JP2000263489A - 移動ロボットの安全装置 - Google Patents

移動ロボットの安全装置

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JP2000263489A
JP2000263489A JP11070200A JP7020099A JP2000263489A JP 2000263489 A JP2000263489 A JP 2000263489A JP 11070200 A JP11070200 A JP 11070200A JP 7020099 A JP7020099 A JP 7020099A JP 2000263489 A JP2000263489 A JP 2000263489A
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宏幸 寺田
Tomoyuki Hirota
智之 広田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人に対する安全性を確保しながらも、移動ロ
ボットの作業位置の間隔を狭めることを可能とする。 【解決手段】 移動ロボットに、アームの周囲の検知エ
リア内の障害物を検知する障害物センサを設け、他の移
動ロボットとの間で通信を行なう通信機を設ける。制御
装置は、通常作業モードにおいて、障害物センサにより
障害物の侵入を検知したときに(S2)、アームを一時
停止させ(S4)、検知エリアから障害物がいなくなれ
ば作業を再開させる(S3)。このとき、障害物を検知
した旨の障害物検知信号を作業位置信号と併せて送信し
(S5)、これと共に、他の移動ロボットから受信した
障害物検知信号の作業位置信号が近接する作業位置を示
すものであるときに、近接作業であると判断し(S6,
S7)、近接作業モードに変更し(S8)、近接作業す
る相手側を向く障害物センサを無効化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動ロボットを所
定の作業位置へ移動させその作業位置に停止させなが
ら、ロボットアームによる作業を行なわせるようにした
システムに用いられる移動ロボットに組込まれる安全装
置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、例えば自動車用
部品の組立製造ライン等においては、無人搬送台車にロ
ボットアームを搭載して構成される複数台の移動ロボッ
トを、ラインに設けられた複数の設備の前の作業位置間
を移動させながら作業を行なわせるようにしたシステム
が採用されてきている。このようなシステムでは、例え
ば移動ロボットと作業者とが安全柵なしで共存して作業
を行なう場合等の安全性を確保するために、移動ロボッ
トに安全装置を設けることが行なわれており、例えば本
出願人の先の出願に係る特願平9−300252号公報
に示されたものが知られている。
【0003】このものは、図8に示すように、移動ロボ
ット1の搬送台車2の前後に各1個、左右に各2個の赤
外線センサ等の障害物センサ3を設け、例えば移動ロボ
ット1が設備4の前の作業位置で停止し、ロボットアー
ム5により作業を行なっているときに、それら障害物セ
ンサ3の検知エリアA内に作業者や他の移動ロボットが
侵入すると、ロボットアーム5を停止させるようになっ
ている。尚、この作業時には、設備4側にロボットアー
ム5を伸ばしてワークを受取る等の必要があるため、予
めプログラムにより、設備4側を向く障害物センサ3は
オフされるようになっている。
【0004】ところで、上記した安全装置にあっては、
障害物センサ3の検知エリアAをある程度の範囲で確保
する必要があり、作業中の移動ロボット1に他の移動ロ
ボットが近付いた場合でも、その検知エリアAに侵入す
ることによってロボットアーム5の作業が停止されてし
まうことになる。このため、安全性に問題がない場合で
も、移動ロボット1同士をある程度の間隔(例えば50
0mm以上)離しておかなければならず、言い換えれば、
複数の作業位置(設備4)をある程度の間隔を離して配
置する必要があり、ひいては、ライン全体の省スペース
化を十分に図り得ないものとなっていた。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、人に対する安全性を確保しながらも、
作業位置の間隔を狭めることを可能とする移動ロボット
の安全装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の移動
ロボットの安全装置は、移動ロボットの周囲多方向に検
知エリアが設定される障害物センサを設け、その障害物
センサの検知に基づきアーム制御手段によってロボット
アームの安全確保動作を実行させるようにしたものにあ
って、障害物センサにより検知された障害物が自分の作
業位置に近接する作業位置にて作業を行なう他の移動ロ
ボット等の作業機械であるかどうかを判断する判断手段
を設けると共に、この判断手段により他の作業機械の近
接作業が判断されたときには近接作業する他の作業機械
側に検知エリアを有する障害物センサの無効化あるいは
その検知エリアの縮小を行なうセンサ制御手段を設けた
構成に特徴を有するものである。
【0007】これによれば、移動ロボットの周囲に障害
物が近付いたときには、障害物センサの検知に基づきロ
ボットアームの安全確保動作が実行される。これによ
り、作業者が共存作業するような場合の人に対する安全
性を確保することができる。このとき、障害物センサの
検知エリアに障害物が侵入したときには、その障害物が
近接作業を行なう他の作業機械かどうかが、判断手段に
より判断される。そして、障害物が近接作業する他の作
業機械であるときには、センサ制御手段により、他の作
業機械側に検知エリアを有する障害物センサが無効化あ
るいはその検知エリアが縮小される。
【0008】従って、自分の作業位置に近接する作業位
置に他の作業機械が近接作業を行なうときには、相互間
の検知エリアがなくなるあるいは縮小されるので、移動
ロボット同士が接近状態にあっても、相互に検知エリア
に侵入し合うことがなくなり、ロボットアームによる作
業を互いに阻害されることなく行なうことが可能とな
る。この結果、人に対する安全性を確保しながらも、作
業位置の間隔を狭めることを可能とするという優れた効
果を奏するものである。
【0009】この場合、障害物センサにより検知された
障害物が他の作業機械であるかどうかを判断するための
より具体的な構成として、他の作業機械との間での信号
の送受信が可能な通信手段を設け、障害物センサにより
障害物が検知されたときに障害物検知信号を送信するよ
うに構成すると共に、判断手段を、他の作業機械からの
障害物検知信号を受信したときに近接作業であると判断
するように構成することができる(請求項2の発明)。
【0010】これによれば、自分の作業位置に近接する
作業位置に他の作業機械が近接作業を行なうときには、
一旦ロボットアームの安全確保動作が実行されると共
に、障害物検知信号の送信が行なわれるが、このとき、
他の作業機械からの障害物検知信号を受信することによ
り、いわば近接作業を通信によって相互に確認し合うこ
とができ、これに基づいて確実に他の作業機械側の障害
物センサの無効化あるいは検知エリアの縮小が行なわれ
て、ロボットアームによる作業が開始(再開)されるこ
とになる。
【0011】またこのとき、前記障害物検知信号に自分
の作業位置を示す信号を含ませると共に、判断手段を、
その障害物検知信号の作業位置信号が、自分の作業位置
に近接する作業位置を示すものであったときに、近接作
業を判断するように構成すれば(請求項3の発明)、例
えば離れた作業位置にいる他の移動ロボット等の作業機
械から障害物検知信号を偶然に受信した場合等における
誤判断を未然に防止することができ、より一層確実に近
接作業を相互に確認し合うことができるようになる。
【0012】そして、上述のように近接作業を可能とし
たものにあっては、他の作業機械との間での信号の送受
信が可能な通信手段を設け、他の作業機械の近接作業中
において、障害物センサにより障害物が検知されたとき
に障害物侵入信号を送信するように構成すると共に、ア
ーム制御手段を、近接作業中の他のロボットから障害物
侵入信号を受信したときにも、安全確保動作を実行する
ように構成することができる(請求項4の発明)。
【0013】これによれば、近接作業を行なっている複
数台の移動ロボットがひとつのいわば移動ロボット群と
見なされ、その移動ロボット群の周囲に設定される検知
エリアのどこかに障害物が侵入したときに、その移動ロ
ボット群の全ての移動ロボットにおいて、安全確保動作
が実行されるようになる。従って、安全性をより一層高
めることができる。
【0014】また、このとき、障害物センサの検知エリ
アを、他の作業機械の近接作業中において、該他の作業
機械の障害物センサの検知エリアと一部がオーバーラッ
プするように構成することができ(請求項5の発明)、
これにより、近接作業を行なっている複数台の移動ロボ
ットからなる移動ロボット群の周囲に、検知エリアの間
隙が生ずることを防止でき、安全性を高めることができ
る。
【0015】さらに、他の作業機械との間での信号の送
受信が可能な通信手段を備えるものにあっては、近接作
業中の他の作業機械から離脱する際に離脱信号を送信す
るように構成すると共に、センサ制御手段を、近接作業
中の他の作業機械からの離脱時及び他の作業機械から離
脱信号を受信したときに、障害物センサの検知エリアを
元の状態に戻すように構成することもできる(請求項6
の発明)。これによれば、近接作業の状態が解消された
ときに、速やかに障害物センサの検知エリアを元に戻す
ことができ、安全性を確保することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図1ないし図7を参照しながら説明する。尚、この
実施例では、2台の移動ロボットが近接作業を行なう場
合を具体例としている。図3及び図4は、本実施例に係
る移動ロボット11の構成を概略的に示しており、この
移動ロボット11は、無人搬送台車(AGV)12上
に、ロボットアーム13を搭載して構成されている。
【0017】前記無人搬送台車12(以下単に「搬送台
車12」と略称する)は、上面を作業台としたほぼ矩形
箱状の本体の底部に、走行用の車輪14を有して構成さ
れている。この車輪14は、図示しない駆動モータ、ス
テアリングモータ、電源となるバッテリ等と共に移動機
構を構成し、この移動機構は、図3に示す走行用コント
ローラ15により制御されるようになっている。
【0018】一方、前記ロボットアーム13(以下単に
「アーム13」と略称する)は、例えば多関節形ロボッ
トからなり、その先端に設けられたハンド16により、
図示しないワークを把持して、該ワークの積み降ろし等
の作業を行なうようになっている。このアーム13(及
びハンド16)は、図3に示すアーム用コントローラ1
7により制御されるようになっている。
【0019】ここで、前記移動ロボット11が稼働され
る組立製造ラインは、図5,図7に一部のみ示すよう
に、移動ロボット11が移動する走行路に沿って複数の
設備18,19(2つのみ図示)を備えて構成されてお
り、各設備18,19の前部が夫々移動ロボット11の
作業位置a,bとされている。この場合、設備18,1
9(作業位置a,b)は近接して配置されている。
【0020】また、前記各設備18,19の側部には、
安全確保が必要な領域に位置して、作業者が侵入した
(足で踏んだ)ことを検知するマットスイッチ(安全マ
ット)20が設けられている(便宜上斜線を付して示
す)。詳しい説明は省略するが、このマットスイッチ2
0がオンすると、前記各設備18,19から後述する通
信機能を利用して移動ロボット11に対して人侵入信号
が送信されるようになっている。
【0021】そして、図示はしないが、前記走行路に
は、例えばガイドテープからなる誘導ラインが敷設さ
れ、さらに、各作業位置a,bを示すノードマークが設
けられている。前記移動ロボット11(走行用コントロ
ーラ15)は、誘導ラインに沿って移動し、ノードマー
クの検出に基づいて所定の作業位置に停止するようにな
っている。尚、複数台この場合2台の移動ロボット11
を区別する必要があるときには、以下、符号11の後に
(A),(B)を付して区別することとする。
【0022】さて、前記搬送台車12の側壁部には、前
記アーム13の周囲の障害物(人や他の移動ロボット1
1等)を検知するための障害物センサ21が設けられ
る。この障害物センサ21は、非接触形の物体検知セン
サ例えば赤外線センサからなり、図4等に示すように、
搬送台車12の進行方向(図4で左右方向)前後に各1
個、左右に各2個の合計6個が設けられている。
【0023】これら障害物センサ21は、斜め上方を指
向して設けられ、図4に示すように、移動ロボット11
の周囲に前記アーム13の動作領域の高さに対応する検
知エリアAを設定し、その検知エリアA内に侵入した障
害物を検知するようになっている。全ての障害物センサ
21がオンされた状態では、検知エリアAが移動ロボッ
ト11の周囲全体をカバーするようになっている。
【0024】さらに、前記搬送台車12には、上面の前
後部に位置して通信手段たる通信機22が設けられてい
る。この通信機22は、他の移動ロボット11との間
で、例えば光(赤外線)よる信号の送受信を行なうこと
が可能とされ、後述するように、障害物検知信号や、作
業位置信号、障害物侵入信号、離脱信号などの信号のや
り取りを行なうようになっている。尚、この通信機22
は、前記マットスイッチ20の検知に基づく前記設備1
8,19からの人侵入信号も受信するようになってい
る。
【0025】これに対し、図3に示すように、前記搬送
台車12内には、各機構を制御するための制御装置23
が設けられている。この制御装置23は、マイコン等か
らなる演算処理部24と、入出力ポート部25とを備え
て構成されている。この制御装置23は、作業内容(ど
の設備(作業位置)でどのような作業を行なうか)を示
す作業プログラムに基づいて、前記走行用コントローラ
15及びアーム用コントローラ17に制御信号を与え、
もって複数の作業位置間を移動させ各作業位置に停止さ
せながら、前記アーム13による作業を行なわせるよう
になっている。この場合、制御装置23には、各設備
(作業位置)の位置を示す地図データ等の必要なデータ
が記憶され、どの作業位置が近接作業位置となっている
かが判るようになっている。
【0026】また、この制御装置23は、前記各障害物
センサ21の有効及び無効(電源のオン,オフ)を個々
に制御するようになっていると共に、有効とされた障害
物センサ21からの検知信号が入力されるようになって
いる。この場合、図5に示すように、移動ロボット11
が設備の前に停止して作業を行なう際には、設備18,
19側を向く障害物センサ21に関しては無効化(電源
オフ)されるようになっている。さらには、この制御装
置23は、後述するように、前記通信機22による信号
の送信を制御すると共に、通信機22の受信信号が入力
されるようになっている。
【0027】このとき、後の作用説明でも述べるよう
に、制御装置23は、そのソフトウエア構成により、障
害物センサ21の検知に基づいて以下のような制御を行
なうようになっている。即ち、移動ロボット11が所定
の作業位置に停止してアーム13による作業を行なって
いる通常作業モードにおいては、設備18,19側を除
く4個の障害物センサ21がオン(有効化)され、その
うちいずれかが検知エリアA内への障害物の侵入を検知
したときに、アーム13に安全確保動作を行なわせるこ
の場合一時停止させるようになっている。検知エリアA
から障害物がいなくなれば、作業を再開させる。
【0028】また、これと共に、制御装置23は、障害
物センサ21が検知エリアA内への障害物の侵入を検知
したときに、その障害物が、自分の作業位置に近接する
作業位置にて作業を行なう他の移動ロボット11である
かどうかを判断する。より具体的には、障害物センサ2
1により障害物が検知されたときには、制御装置23
は、前記通信機22により、障害物を検知した旨の障害
物検知信号を、自分の作業位置を示す作業位置信号と併
せて送信するようになっており、これと共に、他の移動
ロボット11からの障害物検知信号を受信し、その作業
位置信号が近接する作業位置を示すものであるときに、
他の移動ロボット11の近接作業であると判断するので
ある。
【0029】そして、他の移動ロボット11の近接作業
と判断されたときには、障害物センサ21に基づく制御
モードが、通常作業モードから近接作業モードに変更さ
れ、近接作業する他の移動ロボット11側(近接する作
業位置側)の障害物センサ21をこの場合無効化(電源
オフ)するようになっている。従って、この制御装置2
3が、アーム制御手段、判断手段、センサ制御手段とし
て機能するのである。尚、このとき、図7にハッチング
を付し且つ符号Bで示したように、他の移動ロボット1
1の近接作業中においては、移動ロボット11の障害物
センサ21の検知エリアAは、該他の移動ロボット11
の障害物センサ21の検知エリアAと一部がオーバーラ
ップするように構成されている。
【0030】前記近接作業モードにおいては、制御装置
23は、3個の障害物センサ21のうちいずれかの検知
エリアA内への障害物の侵入を検知したときに、アーム
13を一時停止させるようになっていると共に、近接作
業を行なう他の移動ロボット11に対し、障害物侵入信
号を送信するようになっている。また、近接作業を行な
っている他の移動ロボット1からの障害物侵入信号を受
信した際にも、アーム13を一時停止させるようになっ
ている。
【0031】さらには、この近接作業に係る作業が終了
し、移動を行なう際には、制御装置23は、離脱信号を
送信すると共に、障害物センサ21の検知エリアAを通
常作業モードの状態に戻すようになっている。尚、図示
及び詳しい説明を省略するが、この移動ロボット11
(搬送台車12)には、移動時における移動方向前方の
障害物を検知するための走行用障害物センサも設けられ
ており、前記制御装置23は、移動ロボット11の移動
時において、その走行用障害物センサが障害物を検知し
たときに、走行を一時停止させるように構成されてい
る。
【0032】次に、上記構成の作用について、図1及び
図2、並びに図5ないし図7も参照して述べる。ここで
は、図5ないし図7に示すように、近接する作業位置
a,b(設備18,19)において、移動ロボット11
(A)に対して他の作業機械たる移動ロボット11
(B)が近接作業を行なう場合を具体例としてあげなが
ら説明する。図1及び図2のフローチャートは、移動ロ
ボット11が設備にて作業を行なう際の、制御装置23
が実行する障害物検知に関連する部分の制御手順を示し
ており、このうち、図1のフローチャートは、通常作業
モードにおける制御手順を示している。
【0033】即ち、作業位置に停止してアーム13によ
る作業を行なうにあたり、まず設備側を除く4個の障害
物センサ21の電源がオンされる(ステップS1)。そ
の後は、障害物センサ21の信号が常に監視され(ステ
ップS2)、障害物の侵入の検知がないことを条件に
(ステップS2にてNo)、アーム13による作業が実
行されるのである(ステップS3)。図5の例では、作
業位置a(設備18)に移動ロボット11(A)が停止
された状態では、移動ロボット11(A)の周囲に設備
18側を除いて検知エリアAが設定され、検知エリアA
内に障害物の侵入がない限り、アーム13による作業
(設備18との間でのワークの積み降ろし等)が実行さ
れるのである。
【0034】そして、検知エリアA内への障害物の侵入
が検知されると(ステップS2にてYes)、アーム1
3が停止される安全確保動作が実行される(ステップS
4)。引続き、通信機22により、障害物検知信号を自
分の作業位置を示す作業位置信号と併せて送信する(ス
テップS5)。さらに、他の移動ロボット11から障害
物検知信号の受信がないかどうかが判断され(ステップ
S6)、受信があった場合には(ステップS6にてYe
s)、次いで受信した作業位置信号が示す作業位置が、
自分の作業位置に近接するものであるかが判断されるよ
うになっている(ステップS7)。
【0035】障害物検知信号の受信がない場合(ステッ
プS6にてNo)、あるいは作業位置信号が近接するも
のでない場合(ステップS7にてNo)には、検知され
た障害物が近接作業を行なう他の移動ロボット11では
ない(例えば人など)であると判断され、ステップS2
に戻る。これに対し、他の移動ロボット11の近接作業
であると判断されたときには(ステップS7にてYe
s)、近接作業モードに切替えられるのである(ステッ
プS8)。
【0036】図5の例では、今、移動ロボット11
(A)が作業を行なっている際に、例えば作業者が検知
エリアA内に侵入すると、アーム13の作業が一時停止
され、安全性が確保されるのである。尚、詳しい説明は
省略するが、作業者が、マットスイッチ20上に侵入し
た場合にも、アーム13の作業が一時停止されるように
なっている。
【0037】ここで、図5に示すように移動ロボット1
1(A)が作業位置a(設備18)にて作業を行なって
いるときに、他の移動ロボット11(B)が、図で左方
から移動してきて、それとは近接した作業位置b(設備
19)に停止しそこで作業(近接作業)を行なう場合を
考える。図6に示すように、他の移動ロボット11
(B)が作業位置b(設備19)に停止すると、移動ロ
ボット11(A)の検知エリアA内に侵入することにな
る。これと同時に、移動ロボット11(B)の検知エリ
アA内に移動ロボット11(A)が侵入することにな
り、互いに検知エリアA内に侵入し合うことになる。
【0038】すると、移動ロボット11(A)において
は、アーム13の作業が一時停止されると共に、障害物
検知信号が作業位置信号(作業位置a)と共に送信され
(ステップS5)、その信号を移動ロボット11(B)
が受信するようになる。また、移動ロボット11(B)
においても、同様に障害物検知信号が作業位置信号(作
業位置b)と共に送信され、移動ロボット11(A)は
その信号を受信することになる(ステップS6)。
【0039】そして、移動ロボット11(A)は、受信
した作業位置信号が、自分の作業位置aに近接する作業
位置bを示すものであるため、近接作業と判断するので
ある(ステップS7)。また、移動ロボット11(B)
側においても、同様に受信した作業位置信号が、自分の
作業位置bに近接する作業位置aを示すものであるた
め、近接作業と判断する。これにて、近接作業を行なう
移動ロボット11(A),(B)は共に、いわば近接作
業を相互に確認し合うことができ、接近作業モードに切
替えられるのである(ステップS8)。
【0040】図2のフローチャートは、近接作業モード
における制御手順を示している。即ち、この接近作業モ
ードが開始されると、まず、有効となる障害物センサ2
1の変更、つまり近接作業する他の移動ロボット11側
を向く障害物センサ21の無効化がなされる(ステップ
S11)。図7の具体例では、移動ロボット11(A)
にあっては、図で左側の障害物センサ21が無効化(電
源オフ)され、移動ロボット11(B)にあっては、図
で右側の障害物センサ21が無効化されることになる。
【0041】これにて、移動ロボット11(A),
(B)間で互いに干渉していた部分の検知エリアAがな
くなることになり、移動ロボット11(A),(B)が
接近状態にあっても、相互に検知エリアAに侵入し合う
ことがなくなり、アーム13による作業を互いに阻害さ
れることなく行なうことが可能となるのである。また、
この状態では、近接作業を行なっている2台の移動ロボ
ット11(A),(B)がひとつのいわば移動ロボット
群と見なされ、その移動ロボット群の周囲に検知エリア
Aが設定されるようになり、このとき、移動ロボット1
1(A)の検知エリアAと,移動ロボット11(B)の
検知エリアAとが、一部のオーバーラップ部Bを介して
隙間なくつながる状態とされるようになっている。
【0042】この接近作業モードでは、常に、近接作業
中の他の移動ロボット11からの離脱信号(後述する)
の受信がないかどうかが監視され(ステップS12)、
また、障害物センサ21の信号が常に監視され(ステッ
プS13)、更には、近接作業中の他の移動ロボット1
1からの障害物侵入信号の受信がないかどうかが常に監
視される(ステップS14)。離脱信号の受信がなく
(ステップS12にてNo)、且つ、障害物の検知がな
く(ステップS13にてNo)、且つ、障害物侵入信号
の受信がない(ステップS14にてNo)ことを条件
に、アーム13による作業が実行されるのである(ステ
ップS15)。
【0043】これに対し、障害物センサ21により検知
エリアA内への障害物の侵入が検知されると(ステップ
S13にてYes)、通信機22により、近接作業中の
他の移動ロボット11に対して、障害物侵入信号が送信
される(ステップS16)と共に、アーム13が一時停
止されるのである(ステップS17)。また、近接作業
中の他の移動ロボット11からの障害物侵入信号を受信
したときにも(ステップS14にてYes)、アーム1
3が一時停止される(ステップS17)。障害物が検知
エリアAから離れれば、アーム13による作業が続行さ
れる。
【0044】ここで、図7の具体例において、今、図に
矢印Cで示すように、移動ロボット11(A)の検知エ
リアAに作業者が侵入した場合を考えると、移動ロボッ
ト11(A)は、障害物センサ21の検知に基づいて、
移動ロボット11(B)に対して障害物侵入信号を送信
すると共に、自らのアーム13を停止させる。また、移
動ロボット11(B)側においては、障害物侵入信号を
受信することに基づいてやはりアーム13を停止させ
る。
【0045】これにて、近接作業を行なっている2台の
移動ロボット11(A),(B)の周囲に隙間なく設定
される検知エリアAのうちのどこに障害物が侵入して
も、2台の移動ロボット11(A),(B)は共にアー
ム13を停止させる安全確保動作を実行するのである。
これにより、例えば移動ロボット11(A)の検知エリ
アAである矢印Cの位置に侵入した作業者が、移動ロボ
ット11(B)のアーム13の動作範囲に手が届いてし
まう場合があるということに伴う不具合が解消され、安
全性をより一層高めることができるのである。
【0046】また、このフローチャートには示されてい
ないが、移動ロボット11は、近接作業に係る作業が終
了し、近接する他の移動ロボット11から離れる方向に
移動する際には、近接する他の移動ロボット11に離脱
信号を送信すると共に、自らの障害物センサ21の検知
エリアAを通常作業モードの状態に戻すようになってい
る。そして、移動ロボット11は、近接する他の移動ロ
ボット11から離脱信号を受信した際にも(ステップS
12にてYes)、障害物センサ21の検知エリアAを
通常作業モードの状態に戻し(ステップS18)、通常
作業モードに移行するようになっている。
【0047】従って、図7の例で、例えば移動ロボット
11(B)が作業が終了し左方へ移動する際には、自ら
の障害物センサ21の検知エリアAを通常作業モードの
状態に戻す(図6参照)と共に、移動ロボット11
(A)に対し、離脱信号を送信する。移動ロボット11
(A)側では、離脱信号を受信することに基づいて、障
害物センサ21の検知エリアAを通常作業モードの状態
に戻し(図5,図6参照)、上述の通常作業モードに戻
されるのである。
【0048】このように本実施例によれば、障害物セン
サ21により検知された障害物が近接作業を行なう他の
移動ロボット11かどうかを判断し、近接作業する他の
移動ロボット11であるときには他の移動ロボット11
側の障害物センサ21を無効化して、アーム13による
作業を互いに阻害されることなく行なうことを可能とし
たので、作業者が共存作業するような場合の人に対する
安全性を確保しながらも、移動ロボット11同士間の間
隔、つまり作業位置a,bの間隔を狭めることを可能と
することができる。
【0049】この結果、ライン全体の省スペース化を十
分に図ることができ、ひいては、このラインの省スペー
ス化により、移動ロボット11の移動距離つまり移動時
間の短縮化を図ることができ、作業の効率化にもつなが
るのである。ちなみに、従来では、移動ロボット1同士
の間隔が500mm以上必要であったものが、この実施例
では、移動ロボット11同士の間隔を30mmまで接近さ
せることができ、28%ものライン全体の省スペース化
を図ることができたのである。
【0050】そして、特に本実施例では、移動ロボット
11に通信機22を設け通信によって相互に近接作業を
確認し合う構成としたので、近接作業の判断をより確実
に行なうことができる。また、近接作業を行なっている
2台の移動ロボット11をいわば1つの移動ロボット群
と見なし、その移動ロボット群の周囲に設定される検知
エリアAのどこかに障害物が侵入したときに、その2台
の移動ロボット11のアーム13を共に停止させるよう
にしたので、安全性をより一層高めることができる。さ
らには、近接作業の状態が解消されたときに、速やかに
障害物センサ21の検知エリアAを元に戻すことがで
き、安全性を確保することができるものである。
【0051】尚、上記実施例では、2台の移動ロボット
の近接作業を具体例としたあげたが、3台以上の移動ロ
ボットが近接作業を行なう場合にも本発明を適用するこ
とができる。また、移動ロボット同士の近接作業に限ら
ず、移動ロボットと他の作業機械例えばAGVや固定ロ
ボットとの間の近接作業にも本発明を適用することがで
きる。また、上記実施例では、近接作業時に、相手側に
位置する障害物センサ21を無効化するようにしたが、
検知エリアを縮小するようにしても良い。
【0052】その他、障害物センサとしては、赤外線セ
ンサに限らず、超音波センサなどを採用しても良く、接
触式のセンサを用いても良い。また、通信機としても、
赤外線(光)通信機に限らず、特定省電力無線機等を用
いても良い。さらには、ロボットアームの安全確保動作
としても、停止することに限らず、動作速度を低速とし
たり、所定の退避位置に移動させたりしても良いなど、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、通常作業モー
ドにおける制御手順を示すフローチャート
【図2】近接作業モードにおける制御手順を示すフロー
チャート
【図3】移動ロボットの全体構成を概略的に示す図
【図4】障害物センサの検知エリアを示す正面図(a)
及び平面図(b)
【図5】1台の移動ロボットの作業時の様子を示す平面
【図6】移動ロボットに他の移動ロボットが近接した様
子を示す正面図
【図7】2台の移動ロボットの近接作業モードにおける
様子を示す平面図
【図8】従来例を示す図5相当図
【符号の説明】
図面中、11は移動ロボット、12は無人搬送台車、1
3はロボットアーム、18,19は設備、21は障害物
センサ、22は通信機(通信手段)、23は制御装置
(アーム制御手段,判断手段,センサ制御手段)、Aは
検知エリア、Bはオーバーラップ部、a,bは作業位置
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F059 AA03 AA13 BA08 BB07 CA05 CA06 DC08 DD11 DE01 FC01 3F060 AA03 BA00 CA12 GD02 GD11 HA00 HA35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動機構及びロボットアームを備える移
    動ロボットを、所定の作業位置へ移動させその作業位置
    にて前記ロボットアームによる作業を行なわせるように
    したシステムにおける、前記移動ロボットに組込まれる
    安全装置であって、 前記移動ロボットの周囲多方向に設定された検知エリア
    内への障害物の侵入を検知する障害物センサと、 この障害物センサにより障害物が検知されているときに
    前記ロボットアームの安全確保動作を実行させるアーム
    制御手段と、 前記障害物センサにより検知された障害物が、自分の作
    業位置に近接する作業位置にて作業を行なう他の移動ロ
    ボット等の作業機械であるかどうかを判断する判断手段
    と、 この判断手段により他の作業機械の近接作業が判断され
    たときには、近接作業する他の作業機械側に検知エリア
    を有する障害物センサの無効化あるいはその検知エリア
    の縮小を行なうセンサ制御手段とを具備することを特徴
    とする移動ロボットの安全装置。
  2. 【請求項2】 前記他の作業機械との間での信号の送受
    信が可能な通信手段を備え、 前記障害物センサにより障害物が検知されたときに、障
    害物検知信号を送信するように構成されていると共に、 前記判断手段は、他の作業機械からの障害物検知信号を
    受信したときに近接作業を判断することを特徴とする請
    求項1記載の移動ロボットの安全装置。
  3. 【請求項3】 前記障害物検知信号は、自分の作業位置
    を示す信号を含んでいると共に、 前記判断手段は、その障害物検知信号の作業位置信号
    が、自分の作業位置に近接する作業位置を示すものであ
    ったときに、近接作業を判断することを特徴とする請求
    項2記載の移動ロボットの安全装置。
  4. 【請求項4】 前記他の作業機械との間での信号の送受
    信が可能な通信手段を備え、 前記他の作業機械の近接作業中において、前記障害物セ
    ンサにより障害物が検知されたときに障害物侵入信号を
    送信するように構成されていると共に、 前記アーム制御手段は、近接作業中の他の作業機械から
    障害物侵入信号を受信したときにも、安全確保動作を実
    行するように構成されていることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載の移動ロボットの安全装置。
  5. 【請求項5】 前記障害物センサの検知エリアは、他の
    作業機械の近接作業中において、該他の作業機械の障害
    物センサの検知エリアと一部がオーバーラップするよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の移動ロボットの安全装置。
  6. 【請求項6】 前記他の作業機械との間での信号の送受
    信が可能な通信手段を備え、 近接作業中の他の作業機械から離脱する際に離脱信号を
    送信するように構成されていると共に、 前記センサ制御手段は、近接作業中の他の作業機械から
    の離脱時及び他の作業機械から離脱信号を受信したとき
    には、前記障害物センサの検知エリアを元の状態に戻す
    ように構成されていることを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれかに記載の移動ロボットの安全装置。
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