JPH0556928U - 自動基板裁断装置における清掃兼用搬送機 - Google Patents

自動基板裁断装置における清掃兼用搬送機

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JPH0556928U JP502592U JP502592U JPH0556928U JP H0556928 U JPH0556928 U JP H0556928U JP 502592 U JP502592 U JP 502592U JP 502592 U JP502592 U JP 502592U JP H0556928 U JPH0556928 U JP H0556928U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 作業効率が良く、装置を簡単な構造としてコ
ンパクト化を図ることができるものである。 【構成】 ガラス基板等の基板をカッターでスクライブ
し、ブレイク手段でブレイクして裁断するために基板を
搬送するに際し、テーブルT上で基板を吸着させて搬送
する吸着搬送手段11の移動側にテーブルT上面を清掃す
る清掃手段12を並設させて一体で移動可能とし、更に吸
着搬送手段11と清掃手段12をそれぞれ単独で作動しうる
ようにしてなり、移動と同時にテーブルT上面を清掃す
ることを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、二枚のガラス基板を重ね合わせて形成された、例えばそれぞれが個 々に液晶表示板を構成する複数の透明導電膜パターンが印刷された複層ガラス基 板である基板から各透明導電膜パターンを個々に有する単位複層ガラスに機械的 にスクライブしてブレイクする自動基板裁断装置にあって、これらを移動させる のと同時にテーブル上面を清掃することができる自動基板裁断装置における清掃 兼用搬送機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動基板裁断装置では、テーブル上で基板を吸着させて搬送する吸着搬 送手段とテーブル上面を清掃する清掃手段は別々の装置として設けられており、 吸着搬送手段の移動の合間に、この吸着搬送手段の移動方向に対して清掃手段が 横切るように移動してテーブル上面の清掃を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の自動基板裁断装置では、作業効率が悪く、装置が複雑なものに ならざるをえないという問題点がある。
【0004】 そこで、本考案は、作業効率が良く、装置を簡単な構造としてコンパクト化を 図ることができる自動基板裁断装置における清掃兼用搬送機を提供しようとする ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、ガラス基板等の基板をカッターでスクライブし、 ブレイク手段でブレイクして裁断するために基板を搬送するに際し、テーブル上 で基板を吸着させて搬送する吸着搬送手段の移動側にテーブル上面を清掃する清 掃手段を並設させて一体で移動可能とし、更に吸着搬送手段と清掃手段をそれぞ れ単独で作動しうるようにしてなり、移動と同時にテーブル上面を清掃すること を特徴とするものである。
【0006】 また、後述する効果により、吸着搬送手段及び清掃手段を、テーブル上に載置 する基板の上方に位置させ、それぞれを単独で昇降自在としてなるものが好まし い。
【0007】
【作用】
以上の如く本考案の自動基板裁断装置における清掃兼用搬送機によれば、吸着 搬送手段の移動側に清掃手段を並設させて一体で移動可能とし、吸着搬送手段と 清掃手段をそれぞれ単独で作動可能としているので、例えば吸着搬送手段にてテ ーブル上で基板を吸着させて搬送する際、或いは吸着搬送手段は基板を載置した テーブルまで全体を移動させる際に清掃手段を単独で作動させることにより、移 動と同時にテーブル上面を清掃することができる。
【0008】 次に、吸着搬送手段及び清掃手段を、テーブル上に載置する基板の上方に位置 させ、それぞれを単独で昇降自在としてなるものを用いた場合、搬送又は清掃す る時には吸着搬送手段及び清掃手段をそれぞれ下降させることにより、また作動 させない時には吸着搬送手段及び清掃手段をそれぞれ上昇させた位置で待機させ ておくのである。
【0009】
【実施例】
本考案の詳細を更に図示した実施例により説明する。 図1に示したものは、自動基板裁断装置における概略平面図であり、該自動基 板裁断装置Mは、図9の如く二枚のガラス基板1、2を重ね合わせて形成された 、例えばそれぞれが個々に液晶表示板を構成する複数の透明導電膜パターン3が 印刷された複層ガラス基板である基板4から各透明導電膜パターン3を個々に有 する単位複層ガラスに機械的にスクライブしてブレイクするものである。この自 動基板裁断装置Mは、図1に示すように入口側搬送部A、第一裁断部B、中間搬 送部C、第二裁断部D、出口側搬送部Eの工程よりなり、更に図1に示すC1は 、複数個の基板4を離間して上下に並べて収納したカセット5を搬送する入口側 コンベアであり、T1は、入口側搬送テーブルであり、T2は、基板4をカッタ ー6でスクライブする第1スクライブテーブルであり、T3は、反転機7でスク ライブされた基板4を反転させる反転テーブルであり、T4は、スクライブされ た基板4をブレイク手段8でブレイクする第1ブレイクテーブルであり、T5は 、中間テーブルであり、同様にT6は、第2スクライブテーブルであり、T7は 、反転テーブルであり、T8は、第2ブレイクテーブルであり、C2は、裁断さ れた透明導電膜パターン3等を搬送する出口側コンベアである。そして、図1に 示すように入口側搬送テーブルT1から第1スクライブテーブルT2にかけて移 動しうる入口側清掃兼用搬送機9aを設け、第1ブレイクテーブルT4から中間 テーブルT5及び第2スクライブテーブルT6にかけて移動しうる中間清掃兼用 搬送機9bを設け、第2ブレイクテーブルT8から出口側コンベアC2にかけて 移動しうる出口側清掃兼用搬送機9cを設け、更に第1スクライブテーブルT2 から反転テーブルT3にかけて移動しうる入口側搬送機10aを設け、第2スクラ イブテーブルT6から反転テーブルT7にかけて移動しうる出口側搬送機10bを 設けている。更に、本考案のポイントである清掃兼用搬送機9a、9b、9cは 、図1に示すようにそれぞれ吸着搬送手段11、清掃手段12を構成要件としている 。
【0010】 まず、中間清掃兼用搬送機9bは、図2に示すようにテーブルT上で基板4を 吸着させて搬送する吸着搬送手段11の移動側である両側部にテーブルT上面を清 掃する清掃手段12を並設させて一体で移動可能として、吸着搬送手段11と清掃手 段12をそれぞれ単独で作動しうるようにしてなり、移動と同時にテーブルT上面 を清掃することを特徴とするものである。具体的には、吸着搬送手段11は、図2 及び図3に示すように固定台13の側方に、調整用ねじ14の先端で支持台15の下面 より延設した支持片16を支持した状態で図1の如く支持台15を移動方向に配設す るように取り付け、この支持台15上面に案内用レール17とラックレール18を並行 配設し、該案内用レール17上を外被部材19を外被して走行自在とし、この上に走 行部材20を固定し、更に図3の如く走行部材20上に回転軸21の先端にピニオン22 を有する駆動用モーター23を前記ラックレール18とピニオン22が噛み合うように 取り付けることにより、駆動用モーター23の回転にて図2中の左右いずれにも案 内用レール17上を走行部材20が走行自在としている。更に、吸着搬送手段11は、 図2及び図3に示すように固定台13の側方に設けたテーブルTに向かって延びる ように走行部材20より延設片25を延設し、この延設片25にロッド26が貫通するよ うに昇降用エアシリンダー27を取り付け、該昇降用エアシリンダー27の側方に内 部にベアリングを有する案内用軸受28、28を貫通して固定し、案内用軸受28にて 支持されるように案内杆29を貫通させ、案内杆29、29の先端にナット30、30で、 及び昇降用エアシリンダー27のロッド26の先端に連結継手31を介してナット32で 昇降片33を取り付け、この昇降片33より側方に取付片34・・を延設し、それぞれ の取付片34の先端に吸盤35を取り付け、この吸盤35の吸込口35′に特に図示しな いチューブで配管して、例えばブロア、真空ポンプ等で排気することにより吸盤 35・・で基板4表面を吸着して搬送可能としたものである。更に、清掃手段12は 、吸着搬送手段11の移動側に並設させて一体になるように前記走行部材20からテ ーブルTに向かって延びるように延設片36を延設し、この延設片36にロッド37が 貫通するように昇降用エアシリンダー38を取り付け、該昇降用エアシリンダー38 の側方に内部にベアリングを有する案内用軸受39、39を貫通して固定し、該案内 用軸受39にて支持されるように案内杆40を貫通させ、案内杆40、40の先端に及び 昇降用エアシリンダー38のロッド37の先端に螺部を設けてナット41で取付板42を 取り付け、この取付板42に、図5の如く内部が中空であり、底面45aを開放し、 上面45bに吸込部44を有するダクト45の底面45a外周に植毛部46を有する清掃部 47を設け、この吸込部44に特に図示しないチューブで配管して、例えばブロア、 真空ポンプ等で排気することにより清掃部47における植毛部46で基板4上の切屑 等を集め、吸い込んで清掃を行うことができるのである。
【0011】 次に、清掃兼用搬送機9cは、図6に示すように前記清掃兼用搬送機9bと同 様に吸着搬送手段11′の移動側である一側にテーブルT上面を清掃する清掃手段 12を並設させて一体で移動可能としたものであり、清掃手段12は図4で示した前 記清掃手段12と同じ構造である。そして、吸着搬送手段11′も、一部同じ構造で あるが、図6及び図7に示すように、取付用板体48と、中空の枠体49の底面に板 形状であり且つ多孔質状の吸着部材50、例えば連続気泡を有する発泡プラスチッ クを用いたものを設けた枠体49を取付ボルト51と取付ナット52をコイルバネ53を 介在させた状態で取り付けたものである。図6中54は、吸込口であり、図7中55 は、枠体49と吸着部材50の間の中空を保持するための保持部材であり、ねじ56で 固定したものである。そして、吸込口54と特に図示しないチューブで配管して、 この吸着部材50を基板4表面にコイルバネ53・・でクッション性を持たせて当接 させた状態で、ブロア、真空ポンプ等で排気することにより、吸着部材50の背面 を減圧することにより基板4を吸着して搬送しうるようにしたものである。
【0012】 また、清掃兼用搬送機9aは、前記中間清掃兼用搬送機9bと同じ構造であり 、図1のように移動方向である右側のみに清掃手段12を設けたものである。 更に、入口側搬送機10a、出口側搬送機10bは、吸着搬送手段11のみからなる ものである。 また、反転機7は、基板4表面を例えば吸盤等で吸着して回転させることによ り、反転させるようにしたものである。
【0013】 尚、図例の清掃兼用搬送機9は、エアーシリンダーを用いて、吸着搬送手段11 、清掃手段12における吸盤35・・或いは清掃部47を昇降自在としているが、電機 モーター等の他の駆動手段を用いて昇降自在とすることも可能であり、また、図 例の清掃兼用搬送機9のように吸着搬送手段11及び清掃手段12を、テーブルT上 に載置する基板4の上方に位置させ、それぞれを単独で昇降自在としているが、 吸着搬送手段11及び清掃手段12を、テーブルTの側方に位置させそれぞれを単独 で出没自在とさせることにより、テーブルT上に載置する基板4に接するように することもできる。
【0014】 而して、自動基板裁断装置Mによれば、図1に示すようにまず入口側搬送部A の工程において、入口側コンベアC1で複数個の基板4を離間して積層すること により収納したカセット5が搬送され、入口側搬送テーブルT1上に図8の如く 二枚のガラス基板1、2を重ね合わせて形成された基板4が載置され、吸着搬送 手段11の吸盤35・・及び清掃手段12の植毛部46を上昇させた状態で駆動用モータ ー23が回転してピニオン22とラックレール18が噛み合うことにより案内用レール 17上を清掃兼用搬送機9aが左端に移動し、そして図1の位置で吸着搬送手段11 の吸盤35・・のみが下降して図3に示すように基板4に接触した状態で図示しな いチューブを介して例えばブロア等で排気することにより吸盤35・・で基板4表 面を吸着した後、吸着搬送手段11が図3中距離lだけ上昇し、また図4中距離m だけ清掃手段12の植毛部46が下降した後、駆動用モーター23が逆回転して清掃兼 用搬送機9aが右側に移動されることにより、この植毛部46が第1スクライブテ ーブルT2上を清掃し、吸着搬送手段11が第1スクライブテーブルT2上まで移 動してこの位置で吸着搬送手段11が下降して図1中想像線で示すように基板4が 載置されるのである。
【0015】 第一裁断部Bの工程では、図9(a)の如く入口側搬送テーブルT1上に基板 4を水平に載置され、上方に向いた第1ガラス基板1をそれに印刷したスクライ ブマークSMで予め設定されたラインに沿って上方からガラスカッター6でスク ライブ56する。次に、入口側搬送機10aにて、吸盤35・・にて基板4を同様に吸 着して、反転テーブルT3上に基板4を載置し、反転機7にて基板4を反転させ た状態で第1ブレイクテーブルT4上に水平状態で載置することができる。そし て、上方に向いた第2ガラス基板2の上方からブレイク手段8により図9(b) の如く第1ガラス基板1のスクライブ56ラインに沿って押圧力を負荷させること で、第1ガラス基板1に図中一点鎖線状態で示すように曲げモーメントを付与し て、第1ガラス基板1をスクライブ56ラインに沿ってブレイク57させる。更に、 吸着搬送手段11の吸盤35・・及び清掃手段12、12の植毛部46を上昇させた状態で 中間清掃兼用搬送機9bを図1中左側に移動させて第1ブレイクテーブルT4上 に位置させ、吸着搬送手段11を下降して吸盤35・・で基板4を吸着した後上昇す るとともに、左側に位置する清掃手段12を下降させた状態で右側に移動すること により、移動と同時に第1ブレイクテーブルT4上の清掃を行うことができる。 そして、中間搬送部Cの工程では、中間清掃兼用搬送機9bが中間テーブルT5 まで移動すると左側に位置する清掃手段12が上昇するとともに、右側に位置する 清掃手段12が下降し、左側への移動と同時に第1ブレイクテーブルT6上の清掃 を行うことができ、吸着搬送手段11により第1ブレイクテーブルT6上に基板4 を載置し、その後中間清掃兼用搬送機9bが図1中左側に移動して中間テーブル T5上で待機する。
【0016】 第二裁断部Dの工程では、図9(c)の如く第1ブレイクテーブルT6上に 第2ガラス基板2を上方に向けて基板4を水平に載置され、同じくそれに印刷し たスクライブマークSMで予め設定されたラインに沿ってガラスカッター6でス クライブ56する。そして、同様に出口側搬送機10bの移動により反転テーブルT 7に基板4が載置され、同様に反転機7にて基板4を反転させた状態で第2ブレ イクテーブルT8上に水平状態で載置することができ、上方を向いた第1ガラス 基板1の上方からブレイク手段8によって第2ガラス基板2のスクライブ56ライ ンに沿って押圧力を負荷させることで、同じく第2ガラス基板2に曲げモーメン トを付与して、第2ガラス基板2をスクライブ56ラインに沿ってブレイク57させ る。そして、吸着搬送手段11′の吸着部50及び清掃手段12の植毛部46を上昇させ た状態で出口側清掃兼用搬送機9cを図1中左側に移動させて第2ブレイクテー ブルT8上に位置させ、吸着搬送手段11′を下降して吸着部50で透明導電膜パタ ーン3等に裁断された基板4を吸着した後上昇するとともに、左側に位置する清 掃手段12を下降させた状態で右側に搬送することにより、移動と同時に第2ブレ イクテーブルT8上の清掃を行うことができ、単位複層ガラスに裁断された基板 4を出口側コンベアC2上まで、搬送することができる。更に、出口側搬送部E の工程では、出口側コンベアC2を用いて、単位複層ガラスに裁断された基板4 を搬送させることができる。 尚、上記のような方法で行うと、例えば縦350 mm×横300 mm×厚み2.2 m mの2層ガラス基板4を縦150 mm×横280 mmの大きさである単位複層ガラス の2枚に裁断する場合、ラインタクトが従来の方法であると126 秒であるのに対 して、106 秒で行うことができる。 また、同様に上記のような方法で行うと、例えば縦350 mm×横300 mm×厚 み2.2 mmの2層ガラス基板4を縦80mm×横30mmの大きさである単位複層ガ ラスの36枚に裁断する場合、ラインタクトが従来の方法であると185 秒であるの に対して、165 秒で行うことができるが実験的に証明されている。
【0017】 このように本考案に係る代表的実施例の清掃兼用搬送機9によれば、例えば吸 着搬送手段11にてテーブルT上で基板4を吸着させて搬送する際、或いは吸着搬 送手段11は基板4を載置したテーブルTまで全体を移動させる際に清掃手段12を 単独で作動させることにより、移動と同時にテーブルT上面を清掃することがで きるので、基板4を裁断するのに飛躍的に作業効率をあげることができ、また従 来のものと比べて、簡単な構造としてコンパクト化を図ることができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 請求項1の自動基板裁断装置における清掃兼用搬送機によれば、例えば吸着搬 送手段にてテーブル上で基板を吸着させて搬送する際、或いは吸着搬送手段は基 板を載置したテーブルまで全体を移動させる際に清掃手段を単独で作動させるこ とにより、移動と同時にテーブル上面を清掃することができるので、基板を裁断 するのに飛躍的に作業効率をあげることができ、また従来のものと比べて、簡単 な構造としてコンパクト化を図ることができる。
【0019】 請求項2の自動基板裁断装置における清掃兼用搬送機によれば、吸着搬送又は 清掃する時には吸着搬送手段及び清掃手段をそれぞれ下降させることにより、ま た作動させない時には吸着搬送手段及び清掃手段をそれぞれ上昇させた位置で待 機させておくので、吸着搬送手段及び清掃手段の移動距離を短くでき、よりコン パクトなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動基板裁断装置における概略平面図
【図2】第1考案の清掃兼用搬送装置の平面図
【図3】同じく清掃兼用搬送装置における吸着搬送手段
の側面図
【図4】同じく清掃兼用搬送装置における清掃手段の側
面図
【図5】同じく清掃手段の概略縦断面図
【図6】第2考案の清掃兼用搬送装置の平面図
【図7】同じく清掃兼用搬送装置における吸着搬送手段
の一部断面側面図
【図8】複層ガラス基板の一例の一部を示す平面図
【図9】複層ガラス基板の裁断方法の工程手順を示す説
明図
【符号の説明】
M 自動基板裁断装置 1 ガラス基板 2 ガラス基板 3 透明電導膜パターン 4 基板 5 カセット 6 カッター 7 反転機 8 ブレイク手段 9 入口側清掃兼用搬送機 10 搬送機 11 吸着搬送手段 12 清掃手段 13 固定台 14 調整用ねじ 15 支持台 16 支持片 17 案内用レール 18 ラックレール 19 外被部材 20 走行部材 21 回転軸 22 ピニオン 23 駆動用モーター 25 延設片 26 ロッド 27 昇降用エアシリンダー 28 案内用軸受 29 案内杆 30 ナット 31 連結継手 32 ナット 33 昇降片 34 取付片 35 吸盤 36 延設片 37 ロッド 38 昇降用エアシリンダー 39 案内用軸受 40 案内杆 41 ナット 42 取付板 44 吸込部 45 ダクト本体 46 植毛部 47 清掃部 48 取付用板体 49 枠体 50 吸着部材 51 取付ボルト 52 取付ナット 54 吸込口 55 保持部材 56 スクライブ 57 ブレイク

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板等の基板をカッターでスクラ
    イブし、ブレイク手段でブレイクして裁断するために基
    板を搬送するに際し、テーブル上で基板を吸着させて搬
    送する吸着搬送手段の移動側にテーブル上面を清掃する
    清掃手段を並設させて一体で移動可能とし、更に吸着搬
    送手段と清掃手段をそれぞれ単独で作動しうるようにし
    てなり、移動と同時にテーブル上面を清掃することを特
    徴とする自動基板裁断装置における清掃兼用搬送機。
  2. 【請求項2】 吸着搬送手段及び清掃手段を、テーブル
    上に載置する基板の上方に位置させ、それぞれを単独で
    昇降自在としてなる請求項1記載の自動基板裁断装置に
    おける清掃兼用搬送機。
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