JPH0814420B2 - ガス瞬間給湯機の熱効率改善方法 - Google Patents
ガス瞬間給湯機の熱効率改善方法Info
- Publication number
- JPH0814420B2 JPH0814420B2 JP19609890A JP19609890A JPH0814420B2 JP H0814420 B2 JPH0814420 B2 JP H0814420B2 JP 19609890 A JP19609890 A JP 19609890A JP 19609890 A JP19609890 A JP 19609890A JP H0814420 B2 JPH0814420 B2 JP H0814420B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- gas
- water heater
- thermal efficiency
- combustion exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、ガス瞬間給湯機の熱効率を改善する方法
に関するものである。
に関するものである。
〈従来の技術〉 ガス瞬間給湯機は、ガスバーナに比例弁と電磁開閉弁
とでガスを供給するとともに、ファンモータで適当量な
空気を供給してガスを燃焼させ、その燃焼熱により給水
が並行流で流れる熱交換器を加熱して水温を高め、出湯
口から給湯する。
とでガスを供給するとともに、ファンモータで適当量な
空気を供給してガスを燃焼させ、その燃焼熱により給水
が並行流で流れる熱交換器を加熱して水温を高め、出湯
口から給湯する。
そして、熱交換器を加熱した燃焼排気は、ガス瞬間給
湯機のケーシング上部に開設した排気口から外に放出さ
れる。
湯機のケーシング上部に開設した排気口から外に放出さ
れる。
なお、熱交換器を加熱したあと排気口から機外に放出
される燃焼排気は、かなり高温である。
される燃焼排気は、かなり高温である。
この燃焼排気が高温であることに着目し、燃焼排気を
補助熱交換器に供給して給水を予熱した後、予熱した給
水を熱交換器（主熱交換器）に通水するガス瞬間給湯機
が提案されている。
補助熱交換器に供給して給水を予熱した後、予熱した給
水を熱交換器（主熱交換器）に通水するガス瞬間給湯機
が提案されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 従来のガス瞬間給湯機は、熱効率を改善するため、補
助熱交換器に主熱交換器からの燃焼排気を全て供給して
いるので、熱効率が向上するとともに、最低熱量も上昇
する。
助熱交換器に主熱交換器からの燃焼排気を全て供給して
いるので、熱効率が向上するとともに、最低熱量も上昇
する。
そこで、最低熱量が60kcal/min.程度のガス瞬間給湯
機に上述した熱効率改善を施すと、最低熱量が100kcal/
min.に上昇するので、夏場の給水温度の高い状態におい
て、給水温度が摂氏25度で、流量が3.5l/min.であると
すると、最低熱量が60kcal/min.の場合は摂氏42度の出
湯温度となり、最低熱量が100kcal/min.の場合は摂氏53
度の出湯温度となる。
機に上述した熱効率改善を施すと、最低熱量が100kcal/
min.に上昇するので、夏場の給水温度の高い状態におい
て、給水温度が摂氏25度で、流量が3.5l/min.であると
すると、最低熱量が60kcal/min.の場合は摂氏42度の出
湯温度となり、最低熱量が100kcal/min.の場合は摂氏53
度の出湯温度となる。
したがって、流量が少ないときの適温給湯は、不可能
になる。
になる。
〈課題を解決するための手段〉 そこで、この発明のガス瞬間給湯機の熱効率改善方法
は、熱効率を改善したガス瞬間給湯機でも最低熱量を上
昇させることなく適温給湯を可能にするため、ガス瞬間
給湯機のガスバーナによって加熱される主熱交換器の上
方に、機外に放出する燃焼排気で加熱される補助熱交換
器を設けるとともに、前記燃焼排気の方向を変えるダン
パーを設け、給水を前記補助熱交換器に通水してから前
記主熱交換器に通水するとともに、前記ダンパーで前記
補助熱交換器への前記燃焼排気の量を調整することを特
徴とする。
は、熱効率を改善したガス瞬間給湯機でも最低熱量を上
昇させることなく適温給湯を可能にするため、ガス瞬間
給湯機のガスバーナによって加熱される主熱交換器の上
方に、機外に放出する燃焼排気で加熱される補助熱交換
器を設けるとともに、前記燃焼排気の方向を変えるダン
パーを設け、給水を前記補助熱交換器に通水してから前
記主熱交換器に通水するとともに、前記ダンパーで前記
補助熱交換器への前記燃焼排気の量を調整することを特
徴とする。
〈実施例〉 第１図はこの発明を適用した一実施例を示す概略縦断
側面図、第２図は一実施例の要部を示す概略正面図であ
る。
側面図、第２図は一実施例の要部を示す概略正面図であ
る。
これらの図において、１は瞬間ガス給湯機を示し、空
気がファンモータで、ガスが電磁開閉弁、比例弁を介し
て供給されるガスバーナ２と、このガスバーナ２におけ
るガスの燃焼で加熱される主熱交換器３とをケーシング
４の内部に備え、主熱交換器３を加熱したガスバーナ２
の燃焼排気はケーシング４の上部に開設された排気口５
から機外に放出される。
気がファンモータで、ガスが電磁開閉弁、比例弁を介し
て供給されるガスバーナ２と、このガスバーナ２におけ
るガスの燃焼で加熱される主熱交換器３とをケーシング
４の内部に備え、主熱交換器３を加熱したガスバーナ２
の燃焼排気はケーシング４の上部に開設された排気口５
から機外に放出される。
ケーシング４の内部上方、すなわち主熱交換器３の上
方に排気口５から放出されるガスバーナ２からの燃焼排
気で加熱される補助熱交換器６を設ける。
方に排気口５から放出されるガスバーナ２からの燃焼排
気で加熱される補助熱交換器６を設ける。
そして、第１図および第２図の一実施例では、給水管
７を補助熱交換器６の一端に接続するとともに、補助熱
交換器６の他端と熱交換器３の他端同士を連絡管８で接
続し、出湯管９を主熱交換器３の一端に接続する。
７を補助熱交換器６の一端に接続するとともに、補助熱
交換器６の他端と熱交換器３の他端同士を連絡管８で接
続し、出湯管９を主熱交換器３の一端に接続する。
したがって、給水は、まず補助熱交換器６を通過する
際に燃焼排気の余熱で加熱され、次いで主熱交換器３を
通過する際にガスバーナ２におけるガスの燃焼で加熱さ
れ、湯となって出湯管９から排出される。
際に燃焼排気の余熱で加熱され、次いで主熱交換器３を
通過する際にガスバーナ２におけるガスの燃焼で加熱さ
れ、湯となって出湯管９から排出される。
ここで、第１図に示すように、主熱交換器３と補助熱
交換器６の間の空間にダンパー12を設け、出湯管９から
排出する湯の設定温度や、総通水量に応じて補助熱交換
器６を加熱するための燃焼排気の量を、ダンパー12の角
度を調節して制御することにより、熱効率を改善できる
とともに、最低熱量を上昇させることなく適温給湯が可
能になる。
交換器６の間の空間にダンパー12を設け、出湯管９から
排出する湯の設定温度や、総通水量に応じて補助熱交換
器６を加熱するための燃焼排気の量を、ダンパー12の角
度を調節して制御することにより、熱効率を改善できる
とともに、最低熱量を上昇させることなく適温給湯が可
能になる。
〈発明の効果〉 以上の説明で明らかなように、この発明では、燃焼排
気の廃熱を利用して補助熱交換器を加熱するとともに、
補助熱交換器への燃焼排気の量をダンパーで調節したの
で、熱効率を改善できるとともに、最低熱量を上昇させ
ることなく適温給湯が可能になる。
気の廃熱を利用して補助熱交換器を加熱するとともに、
補助熱交換器への燃焼排気の量をダンパーで調節したの
で、熱効率を改善できるとともに、最低熱量を上昇させ
ることなく適温給湯が可能になる。
第１図はこの発明を適用した一実施例を示す概略縦断側
面図、第２図は一実施例の要部を示す概略正面図であ
る。 図中、１はガス瞬間給湯機、２はガスバーナ、３は主熱
交換器、４はケーシング、５は排気口、６は補助熱交換
器、７は給水管、８は連絡管、９は出湯管、12はダンパ
ーを示す。
面図、第２図は一実施例の要部を示す概略正面図であ
る。 図中、１はガス瞬間給湯機、２はガスバーナ、３は主熱
交換器、４はケーシング、５は排気口、６は補助熱交換
器、７は給水管、８は連絡管、９は出湯管、12はダンパ
ーを示す。
Claims (1)
- 【請求項１】ガス瞬間給湯機のガスバーナによって加熱
される主熱交換器の上方に、機外に放出する燃焼排気で
加熱される補助熱交換器を設けるとともに、前記燃焼排
気の方向を変えるダンパーを設け、給水を前記補助熱交
換器に通水してから前記主熱交換器に通水するととも
に、前記ダンパーで前記補助熱交換器への前記燃焼排気
の量を調節することを特徴とするガス瞬間給湯機の熱効
率改善方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19609890A JPH0814420B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | ガス瞬間給湯機の熱効率改善方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19609890A JPH0814420B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | ガス瞬間給湯機の熱効率改善方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0484070A JPH0484070A (ja) | 1992-03-17 |
| JPH0814420B2 true JPH0814420B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=16352189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19609890A Expired - Lifetime JPH0814420B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | ガス瞬間給湯機の熱効率改善方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814420B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100453480B1 (ko) * | 2001-11-07 | 2004-10-20 | (주)원건설건축사사무소 | 연료절감형 난방시스템 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58136933A (ja) * | 1981-10-22 | 1983-08-15 | シヤフオトウ・エ・モリイ | ガスボイラの燃焼ガスの再生装置 |
| JPS6217565A (ja) * | 1985-07-15 | 1987-01-26 | Nippon Gakki Seizo Kk | 湯沸器 |
| JPH01123946A (ja) * | 1987-11-09 | 1989-05-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給湯機の制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57121852U (ja) * | 1981-01-26 | 1982-07-29 | ||
| JPS5889733U (ja) * | 1981-12-10 | 1983-06-17 | 三洋電機株式会社 | 瞬間湯沸器 |
-
1990
- 1990-07-26 JP JP19609890A patent/JPH0814420B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58136933A (ja) * | 1981-10-22 | 1983-08-15 | シヤフオトウ・エ・モリイ | ガスボイラの燃焼ガスの再生装置 |
| JPS6217565A (ja) * | 1985-07-15 | 1987-01-26 | Nippon Gakki Seizo Kk | 湯沸器 |
| JPH01123946A (ja) * | 1987-11-09 | 1989-05-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給湯機の制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0484070A (ja) | 1992-03-17 |
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