JPH08138890A - マイクロ波プラズマ処理装置および処理方法 - Google Patents

マイクロ波プラズマ処理装置および処理方法

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JPH08138890A
JPH08138890A JP6274726A JP27472694A JPH08138890A JP H08138890 A JPH08138890 A JP H08138890A JP 6274726 A JP6274726 A JP 6274726A JP 27472694 A JP27472694 A JP 27472694A JP H08138890 A JPH08138890 A JP H08138890A
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任光 金清
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博宣 川原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高密度,均一なプラズマを発生させ、試料に対
して均一性等の向上した高性能な処理を行う。 【構成】円形導波管5内を通って伝播するマイクロ波
を、その空間内でインピーダンス整合するのに設置され
たマイクロ波チューニング手段によってチューニング
し、均一で最も効率の良い状態でマイクロ波導入窓4を
介してテーパ状に拡大した耐プラズマ性を有した内面を
有する放電ブロック3内に導入する。これにより、ガス
供給手段21および真空排気手段13によって所定圧力
に制御された処理ガスが、効率良く導入されたマイクロ
波の電界とソレノイドコイル91による磁界との相互作
用によって、さらに均一かつ高密度にプラズマ化され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波プラズマ処理
装置および処理方法に係り、特にマイクロ波を用いてプ
ラズマを生成し、半導体素子基板等の試料にエッチング
処理,成膜処理等のプラズマ処理を施すのに好適なマイ
クロ波プラズマ処理装置および処理方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロ波プラズマ処理装置は、
例えば特開平4−133322号公報に記載のものが知
られている。本装置は、導波管の形状を略円筒形とし、
気密に設けたマイクロ波透過窓を介して導波管につなが
る放電室を、マイクロ波の進行方向にテーパ状に拡大さ
れた中空円筒の導電材料で形成された放電ブロックで形
成し、放電ブロックの外側に設けた空心コイルにより放
電室内に発生させた磁界と、導波管を介して放電室内に
導入したマイクロ波の電界との相互作用を用いて、密度
の高いプラズマを生成し、処理の均一性を向上させるよ
うにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、放電
室に導入されるマイクロ波モ−ドの点、放電室内壁材料
の耐プラズマ性の点および連続処理時のプロセス特性変
化の点等において配慮されていなかった。すなわち、導
波管内を伝播するマイクロ波の電気力線に対し、放電室
への導入形状について十分配慮されておらず、プラズマ
の均一性,発生効率が十分なものでなかった。また、従
来技術では放電ブロックが非磁性導電材料、例えば、ア
ルミニウムで形成されており、エッチング処理における
被処理材がAlまたはAl合金等の場合には、エッチン
グガスとしてハロゲンガスが用いられ、このようなガス
がプラズマ化された場合、被処理材とともに放電室を構
成する放電ブロックの内壁面もプラズマ中の活性種によ
ってエッチングされてしまうという問題がある。さら
に、プラズマ処理中のプラズマ発生室(放電ブロック)
の温度上昇およびプラズマ処理中に発生する反応性生物
の付着等による処理の経時変化が生じるという問題があ
る。
【0004】本発明の目的は、放電室に導入するマイク
ロ波モ−ドを最適化し、均一でかつ高密度のプラズマを
得ることのできるマイクロ波プラズマ処理装置を提供す
ることにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、ハロゲンガス
を使用する材質に対しても放電ブロックがエッチングさ
れることなくプラズマ処理が行えるマイクロ波プラズマ
処理装置を提供することにある。
【0006】さらに、本発明の他の目的は、連続処理時
に被処理物を加工する処理性能が系時的に変化すること
なく良い状態を継続し安定したプラズマ処理を行うこと
のできるマイクロ波プラズマ処理装置および処理方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、被処理基板
が配置される試料台と、試料台を内部に有し試料台の被
処理基板配置面に対向して開口部を有する処理室と、処
理室の開口部外側に取り付けられ非磁性導電材料でなる
中空円筒で試料台方向に対しテーパ状に拡大した内面を
有する放電ブロックと、放電ブロックの他端開口部にマ
イクロ波導入窓を介して接続した円形導波管と、円形導
波管内に設けられマイクロ波のチューニングを行うチュ
ーニング手段と、放電ブロックの外側に設けられたソレ
ノイドコイルと、放電ブロック内に処理ガスを供給する
ガス供給手段と、処理室内を所定圧力に減圧排気する真
空排気手段とを具備することにより、達成される。
【0008】また、上記他の目的は、前述の放電ブロッ
クの内壁面に耐プラズマ性保護部材を形成することによ
り、達成される。
【0009】さらに、上記他の目的は、前述の放電ブロ
ックに温度調整可能な加熱器を取付けた装置とし、プラ
ズマ発生室を所定の温度で一定に保持したまま、被処理
基板をプラズマ処理し、被処理基板がプラズマ処理され
処理室から搬出された後、試料台に被処理基板を配置し
ないまま処理室内をプラズマクリーニングし、プラズマ
クリーニングが終了して新たな被処理基板を処理室に搬
入し、新たな被処理基板を処理する方法とすることによ
り、達成される。
【0010】
【作用】円形導波管内を通って伝播するマイクロ波は、
その空間内でインピーダンス整合に対して最適形状に設
定されたチューニング手段によってチューニングされ、
均一で最も効率の良い状態でマイクロ波導入窓を介して
放電ブロック内に導入され、ガス供給手段および真空排
気手段によって所定圧力に制御された処理ガスが、効率
良く導入されたマイクロ波の電界とソレノイドコイルに
よる磁界との相互作用によって、さらに均一かつ高密度
にプラズマ化される。これにより、処理性能がさらに向
上する。
【0011】また、放電ブロックの内壁面に保護部材を
形成することにより、放電ブロック内に生成されたプラ
ズマに対して、放電ブロックと同材質の被処理材を処理
する場合でも放電ブロック自体がエッチングされること
がなく、被処理材の材質に関係なく処理性能の良いプラ
ズマ処理が行える。
【0012】さらに、放電ブロックに温度調整可能な加
熱器を設け、プラズマ発生室を所定の温度で一定に保持
したまま、被処理基板をプラズマ処理し、被処理基板が
プラズマ処理され処理室から搬出された後、試料台に被
処理基板がない状態で処理室内をプラズマクリーニング
し、プラズマクリーニングが終了して新たな被処理基板
を処理室に搬入し、新たな被処理基板を処理するように
することにより、処理室内が清浄な状態を維持すること
ができ、安定したプラズマ処理を継続して行うことがで
きる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1により説明する。図
1は、マイクロ波プラズマ処理装置の構成図を示し、こ
の場合、プラズマ処理としてエッチング処理に適用した
場合について説明する。図1において、処理室1は、例
えば、ステンレス鋼で形成され、内部に空間を有する容
器で形成されている。処理室1は、上部に円形の開口部
を有し、下部に排気口11が設けられている。排気口1
1には、真空排気手段が接続されている。真空排気手段
は、この場合、圧力制御バルブ12,ターボ分子ポンプ
13,ホットバルブ14およびロータリーポンプ15で
構成され、排気口11に配管を介して順次接続されて成
る。また、排気口11には圧力制御バルブ12の前で、
バルブ16を介して高真空を検出するための圧力検出器
17(この場合、ペニング真空計)が取り付けられてい
る。また、排気口11に圧力制御バルブ12の前で処理
中の圧力を検出する隔膜真空計(図示省略)が取り付け
られている。処理室1は、この場合、ベーローズを用い
た仕切弁18によって内部空間が仕切られる構造となっ
ている。仕切弁18には、昇降駆動装置19が連結され
ている。
【0014】処理室1上部の開口部にはサポートが設け
られ、サポート上にウエハ押え19を載置して保持して
いる。尚、サポ−ト上のウェハ抑え19は本機構のよう
に機械式でも良いが、ウェハを電気的に固定する静電吸
着式も考えられる。処理室1上部の開口部には、リング
状のベースフランジ2を介して中空円筒の放電ブロック
3が気密に取り付けられている。放電ブロック3は、内
面が下方(図面上)に向けて軸方向に向けて約10°〜
20°の角度でテーパ状に拡大された形状をなし、上部
(図面上)内面の円周上に、この場合、複数(20ヶ〜
50ヶ)ヶ所のガス吹出口32が均等に設けてある。放
電ブロック3内面のテーパ形状はプラズマの均一拡散を
行わせ、被処理基板を均一に処理させるためのものであ
るが、テーパの角度は放電ブロック3内でマイクロ波が
進行する際に電界モードが変化または他の電界モードが
増加して混入しないようにゆるやかな角度とするのが良
い。このテーパ角度の寸法は、例えば、マイクロ波の電
界モードTE11もしくは近似モードの場合、被処理基板
の径をDとすると、被処理基板の位置で1.5〜2.0
D、マイクロ波導入窓の位置で0.5〜1.5D、その
間の高さを1.0〜1.5Dとすることが望ましい。放
電ブロック3は、アルミニウム,非磁性ステンレス等の
非磁性導電材料により形成されている。放電ブロック3
の内面には、耐プラズマ部材である保護部材が形成され
ている。該耐プラズマ部材とはプラズマ中の活性種によ
ってエッチングされにくい材料をいう。例えば、アルミ
ナ,ムライト(Al23+SiO2),石英等を用い
る。この場合は、保護部材として保護膜31が形成して
ある。さらに、石英スリ−ブ31Aを保護膜31の内壁
面に挿入してある。放電ブロック3の外周面には、ヒー
タ33および熱電対(図示省略)が接触させて取り付け
てあり、ヒータ33および熱電対に接続された制御装置
34によって放電ブロック3が120℃程度の温度に加
温制御される。放電ブロック3の上部開口部には、石
英,アルミナ等のマイクロ波を透過可能な材料で形成さ
れた円板状のマイクロ波導入窓4が気密に取り付けてあ
り、処理室1およびこれに連通した放電ブロック3内の
プラズマ生成空間が気密に保持される。放電ブロック内
面は、プラズマ中のイオンやラジカルによる損傷を防ぐ
為、保護膜や石英の側壁により構成されている。
【0015】マイクロ波導入窓4には円形導波管5が接
続してある。円形導波管5の他端には、矩形−円形変換
導波管51および矩形導波管52が順次接続してあり、
矩形導波管52端部にマイクロ波発振器6が取り付けて
ある。円形導波管5内には、TE11の様な固定されたモ
ードを供給する為、マイクロ波のチューニングを行うチ
ューニング手段が設けられている。ここでチューニング
手段とは選択したモードのみを放電ブロックに伝播する
ことであり、マイクロ波の反射量を少なくする手段をい
う。この場合、リング状の円板でなるマイクロ波チュー
ニング板53であり、この場合、マイクロ波導入窓4の
上部に取り付けてある。チューニング手段は、マイクロ
波が連通する開口を有する板であって、該開口の形状は
放電ブロックに伝播されるマイクロ波の電界モードによ
ってその最適形状が異なる。例えば、TE11モードおよ
びこれに近いモードの場合には、楕円等の非円形の形状
が好ましい。また、TE01モードの場合には円形の形状
が効果的である。マイクロ波チューニング板をこのよう
なマイクロ波モードに合わせた最適形状にすると、マイ
クロ波が吸収されるプラズマ部の電界形状分布(被処理
面に平行な面内での分布)が均一となるから、試料処理
の均一性が図られる。
【0016】円形導波管5および放電ブロック3の外周
部には、ソレノイドコイル91およびソレノイドコイル
92が位置するようにコイルケース9に取り付けて配置
してある。ソレノイドコイル91はソレノイドコイル9
2よりも強い磁場を発生できるものとしてあり、ソレノ
イドコイル91,92に接続された制御装置93によっ
てそれぞれ磁場強度を制御可能になっている。コイルケ
ース9は円形導波管5と放電ブロック3とに取付け固定
してあり、放電ブロック3から上部を一体として、ベー
スフランジ2から分離可能に構成してある。放電ブロッ
ク3から上部は図示を省略した昇降手段によって取付け
取外しされる。コイルケース9の下部には冷却ガス供給
口94を設け、円形導波管5の下部には通気孔54を設
けて、コイルケース9内部に窒素ガス,空気等の冷却ガ
スを供給可能にしてあり、コイルケース5内に供給され
た冷却ガスが通気孔54を介して導波管5,51,52
を通って大気に放出されるようにしてある。
【0017】ベースフランジ2には、処理ガスのガス供
給口21が設けてあり、放電ブロック3との嵌合部に設
けたガス連絡通路および放電ブロック3に設けたガスパ
イプを介してガス吹き出し口32につながるガス供給路
が形成してある。さらに、例えば、石英板でなるマイク
ロ波導入窓4の下に、ガス吹き出し用孔を有する石英板
を設置し、該石英板とマイクロ波導入窓4との間に処理
ガスを導入し、処理ガスを放電ブロック3の上部から吹
き出させることもできる(図示省略)。これらのように
すると、放電ブロック3内面のテーパ形状と相まって放
電ブロック3内での新旧処理ガスの置換が促進される。
このため、反応生成物の放電ブロック3外への排出が容
易となり、エッチング速度および均一性等の向上が伺わ
れる。ベースフランジ2と放電ブロック3との嵌合部に
設けたガス連絡通路は、それぞれが組み合わされたとき
に形成される。
【0018】処理室1の底部には、上部に設けた放電ブ
ロック3の軸心と一致させて、被処理基板であるウエハ
10が配置される試料台8が絶縁材7を介して設けられ
る。試料台8には図示を省略した高周波電源が接続され
ており、バイアス電圧が印加可能になっている。試料台
8の中央部には、ウエハ10を試料台8上に配置する、
または試料台8から取り除く際に図示を省略した公知の
搬送手段、例えば、ロボットアームとの間でウエハ10
を遣り取りするためのウエハ押上81が設けてある。ウ
エハ押上81の下端には昇降駆動装置82が設けてあ
り、ウエハ押上81を昇降させる。昇降駆動装置82は
試料台8下部に連結して取り付けた支持部材83によっ
て固定支持される。さらに、支持部材83の下部には昇
降駆動装置84が設けてあり、試料台8を昇降させる。
昇降駆動装置84は処理室8下部に取り付けた支持部材
85によって固定支持される。試料台8内には、渦巻状
の冷媒流路86が形成してあり、冷媒流路86は配管を
介して支持部材85に設けた冷媒供給口87と冷媒回収
口88につながる。
【0019】上記のように構成されたマイクロ波プラズ
マエッチング装置では、公知の技術によりロードロック
室(図示省略)にウエハが導入され真空に保持された状
態で、昇降駆動装置19によって仕切弁18が下げら
れ、搬送アーム(図示省略)によって処理室1内へ搬入
される。このとき、試料台8は、昇降駆動装置84によ
って下げられている。また、ウエハ押上81も昇降駆動
装置82によって下げられている。試料台上部でウエハ
を載置した搬送アームが停止したら、昇降駆動装置82
によってウエハ押上81が上昇し、搬送アーム上からウ
エハ押上81上にウエハを受け取る。ウエハがウエハ押
上81上に移ったら、搬送アームは退避位置に戻り、そ
の後、仕切弁18が上げられ処理室1内部が密閉空間に
仕切られ、真空排気手段によって処理室1内が真空排気
される。
【0020】また、搬送アームが退避した後、ウエハ押
上81が下げられ、ウエハ10を試料台8上面に配置す
る。その後、試料台8は昇降駆動装置84によってプラ
ズマ処理されるのに必要な所定の位置まで上昇する。こ
の際、試料台8が上昇する途中で、処理室1のサポート
状に載置されたウエハ押え19に、上昇して来たウエハ
10の外周上面が当接し、そのままウエハ押え19を持
ち上げる。これにより、ウエハ10はウエハ押え19の
自重(またはバネ力を利用した押し付け)により試料台
8上面に支持される。なお、ウエハ10の試料台8上面
への支持は、ウエハ押えの他に静電吸着力を利用したも
のでも良い。また、試料台8の冷媒流路86には、冷媒
供給口87から冷却水等の冷却媒体が供給され、試料台
8が所定温度に維持されている。冷却媒体は、冷却する
試料台の温度によって使い分けられる。
【0021】処理ガス供給前の真空排気手段による処理
室1内の真空排気において、圧力検出器17によって所
定の圧力を検出したなら、バルブ16を閉じ処理室1内
雰囲気から圧力検出器17を隔離する。これにより、処
理ガスおよび処理中の反応生成物から圧力検出器17を
保護することができ、必要なときに常に正確な検出を行
うことができる。次に、ガス供給口21から処理ガスを
供給し、複数個均等に設けられたガス吹出口32から放
電ブロック3内に処理ガスを均一に導入しながら、隔膜
真空計(図示省略)によって処理室1内の圧力を検出
し、圧力制御バルブ12によって処理室1内を所定の圧
力に制御する。このとき、放電ブロック3内では、放電
ブロック3の上部で中心に向けて均等に処理ガスが導入
され、上部から下方に向けてテーパ状の放電ブロック3
内の空間で均一に拡散されながら排気されるので、生成
されるプラズマの均一性向上に効果を与えることができ
る。
【0022】処理室1内が処理のための所定の圧力にな
ったら、マイクロ波発振器6からマイクロ波を発振し、
円形導波管5およびマイクロ波導入窓4を介して、放電
ブロック3内にマイクロ波を導入する。この際、矩形導
波管52および矩形−円形変換導波管51を介して円形
導波管5内に導かれたマイクロ波は、拡大された円形導
波管5内の空間とマイクロ波チューニング板53とによ
って、インピーダンスの整合が行われ均一で強い電界が
形成され、マイクロ波導入窓4を介して放電ブロック3
内に導入される。なお、このとき放電ブロック3は、ヒ
ータ33によって加温され、図示省略した温度検出手段
(熱電対)により温度検出しながら制御装置34によっ
て所定温度で保持される。一方、ソレノイドコイル91
および92には制御装置93によってそれぞれ所定強度
の磁場が発生されるように電力が供給され、放電ブロッ
ク3内に平面状のECR(電子サイクロトロン共鳴)面
を形成するように磁場が発生される。放電ブロック3内
へのマイクロ波の導入と磁場の形成により、放電ブロッ
ク3内の処理ガスがECR作用を受けてプラズマ化され
る。このとき生成されるプラズマは、マイクロ波チュー
ニング板53の作用によって均一に強められた円形導波
管5からの電界によって、均一かつ高密度に生成され
る。マイクロ波チューニング板53は、円形導波管5内
のマイクロ波のインピーダンスの整合を行うのに最適な
形状に設定され、円形導波管5内のマイクロ波を均一に
し、効率良く放電ブロック3内へ導く。
【0023】放電ブロック3内に生成された均一かつ高
密度のプラズマによって、ウエハ10が均一性良くプラ
ズマ処理される。例えば、被エッチング材として、アル
ミニウム合金(この場合、Al−Si−Cu)をBCl
3+Cl2+CH22(流量比約6:7:1で200sc
cm)のエッチングガスを用いて、処理圧力を0.01
2Torrとし、マイクロ波電力を1000W(2.4
5GHz)として処理した場合、マイクロ波チューニン
グ板53を用いた場合、均一性が約4%となり、マイク
ロ波チューニング板53を使用しなかったときの均一性
約9%に対し、約倍の均一性向上を得ることができた。
なお、この場合は、試料台8に高周波電圧を印加しな
い、プラズマ中の活性種だけによる均一性についての評
価結果である。
【0024】また、このようにしてウエハ10をプラズ
マ処理するときに、ソレノイドコイル91,92への電
力供給量をそれぞれ制御してECR面のできる位置を、
ウエハ10に対して近付ける、または、遠ざけることに
より、ウエハ10へのプラズマ中のイオンの入射量が変
わり、これにより、処理時の低ダメージ処理,高速エッ
チング処理,選択エッチング等の処理を選択することが
できる。
【0025】さらに、ソレノイドコイル91,92によ
り形成する磁場を強磁場にしてマイクロ波の電界との共
鳴領域を平面状に拡大し、試料の処理時と試料のオ−バ
−エッチング時とで、試料の被処理面に対する平面状の
共鳴領域の平行間隔距離を変え、マイクロ波による電界
とソレノイドコイルによる磁場との作用によって発生さ
せるプラズマ位置を変化させることにより、例えば、試
料のエッチング処理の際は試料の被処理面に対してプラ
ズマ位置を遠ざけ、試料のエッチング処理時に発生しや
すい残渣を防止するとともに、試料のオ−バ−エッチン
グの際は試料の被処理面に対してプラズマ位置を近付
け、試料のオ−バ−エッチング時に下地材のエッチング
速度を抑えた被処理面のエッチングを可能にすることが
できる。
【0026】また、このようにしてウエハ10をプラズ
マ処理するときに、例えば、上記のような処理の場合、
反応生成物としてAlCl3が生成され、プラズマ生成
室である放電ブロック3の内壁面に付着しようとする
が、放電ブロック3をヒータ33によって、この場合、
約120℃に加温することにより、放電ブロック3の内
壁面に付着しようとした反応生成物は、昇温して気化す
るので、放電ブロック3の内壁面には付着せず排気され
る。これにより、プラズマ処理の経時変化を抑制するこ
とができる。このように、プラズマ処理中は、反応生成
物が気化する温度に放電ブロック3を加温する。
【0027】また、プラズマに晒される放電ブロック3
の内壁面には耐プラズマ材料としてアルミナ,ムライ
ト,石英等の保護部材、この場合、保護膜31が形成し
てあるので、この場合、アルミニウムで形成された放電
ブロック3が、アルミニウム合金でなる被処理材料と同
系であっても、被処理材料をエッチング処理するプラズ
マから放電ブロック3を保護することができる。
【0028】ウエハ10のエッチング処理はこのように
して行われ、処理が終了すると、エッチング用の処理ガ
スの供給、マイクロ波電力の供給、高周波電力の供給等
が停止され、試料台8を下降させて、ウエハの搬入時と
逆の工程によりウエハを搬出する。ウエハ搬出後は、エ
ッチング処理用の処理ガスに替え、例えば、O2または
2+SF6等のプラズマクリーニング用のガスを放電ブ
ロック3内に導入し、試料台8にウエハ10またはダミ
ーウエハ等を配置しないまま、試料台8への高周波電圧
の印加は行わずに、エッチング処理時と同様にしてプラ
ズマを発生させる。このプラズマクリーニングを10数
秒実施した後、前述と同様にして新たなウエハをエッチ
ング処理する。ウエハなしのこのプラズマクリーニング
は、ウエハの1枚処理毎に実施するのが一番効果的であ
るが、処理装置を制御する制御装置を、全体のスループ
ットと兼ね合わせて2枚毎または3枚毎とn枚毎に設定
できるようにしておき、処理装置が自動的にクリーニン
グするようにしておく。これにより、従来から行われて
いたダミーウエハを用いた長時間、例えば、30分程度
の本格的なプラズマクリーニングの処理サイクルを、例
えば、1ロット毎に行っていたものを4倍ないし10倍
以上に延ばせるとともに、さらに、例えば、1日掛かり
で1週間毎に行っていた処理装置内を大気開放してのウ
ェットクリーニングを2ないし3週間以上の処理サイク
ルにすることができ、大幅なスループット向上を図るこ
とができる。なお、基板なしのプラズマクリーニングで
も、処理時間が短いことおよび試料台8のウエハ配置面
にアルマイト加工等の保護加工を施すことにより、試料
台8に影響なく行うことができる。また、クリーニング
時には、ウエハ押上81の設けられた隙間に試料台8の
下方から上方に向けて不活性ガス、例えば、N2,He
等のプロセスに影響を与えないガスを流し、ウエハ押上
81の設けられた隙間に溜った埃を吹き飛ばすクリーニ
ングを行うと、さらにクリーニング効果があがる。ま
た、ソレノイドコイル91,92および制御装置93を
除いた場合及び他のプラズマを用いる処理装置の場合で
も、スループット向上に関しては同様にこれら上述の作
用効果が生じる。
【0029】また、放電ブロック3内の大気開放に当た
っては、放電ブロック3とベースフランジ2との間での
ガス流路の構成により、ガス配管等の接続,取外し作業
がなく、また、コイルケース9により一体に構成された
放電ブロック3,ソレノイドコイル91および92を一
体でベースフランジ2から取り外すことができ、クリー
ニング作業の準備および点検,補修作業を容易にするこ
とができる。
【0030】さらに、真空排気手段のターボ分子ポンプ
13等の高真空ポンプとロータリーポンプ等の補助ポン
プとの間のバルブを加温可能なホットバルブとすること
により、高真空ポンプの排出側で圧力が高くなり反応性
生物等が付着しやすくなるのを防止でき、真空排気手段
の信頼性を向上させることができる。
【0031】次に、本発明の他の実施例を図2及び図3
により説明する。図2において、図1と同一符号は同一
部材を示し、説明を省略する。本実施例では、導波管5
Aの底面に設けたスロットアンテナ41は、円形TE01
モ−ドを放射する様に、図3に示すように共振器の中心
軸に対し放射状に配置されている。この場合、複数のス
ロットアンテナ41から放射された各々のマイクロ波
は、一定距離を有する導波管5B内を伝播した後、全体
として、円形TE01モ−ドのマイクロ波を形成するよう
になる。このように、スロットアンテナ41から放射さ
れたマイクロ波が放電管3A内の全体で、すなわち、平
面内で特定のマイクロ波モ−ドを形成するように、スロ
ットアンテナとマイクロ波が透過する石英窓4との間
に、スロットアンテナから放射されたマイクロ波が特定
のマイクロ波モ−ドに広がるための空間が必要であり、
この空間が導波管5Bで形成される。導波管5A及びス
ロットアンテナ41は、任意のモ−ドマイクロ波の安定
な生成に有効で、これにより放電管3A内での安定なプ
ラズマの生成に効果がある。さらに、石英窓4スロット
アンテナ41との間隔を最適化することにより、均一で
高密度なプラズマを生成することが可能であるという効
果がある。しかも導波管5A及びスロットアンテナ41
の形状を軸対象な円形TE01モ−ドのマイクロ波を放射
するように設定し、円形TE01モ−ドのマイクロ波を放
電管3A内に導入することにより、均一なプラズマの生
成が可能になるという効果がある。また、スロットアン
テナ形状を変えることにより、他モ−ドを処理室内に導
入でき、プラズマ密度を変えることにより、被処理材料
に最適なプラズマを供給できる効果がある。
【0032】このように、本実施例によれば、種々の作
用・効果があり、均一かつ高密度プラズマの生成により
ウエハのプラズマ処理における均一性等の処理性能をさ
らに向上させることができ、また、被処理材料に関係な
く処理性能の良いプラズマ処理が行え、さらに、処理性
能の良い状態で安定したプラズマ処理を継続して行うこ
とができる。
【0033】なお、本実施例では、Al合金のエッチン
グ処理を例に説明したが、被エッチング材の対象として
はこれに限られるものでなく、メタル,ゲート,酸化膜
等種々の被エッチング材料に対して適用できる。また、
エッチング処理だけでなく、成膜処理等他のプラズマ処
理に適用しても良いことはいうまでもない。
【0034】また、図1でソレノイドコイル91,92
および制御装置93を除いた場合でも、均一性に関して
は本実施例と同様の作用が生じ、処理の均一性の向上を
図れる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、高密度で均一なプラズ
マを得られることから処理性能をさらに向上させること
ができ、また、被処理材の材質に関係なく処理性能の良
いプラズマ処理が行え、さらに、処理性能の良い状態を
継続させ安定したプラズマ処理を行うことができるとい
うそれぞれの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるマイクロ波プラズマ処
理装置を示す縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施例であるマイクロ波プラズマ
処理装置を示す縦断面図である。
【図3】図2におけるスロットアンテナの平面図であ
る。
【符号の説明】
1…処理室、3…放電ブロック、4…マイクロ波導入
窓、5…円形導波管、8…試料台、10…ウエハ、13
…ターボ分子ポンプ、31…保護膜、33…ヒータ、5
3…マイクロ波チューニング板、91,92…ソレノイ
ドコイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/3065 21/31 C (72)発明者 金清 任光 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 川原 博宣 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 工藤 勝義 山口県下松市大字東豊井794番地 日立笠 戸エンジニアリング株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理基板が配置される試料台と、前記試
    料台を内部に有し前記試料台の前記被処理基板配置面に
    対向して開口部を有する処理室と、前記処理室の前記開
    口部外側に取り付けられ非磁性導電材料でなる中空円筒
    で前記試料台方向に対しテーパ状に拡大した内面を有す
    る放電ブロックと、前記放電ブロックの他端開口部にマ
    イクロ波導入窓を介して接続した円形導波管と、前記円
    形導波管内に設けられマイクロ波のチューニングを行う
    チューニング手段と、前記放電ブロックの外側に設けら
    れたソレノイドコイルと、前記放電ブロック内に処理ガ
    スを供給するガス供給手段と、前記処理室内を所定圧力
    に減圧排気する真空排気手段とを具備することを特徴と
    するマイクロ波プラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の前記ガス供給手段は、ガス
    供給口を前記放電ブロックのマイクロ波進行方向に対し
    て前部に設けられ、前記放電ブロックの内周面に複数の
    前記ガス吹出口を均等に配置されることを特徴とするマ
    イクロ波プラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】被処理基板が配置される試料台と、前記試
    料台を内部に有し前記試料台の前記被処理基板配置面に
    対向して開口部を有する処理室と、前記処理室の前記開
    口部外側に取り付けられ非磁性導電材料でなる中空円筒
    で前記試料台方向に対しテーパ状に拡大した内面を有す
    る放電ブロックと、前記放電ブロックの他端開口部にマ
    イクロ波導入窓を介して接続した円形導波管と、前記円
    形導波管内に設けられマイクロ波のチューニングを行う
    チューニング手段と、前記放電ブロックの外側に設けら
    れたソレノイドコイルと、前記放電ブロック内に処理ガ
    スを供給するガス供給手段と、前記処理室内を所定圧力
    に減圧排気する真空排気手段とを具備し、前記放電ブロ
    ックの内壁面に保護部材を形成したことを特徴とするマ
    イクロ波プラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の前記保護部材が耐プラズマ
    材料であることを特徴とするマイクロ波プラズマ処理装
    置。
  5. 【請求項5】被処理基板が配置される試料台と、前記試
    料台を内部に有し前記試料台の前記被処理基板配置面に
    対向して開口部を有する処理室と、前記処理室の前記開
    口部外側に取り付けられ非磁性導電材料でなる中空円筒
    で前記試料台方向に対しテーパ状に拡大した内面を有す
    る放電ブロックと、前記放電ブロックの他端開口部にマ
    イクロ波導入窓を介して接続した円形導波管と、前記円
    形導波管内に設けられマイクロ波のチューニングを行う
    チューニング手段と、前記放電ブロックの外側に設けら
    れたソレノイドコイルと、前記放電ブロック内に処理ガ
    スを供給するガス供給手段と、前記処理室内を所定圧力
    に減圧排気する真空排気手段とを具備し、前記放電ブロ
    ックに温度調整可能な加熱器を取付けたことを特徴とす
    るマイクロ波プラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のマイクロ波プラズマ処理装
    置において、前記放電ブロック部にガスによる冷却機構
    を設けたことを特徴とするマイクロ波プラズマ処理装
    置。
  7. 【請求項7】請求項5記載のマイクロ波プラズマ処理装
    置において、前記円形導波管が取り付けられた前記放電
    ブロックと前記ソレノイドコイルとを連結して支持し、
    前記放電ブロックの大気開放時に同時に上昇可能に構成
    したことを特徴とするマイクロ波プラズマ処理装置。
  8. 【請求項8】請求項5記載のマイクロ波プラズマ処理装
    置において、前記処理室内圧力を測定する圧力検出器を
    隔離バルブを介して設けたことを特徴とするマイクロ波
    プラズマ処理装置。
  9. 【請求項9】請求項5記載のマイクロ波プラズマ処理装
    置において、前記真空排気手段は高真空ポンプとバック
    アップポンプとを直列に接続して有し、前記高真空ポン
    プと前記バックアップポンプとの間にホットバルブを有
    することを特徴とするマイクロ波プラズマ処理装置。
  10. 【請求項10】請求項1及び請求項3及び請求項5記載
    の前記チュ−ニング手段は、円形導波管内にスロットア
    ンテナ及びマイクロ波チュ−ニング板を設けたことを特
    徴とするマイクロ波プラズマ処理装置。
  11. 【請求項11】プラズマ発生室を所定の温度で一定に保
    持したまま、被処理基板をプラズマ処理し、前記被処理
    基板がプラズマ処理され処理室から搬出された後、試料
    台に前記被処理基板を配置しないまま前記処理室内をプ
    ラズマクリーニングし、前記プラズマクリーニングが終
    了して新たな被処理基板を前記処理室に搬入し、前記新
    たな被処理基板を処理することを特徴とするマイクロ波
    プラズマ処理方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載のマイクロ波プラズマ処
    理方法において、前記プラズマクリ−ニングのサイクル
    を前記被処理基板のn枚(n=1,・・・n)おきに選択し実施す
    ることを特徴とするマイクロ波プラズマ処理方法。
  13. 【請求項13】請求項11記載のマイクロ波プラズマ処
    理方法において、所定回数の前記プラズマ処理が終了し
    た後、前記プラズマ発生室を冷却し大気開放してクリー
    ニングすることを特徴とするマイクロ波プラズマ処理方
    法。
  14. 【請求項14】請求項13記載のマイクロ波プラズマ処
    理方法において、前記大気開放クリーニングの際に、試
    料台中央部のウエハ押上が設けられた隙間にクリーニン
    グ用不活性ガスを流すことを特徴とするマイクロ波プラ
    ズマ処理方法。
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