JPH08143323A - 板状体の搬送方法及び装置 - Google Patents
板状体の搬送方法及び装置Info
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- JPH08143323A JPH08143323A JP28507594A JP28507594A JPH08143323A JP H08143323 A JPH08143323 A JP H08143323A JP 28507594 A JP28507594 A JP 28507594A JP 28507594 A JP28507594 A JP 28507594A JP H08143323 A JPH08143323 A JP H08143323A
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- cutting table
- glass cutting
- glass
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B33/00—Severing cooled glass
- C03B33/02—Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
- C03B33/023—Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
- C03B33/03—Glass cutting tables; Apparatus for transporting or handling sheet glass during the cutting or breaking operations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G49/00—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
- B65G49/05—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
- B65G49/06—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
- B65G49/061—Lifting, gripping, or carrying means, for one or more sheets forming independent means of transport, e.g. suction cups, transport frames
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G2249/00—Aspects relating to conveying systems for the manufacture of fragile sheets
- B65G2249/04—Arrangements of vacuum systems or suction cups
- B65G2249/045—Details of suction cups suction cups
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 板硝子切断カッタ用の走行フレーム３６に吸
着手段４２を取り付けて移動するので、搬送装置を簡素
化でき、また、走行アーム３６に吸着手段４２を設けた
ので切断テーブル３２の表面に切欠等を加工する必要が
ない。さらに、板硝子３４を吸着手段４２で吸着して搬
送するので、従来の搬送コンベアのように搬送ベルトが
板硝子３４の切線に沿って位置しない。従って、板硝子
３４の自重で切線から板割れが発生しない。 【効果】 構成の簡素化を図り、不良品の発生を抑制す
ることができる板状体の搬送方法及び装置を提供する。
着手段４２を取り付けて移動するので、搬送装置を簡素
化でき、また、走行アーム３６に吸着手段４２を設けた
ので切断テーブル３２の表面に切欠等を加工する必要が
ない。さらに、板硝子３４を吸着手段４２で吸着して搬
送するので、従来の搬送コンベアのように搬送ベルトが
板硝子３４の切線に沿って位置しない。従って、板硝子
３４の自重で切線から板割れが発生しない。 【効果】 構成の簡素化を図り、不良品の発生を抑制す
ることができる板状体の搬送方法及び装置を提供する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、板硝子等の板状体を搬
送する板状体の搬送方法及び装置に係り、特に硝子切断
機への硝子板の搬入及び硝子切断機からの搬出に効果的
な板状体の搬送方法及び装置に関する。
送する板状体の搬送方法及び装置に係り、特に硝子切断
機への硝子板の搬入及び硝子切断機からの搬出に効果的
な板状体の搬送方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図８に示すように、板硝子１０の切断テ
ーブル１２には搬送コンベア１４が設けられている。搬
送コンベア１４は無端状の搬送ベルト１６を複数本有
し、搬送ベルト１６、１６…は切断テーブル１２の上流
側端部１２Ａと下流側端部１２Ｂに回動自在に支持され
た一対のローラに張設されている。この一対のローラの
一方のローラには回転駆動源が回転力を伝達可能に連結
され、回転駆動源の駆動で搬送ベルト１６、１６…は矢
印方向に回動する。
ーブル１２には搬送コンベア１４が設けられている。搬
送コンベア１４は無端状の搬送ベルト１６を複数本有
し、搬送ベルト１６、１６…は切断テーブル１２の上流
側端部１２Ａと下流側端部１２Ｂに回動自在に支持され
た一対のローラに張設されている。この一対のローラの
一方のローラには回転駆動源が回転力を伝達可能に連結
され、回転駆動源の駆動で搬送ベルト１６、１６…は矢
印方向に回動する。
【０００３】搬送コンベア１４の搬送ベルト１６、１６
…は、切断テーブル１２の表面から上方に突出した搬送
位置と切断テーブル１２の表面の下方の待機位置間で昇
降自在に支持されている。そして、搬送ベルト１６、１
６…が待機位置に位置するとき、板硝子１０が切断テー
ブル１２上に載置される。また、搬送ベルト１６、１６
…を搬送位置まで上昇すると、板硝子１０が搬送ベルト
１６、１６…上に載置される。この状態で回転駆動源を
駆動すると搬送ベルト１６、１６…が矢印方向に回動し
て板硝子１０が矢印方向に搬送される。
…は、切断テーブル１２の表面から上方に突出した搬送
位置と切断テーブル１２の表面の下方の待機位置間で昇
降自在に支持されている。そして、搬送ベルト１６、１
６…が待機位置に位置するとき、板硝子１０が切断テー
ブル１２上に載置される。また、搬送ベルト１６、１６
…を搬送位置まで上昇すると、板硝子１０が搬送ベルト
１６、１６…上に載置される。この状態で回転駆動源を
駆動すると搬送ベルト１６、１６…が矢印方向に回動し
て板硝子１０が矢印方向に搬送される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送コ
ンベア１４は、コンベア駆動機構や、搬送コンベア１４
の全体を昇降する昇降機構等が必要になり構成が複雑に
なるという問題がある。また、搬送ベルト１６、１６…
を切断テーブル１２に配するために切断テーブル１２に
切欠が必要となり、切断テーブル１２の構成が複雑にな
るという問題がある。
ンベア１４は、コンベア駆動機構や、搬送コンベア１４
の全体を昇降する昇降機構等が必要になり構成が複雑に
なるという問題がある。また、搬送ベルト１６、１６…
を切断テーブル１２に配するために切断テーブル１２に
切欠が必要となり、切断テーブル１２の構成が複雑にな
るという問題がある。
【０００５】さらに、この搬送コンベア１４で搬送され
る板硝子１０が薄板の場合、板硝子１０の切線が搬送ベ
ルト１６、１６…の近傍に搬送ベルト１６、１６…に沿
って位置した状態で、搬送ベルト１６、１６…の上昇時
すると、板硝子１０の自重で切線から板割れが発生して
製品が不良品となるという問題がある。本発明はこのよ
うな事情に鑑みて成されたもので、構成の簡素化を図る
ことができ、かつ製品の不良品の発生を抑制する板状体
の搬送方法及びその装置を提供することを目的とする。
る板硝子１０が薄板の場合、板硝子１０の切線が搬送ベ
ルト１６、１６…の近傍に搬送ベルト１６、１６…に沿
って位置した状態で、搬送ベルト１６、１６…の上昇時
すると、板硝子１０の自重で切線から板割れが発生して
製品が不良品となるという問題がある。本発明はこのよ
うな事情に鑑みて成されたもので、構成の簡素化を図る
ことができ、かつ製品の不良品の発生を抑制する板状体
の搬送方法及びその装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、硝子切断用テ
ーブルに走行可能に設けられた板硝子切断カッタ用の走
行フレームに取り付けられた吸着手段で前記硝子切断用
テーブル上の板状体を吸着し、前記走行フレームを前記
硝子切断用テーブル上で上流側から下流側に移動して、
前記吸着手段で吸着された板状体を所望の位置まで水平
方向に搬送し、前記板状体を前記硝子切断用テーブルに
受入れ又は前記硝子切断用テーブルから払出す工程を備
えた板状体の搬送方法、及び、それを実施するための装
置である。
ーブルに走行可能に設けられた板硝子切断カッタ用の走
行フレームに取り付けられた吸着手段で前記硝子切断用
テーブル上の板状体を吸着し、前記走行フレームを前記
硝子切断用テーブル上で上流側から下流側に移動して、
前記吸着手段で吸着された板状体を所望の位置まで水平
方向に搬送し、前記板状体を前記硝子切断用テーブルに
受入れ又は前記硝子切断用テーブルから払出す工程を備
えた板状体の搬送方法、及び、それを実施するための装
置である。
【０００７】
【作用】本発明によれば、硝子切断用テーブルに走行可
能に設けられた板硝子切断カッタ用の走行フレームに吸
着手段を取り付けた。この吸着手段は硝子切断用テーブ
ル上の板状体を吸着し、走行フレームと共に硝子切断用
テーブル上で上流側から下流側に移動する。これによ
り、吸着手段で吸着された板状体を所望の位置まで水平
方向に搬送し、板状体を硝子切断用テーブルに受入れ又
は硝子切断用テーブルから払出す。
能に設けられた板硝子切断カッタ用の走行フレームに吸
着手段を取り付けた。この吸着手段は硝子切断用テーブ
ル上の板状体を吸着し、走行フレームと共に硝子切断用
テーブル上で上流側から下流側に移動する。これによ
り、吸着手段で吸着された板状体を所望の位置まで水平
方向に搬送し、板状体を硝子切断用テーブルに受入れ又
は硝子切断用テーブルから払出す。
【０００８】このように、板硝子切断カッタ用の走行フ
レームに吸着手段を取り付けて移動するので、搬送装置
を簡素化することができ、また、板硝子切断カッタ用の
走行フレームに吸着手段を設けたのでテーブルの表面に
切欠等を加工する必要がない。さらに、板状体を吸着手
段で吸着して搬送するので、従来の搬送コンベアのよう
に搬送ベルトが板状体の切線に沿って位置しない。従っ
て、板状体の自重で切線から板割れが発生することを防
止できる。
レームに吸着手段を取り付けて移動するので、搬送装置
を簡素化することができ、また、板硝子切断カッタ用の
走行フレームに吸着手段を設けたのでテーブルの表面に
切欠等を加工する必要がない。さらに、板状体を吸着手
段で吸着して搬送するので、従来の搬送コンベアのよう
に搬送ベルトが板状体の切線に沿って位置しない。従っ
て、板状体の自重で切線から板割れが発生することを防
止できる。
【０００９】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る板状体の
搬送方法及び装置の好ましい実施例を詳説する。図１は
本発明に係る板状体の搬送装置が使用された硝子切断機
の平面図である。硝子切断機３０は切断テーブル（エア
テーブル）３２を備え、切断テーブル３２の表面には複
数のエア吹出穴（図示せず）が形成され、複数のエア吹
出穴からエアを吹き出して板硝子３４を切断テーブル３
２の表面から浮かすことができる。
搬送方法及び装置の好ましい実施例を詳説する。図１は
本発明に係る板状体の搬送装置が使用された硝子切断機
の平面図である。硝子切断機３０は切断テーブル（エア
テーブル）３２を備え、切断テーブル３２の表面には複
数のエア吹出穴（図示せず）が形成され、複数のエア吹
出穴からエアを吹き出して板硝子３４を切断テーブル３
２の表面から浮かすことができる。
【００１０】切断テーブル３２には走行アーム３６（移
動手段）がＸ−Ｘ方向に移動自在に支持されている。走
行アーム３６にはキャリア３８がＹ−Ｙ方向に移動自在
に支持されている。キャリア３８には切断部４０が設け
られ、切断部４０には図示しないカッタ４１（図４参
照）が支持されている。このカッタ４１が走行アーム３
６及びキャリア３８を介してＸ−Ｙ方向に移動して、板
硝子３４に切線を加工する。
動手段）がＸ−Ｘ方向に移動自在に支持されている。走
行アーム３６にはキャリア３８がＹ−Ｙ方向に移動自在
に支持されている。キャリア３８には切断部４０が設け
られ、切断部４０には図示しないカッタ４１（図４参
照）が支持されている。このカッタ４１が走行アーム３
６及びキャリア３８を介してＸ−Ｙ方向に移動して、板
硝子３４に切線を加工する。
【００１１】走行アーム３６には吸着手段４２、４２…
が設けられている。図２に示すように、吸着手段４２の
エアシリンダ４４はシリンダ部４４Ａが走行アーム３６
に設けられ、ロッド部４４Ｂには支持部材４６が固定さ
れている。支持部材４６にはベアリング４８を介してシ
ャフト５０が昇降自在に支持されている。シャフト５０
の下端部にはフランジ部５０Ａが形成され、フランジ部
５０Ａと支持部材４６との間にはリターン用の圧縮ばね
５２が取り付けられている。
が設けられている。図２に示すように、吸着手段４２の
エアシリンダ４４はシリンダ部４４Ａが走行アーム３６
に設けられ、ロッド部４４Ｂには支持部材４６が固定さ
れている。支持部材４６にはベアリング４８を介してシ
ャフト５０が昇降自在に支持されている。シャフト５０
の下端部にはフランジ部５０Ａが形成され、フランジ部
５０Ａと支持部材４６との間にはリターン用の圧縮ばね
５２が取り付けられている。
【００１２】シャフト５０の上端部にはナット５４がね
じ結合されている。シャフト５０の下端部には球体５６
を介して吸着パッド５８が任意の方向に傾斜可能に支持
されている。シャフト５０の張出部５０Ａと吸着パッド
５８との間には圧縮ばね６０が取り付けられている。こ
れにより、圧縮ばね６０の付勢力で吸着パッド５８は板
硝子３４と平行に配される。
じ結合されている。シャフト５０の下端部には球体５６
を介して吸着パッド５８が任意の方向に傾斜可能に支持
されている。シャフト５０の張出部５０Ａと吸着パッド
５８との間には圧縮ばね６０が取り付けられている。こ
れにより、圧縮ばね６０の付勢力で吸着パッド５８は板
硝子３４と平行に配される。
【００１３】そして、図３に示すように、エアシリンダ
４４のロッド部４４Ｂを伸長すると吸着パッド５８が下
降して吸着パッド５８の円周縁部が板硝子３４に接触す
る。この場合、エアシリンダ４４のロッド部４４Ｂの伸
縮ストローク量が吸着パッド５８の待機位置Ｈ1 〜接触
位置Ｈ2 間のストローク量より大きく設定されているの
で、吸着パッド５８が板硝子３４に接触した後も、エア
シリンダ４４のロッド部４４Ｂが伸長して支持部材４６
がシャフト５０に沿って下降する。これにより、圧縮ば
ね５２は、長さがＳ1 からＳ2 に縮小され（図２、図３
参照）、吸着パッド５８を待機位置Ｈ1 に戻す場合にリ
ターンスプリンブとして使用される。
４４のロッド部４４Ｂを伸長すると吸着パッド５８が下
降して吸着パッド５８の円周縁部が板硝子３４に接触す
る。この場合、エアシリンダ４４のロッド部４４Ｂの伸
縮ストローク量が吸着パッド５８の待機位置Ｈ1 〜接触
位置Ｈ2 間のストローク量より大きく設定されているの
で、吸着パッド５８が板硝子３４に接触した後も、エア
シリンダ４４のロッド部４４Ｂが伸長して支持部材４６
がシャフト５０に沿って下降する。これにより、圧縮ば
ね５２は、長さがＳ1 からＳ2 に縮小され（図２、図３
参照）、吸着パッド５８を待機位置Ｈ1 に戻す場合にリ
ターンスプリンブとして使用される。
【００１４】また、吸着パッド５８は円板状に形成さ
れ、吸着パッド５８には真空空間５８Ａが形成されてい
る。真空空間５８Ａは流路５８Ｂ及び可撓性配管６２を
介して真空装置（図示せず）に連通されている。従っ
て、図３に示すように、エアシリンダ４４のロッド部４
４Ｂを伸長して吸着パッド５８の円周縁部を板硝子３４
に接触させた状態で、真空装置が作動すると真空空間５
８Ａが真空状態に維持されて板硝子３４が吸着パッド５
８に吸着される。
れ、吸着パッド５８には真空空間５８Ａが形成されてい
る。真空空間５８Ａは流路５８Ｂ及び可撓性配管６２を
介して真空装置（図示せず）に連通されている。従っ
て、図３に示すように、エアシリンダ４４のロッド部４
４Ｂを伸長して吸着パッド５８の円周縁部を板硝子３４
に接触させた状態で、真空装置が作動すると真空空間５
８Ａが真空状態に維持されて板硝子３４が吸着パッド５
８に吸着される。
【００１５】さらに、走行アーム３６の下端部にはセン
サ７０が埋設され（図４、図５、図６参照）、センサ７
０は板硝子３４を検出して検出信号を出力する。前記の
如く構成された本発明に係る板状体の搬送装置の作用を
説明する。先ず、板硝子３４を切断テーブル３２に搬入
する場合について説明する。図４に示すように、走行ア
ーム３６を切断テーブル３２の待機位置Ｔに待機させた
状態で、切断テーブル３２の表面に形成された複数の吹
出し孔（図示せず）からエアを吹き出す。この状態で、
搬送ローラ６６上に載置された板硝子３４を搬送ローラ
６６で上流側から切断テーブル３２の方向に搬送する。
サ７０が埋設され（図４、図５、図６参照）、センサ７
０は板硝子３４を検出して検出信号を出力する。前記の
如く構成された本発明に係る板状体の搬送装置の作用を
説明する。先ず、板硝子３４を切断テーブル３２に搬入
する場合について説明する。図４に示すように、走行ア
ーム３６を切断テーブル３２の待機位置Ｔに待機させた
状態で、切断テーブル３２の表面に形成された複数の吹
出し孔（図示せず）からエアを吹き出す。この状態で、
搬送ローラ６６上に載置された板硝子３４を搬送ローラ
６６で上流側から切断テーブル３２の方向に搬送する。
【００１６】切断テーブル３２の近傍まで搬送された板
硝子３４は、表面に付着したパウダがパウダ除去装置６
８で除去される。パウダが除去された板硝子３４の先端
部がセンサ７０まで到達するとセンサ７０が板硝子３４
を検出して検出信号を出力する。センサ７０の検出信号
に基づいて走行アーム３６が下流側に走行する。走行ア
ーム３６の走行速度は、搬送ローラ６６による板硝子３
４の搬送速度と同期がとられている。
硝子３４は、表面に付着したパウダがパウダ除去装置６
８で除去される。パウダが除去された板硝子３４の先端
部がセンサ７０まで到達するとセンサ７０が板硝子３４
を検出して検出信号を出力する。センサ７０の検出信号
に基づいて走行アーム３６が下流側に走行する。走行ア
ーム３６の走行速度は、搬送ローラ６６による板硝子３
４の搬送速度と同期がとられている。
【００１７】走行アーム３６の走行中にセンサ７０の検
出信号に基づいてエアシリンダ４４のロッド部４４Ｂが
伸長する。これにより、吸着パッド５８が下降して吸着
パッド５８の円周縁部が板硝子３４に接触する（図３参
照）。次に、真空装置を作動させると吸着パッド５８の
真空空間５８Ａが真空状態になり板硝子３４が吸着パッ
ド５８に吸着される。この場合、板硝子３４は先端部が
吸着パッド５８の位置からａ寸法離れた位置で吸着され
る（図１、図５）。
出信号に基づいてエアシリンダ４４のロッド部４４Ｂが
伸長する。これにより、吸着パッド５８が下降して吸着
パッド５８の円周縁部が板硝子３４に接触する（図３参
照）。次に、真空装置を作動させると吸着パッド５８の
真空空間５８Ａが真空状態になり板硝子３４が吸着パッ
ド５８に吸着される。この場合、板硝子３４は先端部が
吸着パッド５８の位置からａ寸法離れた位置で吸着され
る（図１、図５）。
【００１８】上述したように、走行アーム３６の走行速
度は、搬送ローラ６６による板硝子３４の搬送速度と同
期がとられているので、走行アーム３６の走行中に板硝
子３４を吸着パッド５８に吸着することにより、吸着時
における板硝子３４の曲げ発生や傷発生を防止して板硝
子３４の受入れ安定化が図される。そして、板硝子３４
が吸着パッド５８に吸着されることにより、板硝子３４
は走行アーム３６と一体となって切断テーブル３２上ま
で搬送される。この場合、切断テーブル３２の表面に形
成された複数の吹出し孔（図示せず）からエアが吹き出
されているので板硝子３４が小さな牽引力でスムーズに
切断テーブル３２上に搬入される。そして、走行アーム
３６が切断テーブル３２の右端部からｂ寸法手前の位置
で停止し（図１、図６参照）、板硝子３４は切断テーブ
ル３２の所定位置に搬入される。
度は、搬送ローラ６６による板硝子３４の搬送速度と同
期がとられているので、走行アーム３６の走行中に板硝
子３４を吸着パッド５８に吸着することにより、吸着時
における板硝子３４の曲げ発生や傷発生を防止して板硝
子３４の受入れ安定化が図される。そして、板硝子３４
が吸着パッド５８に吸着されることにより、板硝子３４
は走行アーム３６と一体となって切断テーブル３２上ま
で搬送される。この場合、切断テーブル３２の表面に形
成された複数の吹出し孔（図示せず）からエアが吹き出
されているので板硝子３４が小さな牽引力でスムーズに
切断テーブル３２上に搬入される。そして、走行アーム
３６が切断テーブル３２の右端部からｂ寸法手前の位置
で停止し（図１、図６参照）、板硝子３４は切断テーブ
ル３２の所定位置に搬入される。
【００１９】上述したように板硝子３４を切断テーブル
３２に搬入する場合、切断テーブル３２にエアテーブル
を使用して板硝子３４を小さな牽引力で切断テーブル３
２上にスムーズに搬入する場合について説明したが、こ
れに限らず、切断テーブル３２の表面に転がり部材を設
けてエアテーブルと同様の効果を奏することができる。
３２に搬入する場合、切断テーブル３２にエアテーブル
を使用して板硝子３４を小さな牽引力で切断テーブル３
２上にスムーズに搬入する場合について説明したが、こ
れに限らず、切断テーブル３２の表面に転がり部材を設
けてエアテーブルと同様の効果を奏することができる。
【００２０】また、前記実施例では走行アーム３６の走
行速度と、搬送ローラ６６による板硝子３４の搬送速度
との同期をとり、かつ、走行アーム３６の走行中に板硝
子３４を吸着パッド５８に吸着し、吸着時における板硝
子３４の曲げ発生や傷発生を防止して板硝子３４の受入
れ安定化を図る場合について説明したが、これに限ら
ず、搬送ローラ６６にワンウエイクラッチを設け、走行
アーム３６の走行速度を、搬送ローラ６６による板硝子
３４の搬送速度より速くして、吸着時における板硝子３
４の曲げ発生や傷発生を防止して板硝子３４の受入れ安
定化を図ることも可能である。
行速度と、搬送ローラ６６による板硝子３４の搬送速度
との同期をとり、かつ、走行アーム３６の走行中に板硝
子３４を吸着パッド５８に吸着し、吸着時における板硝
子３４の曲げ発生や傷発生を防止して板硝子３４の受入
れ安定化を図る場合について説明したが、これに限ら
ず、搬送ローラ６６にワンウエイクラッチを設け、走行
アーム３６の走行速度を、搬送ローラ６６による板硝子
３４の搬送速度より速くして、吸着時における板硝子３
４の曲げ発生や傷発生を防止して板硝子３４の受入れ安
定化を図ることも可能である。
【００２１】次に、板硝子３４を切断テーブル３２から
搬出する場合について説明する。板硝子３４を切断テー
ブル３２上の所定位置に搬入した後、走行アーム３６の
切断部４０に設けられたカッタ４１を、走行アーム３６
及びキャリア３８を介してＸ−Ｙ方向に移動して板硝子
３４に切線を加工する。切線加工完了後、切断テーブル
３２として使用されているエアテーブルの表面に形成さ
れた複数の吹出し孔からエアを吹き出す。
搬出する場合について説明する。板硝子３４を切断テー
ブル３２上の所定位置に搬入した後、走行アーム３６の
切断部４０に設けられたカッタ４１を、走行アーム３６
及びキャリア３８を介してＸ−Ｙ方向に移動して板硝子
３４に切線を加工する。切線加工完了後、切断テーブル
３２として使用されているエアテーブルの表面に形成さ
れた複数の吹出し孔からエアを吹き出す。
【００２２】この状態で、図７及び図１０に示すよう
に、板硝子３４の後端部を吸着パッド５８で吸着する。
次に、走行アーム３６を下流方向に移動することにより
吸着パッド５８を介して板硝子３４を下流方向に押し出
して、板硝子３４を切断テーブル３２から下流側に搬出
する。このように、切断テーブル３２としてエアテーブ
ルを使用することにより、板硝子３４の下流方向への押
出力を小さくすることができる。
に、板硝子３４の後端部を吸着パッド５８で吸着する。
次に、走行アーム３６を下流方向に移動することにより
吸着パッド５８を介して板硝子３４を下流方向に押し出
して、板硝子３４を切断テーブル３２から下流側に搬出
する。このように、切断テーブル３２としてエアテーブ
ルを使用することにより、板硝子３４の下流方向への押
出力を小さくすることができる。
【００２３】上述したように板硝子３４を切断テーブル
３２から搬出する場合、切断テーブル３２にエアテーブ
ルを使用して板硝子３４を小さな押出力で切断テーブル
３２からスムーズに搬出する場合について説明したが、
これに限らず、切断テーブル３２の表面に転がり部材を
設けてエアテーブルと同様の効果を奏することができ
る。
３２から搬出する場合、切断テーブル３２にエアテーブ
ルを使用して板硝子３４を小さな押出力で切断テーブル
３２からスムーズに搬出する場合について説明したが、
これに限らず、切断テーブル３２の表面に転がり部材を
設けてエアテーブルと同様の効果を奏することができ
る。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る板状体
の搬送方法及び装置によれば、板硝子切断カッタ用の走
行フレームに吸着手段を取り付けて移動するので、搬送
装置を簡素化することができ、また、板硝子切断カッタ
用の走行フレームに吸着手段を設けたのでテーブルの表
面に切欠等を加工する必要がない。従って、構成の簡素
化を図ることができる。
の搬送方法及び装置によれば、板硝子切断カッタ用の走
行フレームに吸着手段を取り付けて移動するので、搬送
装置を簡素化することができ、また、板硝子切断カッタ
用の走行フレームに吸着手段を設けたのでテーブルの表
面に切欠等を加工する必要がない。従って、構成の簡素
化を図ることができる。
【００２５】さらに、板状体を吸着手段で吸着して搬送
するので、従来の搬送コンベアのように搬送ベルトが板
状体の切線に沿って位置しない。従って、板状体の自重
で切線から板割れが発生することを防止できるので、製
品の不良品の発生を抑制することができる。
するので、従来の搬送コンベアのように搬送ベルトが板
状体の切線に沿って位置しない。従って、板状体の自重
で切線から板割れが発生することを防止できるので、製
品の不良品の発生を抑制することができる。
【図１】本発明に係る板状体の搬送装置の平面図
【図２】本発明に係る板状体の搬送装置に使用された吸
着手段の動作を説明した断面図
着手段の動作を説明した断面図
【図３】本発明に係る板状体の搬送装置に使用された吸
着手段の動作を説明した断面図
着手段の動作を説明した断面図
【図４】本発明に係る板状体の搬送装置を使用して板硝
子を切断テーブルに搬入する場合について説明した側面
図
子を切断テーブルに搬入する場合について説明した側面
図
【図５】本発明に係る板状体の搬送装置を使用して板硝
子を切断テーブルに搬入する場合について説明した側面
図
子を切断テーブルに搬入する場合について説明した側面
図
【図６】本発明に係る板状体の搬送装置を使用して板硝
子を切断テーブルに搬入する場合について説明した側面
図
子を切断テーブルに搬入する場合について説明した側面
図
【図７】本発明に係る板状体の搬送装置を使用して板硝
子を切断テーブルから搬出する場合について説明した平
面図
子を切断テーブルから搬出する場合について説明した平
面図
【図８】従来の板状体の搬送装置を示した平面図
３２…切断テーブル（テーブル） ３４…板硝子（板状体） ３６…走行アーム（移動手段） ４２…吸着手段
Claims (6)
- 【請求項１】 硝子切断用テーブルに走行可能に設けら
れた板硝子切断カッタ用の走行フレームに取り付けられ
た吸着手段で前記硝子切断用テーブル上の板状体を吸着
し、 前記走行フレームを前記硝子切断用テーブル上で上流側
から下流側に移動して、前記吸着手段で吸着された板状
体を所望の位置まで水平方向に搬送し、 前記板状体を前記硝子切断用テーブルに受入れ又は前記
硝子切断用テーブルから払出すことを特徴とする板状体
の搬送方法。 - 【請求項２】 前記走行アームの搬送速度と前記硝子切
断用テーブルの上流側に設けられた搬送ローラの搬送速
度との同期をとり、前記搬送ローラを介して搬送されて
きた板状体を前記硝子切断用テーブルに搬入することを
特徴とする請求項１の板状体の搬送方法。 - 【請求項３】 前記硝子切断用テーブルの上流側に設け
られた搬送ローラにワンウエイクラッチを設け、前記走
行アームの搬送速度を前記搬送ローラの搬送速度より速
く設定して、前記搬送ローラを介して搬送されてきた板
状体を前記硝子切断用テーブルに搬入することを特徴と
する請求項１の板状体の搬送方法。 - 【請求項４】 硝子切断用テーブルに走行可能に設けら
れた板硝子切断カッタ用の走行フレームに取り付けられ
ると共に、前記硝子切断用テーブル上の板状体を吸着可
能な吸着手段を備え、 前記走行フレームを上流側から下流側に移動して前記吸
着手段に吸着された前記板状体を水平方向に搬送して前
記板状体を前記硝子切断用テーブルに受入れ又は前記硝
子切断用テーブルから払出すことを特徴とする板状体の
搬送装置。 - 【請求項５】 前記走行アームの搬送速度と前記硝子切
断用テーブルの上流側の搬送ローラの搬送速度との同期
をとり、前記搬送ローラを介して搬送されてきた板状体
を前記硝子切断用テーブルに搬入することを特徴とする
請求項４の板状体の搬送装置。 - 【請求項６】 前記硝子切断機の上流側の搬送ローラに
ワンウエイクラッチを設け、前記走行アームの搬送速度
を前記搬送ローラの搬送速度より速くして、前記搬送ロ
ーラを介して搬送されてきた板状体を前記硝子切断用テ
ーブルに搬入することを特徴とする請求項４の板状体の
搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28507594A JPH08143323A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 板状体の搬送方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28507594A JPH08143323A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 板状体の搬送方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08143323A true JPH08143323A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17686829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28507594A Pending JPH08143323A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 板状体の搬送方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08143323A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1264803A2 (de) * | 2001-06-05 | 2002-12-11 | HEGLA Fahrzeug- u. Maschinenbau GmbH & Co. KG | Verfahren und Vorrichtung zum Aufteilen von Verbundglastafeln |
| EP1314703A2 (de) * | 2001-11-26 | 2003-05-28 | HEGLA Fahrzeug- u. Maschinenbau GmbH & Co. KG | Verbundglasschneidanlage |
| EP1753679A1 (de) * | 2004-06-03 | 2007-02-21 | OC Oerlikon Balzers AG | Tisch zur aufnahme eines werkstücks sowie verfahren zur bearbeitung eines werkstücks auf einem solchen |
| EP1770031A1 (en) * | 2005-09-30 | 2007-04-04 | Z. BAVELLONI S.p.A. | Assembly for conveying sheets on machines for working sheets, particularly glass sheets and the like |
| CN108238447A (zh) * | 2018-01-16 | 2018-07-03 | 京东方科技集团股份有限公司 | 传输系统 |
| KR102091263B1 (ko) * | 2020-01-31 | 2020-03-19 | 장한영 | 유리 가공 장치 |
| CN113233198A (zh) * | 2021-06-01 | 2021-08-10 | 嘉兴市光泰照明有限公司 | 一种用于玻璃产线自动卸玻璃装置 |
| CN114538101A (zh) * | 2020-11-19 | 2022-05-27 | 洛阳兰迪玻璃机器股份有限公司 | 一种钢化玻璃生产线 |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP28507594A patent/JPH08143323A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1264803A2 (de) * | 2001-06-05 | 2002-12-11 | HEGLA Fahrzeug- u. Maschinenbau GmbH & Co. KG | Verfahren und Vorrichtung zum Aufteilen von Verbundglastafeln |
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| US8785812B2 (en) | 2004-06-03 | 2014-07-22 | Tel Solar Ag | Table for receiving a workpiece and method for processing a workpiece on such table |
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| CN114538101A (zh) * | 2020-11-19 | 2022-05-27 | 洛阳兰迪玻璃机器股份有限公司 | 一种钢化玻璃生产线 |
| CN114538101B (zh) * | 2020-11-19 | 2023-09-22 | 洛阳兰迪玻璃机器股份有限公司 | 一种钢化玻璃生产线 |
| CN113233198A (zh) * | 2021-06-01 | 2021-08-10 | 嘉兴市光泰照明有限公司 | 一种用于玻璃产线自动卸玻璃装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040602 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050510 |