力無線により送信する作業機
    械側送信手段を備えた複数の移動作業機械と、高出力無
    線により受信する中継局から電話回線を介して前記エラ
    ーコードを受信する管理部側送受信手段を備える作業機
    械管理部と、前記複数の各移動作業機械と前記中継局と
    の間に介在し、前記複数の各移動作業機械と低出力無線
    により前記エラーコードを受信すると共に、前記中継局
    に高出力無線により前記エラーコードを送信する中継機
    器とから構成されることを特徴とする移動作業機械の管
    理システム。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記エラーコード
    出力手段に接続され、特定コードの出力を指令する異常
    時操作手段を設けたことを特徴とする移動作業機械の管
    理システム。
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