JPH08140558A - 麺生地の製造供給装置 - Google Patents

麺生地の製造供給装置

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JPH08140558A
JPH08140558A JP28533394A JP28533394A JPH08140558A JP H08140558 A JPH08140558 A JP H08140558A JP 28533394 A JP28533394 A JP 28533394A JP 28533394 A JP28533394 A JP 28533394A JP H08140558 A JPH08140558 A JP H08140558A
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hopper
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mixer
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミキサーから麺生地を直ちにロールに供給す
る。 【構成】 原料を攪拌して麺生地Dを製造するミキサー
2L,2Rと、ミキサーの排出口に備えられて排出口7
を開閉する開閉駆動装置14L,14Rと、前記ミキサ
ーの下のシュート15と、麺生地を帯状にするロール1
6と、シュートとロールとの間にありシュートから供給
された麺生地をロールへ送り出すホッパ17と、ホッパ
内の麺生地量を検出するレベルセンサ33と、ホッパ内
の麺生地量が所定レベルにないことをレベルセンサが検
出したときに排出口の開口度を所定量だけ大にすること
を繰り返して前記開口度を順次大にし前記麺生地量が所
定レベルに至ったことを前記レベルセンサが検出したと
きにそのときの前記排出口の開口度を維持するように前
記開閉駆動装置を制御する制御手段とから、麺生地の製
造供給装置を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、麺生地を製造し帯状
にして次の圧延工程に供給する装置に関し、特にミキサ
ーにおいて麺生地を製造し、これを帯状にするためのロ
ールに直接供給するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置の従来技術としては、例え
ば特開平4−267838号公報に記載されるようなも
のがある。同装置は、原料を攪拌して麺生地を製造する
ミキサーの下に、前記ミキサーで製造された麺生地を案
内するシュートを介してフィーダが配置されていて、こ
れにはミキサーで製造された麺生地が多量に供給されて
溜められる。麺生地は一般に、例えば即席ラーメンのた
めの麺生地では小麦粉その他の原料に対して30〜34
重量%の水分が加えられて、豆腐の絞りかすのオカラの
ような性状を有している。なお、うどんの麺生地では前
記より含有水分が少し多く約40重量%程度である。
【0003】前記フィーダには麺生地を溜める機能(及
び後述のように麺生地を供給する機能)があるから、ミ
キサーからフィーダへの麺生地の供給はミキサーからの
排出口を最大に開口して単に麺生地をフィーダへ移動さ
せるだけで、単位時間当たり平均した量の供給等の制御
はなされていない。前記フィーダは平面円形の底板の周
囲に側板が立ち上げられていて、たらい(盥)のような
形状をしており、底面には一部に供給口が開口してい
て、底面上に沿って水平旋回するアームにより前記麺生
地が前記供給口から一定量ずつ間欠的に排出されて、こ
れが等量分配装置を経て、左右に分岐したホッパに供給
される。
【0004】ホッパ内では所定量の麺生地が一時貯えら
れてその下のロールの組へ順次供給され、前記2組のロ
ールにより麺生地はそれぞれ帯状に形成されて2枚の荒
麺帯となる。このとき組をなすロールの間には、突込板
により麺生地が突き込まれて、それまでにダンゴ状にな
ってロール間に食い込まれない麺生地も、突込板により
ロールの間に強制的に供給されて荒麺帯となる。これが
前記ロールの下のコンベヤにより1組の複合ロールに移
動されて圧延されることにより1枚の麺帯に複合され、
その後に複数組の圧延ロールにより繰り返し圧延されて
所定の性状と厚味の麺帯となる。なお、前記等量分配装
置が省略された従来技術も多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術によれば、ミキサーにおいて所定の含有水分に
調整され且つ混練された麺生地は、ロールによって帯状
に成形されるまでに雰囲気の影響を受けて乾燥し又は湿
潤されて含有水分が変化することが多いため、最終工程
で製品化された麺の品質にムラが出るという不具合があ
る。また、ロールに供給されるまでに麺生地フィーダ内
で旋回するアームにより転がされることにより大きな団
子状になることが多くて、ボールがロール間の上で転が
るような状態となってロール間に食い込まれない生地の
量が多いため、前記突込板により突き込んで強制的にロ
ール間に食い込ませる量が多くなり、その結果、ロール
により成形される帯状の生地の密度にムラが出るという
不具合もある。
【0006】この発明は、ミキサーから前記フィーダを
経ることなく麺生地をロールに供給することにより、麺
生地を、含有水分の変化が少なく且つボール状になり難
くする一方、前記フィーダを省略して構造が簡単で且つ
安価な装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の麺生地の製造
供給装置は、請求項1によれば、ケーシング内に備えた
攪拌羽根により原料を攪拌して麺生地を製造するミキサ
ーと、前記ミキサーの麺生地用の排出口に備えられて排
出口を開閉する開閉駆動装置と、前記ミキサーの下に設
けられて前記排出口から排出された麺生地の落下を案内
するシュートと、前記シュートの下流にあり麺生地を圧
延して帯状に形成するロールと、前記ロールの直上にあ
りシュートから供給された麺生地を一時貯えて順次前記
ロールへ送り出すホッパと、前記ホッパ内の麺生地量を
検出するセンサと、前記ホッパ内の検出麺生地量が所定
量より少ないことを前記センサが検出したときに前記排
出口の開口度を所定量だけ大にし且つ前記検出麺生地量
が所定量に至ったことを前記センサが検出したときに前
記排出口の開口度を維持又は絞るように前記開閉駆動装
置を制御する制御手段とを備えてなる。ここで、前記シ
ュートと前記ホッパとは一体に連続するものであっても
よいし、また別体のものであってもよい。
【0008】また、請求項2によれば、前記請求項1の
センサを、ホッパ内の麺生地量が所定レベルにあるか否
かを検出するものとし、且つ請求項1の制御手段を、前
記ホッパ内の麺生地量が所定時間にわたって所定レベル
にないことを前記センサが継続して検出したときに前記
排出口の開口度を所定量だけ大にすることを繰り返して
前記開口度を順次大にし前記麺生地量が所定レベルに至
ったことを前記センサが検出したときにそのときの前記
排出口の開口度を維持するように前記開閉駆動装置を制
御するものとした。他は請求項1と同様である。
【0009】さらに請求項3によれば、請求項1及び請
求項2のセンサに代えて、ホッパ内の麺生地量が所定の
上レベルにあることを検出する上センサと、ホッパ内の
麺生地量が所定の下レベルを下回ったことを検出する下
センサとを備えるとともに、請求項1及び請求項2の制
御手段に代えて、麺生地量が所定の上レベルにあること
を上センサが検出したときにミキサーの排出口の開口度
を絞り且つホッパ内の麺生地量が所定の下レベルを下回
ったことを下センサが検出したときに前記排出口の開口
度を大にするように前記開閉駆動装置を制御する制御手
段を備えたものとした。他は請求項1又は請求項2と同
様である。
【0010】請求項4によれば、請求項1ないし請求項
3のいずれかにおいて、前記シュートと前記ホッパとの
間には、カバーで覆ったコンベヤを介在させて、シュー
トから供給された麺生地を別の位置にあるホッパとロー
ルにコンベヤによって移送して供給するようになってい
る。他は請求項1ないし請求項3のいずれかと同様であ
る。
【0011】
【作用】請求項1の装置によれば、ミキサーで攪拌羽根
により原料を攪拌して製造された麺生地が、開閉駆動装
置により開かれた麺生地用の排出口から排出されると、
この麺生地はホッパ内に一時貯えられ、直後にロールに
より圧延されて帯状に成形される。このとき、ホッパ内
の麺生地の量がセンサにより検出され、所定量より少な
いときには制御手段が開閉駆動装置を制御して前記排出
口の開口度を所定量だけ大にし、前記検出麺生地量が所
定量に至ったことを前記センサが検出したときには前記
排出口の開口度を維持するか、開閉駆動装置により排出
口の開口度を絞る。開口度を維持する制御をしてもよい
し、また開口度を絞る制御をすることもできる。
【0012】ここで、前記排出口の開口度を制御するか
ら、ホッパへ供給される麺生地の量か制御され、よって
従来使用していたフィーダを省略することができる。請
求項2の装置によれば、ホッパ内の麺生地の量がセンサ
により所定量あるか否か検出され、前記ホッパ内の麺生
地量が所定時間(例えば10数秒,或いは数10秒)に
わたって所定レベルにないことを前記センサが継続して
検出したときには、制御手段によって前記排出口の開口
度を所定量だけ大にして麺生地の排出量を増加し、さら
にセンサが所定レベルにないことを同様に検出したとき
には、排出口の開口度をさらに所定量だけ大にして麺生
地の排出量を再度増加することを繰り返し、麺生地量が
所定レベルに至ったことを前記センサが検出したときに
そのときの前記排出口の開口度を維持する。ミキサーの
排出口は一度に大きく開かずに少しづつ開かれて麺生地
の排出量が適当な量になるまで開口度が大きくなってこ
れを維持するから、ホッパ内には適量の麺生地が一時貯
えられることになり、麺生地それ自体はホッパ内に一時
貯えられるだけで直ちに圧延されることになる。他の作
用は請求項1と同じである。
【0013】請求項3の装置によれば、ホッパ内の麺生
地量が上センサにより所定の上レベルにあることを検出
されると、制御手段によりミキサーの排出口の開口度が
絞られて麺生地の排出量を減少させ、前記麺生地量が所
定の下レベルを下回ったことを下センサが検出したとき
には前記排出口の開口度が大になって麺生地のミキサー
からの排出量を増加し、以てホッパ内には上レベルと下
レベルとの間で適量の麺生地が一時貯えられ直後に圧延
される。他の作用は請求項1,請求項2のものと同一で
ある。
【0014】請求項4の装置によれば、ミキサーの排出
口から出た麺生地は、他の位置にあるホッパにコンベヤ
により移送されて、そのホッパの下にあるロールにより
圧延される。コンベヤはカバーで覆われているため麺生
地は雰囲気の影響により含有水分が変化することも防止
される。またミキサーとホッパとの間にコンベヤが介在
するから、ミキサーとホッパとの水平方向の相対位置及
び上下方向の相対位置を任意に選択することができ、よ
って装置全体の高さ位置を、従来のフィーダの省略とも
相まって一段と低くすることも可能となる。他の作用は
請求項1ないし請求項3のいずれかの作用と同一であ
る。
【0015】
【実施例】図1は、即席ラーメンの麺生地を製造して供
給する装置の正面図であるが、麺生地Dとしては即席ラ
ーメンのものではなく、うどんその他の麺生地に広く適
用できるものであり、上階の床1の上に左右2台のミキ
サー2L,2Rが設置される。これら左側のミキサー2
Lと右側のミキサー2Rのいずれかについて表現を特定
しない場合においては以下において単にミキサー2とし
て説明する。ミキサー2はいずれもケーシング3内に相
互に逆回転する左右の攪拌羽根4を備えている。ケーシ
ング3内の右側の攪拌羽根は同一回転軸に軸方向に沿っ
て複数設置され、同左側の攪拌羽根も同一回転軸に軸方
向に沿って複数設置されるが、左右の攪拌羽根4は回転
軸の軸方向に相互に変位していて回転により衝突するこ
とがない。ケーシング3の上にはヒンジ5を介して蓋6
が開閉自在に設置されていて、ここが原料の投入口を形
成している。かかるミキサー2それ自体は慣用されてい
るものであり、且つ攪拌羽根4の動力源及びそれからの
動力伝達経路は図示を省略している。
【0016】ミキサー2のケーシング3の底には排出口
7が開口されており、これの蓋8が旋回アーム9に固定
されていて、旋回アーム9の下方への旋回により排出口
7が開くようになっている。旋回アーム9はケーシング
3と一体のパネル11に回転自在に支持された軸12に
固着されており、前記軸12の他端にはパネル11の反
対側で入力アーム13が固着され、入力アーム13の自
由端には、パネル11に支持されたシリンダ機構14の
ピストンロッドの先端に枢着されていて、シリンダ機構
14の伸縮により排出口が開閉し、その開口度に応じて
麺生地Dが下方に排出されるようになっている。前記シ
リンダ機構14についてもミキサー2Rのシリンダ機構
14Rとミキサー2Lのシリンダ機構14Lとを特定し
て説明するときには前記の符号の表示をするが、特定し
ない場合においては板において単にシリンダ機構14と
説明する。かかるシリンダ機構14がこの発明の開閉駆
動装置に対応している。
【0017】ミキサー2の下側には、両ミキサー2L,
2Rの排出口から排出された麺生地Dを受け入れる漏斗
状のシュート15が床1に支持されて配置され、シュー
ト15の下には、2組のロール16L,16Rの上に配
置したホッパ17の上端が臨む。前記1組のロール16
Lと別の1組のロール16Rのいずれかについて特定し
ない場合においては以下において単にロール16として
説明する。ロール16は下階の床18上のフレーム19
に基台21を介して支持された機枠22に回転自在に支
持され且つ一方の組のロール16Lどうし及び他方の組
のロール16Rどうしはいずれも歯車23により連動し
ており、この歯車23の動力源及びそれからの動力伝達
経路は図示を省略している。
【0018】機枠22の上には前記ホッパ17が支持さ
れ、このホッパ17は、下半分が分岐していて、1組の
ロール16Lと他の1組のロール16Rとに麺生地Dを
分配するようになっており、またホッパ17は、図1に
おいて左右に表れるプレートは上から下まで同一平面を
なしているが、図2において左右に表れるプレートは上
部において幅が狭くなっていて、幅の狭い上部と幅の広
い下部との間から突込板24が各組のロール16の圧延
部に向けて昇降するようになっている。
【0019】突込板24は上端が横材25に固定され、
この横材25の両端は上下に延びる昇降アーム26の上
端に枢支され、昇降アーム26の下端はクランクアーム
27にクランクピンを介して接続され、クランク軸28
は図示しない動力源及びそれからの動力経路に接続され
ている。前記横材25は、機枠22に固定されて上方に
延びるガイドレール29に支持され、以て昇降のみが許
容される構造になっており、また突込板24の下端部は
組をなすロール16の隙間より厚みが薄くなっていて、
ロール16間に食い込まないようになっている。
【0020】なお、この実施例ではロール16を2組用
いているが、1組のロールのみで圧延することも勿論可
能である。ロール16の下側には無端コンベヤ31が配
置されて、麺生地Dがロール16により帯状に圧延され
て形成された荒麺帯Bを、隣接するロール群に供給する
ようになっている。この無端コンベヤ31の動力源及び
それからの動力伝達経路も図示を省略している。図2に
示す符号32が前記ロール群の最初の圧延ロールの組を
組み込んだロールスタンドである。
【0021】前記ホッパ17にはレベルセンサ33を取
付けて、ホッパ17内の麺生地Dの上面が所定レベルに
至ったときに信号Swを送出するようにしてある。レベ
ルセンサ33としては光,電波等により所定の高さ位置
において麺生地Dの有無を検出できるセンサであれば、
センサとして慣用されている各種のものを採用すること
ができるが、ここでは赤外線を発射してその反射時間に
よりホッパ17の側面まで麺生地Dが近づいたか否かを
判断することにより所定の高さ位置における麺生地Dの
有無を検出するものを使用している。なお、図1におい
てはレベルセンサ33の前方を麺生地Dが流下している
が、麺生地Dはオカラ状であるために膜状になって長時
間流下することがないから、赤外線を継続して反射する
ことがないことと、その流下する位置がホッパ17にお
けるレベルセンサ33に近い側面位置ではないことによ
って、前記流下する麺生地Dによってレベルセンサが貯
えられた麺生地として検出することはない。
【0022】また前記ミキサー2L,2Rの夫々の排出
口7の蓋8の旋回中心たる軸12には図3に示す角度セ
ンサ34が夫々設けられて、両軸12の各旋回角度に対
応する信号PA1,PA2を出力するようになっている。か
かる角度センサ34と前記レベルセンサ33とは図3に
示す制御回路中の制御装置35に連結されている。図3
において両シリンダ機構14L,14Rはエアシリンダ
をなし、これらと空気圧源たるエアポンプ36とは、シ
リンダ機構14を縮小させてケーシング3の排出口7の
蓋8を開けるための電磁式のシリンダ駆動弁37と、駆
動させるのを両シリンダ機構14L,14Rのいずれか
に選択するための手動のシリンダ切換弁38とを直列に
配置し、またシリンダ切換弁38には、この切換弁38
が右側のシリンダ機構14Rを選択したときに切換信号
『1』を制御装置35に送出し、また左側のシリンダ機
構14Lを選択したときには切換信号『2』を同様に送
出する切換信号送出器39が連動している。前記シリン
ダ駆動弁37は前記制御装置35により切換制御され、
特にシリンダ駆動弁37が開いたときにはシリンダ機構
14は縮小して蓋8が開くようになっている。シリンダ
機構14の伸縮と蓋8の開閉との関係を前記とは逆にす
ることができるのは勿論であり、このときにはシリンダ
駆動弁37の動きを逆にすることができる。
【0023】前記シリンダ切換弁38には、このシリン
ダ切換弁38によって選択駆動されるいずれかのシリン
ダ機構14(図3においては右側のシリンダ機構14
R)とは別の、選択駆動されなかったほうのシリンダ機
構14(同左側のシリンダ機構14L)を動作するため
の通気路38aも形成されており、その非選択側のシリ
ンダ機構14(同左側のシリンダ機構14L)を次回の
準備等のために伸縮させる手動切換弁41を備えてい
て、この手動切換弁41はエアポンプ36に対して前記
シリンダ駆動弁37と並列に連結されている。
【0024】かくして、制御装置35はレベルセンサ3
3による麺生地Dの検出信号Swと、角度センサ34から
の角度信号PA1,PA2と、切換信号送出器39からの切
換信号『1』『2』とを入力してシリンダ駆動弁37を
切換え、蓋8を開き且つその開き動作を停止するように
なっており、したがって制御装置35とシリンダ駆動弁
37とシリンダ切換弁38とによってこの発明の構成要
件たる制御手段を構成している。
【0025】次に前記装置の動作を説明すると、まず、
ミキサー2には原料が供給され且つ攪拌羽根4によりそ
の原料が攪拌されており、最初に右側のミキサー2Rに
より攪拌されて製造された麺生地Dをロール16に供給
するものとし、ロール16,コンベヤ31,突込板24
を作動させる。この段階では未だミキサー2Rの蓋8は
開いていない。そして、右側のミキサー2Rの蓋8を開
くのであるから、シリンダ切換弁38は図3の位置に手
動で切換え、従って切換信号送出器39は信号『1』を
制御装置35に出力する。制御装置35の処理の流れは
図4に示す通りであり、ステップS1で前記信号『1』
を読み込み、ステップS2において前記信号が『1』で
あるときには次のステップ3に移行する。ここでは、ミ
キサー2Rのシリンダ機構14Rにより回動される軸1
2の角度センサ34からの角度信号PA1を読み込む。
【0026】次いでステップS4においてホッパ17内
の麺生地Dのレベルが所定レベルにあるか否かについて
レベル信号Swを読込み、ステップS5においてレベル
信号Swが『ON』であるか否かを判断する。まだ前記
蓋8が開いていないからホッパ17内る麺生地Dは存在
せず、したがってレベル信号Swは『OFF』であり、
ステップS6に移行する。ここでは、前記蓋8の旋回中
心たる軸12の目標旋回角PD を算出する。この算出は
軸12の現在の旋回角PA に1回の所定旋回角ΔP
0 (例えば10度)を加えて行い、次にステップS7に
移行する。なお、目標旋回角PD 及び所定旋回角ΔP0
は任意に設定できるものとし、また運転途中でも変更可
能なものとする。
【0027】ステップS7では目標旋回角PD と現在の
旋回角PA が等しいか否か判断するが、蓋8が未だ開い
ていないのであるからPD ≠PA であり、ステップS8
に移行する。ここでは制御装置35からシリンダ縮駆動
信号CRVS をシリンダ駆動弁37に出力して、そのソレ
ノイドによりスプールを図3における左に移動させて、
エアポンプ36からの気圧をシリンダ切換弁38を介し
てシリンダ機構14Rに送り、ここでシリンダ機構14
Rを収縮させる。
【0028】すると入力アーム13が引っ張られて軸1
2と旋回アーム9が旋回して蓋8が開き、ミキサー2R
の排出口7から麺生地Dがシュート15上に排出され
る。シュート15上に排出された麺生地Dはシュート1
5上を案内されながらホッパ17に落下して、ロール1
6により圧延されて帯状になる。ここで、麺生地Dは昇
降する突込板24の下部によりロール16の組に食い込
まれて圧延されるが、ミキサー2から直接ロール16に
至るために、中途において含有水分が変化したり、また
ダンゴ状に固まることなく、オカラのような比較的サラ
サラした状態で自然にロール16に食い込まれて圧延さ
れることになる。このため、麺生地Dのロール16への
食い込みが突込板24に負うところは比較的少なくな
る。なお、突込板24は横材25がガイドレール26に
沿って垂直に昇降することにより昇降され、横材25
は、図示されない駆動源により回転されるクランクアー
ム27により昇降アーム24を介してクランクアーム2
7の回転速度に比例した速度により昇降する。ロール1
6により圧延されて帯状になった麺帯Dは、これも図示
しない駆動源により駆動されるコンベヤ31によってロ
ールスタンド32のロール群に供給される。
【0029】次にステップS7の処理に戻って、目標旋
回角PD と現在の旋回角PA が等しいか否か判断して、
現在の旋回角PA が目標旋回角PD に至っていないとき
にはステップS8に再度移行して、再度シリンダ縮駆動
信号CRVS をシリンダ駆動弁37に出力して蓋8をさら
に開き、再びステップS7に戻る。ここで現在の旋回角
A が目標旋回角PD に一致したときには、ステップS
10に移行して前記駆動信号CRVS を停止して処理を終
わる。この状態では蓋8は目標旋回角度に開いたまま継
続して麺生地Dを排出している。
【0030】図4に示した処理は、例えば10秒ごとの
ように所定時間ごとに割り込み演算されるものとし、図
1に示した装置の運転中に図4における前記ステップS
4で読込んだレベル信号SwがステップS5において
『ON』であったとき、すなわちホッパ17における麺
生地Dのレベルが所定レベルを超えたときにはステップ
S11に移行して、軸12すなわち蓋8の目標旋回角P
D を算出する。この算出は軸12の現在の旋回角PA
ら所定旋回角ΔP1 (例えば0度)を減じて行い、ステ
ップ7に移行する。ここでは、ステップS11で「PD
=PA −0」の処理をしたのであるから「PD =PA
であり、したがって直ちにステップS10に移行し、蓋
8の角度は変化しない。
【0031】そして、右側のミキサー2R内の麺生地D
が空になったときには、左側のミキサー2Lについて同
様に蓋8を開いて、その内部の麺生地Dを同様に排出す
る。このときにはシリンダ切換弁38のスプールを図3
において左に手動で移動させる。これにより切換信号送
出器39は切換信号『2』を制御装置35に送出するか
ら、図4の流れ図ではステップS2からステップS12
に移行した後にステップS4に移行して前記と同様の処
理がなされる。
【0032】この段階では右側のミキサー2Rは蓋8が
開いたままであるので、手動切換弁41を操作して右側
のシリンダ機構14Rを伸長させて蓋8を閉じる。逆に
手動切換弁41によりシリンダ機構14Rを収縮して蓋
8をさらに開くことも可能であり、例えばミキサー2R
の蓋8を大きく開いた状態で排出口7の縁に付着してい
る麺生地の残余を払い落としてから蓋8を閉じる等の操
作をすることができ、左側のミキサー2Lの麺生地Dを
排出している間に右側のミキサー2Rで再度麺生地Dを
製造すれば、左右のミキサー2で交互に製造と供給とを
繰り返すことができる。
【0033】図5は、第1実施例の変形例を示してお
り、シリンダ駆動弁37を、シリンダ機構14を伸長さ
せて蓋8を閉じるための位置を加えて3位置の切換弁と
した点において、図3に示したシリンダ駆動弁37と相
違している。このため制御装置35はシリンダ縮駆動信
号CRVS とシリンダ伸駆動信号CFWD をシリンダ駆動弁
37に出力に出力するようになっている。
【0034】そこで、図6の流れ図においては、図4の
流れ図のステップS7,ステップS8に代えてステップ
S13,ステップS14,ステップS15,ステップS
16となっている。すなわち、ステップS13におい
て、目標旋回角PD と現在の旋回角PA とを比較し、こ
れらが等しいときにはステップS14に移行して、両旋
回角PD ,PA が等しいか否かを判断し、これらはステ
ップS13で等しかったわけであるからステップS10
に移行する。また、ステップS13において現在の旋回
角PA が目標旋回角PD より大になっているとき、すな
わち蓋8が目標旋回角より大きく開いているときにはス
テップS15に移行してシリンダ伸駆動信号CFWD をシ
リンダ駆動弁37に出力してシリンダ機構14Rを伸長
させて蓋8を閉じる方向に旋回させ、次にステップS1
4に移行する。一方、前記ステップS13において現在
の旋回角PA が目標旋回角PD より小さいときにはステ
ップS16に移行してシリンダ縮駆動信号CRVS をシリ
ンダ駆動弁37に出力してシリンダ機構14Rを収縮さ
せ、以て蓋8をさらに開く方向に旋回させてステップS
14に移行する。ステップS14においては、前記の通
り両旋回角PD ,PAが等しいか否かを判断し、これが
等しくないときにはステップS13に戻り、等しいとき
には前記の通りステップS10に移行する。
【0035】この図5,図6の例においては、応答遅れ
により蓋8が過旋回したときにこれをステップS15に
おいて適正な角度にすることができる。他の構成及び動
作については図3,図4の場合と同一である。図7には
第2の実施例を示しており、これはホッパ17に図1の
レベルセンサ33と同様の2つのレベルセンサ33a,
33bを設けていて、レベルセンサ33aは麺生地Dを
低い位置で検出して、これより麺生地Dのレベルが上に
あるときには『ON』となってレベル信号SW1を送出
し、レベルセンサ33bは麺生地Dを高い位置で検出し
て同様にレベル信号SW2を送出するものである。他の構
成は前記図1,図2に示したものと同一である。したが
って図8においては制御装置35にレベル信号SW1,S
W2が入力される。
【0036】この第2の実施例における制御装置35の
制御の流れは図9に示す通りであり、図6に示した流れ
図とはステップS4,ステップS18,ステップS1
9,ステップS20,ステップS21において処理が相
違する。すなわち、ステップS4においては、2つのレ
ベル信号SWi(SW1,SW2)を読込み、次にステップS
17に移行して低い位置でのレベル信号SW1が『ON』
であるか否かを判断する。ここでホッパ17内の麺生地
Dのレベルがレベルセンサー33aより上にあるとき、
すなわち『ON』であるときはステップS18に移行
し、ここで高い位置でのレベル信号SW2が『ON』であ
るか否かを判断する。ここでホッパ17内の麺生地Dの
レベルがレベルセンサー33bより上にあるとき、すな
わち麺生地Dが所定量より多いときには『ON』となっ
て、このときにはステップS19に移行する。
【0037】ステップS19では前記図4及び図6の流
れ図におけるステップS11と同じく、軸12すなわち
蓋8の目標旋回角PD を算出する。この算出は軸12の
現在の旋回角PA から所定旋回角ΔP1 (例えば0度)
を減じて行い、ステップS13に移行する。また、前記
ステップS18でレベル信号SW2が『ON』でない場合
にはステップS20に移行して現在の旋回角PA は目標
旋回角PD に等しいとして処理され、さらに前記ステッ
プS17でレベル信号SW1が『ON』でないとき、すな
わち麺生地Dが所定量より少ないときには前記図4及び
図6の流れ図におけるステップS6と同じく、目標旋回
角PD を、現在の旋回角PA に1回の所定旋回角ΔP0
(例えば10度)を加えて算出してステップS13に移
行する。ステップS13以降の処理は図6の流れと同一
である。
【0038】なお、図7,図8,図9に示されるものの
うち前記において説明しない部分については図1ないし
図6の実施例と同一であるから説明を省略する。また、
前記の各説明においてエアポンプ36に代えて液圧ポン
プを用いることができ、この場合には回路中におけるシ
リンダ機構14等の機器は液圧用の機器を使用すること
になることは勿論である。
【0039】図10は、ミキサー2とロール16及びホ
ッパ17との相対位置を水平方向及び垂直方向にずらせ
た例を示す実施例であり、ミキサー2をロール16と同
一のフロアに載置した架台51に支持させるとともにシ
ュート15を前記各実施例より短くして、その下に前記
架台51に支持させたベルトコンベヤ52を配置し、こ
のベルトコンベヤ52の先端をロール16の直上に臨ま
せる。ベルトコンベヤ52の駆動源は図示を省略してい
るが、架台51に設置されたモータを駆動源とし又はミ
キサー2の駆動源から動力の伝達を受けるものであって
もよい。ベルトコンベヤ52はそのフレーム53を介し
て架台51に支持され、またこのフレーム53とシュー
ト15との間にカバー54を設けている。カバー54は
シュート15の下縁の周囲からコンベヤ52の側面まで
垂れ下がり、コンベヤ52の上面においてはコンベヤ5
2上面から僅かな隙間をもたせている。また、コンベヤ
52において、前記カバー54より前方には、フレーム
53に支持されてコンベヤ52上面を覆うカバー55が
設けられており、このカバー55の先端はコンベヤ52
から落下する麺生地Dの落下軌跡を囲んでいる。かくし
て、カバー54,55により、シュート15より下流に
おいて麺生地Dが乾燥又は吸湿しないようにしてある。
なお、この実施例において、ミキサー2の高さをさらに
下げてコンベヤ52の傾斜角度をさらに大にすれば、装
置全体の高さを低くすることができる。この場合には、
傾斜角度が大でも麺生地Dを移送できる構造のコンベヤ
ベルトを使用すればよい。
【0040】かくして、この実施例によれば、ミキサー
2とロール16との相対位置を任意に設定することがで
きるから、各部の配置の自由度が増大する。図10に示
した実施例において他の構成及び作用は前記図1〜図6
に示した実施例と同一であり、図1〜図6の実施例と同
一部分には同一符号を付して説明を省略するが、図7〜
図9に示した実施例と同一にすることもできる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ミキサーで攪拌羽根により原料を攪拌して製造
された麺生地はホッパ内に落下し一時貯えられ、直後に
ロールにより圧延されて帯状に成形され、このとき、ホ
ッパ内の麺生地の量がセンサにより所定量あるか否か検
出されて、所定量より少ないときは制御手段が開閉駆動
装置を制御してミキサーの排出口の開口度を所定量だけ
大にし、麺生地が所定量に至ったことをセンサが検出し
たときには前記排出口の開口度を維持するか又は同開口
度を絞るから、ホッパ内には適量の麺生地が蓄えられ且
つその麺生地は直ちにロールにより圧延されることにな
る。このため、麺生地の含有水分の変化が少ないから目
的の性状をもつ麺帯を製造することができるとともに、
ミキサーとロールとの間のフィーダを省略することがで
きるから、装置の構造を簡単にして安価にすることがで
きる。さらにフィーダの旋回アームにより麺生地が転が
し作用を受けないからボール状になり難く、したがって
ロールへの円滑な食い込みが行われるからロールへ麺生
地を突き込む突込板の規模及びその動力を小さくするこ
とができるし、均質な麺帯を製造することもできる。
【0042】また、請求項2の発明によれば、ミキサー
の排出口は一度に大きく開かずに少しづつ開かれて麺生
地の排出量が適当な量になるまで開口度が大きくなって
これを維持するから、ホッパ内には常時適量の麺生地が
貯えられ、以て請求項1の発明の効果と同一の効果を奏
する。また、請求項3の発明によれば、ホッパ内の麺生
地の量に応じてミキサーの排出口を開閉することができ
るから、ミキサーの排出口を大きく開き過ぎることがあ
ってもその後その開口度を絞ることにより、ホッパ内の
麺生地を常時適量とすることができるほか、請求項1の
前記効果と同一の効果を奏する。
【0043】さらに請求項4の発明によれば、ミキサー
の排出口から出た麺生地は、他の位置にあるホッパにコ
ンベヤにより移送されるから、ミキサーとホッパとの水
平方向の相対位置及び上下方向の相対位置を任意に選択
することができ、よって装置全体の高さ位置を、従来の
フィーダの省略とも相まって一段と低くすることも可能
となる。また、コンベヤはカバーで覆われているため麺
生地は雰囲気の影響により含有水分が変化することも防
止されるほか、請求項1の前記効果と同一の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構造を示す正断面図。
【図2】図1の−線断面図。
【図3】図1のシリンダ機構を制御する制御手段の回路
図。
【図4】図3の制御装置の処理の流れ図。
【図5】図3のシリンダ駆動弁の他の例を示す回路図。
【図6】図5の制御装置の処理の流れ図。
【図7】第2実施例の構造を示す正面図。
【図8】図7のシリンダ機構を制御する制御手段の回路
図。
【図9】図8の制御装置の処理の流れ図。
【図10】第3実施例の構造を示す正面図。
【符号の説明】 D 麺生地 2L,2R ミキサー 3 ケーシング 4 攪拌羽根 7 排出口 8 蓋 9 旋回アーム 12 軸 14L,14R シリンダ機構 15 シュート 16,16L,16R ロール 17 ホッパ 24 突込板 33,33a,33b レベルセンサ 34 角度センサ 35 制御装置 36 エアポンプ 37 シリンダ駆動弁 38 シリンダ切換弁 39 切換信号送出器 52 コンベヤ 55 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に備えた攪拌羽根により原
    料を攪拌して麺生地を製造するミキサーと、前記ミキサ
    ーの麺生地用の排出口に備えられて排出口を開閉する開
    閉駆動装置と、前記排出口の下流にあり麺生地を圧延し
    て帯状に形成するロールと、前記ロールの直上にあり前
    記排出口から供給された麺生地を一時貯えて順次前記ロ
    ールへ送り出すホッパと、前記ホッパ内の麺生地量を検
    出するセンサと、前記ホッパ内の検出麺生地量が所定量
    より少ないことを前記センサが検出したときに前記排出
    口の開口度を所定量だけ大にし且つ前記検出麺生地量が
    所定量に至ったことを前記センサが検出したときに前記
    排出口の開口度を維持又は絞るように前記開閉駆動装置
    を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする麺生地
    の製造供給装置。
  2. 【請求項2】 ケーシング内に備えた攪拌羽根により原
    料を攪拌して麺生地を製造するミキサーと、前記ミキサ
    ーの麺生地用の排出口に備えられて排出口を開閉する開
    閉駆動装置と、前記排出口の下流にあり麺生地を圧延し
    て帯状に形成するロールと、前記ロールの直上にあり前
    記排出口から供給された麺生地を一時貯えて順次前記ロ
    ールへ送り出すホッパと、前記ホッパ内の麺生地量が所
    定レベルにあるか否かを検出するセンサと、前記ホッパ
    内の麺生地量が所定時間にわたって所定レベルにないこ
    とを前記センサが継続して検出したときに前記排出口の
    開口度を所定量だけ大にすることを繰り返して前記開口
    度を順次大にし前記麺生地量が所定レベルに至ったこと
    を前記センサが検出したときにそのときの前記排出口の
    開口度を維持するように前記開閉駆動装置を制御する制
    御手段とを備えたことを特徴とする麺生地の製造供給装
    置。
  3. 【請求項3】 ケーシング内に備えた攪拌羽根により原
    料を攪拌して麺生地を製造するミキサーと、前記ミキサ
    ーの麺生地用の排出口に備えられて排出口を開閉する開
    閉駆動装置と、前記排出口の下流にあり麺生地を圧延し
    て帯状に形成するロールと、前記ロールの直上にあり前
    記排出口から供給された麺生地を一時貯えて順次前記ロ
    ールへ送り出すホッパと、前記ホッパ内の麺生地量が所
    定の上レベルにあることを検出する上センサと、前記ホ
    ッパ内の麺生地量が所定の下レベルを下回ったことを検
    出する下センサと、前記麺生地量が所定の上レベルにあ
    ることを前記上センサが検出したときに前記排出口の開
    口度を絞り且つ前記ホッパ内の麺生地量が所定の下レベ
    ルを下回ったことを前記下センサが検出したときに前記
    排出口の開口度を大にするように前記開閉駆動装置を制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とする麺生地の製
    造供給装置。
  4. 【請求項4】 前記排出口と前記ホッパとの間にカバー
    で覆ったコンベヤを介在させたことを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載の麺生地の製造供給
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011188763A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Yamato Seisakusho:Kk 麺生地用ミキサ装置
ITGE20100054A1 (it) * 2010-05-19 2011-11-20 Italgi Srl Gruppo d'impasto per una macchina di lavorazione della pasta
JP2014171446A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Sodick Co Ltd 食品用粉の攪拌混練方法および食品用粉の攪拌混練装置
US11148107B2 (en) 2015-08-06 2021-10-19 Meiji Co., Ltd. Atomization device and method for manufacturing product with fluidity using said device
CN114474457A (zh) * 2022-03-14 2022-05-13 浙江曼联新材料科技有限公司 一种塑粉搅拌储料一体机

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