JP2009078336A - 複数ロボットの干渉防止制御装置および干渉防止制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のロボット間における相互の干渉防止を、簡単な制御で実施することができる複数ロボットの干渉防止制御装置を提供する。
【解決手段】複数のロボット7,9の動作が相互に干渉する可能性を有する干渉可能エリア34に侵入する任意の1のロボット7,9の不法侵入を検出する侵入検出手段と、侵入検出手段による検出結果に基づいて、不法侵入したロボット7,9に対し干渉回避動作を実行させる回避制御手段と、を備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、主としてワークの受け渡しを行う複数のロボット間において、相互の干渉を防止する複数ロボットの干渉防止制御装置および干渉防止制御方法に関するものである。
従来、この種の干渉防止制御装置は、干渉対象となる複数のロボットの実行中の教示プログラムを先読みし、各ロボットに現在より複数の補間周期後の所定の時刻に停止指令を行った場合の停止予定位置を、補間周期毎に求める演算手段と、求めた各停止予定位置において各ロボットの可動部間の干渉の有無を判定する干渉判定手段と、干渉判定手段により干渉有りと判定された場合、各ロボットに減速開始を指令する手段と、を備えている(特許文献1参照)。
また、このような干渉予測に、更に各ロボットの可動部の立体形状を加味した干渉防止制御装置も知られている(特許文献2参照)。
特開2006−68857号公報 特開2003−334777号公報
このような従来の干渉防止制御装置では、演算処理により教示プログラムから停止予定位置等を予測し、干渉の有無を判定するようにしているため、極めて高速且つ大容量の演算処理を行う必要があり、制御系が複雑且つ大掛かりになる問題があった。また、ワークの受け渡しを行うようなロボット同士では、干渉の可能性有りのときに、両者を同時に減速や緊急停止すると、作業効率が低下してしまう問題が生ずる。さらに、制御プログラムのバグ等により、ロボットが意図しないモーションを行った場合、干渉回避が不可能となる問題があった。
本発明は、複数のロボット間における相互の干渉防止を、簡単な制御で確実に実施することができる複数ロボットの干渉防止制御装置および干渉防止制御方法を提供することを課題としている。
本発明の複数ロボットの干渉防止制御装置は、複数のロボットが相互に干渉する可能性を有する干渉可能エリアに侵入する任意の1のロボットの不正侵入を検出する侵入検出手段と、侵入検出手段による検出結果に基づいて、不正侵入したロボットに対し干渉回避動作を実行させる回避制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の複数ロボットの干渉防止制御方法は、複数のロボットが相互に干渉する可能性を有する干渉可能エリアを設定するエリア設定工程と、設定した干渉可能エリアに侵入する任意の1のロボットの不正侵入を検出する侵入検出工程と、侵入検出工程による検出結果に基づいて、不正侵入したロボットに対し干渉回避動作を実行させる回避制御工程と、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、侵入検出手段が任意の1のロボットの不正侵入を検出すると、回避制御手段は、該ロボットに干渉回避動作を実行させる。このため、干渉可能エリアに既に侵入している適正侵入のロボットの動作に影響を与えることなく、不正侵入のロボットが適正侵入のロボットと干渉するのを、有効に防止することができる。なお、ロボットの侵入とは、自走式のロボットではロボット自身の侵入、多関節ロボット等では、ロボットハンドの侵入、ロボットアームの侵入、ロボットハンドが把持しているワークの侵入等をいう。
この場合、干渉可能エリアに配設され、各ロボットにより搬送されるワークの受け渡しを介在する受渡しユニットを、更に備えることが好ましい。
この構成によれば、受渡しユニットにおけるワークの受け渡しにおいて、ロボット同士の干渉を適切に防止することができる。
これらの場合、侵入検出手段は、干渉可能エリアに1台のロボットのみが侵入した場合に、これを適正侵入として検出し、干渉可能エリアに予め1台のロボットが侵入している状態で、2台目以降のロボットが侵入した場合に、これを不正侵入として検出することが好ましい。
この構成によれば、干渉可能エリアに侵入するロボットの優先順位を定めることができ、不正侵入するロボットがあっても、適正侵入のロボットに対しその動作を阻害することがない。このため、複数のロボットによる一連の作業のタクトタイムを適切に維持することができる。
一方、干渉可能エリアは、外側の警告用エリアと内側の防護用エリアとから成り、侵入検出手段は、警告用エリアへの不正侵入および防護用エリアへの不正侵入を個別に検出可能に構成され、回避制御手段は、警告用エリアに対する検出結果に基づいて、ロボットの減速制御を実行し、防護用エリアに対する検出結果に基づいて、ロボットの停止制御および退避制御のうち少なくとも停止制御を実行することが、好ましい。
この構成によれば、侵入検出手段が、警告用エリアへの不正侵入および防護用エリアへの不正侵入を個別に検出することにより、干渉の可能性の大小に応じて、不正侵入のロボットの動作を規定することができる。これにより、干渉を防止しつつ、複数のロボットによる一連の作業のタクトタイムを短縮することができる。
また、侵入検出手段は、干渉可能エリアをカバーするエリアセンサおよび超音波センサのいずれかを有していることが、好ましい。
この構成によれば、単純な構造で、ロボットの不正侵入を確実に検出することができる。
さらに、回避制御手段は、不正侵入を報知する報知手段を有していることが、好ましい。
この構成によれば、ロボット同士の干渉の可能性を、オペレータに認識させることができる。なお、報知方法としては、画面表示(警告)や音声(アラーム)によるものが考えられる。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る複数ロボットの干渉防止制御装置(以下、「干渉防止制御装置」と言う。)を、液晶パネルの生産ラインに適用した場合について説明する。この生産ラインは、主として分散制御(個別制御)される複数台のロボットを用い、ワークであるパネル本体にバックライトやマイクロレンズアレイやカラーフィルタを組み込むものであり、その際、干渉防止制御装置は、ワークの受け渡しを行うロボット同士の相互の干渉を防止(回避)する。なお、本実施形態では、説明を簡単にするため、2台のロボットと1つの干渉可能エリアと、を有する場合について説明する。
図1および図2に示すように、この生産ライン1は、第1ロボット7および第1組立装置8から成る第1組立ユニット2と、第2ロボット9および第2組立装置10から成る第2組立ユニット3と、第1組立ユニット2と第2組立ユニット3との間に配設した受渡しユニット4と、第1組立ユニット2の上流側に配設した搬入ユニット5と、第2組立ユニット3の下流側に配設した搬出ユニット6と、これらユニットの駆動を相互にリンクさせつつ個別に制御する制御系11と、を備えている。そして、これら各ユニット2,3は、いわゆるセル形式で構成され、交換、増設等可能に構成されている。また、両ロボット7,8は、スカラ型ロボット(水平多関節ロボット)で構成されている。
図3に示すように、制御系11は、第1ロボット7を制御する第1ロボットコントローラ21および第1組立装置8を制御する第1装置コントローラ22と、第2ロボット9を制御する第2ロボットコントローラ23および第2組立装置10を制御する第2装置コントローラ24と、受渡しユニット4を制御する受渡しコントローラ25と、搬入ユニット5を制御する搬入コントローラ26と、搬出ユニット6を制御する搬出コントローラ27と、両ロボット7,9の侵入を検出する監視ユニット33を構成する各種センサと、を有している。第1ロボットコントローラ21は、搬入コントローラ26および受渡しコントローラ25とインターフェース28を介して接続され、また第2ロボットコントローラ23は、受渡しコントローラ25および搬出コントローラ27とインターフェース28を介して接続されている。
図2に示すように、受渡しユニット4の部分には、受渡しユニット4に侵入する第1ロボット7の第1可動部(ロボットアームおよびロボットハンド)31および第2ロボット9の第2可動部(ロボットアームおよびロボットハンド)32を検出する監視ユニット33が配設されている。受渡しユニット4の上部空間は、第1ロボット7の第1可動部31が可動する第1可動エリア29と、第2ロボット9の第2可動部32が可動する第2可動エリア30とが重複する領域であり、両可動部31,32が干渉する可能性のある干渉可能エリア34である。すなわち、監視ユニット33は、この干渉可能エリア34に侵入してくる第1可動部31および/または第2可動部32を検出する。もっとも、実際の干渉可能エリア34は、監視ユニット33の監視領域の内側にあるが、便宜的に監視領域と干渉可能エリア34を同一視している。なお、請求項にいう侵入検出手段は、監視ユニット33、侵入検知部35および侵入判定部36から構成されている。
一方、受渡しコントローラ25は、この監視ユニット33の検出結果に基づいて、各ロボット7,9の侵入を検知する侵入検知部35と、侵入検知部からの信号に基づいて、該ロボットの侵入が「適正侵入」か「不正侵入」か、を判定する侵入判定部36と、侵入判定部36による「不正侵入」判定に基づいて、該当ロボット7,9に対し、上記のインターフェース28を介して干渉回避指令を発令する回避指令部37と、「不正侵入」と判定された場合、アラームを鳴動させる報知部(報知手段)38と、を有している。そして、この監視ユニット33、侵入検知部35、侵入判定部36、回避指令部37および報知部38により、干渉防止制御装置39が構成されている。
図1に示すように、オペレータ41により、搬入ユニット5にセットされたワークWは、搬入位置に移動され、第1ロボット7に受け渡されて第1組立装置8に導入される。第1組立装置8では、ワークWに対し、別途供給された部品が組み込まれる。第1組立装置8により、部品が組み込まれたワークWは、再度第1ロボット7により、受渡しユニット4に移載される。受渡しユニット4は、ワークバッファとして機能すると共に、ワークWを移動させつつその姿勢変更等を行う。第2ロボット9は、受渡しユニット4からワークWを受け取り、第2組立装置10に導入する。第2組立装置10では、ワークWに対し、別途供給された部品が組み込まれる。第2組立装置10により、部品が組み込まれたワークWは、再度第2ロボット9により、搬出ユニット6に移載される。
なお、受渡しユニット4は、単なるバッファ機能や姿勢変更機能を有するものの他、インデックス搬送、シャトル搬送の機能、反転等の姿勢変更機能を有するものであってもよい。また、受渡しユニット4自体、部品加工の機能や部品組立の機能を有しているものであってもよい。さらに、ワークWにICチップが埋め込まれている場合には、これを読み取るリーダーを有していてもよいし、ワークWの画像認識のためのカメラを有していてもよい。
図2に示すように、監視ユニット33は、受渡しユニット4の周囲空間(干渉可能エリア34)の4辺を囲むように配設した4組のエリアセンサ42と、4組のエリアセンサ42を吊下げ支持する支持部材(図示省略)と、で構成されている。各エリアセンサ42は、発光素子アレイ(半導体レーザ)43と受光素子アレイ44とを対向配置したものであり、いわゆるライトカーテン形式のもので構成されている。もちろんレーザスキャン形式のものであってもよい。対向する発光素子アレイ43および受光素子アレイ44で構成される平面内に異物が侵入すると、検出光が遮られて、干渉可能エリア34への異物の侵入を検出する。言うまでもないが、この異物に相当するものは、ロボットハンド、ロボットアーム、ロボットハンドが把持しているワークWであり、総じてロボット7,9の侵入として説明をすすめる。
次に、図4の動作フローを参照して、干渉防止制御装置39による干渉回避の制御方法について説明する。受渡しユニット4(受渡しコントローラ25)から第1ロボット7(第1ロボットコントローラ21)に、ワークWの受渡し要求が指令されると、第1ロボット7はこの要求にしたがって、第1組立装置8から受け取ったワークWを干渉可能エリア34に侵入して受渡しユニット4に受け渡す。この間、監視ユニット33および受渡しコントローラ25は協働して、第1ロボット7の「適正侵入」を検出しつつ、第2ロボット9の「不正侵入」を監視する。すなわち、第1ロボット7の「適正侵入」を検出している間において、第2ロボット9の侵入を検出した場合、受渡しコントローラ25は、これを「不正侵入」とし第2ロボット9に干渉回避動作を指令する。また同時に、アラームを鳴動する。干渉回避動作は、各種に条件を加味して設定された指定シーケンスによるが、例えば動作の減速(減速通過)、停止、干渉可能エリア34からの退避等がある。第2ロボット9は、この指定シーケンスに従って干渉回避動作する。
第1ロボット7が、ワークWの受渡しを終了し干渉可能エリア34から退避すると、監視ユニット33は非検出状態となる。続いて、受渡しユニット4(受渡しコントローラ25)から第2ロボット9(第2ロボットコントローラ23)に、ワークWの受渡し要求が指令されると、第2ロボット9はこの要求にしたがって干渉可能エリア34に侵入し、受渡しユニット4からワークWを受け取って、第2組立装置10に受け渡す。上記と同様にこの間、監視ユニット33および受渡しコントローラ25は、第2ロボット9の「適正侵入」を検出しつつ、第1ロボット7の「不正侵入」を監視する。すなわち、第2ロボット9の「適正侵入」を検出している間において、第1ロボット7の侵入を検出した場合、受渡しコントローラ25は、これを「不正侵入」とし第1ロボット7に干渉回避動作を指令する。また同時に、アラームを鳴動する。そして、第1ロボット7は、指定シーケンスに従って干渉回避動作する。
以上のように、本実施形態によれば、1台のロボット7,9のみが干渉可能エリア34に侵入していると、他のロボット7,9は、干渉可能エリア34への侵入を規制されるため、複数のロボット7,9の干渉を確実に防止することができる。また、干渉回避のために全てのロボット7,9が回避動作することがないため、一連の作業のタクトタイムが損なわれることがない。さらに、予測制御ではないため、制御プログラムの不備等によりロボット7,9が意図しないアクションを行っても、干渉を回避することができる。このことはまた、教示プログラムに干渉を高度に考慮する必要がなく、教示プログラム自体をラフなものとすることができる。しかも、この制御方法は、高い汎用性を有することは、言うまでもない。
次に、図5を参照して、第2実施形態に係る干渉防止制御装置39について説明する。なお、重複記載を避けるべく異なる部分のみ記載する。本実施形態では、第1実施形態の4組のエリアセンサ42に代えて、監視ユニット33として超音波センサ45を備えている。また、この実施形態では、第1ロボット7および第2ロボット9として、垂直多関節ロボットが用いられている。
超音波センサ45は、受渡しユニット4の上方に配設され(吊設)ており、受渡しユニット4に向って超音波を発振し、その反射波を受けることで、異物の侵入を検出する。この場合、発振する超音波は適度な指向性を有しており、監視領域(干渉可能エリア34)は卵形となる(図5参照)。すなわち、受渡しユニット4の周囲空間に縦長の卵形の干渉可能エリア34が設定されている。この場合には、垂直多関節ロボットのモーションに適切に対応させることができる。これにより、両ロボット7,9の干渉を確実に防止することができる。
次に、図6を参照して、第2実施形態に係る変形例について説明する。この変形例にかかる干渉防止制御装置39では、上記の超音波センサ45に代えてスキャン型のレーザセンサ46を備えている。このレーザセンサ46は、レーザ光を半球状にスキャンし、その反射光を受光して異物の侵入を検出する。この場合、反射光の強さ或いは受信までの時間により、同心の大小2つの監視領域(干渉可能エリア34)が設定できるようになっている。
すなわち、この場合の干渉可能エリア34は、外側の警護用エリア47と、内側の防護用エリア48と、から構成されている。よって、干渉可能エリア34に侵入してきたロボット7,9を、干渉可能性の大小の2段階で検出できるようになっている。具体的には、第1ロボット7が作業している警護用エリア47に第2ロボット9が不正侵入すると、レーザセンサ46が第2ロボット9を検出して、第2ロボット9を減速するように指令をする。さらに、防護用エリア48内に第2ロボット9が侵入すると、第2ロボット9に停止あるいは退避を行なうように指令する。これにより、干渉可能エリア34内で作業を行っている第1ロボット7と、不正に侵入してきた第2ロボット9との干渉を、その可能性の度合いに応じて防止することができる。
なお、この場合、干渉可能エリア34の形状によっては、2つ以上のレーザセンサ46を用いて侵入したロボット7,9を検出するようにしてもよい。
実施形態に係る製造ラインの平面図である。 実施形態に係る干渉防止制御装置廻りの側面図である。 干渉防止を含む制御系のブロック図である。 干渉防止制御方法を説明する動作フロー図である。 第2実施形態に係る干渉防止制御装置廻りの側面図である。 第2実施形態の変形例に係る監視ユニットの説明図である。
符号の説明
4…受渡しユニット 7,9…ロボット 33…監視ユニット 34…干渉可能エリア 35…侵入検知部 36…侵入判定部 39…干渉防止制御装置 42…エリアセンサ 45…超音波センサ 47…警告用エリア 48…防護用エリア W…ワーク

Claims (7)

  1. 複数のロボットが相互に干渉する可能性を有する干渉可能エリアに侵入する任意の1の前記ロボットの不正侵入を検出する侵入検出手段と、
    前記侵入検出手段による検出結果に基づいて、不正侵入した前記ロボットに対し干渉回避動作を実行させる回避制御手段と、を備えたことを特徴とする複数ロボットの干渉防止制御装置。
  2. 前記干渉可能エリアに配設され、前記各ロボットにより搬送されるワークの受け渡しを介在する受渡しユニットを、更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の複数ロボットの干渉防止制御装置。
  3. 前記侵入検出手段は、前記干渉可能エリアに1台のロボットのみが侵入した場合に、これを適正侵入として検出し、
    前記干渉可能エリアに予め1台のロボットが侵入している状態で、2台目以降の前記ロボットが侵入した場合に、これを不正侵入として検出することを特徴とする請求項1または2に記載の複数ロボットの干渉防止制御装置。
  4. 前記干渉可能エリアは、外側の警告用エリアと内側の防護用エリアとから成り、
    前記侵入検出手段は、前記警告用エリアへの不正侵入および前記防護用エリアへの不正侵入を個別に検出可能に構成され、
    前記回避制御手段は、前記警告用エリアに対する検出結果に基づいて、前記ロボットの減速制御を実行し、前記防護用エリアに対する検出結果に基づいて、前記ロボットの停止制御および退避制御のうち少なくとも停止制御を実行することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の複数ロボットの干渉防止制御装置。
  5. 前記侵入検出手段は、前記干渉可能エリアをカバーするエリアセンサおよび超音波センサのいずれかを有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の複数ロボットの干渉防止制御装置。
  6. 前記回避制御手段は、不正侵入を報知する報知手段を有していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の複数ロボットの干渉防止制御装置。
  7. 複数のロボットが相互に干渉する可能性を有する干渉可能エリアを設定するエリア設定工程と、
    設定した前記干渉可能エリアに侵入する任意の1の前記ロボットの不正侵入を検出する侵入検出工程と、
    前記侵入検出工程による検出結果に基づいて、不正侵入した前記ロボットに対し干渉回避動作を実行させる回避制御工程と、を備えたことを特徴とする複数ロボットの干渉防止制御方法。
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