JPH08142017A - 遠心成形トンネルライナの継手の成形方法 - Google Patents

遠心成形トンネルライナの継手の成形方法

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JPH08142017A
JPH08142017A JP6286805A JP28680594A JPH08142017A JP H08142017 A JPH08142017 A JP H08142017A JP 6286805 A JP6286805 A JP 6286805A JP 28680594 A JP28680594 A JP 28680594A JP H08142017 A JPH08142017 A JP H08142017A
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Japan
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joint
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tunnel liner
concrete
liner
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JP6286805A
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Mitsutoshi Hayashi
光俊 林
Mitsuo Ishitani
満夫 石谷
Ryuichi Kudo
隆一 工藤
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Nippon High Strength Concrete Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Nippon High Strength Concrete Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】遠心成形トンネルライナの端面に異種の継手部
材を一体に完全に形成する。 【構成】継手部材21を、円弧状の側板12に側面が密
着し、底板11に底面が密着するように型枠10内に配
設する。継手部材21はコンクリートとの境目に壁22
を立設し、また、底板11上に延出する足23を備え、
コンクリート30と完全に一体化するように配置されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド工法や推進工
法に用いられる遠心成形トンネルライナの継手の成形方
法に関し、遠心成形コンクリートと元来別体の継手部材
をコンクリートと一体化させる成形方法に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】本出願人らは、シールド工法や推進工法
に用いられるコンクリート製の円弧板状のセグメントを
遠心成形により製造する技術を開発し、これを開示して
いる。例えば、特願平5−303930号公報がある。
この技術は1円周のトンネルライナを複数個に分割し、
各分割された円弧板状のライナを製作する個別型枠を用
い、この個別型枠内にあらかじめコンクリートを充填し
て振動締め固めを行い、ついでこの円弧板状のライナの
個別型枠を遠心成形ドラム内に数個取付け、20〜30
G(Gは重力の加速度)の遠心力を加えてコンクリート
を緻密化し、養生を行って製造するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなトンネルラ
イナは、種々の理由により、異種の部材と接合すること
を要する場合がある。例えば、曲率の大きいカーブ、分
岐、トンネルの拡縮等のために異形部材を取付けたり、
あるいは、各種工作物を取付けるための取付け具の座を
形成する等の要請がある。このような場合に、遠心成形
トンネルライナの結合端面に、このトンネルライナと一
体の継手を形成しなければならない。
【0004】本発明はこのような要請に対応する遠心成
形トンネルライナの継手の成形方法を開発し、これを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために開発されたもので、円弧板状の遠心成形ト
ンネルライナの型枠の底板及び側板に密接して継手部材
を型枠内に配設し、型枠にコンクリートを打設して、前
記継手部材とコンクリートとを一体化させることを特徴
とする遠心成形トンネルライナの継手の成形方法であ
る。この継手部材は金属継手であることが多く、FRP
その他でもよい。また、前記継手部材とコンクリートと
の接合面に、シール材を介在させることが好ましく、こ
のシール材を介在させる接合面をトンネルライナの外周
面とするとシール性が高く好適である。
【0006】
【作用】本発明の遠心成形トンネルライナの継手の成形
方法は、遠心成形の型枠内に継手部材を挿入し、コンク
リートを打設して、遠心成形により一体化する。従って
強固に結合し、漏れ等を生じない。継手部材は材料、形
状の如何を問わないが、型枠内面に密着する形状とす
る。金属例えば鋼継手は溶接施工等が容易なので継手と
して好適である。FRPその他を排除するわけではな
い。シール材として、ゴム、プラスチックス、金属等を
用いることができる。継手部材とコンクリートとの接合
面をトンネルライナの外周面とすると遠心力締め固めの
時に圧密し極めて高いシール性を得ることができ好まし
い。
【0007】
【実施例】図1に本発明の遠心成形トンネルライナの継
手の成形方法を説明するために遠心成形トンネルライナ
の型枠の平面図を示し、図2にその側面図を示した。ま
た図1のA−A矢視断面図を図3に示した。本発明の実
施例の遠心成形トンネルライナの型枠10は、底板11
と、側板12、13と、妻板14、15とから構成され
ている。また図示省略した蓋を備えている。継手部材2
1は、円弧状の側板12に側面が密着し、底板11に底
面が密着するように型枠10内に配設される。図1に継
手部材21をハッチングを施して示したが、これは材料
の違いを示すもので、断面の表示ではない。継手部材2
1はコンクリートとの境目に壁22を立設し、また、底
板11上に延出する足23を備え、コンクリート30と
完全に一体化するように配置されている。必要に応じジ
ベル筋を取付けたり、トンネルライナの内部鉄筋と結合
してもよい。コンクリートとの間にシール材24を設け
ると、シールが完全になる。なお、継手部材の円周方向
の接続は、溶接等により完全となる。
【0008】実施例のトンネルライナは高温蒸気養生の
時も何ら問題なく、一体の完全な製品トンネルライナを
製造することができた。
【0009】
【発明の効果】本発明の遠心成形トンネルライナの継手
の成形方法は、以上のように構成されているので、異種
の継手部材を一体に完全に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の遠心成形トンネルライナの継手の成形
型枠の平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1のA−A矢視断面図である。実施例の効果
を示すグラフである。
【符号の説明】
10 型枠 11 底板 12、13 側板 14、15 妻板 21 継手部材 22 壁 23 足 24 シール材 30 コンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 隆一 深谷市大字上野台字御屋敷2352 ダイヤパ レス214号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧板状の遠心成形トンネルライナの型
    枠の底板及び側板に密接して継手部材を型枠内に配設
    し、該型枠にコンクリートを打設して、前記継手部材と
    コンクリートとを一体化させることを特徴とする遠心成
    形トンネルライナの継手の成形方法。
  2. 【請求項2】 前記継手部材は金属継手であることを特
    徴とする請求項1記載の遠心成形トンネルライナの継手
    の成形方法。
  3. 【請求項3】 前記継手部材とコンクリートとの接合面
    に、シール材を介在させたことを特徴とする請求項1記
    載の遠心成形トンネルライナの継手の成形方法。
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JPS51143762U (ja) * 1975-05-13 1976-11-18

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