JP2806568B2 - 共通バス制御方式 - Google Patents

共通バス制御方式

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子交換機を構成する複数の装置を接続し
てデータを転送する共通バスを制御する共通バス制御方
式に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の共通バス制御方式は、同期信号用バス
およびデータ送受信用の共通バスに位相補正回路を直列
に挿入し、二つの同期用のフレームヘッド信号、すなわ
ち同期信号、によりデータ送受信時期を調整制御してい
た。
第5図は従来の一例を示すシステムブロック図、また
第6図は第5図による信号の時間関係の一例を示すタイ
ムチャートである。
まず、第5図について説明する。第5図に示すよう
に、交換機は装置91〜93で構成され、装置91が基本装置
になる。装置91は同期信号作成回路10,位相補正回路11
〜3,15,16およびデータ送受信部14を有し、装置92,93は
位相補正回路20〜22,24〜27・30〜32,34〜37、およびデ
ータ送受信部23・33をそれぞれ有する。装置91〜93間の
送信用バス51〜54は位相補正回路34,35,24,25,15を順
次、それぞれ接続し、受信用バス56〜59は位相補正回路
16,27,26,37,36を順次、それぞれ接続するとともに、位
相補正回路15・16を送受信バス55で結合して、共通バス
50を形成する。位相補正回路は基本クロックで時分割制
御され、1クロック分の遅延を与える。
共通バス50の送受信のタイミング制御は、装置91の同
期信号作成回路10から送出される同期信号により、位相
補正回路11,20,30をそれぞれ直列接続する基本の同期信
号線40,41,42が装置91〜93それぞれのデータ送受信部1
4,23,33に接続する一方、位相補正回路13,12,22,21,32,
31をそれぞれ直列接続する。送受信フレームヘッド設定
用の同期信号線40,43〜47のうち信号線43,45,47が装置9
1〜93それぞれのデータ送受信部14,23,33を駆動する。
すなわち、各装置ごとのデータ送受信部14,23,33は、二
つの信号線により二つの同期信号を受信しこの信号の遅
延差から自動的に共通バスの送受信タイミングを決定
し、共通バス50の通信を可能にする。
ここで、第6図に第5図を併せ参照してデータ送受信
部14,23,33が二つの同期信号の遅延差から自動的に共通
バスの送受のタイミングを決定する方法を説明する。
前述の構成により装置91のデータ送受信部14に入る二
つの同期信号40・43の遅延差は基本クロックの1クロッ
ク分、また装置92,93のデータ送受信部23,33に入る二つ
の同期信号41・45,42・47それぞれの遅延差は基本クロ
ックの2クロック分および3クロック分と、位相補正回
路により装置番号が大きくなるにしたがって大きくな
る。各装置のデータ送受信部14,23,33は位相補正回路を
2段通り老番装置へ送出する同期信号(装置91では信号
線43、装置92では信号線45、装置93では信号線47)を、
受信用共通バスの受信タイミング信号、すなわちフレー
ムヘッド設定用同期信号とする一方、同期信号の遅延差
によって受信タイミング信号の発生時点から「4n−4」
(n=装置番号)クロック分前、すなわち装置92では
(4×2−4=)4クロック分、装置93では(4×3−
4=)8クロック分だけ前、に送信用共通バスの送信タ
イミング信号を内部で自動的に作成し、これによってタ
イミングを一致させ共通バスの通信を可能としていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の共通バス制御方式は、時分割制御され
ている電子交換機のバスの構成が基本装置の基本クロッ
クから出力された信号を基準に共通バスの位相補正を1
クロック分づつ行なう構成となっているので、装置間ケ
ーブル遅延等が基本クロックの1クロック周期より大き
くなる場合、共通バスの時分割スロットタイミングがず
れて、正常なデータの送受信が行なわれなくなるという
問題点があった。
本発明の目的は上記問題点を解決した共通バス制御方
式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の共通バス制御方式は、複数のそれぞれの装置
で、位相補正回路を介して直列に接続するデータ送信用
バスが最若番装置を基本装置として折返し別の位相補正
回路を直列接続するデータ受信用バスに接続する共通バ
スを有し、この共通バスの時分割スロット同期用の位相
差をもって前記基本装置から老番装置に対し順次渡す二
つの同期用フレームヘッド信号(以後同期信号)が有す
る遅延差から、前記共通バスへのデータ送受信時期を決
定して共通バスのデータ送受信を制御する共通バス制御
方式において、若番装置から入力する二つの同期信号の
うち共通バスの時分割スロットの同期用フレームヘッド
設定用の第1の同期信号を折り返して再び若番装置へ送
出する折り返し回路と、老番装置へ送出する前記第1の
同期信号と前記老番装置の折り返し回路から折り返され
た第1の同期信号との遅延差を検出する遅延差検出回路
と、この遅延差検出回路の結果を入力し、前記送信用バ
スに直列挿入して伝送データの位相補正を行なうタイミ
ング調整回路と、同じく前記遅延差検出回路の検出結果
を入力し二つの同期信号のうち基本とする第2の同期信
号を老番装置へ出力するときこの第2の同期信号と前記
第1の同期信号との遅延差を制御する同期信号制御回路
とを有する。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す基本構成図であ
り、第2図は第1図の基本装置の一実施例を示す部分詳
細図である。また、第3図は第1図の主要装置での同期
信号及び共通バスの送受タイミング、共通バスの時分割
制御された内容の一例を示したタイムチャート、第4図
は、第1図における装置間の遅延差検出のタイミングの
一例を示したタイムチャートである。
まず、第1図に示すように、装置1の基本装置は同期
信号作成回路10,位相補正回路12・13・16,データ送受信
部14,同期信号制御回路100,遅延差検出回路101,および
タイミング調整回路102を有し、装置2は位相補正回路2
1・22・25・26・27,データ送受信部23,同期信号制御回
路200,遅延差検出回路201,タイミング調整回路202,およ
び折り返し回路204を有する。
同期信号作成回路10は同期信号制御回路100・200…を
信号線40・70…で直列接続すると共に、位相補正回路13
・12・22・21…を順次信号線40・43〜45…で直列接続す
る。一方でタイミング調整回路202,位相補正回路25,タ
イミング調整回路102は順次直列にデータの送信用共通
バス73・74で接続され、他方で位相補正回路16・27・26
が順次直列にデータの受信用共通バス56・57で接続さ
れ、且つタイミング調整回路102および位相補正回路16
が装置1内の送受信バス55で直結されることにより、共
通バス50が形成される。
また、データ送受信部14・23はそれぞれ基本の同期信
号40・70および別の同期用フレームヘッド信号設定用の
同期信号43・45を入力して送信用共通バス55・73へデー
タ送信すると共に受信用共通バス55・57からデータを受
信する。
更に、従来の回路に追加されるものとして、位相補正
回路12から受信する同期信号44を入力して若番装置1へ
折り返し送信する折り返し回路204が基本装置1以外の
装置2…にあり、且つすべての装置1…ごとに老番装置
2…へ送信する同期信号44…および老番装置2…の折り
返し回路204…から受信する折り返し信号71…を入力し
同期信号制御回路100・200…およびタイミング調整回路
102・202…を、それぞれ制御する制御信号72…を出力す
る遅延差検出回路101・201…を有する。これらの回路
は、第2図に示すように、同期信号制御回路100がロー
ド値設定回路110およびカウンタ111を、遅延差検出回路
101がリセット信号作成回路103,カウンタ105,ラッチ回
路107,およびデコーダ109を、またタイミング調整回路1
02が位相補正回路112,セレクタ113,および位相補正回路
114を、それぞれ有する。
次に、第1図から第4図までを併せ参照して装置1
(基本装置)と装置2との間のケーブル等による遅延差
が1クロック以上遅延した場合を例にとり説明する。
尚、第1図から第4図までに示す構成要素で、前述の第
5図および第6図に示す構成要素と同一のものには同一
番号符号を付与しその説明を省略する。
装置1から送出された同期信号44を装置2から再び装
置1へもどすための折り返し回路204を装置2が有し、
この折り返し回路204から折り返された同期信号71が装
置1の遅延差検出回路101へ送出される。また、遅延差
検出回路101は、装置間遅延差を検出するために装置2
へ送出する同期信号44を遅延差検出回路101の中にある
リセット信号作成回路103で受信し、リセット信号作成
回路103は第4図に示すようなリセット信号104を作成し
カウンター105へ送出する。カウンター105はリセット信
号104により初期設定された基本クロックによって計数
歩進する。計数歩進値106はラッチ回路107に送出され、
装置2の折り返し回路204から折り返された同期信号71
によってラッチ回路107で一時保留される。ラッチ回路1
07から出力したラッチ値108がデコーダ109によって符号
変換されたデコード値72は、同期信号制御回路100の中
に入るロード値設定回路110およびタイミング調整回路1
02の中にあるセレクタ113に送出される。
遅延差検出回路101は、第4図に示すように同期信号4
4および同期信号71の遅延差が基本クロックの2クロッ
ク以上であり、カウンター105の出力106のカウンタ値1
をラッチ回路107が一時保留して出力108で装置間遅延差
1と認識し、デコーダ109の出力のデコード値72が符号
1を示している。このデコード値72を受信した同期信号
制御回路100の中にあるロード値設定回路110はカウンタ
ー111のロード値を設定しカウンター111はロード端子に
同期信号40を入力しキャリー(CR)信号を装置2の同期
信号70として送出する。この同期信号70を同期信号制御
回路100は、追加した遅延差検出回路101の出力72にした
がって、入力する同期信号40から1クロック分の遅延を
もたずに装置2へ送出する。
これによって装置2の中のデータ送受信部23に入力さ
れる二つの同期信号45,70の通常の遅延差2は遅延差3
になる。そのためデータ送受信部23は、第3図に示すよ
うにデータの送信タイミングが通常より遅れ、基本クロ
ックの3クロック分になったとき、(4×3−4=)8
クロック分早くなる。しかし送信用共通バス73は位相補
正回路25の1クロック分および装置遅延が1クロック分
あるため送信用共通バス74が装置1に到着した時は3ク
ロック分早くなる。
この3クロック分のタイミングを調整するためタイミ
ング調整回路102は、遅延差検出回路101から出力された
デコード値72によってセレクタ113を制御し送信用共通
バス74を基本クロックの2クロック分の位相補正(2ク
ロック分の遅延をする)回路112を通し、且つ1クロッ
ク分の位相補正(1クロック分の遅延をする)回路114
に送出することで、装置間遅延差が1クロック以上にな
っても正常なバス制御が行なえるように、同期信号制御
回路100が遅延なしとなり、第3図の上下2ケ所の送受
信用バス55は一致する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、電子交換機を構成する
装置間に送出する同期用フレームヘッド信号の一つとこ
の信号を老番装置に送出し、老番装置の折り返し回路に
よって再び若番装置へもどってきた同期用フレームヘッ
ド信号との遅延を検出し、この検出した遅延差から同期
用フレームヘッド信号の1つの送出タイミングを早く
し、老番装置へ送出する2つの同期用フレームヘッド信
号遅延差を大きくして送出することと、共通バスの位相
補正の回数を自動的に変更することにより、装置間ケー
ブル遅延等が基本クロックの1同期より大きくなっても
正常なデータ転送ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の共通バス制御方式の一実施例を示すシ
ステム構成図、第2図は第1図の部分詳細の一例を示す
ブロック図、第3図および第4図は第1図および第2図
の主要箇所の信号関係の一例を示すタイムチャート、第
5図は従来の一例を示すシステム構成図、第6図は第5
図の信号関係の一例を示すタイムチャートである。 1,2……装置、10……同期信号作成回路、12,13,16,21,2
2,25,26,27……位相補正回路、14,23……データ送受信
部、100,200……同期信号制御回路、101,201……遅延差
検出回路、204……折り返し回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のそれぞれの装置で、位相補正回路を
    介して直列に接続するデータ送信用バスが最若番装置を
    基本装置として折返し別の位相補正回路を直列接続する
    データ受信用バスに接続する共通バスを有し、この共通
    バスの時分割スロット同期用の位相差をもって前記基本
    装置から老番装置に対し順次渡す二つの同期用フレーム
    ヘッド信号(以後同期信号)が有する遅延差から、前記
    共通バスへのデータ送受信時期を決定して共通バスのデ
    ータ送受信を制御する共通バス制御方式において、若番
    装置から入力する二つの同期信号のうち共通バスの時分
    割スロットの同期用フレームヘッド設定用の第1の同期
    信号を折り返して再び若番装置へ送出する折り返し回路
    と、老番装置へ送出する前記第1の同期信号と前記老番
    装置の折り返し回路から折り返された第1の同期信号と
    の遅延差を検出する遅延差検出回路と、この遅延差検出
    回路の結果を入力し、前記送信用バスに直列挿入して伝
    送データの位相補正を行なうタイミング調整回路と、同
    じく前記遅延差検出回路の検出結果を入力し二つの同期
    信号のうち基本とする第2の同期信号を老番装置へ出力
    するときこの第2の同期信号と前記第1の同期信号との
    遅延差を制御する同期信号制御回路とを有することを特
    徴とする共通バス制御方式。
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