JP2018156243A - ワゴン搬送システム - Google Patents

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【課題】自律移動ロボットがワゴンを保持しつつ障害物を自律的に回避することが可能なワゴン搬送システムを提供すること。【解決手段】本発明にかかるワゴン搬送システム1は、自律移動ロボット10によってワゴン20を搬送するワゴン搬送システム1であって、自律移動ロボット10は、ワゴン20を認識する認識センサ17と、認識センサ17によって認識されたワゴン20を保持する保持部16と、ワゴン20の搬送方向前方に位置する障害物を検出する光学式センサ14と、を備え、ワゴン20が、認識センサ17によって認識されるための特徴部を有すると共に、光学式センサ14のセンサ光Lの光路上に位置するワゴンの支柱23aが、センサ光Lを所定量以上透過する光透過性材料から構成されており、自律移動ロボット10は、認識センサ17によって認識したワゴン20を保持して搬送しつつ、光学式センサ14によって検出した障害物を自律的に回避する。【選択図】図1

Description

本発明は、ワゴン搬送システムに関するものである。
ロボットには、決められた軌道上を移動するロボットと、自律移動を行うロボットがある。工場等における搬送システムの一つとして、ロボットによる搬送システムがある。特許文献1には、物体を載せたワゴンを搬送ロボットが保持し、あらかじめ決められた目標軌道上を移動することによってワゴンを搬送する搬送システムが開示されている。
特開2009−006415号公報
しかしながら、従来の搬送ロボットでは、ワゴンを保持しつつ自律移動を行うことが困難であった。その理由として、搬送ロボットがワゴンを保持した状態においては、搬送ロボットの搬送方向にワゴンが位置するため、搬送ロボットにとってワゴンは障害物であると認識してしまうという問題があった。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、ワゴンを保持しつつ障害物を自律的に回避することが可能なワゴン搬送システムを提供するものである。
本発明にかかるワゴン搬送システムは、自律移動ロボットによってワゴンを搬送するワゴン搬送システムであって、前記自律移動ロボットは、前記ワゴンを認識する認識センサと、前記認識センサによって認識された前記ワゴンを保持する保持部と、前記ワゴンの搬送方向前方に位置する障害物を検出する光学式センサと、を備え、前記ワゴンが、前記認識センサによって認識されるための特徴部を有すると共に、前記光学式センサのセンサ光の光路上に位置する前記ワゴンの支柱が、前記センサ光を所定量以上透過する光透過性材料から構成されており、前記自律移動ロボットは、前記認識センサによって認識した前記ワゴンを前記保持部によって保持して搬送しつつ、前記光学式センサによって検出した障害物を自律的に回避する。
本発明にかかるワゴン搬送システムは、光学式センサのセンサ光の光路上に位置するワゴンの支柱が、センサ光を所定量以上透過する光透過性材料から構成されており、自律移動ロボットは、認識センサによって認識したワゴンを保持部によって保持して搬送しつつ、光学式センサによって検出した障害物を自律的に回避する。このような構成により、自律移動ロボットがワゴンを保持しつつ障害物を自律的に回避することができる。
本発明により、自律移動ロボットがワゴンを保持しつつ障害物を自律的に回避することが可能なワゴン搬送システムを提供することができる。
実施の形態1にかかるワゴン搬送システムの側面図である。 実施の形態1にかかるロボットの脚部に設けられたレーザセンサとワゴンの台座部上に設けられた透明支柱との位置関係を示す平面図である。 実施の形態1にかかるワゴン搬送システムの搬送工程を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかるワゴン搬送システムの側面図である。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするために、図面は適宜、簡略化されている。
なお、当然のことながら、図1、2及び4に示した右手系xyz座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸プラス向きが鉛直上向き、xy平面が水平面であり、図面間で共通である。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1にかかるワゴン搬送システムの側面図である。本実施の形態において、ロボット10がワゴン20を保持し、障害物を回避しつつ搬送を行う自律移動を開始した状態を示している。ロボット10は、脚部11と、胴体部12と、頭部13とを備える。ワゴン20は、台座部21と、車輪22と、透明支柱23aと、支柱23bと、カゴ部24a及びカゴ部24bと、持ち手25とを備える。
<ロボット10の構成>
まずロボット10の構成について説明する。
ロボット10は、脚部11と、胴体部12と、頭部13とを備える。脚部11は、上面(z軸正側の面)にレーザセンサ14を備える。
図1に示すように、レーザセンサ14は、ロボット10の脚部11の上面(z軸正側の面)に設けられている。レーザセンサ14は、ワゴン20の搬送方向前方(x軸正方向)に向かってレーザ光L(破線)を照射することによって、ワゴン20の搬送方向前方(x軸正方向)に位置する障害物を検出する光学式センサである。
レーザセンサ14から照射されるレーザ光Lの光路上には、ワゴンの支柱であり光透過性材料からなる透明支柱23aが設けられている。ワゴンの支柱として光透過性材料からなる透明支柱23aを用いている理由としては、ロボット10のレーザセンサ14が、ワゴン20の透明支柱23aは障害物であると誤って認識してしまうことを防ぐためである。詳しくは後述する。
図1に示すように、胴体部12は、胴体部12に接続されたアーム15と、アーム15に設けられたハンド16とを備える。ハンド16は、ワゴン20の持ち手25を保持する保持部である。本実施の形態においては、ワゴン20の持ち手25を保持するためにハンド16を用いているが、持ち手25を保持することが可能な保持部であれば、どのような形状であってもよい。また、ワゴン20の持ち手25を把持するものに限らず、磁力等を用いて保持するものであってもよい。
図1に示すように、頭部13は、カメラ17を備える。カメラ17は、ロボット10の頭部13に設けられている。カメラ17は、ワゴン20の持ち手25に設けられたAR(Augmented Reality)マーカ、又は特徴的なパターンや形状等を検出する光学式の認識センサである。ワゴン20の持ち手25に設けられた特徴的なパターンの例として、白黒のパターン、縞模様のパターン、凹凸のテクスチャなどがあるが、画像特徴量として表れやすいパターン又は形状であれば何でもよい。
本実施の形態において、カメラ17の検出領域を一点鎖線によって示しているが、これは一例である。頭部13は可動式であるため、頭部13に設けられたカメラ17を上下左右の任意の方向に動かすことが可能である。したがって、頭部13の動作に伴いカメラ17の検出領域はその都度変化する。
また、本実施の形態においては光学式の認識センサであるカメラ17を用いているが、ワゴン20の持ち手25を認識することができるセンサであれば、これに限定されない。カメラ17及びARマーカ等の代用として、例えば、電波を用いた非接触な読み取りが可能なRFID(Radio Frequency Identifier)等を用いてもよい。
<ワゴン20の構成>
次に、ワゴン20の構成について説明する。
図1に示すように、ワゴン20は、台座部21と、台座部21に設けられている車輪22及び透明支柱23aと、透明支柱23aによって支えられているカゴ部24aと、支柱23bと、支柱23bによって支えられているカゴ部24bと、カゴ部24bに設けられている持ち手25とを備える。
図1及び図2に示すように、台座部21はワゴン20の底部に設けられた、例えば平面視矩形状の板状部材である。図1に示すように、車輪22は、台座部21の下面(z軸負側の面)の四隅に固定されている。車輪22の車輪の数は、例えば四輪であるが、三輪であっても六輪であってもよく、ワゴン20に荷物を載せて搬送することができる構成であれば、車輪の数は問わない。また、車輪22は、z軸回りに回転可能に設けられていることが好ましい。
図1及び図2に示すように、透明支柱23aは、台座部21の上面(z軸正側の面)の四隅に固定された円柱状部材であって、鉛直上向き(z軸正向き)に延設されている。透明支柱23aは、光透過性材料から構成されている。
本実施の形態における光透過性材料とは、ロボット10の脚部11に設けられたレーザセンサ14から照射されるレーザ光Lを所定量以上透過する材料のことを指す。透明支柱23aを構成する光透過性材料としては、例えば、ガラス、アクリル、ポリカーボネートなどがあるが、レーザ光Lを所定量以上透過する光透過性材料であれば、これに限定されない。透明支柱23aの形状は、透明支柱23aからの反射光Rを軽減する観点から、円柱状であることが好ましいが、レーザ光Lを所定量以上透過し、ワゴン20としての強度を保つことができるものであれば、形状は特に問わない。
また、透明支柱23aは任意の高さに調節を行うことが可能である。したがって、レーザセンサ14から照射されるレーザ光Lの光路に応じて透明支柱23aの位置(z軸方向)の変更を行うことが可能である。なお、ワゴン20に透明支柱23aを設ける際は、レーザ光Lの波長と透明支柱23aに用いる材料の厚さとの関係から、透明支柱23aにおけるレーザ光Lの透過率が高い組み合わせを選択するものとする。
図1に示すように、カゴ部24a及びカゴ部24bは、例えば上面(z軸正側の面)が開口した箱型の形状を有しているが、目的の荷物を搬送するために適した形状に適宜変更可能である。カゴ部24aは、透明支柱23aの上側(z軸正側の面)に設けられている。すなわち、カゴ部24aは、透明支柱23aによって支えられている。また、支柱23bは、カゴ部24aの底面の四隅に設けられている。カゴ部24bは、支柱23bの上側(z軸正側の面)に設けられている。すなわち、カゴ部24bは、支柱23bによって支えられている。
支柱23bは、透明支柱23aと比較してレーザ光Lの透過性が低い材料からなる支柱である。支柱23bは、ワゴン20としての強度を保つことができる材料であればよい。例えば、透明支柱23aと同様の光透過性材料から構成されていてもよいし、不透明な物質、例えば金属などから構成されていてもよい。
なお、本実施の形態においては、透明支柱23aは台座部21の上面(z軸正側の面)の四隅に設けられているが、レーザ光Lを透過し、ワゴン20に荷物を載せて搬送することができる構成であれば、透明支柱23aの数は問わない。同様に、支柱23bはカゴ部24aの底面の四隅に設けられているが、ワゴン20に荷物を載せて搬送することができる構成であれば、支柱23bの数は問わない。
持ち手25には、前述の通り、AR(Augmented Reality)マーカ、又は特徴的なパターンや形状等が設けられている。持ち手25に設けられた特徴的なパターンの例として、白黒のパターン、縞模様のパターン、凹凸のテクスチャなどがあるが、ロボット10のカメラ17が画像特徴量として検出しやすいパターン又は形状であれば何でもよい。
図2は、実施の形態1にかかるロボットの脚部に設けられたレーザセンサとワゴンの台座部上に設けられた透明支柱との位置関係を示す平面図である。図1と図2とは対応している。図1と同様、ロボット10がワゴン20を保持し、障害物を回避しつつ搬送を行う自律移動を開始した状態を示している。ここで、ロボット10がワゴン20を保持した状態とは、ロボット10にとってワゴン20は搬送方向(x軸正方向)に位置するという意味である。ロボット10のレーザセンサ14から照射されるレーザ光Lは、搬送方向(x軸正方向)に位置する障害物を検出するため、ワゴン20がロボット10にとって障害物であると、ロボット10が誤って認識してしまうことを防ぐ必要がある。
そこで、本実施の形態においては、レーザセンサ14から照射されるレーザ光Lの光路上に設けられたワゴン20の支柱が、前述の通り透明支柱23aによって構成されている。透明支柱23aは、光透過性材料であるガラスによって構成されているため、レーザ光Lを所定量以上透過することができる。ワゴン20を構成する透明支柱23aがレーザ光Lを透過するということは、すなわち、レーザセンサ14はワゴン20を障害物として検出しないという意味である。
このように、ワゴン20の支柱を透明支柱23aとすることによって、ワゴン20がロボット10にとって障害物であると、ロボット10が誤って認識してしまうことを防ぐことができる。したがって、ロボット10はワゴン20を搬送しつつ、レーザセンサ14から照射されるレーザ光Lによって障害物を検出し、検出した障害物を回避する自律移動を行うことができる。
ただし、図2に示すように、反射光Rが生じる場合がある。反射光Rは、レーザセンサ14の条件や透明支柱23aの材料によって、レーザ光Lが透明支柱23aを一部透過せず反射される場合を指す。反射光Rが生じると、反射光Rをもとに、ロボット10はワゴン20を障害物として誤って認識してしまうため、そのような誤認識を防ぐ必要がある。そこで、反射光Rが生じた場合、当該反射光Rを除去する処理を行う。
ロボット10がワゴン20を保持した状態におけるロボット10のレーザセンサ14とワゴン20の透明支柱23aとの相対位置関係の情報を、ロボット10はあらかじめ保持している。このレーザセンサ14と透明支柱23aとの相対位置関係の情報をもとに、反射光Rが透明支柱23aによって生じたものであるか否かを検出する。ここで、図2における反射領域RA(透明支柱23aの太い実線部分)によって生じた反射光Rは、透明支柱23aによって生じた反射光Rであると検出されるため、当該反射光Rは制御部によって除去される。このような反射光Rの除去処理を行うことによって、ロボット10がワゴン20を障害物として誤って検出してしまうことを防ぐことができる。
なお、前述の通り、透明支柱23aの反射領域RAにおいて必ず反射光Rが生じるわけではなく、レーザ光Lが透過するか反射するかはレーザセンサ14の条件や透明支柱23aの材料による。また、本実施の形態においては、ロボット10のレーザセンサ14とワゴン20の透明支柱23aとの相対位置関係の情報をロボット10にあらかじめ保持させているが、レーザセンサ14と透明支柱23aとの相対位置関係は、カメラ17によってマーカ等を認識した結果を用いることもできる。
<ワゴン搬送システムの搬送工程>
以下、図1〜図3を用いて、実施の形態1にかかるワゴン搬送システムの一連の流れを説明する。図3は、実施の形態1にかかるワゴン搬送システムの搬送工程を示すフローチャートである。以下、各ステップの詳細を、図1及び図2を用いて説明する。なお、図1及び図2はステップS4を示しており、ステップS1〜S3、S5については図示していない。そのため、ステップS1〜S3、S5については、図1及び図2を参考にして説明する。また、一連の制御は、すべて制御部(不図示)において行われている。
<ステップS1>
まず、ロボット10は床F上を移動しワゴン20の置き場へ向かう。ワゴン20の置き場はロボット10にとって既知である。ここで既知とは、例えば、ロボット10に、ロボット10が動作する環境内の地図中における、xy座標情報を保持させておくこと等を指す。ロボット10がワゴン20の置き場へ自律移動する際は、ロボット10の脚部11に設けられたレーザセンサ14及び頭部13に設けられたカメラ17の両方が稼働している状態である。ロボット10がワゴン20の置き場へ自律移動する間、ロボット10はロボット10の脚部11に設けられたレーザセンサ14からレーザ光Lを照射することによって進行方向(x軸正方向)の障害物を検知し、回避する。
<ステップS2>
ワゴン20の置き場へ移動したロボット10は、ワゴン20を認識する。具体的には、ワゴン20の持ち手25に設けられたARマーカを、ロボット10のカメラ17が検出することによって、ロボット10はワゴン20を認識する。
<ステップS3>
ワゴン20を認識したロボット10は、ワゴン20の持ち手25をハンド16によって保持する。ロボット10がワゴン20を認識した時点において、ワゴン20の持ち手25を保持するために、ロボット10がアーム15及びハンド16をワゴン20の持ち手25まで移動させる距離については既知である。ここで既知とは、ロボット10のハンド16とワゴン20の持ち手25との相対位置情報をロボット10にあらかじめ保持させておくこと等を指す。
<ステップS4>
図1及び図2に示すように、ワゴン20を保持したロボット10は、ワゴン20を搬送しつつ、レーザセンサ14から照射されるレーザ光Lによって障害物を検出し、検出した障害物を回避する自律移動を開始する。
<ステップ5>
搬送先については、ユーザがタブレットなどを用いて任意の目的地を設定することが可能である。ワゴン20を保持したロボット10は、ユーザに与えられた目的地の座標(ロボットが動作する環境内の地図のxy座標)を搬送先として認識し、障害物を回避する自律移動によって搬送する。
以上が実施の形態1にかかるワゴン搬送システムの一連の流れである。
従来の搬送ロボットでは、ワゴンを保持しつつ自律移動を行うことが困難であった。その理由として、搬送ロボットがワゴンを保持した状態では、搬送ロボットの進行方向にワゴンが位置するため、搬送ロボットにとってワゴンは障害物であると認識してしまうという問題があった。
そこで本実施の形態におけるワゴン搬送システム1では、光学式センサ14のレーザ光Lの光路上に位置するワゴン20の支柱23aが、レーザ光Lを所定量以上透過する光透過性材料から構成されている。そして、自律移動ロボット10は、認識センサ17によって認識したワゴン20を保持部16によって保持して搬送しつつ、光学式センサ14によって検出した障害物を自律的に回避する。このような構成により、自律移動ロボット10がワゴン20を保持しつつ障害物を自律的に回避することができる。
<実施の形態2>
図4は、実施の形態2にかかるワゴン搬送システムの側面図である。本実施の形態において、ロボット30がワゴン40を保持し、障害物を回避しつつ搬送を行う自律移動を開始した状態を示している。ロボット30は、脚部11と、胴体部12と、頭部13とを備える。実施の形態1において、ロボット10のレーザセンサ14は脚部11上(z軸方向)に設けられていたことに対し、実施の形態2においては、ロボット30のレーザセンサ34は胴体部12に設けられている。
具体的には、レーザセンサ34がロボット30の胴体部12のアーム15に隣接するように設けられている。レーザセンサ34から照射されるレーザ光Lは、カゴ部24aと24bとの間を通過する。本実施の形態においては、透明支柱43aがカゴ部24aとカゴ部24bとの間に設けられており、支柱43bが台座部21とカゴ部24aとの間に設けられている。実施の形態1と同様、透明支柱43aは光透過性材料から構成されており、支柱43bは透明支柱43aと比較してレーザ光Lの透過性が低い材料からなる支柱である。これ以外は実施の形態1と同様である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1、2 ワゴン搬送システム
10、30 ロボット
11 脚部
12 胴体部
13 頭部
14、34 レーザセンサ
15 アーム
16 ハンド
17 カメラ
20、40 ワゴン
21 台座部
22 車輪
23a、43a 透明支柱
23b、43b 支柱
24a、24b カゴ部
25 持ち手
F 床
L レーザ光
R 反射光
RA 反射領域

Claims (1)

  1. 自律移動ロボットによってワゴンを搬送するワゴン搬送システムであって、
    前記自律移動ロボットは、
    前記ワゴンを認識する認識センサと、
    前記認識センサによって認識された前記ワゴンを保持する保持部と、
    前記ワゴンの搬送方向前方に位置する障害物を検出する光学式センサと、を備え、
    前記ワゴンが、前記認識センサによって認識されるための特徴部を有すると共に、
    前記光学式センサのセンサ光の光路上に位置する前記ワゴンの支柱が、前記センサ光を所定量以上透過する光透過性材料から構成されており、
    前記自律移動ロボットは、前記認識センサによって認識した前記ワゴンを前記保持部によって保持して搬送しつつ、前記光学式センサによって検出した障害物を自律的に回避する、
    ワゴン搬送システム。
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