JP2000101615A - 同期通信方式 - Google Patents
同期通信方式Info
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- JP2000101615A JP2000101615A JP30935498A JP30935498A JP2000101615A JP 2000101615 A JP2000101615 A JP 2000101615A JP 30935498 A JP30935498 A JP 30935498A JP 30935498 A JP30935498 A JP 30935498A JP 2000101615 A JP2000101615 A JP 2000101615A
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- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 102100035793 CD83 antigen Human genes 0.000 description 1
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- 101000946856 Homo sapiens CD83 antigen Proteins 0.000 description 1
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Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カスケード接続された複数の従属局と該カス
ケード接続された従属局群の末端の従属局に接続される
一つの制御局とからなるデータ伝送ネットワークにおい
て、制御局がアナログデータ切り替えを従属局群へ指示
して、該アナログデータを受信する際、すなわちアナロ
グデータ切り替わり時にもノイズが発生しないかもしく
はほとんど発生しない同期通信方式を提供する。 【解決手段】 制御局10mのシステム同期コントロー
ラ2mは、システム同期信号を送信パケット制御手段3
mへ出力し、送信パケット制御手段3mは、CPU6m
からのディジタルデータをパケットデータにするととも
に、前記システム同期信号を該パケットデータへ重畳し
て従属局9aへ送り、従属局9aでは、該システム同期
信号をもとにアナログデータ送出のタイミングを取る。
ケード接続された従属局群の末端の従属局に接続される
一つの制御局とからなるデータ伝送ネットワークにおい
て、制御局がアナログデータ切り替えを従属局群へ指示
して、該アナログデータを受信する際、すなわちアナロ
グデータ切り替わり時にもノイズが発生しないかもしく
はほとんど発生しない同期通信方式を提供する。 【解決手段】 制御局10mのシステム同期コントロー
ラ2mは、システム同期信号を送信パケット制御手段3
mへ出力し、送信パケット制御手段3mは、CPU6m
からのディジタルデータをパケットデータにするととも
に、前記システム同期信号を該パケットデータへ重畳し
て従属局9aへ送り、従属局9aでは、該システム同期
信号をもとにアナログデータ送出のタイミングを取る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
における同期通信方式に係わるものであり、詳しくは、
カスケード接続された複数のスレーブ(従属)局と該カ
スケード接続されたスレーブ局群の末端のスレーブ局に
接続される一つのマスタ(制御)局とからなるデータ伝
送ネットワークにおける同期通信方式に関する。
における同期通信方式に係わるものであり、詳しくは、
カスケード接続された複数のスレーブ(従属)局と該カ
スケード接続されたスレーブ局群の末端のスレーブ局に
接続される一つのマスタ(制御)局とからなるデータ伝
送ネットワークにおける同期通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】制御局からの指示に基づき、カスケード
接続された従属局群のうちのその時点で指定された一つ
の局がアナログのデータ、代表的には映像信号を制御局
へ送るようなネットワークの場合、従来は、ネットワー
ク全体としては、同期は取らないことが普通であった。
すなわち、非同期通信方式でネットワークを組むことが
一般的であった。同期通信方式は、高精度のクロックと
その伝送系が必要であり、コストが掛かるからである。
同期を取らないということは、映像信号を例にして言え
ば、各従属局が外部から取り込んだ映像信号を制御局へ
送出する際の送出タイミングが取れていないということ
であり、映像信号の位相が送出の度毎に、また従属局毎
にバラバラであるということである。
接続された従属局群のうちのその時点で指定された一つ
の局がアナログのデータ、代表的には映像信号を制御局
へ送るようなネットワークの場合、従来は、ネットワー
ク全体としては、同期は取らないことが普通であった。
すなわち、非同期通信方式でネットワークを組むことが
一般的であった。同期通信方式は、高精度のクロックと
その伝送系が必要であり、コストが掛かるからである。
同期を取らないということは、映像信号を例にして言え
ば、各従属局が外部から取り込んだ映像信号を制御局へ
送出する際の送出タイミングが取れていないということ
であり、映像信号の位相が送出の度毎に、また従属局毎
にバラバラであるということである。
【0003】従来の非同期通信方式のネットワークにお
いて、制御局が一つの従属局から別の従属局へ映像信号
送出の切り替えを指示したとすると、従属局間の映像信
号送出の際の映像信号の位相が一致していないために、
制御局での映像信号受信(入力)切り替えの際に、ノイ
ズが発生するという不都合があった。具体的には、制御
局が受け取る映像信号をモニタで見ていると、従属局を
切り替えた際にモニタ画面が相当の間、乱れるわけであ
る。
いて、制御局が一つの従属局から別の従属局へ映像信号
送出の切り替えを指示したとすると、従属局間の映像信
号送出の際の映像信号の位相が一致していないために、
制御局での映像信号受信(入力)切り替えの際に、ノイ
ズが発生するという不都合があった。具体的には、制御
局が受け取る映像信号をモニタで見ていると、従属局を
切り替えた際にモニタ画面が相当の間、乱れるわけであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
の有する問題点に鑑み為されたもので、その目的とする
ところは、カスケード接続された複数の従属局と該カス
ケード接続された従属局群の末端の従属局に接続される
一つの制御局とからなるデータ伝送ネットワークにおい
て、制御局がアナログデータ切り替えを従属局群へ指示
して、該アナログデータを受信する際、すなわちアナロ
グデータ切り替わり時にもノイズが発生しないかもしく
はほとんど発生しない同期通信方式を提供することにあ
る。
の有する問題点に鑑み為されたもので、その目的とする
ところは、カスケード接続された複数の従属局と該カス
ケード接続された従属局群の末端の従属局に接続される
一つの制御局とからなるデータ伝送ネットワークにおい
て、制御局がアナログデータ切り替えを従属局群へ指示
して、該アナログデータを受信する際、すなわちアナロ
グデータ切り替わり時にもノイズが発生しないかもしく
はほとんど発生しない同期通信方式を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
同期通信方式は、カスケード接続された従属局群と前記
従属局群の終端に位置している従属局に接続されている
一つの制御局とからなるアナログデータ伝送系を有し、
前記従属局群の各々の従属局及び前記制御局が一本のデ
ィジタル伝送路にて配線されるとともに、前記制御局と
前記各々の従属局がディジタル制御信号伝送系を構成し
ており、前記各々の従属局及び前記制御局は、前記ディ
ジタル伝送路上へのデータの送出及び前記ディジタル伝
送路上からのデータの受信を管理する通信手段をそれぞ
れ一つずつ搭載している通信ネットワークにおいて、上
記した課題を解決したものであり、次のようなものであ
る。
同期通信方式は、カスケード接続された従属局群と前記
従属局群の終端に位置している従属局に接続されている
一つの制御局とからなるアナログデータ伝送系を有し、
前記従属局群の各々の従属局及び前記制御局が一本のデ
ィジタル伝送路にて配線されるとともに、前記制御局と
前記各々の従属局がディジタル制御信号伝送系を構成し
ており、前記各々の従属局及び前記制御局は、前記ディ
ジタル伝送路上へのデータの送出及び前記ディジタル伝
送路上からのデータの受信を管理する通信手段をそれぞ
れ一つずつ搭載している通信ネットワークにおいて、上
記した課題を解決したものであり、次のようなものであ
る。
【0006】前記制御局に搭載される前記通信手段は、
前記ディジタル伝送路へのデータ送信動作時に動作する
機能ブロックを三つ具備している。すなわち、制御局の
CPUからシステム内部制御バスを介して、前記ディジ
タル伝送路上へ出力する制御局内のディジタルコマンド
を受け取り、後段へディジタルデータとして出力する送
信バッファコントローラと、制御局の外部機器もしくは
制御局の内部回路で生成される外部同期信号を取り込ん
で、該外部同期信号に同期して、システム同期信号を生
成するシステム同期コントローラと、及び前期送信バッ
ファコントローラから出力されて来る前記ディジタルデ
ータを所定数のパケットデータへ変換するとともに、前
期システム同期コントローラからのシステム同期信号を
前記所定数のパケットデータへそれぞれ重畳して、前記
ディジタル伝送路へ出力する送信パケット制御手段とで
ある。
前記ディジタル伝送路へのデータ送信動作時に動作する
機能ブロックを三つ具備している。すなわち、制御局の
CPUからシステム内部制御バスを介して、前記ディジ
タル伝送路上へ出力する制御局内のディジタルコマンド
を受け取り、後段へディジタルデータとして出力する送
信バッファコントローラと、制御局の外部機器もしくは
制御局の内部回路で生成される外部同期信号を取り込ん
で、該外部同期信号に同期して、システム同期信号を生
成するシステム同期コントローラと、及び前期送信バッ
ファコントローラから出力されて来る前記ディジタルデ
ータを所定数のパケットデータへ変換するとともに、前
期システム同期コントローラからのシステム同期信号を
前記所定数のパケットデータへそれぞれ重畳して、前記
ディジタル伝送路へ出力する送信パケット制御手段とで
ある。
【0007】かつ、前記通信手段は、前記ディジタル伝
送路からのデータ受信動作時に動作する機能ブロックを
二つ具備している。すなわち、前記システム同期コント
ローラからの前記システム同期信号と同期して、前記デ
ィジタル伝送路上を伝送されてくる所定数のパケットデ
ータを受信し、前記所定数のパケットデータを合成し
て、従属局からの元のディジタルデータを作る受信パケ
ット制御手段と、前記受信パケット制御手段から出力さ
れて来る該ディジタルデータを受け取り、受信データと
してシステム内部制御バスを介して制御局のCPUへ出
力する受信バッファコントローラである。
送路からのデータ受信動作時に動作する機能ブロックを
二つ具備している。すなわち、前記システム同期コント
ローラからの前記システム同期信号と同期して、前記デ
ィジタル伝送路上を伝送されてくる所定数のパケットデ
ータを受信し、前記所定数のパケットデータを合成し
て、従属局からの元のディジタルデータを作る受信パケ
ット制御手段と、前記受信パケット制御手段から出力さ
れて来る該ディジタルデータを受け取り、受信データと
してシステム内部制御バスを介して制御局のCPUへ出
力する受信バッファコントローラである。
【0008】一方、従属局の通信手段は、前記ディジタ
ル伝送路からのデータ受信動作時に動作する機能ブロッ
クを三つ具備している。すなわち、前記ディジタル伝送
路上を伝送されてくる所定数のパケットデータを受信
し、前記所定数のパケットデータを合成して元のディジ
タルデータを作るとともに、前記システム同期信号を復
調して、後段へ出力する従属局の受信パケット制御手段
と、前記従属局の受信パケット制御手段から出力されて
来る該ディジタル信号を受け取り、受信データとしてシ
ステム内部制御バスを介して従属局のCPUへ出力する
従属局の受信バッファコントローラと、及び前記従属局
の受信パケット制御手段から出力されて来る復調された
前記システム同期信号を受信し、後段へ出力するととも
に、外部同期信号として従属局の外部機器へ出力する従
属局のシステム同期コントローラである。
ル伝送路からのデータ受信動作時に動作する機能ブロッ
クを三つ具備している。すなわち、前記ディジタル伝送
路上を伝送されてくる所定数のパケットデータを受信
し、前記所定数のパケットデータを合成して元のディジ
タルデータを作るとともに、前記システム同期信号を復
調して、後段へ出力する従属局の受信パケット制御手段
と、前記従属局の受信パケット制御手段から出力されて
来る該ディジタル信号を受け取り、受信データとしてシ
ステム内部制御バスを介して従属局のCPUへ出力する
従属局の受信バッファコントローラと、及び前記従属局
の受信パケット制御手段から出力されて来る復調された
前記システム同期信号を受信し、後段へ出力するととも
に、外部同期信号として従属局の外部機器へ出力する従
属局のシステム同期コントローラである。
【0009】かつ、前記従属局の通信手段は、前記ディ
ジタル伝送路へのデータ送信動作時に動作する機能ブロ
ックを二つ具備している。すなわち、前記ディジタル伝
送路上へ出力する従属局内のディジタルデータをシステ
ム内部制御バスを介して従属局のCPUから受け取り、
後段へ出力する従属局の送信バッファコントローラと、
前記従属局の送信バッファコントローラから出力されて
来る該ディジタルデータを所定数のパケットデータへ変
換するとともに、前期従属局のシステム同期コントロー
ラからの該システム同期信号を前記所定数のパケットデ
ータへそれぞれ重畳して、前記ディジタル伝送路へ出力
する従属局の送信パケット制御手段である。
ジタル伝送路へのデータ送信動作時に動作する機能ブロ
ックを二つ具備している。すなわち、前記ディジタル伝
送路上へ出力する従属局内のディジタルデータをシステ
ム内部制御バスを介して従属局のCPUから受け取り、
後段へ出力する従属局の送信バッファコントローラと、
前記従属局の送信バッファコントローラから出力されて
来る該ディジタルデータを所定数のパケットデータへ変
換するとともに、前期従属局のシステム同期コントロー
ラからの該システム同期信号を前記所定数のパケットデ
ータへそれぞれ重畳して、前記ディジタル伝送路へ出力
する従属局の送信パケット制御手段である。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、所
定の機能ブロックを一つのICチップ内に収めることを
特徴としている。すなわち、請求項1の同期通信方式に
おいて、前記制御局の通信手段及び前記従属局の通信手
段の両者において、前記送信バッファコントローラ、前
記送信パケット制御手段、前記システム同期コントロー
ラ、前記受信パケット制御手段及び前記受信バッファコ
ントローラは、それぞれ一つのLSI(IC)内に存在
させている。
定の機能ブロックを一つのICチップ内に収めることを
特徴としている。すなわち、請求項1の同期通信方式に
おいて、前記制御局の通信手段及び前記従属局の通信手
段の両者において、前記送信バッファコントローラ、前
記送信パケット制御手段、前記システム同期コントロー
ラ、前記受信パケット制御手段及び前記受信バッファコ
ントローラは、それぞれ一つのLSI(IC)内に存在
させている。
【0011】
【発明の実施の形態】従属局をカスケード接続し、従属
局群の終端に位置している従属局に一つの制御局を接続
するというのは、配線を簡略にできるという利点があ
る。各従属局は個々にアナロクデータを取り込んでお
り、制御局は、ネットワーク全体を統括する。各従属局
が外部機器から取り込んだアナログデータのためには、
アナログ伝送系(つまりこれがカスケード接続)を配
し、制御局が各従属局を統括(制御)するためには、一
本のディジタル伝送路が配線される。かつ、前記各々の
従属局及び前記制御局は、前記ディジタル伝送路上への
データの送出及び前記ディジタル伝送路上からのデータ
の受信を管理する通信手段をそれぞれ一つずつ搭載して
いる。これらの通信手段は、制御局及び従属局が有して
いるCPUを中心とするマイクロコンピュータシステム
の制御のもとで通信を行うことは、あらゆる通信ネット
ワークと同様である。
局群の終端に位置している従属局に一つの制御局を接続
するというのは、配線を簡略にできるという利点があ
る。各従属局は個々にアナロクデータを取り込んでお
り、制御局は、ネットワーク全体を統括する。各従属局
が外部機器から取り込んだアナログデータのためには、
アナログ伝送系(つまりこれがカスケード接続)を配
し、制御局が各従属局を統括(制御)するためには、一
本のディジタル伝送路が配線される。かつ、前記各々の
従属局及び前記制御局は、前記ディジタル伝送路上への
データの送出及び前記ディジタル伝送路上からのデータ
の受信を管理する通信手段をそれぞれ一つずつ搭載して
いる。これらの通信手段は、制御局及び従属局が有して
いるCPUを中心とするマイクロコンピュータシステム
の制御のもとで通信を行うことは、あらゆる通信ネット
ワークと同様である。
【0012】前記制御局に搭載される前記通信手段は、
送信バッファコントローラを具備している。送信バッフ
ァコントローラは、制御局のCPUないしマイクロコン
ピュータシテムと送信パケット制御手段とのインタフェ
ースであり、制御局のCPUからディジタルコマンドを
受け取り、(制御局の)ディジタルデータを後段へ出力
する。
送信バッファコントローラを具備している。送信バッフ
ァコントローラは、制御局のCPUないしマイクロコン
ピュータシテムと送信パケット制御手段とのインタフェ
ースであり、制御局のCPUからディジタルコマンドを
受け取り、(制御局の)ディジタルデータを後段へ出力
する。
【0013】前記制御局に搭載される前記通信手段は、
システム同期コントローラを具備している。システム同
期コントローラは、制御局の外部機器(例えばクロッ
ク)もしくは制御局の内部回路で生成される外部同期信
号(具体的には所定周期ディジタル信号)を取り込ん
で、該外部同期信号に同期して、システム同期信号を生
成する。システム同期信号というのは、従属局ひいては
ネットワークが同期を取るときに使われる同期信号のこ
とである。なお、前記外部同期信号をどのような装置な
いし素子にて発生させるかは、当業者の設計上の選択事
項である。
システム同期コントローラを具備している。システム同
期コントローラは、制御局の外部機器(例えばクロッ
ク)もしくは制御局の内部回路で生成される外部同期信
号(具体的には所定周期ディジタル信号)を取り込ん
で、該外部同期信号に同期して、システム同期信号を生
成する。システム同期信号というのは、従属局ひいては
ネットワークが同期を取るときに使われる同期信号のこ
とである。なお、前記外部同期信号をどのような装置な
いし素子にて発生させるかは、当業者の設計上の選択事
項である。
【0014】前記制御局に搭載される前記通信手段は、
送信パケット制御手段を具備している。送信パケット制
御手段は、前期送信バッファコントローラから出力され
て来るディジタルデータを所定数のパケットデータへ変
換する従来から知られているパケットデータ生成手段で
ある。但し、前期システム同期コントローラからのシス
テム同期信号を前記所定数のパケットデータへそれぞれ
重畳しなければならない。システム同期信号が重畳され
た該パケットデータは、所定の従属局へ向けて、ディジ
タル伝送路上へ発信される。もちろん、全ての従属局へ
一斉に同一のデータを送信することも可能である。
送信パケット制御手段を具備している。送信パケット制
御手段は、前期送信バッファコントローラから出力され
て来るディジタルデータを所定数のパケットデータへ変
換する従来から知られているパケットデータ生成手段で
ある。但し、前期システム同期コントローラからのシス
テム同期信号を前記所定数のパケットデータへそれぞれ
重畳しなければならない。システム同期信号が重畳され
た該パケットデータは、所定の従属局へ向けて、ディジ
タル伝送路上へ発信される。もちろん、全ての従属局へ
一斉に同一のデータを送信することも可能である。
【0015】一方、従属局の通信手段は、受信パケット
制御手段を具備している。受信パケット制御手段は、前
記ディジタル伝送路上を伝送されてくる制御局からの所
定数のパケットデータを受信し、前記所定数のパケット
データを合成して元のディジタルデータを作る従来のパ
ケットデータ受信手段であるが、前記システム同期信号
を復調して、受信バッファコントローラへ出力するよう
に構成されている。
制御手段を具備している。受信パケット制御手段は、前
記ディジタル伝送路上を伝送されてくる制御局からの所
定数のパケットデータを受信し、前記所定数のパケット
データを合成して元のディジタルデータを作る従来のパ
ケットデータ受信手段であるが、前記システム同期信号
を復調して、受信バッファコントローラへ出力するよう
に構成されている。
【0016】従属局の通信手段は、受信バッファコント
ローラを具備している。受信バッファコントローラは、
前記従属局の受信パケット制御手段から出力されて来る
該ディジタル信号(復調された元の信号)を受け取り、
該ディジタル信号のうち、前記システム同期信号を従属
局のシステム同期コントローラへ出力するインタフェー
ス装置である。
ローラを具備している。受信バッファコントローラは、
前記従属局の受信パケット制御手段から出力されて来る
該ディジタル信号(復調された元の信号)を受け取り、
該ディジタル信号のうち、前記システム同期信号を従属
局のシステム同期コントローラへ出力するインタフェー
ス装置である。
【0017】従属局の通信手段は、システム同期コント
ローラを具備している。システム同期コントローラは、
前記従属局の受信パケット制御手段から出力されて来る
復調された前記システム同期信号を受信し、後段(従属
局のCPU)へ出力するとともに、外部同期信号として
従属局の外部機器(例えばビデオカメラのパン・チルト
ユニットないし雲台)へ出力する。
ローラを具備している。システム同期コントローラは、
前記従属局の受信パケット制御手段から出力されて来る
復調された前記システム同期信号を受信し、後段(従属
局のCPU)へ出力するとともに、外部同期信号として
従属局の外部機器(例えばビデオカメラのパン・チルト
ユニットないし雲台)へ出力する。
【0018】従属局の通信手段は、送信バッファコント
ローラを具備している。送信バッファコントローラは、
従属局のCPUないし従属局のマイクロコンピュータシ
ステムと送信パケット制御手段との間の従来から知られ
ているインタフェースである。従属局のCPUは、従属
局のステータスを制御局へ送信するように設計(構成)
されているべきである。送信バッファコントローラは、
送信パケット制御手段へ該CPUからのデータを引き渡
す。
ローラを具備している。送信バッファコントローラは、
従属局のCPUないし従属局のマイクロコンピュータシ
ステムと送信パケット制御手段との間の従来から知られ
ているインタフェースである。従属局のCPUは、従属
局のステータスを制御局へ送信するように設計(構成)
されているべきである。送信バッファコントローラは、
送信パケット制御手段へ該CPUからのデータを引き渡
す。
【0019】従属局の通信手段は、送信パケット制御手
段を具備している。送信パケット制御手段は、従来同様
のパケットデータ生成手段であるが、前記送信バッファ
コントローラから出力されて来る該ディジタルデータを
所定数のパケットデータへ変換するとともに、前期従属
局のシステム同期コントローラからの該システム同期信
号(元は制御局起源である)を前記所定数のパケットデ
ータへそれぞれ重畳して、制御局へ向けて前記ディジタ
ル伝送路へ出力するように構成されている。
段を具備している。送信パケット制御手段は、従来同様
のパケットデータ生成手段であるが、前記送信バッファ
コントローラから出力されて来る該ディジタルデータを
所定数のパケットデータへ変換するとともに、前期従属
局のシステム同期コントローラからの該システム同期信
号(元は制御局起源である)を前記所定数のパケットデ
ータへそれぞれ重畳して、制御局へ向けて前記ディジタ
ル伝送路へ出力するように構成されている。
【0020】制御局に搭載される通信手段は、受信パケ
ット制御手段を具備している。受信パケット制御手段
は、前記システム同期コントローラからの前記システム
同期信号と同期して、前記ディジタル伝送路上を伝送さ
れてくる所定数のパケットデータを受信し、前記所定数
のパケットデータを合成して、従属局からの元のディジ
タルデータを作る。従来のパケットデータ生成手段と同
様である。
ット制御手段を具備している。受信パケット制御手段
は、前記システム同期コントローラからの前記システム
同期信号と同期して、前記ディジタル伝送路上を伝送さ
れてくる所定数のパケットデータを受信し、前記所定数
のパケットデータを合成して、従属局からの元のディジ
タルデータを作る。従来のパケットデータ生成手段と同
様である。
【0021】制御局の通信手段は、受信バッファコント
ローラを具備している。受信バッファコントローラは、
前記受信パケット制御手段から出力されて来る該ディジ
タルデータを受け取り、受信データとしてシステム内部
制御バスを介して制御局のCPUへ出力する。すなわ
ち、受信バッファコントローラは、一種のインタフェー
ス装置であり、発信元である従属局からのディジタルデ
ータを制御局のCPUへ引き渡す。
ローラを具備している。受信バッファコントローラは、
前記受信パケット制御手段から出力されて来る該ディジ
タルデータを受け取り、受信データとしてシステム内部
制御バスを介して制御局のCPUへ出力する。すなわ
ち、受信バッファコントローラは、一種のインタフェー
ス装置であり、発信元である従属局からのディジタルデ
ータを制御局のCPUへ引き渡す。
【0022】請求項2のように、制御局及び従属局の通
信手段において、制御局及び従属局ともに具備している
共通の構成要素である送信バッファコントローラ、送信
パケット制御手段、システム同期コントローラ、受信パ
ケット制御手段及び受信バッファコントローラを一つの
LSI内に形成・収容し、ワンチップ化することも本発
明に係る同期通信方式の一実施形態としては推奨でき
る。
信手段において、制御局及び従属局ともに具備している
共通の構成要素である送信バッファコントローラ、送信
パケット制御手段、システム同期コントローラ、受信パ
ケット制御手段及び受信バッファコントローラを一つの
LSI内に形成・収容し、ワンチップ化することも本発
明に係る同期通信方式の一実施形態としては推奨でき
る。
【0023】
【実施例】図2は、本発明を適用可能なデータ伝送ネッ
トワークの一実施例を示す模式図である。従属局a(9
a)、従属局b(9b)及び従属局n(9n)は、例え
ば同軸ケーブルによってカスケード接続されている。カ
スケード接続されている末端の従属局n(9n)には、
制御局10mが接続されている。これらの従属局群(9
a、9b〜9n)及び制御局10mは、アナログ伝送路
13でカスケード接続されていることになり、各従属局
(9a、9b〜9n)は、アナログデータないしアナロ
グ信号を制御局10mへ向けて伝送する。
トワークの一実施例を示す模式図である。従属局a(9
a)、従属局b(9b)及び従属局n(9n)は、例え
ば同軸ケーブルによってカスケード接続されている。カ
スケード接続されている末端の従属局n(9n)には、
制御局10mが接続されている。これらの従属局群(9
a、9b〜9n)及び制御局10mは、アナログ伝送路
13でカスケード接続されていることになり、各従属局
(9a、9b〜9n)は、アナログデータないしアナロ
グ信号を制御局10mへ向けて伝送する。
【0024】アナログデータとしては、例えば映像信号
が考えられる。図2で示しているように、従属局(9
a、9b〜9n)は、カメラからの映像信号を取り込む
ことができる。従属局a(9a)には、4台のカメラ
(A1、A2、A3及びA4)を設置している。各従属
局(9a、9b〜9n)に何台のカメラを設置しうるよ
うに、各従属局(9a、9b〜9n)を設計するかは、
当業者の所望により決める。
が考えられる。図2で示しているように、従属局(9
a、9b〜9n)は、カメラからの映像信号を取り込む
ことができる。従属局a(9a)には、4台のカメラ
(A1、A2、A3及びA4)を設置している。各従属
局(9a、9b〜9n)に何台のカメラを設置しうるよ
うに、各従属局(9a、9b〜9n)を設計するかは、
当業者の所望により決める。
【0025】従属局にカメラを設けるようなデータ伝送
ネットワークシステムの場合、制御局10mに操作卓1
1びモニタ12を設けることは、従来と同様である。各
従属局(9a、9b〜9n)及び制御局10mは、一本
のディジタル伝送路14にそれぞれ結線され、制御局1
0m対各従属局(9a、9b〜9n)のディジタル通信
を行う。このディジタル通信は、制御局10mから従属
局(9a、9b〜9n)への制御信号の送信、所定の従
属局から制御局10mへの状態信号の送信などが行われ
る。本発明は、制御局及び各従属局にそれぞれ一つ搭載
している通信手段を、前記制御信号及び前記状態信号の
中に同期信号を含む得るような機能ブロックにて構成し
たことに特徴がある。
ネットワークシステムの場合、制御局10mに操作卓1
1びモニタ12を設けることは、従来と同様である。各
従属局(9a、9b〜9n)及び制御局10mは、一本
のディジタル伝送路14にそれぞれ結線され、制御局1
0m対各従属局(9a、9b〜9n)のディジタル通信
を行う。このディジタル通信は、制御局10mから従属
局(9a、9b〜9n)への制御信号の送信、所定の従
属局から制御局10mへの状態信号の送信などが行われ
る。本発明は、制御局及び各従属局にそれぞれ一つ搭載
している通信手段を、前記制御信号及び前記状態信号の
中に同期信号を含む得るような機能ブロックにて構成し
たことに特徴がある。
【0026】図1は、本発明に係る同期通信方式の一実
施例を示すブロック図である。制御局10mも従属局9
aも同じ機能ブロックから成るので、制御局10mを中
心に説明する。
施例を示すブロック図である。制御局10mも従属局9
aも同じ機能ブロックから成るので、制御局10mを中
心に説明する。
【0027】制御局10mにおいて、CPU6mと通信
手段15mは、内部システムバス7mでディジタル信号
のやりとりができるようになっている。CPU6mが発
したディジタル信号、例えば従属局9aへのコマンド
は、送信バッファコントローラ1mで一旦記憶し、つま
り一時溜めて、送信パケット制御手段3mへ出力され
る。送信パケッット制御手段3mは、従来から知られて
いるLANなどで使われるパケットデータ生成・送出手
段である。本発明では、送信パケット制御手段3mは、
システム同期コントローラ2mからシステム同期信号を
受け、CPU6mからのディジタル信号へ該システム同
期信号を重畳する機能を果たす。
手段15mは、内部システムバス7mでディジタル信号
のやりとりができるようになっている。CPU6mが発
したディジタル信号、例えば従属局9aへのコマンド
は、送信バッファコントローラ1mで一旦記憶し、つま
り一時溜めて、送信パケット制御手段3mへ出力され
る。送信パケッット制御手段3mは、従来から知られて
いるLANなどで使われるパケットデータ生成・送出手
段である。本発明では、送信パケット制御手段3mは、
システム同期コントローラ2mからシステム同期信号を
受け、CPU6mからのディジタル信号へ該システム同
期信号を重畳する機能を果たす。
【0028】送信パケット制御手段3mから送出された
ディジタルデータ(パケットデータ)は、ディジタル伝
送路14を介して、従属局9aの受信パケット制御手段
4aによって受信される。受信パケット制御手段4a
は、受信したディジタルデータ(パケットデータ)が自
分宛のものであると判断したなら、該ディジタルデータ
(パケットデータ)を復調して、復調したデータのう
ち、システム同期信号は、システム同期コントローラ2
aへ、CPU6m起源のディジタルデータは、受信バッ
ファコントローラ5aへ送る。受信バッファコントロー
ラ5aは、受け取ったディジタルデータをメモリした
後、CPU6aへ送る。
ディジタルデータ(パケットデータ)は、ディジタル伝
送路14を介して、従属局9aの受信パケット制御手段
4aによって受信される。受信パケット制御手段4a
は、受信したディジタルデータ(パケットデータ)が自
分宛のものであると判断したなら、該ディジタルデータ
(パケットデータ)を復調して、復調したデータのう
ち、システム同期信号は、システム同期コントローラ2
aへ、CPU6m起源のディジタルデータは、受信バッ
ファコントローラ5aへ送る。受信バッファコントロー
ラ5aは、受け取ったディジタルデータをメモリした
後、CPU6aへ送る。
【0029】図2のように従属局がディジタル伝送路1
4に配されているなら、通常のネットワークと同様、各
従属局にIDアドレスを割り当てておけば、制御局10
mは、(1台でも全部でも)所望の従属局へコマンド
(ディジタルデータ)を出すことができることは明らか
である。従属局9aのCPU6aが制御局10mの指示
に基づき、所定のディジタルデータを制御局10mへ発
する動作は、制御局10mでのディジタルデータ送信動
作と全く同様である。
4に配されているなら、通常のネットワークと同様、各
従属局にIDアドレスを割り当てておけば、制御局10
mは、(1台でも全部でも)所望の従属局へコマンド
(ディジタルデータ)を出すことができることは明らか
である。従属局9aのCPU6aが制御局10mの指示
に基づき、所定のディジタルデータを制御局10mへ発
する動作は、制御局10mでのディジタルデータ送信動
作と全く同様である。
【0030】上記した受信パケット制御手段4aで復調
されたシステム同期信号は、システム同期コントローラ
2aを介してアナログ通信装置8aへ送られ、外部同期
信号として利用されるとともに、アナログ信号(ここで
はカメラA1からの映像信号)をアナログ伝送路経由で
制御局10mへ送出する際の同期を取る、つまり所定の
タイミング(位相)を合わせるのに利用される。なお、
従属局9aのシステム同期コントローラ2aの具体的動
作であるが、入力してきた(制御局10m起源の)シス
テム同期信号により、例えば内部カウンタをリセットす
ることによって、従属局9aにおけるシステム同期信号
を生成するというようなことにしておけばよい。
されたシステム同期信号は、システム同期コントローラ
2aを介してアナログ通信装置8aへ送られ、外部同期
信号として利用されるとともに、アナログ信号(ここで
はカメラA1からの映像信号)をアナログ伝送路経由で
制御局10mへ送出する際の同期を取る、つまり所定の
タイミング(位相)を合わせるのに利用される。なお、
従属局9aのシステム同期コントローラ2aの具体的動
作であるが、入力してきた(制御局10m起源の)シス
テム同期信号により、例えば内部カウンタをリセットす
ることによって、従属局9aにおけるシステム同期信号
を生成するというようなことにしておけばよい。
【0031】制御局10mでは、アナログ伝送路を介し
て、所定の従属局9aから送信されてきた映像信号をア
ナログ信号通信装置8mで受信し、所望によりモニタ1
2で表示する。アナログ通信装置8mが受け取る映像信
号は、同期を取って、つまり所定のタイミングで送出さ
れてくる映像信号なので、従属局を切り替える際に、ノ
イズが発生しにくくなっている。
て、所定の従属局9aから送信されてきた映像信号をア
ナログ信号通信装置8mで受信し、所望によりモニタ1
2で表示する。アナログ通信装置8mが受け取る映像信
号は、同期を取って、つまり所定のタイミングで送出さ
れてくる映像信号なので、従属局を切り替える際に、ノ
イズが発生しにくくなっている。
【0032】制御局10mのシステム同期コントローラ
2mは、外部同期信号を入力させ、システム同期信号と
して、送信パケット制御手段3m及び受信パケット制御
手段4mへ出力するわけであるが、この外部同期信号
は、外部の機器例えばクロックで生成される所定周期の
ディジタル信号を使用してもよいし、アナログ通信装置
8mが受信する映像信号に含まれる垂直同期信号を使用
してもよい。この点は、当業者の設計上の選択事項であ
る。
2mは、外部同期信号を入力させ、システム同期信号と
して、送信パケット制御手段3m及び受信パケット制御
手段4mへ出力するわけであるが、この外部同期信号
は、外部の機器例えばクロックで生成される所定周期の
ディジタル信号を使用してもよいし、アナログ通信装置
8mが受信する映像信号に含まれる垂直同期信号を使用
してもよい。この点は、当業者の設計上の選択事項であ
る。
【0033】なお、受信パケット制御手段4mがシステ
ム同期コントローラ2mから供給を受けるシステム同期
信号は、受信パケット制御手段4mが後段へディジタル
データを出力する際のタイミングを取るのに使用される
ものである。
ム同期コントローラ2mから供給を受けるシステム同期
信号は、受信パケット制御手段4mが後段へディジタル
データを出力する際のタイミングを取るのに使用される
ものである。
【0034】以上説明してきた制御局10m及び従属局
9aの構成と各機能ブロック間の係わりを図示するな
ら、図3のようになるであろう。図3は、本発明に係る
同期通信方式の一実施例を示す模式図である。
9aの構成と各機能ブロック間の係わりを図示するな
ら、図3のようになるであろう。図3は、本発明に係る
同期通信方式の一実施例を示す模式図である。
【0035】制御局及び従属局の通信手段(15m、1
5a)は、データ伝送ネットワークのディジタル伝送系
の構成要素として、五つの主要な機能ブロックをそれぞ
れ有している。制御局のシステムコントローラ2mは、
外部同期信号を入力させ、システム同期信号を受信パケ
ット制御手段5m及び送信パケット制御手段3mへ出力
するように構成されているのに対し、従属局のシステム
同期コントローラ2aは、ダウンリンクによって得たパ
ケットデータから復調した受信パケット制御手段5a経
由のシステム同期信号を入力させ、送信パケット制御手
段2aへ出力するとともに外部同期信号として送出する
ように構成されている。この外部同期信号は、例えば、
図1の従属局a(9a)の外部機器であるパン・チルト
ユニット16aの動作タイミングを取るのに使うなどす
る。
5a)は、データ伝送ネットワークのディジタル伝送系
の構成要素として、五つの主要な機能ブロックをそれぞ
れ有している。制御局のシステムコントローラ2mは、
外部同期信号を入力させ、システム同期信号を受信パケ
ット制御手段5m及び送信パケット制御手段3mへ出力
するように構成されているのに対し、従属局のシステム
同期コントローラ2aは、ダウンリンクによって得たパ
ケットデータから復調した受信パケット制御手段5a経
由のシステム同期信号を入力させ、送信パケット制御手
段2aへ出力するとともに外部同期信号として送出する
ように構成されている。この外部同期信号は、例えば、
図1の従属局a(9a)の外部機器であるパン・チルト
ユニット16aの動作タイミングを取るのに使うなどす
る。
【0036】請求項2のように、図3で示されている五
つの機能ブロック、すなわち、送信バッファコントロー
ラ(1a、1m)、送信パケット制御手段(3a、3
m)、システム同期コントローラ(2a、2m)、受信
パケット制御手段(5a、5m)及び受信バッファコン
トローラ(4a、4m)を一つのLSIとすることが推
奨できる。このことによって、通信手段(15a、15
m)をコンパクトにできるとともに、消費電力を低減
し、動作の信頼性が増すことを期待できる。
つの機能ブロック、すなわち、送信バッファコントロー
ラ(1a、1m)、送信パケット制御手段(3a、3
m)、システム同期コントローラ(2a、2m)、受信
パケット制御手段(5a、5m)及び受信バッファコン
トローラ(4a、4m)を一つのLSIとすることが推
奨できる。このことによって、通信手段(15a、15
m)をコンパクトにできるとともに、消費電力を低減
し、動作の信頼性が増すことを期待できる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明してきたように構成
されているので、以下に記載する効果を奏する。カスケ
ード接続された複数の従属局と該カスケード接続された
従属局群の末端の従属局に接続される一つの制御局とか
らなるアナログデータの伝送ネットワークにおいて、制
御局から従属局へのパケットデータ及び従属局から制御
局へのパケットデータにシステム同期信号が重畳されて
いるので、従属局がアナログデータを送出する際、該シ
ステム同期信号を参照してタイミングを取る(位相を合
わせる)ことができる。よって、制御局がアナログデー
タ送出の切り替えを従属局群へ指示して、該アナログデ
ータを受信する際、すなわちアナログデータ切り替わり
時にもノイズが発生しないかもしくはほとんど発生しな
い同期通信方式を提供することが可能である。
されているので、以下に記載する効果を奏する。カスケ
ード接続された複数の従属局と該カスケード接続された
従属局群の末端の従属局に接続される一つの制御局とか
らなるアナログデータの伝送ネットワークにおいて、制
御局から従属局へのパケットデータ及び従属局から制御
局へのパケットデータにシステム同期信号が重畳されて
いるので、従属局がアナログデータを送出する際、該シ
ステム同期信号を参照してタイミングを取る(位相を合
わせる)ことができる。よって、制御局がアナログデー
タ送出の切り替えを従属局群へ指示して、該アナログデ
ータを受信する際、すなわちアナログデータ切り替わり
時にもノイズが発生しないかもしくはほとんど発生しな
い同期通信方式を提供することが可能である。
【0038】また、請求項2のように、通信手段を構成
する機能ブロックを1チップ化することで、配線の手間
を省くととともに、通信エラー発生の可能性の低い信頼
性に富んだ同期通信方式を実現できる。
する機能ブロックを1チップ化することで、配線の手間
を省くととともに、通信エラー発生の可能性の低い信頼
性に富んだ同期通信方式を実現できる。
【図1】本発明に係る同期通信方式の一実施例を示すブ
ロック図
ロック図
【図2】本発明を適用可能なデータ伝送ネットワークの
一実施例を示す模式図
一実施例を示す模式図
【図3】本発明に係る同期通信方式の一実施例を示す模
式図
式図
1a、1m 送信バッファコントローラ 2a、2m システム同期コントローラ 3a、3m 送信パケット制御手段 4a、4m 受信バッファコントローラ 5a、5m 受信パケット制御手段 6a、6m CPU 7a、7m 内部システムバス 8a、8m アナログ通信装置 9a〜9n 従属局 10m 制御局 11 操作卓 12 モニタ 13 アナログ伝送路 14 ディジタル伝送路 15a、15m 通信手段 16 パン・チルトユニット
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA05 GA11 HB00 HB02 HB15 JA01 JA05 KA21 LE06 5K032 AA04 AA05 BA17 CD01 DA01 DB18 DB25 5K047 AA11 AA15 DD02 GG56 9A001 CC06 JJ19 KK60
Claims (2)
- 【請求項1】 カスケード接続された従属局群と前記従
属局群の終端に位置している従属局に接続されている一
つの制御局とからなるアナログデータ伝送系を有し、前
記従属局群の各々の従属局及び前記制御局が一本のディ
ジタル伝送路にて配線されるとともに、前記制御局と前
記各々の従属局がディジタル制御信号伝送系を構成して
おり、前記各々の従属局及び前記制御局は、前記ディジ
タル伝送路上へのデータの送出及び前記ディジタル伝送
路上からのデータの受信を管理する通信手段をそれぞれ
一つずつ搭載している通信ネットワークにおいて、 前記制御局に搭載される前記通信手段には、前記ディジ
タル伝送路へのデータ送信動作時に動作する機能ブロッ
クを三つ、 すなわち、制御局のCPUからシステム内部制御バスを
介して前記ディジタル伝送路上へ出力する制御局内のデ
ィジタルコマンドを受け取り、後段へ出力する送信バッ
ファコントローラ、 制御局の外部機器もしくは制御局の内部回路で生成され
る外部同期信号を取り込んで、該外部同期信号に同期し
て、システム同期信号を生成するシステム同期コントロ
ーラ、 及び前期送信バッファコントローラから出力されて来る
ディジタルデータを所定数のパケットデータへ変換する
とともに、前期システム同期コントローラからのシステ
ム同期信号を前記所定数のパケットデータへそれぞれ重
畳して、前記ディジタル伝送路へ出力する送信パケット
制御手段を具備させ、 かつ、前記通信手段には、前記ディジタル伝送路からの
データ受信動作時に動作する機能ブロックを二つ、 すなわち、前記システム同期コントローラからの前記シ
ステム同期信号と同期して、前記ディジタル伝送路上を
伝送されてくる所定数のパケットデータを受信し、前記
所定数のパケットデータを合成して、従属局からの元の
ディジタルデータを作る受信パケット制御手段、 及び前記受信パケット制御手段から出力されて来る該デ
ィジタルデータを受け取り、受信データとしてシステム
内部制御バスを介して制御局のCPUへ出力する受信バ
ッファコントローラを具備させ、 一方、従属局の通信手段には、前記ディジタル伝送路か
らのデータ受信動作時に動作する機能ブロックを三つ、 すなわち、前記ディジタル伝送路上を伝送されてくる所
定数のパケットデータを受信し、前記所定数のパケット
データを合成して元のディジタルデータを作るととも
に、前記システム同期信号を復調して、後段へ出力する
従属局の受信パケット制御手段、 前記従属局の受信パケット制御手段から出力されて来る
該ディジタル信号を受け取り、受信データとしてシステ
ム内部制御バスを介して従属局のCPUへ出力する従属
局の受信バッファコントローラ、 及び前記従属局の受信パケット制御手段から出力されて
来る復調された前記システム同期信号を受信し、後段へ
出力するとともに、外部同期信号として従属局の外部機
器へ出力する従属局のシステム同期コントローラを具備
させ、 かつ、前記従属局の通信手段には、前記ディジタル伝送
路へのデータ送信動作時に動作する機能ブロックを二
つ、 すなわち、前記ディジタル伝送路上へ出力する従属局内
のディジタルデータをシステム内部制御バスを介して従
属局のCPUから受け取り、後段へ出力する従属局の送
信バッファコントローラ、 及び前記従属局の送信バッファコントローラから出力さ
れて来る該ディジタルデータを所定数のパケットデータ
へ変換するとともに、前期従属局のシステム同期コント
ローラからの該システム同期信号を前記所定数のパケッ
トデータへそれぞれ重畳して、前記ディジタル伝送路へ
出力する従属局の送信パケット制御手段、を具備させた
ことを特徴とする同期通信方式。 - 【請求項2】 前記制御局の通信手段及び前記従属局の
通信手段の両者において、 前記送信バッファコントローラ、前記送信パケット制御
手段、前記システム同期コントローラ、前記受信パケッ
ト制御手段及び前記受信バッファコントローラは、一つ
のLSI内に存在する請求項1の同期通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30935498A JP2000101615A (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | 同期通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30935498A JP2000101615A (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | 同期通信方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000101615A true JP2000101615A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17992002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30935498A Pending JP2000101615A (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | 同期通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000101615A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003218847A (ja) * | 2002-01-28 | 2003-07-31 | Nec Corp | データ受信方式 |
US6961345B2 (en) | 1999-12-28 | 2005-11-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | System, method and apparatus for data transmission |
JP2008536343A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-09-04 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ネットワーク内における情報伝送方法及び情報伝送装置 |
-
1998
- 1998-09-24 JP JP30935498A patent/JP2000101615A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6961345B2 (en) | 1999-12-28 | 2005-11-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | System, method and apparatus for data transmission |
JP2003218847A (ja) * | 2002-01-28 | 2003-07-31 | Nec Corp | データ受信方式 |
JP2008536343A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-09-04 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ネットワーク内における情報伝送方法及び情報伝送装置 |
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