JPS6010680Y2 - 衝撃式破砕機に於ける反撥板 - Google Patents

衝撃式破砕機に於ける反撥板

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Publication number
JPS6010680Y2
JPS6010680Y2 JP4126780U JP4126780U JPS6010680Y2 JP S6010680 Y2 JPS6010680 Y2 JP S6010680Y2 JP 4126780 U JP4126780 U JP 4126780U JP 4126780 U JP4126780 U JP 4126780U JP S6010680 Y2 JPS6010680 Y2 JP S6010680Y2
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JP
Japan
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boss
repulsion plate
inner tube
hole
gap
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Expired
Application number
JP4126780U
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JPS56141752U (ja
Inventor
治男 萱野
Original Assignee
株式会社栗本鉄工所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は衝撃式破砕機に於せる反撥板の改良に関する
ものである。
従来の反撥板1は第1,2図に示すように、両端部(図
面では一方の端部のみ示す)に軟鋼内挿管2を埋め込み
鋳造したボス部3を具え、該ボス部3を介して貫通し、
かつ先端を筐体4の両側部に設けた取付座5で支持され
る支持軸6によって回動自在に吊設され、また下方を吊
下ボルト7で保持されて取付けられていた。
しかしながら前記のものは内挿管2をボス部3にセット
して反撥板1を鋳造する際内挿管2の軟鋼とボス部3の
耐摩耗鋼との間の収縮率の相違により、両者の境界にク
ラックが生じ易く、しかもこのクランク箇所を溶接で補
修しえたとしてもその補修に手間を要するとともに、鋳
造後の軟鋼内挿管2の正面加工及び芯出加工に際して大
型の加工機械が必要となり、製作費が著しく高価になる
等の欠点があった。
この考案は上記従来のもののもつ欠点を排除することが
できる衝撃式破砕機に於ける反撥板を提供することを目
的とするものである。
以下、図面に示す実施例を参照してこの考案を説明する
第3図に示すように11は耐摩耗性の反撥板であって、
この反撥板11は両端部に鋳抜きのボス孔12を有する
ボス部13を具えている。
ボス孔12には軟鋼、鋳鋼などの加工容易な材料からな
る内挿管14がボス部13と環状の間隙15を有し、か
つその両端部同志を前記間隙15が閉塞されるようパテ
等のシール材16て固定して配設されている。
またボス部13の上部中間位置には間隙15と連通した
孔17が穿けられ、この孔17から経時硬化性の充填結
合材18が充填されるようになっている。
充填結合材18としては硬化強度を有し、かつ収縮量の
小さいものが望ましく、例えばエポキシ樹脂が好適であ
る。
孔17近傍のボス部13の内面には環状凹部19が、ま
たボス14の外面には環状突部20が夫々対面して形成
されていて、充填結合材18が充填されその硬化前の両
者の位置ずれを防止するようになっている。
反撥板11は前記のようであって、これを組み付けるに
はボス孔12に挿入したガイド軸21を、その両端部が
1対の支持台22.22’で基台23に水平となるよう
保持し、このガイド軸21を秤にしてボス孔12の芯を
ジヤツキ24の作動で設定する。
続いて内挿管14を間隙15を有して挿入し、ボス部1
3と両端部同志をシール材16で固定した後、該間隙1
5内に孔17から充填結合材18を流し込み硬化させて
内挿管14をボス部13に固定するものである(第4図
)。
そして固定後、反撥板11はガイド軸21を抜き取り第
1,2図に示す支持軸6によって筐体4に取付けられる
前記の如く内挿管14はガイド軸21に沿って間隙15
に挿入するだけでよく、挿入の際小型加工機械で予め内
面加工をしておくことにより組み付は後大型加工機械で
内面加工をする必要がなく、しかも両ボス孔12の芯を
正確に加工することが可能となる。
尚、前記間隙15はボス孔12の芯ずれ及び充填結合材
18の充填が可能な最小のものでよく、また環状凹部1
9や環状突部20も必ずしも必要とするものではなく、
その他この考案は要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形
、変更が可能である。
この考案に係る反撥板は前記のように構成したので、内
挿管をボス孔に間隙を有して固定する前に小型加工機械
で予め内面加工をし、しかもこれを併行して鋳造を行な
うことができるので、従来のようにボス部と内挿管との
間にクラックが発生するのを完全に防止でき、また間隙
には充填結合材を充填して短詩問い硬化させ全体を組み
付けることができその作業能率を著しく高めることがで
きるのに加え、構造が簡単で製作し易く安価である優れ
た効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のものの取付状態を示す要部拡大断面図、
第2図は第1図■−■線に沿う要部拡大断面図、第3図
はこの考案に係る反撥板のボス部の拡大断面図、第4図
は反撥板の全体組み付は状態を示す説明図である。 1・・・・・・反撥板、12・・・・・・ボス孔、13
・・・・・・ボス部、14・・・・・・内挿管、15・
・・・・・間隙、16・・・・・・シール材、17・・
・・・・孔、18・・・・・・充填結合材、19・・・
・・・環状凹部、20・・・・・・環状突部、21・・
・・・・ガイド軸、22.22’・・・・・・支持台、
23・・・基台、24・・・・・・ジヤツキ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体内に、両端にボス孔を有するボス部を具えた反撥板
    を回動自在に支承した衝撃式破砕機において、前記ボス
    孔に内挿管を配設し、このボス孔と内挿管との間に形成
    された環状間隙内に充填結合材を充填してなることを特
    徴とする衝撃式破砕機に於せる反撥板。
JP4126780U 1980-03-28 1980-03-28 衝撃式破砕機に於ける反撥板 Expired JPS6010680Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56141752U JPS56141752U (ja) 1981-10-26
JPS6010680Y2 true JPS6010680Y2 (ja) 1985-04-11

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JPS56141752U (ja) 1981-10-26

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