JPH08140491A - グリーンハウス - Google Patents

グリーンハウス

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JPH08140491A
JPH08140491A JP6305736A JP30573694A JPH08140491A JP H08140491 A JPH08140491 A JP H08140491A JP 6305736 A JP6305736 A JP 6305736A JP 30573694 A JP30573694 A JP 30573694A JP H08140491 A JPH08140491 A JP H08140491A
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greenhouse
resin
foamed resin
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Shotaro Mogami
正太郎 最上
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G9/00Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
    • A01G9/24Devices or systems for heating, ventilating, regulating temperature, illuminating, or watering, in greenhouses, forcing-frames, or the like
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 僅少な暖房費で所望の植物に適した好適な最
低温度制御ができる加温式グリーンハウス及び保温性能
の良い無加温式グリーンハウスを提供する。 【構成】 ハウスの基底部の主体部又は少なくとも基底
部の室内側の表層を、水分が浸透しない断熱材、特に発
泡樹脂により構成する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加温式及び無加温式のグ
リーンハウスに関する。
【0002】
【従来の技術】加温式のグリーンハウスは、冬季できる
だけ僅かな暖房費で、ハウス内の最低温度を所定の設定
温度、通常は13℃〜20℃の温度範囲内から栽培する植物
の性質に応じて選ばれる適正な温度に保持する必要があ
り、又、昼夜の温度差を適切に保持すること及びハウス
内であまり大きな温度勾配が生じないようにする必要が
ある。
【0003】そのため、冬季はハウスの内面に透明なカ
ーテンを設けたり、透明な樹脂フィルムで内張を施した
りするが、それらは余り効果がなく、相当の暖房費を必
要としている。
【0004】この問題は、2〜10m2 程度の小規模なグ
リーンハウスでは特に深刻である。例えば、湘南地方に
所在する2〜3m2 程度のグリーンハウスでは、1kW
程度の電熱ヒーターが終夜連続的に作動しても、年間の
最低温度を5〜7℃以上に保持することは困難であるた
め、熱帯産のものはもとより、温帯産の植物の越冬にも
支障があり、そのため多くのランや、多肉植物、観葉植
物などの栽培が困難であった。
【0005】而して、この問題を解決するため電熱ヒー
ターの設置台数や一台当りの容量を増大すると、暖房の
ための設備費及び電力料金が嵩むばかりでなく、ハウス
内に大きな温度及び湿度の勾配が生じ、特に温風吹出口
近くに部分的な高温、乾燥域が生じるため、植物が枯死
又は成育不良となるものである。
【0006】又、加温設備を備えていないグリーンハウ
スも広く用いられているが、これらの無加温式の設備で
は栽培できる植物の種類が限定されていた。それは日中
の自然入熱が、土間からの水分蒸散に浪費され、上記と
同様なプロセスによって失われるからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の問題
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、僅少な暖房費で所望の植物に適した好適な最低
温度制御ができる加温式グリーンハウス及び保温性能の
良い無加温式グリーンハウスを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】従来は、グリーンハウス
からの熱損失は、暖房入熱により温められたハウス内の
空気の熱が、ハウスの骨組構造やガラスなどを通して、
熱伝導によりハウス外に流出することにより生じると考
えられていた。本発明は、ハウスからの熱損失の大部分
は、上記のような径路ではなく、別の径路若しくはメカ
ニズムにより失われるものであるとの知見に基づいてな
されたものである。
【0009】通常、ハウスの床面及び基礎(本明細書で
は、これらを併せて基底部と言うこととする。)は土、
コンクリート又はコンクリートブロックなどのポーラス
で吸水性の高い無機質の建材により構成されており、そ
れらの表面が乾燥しているように見える場合でも、その
中心部分は灌水や結露、雨水や地下から浸透して来る水
分によって常時過剰な含水状態にあり、そこから表層に
向かって水分が常時浸透、拡散しているものである。
【0010】一方、暖房入熱は、通常ヒーターから床面
に向かって吹き下ろす温風に依って供給されるものであ
る。ハウス内の湿度は、特にハウス内の気温が低下しつ
つあるときは、90%前後と相当に高湿度ではあるが、電
熱器やオイルヒーターの熱交換器で加熱された温風の湿
度は低いから、温風の当たる床面から水分の蒸発が盛ん
に行われ、その蒸発潜熱によって、暖房入熱の大部分が
消費されることになる。
【0011】一方、この蒸発により水蒸気を多量に含ん
だ空気は、外気により冷却されているハウスの骨組構造
やガラスに触れて結露を生じ、その際の凝縮潜熱がハウ
ス外に排出されると共に、結露により生じた水分が再び
基底部に還流し、これらを濡らすこととなる。
【0012】このように、ハウス内の水分は、恰もヒー
トパイプ内のヒートキャリヤのように作用し、かつ、基
底部のポーラスな材料は、そのキャピラリー作用によ
り、凝縮した液状のヒートキャリヤを急速に輸送するた
めヒートパイプの内壁に設けられるウイスカーなどと同
様に作用し、これらにより暖房入熱が効率的にハウス外
に排出されてしまうものである。
【0013】このように、水蒸気により基底部から直接
ハウスの骨組又はガラスに搬送される熱量は、ハウス内
空気の温度維持には全く参画することなく、ハウス外に
失われるものであり、然もその比率は、ハウスの構造や
規模、材質、気象条件などにもよるが、ハウス内外の温
度差により、骨組構造やガラスを通して熱伝導に依って
失われる熱量に比して相当に大きいものであることが判
明した。
【0014】本発明は、叙上の観点に立ってなされたも
のであり、上記の本発明の目的は、このハウス内の水蒸
気循環を遮断することにより達成される。更に具体的に
述べると、本発明は、ハウスの基底部の主体部又は少な
くとも基底部の室内側の表層を、水分が浸透しない断熱
材、特に発泡樹脂により構成することを要旨とするもの
であり、更に具体的には、無機質建材から成る基底部の
主体部の表面を水分を浸透せしめない発泡樹脂層により
被覆したり、ハウスの基底部そのものをそのような発泡
樹脂により構成したりするものである。
【0015】本発明の望ましい実施例に於いては、基底
部そのものが、高発泡樹脂から成る芯材と、少なくとも
その芯材の表面の一部を被覆する低発泡樹脂層とから成
るブロックにより構成される。而して、この高発泡樹脂
は断熱材であり、低発泡樹脂層は表面保護層を形成する
ものである。而して、小型のグリーンハウスの基底部は
単一の箱形構造体として構成し、中型以上のグリーンハ
ウスのそれは複数のセグメント、即ち、少なくとも一つ
の床面セグメントと複数の基礎セグメント、を連結して
構成することが推奨される。
【0016】更に大型のグリーンハウスでは、基底部は
その主体部をコンクリート又はレンガ、コンクリートブ
ロックなどの無機質建材で構成し、その室内側の表面を
水分を浸透させない発泡樹脂からなる層で被覆する。而
して、その被覆に用いる発泡樹脂は、高発泡樹脂から成
る断熱層と、その上層に積層される低発泡樹脂から成る
表面保護層との二重構造とすることが望ましい。
【0017】これら本発明で用いる高発泡樹脂として
は、最少限の樹脂量で断熱と水蒸気発生防止効果を奏さ
せるため、できるだけ高発泡率のものを用いることが望
ましいが、発泡倍率が50倍以上となると機械的強度、耐
振動強度が低下するので問題を生じ、又、10倍以下の発
泡率では材料の所要量が増えるばかりでなく、断熱性が
低下し、蒸気発生防止効果も下がるので適切ではなくな
る。従って、この高発泡樹脂としては、その発泡倍率10
倍以上、50倍以下のものを使用する。望ましい発泡倍率
は20倍以上、30倍以下程度である。
【0018】又、それら部材の保護層となる低発泡樹脂
は、機械的強度、耐磨耗性、耐衝撃性、靱性などの観点
から、その発泡倍率が、0以上、10倍以下、望ましく
は、0以上、2倍以下であるものを採用する。又、この
保護層を形成する樹脂はは適当な繊維、例えばガラス繊
維、金属繊維などで強化しておくことが推奨される。
【0019】又、これらの箱形構造体及びセグメントの
接地面に近接して適宜のワイヤメッシュ、例えば径2〜
3mm、目開き5〜10cm程度のワイヤメッシュを配置し、
補強しておくことも推奨されるものである。又更に、保
護層の外面には、例えば、レンガ積模様、石理模様など
の化粧層を設けることが望ましい。
【0020】これらの基底部の上に建設されるハウスの
柱、梁、桁、框などの骨組及び建具の框及び桟などは、
繊維強化合成樹脂製、アルミニウム製、発泡樹脂被覆ア
ルミニウム製又は木製の何れでも良い。ハウスの天井、
固定ガラス壁、ガラス窓、サッシュ及びドアは可能な限
り、二重ガラス構造とし、更に、そのハウス内側のガラ
スを熱線入ガラスとすることが推奨される。このように
すると、ハウス内の水分の凝縮が抑制されるので、水蒸
気循環による熱流出がより完全に遮断されるからであ
る。又、二重ガラス構造の二重ガラスの間に、遮光カー
テンを開閉自在に設けることが望ましい。
【0021】又、本発明に係るグリーンハウス、特に小
規模のグリーンハウスは軽量である上、重心が高いの
で、設置する際、適宜のアンカーで固定するか、又は、
その基底部の周囲にフラワーボックスを設けそこに適量
の培養土をいれ、重しとしておくことが必要である。
【0022】
【作用】本発明は叙上の如く構成されるから、本発明に
よるときは、暖房入熱が無駄に排出されることがなく、
そのため、小容量の電力で効率良く、かつ、植物にとっ
て好適な温度制御を行い得る加温式グリーンハウスを提
供し得るものであり、特に、従来は非実用的であった小
規模のグリーンハウスでも、効率良く室温の管理が可能
となり、室内に甚だしい温度分布を生じることがなくな
るので、温帯産のみならず熱帯産の植物、特にランや多
肉植物、観葉植物、果樹などの栽培が可能となるもので
ある。
【0023】本発明によるときは、更に保温性能が良
く、各種の植物の育成が可能となる無加温式グリーンハ
ウスを提供できるものである。又、本発明によるとき
は、従来寒気が厳しいため、グリーンハウスを設けるこ
とが出来なかった寒地でも、適切な降雪対策さえ取れば
グリーンハウスの設置が可能となるものである。
【0024】
【発明を実施するための最良の態様】以下、図面により
本発明の詳細を説明する。図1は、本発明に係るグリー
ンハウスの一実施例を示す斜視図、図2は主として大型
グリーンハウスに採用される基底部の構成を示す一部破
断断面図、図3は中型グリーンハウスに採用される基底
部を示す上面図、図4は図3に示した基底部のA−A断
面図、図5はそのB−B断面図、図6は基底部を構成す
る基礎ブロックの内部構造を示すその長手方向直角断面
図、図7は床面ブロックと基礎ブロックの接続方法の一
例を示す基礎ブロックの長手方向直角断面図、図8は図
7と同様な、床面ブロックと基礎ブロックの接続方法の
一例を示す基礎ブロックの長手方向に沿って切断した断
面図、図9は床ブロック同士、又は、基礎ブロック同士
を接続する方法の一例を示す一部拡大説明図、図10は図
9中のC−C切断線に沿って切断した状態を示す一部破
断断面図、図11は図9中のD−D切断線に沿って切断し
た状態を示す一部破断断面図、図12は同切E−E切断線
に沿って切断した状態を示す一部破断断面図、図13は基
礎ブロック及び床面ブロックの他の実施例を示す断面
図、図14は更に他の実施例を示す断面図である。
【0025】図1において、グリーンハウス1は、基底
部10と、その上に建てられたハウス90から成る。ハウス
90は、公知のものと同一であり、四隅の柱、棟木、棟梁
などの骨組と、ガラス張りの天井や嵌め殺し窓、サッ
シ、天窓及びドアなどのガラス張りの建具、及び、図示
されていない遮光カーテン、加熱装置その他の附属品か
ら成る。
【0026】本発明に於いて、このハウス90は公知の如
何なるものであっても良く、又それらを後に述べる如く
改良したものであっても良い。より具体的に言えば、ハ
ウス90の躯体部は、アルミニウム製、木製、繊維強化合
成樹脂製、断熱被覆アルミニウム製などの何れであって
も良く、又、建具などはガラス一枚のシングル型でも、
二重ガラス構造のものであっても良い。サッシや天窓な
どの形状も任意に選択し得るものである。
【0027】而して従来公知のハウス90の基礎は、通
常、重量ブロック造又はレンガ造であり、床面は土間、
又は、コンクリート造りであった。それらの材料は皆、
水分を浸透させるポーラスな無機質建材である。本発明
の要旨とするところは、前述の如く、基底部10を、水分
を浸透させない発泡樹脂で構成したり、被覆したりする
ことにある。
【0028】図2に示した実施例は、大型のグリーンハ
ウスに適したものであり、その基底部の主体部は、公知
のものと同様な、コンクリート造の床11と、重量ブロッ
ク造の基礎部12とから成り、これらの基底部の室内側表
面には、発泡樹脂からなる被覆13が施されるものであ
る。
【0029】この発泡樹脂被覆は、水分を浸透せず、且
つ充分な断熱能力と、機械的な強度を有するものでなけ
ればならない。そのため、上記の如くこの被覆を、高発
泡倍率の断熱層と、その上に積層される低発泡樹脂若し
くは非発泡樹脂から成る硬質の保護層との二重構造とす
ることが望ましい。それぞれの樹脂の発泡倍率は前記の
通りで良い。
【0030】図3には、中規模のグリーンハウス用の基
底部20が示されており、図4及び5には其のA−A断面
及びB−B断面が示されている。これは、複数の正方形
板状の床面セグメント21、21と、矩形状の基礎セグメン
ト22、22及び23を、適宜の手段、即ち、接着剤や機械的
ファスナーにより、互いに結合して成る箱型のものであ
る。
【0031】而して、これらの床面セグメント21及び基
礎セグメント22は、何れも図6及び図7に示す如く、高
発泡樹脂から成る芯材21a、22aの表面を低発泡樹脂又
は無発泡樹脂から成る保護層21b、22bで被覆して成る
ものである。図7及び図8には、これらのセグメントを
タッピンネジ24及び接着剤25により接合した状態が示さ
れている。尚、26はネジ挿入孔のキャップである。
【0032】又、図9乃至図12には、床面セグメント21
同士を接合する方法の一例が示されている。ここで、27
は六角穴付ボルト、28はナット、29はスプリングワッシ
ャである。床面セグメント21の縁辺部にはこれらの要素
から成るファスナーを挿入するため、断面U字型の穴21
aと、ボルト挿入溝21bとが設けられており、これらに
より床面セグメント21同士が接合される。基礎セグメン
ト同士も同様な方法で接合されるものである。このよう
にして、多数のセグメントにより基底部20が形成され
る。
【0033】叙上の説明では各セグメントは、その高発
泡樹脂から成る芯材の表面全体を低発泡樹脂から成る保
護層で被覆して成るものであるが、保護層は必ずしも芯
材の全表面を被覆する必要はなく、図13及び図14に示す
如くその一部を残して要所のみを被覆するよう構成する
こともある。
【0034】即ち図13には、芯材30aの底面を残してそ
の上表面及び側面に被覆30bを設けて成るセグメント30
が示されており、図14には芯材40aの上表面にのみ被覆
40bを設けて成るセグメント40が示されている。これら
のセグメントは、前記のセグメント21、22、23などと共
に使用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグリーンハウスの一実施例を示す
斜視図である。
【図2】主として大型グリーンハウスに採用される基底
部の構成を示す一部破断断面図である。
【図3】中型グリーンハウスに採用される基底部を示す
上面図である。
【図4】図3に示した基底部のA−A断面図である。
【図5】そのB−B断面図である。
【図6】基底部を構成する基礎ブロックの内部構造を示
すその長手方向直角断面図である。
【図7】床面ブロックと基礎ブロックの接続方法の一例
を示す基礎ブロックの長手方向直角断面図である。
【図8】図7と同様な、床面ブロックと基礎ブロックの
接続方法の一例を示す基礎ブロックの長手方向に沿って
切断した断面図である。
【図9】床ブロック同士、又は、基礎ブロック同士を接
続する方法の一例を示す一部拡大説明図である。
【図10】図9中のC−C切断線に沿って切断した状態を
示す一部破断断面図である。
【図11】図9中のD−D切断線に沿って切断した状態を
示す一部破断断面図である。
【図12】同切E−E切断線に沿って切断した状態を示す
一部破断断面図である。
【図13】基礎ブロック及び床面ブロックの他の実施例を
示す断面図である。
【図14】更に他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・グリーンハウス 10、20・・・・・・基底部 90・・・・・・・・ハウス

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基底部の少なくとも室内側の表層が、水分
    が浸透しない発泡樹脂から成るグリーンハウス。
  2. 【請求項2】基底部が、無機質建材からなる主体部と、
    少なくともその主体部の室内側表面を被覆する水分が浸
    透しない発泡樹脂被覆層とから成る請求項1に記載のグ
    リーンハウス。
  3. 【請求項3】基底部の主体が、水分が浸透しない発泡樹
    脂から成る請求項1に記載のグリーンハウス。
  4. 【請求項4】基底部の主体を形成する樹脂成形品が、水
    分が浸透しない高発泡樹脂から成る芯材と、少なくとも
    その芯材の表面の一部を被覆する水分が浸透しない低発
    泡樹脂層とにより構成された請求項3に記載のグリーン
    ハウス。
  5. 【請求項5】基底部が、単一の箱形構造体である請求項
    3又は4に記載のグリーンハウス。
  6. 【請求項6】基底部が、複数のセグメントを接合して成
    る箱形構造体である請求項3又は4に記載のグリーンハ
    ウス。
  7. 【請求項7】基底部を構成する複数のセグメントが、少
    なくとも一つの床面セグメントと、複数の基礎部セグメ
    ントとから成る請求項6に記載のグリーンハウス。
  8. 【請求項8】芯材となる高発泡樹脂が、発泡倍率10倍以
    上、50倍以下の高発泡樹脂である請求項4ないし7のい
    ずれか一に記載のグリーンハウス。
  9. 【請求項9】芯材となる高発泡樹脂の発泡倍率が、20倍
    以上、30倍以下である請求項8に記載のグリーンハウ
    ス。
  10. 【請求項10】芯材を被覆する低発泡樹脂の発泡倍率
    が、0以上、10倍以下である請求項4ないし9のいずれ
    か一に記載のグリーンハウス。
  11. 【請求項11】芯材を被覆する低発泡樹脂の発泡倍率
    が、0以上、2倍以下である請求項10に記載のグリー
    ンハウス。
  12. 【請求項12】芯材の保護層となる低発泡樹脂の発泡倍
    率が、実質的に0である請求項10に記載のグリーンハ
    ウス。
  13. 【請求項13】芯材の保護層となる低発泡樹脂が、繊維
    補強された請求項4ないし12の何れか一に記載のグリ
    ーンハウス。
  14. 【請求項14】基底部が、ワイヤメッシュで補強された
    請求項4ないし13の何れか一に記載のグリーンハウ
    ス。
  15. 【請求項15】基底部の表面の内、その底面以外の全表
    面が低発泡樹脂層で被覆された請求項2ないし14の何
    れか一に記載のグリーンハウス。
  16. 【請求項16】低発泡樹脂層の外面の一部に、化粧層を
    設けた請求項2ないし14の何れか一に記載のグリーン
    ハウス。
  17. 【請求項17】化粧層がレンガ積模様を有する請求項1
    6に記載のグリーンハウス。
  18. 【請求項18】化粧層が石理模様を有する請求項16に
    記載のグリーンハウス。
  19. 【請求項19】基底部の上に建てられるハウスの骨組
    が、繊維補強された合成樹脂から成る請求項1ないし1
    8に記載のグリーンハウス。
  20. 【請求項20】基底部の上に建てられるハウスの骨組
    が、アルミニウム製である請求項1ないし18に記載の
    グリーンハウス。
  21. 【請求項21】基底部の上に建てられるハウスの骨組
    が、発泡樹脂被覆を有するアルミニウム製である請求項
    1ないし18に記載のグリーンハウス。
  22. 【請求項22】基底部の上に建てられるハウスの骨組
    が、木製である請求項1ないし18に記載のグリーンハ
    ウス。
  23. 【請求項23】基底部の上に建てられるハウスの天井、
    固定ガラス壁、ガラス窓、サッシュ及びドアの少なくと
    も一部が、二重ガラス構造を有する請求項1ないし22
    に記載のグリーンハウス。
  24. 【請求項24】二重ガラス構造のハウス内側のガラス
    が、熱線入ガラスである請求項23に記載のグリーンハ
    ウス。
  25. 【請求項25】二重ガラス構造の二重ガラスの間に、遮
    光カーテンが開閉自在に設けられた請求項23又は24
    に記載のグリーンハウス。
  26. 【請求項26】基底部の周辺にフラワーボックスを設け
    た請求項3ないし25に記載のグリーンハウス。
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