JPH08139713A - データ送受信方式 - Google Patents

データ送受信方式

Info

Publication number
JPH08139713A
JPH08139713A JP6271191A JP27119194A JPH08139713A JP H08139713 A JPH08139713 A JP H08139713A JP 6271191 A JP6271191 A JP 6271191A JP 27119194 A JP27119194 A JP 27119194A JP H08139713 A JPH08139713 A JP H08139713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication device
data
clock signal
data transmission
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6271191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Ono
嘉久 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6271191A priority Critical patent/JPH08139713A/ja
Publication of JPH08139713A publication Critical patent/JPH08139713A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ通信システムにおけるデータ送受信方
式に関し、高速データの伝送可能範囲を、極力拡大する
ことを目的とする。 【構成】 主通信装置(100)のクロック信号をデー
タ伝送路(300)経由で従通信装置(200)にも供
給してデータを同期転送するデータ通信システムにおい
て、主通信装置が従通信装置からのデータを受信するク
ロック信号を、従通信装置から受信クロック返送手段
(201)で返送させる(請求項1)、ケーブルコネク
タ(320)の折返手段(321)を介して折返させる
(請求項2)、主通信装置内にクロック遅延手段(10
4)を設け、ケーブルコネクタ(310)内の遅延情報
設定手段(311)、主通信装置内の遅延情報設定手段
(105)により遅延時間を指定させる(請求項4乃至
6)、主通信装置内でクロック信号を半周期遅延させる
(請求項7)様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信システムに
おけるデータ送受信方式に関し、特に主通信装置と従通
信装置とをデータ伝送路により接続し、主通信装置内で
発生するクロック信号をデータ伝送路を経由して従通信
装置にも供給し、主通信装置および従通信装置がクロッ
ク信号に同期してデータの送受信を行うデータ通信シス
テムにおけるデータ送受信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来あるデータ通信システムの
一例を示す図であり、図13は図12におけるデータ転
送過程の一例を示す図である。
【0003】図12に示されるデータ通信システムは、
主通信装置(1)および従通信装置(2)を通信ケーブ
ル(3)により接続し、主通信装置(1)および従通信
装置(2)相互間で、データ(T)をクロック信号
(S)に同期して送受信している。
【0004】なお図12においては、従通信装置(2)
にはデータ(T)の送信部のみが示され、また主通信装
置(1)にはデータ(T)の受信部のみが示されてい
る。またデータ(T)の送受信に当たっては、国際電気
通信連合−電気通信標準化部門〔ITU−T〕勧告V3
5、或いは勧告X21に準拠して、データ(T)をクロ
ック信号(S)の立上り点(A)に同期して送信し、同
一クロック信号(S)の立下り点(B)に同期して受信
するものとしている。
【0005】主通信装置(1)は、クロック発生部
(G)(11)、受信フリップフロップ(RFF)(1
2)、ドライバ(13)、レシーバ(14)およびイン
バータ(15)を具備している。
【0006】クロック発生部(G)(11)は、主通信
装置(1)および従通信装置(2)がデータ(T)を送
受信する為に必要な、周期(P)を有するクロック信号
(S)を発生し、主通信装置(1)内に供給すると共
に、通信ケーブル(3)を経由して従通信装置(2)に
も供給する。
【0007】受信フリップフロップ(RFF)(12)
は、データ入力端子(D)に入力されるデータ(T)
を、クロック入力端子(CK)に入力されるクロック信
号(S)の立上り〔即ちインバータ(15)を介して入
力されるクロック信号(S)の立下り〕に同期して受信
し、データ出力端子(Q)から出力する。
【0008】また従通信装置(2)は、送信フリップフ
ロップ(SFF)(21)、レシーバ(22)およびド
ライバ(23)を具備している。送信フリップフロップ
(SFF)(21)は、データ入力端子(D)に入力さ
れるデータ(T)を、クロック入力端子(CK)に入力
されるクロック信号(S)の立上りに同期して、データ
出力端子(Q)から出力する。
【0009】更に通信ケーブル(3)は、クロック信号
線(31)およびデータ線(32)を具備し、ケーブル
コネクタ(33)を介して主通信装置(1)に、またケ
ーブルコネクタ(34)を介して従通信装置(2)に接
続される。
【0010】図12および図13において、クロック発
生部(G)(11)が発生するクロック信号(S)は、
インバータ(15)を介して受信フリップフロップ(R
FF)(12)のクロック入力端子(CK)に入力され
ると共に、ドライバ(13)を介して通信ケーブル
(3)に送出され、クロック信号線(31)を経由して
従通信装置(2)に供給される。
【0011】従通信装置(2)においては、レシーバ
(22)が、主通信装置(1)からクロック信号線(3
1)を経由して供給されるクロック信号(S)を受信
し、従通信装置(2)内の各部、例えば送信フリップフ
ロップ(SFF)(21)のクロック入力端子(CK)
に入力する。
【0012】送信フリップフロップ(SFF)(21)
は、データ入力端子(D)に入力されるデータ(T)
を、クロック入力端子(CK)に入力されるクロック信
号(S)の立上り点(A)に同期してデータ出力端子
(Q)から出力し、ドライバ(23)を介して通信ケー
ブル(3)に送出し、データ線(32)を経由して主通
信装置(1)に転送する。
【0013】主通信装置(1)においては、レシーバ
(14)が、従通信装置(2)からデータ線(32)を
経由して転送されるデータ(T)を受信し、受信フリッ
プフロップ(RFF)(12)のデータ入力端子(D)
に入力する。
【0014】受信フリップフロップ(RFF)(12)
は、データ入力端子(D)に入力されるデータ(T)
を、クロック入力端子(CK)に入力されるクロック信
号の立上り点(A)、即ちクロック発生部(G)(1
1)が発生し、インバータ(15)を介して入力される
クロック信号(S1 )の立下り点(B)に同期して受信
し、データ出力端子(Q)から出力する。
【0015】ここで、主通信装置(1)内のクロック発
生部(G)(11)から発生するクロック信号(S1
と、従通信装置(2)内のレシーバ(22)から出力さ
れるクロック信号(S2 )との間には、主通信装置
(1)におけるドライバ(13)と、通信ケーブル
(3)内のクロック信号線(31)と、従通信装置
(2)におけるレシーバ(22)とを経由する間に発生
する遅延時間(O1 )が発生し、またレシーバ(22)
から出力されるクロック信号(S2 )と、送信フリップ
フロップ(SFF)(21)のデータ出力端子(Q)か
ら出力されるデータ(T2 )との間には、送信フリップ
フロップ(SFF)(21)を主とする従通信装置
(2)内を経由する間に発生する遅延時間(O2 )が発
生し、更にドライバ(23)に入力されるデータ
(T2 )と、主通信装置(1)内レシーバ(14)から
出力されるデータ(T3 )との間には、従通信装置
(2)におけるドライバ(23)と、通信ケーブル
(3)内のデータ線(32)と、主通信装置(1)にお
けるレシーバ(13)とを経由する間に発生する遅延時
間(O3 )が生じており、結局クロック信号(S1 )と
データ(T3 )との間には、総合遅延時間(OT =O 1
+O2 +O3 )が生じている。
【0016】かかるデータ(T3 )が受信フリップフロ
ップ(RFF)(12)のデータ入力端子(D)に入力
された場合に、インバータ(15)を介してクロック入
力端子(CK)に入力されるクロック信号(S1 )の立
下り点(B)は、データ(T 3 )のデータ有効区間
(U)の範囲内に位置することが、データ(T3 )を正
確に受信する為に不可欠であるが、図13においては、
データ(T3 )のデータ無効区間(M)の範囲内に在る
為、正確なデータ(T3 )を受信出来なくなる。
【0017】立下り点(B)がデータ有効区間(U)の
範囲内に位置する為には、総合遅延時間(OT )が周期
(P)の半分より更に短縮される必要があり、即ちデー
タ(T)の伝送速度に対応して伝送可能な通信ケーブル
(3)の距離を限定することとなる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来あるデータ通信システムにおいては、従通
信装置(2)から送信されるデータ(T2 )を、主通信
装置(1)において確実に受信する為には、データ(T
2 )の伝送速度に対応して通信ケーブル(3)の距離を
限定する必要があり、高速データを長距離伝送出来ぬ問
題があった。
【0019】本発明は、高速データの伝送可能範囲を、
極力拡大することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図であり、同図(a) は本発明(請求項1)の原理を示
し、同図(b) は本発明(請求項2)の原理を示し、同図
(c) は本発明(請求項3)の原理を示し、同図(d) は本
発明(請求項4乃至6)の原理を示し、同図(e) は本発
明(請求項7)の原理を示す。
【0021】図1において、100は主通信装置、20
0は従通信装置、300は主通信装置(100)と従通
信装置(200)とを接続するデータ伝送路であり、本
発明の対象とする通信システムを構成する。
【0022】通信システムにおいては、主通信装置(1
00)が発生するクロック信号をデータ伝送路(30
0)を経由して従通信装置(200)にも供給し、主通
信装置(100)および従通信装置(200)がクロッ
ク信号に同期してデータの送受信を実行する。
【0023】101は、本発明(請求項1)により主通
信装置(100)に設けられた返送クロック受信手段で
ある。102は、本発明(請求項2)により主通信装置
(100)に設けられた折返クロック送信手段である。
【0024】103は、本発明(請求項2)により主通
信装置(100)に設けられた折返クロック受信手段で
ある。104は、本発明(請求項3乃至6)により主通
信装置(100)に設けられたクロック遅延手段であ
る。
【0025】105は、本発明(請求項4乃至6)によ
り主通信装置(100)に設けられた遅延情報設定手段
である。106は、本発明(請求項7)により主通信装
置(100)に設けられたクロック遅延手段である。
【0026】201は、本発明(請求項1)により従通
信装置(200)に設けられた受信クロック返送手段で
ある。301は、本発明(請求項1)によりデータ伝送
路(300)に設けられたクロック返送線である。
【0027】302は、本発明(請求項2)によりデー
タ伝送路(300)に設けられたクロック信号線であ
る。311は、本発明(請求項3)によりケーブルコネ
クタ(310)に設けられた遅延情報設定手段である。
【0028】321は、本発明(請求項2)によりケー
ブルコネクタ(320)に設けられた折返手段である。
【0029】
【作用】受信クロック返送手段(201)は、主通信装
置(100)から供給され、主通信装置(100)に対
するデータ送信に使用されるクロック信号を、データ伝
送路(300)を経由して主通信装置(100)に返送
する。
【0030】クロック返送線(301)は、受信クロッ
ク返送手段(201)から主通信装置(100)にクロ
ック信号を返送する。返送クロック受信手段(101)
は、受信クロック返送手段(201)からクロック返送
線(301)を経由して返送されるクロック信号を受信
し、従通信装置(200)からデータ伝送路(300)
を経由して転送されるデータの受信に使用する。
【0031】従って、本発明(請求項1)によれば、主
通信装置においてデータを受信するクロック信号は、受
信データと同一の遅延時間を被ることとなり、データ伝
送路の距離に無関係に受信データの有効区間の略中央で
データを受信可能となり、高速データの伝送可能範囲を
大幅に拡大することが可能となる。
【0032】折返クロック送信手段(102)は、主通
信装置(100)内で発生するクロック信号を、従通信
装置(200)への供給経路と独立に、データ伝送路
(300)に送出する。
【0033】クロック信号線(302)は、折返クロッ
ク送信手段(102)が送出するクロック信号を、デー
タ伝送路(300)を従通信装置(200)に接続する
ケーブルコネクタ(320)に伝達する。
【0034】折返手段(321)は、折返クロック送信
手段(102)からクロック信号線(302)を経由し
て伝送されるクロック信号を、従通信装置(200)へ
伝達すること無く、ケーブルコネクタ(320)内で折
返し、データ伝送路(300)を経由して主通信装置
(100)に返送する。
【0035】クロック返送線(301)は、折返手段
(321)から返送される折返クロック信号を、主通信
装置(100)に返送する。折返クロック受信手段(1
03)は、折返手段(321)からクロック返送線(3
01)を経由して返送されるクロック信号を受信し、従
通信装置(200)からデータ伝送路(300)を経由
して転送されるデータの受信に使用する。
【0036】従って、本発明(請求項2)によれば、主
通信装置においてデータを受信するクロック信号は、受
信データと略同一の遅延時間を被ることとなり、データ
伝送路の距離に無関係に受信データの有効区間の略中央
でデータを受信可能となり、高速データの伝送可能範囲
を大幅に拡大することが可能となると共に、折返クロッ
ク信号はデータ伝送路を従通信装置に接続するケーブル
コネクタ内で折返され、請求項1の如く、従通信装置を
経由して折返していない為、既存の従通信装置を流用可
能となり、本発明の適用が容易となる。
【0037】クロック遅延手段(104)は、主通信装
置(100)内で発生するクロック信号に、指定された
遅延時間を与えた後、従通信装置(200)からデータ
伝送路(300)を経由して転送されるデータの受信に
使用する。
【0038】遅延情報設定手段(311)は、データ伝
送路(300)を主通信装置(100)に接続するケー
ブルコネクタ(310)に、データ伝送路(300)を
主通信装置(100)に接続した際に、クロック遅延手
段(104)に指定する遅延情報を、予め設定保持させ
る。
【0039】従って、本発明(請求項3)によれば、主
通信装置においてデータを受信するクロック信号は、従
通信装置との接続に使用するデータ伝送路に対応して、
受信データと略同一の遅延時間を設定することが可能と
なり、受信データの有効区間の略中央でデータを受信可
能となり、高速データの伝送可能範囲を大幅に拡大する
ことが可能となると共に、既存の従通信装置、並びに主
通信装置と接続するケーブルコネクタを除く既存のデー
タ伝送路が流用可能となり、本発明の適用が容易とな
る。
【0040】クロック遅延手段(104)は、主通信装
置(100)内で発生するクロック信号に、指定された
遅延時間を与えた後、従通信装置(200)からデータ
伝送路(300)を経由して転送されるデータの受信に
使用する。
【0041】遅延情報設定手段(105)は、クロック
遅延手段(104)に指定する遅延情報を、予め設定さ
せて置く。なお遅延情報設定手段(105)は、外部か
ら設定された遅延情報を、主通信装置(100)の動作
を制御するプロセッサを経由して設定することが考慮さ
れる。
【0042】また遅延情報設定手段(105)は、遅延
情報を、外部から手動で設定することが考慮される。従
って、本発明(請求項4乃至6)によれば、主通信装置
においてデータを受信するクロック信号は、従通信装置
との接続に使用するデータ伝送路に対応して、受信デー
タと略同一の遅延時間を設定することが可能となり、受
信データの有効区間の略中央でデータを受信可能とな
り、高速データの伝送可能範囲を大幅に拡大することが
可能となると共に、既存の従通信装置および既存のデー
タ伝送路が流用可能となり、本発明の適用が容易とな
る。
【0043】クロック遅延手段(106)は、主通信装
置(100)内で発生し、データ伝送路(300)を経
由して従通信装置(200)に供給するクロック信号
に、該クロック信号の半周期に相当する遅延時間を与え
た後、従通信装置(200)からデータ伝送路(30
0)を経由して転送されるデータの受信に使用する。
【0044】従って、本発明(請求項7)によれば、請
求項4乃至6に比して簡易な構成を有する主通信装置を
採用し乍ら、従来に比して長距離のデータ伝送路に適用
可能となる。
【0045】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明(請求項1)の一実施例によるデータ
通信システムを示す図であり、図3は図2におけるデー
タ転送過程の一例を示す図であり、図4は本発明(請求
項2)の一実施例によるデータ通信システムを示す図で
あり、図5は図4におけるデータ転送過程の一例を示す
図であり、図6は本発明(請求項3)の一実施例による
データ通信システムを示す図であり、図7は図6におけ
るデータ転送過程の一例を示す図であり、図8は本発明
(請求項4、5)の一実施例によるデータ通信システム
を示す図であり、図9は本発明(請求項4、6)の一実
施例によるデータ通信システムを示す図であり、図10
は本発明(請求項7)の一実施例によるデータ通信シス
テムを示す図であり、図11は図10におけるデータ転
送過程の一例を示す図である。なお、全図を通じて同一
符号は同一対象物を示す。
【0046】図2、図4、図6、図8、図9および図1
0においては、図1における主通信装置(100)とし
て主通信装置(1)が示され、また図1における従通信
装置(200)として従通信装置(2)が示され、また
図1におけるデータ伝送路(300)として通信ケーブ
ル(3)が示されており、また図1におけるケーブルコ
ネクタ(310)および(320)として、ケーブルコ
ネクタ(33)および(34)が示されている。
【0047】最初に本発明(請求項1)の実施例を、図
2および図3を用いて説明する。図2においては、図1
(a) における受信クロック返送手段(201)としてド
ライバ(23)が従通信装置(2)内に設けられ、また
図1(a) におけるクロック返送線(301)としてクロ
ック返送線(35)が通信ケーブル(3)内に設けら
れ、更に図1(a) における返送クロック受信手段(10
1)としてレシーバ(16)が設けられている。
【0048】図2および図3において、クロック信号
(S1 )は、従来と同様の過程で、主通信装置(1)か
ら従通信装置(2)に供給され、またデータ(T2
も、従来と同様の過程で、従通信装置(2)から主通信
装置(1)に転送されている為、データ(T3 )のデー
タ有効区間(U)およびデータ無効区間(M)は、従来
あるデータ通信システムと変わらない。
【0049】更に従通信装置(2)においては、主通信
装置(1)から供給されたクロック信号(S2 )が、ド
ライバ(24)を介してクロック返送線(35)に送出
されており、送出されたクロック信号(S2 )は、クロ
ック返送線(35)を経由して主通信装置(1)に返送
され、レシーバ(16)を介してクロック信号(S3
として受信され、インバータ(15)を介して受信フリ
ップフロップ(RFF)(12)のクロック入力端子
(CK)に入力されている。
【0050】クロック信号(S1 )が従通信装置(2)
に供給されてから、クロック信号(S3 )が主通信装置
(1)に返送される迄の経路は、クロック信号(S1
が従通信装置(2)に供給される経路と、データ
(T1 )がデータ(T3 )として主通信装置(1)に転
送される経路との縦続接続と酷似していることから、ク
ロック信号(S1 )を基準とするクロック信号(S3
の遅延時間(OX1)は、データ(T3 )の総合遅延時間
(OT )と概ね等しいと考えられる。
【0051】従って、受信フリップフロップ(RFF)
(12)は、図3に示される如く、インバータ(15)
を介してデータ入力端子(D)に入力されるクロック信
号(S3 )の立上り点(A)〔即ちクロック信号
(S3 )の立下り点(B)〕に同期して、データ有効区
間(U)の略中央で受信することとなり、データ
(T3 )を確実に受信可能となる。
【0052】総合遅延時間(OT )の主要部分は遅延時
間(O1 )および(O3 )であり、遅延時間(OX1)の
主要部分と同一である為、通信ケーブル(3)の距離に
影響されること無く、データ有効区間(U)の略中央で
受信可能となる。
【0053】次に、本発明(請求項2)の実施例を、図
4および図5を用いて説明する。図4においては、図1
(b) における折返手段(321)としてクロック折返路
(37)がケーブルコネクタ(34)内に設けられ、ま
た図1(b) におけるブロック信号線(302)およびク
ロック返送線(301)としてクロック信号線(31)
およびクロック返送線(35)が通信ケーブル(3)内
に設けられ、更に図1(b) における折返クロック送信手
段(102)および返送クロック受信手段(103)と
してドライバ(17)およびレシーバ(16)が設けら
れている。
【0054】図4および図5において、クロック信号
(S1 )は、従来と同様の過程で、主通信装置(1)か
ら従通信装置(2)に供給され、またデータ(T2
も、従来と同様の過程で、従通信装置(2)から主通信
装置(1)に転送されている為、データ(T3 )のデー
タ有効区間(U)およびデータ無効区間(M)は、従来
あるデータ通信システムと変わらない。
【0055】更に図4においては、クロック発生部
(G)(11)が発生するクロック信号(S1 )が、ド
ライバ(17)およびクロック信号線(36)を経由し
てケーブルコネクタ(34)に供給され、ケーブルコネ
クタ(34)内に設けられているクロック折返路(3
7)によりクロック返送線(35)に返送され、クロッ
ク返送線(35)を経由して主通信装置(1)に返送さ
れ、レシーバ(16)を介してインバータ(15)に、
クロック信号(S4 )として伝達されている。
【0056】クロック信号(S1 )がクロック信号(S
4 )となる迄の経路は、クロック信号(S1 )が従通信
装置(2)に供給される経路と、データ(T1 )がデー
タ(T3 )として主通信装置(1)に転送される経路と
の縦続接続に比し、従通信装置(2)内で経由するレシ
ーバ(22)、ドライバ(23)および送信フリップフ
ロップ(SFF)(21)を主とする従通信装置(2)
内の経路の違いがあることから、クロック信号(S1
を基準とするクロック信号(S4 )の遅延時間(OX2
は、データ(T3 )の総合遅延時間(OT )から遅延時
間(O2 )を除いたものと略等しいと考えられる。
【0057】従って、受信フリップフロップ(RFF)
(12)は、図5に示される如く、インバータ(15)
を介してデータ入力端子(D)に入力されるクロック信
号(S4 )の立上り点(A)〔即ちクロック信号
(S4 )の立下り点(B)〕に同期して、データ有効区
間(U)の略中央で受信することとなり、データ
(T3 )を確実に受信可能となる。
【0058】総合遅延時間(OT )の主要部分は遅延時
間(O1 )および(O3 )であり、遅延時間(OX2)の
主要部分と同一である為、通信ケーブル(3)の距離に
影響されること無く、データ有効区間(U)の略中央で
受信可能となる。
【0059】次に、本発明(請求項3)の実施例を、図
6および図7を用いて説明する。図6においては、図1
(c) におけるクロック遅延手段(104)としてクロッ
ク遅延制御部(DL)(18)が主通信装置(1)内に
設けられ、また図1(c)における遅延情報設定手段(3
11)として遅延情報設定線(38)がケーブルコネク
タ(33)内に設けられている。
【0060】図6および図7において、クロック信号
(S1 )は、従来と同様の過程で、主通信装置(1)か
ら従通信装置(2)に供給され、またデータ(T2
も、従来と同様の過程で、従通信装置(2)から主通信
装置(1)に転送されている為、データ(T3 )のデー
タ有効区間(U)およびデータ無効区間(M)は、従来
あるデータ通信システムと変わらない。
【0061】更に図6においては、クロック発生部
(G)(11)が発生するクロック信号(S1 )が、ク
ロック遅延制御部(DL)(18)にも入力され、クロ
ック遅延制御部(DL)(18)を介してインバータ
(15)に、クロック信号(S5 )として伝達されてい
る。
【0062】クロック遅延制御部(DL)(18)は、
入力されるクロック信号(S1 )に、制御端子(C1
乃至(C5 )に入力される遅延情報(K)により定まる
遅延時間(OX3)を与えた後、クロック信号(S5 )と
して出力する。
【0063】従って、主通信装置(1)に従通信装置
(2)を接続する通信ケーブル(3)が確定した場合
に、ケーブルコネクタ(33)内に設けた遅延情報設定
線(38)を、クロック遅延制御部(DL)(18)が
クロック信号(S1 )に与える遅延時間(OX3)が、デ
ータ(T3 )が受けている総合遅延時間(OT )と略等
しくなる如く、予め設定すると、受信フリップフロップ
(RFF)(12)は、図7に示される如く、インバー
タ(15)を介してデータ入力端子(D)に入力される
クロック信号(S5 )の立上り点(A)〔即ちクロック
信号(S5 )の立下り点(B)〕に同期して、データ有
効区間(U)の略中央で受信することとなり、データ
(T3 )を確実に受信可能となる。
【0064】次に、本発明(請求項4および5)の実施
例を、図8および図7を用いて説明する。図8において
は、図1(d) におけるクロック遅延手段(104)とし
てクロック遅延制御部(DL)(18)が主通信装置
(1)内に設けられ、また図1(d)における遅延情報設
定手段(105)として遅延情報レジスタ(REG)
(19)が主通信装置(1)内に設けられている。
【0065】図8および図7において、クロック信号
(S1 )は、従来と同様の過程で、主通信装置(1)か
ら従通信装置(2)に供給され、またデータ(T2
も、従来と同様の過程で、従通信装置(2)から主通信
装置(1)に転送されている為、データ(T3 )のデー
タ有効区間(U)およびデータ無効区間(M)は、従来
あるデータ通信システムと変わらない。
【0066】更に図8においては、クロック発生部
(G)(11)が発生するクロック信号(S1 )が、ク
ロック遅延制御部(DL)(18)にも入力され、クロ
ック遅延制御部(DL)(18)を介してインバータ
(15)に、クロック信号(S5 )として伝達されてい
る。
【0067】クロック遅延制御部(DL)(18)は、
入力されるクロック信号(S1 )に、制御端子(C1
乃至(C5 )に入力される遅延情報(K)により定まる
遅延時間(OX3)を与えた後、クロック信号(S5 )と
して出力する。
【0068】制御端子(C1 )乃至(C5 )に入力され
る遅延情報(K)は、主通信装置(1)内の制御全般を
司る図示されぬプロセッサから、プロセッサバス(1
A)を経由して設定される。
【0069】従って、主通信装置(1)に従通信装置
(2)を接続する通信ケーブル(3)が確定した場合
に、遅延情報レジスタ(REG)(19)に設定される
遅延情報(K)を、クロック遅延制御部(DL)(1
8)がクロック信号(S1 )に与える遅延時間(OX3
が、データ(T3 )が受けている総合遅延時間(OT
と略等しくなる如く、予め設定すると、受信フリップフ
ロップ(RFF)(12)は、図7に示される如く、イ
ンバータ(15)を介してデータ入力端子(D)に入力
されるクロック信号(S5 )の立上り点(A)〔即ちク
ロック信号(S5 )の立下り点(B)〕に同期して、デ
ータ有効区間(U)の略中央で受信することとなり、デ
ータ(T3 )を確実に受信可能となると共に、主通信装
置(1)とケーブルコネクタ(33)との接続端子を、
制御端子(C1 )乃至(C5 )および地気端子(E)の
分を追加する必要も無くなり、より実現性に富むことと
なる。
【0070】次に、本発明(請求項4および6)の実施
例を、図9および図7を用いて説明する。図9において
は、図1(d) におけるクロック遅延手段(104)とし
てクロック遅延制御部(DL)(18)が主通信装置
(1)内に設けられ、また図1(d)における遅延情報設
定手段(105)として遅延情報設定スイッチ(1B)
が主通信装置(1)内に設けられている。
【0071】図9および図7において、クロック信号
(S1 )は、従来と同様の過程で、主通信装置(1)か
ら従通信装置(2)に供給され、またデータ(T2
も、従来と同様の過程で、従通信装置(2)から主通信
装置(1)に転送されている為、データ(T3 )のデー
タ有効区間(U)およびデータ無効区間(M)は、従来
あるデータ通信システムと変わらない。
【0072】更に図9においては、クロック発生部
(G)(11)が発生するクロック信号(S1 )が、ク
ロック遅延制御部(DL)(18)にも入力され、クロ
ック遅延制御部(DL)(18)を介してインバータ
(15)に、クロック信号(S5 )として伝達されてい
る。
【0073】クロック遅延制御部(DL)(18)は、
入力されるクロック信号(S1 )に、制御端子(C1
乃至(C5 )に入力される遅延情報(K)により定まる
遅延時間(OX3)を与えた後、クロック信号(S5 )と
して出力する。
【0074】制御端子(C1 )乃至(C5 )に入力され
る遅延情報(K)は、保守者が遅延情報設定スイッチ
(1B)を操作することにより、クロック遅延制御部
(DL)(18)に設定される。
【0075】従って、主通信装置(1)に従通信装置
(2)を接続する通信ケーブル(3)が確定した場合
に、遅延情報設定スイッチ(1B)に設定される遅延情
報(K)を、クロック遅延制御部(DL)(18)がク
ロック信号(S1 )に与える遅延時間(OX3)が、デー
タ(T3 )が受けている総合遅延時間(OT )と略等し
くなる如く、予め設定すると、受信フリップフロップ
(RFF)(12)は、図7に示される如く、インバー
タ(15)を介してデータ入力端子(D)に入力される
クロック信号(S5 )の立上り点(A)〔即ちクロック
信号(S5 )の立下り点(B)〕に同期して、データ有
効区間(U)の略中央で受信することとなり、データ
(T3 )を確実に受信可能となると共に、主通信装置
(1)とケーブルコネクタ(33)との接続端子を、制
御端子(C1 )乃至(C5 )および地気端子(E)の分
を追加する必要も無くなり、より実現性に富むこととな
る。
【0076】次に、本発明(請求項7)の実施例を、図
10および図11を用いて説明する。図10において
は、図1(d) におけるクロック遅延手段(106)とし
てインバータ(15)を打消す為のインバータ(1C)
が主通信装置(1)内に設けられている。
【0077】図10および図11において、クロック信
号(S1 )は、従来と同様の過程で、主通信装置(1)
から従通信装置(2)に供給され、またデータ(T2
も、従来と同様の過程で、従通信装置(2)から主通信
装置(1)に転送されている為、データ(T3 )のデー
タ有効区間(U)およびデータ無効区間(M)は、従来
あるデータ通信システムと変わらない。
【0078】更に図10においては、クロック発生部
(G)(11)が発生するクロック信号(S1 )が、イ
ンバータ(1C)にも入力され、インバータ(1C)を
介してインバータ(15)に、クロック信号(S6 )と
して伝達されている。
【0079】インバータ(1C)は、入力されるクロッ
ク信号(S1 )に、半周期(P/2)の遅延時間を与え
た後、クロック信号(S6 )として出力する。従って、
受信フリップフロップ(RFF)(12)は、図11に
示される如く、インバータ(15)を介してデータ入力
端子(D)に入力されるクロック信号の立上り点(A)
〔即ちクロック信号(S6 )の立下り点(B)、即ちク
ロック信号(S1 )の立上り点(A)〕に同期して、デ
ータ有効区間(U)の略中央で受信することとなり、デ
ータ(T3 )を確実に受信可能となると共に、主通信装
置(1)とケーブルコネクタ(33)との接続端子を、
制御端子(C1 )乃至(C4 )および地気端子(E)の
分を追加する必要も無くなり、より実現性に富むことと
なる。
【0080】なおインバータ(1C)は、インバータ
(15)の機能を打消す目的で設けられている為、結局
図10における点線の如く、インバータ(15)および
(1C)を除去し、クロック信号(S1 )を受信フリッ
プフロップ(RFF)(12)のデータ入力端子(D)
に、直接入力した場合と変わらない。
【0081】なお、図2乃至図11はあく迄本発明の一
実施例に過ぎず、例えば従通信装置(2)はデータ
(T)の送信部のみを具備し、主通信装置(1)はデー
タ(T)の受信部のみを具備するものに限定されること
は無く、主通信装置(1)および従通信装置(2)共に
データ(T)の送受信部を具備する等、他に幾多の変形
が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わら
ない。また本発明の対象とする主通信装置(100)お
よび従通信装置(200)は、図示される主通信装置
(1)および従通信装置(2)に限定されることは無
く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。更に本発明の対象とするデー
タ通信システムは、図示されるものに限定されぬことは
言う迄も無い。
【0082】
【発明の効果】以上、本発明(請求項1)によれば、主
通信装置においてデータを受信するクロック信号は、受
信データと同一の遅延時間を被ることとなり、データ伝
送路の距離に無関係に受信データの有効区間の略中央で
データを受信可能となり、高速データの伝送可能範囲を
大幅に拡大することが可能となる。また、本発明(請求
項2)によれば、主通信装置においてデータを受信する
クロック信号は、受信データと略同一の遅延時間を被る
こととなり、データ伝送路の距離に無関係に受信データ
の有効区間の略中央でデータを受信可能となり、高速デ
ータの伝送可能範囲を大幅に拡大することが可能となる
と共に、折返クロック信号はデータ伝送路を従通信装置
に接続するケーブルコネクタ内で折返され、請求項1の
如く、従通信装置を経由して折返していない為、既存の
従通信装置を流用可能となり、本発明の適用が容易とな
る。
【0083】また、本発明(請求項3)によれば、主通
信装置においてデータを受信するクロック信号は、従通
信装置との接続に使用するデータ伝送路に対応して、受
信データと略同一の遅延時間を設定することが可能とな
り、受信データの有効区間の略中央でデータを受信可能
となり、高速データの伝送可能範囲を大幅に拡大するこ
とが可能となると共に、既存の従通信装置、並びに主通
信装置と接続するケーブルコネクタを除く既存のデータ
伝送路が流用可能となり、本発明の適用が容易となる。
【0084】また、本発明(請求項4乃至6)によれ
ば、主通信装置においてデータを受信するクロック信号
は、従通信装置との接続に使用するデータ伝送路に対応
して、受信データと略同一の遅延時間を設定することが
可能となり、受信データの有効区間の略中央でデータを
受信可能となり、高速データの伝送可能範囲を大幅に拡
大することが可能となると共に、既存の従通信装置およ
び既存のデータ伝送路が流用可能となり、本発明の適用
が容易となる。
【0085】更に、本発明(請求項7)によれば、請求
項4乃至6に比して簡易な構成を有する主通信装置を採
用し乍ら、従来に比して長距離のデータ伝送路に適用可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図であり、同図(a) は本
発明(請求項1)の原理を示し、同図(b) は本発明(請
求項2)の原理を示し、同図(c) は本発明(請求項3)
の原理を示し、同図(d) は本発明(請求項4乃至6)の
原理を示し、同図(e) は本発明(請求項7)の原理を示
【図2】 本発明(請求項1)の一実施例によるデータ
通信システムを示す図
【図3】 図2におけるデータ転送過程の一例を示す図
【図4】 本発明(請求項2)の一実施例によるデータ
通信システムを示す図
【図5】 図4におけるデータ転送過程の一例を示す図
【図6】 本発明(請求項3)の一実施例によるデータ
通信システムを示す図
【図7】 図6におけるデータ転送過程の一例を示す図
【図8】 本発明(請求項4、5)の一実施例によるデ
ータ通信システムを示す図
【図9】 本発明(請求項4、6)の一実施例によるデ
ータ通信システムを示す図
【図10】 本発明(請求項7)の一実施例によるデー
タ通信システムを示す図
【図11】 図10におけるデータ転送過程の一例を示
す図
【図12】 従来あるデータ通信システムの一例を示す
【図13】 図12におけるデータ転送過程の一例を示
す図
【符号の説明】
1、100 主通信装置 2、200 従通信装置 3 通信ケーブル 11 クロック発生部(G) 12 受信フリップフロップ(RFF) 13、17、23、24 ドライバ 14、22、16 レシーバ 15、1C インバータ 18 クロック遅延制御部(DL) 19 遅延情報レジスタ(REG) 1A プロセッサバス 1B 遅延情報設定スイッチ 21 送信フリップフロップ(SFF) 31、36、302 クロック信号線 32 データ線 33、34、310、320 ケーブルコネクタ 35、301 クロック返送線 37 クロック折返路 38 遅延情報設定線 300 データ伝送路 101 返送クロック受信手段 102 折返クロック送信手段 103 折返クロック受信手段 104、106 クロック遅延手段 105、311 遅延情報設定手段 201 受信クロック返送手段 321 折返手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主通信装置と従通信装置とをデータ伝送
    路により接続し、前記主通信装置が発生するクロック信
    号を前記データ伝送路を経由して前記従通信装置にも供
    給し、前記主通信装置および従通信装置が前記クロック
    信号に同期してデータの送受信を行うデータ通信システ
    ムにおいて、 前記従通信装置に、前記主通信装置から供給され、前記
    主通信装置に対するデータ送信に使用される前記クロッ
    ク信号を、前記データ伝送路を経由して前記主通信装置
    に返送する受信クロック返送手段を設け、 前記データ伝送路に、前記受信クロック返送手段から前
    記主通信装置に前記クロック信号を返送するクロック返
    送線を設け、 前記主通信装置に、前記受信クロック返送手段から前記
    クロック返送線を経由して返送されるクロック信号を受
    信し、前記従通信装置から前記データ伝送路を経由して
    転送されるデータの受信に使用する返送クロック受信手
    段を設けることを特徴とするデータ送受信方式。
  2. 【請求項2】 主通信装置と従通信装置とをデータ伝送
    路により接続し、前記主通信装置が発生するクロック信
    号を前記データ伝送路を経由して前記従通信装置にも供
    給し、前記主通信装置および従通信装置が前記クロック
    信号に同期してデータの送受信を行うデータ通信システ
    ムにおいて、 前記主通信装置に、前記主通信装置内で発生する前記ク
    ロック信号を、前記従通信装置への供給経路と独立に、
    前記データ伝送路に送出する折返クロック送信手段を設
    け、 前記データ伝送路に、前記折返クロック送信手段が送出
    する前記クロック信号を、前記データ伝送路を前記従通
    信装置に接続するケーブルコネクタに伝達するクロック
    信号線を設け、 前記ケーブルコネクタに、前記折返クロック送信手段か
    ら前記クロック信号線を経由して伝送される前記クロッ
    ク信号を、前記従通信装置へ伝達すること無く、前記ケ
    ーブルコネクタ内で折返し、前記データ伝送路を経由し
    て前記主通信装置に返送する折返手段を設け、 前記データ伝送路に、前記折返手段から返送される前記
    クロック信号を、前記主通信装置に返送するクロック返
    送線を設け、 前記主通信装置に、前記折返手段から前記クロック返送
    線を経由して返送される前記クロック信号を受信し、前
    記従通信装置から前記データ伝送路を経由して転送され
    るデータの受信に使用する折返クロック受信手段を設け
    ることを特徴とするデータ送受信方式。
  3. 【請求項3】 主通信装置と従通信装置とをデータ伝送
    路により接続し、前記主通信装置が発生するクロック信
    号を前記データ伝送路を経由して前記従通信装置にも供
    給し、前記主通信装置および従通信装置が前記クロック
    信号に同期してデータの送受信を行うデータ通信システ
    ムにおいて、 前記主通信装置に、前記主通信装置内で発生するクロッ
    ク信号に、指定された遅延時間を与えた後、前記従通信
    装置から前記データ伝送路を経由して転送されるデータ
    の受信に使用するクロック遅延手段を設け、 前記データ伝送路を前記主通信装置に接続するケーブル
    コネクタに、前記データ伝送路を前記主通信装置に接続
    した際に前記クロック遅延手段に指定する遅延情報を、
    予め設定保持させる遅延情報設定手段を設けることを特
    徴とするデータ送受信方式。
  4. 【請求項4】 主通信装置と従通信装置とをデータ伝送
    路により接続し、前記主通信装置が発生するクロック信
    号を前記データ伝送路を経由して前記従通信装置にも供
    給し、前記主通信装置および従通信装置が前記クロック
    信号に同期してデータの送受信を行うデータ通信システ
    ムにおいて、 前記主通信装置に、前記主通信装置内で発生するクロッ
    ク信号に、指定された遅延時間を与えた後、前記従通信
    装置から前記データ伝送路を経由して転送されるデータ
    の受信に使用するクロック遅延手段と、 前記クロック遅延手段に指定する遅延情報を、予め設定
    保持させる遅延情報設定手段とを設けることを特徴とす
    るデータ送受信方式。
  5. 【請求項5】 前記遅延情報設定手段は、外部から設定
    された前記遅延情報を、前記主通信装置の動作を制御す
    るプロセッサを経由して設定することを特徴とする請求
    項4記載のデータ送受信方式。
  6. 【請求項6】 前記遅延情報設定手段は、前記遅延情報
    を、外部から手動で設定することを特徴とする請求項4
    記載のデータ送受信方式。
  7. 【請求項7】 主通信装置と従通信装置とをデータ伝送
    路により接続し、前記主通信装置が発生するクロック信
    号を前記データ伝送路を経由して前記従通信装置にも供
    給し、前記主通信装置および従通信装置が前記クロック
    信号に同期してデータの送受信を行うデータ通信システ
    ムにおいて、 前記主通信装置に、前記主通信装置内で発生し、前記デ
    ータ伝送路を経由して前記従通信装置に供給するクロッ
    ク信号に、該クロック信号の半周期に相当する遅延時間
    を与えた後、前記従通信装置から前記データ伝送路を経
    由して転送されるデータの受信に使用するクロック遅延
    手段を設けることを特徴とするデータ送受信方式。
JP6271191A 1994-11-04 1994-11-04 データ送受信方式 Withdrawn JPH08139713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6271191A JPH08139713A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 データ送受信方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6271191A JPH08139713A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 データ送受信方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08139713A true JPH08139713A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17496621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6271191A Withdrawn JPH08139713A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 データ送受信方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08139713A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113238A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 パナソニック株式会社 ホスト機器
JP2011055112A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Denso Corp 通信システムおよび通信装置
JP2015503306A (ja) * 2011-12-19 2015-01-29 ヴァレオ システム ドゥ コントロール モトゥール 少なくとも1つの第1のシステムと少なくとも1つの第2のシステムとの間での通信方法
JP2016072842A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 沖電気工業株式会社 時分割多重用信号送信装置、時分割多重信号受信装置及び時分割多重信号伝送システム
WO2018182907A1 (en) * 2017-03-31 2018-10-04 Intel IP Corporation Modulation circuit and apparatus, demodulation circuit and apparatus, transmitter, receiver, system, radio frequency circuit, mobile terminal, methods and computer programs for modulating and demodulating
CN114265811A (zh) * 2022-03-03 2022-04-01 北京数码视讯技术有限公司 基于fpga的数据采样时钟沿自适应系统和方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113238A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 パナソニック株式会社 ホスト機器
JP2011055112A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Denso Corp 通信システムおよび通信装置
US8457268B2 (en) 2009-08-31 2013-06-04 Denso Corporation Communication system having communication devices capable of synchronous communication therebetween
JP2015503306A (ja) * 2011-12-19 2015-01-29 ヴァレオ システム ドゥ コントロール モトゥール 少なくとも1つの第1のシステムと少なくとも1つの第2のシステムとの間での通信方法
JP2016072842A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 沖電気工業株式会社 時分割多重用信号送信装置、時分割多重信号受信装置及び時分割多重信号伝送システム
WO2018182907A1 (en) * 2017-03-31 2018-10-04 Intel IP Corporation Modulation circuit and apparatus, demodulation circuit and apparatus, transmitter, receiver, system, radio frequency circuit, mobile terminal, methods and computer programs for modulating and demodulating
CN114265811A (zh) * 2022-03-03 2022-04-01 北京数码视讯技术有限公司 基于fpga的数据采样时钟沿自适应系统和方法
CN114265811B (zh) * 2022-03-03 2022-06-17 北京数码视讯技术有限公司 基于fpga的数据采样时钟沿自适应系统和方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3388822B2 (ja) ローカル動作ネットワーク用バスシステム
CS520190A3 (en) Distributed synchronization process for wireless fast packet communication system
CN100538683C (zh) 用于控制总线系统的方法和设备以及相应的总线系统
US6836851B2 (en) Two-step synchronization method in which two modules are synchronized first by frequency followed by a synchronization in phase
JPH08139713A (ja) データ送受信方式
JPH0575594A (ja) パラレルビツト同期方式
US6353622B1 (en) Process for maintaining the microsynchronous operation of double information-processing units
JP2679506B2 (ja) クロック切替方式
JP2918009B2 (ja) クロック切替方式
KR100260623B1 (ko) 광전송장치에서 수신데이터 처리장치
JP2655460B2 (ja) クロック切り替え方式
KR100369685B1 (ko) 교환기의 기준클럭 동기 장치 및 그 방법
JPH0398320A (ja) 冗長系を構成する現用、待機パッケージの切替制御方式
JPS63131641A (ja) 主局折返し試験装置
JPH04294660A (ja) 光加入者装置監視方式
JPH04357733A (ja) バスネットワークの同期方式
KR20010053924A (ko) 이중화시스템에서의 동기신호생성장치
JPH0344131A (ja) 同期通信方式
JP2000101615A (ja) 同期通信方式
KR0142527B1 (ko) 두 버스 시스템을 상호 정합하기 위한 버스 인터페이스 회로
JPH04352535A (ja) ループ式伝送路制御方式
JP2967655B2 (ja) クロック切替方式
KR950004509B1 (ko) 장거리 인터페이스 장치의 버스 중계 회로
JPS5975724A (ja) 商用電源重畳通信装置
KR200174925Y1 (ko) 유-접속신호로부터 동기클럭을 생성하는 아이에스디엔-엔티

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115