JPH10183691A - 作業機械の遠方監視装置 - Google Patents
作業機械の遠方監視装置Info
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- JPH10183691A JPH10183691A JP34825496A JP34825496A JPH10183691A JP H10183691 A JPH10183691 A JP H10183691A JP 34825496 A JP34825496 A JP 34825496A JP 34825496 A JP34825496 A JP 34825496A JP H10183691 A JPH10183691 A JP H10183691A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】廉価な低出力無線通信装置の使用を多くした複
数作業機械の遠方監視装置を提供すること。 【解決手段】指令に応じて作業機械の稼動状態を検出し
出力する稼動データ収集手段を備える複数の作業機械
７、９１〜９Ｎと、稼動データの出力を指令し、稼動デ
ータを入手する監視装置２と、から構成される作業機械
の遠方監視装置において、複数の作業機械の中の１つの
マスタ機７は、高出力・低出力無線通信装置６を備え、
高出力・低出力無線通信装置６を介して、スレーブ機と
なる他の全ての作業機械９１〜９Ｎの稼動データを収集
すると共に、監視装置１に全ての作業機械７、９１〜９
Ｎの稼動データを送信し、スレーブ機となる作業機械９
１〜９Ｎは低出力無線通信手段８１〜８Ｎを備え、低出
力無線通信手段を介して、マスタ機に各スレーブ機の稼
動データを送信することを特徴とする。
数作業機械の遠方監視装置を提供すること。 【解決手段】指令に応じて作業機械の稼動状態を検出し
出力する稼動データ収集手段を備える複数の作業機械
７、９１〜９Ｎと、稼動データの出力を指令し、稼動デ
ータを入手する監視装置２と、から構成される作業機械
の遠方監視装置において、複数の作業機械の中の１つの
マスタ機７は、高出力・低出力無線通信装置６を備え、
高出力・低出力無線通信装置６を介して、スレーブ機と
なる他の全ての作業機械９１〜９Ｎの稼動データを収集
すると共に、監視装置１に全ての作業機械７、９１〜９
Ｎの稼動データを送信し、スレーブ機となる作業機械９
１〜９Ｎは低出力無線通信手段８１〜８Ｎを備え、低出
力無線通信手段を介して、マスタ機に各スレーブ機の稼
動データを送信することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機械の遠方監
視装置に係わり、特にショベル、ブルトーザ、クレー
ン、ダンプ等の作業機械が複数台稼動している状態にお
いて、各作業機械の稼働状況を遠方から監視することの
できる作業機械の遠方監視装置に関する。
視装置に係わり、特にショベル、ブルトーザ、クレー
ン、ダンプ等の作業機械が複数台稼動している状態にお
いて、各作業機械の稼働状況を遠方から監視することの
できる作業機械の遠方監視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、建設現場や土砂採石現場等で
は、油圧ショベル、ブルトーザ、クレーン、ダンプ等の
作業機械が複数台稼動しており、これらの作業機械は一
連の流れの中で動いている場合が多い。そのため、１台
の作業機械の作業効率が低下したり、また故障により停
止すると、その影響は作業管理全体に影響を及ぼし、大
きな損害を被る場合がある。これを防ぐためには、作業
現場の全ての作業機械の稼動状態ないしは異常状態を常
時かつ集中的に管理する必要がある。このような要請に
答えるために遠方から作業機械の稼動状態を監視する装
置が必要である。
は、油圧ショベル、ブルトーザ、クレーン、ダンプ等の
作業機械が複数台稼動しており、これらの作業機械は一
連の流れの中で動いている場合が多い。そのため、１台
の作業機械の作業効率が低下したり、また故障により停
止すると、その影響は作業管理全体に影響を及ぼし、大
きな損害を被る場合がある。これを防ぐためには、作業
現場の全ての作業機械の稼動状態ないしは異常状態を常
時かつ集中的に管理する必要がある。このような要請に
答えるために遠方から作業機械の稼動状態を監視する装
置が必要である。
【０００３】図７に示す装置は、従来の作業機械を遠方
から監視する装置であり、図において、１は作業管理事
務所、２はコンピュータを主体とする監視装置、３は作
業機械との間でデータの送受信を行う高出力無線通信装
置、４は作業現場、５１〜５Ｎは油圧ショベル、ブルト
ーザ、クレーン、ダンプ等の複数台の作業機械、６１〜
６Ｎは監視装置２との間でデータの送受信を行う高出力
無線通信装置である。
から監視する装置であり、図において、１は作業管理事
務所、２はコンピュータを主体とする監視装置、３は作
業機械との間でデータの送受信を行う高出力無線通信装
置、４は作業現場、５１〜５Ｎは油圧ショベル、ブルト
ーザ、クレーン、ダンプ等の複数台の作業機械、６１〜
６Ｎは監視装置２との間でデータの送受信を行う高出力
無線通信装置である。
【０００４】このような遠方監視装置において、監視装
置２から作業機械５１〜５Ｎの稼動データを読み出した
いとの要求は、高出力無線通信装置３から作業機械５１
〜５Ｎの高出力無線通信装置６１〜６Ｎに発せられ、指
定された作業機械５１は稼動データを測定し、高出力無
線通信装置６１を介して作業管理事務所１に稼動データ
を送信する。監視装置２は送信された稼動データを高出
力無線通信装置３を介して受信し、各作業機械の稼動状
況の確認や故障予測等を行っている。
置２から作業機械５１〜５Ｎの稼動データを読み出した
いとの要求は、高出力無線通信装置３から作業機械５１
〜５Ｎの高出力無線通信装置６１〜６Ｎに発せられ、指
定された作業機械５１は稼動データを測定し、高出力無
線通信装置６１を介して作業管理事務所１に稼動データ
を送信する。監視装置２は送信された稼動データを高出
力無線通信装置３を介して受信し、各作業機械の稼動状
況の確認や故障予測等を行っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常、作業現
場はある程度限られた範囲にあるのに対して、作業管理
事務所と作業現場とは離れている場合が多く、また、電
波状況の悪いことも予測される。従って、従来技術で
は、作業管理事務所に設置される監視装置と作業機械間
は高出力の無線通信装置を使わざるを得ず、これらの高
出力無線通信装置は各作業機械毎に必要となり、装置全
体が大きくなり、またコスト高になってしまう。また、
監視装置は各作業機械毎にデータの授受を行わなければ
ならず、通信コストが高くなる。従って、本発明では、
前記の問題点に鑑み、高出力無線通信装置を減らし、ま
た、監視装置と作業機械間の通信回数を減らした、経済
的な作業機械の遠方監視装置を提供することを目的とす
るものである。
場はある程度限られた範囲にあるのに対して、作業管理
事務所と作業現場とは離れている場合が多く、また、電
波状況の悪いことも予測される。従って、従来技術で
は、作業管理事務所に設置される監視装置と作業機械間
は高出力の無線通信装置を使わざるを得ず、これらの高
出力無線通信装置は各作業機械毎に必要となり、装置全
体が大きくなり、またコスト高になってしまう。また、
監視装置は各作業機械毎にデータの授受を行わなければ
ならず、通信コストが高くなる。従って、本発明では、
前記の問題点に鑑み、高出力無線通信装置を減らし、ま
た、監視装置と作業機械間の通信回数を減らした、経済
的な作業機械の遠方監視装置を提供することを目的とす
るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、作業機械の稼動状態を検出する検出手
段と、指令に応じて前記検出手段から稼動データを検出
し出力する稼動データ収集手段と、データを送受信する
通信手段と、を備えた複数の作業機械と、データを送受
信する通信手段と、前記稼動データ収集手段に対して稼
動データの出力を指令し、前記稼動データを入手する稼
動データ入手手段と、を備えた監視装置と、から構成さ
れる作業機械の遠方監視装置において、前記複数の作業
機械が備えるいずれか１つの通信手段は、高出力および
低出力無線通信手段から構成され、該高出力および低出
力無線通信手段を備える稼動データ収集手段は、他の全
ての作業機械に対して稼働データの収集指令を送信し、
各作業機械の稼動データを受信すると共に、前記監視装
置に全ての作業機械の稼動データを送信し、前記他の全
ての作業機械が備える通信手段は、低出力無線通信手段
から構成され、該低出力無線通信手段を備える前記各稼
動データ収集手段は、前記高出力および低出力無線通信
手段を備える稼動データ収集手段に、作業機械の稼動デ
ータを送信することを特徴とする。
めに、本発明は、作業機械の稼動状態を検出する検出手
段と、指令に応じて前記検出手段から稼動データを検出
し出力する稼動データ収集手段と、データを送受信する
通信手段と、を備えた複数の作業機械と、データを送受
信する通信手段と、前記稼動データ収集手段に対して稼
動データの出力を指令し、前記稼動データを入手する稼
動データ入手手段と、を備えた監視装置と、から構成さ
れる作業機械の遠方監視装置において、前記複数の作業
機械が備えるいずれか１つの通信手段は、高出力および
低出力無線通信手段から構成され、該高出力および低出
力無線通信手段を備える稼動データ収集手段は、他の全
ての作業機械に対して稼働データの収集指令を送信し、
各作業機械の稼動データを受信すると共に、前記監視装
置に全ての作業機械の稼動データを送信し、前記他の全
ての作業機械が備える通信手段は、低出力無線通信手段
から構成され、該低出力無線通信手段を備える前記各稼
動データ収集手段は、前記高出力および低出力無線通信
手段を備える稼動データ収集手段に、作業機械の稼動デ
ータを送信することを特徴とする。
【０００７】また、作業機械の稼動状態を検出する検出
手段と、指令に応じて前記検出手段から稼動データを検
出し出力する稼動データ収集手段と、データを送受信す
る通信手段と、を備えた複数の作業機械と、データを送
受信する通信手段と、前記稼動データ収集手段に対して
稼動データの出力を指令し、前記稼動データを入手する
稼動データ入手手段と、を備えた監視装置と、から構成
される作業機械の遠方監視装置において、前記複数の作
業機械が備えるいずれか１つの通信手段は、高出力およ
び低出力無線通信手段から構成され、該高出力および低
出力無線通信手段を備える稼動データ収集手段は、他の
作業機械のいずれか一つに対して稼働データの収集指令
を送信し、残余の他の作業機械のいずれか一つから全て
の他の作業機械の稼動データを受信すると共に、前記監
視装置に全ての作業機械の稼動データを送信し、前記他
の全ての作業機械が備える通信手段は、低出力無線通信
手段から構成され、該低出力無線通信手段を備える各稼
動データ収集手段は、前記収集指令に応じて、決められ
た順番で、自から収集した稼動データと共に、他の稼動
データ収集手段から送信される稼動データを、さらに他
の稼動データ収集手段に累積して送信し、最後の低出力
無線通信手段を備える稼動データ収集手段は、前記高出
力および低出力無線通信手段を備える稼動データ収集手
段に、全ての他の作業機械の稼動データを送信すること
特徴とする。
手段と、指令に応じて前記検出手段から稼動データを検
出し出力する稼動データ収集手段と、データを送受信す
る通信手段と、を備えた複数の作業機械と、データを送
受信する通信手段と、前記稼動データ収集手段に対して
稼動データの出力を指令し、前記稼動データを入手する
稼動データ入手手段と、を備えた監視装置と、から構成
される作業機械の遠方監視装置において、前記複数の作
業機械が備えるいずれか１つの通信手段は、高出力およ
び低出力無線通信手段から構成され、該高出力および低
出力無線通信手段を備える稼動データ収集手段は、他の
作業機械のいずれか一つに対して稼働データの収集指令
を送信し、残余の他の作業機械のいずれか一つから全て
の他の作業機械の稼動データを受信すると共に、前記監
視装置に全ての作業機械の稼動データを送信し、前記他
の全ての作業機械が備える通信手段は、低出力無線通信
手段から構成され、該低出力無線通信手段を備える各稼
動データ収集手段は、前記収集指令に応じて、決められ
た順番で、自から収集した稼動データと共に、他の稼動
データ収集手段から送信される稼動データを、さらに他
の稼動データ収集手段に累積して送信し、最後の低出力
無線通信手段を備える稼動データ収集手段は、前記高出
力および低出力無線通信手段を備える稼動データ収集手
段に、全ての他の作業機械の稼動データを送信すること
特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の第１の実施形態を図１〜
図３を用いて説明する。
図３を用いて説明する。
【０００９】図１は本実施形態に係わる、作業機械の遠
方監視装置の全体構成図、図２は図１に示すマスタ機と
なる作業機械に備わる稼動データ収集装置の全体構成
図、図３は図１に示すスレーブ機となる作業機械に備わ
る稼動データ収集装置の全体構成図である。
方監視装置の全体構成図、図２は図１に示すマスタ機と
なる作業機械に備わる稼動データ収集装置の全体構成
図、図３は図１に示すスレーブ機となる作業機械に備わ
る稼動データ収集装置の全体構成図である。
【００１０】これらの図において、６はマスタ機となる
作業機械が備える高出力および低出力の通信機能を有す
る高出力・低出力無線通信装置、７はマスタ機となる作
業機械、８１〜８Ｎはスレーブ機となる作業機械が備え
る低出力の通信機能を有する低出力無線通信装置、９１
〜９Ｎはスレーブ機となる作業機械、１０はマスタ機と
なる作業機械７に備わる稼動データ収集装置、１０１は
通信回路、１０２は演算処理を行うＭＰＵ、１０３はセ
ンサ検出回路、１０４は、マスタ機となる作業機械７の
稼働データの記憶エリア、１０５１〜１０５Ｎはスレー
ブ機となる作業機械９１〜９Ｎの稼働データの記憶エリ
ア、１１１〜１１ｎは作業機械の稼働状態を把握するた
めに作業機械の各部に設けられたセンサ、１２はスレー
ブ機となる作業機械９１〜９Ｎに備わる稼動データ収集
装置、１２１は通信回路、１２２は演算処理を行うＭＰ
Ｕ、１２３はセンサ出力検出回路、１２４は、スレーブ
機となる作業機械９１〜９Ｎの稼働データの記憶エリ
ア、その他の構成は図７に示されるものと同一であるの
で説明を省略する。
作業機械が備える高出力および低出力の通信機能を有す
る高出力・低出力無線通信装置、７はマスタ機となる作
業機械、８１〜８Ｎはスレーブ機となる作業機械が備え
る低出力の通信機能を有する低出力無線通信装置、９１
〜９Ｎはスレーブ機となる作業機械、１０はマスタ機と
なる作業機械７に備わる稼動データ収集装置、１０１は
通信回路、１０２は演算処理を行うＭＰＵ、１０３はセ
ンサ検出回路、１０４は、マスタ機となる作業機械７の
稼働データの記憶エリア、１０５１〜１０５Ｎはスレー
ブ機となる作業機械９１〜９Ｎの稼働データの記憶エリ
ア、１１１〜１１ｎは作業機械の稼働状態を把握するた
めに作業機械の各部に設けられたセンサ、１２はスレー
ブ機となる作業機械９１〜９Ｎに備わる稼動データ収集
装置、１２１は通信回路、１２２は演算処理を行うＭＰ
Ｕ、１２３はセンサ出力検出回路、１２４は、スレーブ
機となる作業機械９１〜９Ｎの稼働データの記憶エリ
ア、その他の構成は図７に示されるものと同一であるの
で説明を省略する。
【００１１】次に本実施形態の動作を図１〜図３を用い
て説明する。
て説明する。
【００１２】作業管理事務所１にある監視装置２の高出
力無線通信装置３から出力された稼働データ要求信号
を、高出力・低出力無線通信装置６を備えるマスタ機と
なる作業機械７に送信する。
力無線通信装置３から出力された稼働データ要求信号
を、高出力・低出力無線通信装置６を備えるマスタ機と
なる作業機械７に送信する。
【００１３】高出力・低出力無線通信装置６で受信され
た信号は、稼動データ収集装置１０の通信回路１０１で
所定の信号に処理した後、ＭＰＵ１０２でデータの解析
が行われる。
た信号は、稼動データ収集装置１０の通信回路１０１で
所定の信号に処理した後、ＭＰＵ１０２でデータの解析
が行われる。
【００１４】ＭＰＵ１０２で受信データが正しければ、
作業機械７に搭載されている各種のセンサ１１１〜１１
ｎから作業機械７の稼動状態をセンサ検出回路１０３か
ら読み込み、作業機械７の稼動データ記憶エリア１０４
に記憶する。
作業機械７に搭載されている各種のセンサ１１１〜１１
ｎから作業機械７の稼動状態をセンサ検出回路１０３か
ら読み込み、作業機械７の稼動データ記憶エリア１０４
に記憶する。
【００１５】次に、ＭＰＵ１０２はスレーブ機となる作
業機械９１〜９Ｎのいずれかの作業機械９１に対して、
通信回路１０１、高出力・低出力無線通信装置６を通し
て稼動データ要求信号を送信する。作業機械９１は、低
出力無線通信装置８１で受信した信号を、稼動データ収
集装置１２の通信回路１２１で所定の信号処理後、ＭＰ
Ｕ１２２でデータの解析を行う。
業機械９１〜９Ｎのいずれかの作業機械９１に対して、
通信回路１０１、高出力・低出力無線通信装置６を通し
て稼動データ要求信号を送信する。作業機械９１は、低
出力無線通信装置８１で受信した信号を、稼動データ収
集装置１２の通信回路１２１で所定の信号処理後、ＭＰ
Ｕ１２２でデータの解析を行う。
【００１６】ＭＰＵ１２２によって、受信データが正し
ければ、作業機械９１に搭載されている各種のセンサ１
１１〜１１ｎから作業機械９１の稼動状態をセンサ検出
回路１２３から読み込み、稼動データ記憶エリア１２４
に記憶する。記憶された稼動データは通信回路１２１、
低出力無線通信装置８１通してマスタ機である作業機械
７に送信する。
ければ、作業機械９１に搭載されている各種のセンサ１
１１〜１１ｎから作業機械９１の稼動状態をセンサ検出
回路１２３から読み込み、稼動データ記憶エリア１２４
に記憶する。記憶された稼動データは通信回路１２１、
低出力無線通信装置８１通してマスタ機である作業機械
７に送信する。
【００１７】作業機械７の高出力・低出力無線通信装置
６によって受信された稼動データは通信回路１０１を通
し、ＭＰＵ１０２によって、所定の稼動データ記憶エリ
ア１０５１に記憶する。
６によって受信された稼動データは通信回路１０１を通
し、ＭＰＵ１０２によって、所定の稼動データ記憶エリ
ア１０５１に記憶する。
【００１８】同様にして、ＭＰＵ１０２は残りの全ての
スレーブ機である作業機械９２〜９Ｎから稼動データを
収集し、稼動データ記憶エリア１０５２〜１０５Ｎに記
憶する。
スレーブ機である作業機械９２〜９Ｎから稼動データを
収集し、稼動データ記憶エリア１０５２〜１０５Ｎに記
憶する。
【００１９】マスタ機である作業機械７の稼動データ記
憶エリア１０５１〜１０５Ｎに、全てのスレーブ機であ
る作業機械９１〜９Ｎの稼動データが記憶された時点
で、ＭＰＵ１０２は稼動データ記憶エリア１０４、１０
５１〜１０５Ｎの全ての稼動データを通信回路１０１、
高出力・低出力無線通信装置６を通して、作業管理事務
所１に送信する。
憶エリア１０５１〜１０５Ｎに、全てのスレーブ機であ
る作業機械９１〜９Ｎの稼動データが記憶された時点
で、ＭＰＵ１０２は稼動データ記憶エリア１０４、１０
５１〜１０５Ｎの全ての稼動データを通信回路１０１、
高出力・低出力無線通信装置６を通して、作業管理事務
所１に送信する。
【００２０】送信された稼動データは高出力無線通信装
置３で受信され、監視装置２に入力され、所定の処理を
行うことによって、各作業機械７、９１〜９Ｎの稼働状
況や故障予測等を行うことができる。
置３で受信され、監視装置２に入力され、所定の処理を
行うことによって、各作業機械７、９１〜９Ｎの稼働状
況や故障予測等を行うことができる。
【００２１】上記のごとく、本実施形態によれば、高出
力無線通信装置は作業管理事務所とマスタ機となる作業
機械にのみ設置すればよく、他の作業機械の無線通信装
置は低出力の装置で済むので、小型で安価な装置とする
ことができる。
力無線通信装置は作業管理事務所とマスタ機となる作業
機械にのみ設置すればよく、他の作業機械の無線通信装
置は低出力の装置で済むので、小型で安価な装置とする
ことができる。
【００２２】また、通信回線に公衆回線を使用する場合
は、作業管理事務所とマスタ機となる作業機械間の通信
のみを公衆回線を使用し、マスタ機とスレーブ機間には
低出力の通信装置を使用することができるので、１台分
の回線使用料で複数台分の稼動データを監視することが
でき、また、一度のアクセスで複数車両の稼動データを
監視することができるので監視装置の操作が簡単にな
る。
は、作業管理事務所とマスタ機となる作業機械間の通信
のみを公衆回線を使用し、マスタ機とスレーブ機間には
低出力の通信装置を使用することができるので、１台分
の回線使用料で複数台分の稼動データを監視することが
でき、また、一度のアクセスで複数車両の稼動データを
監視することができるので監視装置の操作が簡単にな
る。
【００２３】次に、本発明の第２の実施形態について図
４〜図６を用いて説明する。
４〜図６を用いて説明する。
【００２４】図４は本実施形態に係わる、作業機械の遠
方監視装置の全体構成図、図５は図４に示すマスタ機と
なる作業機械に備わる稼動データ収集装置の全体構成
図、図６は図４に示すスレーブ機となる作業機械に備わ
る稼動データ収集装置の全体構成図である。
方監視装置の全体構成図、図５は図４に示すマスタ機と
なる作業機械に備わる稼動データ収集装置の全体構成
図、図６は図４に示すスレーブ機となる作業機械に備わ
る稼動データ収集装置の全体構成図である。
【００２５】なお、これらの図において、従来技術およ
び第１の実施形態に示される構成と同じ構成については
同一符号を付して説明を省略する。
び第１の実施形態に示される構成と同じ構成については
同一符号を付して説明を省略する。
【００２６】図６において、１２５１〜１２５Ｎは、ス
レーブ機となる各作業機械９１〜９Ｎの稼動データ収集
装置１２における、各作業機械の稼動データ記憶エリア
である。
レーブ機となる各作業機械９１〜９Ｎの稼動データ収集
装置１２における、各作業機械の稼動データ記憶エリア
である。
【００２７】次に本実施形態の動作を図４〜図６を用い
て説明する。
て説明する。
【００２８】第１の実施形態と同様に、作業管理事務所
１の高出力無線通信装置３から送信された稼動データ要
求信号は、マスタ機となる作業機械７に搭載されている
高出力・低出力無線通信装置６で受信される。
１の高出力無線通信装置３から送信された稼動データ要
求信号は、マスタ機となる作業機械７に搭載されている
高出力・低出力無線通信装置６で受信される。
【００２９】受信された信号は、通信回路１０１を通っ
て、ＭＰＵ１０２でデータの解析が行われ、受信データ
が正しければ、作業機械７に搭載されている各種のセン
サ１１１〜１１ｎから作業機械７の稼動状態を読み込
み、作業機械７の稼動データ記憶エリア１０４に記憶す
る。次に、ＭＰＵ１０２はスレーブ機となる作業機械９
１〜９Ｎのうちの所定の作業機械９１に対して、通信回
路１０１、高出力・低出力無線通信装置６を通して稼動
データ要求信号を送信する。
て、ＭＰＵ１０２でデータの解析が行われ、受信データ
が正しければ、作業機械７に搭載されている各種のセン
サ１１１〜１１ｎから作業機械７の稼動状態を読み込
み、作業機械７の稼動データ記憶エリア１０４に記憶す
る。次に、ＭＰＵ１０２はスレーブ機となる作業機械９
１〜９Ｎのうちの所定の作業機械９１に対して、通信回
路１０１、高出力・低出力無線通信装置６を通して稼動
データ要求信号を送信する。
【００３０】作業機械９１は低出力無線通信装置８１で
受信した信号を、稼動データ収集装置１２の通信回路１
２１で所定の信号処理後、ＭＰＵ１２２でデータの解析
が行われる。ＭＰＵ１２２で受信データが正しければ、
作業機械９１に搭載されている各種のセンサ１１１〜１
１ｎから作業機械９１の稼動状態をセンサ検出回路１２
３から読み込み、稼動データ記憶エリア１２５１に記憶
する。
受信した信号を、稼動データ収集装置１２の通信回路１
２１で所定の信号処理後、ＭＰＵ１２２でデータの解析
が行われる。ＭＰＵ１２２で受信データが正しければ、
作業機械９１に搭載されている各種のセンサ１１１〜１
１ｎから作業機械９１の稼動状態をセンサ検出回路１２
３から読み込み、稼動データ記憶エリア１２５１に記憶
する。
【００３１】次に、記憶された作業機械９１の稼動デー
タは、通信回路１２１、低出力無線通信装置８１通して
他の所定のスレーブ機である作業機械９２に送信され
る。
タは、通信回路１２１、低出力無線通信装置８１通して
他の所定のスレーブ機である作業機械９２に送信され
る。
【００３２】作業機械９２は、低出力無線通信装置８２
によって受信した稼動データを通信回路１２１を通し
て、ＭＰＵ１２２によって、所定の稼動データ記憶エリ
ア１２５１に記憶する。
によって受信した稼動データを通信回路１２１を通し
て、ＭＰＵ１２２によって、所定の稼動データ記憶エリ
ア１２５１に記憶する。
【００３３】次に、ＭＰＵ１２２は自らの稼動状態をセ
ンサ１１１〜１１ｎによって検出し、検出された稼動デ
ータを稼動データ記憶エリア１２５２に記憶する。
ンサ１１１〜１１ｎによって検出し、検出された稼動デ
ータを稼動データ記憶エリア１２５２に記憶する。
【００３４】次に、ＭＰＵ１２２は稼動データ記憶エリ
ア１２５１〜１２５２に記憶した稼動データを通信回路
１２１、低出力無線通信装置８２を通して、次の所定の
スレーブ機である作業機械に送信する。
ア１２５１〜１２５２に記憶した稼動データを通信回路
１２１、低出力無線通信装置８２を通して、次の所定の
スレーブ機である作業機械に送信する。
【００３５】この様にして順次累積して送信された各作
業機械の稼動データは、最後のスレーブ機である作業機
械９Ｎからマスタ機である作業機械７に送信され、送信
された作業機械９１〜９Ｎの各稼動データは作業機械７
の稼動データ記憶エリア１０５１〜１０５Ｎに記憶され
る。
業機械の稼動データは、最後のスレーブ機である作業機
械９Ｎからマスタ機である作業機械７に送信され、送信
された作業機械９１〜９Ｎの各稼動データは作業機械７
の稼動データ記憶エリア１０５１〜１０５Ｎに記憶され
る。
【００３６】作業機械７は、ＭＰＵ１０２によって稼動
データ記憶エリア１０４、１０５１〜１０５Ｎの全ての
作業機械の稼動データを、通信回路１０１、高出力・低
出力無線通信装置６を通して、作業管理事務所１に送信
する。
データ記憶エリア１０４、１０５１〜１０５Ｎの全ての
作業機械の稼動データを、通信回路１０１、高出力・低
出力無線通信装置６を通して、作業管理事務所１に送信
する。
【００３７】送信された稼動データは高出力無線通信装
置３で受信され、監視装置２に入力され、所定の処理を
行うことによって、各作業機械７、９１〜９Ｎの稼働状
況や故障予測等を行うことができる。
置３で受信され、監視装置２に入力され、所定の処理を
行うことによって、各作業機械７、９１〜９Ｎの稼働状
況や故障予測等を行うことができる。
【００３８】上記のごとく、本実施形態によれば、第１
の実施形態の効果に加えて、マスタ機となる作業機械
は、スレーブ機となる作業機械へのアクセスは１回限り
であるので、スレーブ機が稼動データを収集している
間、マスタ機は他の処理業務を行うことができ、稼動デ
ータ収集装置の稼働効率が良くなる。
の実施形態の効果に加えて、マスタ機となる作業機械
は、スレーブ機となる作業機械へのアクセスは１回限り
であるので、スレーブ機が稼動データを収集している
間、マスタ機は他の処理業務を行うことができ、稼動デ
ータ収集装置の稼働効率が良くなる。
【００３９】
【発明の効果】以上のごとく、本発明は、高出力無線通
信装置が作業管理事務所とマスタ機となる作業機械にの
み設置すればよく、他の作業機械には低出力無線通信装
置を設置すればよいので、小型で安価な装置とすること
ができる。
信装置が作業管理事務所とマスタ機となる作業機械にの
み設置すればよく、他の作業機械には低出力無線通信装
置を設置すればよいので、小型で安価な装置とすること
ができる。
【図１】本発明の第１の実施形態に係わる、作業機械の
遠方監視装置の全体構成図である。
遠方監視装置の全体構成図である。
【図２】第１の実施形態に係わる、マスタ機となる作業
機械に備わる稼動データ収集装置の全体構成図である。
機械に備わる稼動データ収集装置の全体構成図である。
【図３】第１の実施形態に係わる、スレーブ機となる作
業機械に備わる稼動データ収集装置の全体構成図であ
る。
業機械に備わる稼動データ収集装置の全体構成図であ
る。
【図４】本発明の第２の実施形態に係わる、作業機械の
遠方監視装置の全体構成図である。
遠方監視装置の全体構成図である。
【図５】第２の実施形態に係わる、マスタ機となる作業
機械に備わる稼動データ収集装置の全体構成図である。
機械に備わる稼動データ収集装置の全体構成図である。
【図６】第２の実施形態に係わる、スレーブ機となる作
業機械に備わる稼動データ収集装置の全体構成図であ
る。
業機械に備わる稼動データ収集装置の全体構成図であ
る。
【図７】従来技術に係わる作業機械の遠方監視装置の全
体構成図である。
体構成図である。
１ 作業管理事務所 ２ 監視装置 ３ 高出力無線通信装置 ４ 作業現場 ６ 高出力・低出力無線通信装置 ７ マスタ機となる作業機械 １０，１２ 稼動データ収集装置 ８１〜８Ｎ 低出力無線通信装置 ９１〜９Ｎ スレーブ機となる作業機械 １１１〜１１ｎ センサ
Claims (2)
- 【請求項１】 作業機械の稼動状態を検出する検出手段
と、指令に応じて前記検出手段から稼動データを検出し
出力する稼動データ収集手段と、データを送受信する通
信手段と、を備えた複数の作業機械と、 データを送受信する通信手段と、前記稼動データ収集手
段に対して稼動データの出力を指令し、前記稼動データ
を入手する稼動データ入手手段と、を備えた監視装置
と、 から構成される作業機械の遠方監視装置において、 前記複数の作業機械が備えるいずれか１つの通信手段
は、高出力および低出力無線通信手段から構成され、 該高出力および低出力無線通信手段を備える稼動データ
収集手段は、他の全ての作業機械に対して稼働データの
収集指令を送信し、各作業機械の稼動データを受信する
と共に、前記監視装置に全ての作業機械の稼動データを
送信し、 前記他の全ての作業機械が備える通信手段は、低出力無
線通信手段から構成され、 該低出力無線通信手段を備える前記各稼動データ収集手
段は、前記高出力および低出力無線通信手段を備える稼
動データ収集手段に、作業機械の稼動データを送信する
ことを特徴とする作業機械の遠方監視装置。 - 【請求項２】 作業機械の稼動状態を検出する検出手段
と、指令に応じて前記検出手段から稼動データを検出し
出力する稼動データ収集手段と、データを送受信する通
信手段と、を備えた複数の作業機械と、 データを送受信する通信手段と、前記稼動データ収集手
段に対して稼動データの出力を指令し、前記稼動データ
を入手する稼動データ入手手段と、を備えた監視装置
と、 から構成される作業機械の遠方監視装置において、 前記複数の作業機械が備えるいずれか１つの通信手段
は、高出力および低出力無線通信手段から構成され、 該高出力および低出力無線通信手段を備える稼動データ
収集手段は、他の作業機械のいずれか一つに対して稼働
データの収集指令を送信し、残余の他の作業機械のいず
れか一つから全ての他の作業機械の稼動データを受信す
ると共に、前記監視装置に全ての作業機械の稼動データ
を送信し、 前記他の全ての作業機械が備える通信手段は、低出力無
線通信手段から構成され、 該低出力無線通信手段を備える各稼動データ収集手段
は、前記収集指令に応じて、決められた順番で、自から
収集した稼動データと共に、他の稼動データ収集手段か
ら送信される稼動データを、さらに他の稼動データ収集
手段に累積して送信し、最後の低出力無線通信手段を備
える稼動データ収集手段は、前記高出力および低出力無
線通信手段を備える稼動データ収集手段に、全ての他の
作業機械の稼動データを送信すること特徴とする作業機
械の遠方監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34825496A JPH10183691A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 作業機械の遠方監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34825496A JPH10183691A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 作業機械の遠方監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10183691A true JPH10183691A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18395800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34825496A Pending JPH10183691A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 作業機械の遠方監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10183691A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6751541B2 (en) * | 2000-03-23 | 2004-06-15 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Method and apparatus for transmitting machine operation data |
| DE10151942B4 (de) * | 2000-10-12 | 2005-12-08 | Komatsu Ltd. | Arbeitsmaschinen-Management-System |
| WO2007018668A1 (en) * | 2005-07-21 | 2007-02-15 | Caterpillar Inc. | System and method for monitoring the status of a work machine |
| JP2011234171A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Yokogawa Electric Corp | Ｍｏｄｂｕｓ制御システム |
| CN114174604A (zh) * | 2019-08-02 | 2022-03-11 | 神钢建机株式会社 | 作业机械 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34825496A patent/JPH10183691A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6751541B2 (en) * | 2000-03-23 | 2004-06-15 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Method and apparatus for transmitting machine operation data |
| DE10151942B4 (de) * | 2000-10-12 | 2005-12-08 | Komatsu Ltd. | Arbeitsmaschinen-Management-System |
| WO2007018668A1 (en) * | 2005-07-21 | 2007-02-15 | Caterpillar Inc. | System and method for monitoring the status of a work machine |
| JP2011234171A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Yokogawa Electric Corp | Ｍｏｄｂｕｓ制御システム |
| CN114174604A (zh) * | 2019-08-02 | 2022-03-11 | 神钢建机株式会社 | 作业机械 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040827 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040831 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050405 |