JPH08141978A - 複数ロボットの制御方法 - Google Patents

複数ロボットの制御方法

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JPH08141978A
JPH08141978A JP30152594A JP30152594A JPH08141978A JP H08141978 A JPH08141978 A JP H08141978A JP 30152594 A JP30152594 A JP 30152594A JP 30152594 A JP30152594 A JP 30152594A JP H08141978 A JPH08141978 A JP H08141978A
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robot
robots
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virtual space
envelope
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JP30152594A
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Hiroshi Moromizato
弘志 諸見里
Kazuo Okabayashi
千夫 岡林
Tatsuzo Nakazato
辰三 中里
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】双方のロボットが近づきながら作業する場合
や、一方のロボットが他方のロボットを追いかけるよう
な動作を行う場合に、停止させずに動作を続行できる方
法を提供する。 【構成】各ロボットは外側と内側の二重のエンベロープ
を持つ。そして次のように動作する。各ロボットは自
己の内側のエンベロープが干渉すれば自己のロボットを
停止する。各ロボットの外側のエンベロープが同士が
干渉すれば、その干渉から遠ざかる方のロボットではな
い方のロボットを停止させる。もし両方とも近づく方向
に動いておれば優先度の低い方を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットの制御方法に
関し、特に、複数のロボットの協調作業時にアームの干
渉を生ずる場合の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットシステムにおいては、同
一テーブルに置かれたワークに対して異なる作業を行う
場合や、ワークを一方のロボットアームで支持しい他方
のロボットのアームで加工・組立を行う場合のように、
複数のロボットを協調動作させて作業を行うようにした
ものがある。このように複数のロボットを用い、作業空
間を共有するシステムにおいては、各ロボットアームが
同時に同じ領域に存在すると、アーム同士が衝突すると
いうアーム干渉の問題が生ずる。そのため、従来では、
一方のロボットの制御点(ロボットが保持しているツー
ルの先端位置)を中心としてエンベロープ(球体や直方
体等から定義される仮想空間領域)を仮想し、同様に仮
想した他方のロボットのエンベロープが前記一方のロボ
ットのエンベロープに干渉(仮想空間領域同士が一部重
なること)したときに双方のロボットを停止させるよう
にしていた(本出願が提案した特開昭63−26140
3号公報参照)。この停止判断処理は、各ロボット制御
部から伝えられるロボットの位置データに基づいて、モ
ニタ部でプレイバック時にロボットの実動作と並行して
行われ、アーム同士の衝突の直前で、双方のロボットの
動作が停止するということになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の方法
では、双方のロボットが近づきながら作業する場合や、
一方のロボットが他方のロボットを追いかけるような動
作を行う場合にも双方のロボットが停止してしまうとい
う問題点がある。一方、特開平5−53634号公報に
は、干渉領域をチェックし、干渉する場合は動作コマン
ドを自動修正する技術、併せて、干渉領域の内側から外
側へ動作する動作コマンドは修正しないようにするもの
が開示されているが、ここでいう干渉領域とは固定的に
設定される領域であって、上記エンベロープとは異なる
ものである。そこで本発明は、双方のロボットが近づき
ながら作業する場合や、一方のロボットが他方のロボッ
トを追いかけるような動作を行う場合にも、停止させず
に動作を続行できる方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、各ロボットは外側と内側の二重のエンベ
ロープを持つ。そして次のように動作する。 各ロボットは自己の内側のエンベロープが干渉すれば
自己のロボットを停止する。 各ロボットの外側のエンベロープが同士が干渉すれ
ば、その干渉から遠ざかる方のロボットではない方のロ
ボットを停止させる。もし両方とも近づく方向に動いて
おれば優先度の低い方を停止させる。
【0005】
【作用】外側のエンベロープが同士が干渉しても直ちに
衝突することはないので、その干渉から遠ざかる方のロ
ボットではない方のロボットを停止させることにより、
少なくとも1つのロボットの作業は続行できる。また、
もし両方とも近づく方向に動いておれば優先度の低い方
を停止させることにより、少なくとも1つのロボットの
作業は続行できる。内側のエンベロープが干渉すれば、
衝突の恐れがあるので、それぞれ自己のロボットを停止
することで衝突を回避する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を図示して説明
する。図2は本発明を実施する装置を示すブロック図で
あり、ロボット2台のシステムを示している。ロボット
1,2は、それぞれロボット制御部3,4から独自に制
御されている。ロボット制御部3,4はバスまたはロー
カルエリアネットワーク5を介してモニタ部6から監視
される。モニタ部6は、ロボット制御部3,4から伝え
られるロボットの位置データを基に、ロボット1,2
の、手首に保持したツールの先端位置を中心に球状、立
方体、または直方体状の仮想空間領域(以下エンベロー
プという)1a,2aを仮想し、その動きロボット1,
2の実動作時に並行してシュミレーションしている。エ
ンベロープは、内側エンベロープと外側エンベロープの
2重になっているが、図示しているのは外側エンベロー
プである。また、エンベロープの形状は特に限定されな
いが、図示した直方体の他、立方体または球が望まし
い。エンベロープを2重にすることにより、以下に述べ
るように、衝突の危険生がまだ低い段階と、即時停止し
ないと衝突してしまう段階との2つの状態に分けて制御
できるのである。
【0007】さて、図3に示すように、8の方向に動い
ているロボット2のエンベロープ2aをロボット1のエ
ンベロープ1aが追いかけるように7の方向に動いてい
るケースについて説明する。図示しているエンベロープ
は外側エンベロープであり、この外側エンベロープが干
渉(接触)した場合、ロボット2は干渉しているロボッ
トから遠ざかる方向に動作しているので、停止させず、
そのまま動作させる。各制御部からはモニタ部にロボッ
ト動作位置・方向が逐次伝えられており、モニタ部では
そのデータからエンベロープの干渉と、ロボットの現在
位置と動作方向しているロボットに近づく方向に動作し
ているので停。すなわち、モニタ部6からロボット制御
部3に対して停止指令が発せられ、動作プログラムの実
行が一時停止させる。エンベロープの干渉がなくなれ
ば、一時停止は解除される。
【0008】次に、図4に示すように、8の方向に動い
ているロボット2のエンベロープ2aと、7の方向に動
いているロボット1のエンベロープ1aが互いに近づく
ように動作するケースについて説明する。この場合、優
先度の低いロボットの方を停止させる(前述と同様に、
モニタ部6からの指令で動作プログラムの実行を一時停
止させ、エンベロープの干渉がなくなれば、一時停止は
解除する)。
【0009】上記の説明では、いずれも外側エンベロー
プの干渉による処置であり、これらの処置にも係わらず
内側エンベロープの干渉が生じた場合は、内側エンベロ
ープの干渉が生じた側のロボットを停止させる。以上の
処理をまとめて示したのが図1のフローチャートであ
る。なお、内側又は外側エンベロープの大きさについて
は、作業の種類、ツールの種類、またはロボットの動作
状態により自動的に変更できるようにすると作業効率は
さらに上がる。そのためには作業の種類、ツールの種
類、またはロボットの動作状態に対応するエンベロープ
の大きさを予め記憶させておけばよい。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、衝
突の危険度を2段階に分け、かつ又ロボット同士の動作
方向を考慮して衝突を回避できるので、無駄な停止が発
生せず作業時間の短縮に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すフローチャート
【図2】本発明の実施に用いる装置例を示す図
【図3】本発明の作用説明図
【図4】本発明の作用説明図
【符号の説明】
1,2 ロボット 1a,2a エンベロープ(仮想空間領域) 3,4 ボット制御部 5 バスまたはローカルエリアネットワーク 6 モニタ部 7 エンベロープ1aの動作方向 8 エンベロープ2aの動作方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業空間を共有する複数のロボットを有
    するロボットシステムにおいて、 各ロボットがその先端部に保持するツールの先端位置
    に、所定範囲の第1の仮想空間領域と、その第1の仮想
    空間領域より内側に所定範囲の第2の仮想空間領域を仮
    想し、 各ロボットは自己の第2の仮想空間領域が干渉すれば自
    己のロボットを停止するとともに、各ロボットの第1の
    仮想空間領域同士が干渉すれば、その干渉から遠ざかる
    方のロボットではない方のロボットを停止させ、両方と
    も近づく方向に動いておれば優先度の低い方を停止させ
    るようにすることを特徴とする複数ロボットの制御方
    法。
  2. 【請求項2】作業もしくはツールの種類、またはロボッ
    トの動作状態に応じて前記第1の仮想空間領域又は第2
    の仮想空間領域の大きさを変化させることを特徴とする
    請求項1記載の複数ロボットの制御方法。
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