JP4520273B2 - シール材付きボックスカルバートの成形方法 - Google Patents

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本発明は水路用,共同溝等に用いられるシール材付きボックスカルバートの成形方法に関する。
鉄筋コンクリート製やプレストレストコンクリート製等のコンクリート製ボックスカルバートにあって、その一端部を雄形端部に他端部を雌形端部にして、前記雄形端部の外周面を周回する帯状のゴム製シール材が一体化されてなるシール材付きボックスカルバートは、従来、例えば次のような発明技術が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2004−60295号公報(以下、「引例1」という。)
引例1は雄型開口端の中間外面にインサートによるゴム面を周設したコンクリートカルバートを成形した後、該ゴム面を接着面にして、内径を該ゴム面の外周径と同径に形成するゴム輪を嵌着したカルバートが開示されている。斯るボックスカルバートは、その雌型開口端に別のボックスカルバートの雄型開口端を嵌入して連結する際、それ以前の単に雄型開口端に設けた溝に別個用意したゴム輪を嵌め込んだものと違ってズレが生じ難く、ゴム面に接着結合したゴム輪が効果的に水封止するので好都合になっている。
しかるに、引例1の技術はゴム面を周設したコンクリートカルバートを成形した後に該ゴム面へゴム輪を接合一体化させる後加工を必要とした。ゴム面を接着面にしてゴム輪を別途準備して接着し、しかも、雄型開口端の中間外面で周回するゴム面に位置ズレないよう嵌着するのは高コストと多大な労力を払っていた。またインサートされたゴム面とゴム輪との接着面は、いくら接着剤が強力であっても剥がる虞れがあった。
本発明は上記問題点を解決するもので、シール力が抜群にして後加工が不要で、別途ゴム輪等を要せず、さらにゴム面にゴム輪を接着する労力負担のないシール材付きボックスカルバートの成形方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明の要旨は、コンクリート製ボックスカルバートの一端部を雄形端部に他端部を雌形端部にして、前記雄形端部の外周面を周回する紐状のゴム製シール材が一体化されてなるシール材付きボックスカルバートの成形方法であって、ボックスカルバートの通孔が水平方向に設けられるよう、底板と両側板とで横断面凵字状体に組付けると共に該凵字状体の一端にメス妻板を他端にオス妻板を組付け、該オス妻板の組付けにあたって、雄形端部のシール材を周回させる部位で、紐状のシール材の下半部を通孔側へ向く状態にして、該シール材の上半部の一側を、前記横断面凵字状体の他端寄りに設けた当て部材に当接させる一方、該上半部の他側は、前記凵字状体にヒンジ部材を介して回動自在に取り付けられたオス妻板に係る盤体を当接させ、該上半部を該盤体と前記当て部材とで挟着するようにして該オス妻板を組付け、続いて、ボックスカルバートの内壁面形成用の中型を組付けて上面開口の横置き中空筒体の型枠を形成し、しかる後、上面開口から型枠内に液状コンクリート原料を流し込み、その後、該コンクリート原料を成形固化させて、シール材の上半部を雄形端部の外周面から突出させ且つシール材の下半部を雄形端部内に埋設一体化させてなることを特徴とするシール材付きボックスカルバートの成形方法にある。
本発明のシール材付きボックスカルバートの成形方法によれば、紐状シール材の下半部を通孔側(型枠内)へ向く状態にして、シール材上半部を当て部材と盤体とで挟着しオス妻板を組付けた後、中型を組付けて上面開口の横置き中空筒体の型枠を形成し、上面開口から型枠内に液状コンクリート原料を流し込むと、シール材上半部が当て部材と盤体とに挟着されているので、該シール材上半部に液状コンクリートが流れ込むことはない。ボックスカルバートの成形を終えた段階でゴム製シール材の上半部が雄形端部の外周面から突出し且つシール材の下半部が雄形端部内に埋設一体化するシール材付きボックスカルバートができる。後加工を要せず、別途ゴム輪や接着剤を準備する必要がない。
型枠内に液状コンクリート原料を流し込むと、コンクリートの上面の仕上がりが粗面になるが、ボックスカルバートの通孔が水平方向に設けられるよういわゆる平打ち工法の型枠を形成して上面開口から型枠内に流し込むので、ボックスカルバートの本体外周上面に粗面ができることになり支障はない。ボックスカルバートを連結して使用する際に、滑面が必要とされる雄形端部及び雌型端部のボックスカルバートの両端面は綺麗に仕上がり品質的に優れたものが出来る。
本発明のシール材付きボックスカルバートの成形方法によれば、雄形端部の外周面からシール材の上半部が突出しシール材の下半部が雄形端部内に埋設一体化させるシール材付きボックスカルバートを成形できるので、強度が抜群でボックスカルバートの雌型開口端に別のボックスカルバートの雄型開口端を嵌入して連結する際の水封止に威力を発揮し、加えて、成形後のゴム輪を取付ける後加工やゴム面にゴム輪を接着する労力負担から開放されるなど優れた効果を発揮する。
以下、本発明に係るシール材付きボックスカルバートについて詳述する。図1〜図9は本発明のシール材付きボックスカルバートの成形方法の一形態で、図1はシール材付きボックスカルバート用型枠の概略側面図、図2は図1の概略正面図、図3〜図5は底盤とオス妻板とでシール材の上半部を挟着する工程を示す型枠組付けの要部拡大図、図6はオス妻板の内板の平面図、図7は本発明の成形方法で出来たシール材付きボックスカルバートの斜視図、図8は図7の縦断面図、図9は本発明のシール材付きボックスカルバート同士を施工現場で連結する際の要部拡大断面図である。図7はシール材の上半部を単純図示し、また各図面は判りやすくするため断面表示のハッチングを一部省略する。
本シール材付きボックスカルバートの成形方法は、ボックスカルバート9の通孔90が水平方向に設けられるようして成形するいわゆる平打ち工法を採用し、例えば次のような成形法で造られる。
まず、矩形のほぼ平板状体からなり長手方向長さが略等しい底板1,両側板2,2と、方形の枠状体からなるメス妻板3とを用いて、公知の平打ち工法と同じようにして、底板1を水平にしその両側に両側板2,2を起立させて横断面凵字状体Pに組付けると共に(図1)、該凵字状体Pの一端(図2では左端)にメス妻板3を組付ける。該メス妻板3は雌形端部92を形成する型枠部分31と、その型枠部分31の内縁に外方水平に張り出す鍔33と、を備えている(図2)。
次いで、凵字状体Pの他端(図2では右端)にオス妻板4を組付ける。該オス妻板4は内板4Aと外板4Bに分かれており、その組付けにあたっては内板4Aを組付けた後に外板4Bを組付ける。オス妻板4の組付けに先立ち、雄形端部91のシール材Sを周回させる部位で、シール材Sの上半部Sの一側を、前記横断面凵字状体Pの他端(図2では右端)寄りに設けた当て部材11に当接させる。そしてシール材Sの上半部Sの他側は、前記凵字状体Pにヒンジ部材(丁番)42を介して回動自在に取り付けられた内板4Aの厚肉盤体43を当接し、該シール材Sの上半部Sを該盤体43と該当て部材11とで挟着して内板4Aを組付ける。その後、外板4Bを組付け、オス妻板4の凵字状体Pへの組付け固定を終える。
ここで、底板1周りの縦断面図示の図3〜図6を用いて、凵字状体Pへの前記オス妻板4の具体的組付け方法を詳しく説明する。該組付け方法に先立ち、底板1周りの構成部材を説明する。
底板1(凵字状体P)の主部材たる平板体10は型鋼からなるフレーム14上に設けられ、該フレーム14に一端423が固着されたヒンジ部材42を介して底板用内板4A(4A)の厚肉盤体43が回動自在に取り付けられている。符号422はヒンジ部材42の回転支点を示す。内板4Aは組み上がれば図6のごとくの枠体状であるが、本実施形態では4分割されており、底板1には図示のごとく帯板状の内板4Aがヒンジ部材42を介して取付けられる。
底板1のオス妻板側の端縁部の上面に、シール材Sの上半部Sの一側に当接させ得る当て部材11が一体形成されている。該当て部材11は板部112とボックスカルバート9の雄形端部91の大半を形成する雄形形成部110とからなる。雄形形成部110は板状にして、図3のごとく断面視で一端110aを底板1の他端寄りに固定して雄形端部91の段差部を形成するよう上昇した後、L字形に屈折して水平に進み雄形端部91の外周面911を形成し、その先のシール材Sの配設位置でシール材上半部Sに当接するよう底板1側へと屈折し、起立状の当接部分111を形成する。さらに該雄形形成部110はシール材Sの上縁に達したところで水平外方へ屈折してシール材Sの上縁全てをカバーする位置(底板端縁の上方位置)まで延び、底板1の端縁に起立する板部112の上縁と結合一体化する。図3中、符号112aは板部112の紙面垂直方向に適宜間隔で設けられるボルト孔を示す。
前記内板4Aはヒンジ部材42に係る回動部材421の先に設けられる。内板4Aの主要部たる盤体43はヒンジ部材42を回動させるとシール材Sの上半部Sに当接可能にして、その当接箇所には図示のごとくシール材Sの上半部Sに沿う嵌合面431が形成される。内板4Aを回動させシール材Sに当接させると、図4のごとく該内板4Aと当て部材11(当接部分111)とで、シール材Sの下半部Sを通孔90側(枠体内)へ向く状態にして、該シール材上半部Sを挟着することができる。且つ該内板4Aと当て部材11とシール材Sとでシール材Sをインサートセットした状態のボックスカルバート9に係る雄形端部91の下面側の型枠部分が出来る(図4)。
外板4Bは図1,図3に示すような中空四角形した枠体で、内板4Aが凵字状体Pに組付けセットされた後に内板4Aに重ねるようにして固着される。符号4Bは外板4Bの組付け時に、枠状外板4Bの枠内縁で水平外方に張出す鍔、符号4Bは板部112への内板4Aの固定ボルトからの逃げ孔、符号4Bは外板4Bを内板4A,凵字状体Pに組付けたときにフレーム孔へ挿着固定させる位置決めピンを示す。
ここまで、底板1周りについて説明したが、両側板2,2周りについても前記フレーム14,当て部材11,内板4A,外板4Bの対応部分たる当て部材21と内板4A,4Aと外板4Bとが存在しており(図6)、上述した内容と同様の構成になっている。凵字状体Pの上面開口Oの他端側も、シール材Sを配設するその対応部分だけに凵字状体Pを横架する部材(図示せず)を設けて底板1周りと同様の構成を採用する。横架する部材に当て部材αを固着し、また該横架する部材にヒンジ部材42を介して内板4Aを取付ける。
オス妻板4の凵字状体Pへの具体的組み付け方法は、最初に図3に示すごとく底板1の他端寄りの当て部材11にシール材Sの上半部Sの一側を当接させる。該シール材Sは底板1の当て部材11だけでなく、両側板2,2並びに凵字状体Pの他端側の当て部材21,21及び上面開口の当て部材αに当接させて、雄形端部91で紐状シール材Sを設置しようとする部位に周回させる。
次いで、図4に示すごとく内板4Aがヒンジ部材42の回転支点422を軸に回動させ起立するようにして盤体43の嵌合面431をシール材Sの上半部Sの他側に当接させ、該内板4Aと前記当て部材11とで該シール材Sの上半部Sを挟着する。そしてこの状態を保ってボルトBを透孔43aに挿通して板部112のねじ孔112aに螺着し、当て部材11と内板4Aとでシール材上半部Sを挟着する。底板1周りについて説明したが、他の両側板2,2周り、凵字状体Pの他端側の上面開口Oも、該内板4A〜4A(4A)と前記当て部材21,αとで該シール材Sの上半部Sを挟着する。なお、内板4Aは底板1,両側板2,上面開口部Oの4箇所に対応して、図6のような4分割された姿態になっているが、作業性向上等のためさらに細かく分割できる。
その後、外板4Bを凵字状体Pに組付けセットされた内板4A上に被せるようにして組付け固着する。
凵字状体Pにメス妻板3,オス妻板4を組付けた後、続いてボックスカルバートの内壁面形成用の中型5を組付ける。中型5は図1のごとくボックスカルバート9の通孔90側の内壁面95を形成するための型枠部分で、ボックスカルバート9の底板1側の通孔側内壁面95を形成する板状の下板部5Bと、上壁部50と両側壁部51,52とでボックスカルバート9の上面側及び両側面側の通孔側内壁面95を形成する側面視逆凵状体5Aとからなる。逆凵状体5A,下板部5Bは長手方向長さが凵字状体Pに略等しい。逆凵状体5Aは、図1に示すように軸状の伸縮調整部材53で両壁部51,52の内面側中央部を連結すると共に、両側壁部51,52と上壁部50との間に切欠き括れ部分54を設ける。伸縮調整部材53の長さを縮めて、先ず凵字状体P,メス妻板3,オス妻板4の組付け品に逆凵字状体5Aを嵌入,セットし、その後、下板部5Bを嵌入,セットして、上面開口の横置き中空筒体の型枠Kを形成する。下板部5B及び逆凵状体5Aはその長手方向両端縁がメス妻板3の鍔33とオス妻板4に係る外板4Bの鍔4Bに載り、中型5とメス妻板3,オス妻板4とを組付け固定できる。凵字状体P,メス妻板3,オス妻板4の組付け品に中型5を組付けることにより、シール材Sを所定位置にセットした上面開口の平打ち工法の型枠Kが完成する(図2)。
その後、上面開口Oから型枠K内に液状コンクリート原料を流し込んだ後、所定時間経過させて、コンクリート原料を成形固化させる。そうすると、図2に示すような通孔90が水平方向に配されるボックスカルバート9が出来上がる。脱型すれば、シール材Sの上半部Sを雄形端部91の外周面911から突出させ、且つシール材Sの下半部Sだけを雄形端部91内に埋設一体化させた所望のシール材付きボックスカルバート9が得られる(図7,図8)。
このように構成したシール材付きボックスカルバート9の成形方法によれば、成形前段階で雄形端部91の所定部位にシール材Sをセットすることによって、シール材Sの下半部Sをインサート状態にし、上半部Sを雄形端部91の外周面から突出するシール材付きボックスカルバート9を成形できるので、後加工が不要になる。引例1のごとく別途、ゴム輪やゴム面に該ゴム輪を接着するための接着剤等を要しない。また後加工でゴム輪を接着する等の作業労苦から開放される。脱型すれば所望のシール材付きボックスカルバート9が出来上がっている。
そして、施工現場では図9のごとく隣接するボックスカルバート9の雄形端部91と雌形端部92を嵌合させて連結していき、シール材Sが図9の鎖線のように変形して封止することになるが、本発明品はシール材Sがボックスカルバート9に一体成形された状態にあるので、シール材Sを単にシール材用溝に嵌め込んだ場合の位置ズレ問題を解消する。引例1のようなシール材を接着した場合の剥がれる虞れもなく、使用状態下でのシール性が抜群で且つ良好な状態を保つ。
しかも、ボックスカルバート9の通孔90が水平方向に設けられる平打ち工法を採用し、ボックスカルバート9同士を連結する両端面R,Rが平滑面に仕上がっているので、ボックスカルバート9の通孔90が垂直方向に設けられる縦打ち工法に比べてシール性に優れ、本成形法は品質的に極めて優れたものとなっている。本平打ち工法は図2の上面開口Oが液状コンクリート原料の投入口であるため、成形を終えたボックスカルバート9の図2の流し込み上面9aが粗面となるが、たとえ上面9aに粗面が形成されても該上面9aは滑面が要求されない部位になっている。縦内工法の粗面が接合部端面Rにできる場合と違って製品上何ら問題が生じない。
加えて、本成形法は四角筒形のボックスカルバート9の成形について縦打ち工法に比べ成形が行い易く、さらに径の大きい水路等の大型ボックスカルバート9にあっては設置スペースが少なくて済むこともあり、断然有利となっている。
尚、本発明においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。底板1,側板2,メス妻板3,オス妻板4,中型5,凵字状体P,型枠K等の形状,大きさ,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。
本発明のシール材付きボックスカルバート用型枠の概略側面図である。 図1の概略正面図である。 底盤とオス妻板とでシール材の上半部を挟着する工程を示す型枠組付けの要部拡大図である。 底盤とオス妻板とでシール材の上半部を挟着する工程を示す型枠組付けの要部拡大図である。 底盤とオス妻板とでシール材の上半部を挟着する工程を示す型枠組付けの要部拡大図である。 オス妻板の平面図である。 図7の縦断面図である。 図7と別態様のIV-IV線矢視図である。 本発明のシール材付きボックスカルバート同士を施工現場で連結する際の要部拡大断面図である。
符号の説明
1 底板
11 当て部材
2 側板
21 当て部材
3 メス妻板
4 オス妻板
42,49 ヒンジ部材
5 中型
9 ボックスカルバート
90 通孔
91 雄形端部
92 雌形端部
95 内壁面
O 上面開口部
P 凵字状体
S シール材
上半部
下半部
α 当て部材

Claims (1)

  1. コンクリート製ボックスカルバートの一端部を雄形端部に他端部を雌形端部にして、前記雄形端部の外周面を周回する紐状のゴム製シール材が一体化されてなるシール材付きボックスカルバートの成形方法であって、
    ボックスカルバートの通孔が水平方向に設けられるよう、底板と両側板とで横断面凵字状体に組付けると共に該凵字状体の一端にメス妻板を他端にオス妻板を組付け、該オス妻板の組付けにあたって、雄形端部のシール材を周回させる部位で、紐状のシール材の下半部を通孔側へ向く状態にして、該シール材の上半部の一側を、前記横断面凵字状体の他端寄りに設けた当て部材に当接させる一方、該上半部の他側は、前記凵字状体にヒンジ部材を介して回動自在に取り付けられたオス妻板に係る盤体を当接させ、該上半部を該盤体と前記当て部材とで挟着するようにして該オス妻板を組付け、続いて、ボックスカルバートの内壁面形成用の中型を組付けて上面開口の横置き中空筒体の型枠を形成し、しかる後、上面開口から型枠内に液状コンクリート原料を流し込み、その後、該コンクリート原料を成形固化させて、シール材の上半部を雄形端部の外周面から突出させ且つシール材の下半部を雄形端部内に埋設一体化させてなることを特徴とするシール材付きボックスカルバートの成形方法。
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