JPH08138388A - 半導体装置の電源切り換え回路 - Google Patents

半導体装置の電源切り換え回路

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JPH08138388A
JPH08138388A JP27108594A JP27108594A JPH08138388A JP H08138388 A JPH08138388 A JP H08138388A JP 27108594 A JP27108594 A JP 27108594A JP 27108594 A JP27108594 A JP 27108594A JP H08138388 A JPH08138388 A JP H08138388A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的少ない回路素子数で、電源電位に依存
せず安定動作する半導体装置の電源切り換え回路を提供
する。 【構成】 各電源電位V(I)は、直列接続されたPチ
ャネルエンハンスメント型トランジスタ132(2I−
1),132(2I)を介して出力36に接続されてお
り、出力対象となる電源電位V(I)のトランジスタ1
32(2I−1),132(2I)の入力35(2I−
1),35(2I)には接地電位が供給され、他の電源
電位V(K)のトランジスタ132(2K−1),13
2(2K)のうち、電源電位側のトランジスタ132
(2K−1)の入力35(2K−1)には電源電位V
(K)が供給されるとともに、出力36側のトランジス
タ132(2K)の入力35(2K)に出力36の電位
が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の電源切り
換え回路に関し、特に、半導体装置内に配設され、装置
内の所定の回路に対し出力線を介して複数の電源電位の
うちのいずれかを切り換え出力する半導体装置の電源切
り換え回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、フラッシュROMなどの半導体
装置では、書き込み、消去あるいは読出しの各動作に応
じた複数の電源電位を用いて動作するものとなってい
る。図5は、一般的なNOR型フラッシュメモリのメモ
リセルを示す回路図、図6はメモリセルの断面図であ
り、図5,6において、100はメモリセル、11はワ
ード線、12はビット線、13はソース線、14は制御
ゲート、15は浮遊ゲート、16はドレイン、17はソ
ース、18は基板、101,102は絶縁膜である。
【0003】次に、図5,6を用いて、NOR型フラッ
シュメモリの動作原理について説明する。まず、書き込
み時には、制御ゲート14の電位を12V、ドレイン1
6の電位を7V、ソース17の電位を0V、基板18の
電位を0Vに設定する。これにより、ドレイン16とソ
ース17との間の電界により加速されて発生したホット
エレクトロンは、制御ゲート14と基板18との間の電
界により浮遊ゲート15に注入される。その結果、メモ
リセル100のしきい値電圧は5V以上に設定される。
【0004】消去時には、制御ゲート14の電位を0
V、ソース17の電位を12V、基板18の電位を0
V、ドレイン16を浮遊状態に設定する。これにより、
浮遊ゲート15中に存在するホットエレクトロンは、制
御ゲート14とソース17との間の電界によりソース1
7側に引き抜かれ、その結果、メモリセル100のしき
い値電圧は5V未満に設定される。また読み出し時に
は、制御ゲート14の電位を5V、ドレイン16の電位
を1V、ソース17の電位を0V、基板18の電位を0
Vに設定し、メモリセル100に電流が流れるか否かに
よりデータ「0」,「1」を判断する。すなわちメモリ
セル100のしきい値電圧が高い方がデータ「0」のセ
ル、メモリセルのしきい値電圧の低い方がデータ「1」
のセルとなる。
【0005】図7は、NOR型フラッシュメモリのメモ
リセルアレイ部の構成を示すブロック図であり、同図に
おいて、103はXデコーダ回路、104はYデコーダ
回路、105はソース線電位供給回路、106はセンス
アンプ回路、19はセンスアンプ回路の入出力、107
は書き込み回路、20は書き込み回路の出力である。書
き込み時には、Xデコーダ回路103の電源電位は12
Vに設定され、Xデコーダ回路103により、選択ワー
ド線11aの電位のみが12Vとなり、他のワード線1
1b,11cの電位は0Vとなる。また書き込み回路1
07の出力20の電位は7Vに設定され、Yデコーダ回
路104により、選択ビット線12aのみが書き込み回
路107の出力20と接続され、その電位は7Vとな
る。
【0006】さらに、ソース線電位供給回路105によ
り、ソース線の電位は0Vに設定され、これにより、選
択メモリセル100aへの書き込みが行われるものとな
る。また消去時には、Xデコーダ回路103は活性化さ
れず、ワード線11a〜11cの電位は全て0Vに設定
され、さらにソース線電位供給回路105により、ソー
ス線13の電位は12Vに設定される。これにより、ソ
ース線13に共通に接続されたソース17を有する全て
のメモリセル100a〜100iが消去される。
【0007】読み出し時には、Xデコーダ回路103の
電源電位は5Vに設定され、Xデコーダ回路103によ
り、選択ワード線11aの電位のみが5Vとなり、他の
ワード線11b,11cの電位は0Vとなる。また、セ
ンスアンプ回路106の入出力19の電位は1Vに設定
され、Yデコーダ回路104により、選択ビット線12
aのみがセンスアンプ回路106の入出力19と接続さ
れ、その電位は1Vとなる。さらに、ソース線電位供給
回路105により、ソース線の電位は0Vに設定され、
これにより、選択メモリセル100aの読み出しが行わ
れ、メモリセル100aに電流が流れるか否かで、セン
スアンプ回路106によりデータ「0」,「1」が判断
される。
【0008】このように、NOR型フラッシュメモリの
場合、Xデコーダ回路103の電源電位は、読み出し時
と書き込み時とで設定が異なるものとなり、特に書き込
み時にXデコーダ回路103の電源電位を12Vに設定
するため、通常、読み出し用電源とは別に書き込み用電
源をメモリ装置外部から供給するとともに、メモリ装置
内部に電源切り換え回路を設もうけて、読み出し時には
読み出し用電源電位VCC(5V)、書き込み時には書き
込み用電源電位VPP(12V)をXデコーダ回路103
の電源電位として出力するものとなっている。
【0009】図8に、従来の電源切り換え回路を示すブ
ロック図、また図9は、図8の各部における信号を示す
タイミングチャートである。図8,9において、21は
書き込み用電源電位VPP供給線、22は読み出し用電源
電位VCC供給線、23は電源切り換え回路の入力、24
は昇圧電位発生回路の出力、25は電源切り換え回路の
出力、108は昇圧電位発生回路、109はNチャネル
エンハンスメント型のトランジスタ、110はNチャネ
ルディプリーション型のトランジスタである。
【0010】T1 は、電源切り換え回路の入力23が
「H」レベル(=5V)の期間を示しており、この場
合、昇圧電位発生回路108は活性化されず、その出力
24は「L」レベル(=0V)に設定され、その結果、
0Vがゲートに入力されるトランジスタ109は非導通
となる。また、トランジスタ110は、ゲートに5Vが
供給されているため、そのしきい値電圧は、ソースの電
位が5Vの場合に0V未満に設定され、このときトラン
ジスタ110は完全に導通し、電源切り換え回路の出力
25の電位はVCC(=5V)になる。
【0011】一方、T2 は、電源切り換え回路の入力2
3が「L」レベル(=0V)の期間を示しており、この
場合、昇圧電位発生回路108が活性化され、ソースの
電位が12Vの場合のトランジスタ109のしきい値電
圧をVTN1 とすると、昇圧電位発生回路108の出力2
4の電位は12+VTN1 よりも大きく設定されるので、
このときトランジスタ109は完全に導通し、電源切り
換え回路の出力25の電位はVPP(=12V)になる。
また、0Vがゲートに入力されるトランジスタ110の
しきい値電圧は、ソースの電位が12Vの場合、0Vよ
りも大きく設定されているので、このときトランジスタ
110は非導通となり、書き込み用電源電位VPP供給線
21から読み出し用電源電位VCC供給線22への電流経
路が遮断される。
【0012】図10は、図8の昇圧電位発生回路108
の具体例を示す回路図であり、同図において、21は書
き込み用電源電位VPP供給線、23は昇圧電位発生回路
の入力、/23は入力23の相補(反転)信号、24は
昇圧電位発生回路の出力、26はレベル変換回路の出
力、27は昇圧パルス、/27は昇圧パルス27の相補
信号、28は接地電位供給線、111はレベル変換回
路、112は発振回路、121は、Nチャネルエンハン
スメント型のトランジスタ113,115,117、キ
ャパシタ114,116からなるチャージポンプ回路、
122は、Nチャネルエンハンスメントの型トランジス
タ118,119,120からなる電位制限回路であ
る。
【0013】まず、電源切り換え回路の入力23が
「H」レベル(=5V)のとき、レベル変換回路の出力
26、昇圧パルス27,/27は共に「L」レベル(=
0V)に設定される。このとき、チャージポンプ回路1
21は活性化されない。また、トランジスタ120のゲ
ートには「H」レベル(=5V)が入力され、これによ
り、トランジスタ120が導通し、昇圧電位発生回路の
出力24は「L」レベル(=0V)となる。
【0014】一方、電源切り換え回路の入力23が
「L」レベル(=0V)のとき、レベル変換回路111
の出力信号26の電位はVPP(=12V)となる。また
このとき発振回路112は、振幅12Vの昇圧パルス2
7,/27を出力する。この結果、チャージポンプ回路
121が活性化されるので、昇圧電位が出力24に発生
し、トランジスタ118,119のしきい値電圧をVTN
2 ,VTN3 とすると、昇圧電位は電位制限回路122に
より、VPP+VTN2 +VTN3 =17Vに制限される。
【0015】また、図11は、従来の電源切り換え回路
の他の例を示すブロック図であり、同図において、12
3はブートストラップ回路である。電源切り換え回路の
入力23が「H」レベル(=5V)の場合、前述(図8
参照)と同様、Nチャネルディプリーション型トランジ
スタ110が完全に導通し、出力25の電位はVCC(=
5V)となる。一方、電源切り換え回路の入力23が
「L」レベル(=0V)の場合、前述とは異なり、ブー
トストラップ回路123が活性化されることにより出力
25の電位がVPP(=12V)となる。
【0016】図12は、従来のブートストラップ回路1
23の具体例を示す回路図、図13は、図12における
各部の信号を示すタイミングチャートである(例えば、
IEEEJournal of Solid/State Circuits,Vol.27,No.4,Ap
ril 1992,P.583 など)。図12,13において、21
は書き込み用電源電位VPP供給線、29,30,31は
ブートストラップ回路制御信号、32,33はブートス
トラップ回路の内部接続点、124は制御信号発生回
路、125,126,127,129,130,131
はNチャネルエンハンスメント型のトランジスタ、12
8はキャパシタである。
【0017】T3 は、電源切り換え回路の入力23が
「H」レベル(=5V)の期間を示しており、この場
合、ブートストラップ回路制御信号29,30,31
は、それぞれ「L」レベル(=0V)、「H」レベル
(=5V)、「H」レベル(=5V)となる。これによ
り、トランジスタ129,131が導通しないので、ブ
ートストラップ回路の出力25の電位は浮遊電位とな
る。また、T4 ,T5 は、電源切り換え回路の入力23
が「L」レベル(=0V)の期間を示しており、特に期
間T4 では、ブートストラップ回路制御信号29,3
0,31はそれぞれ「H」レベル(=5V)、「H」レ
ベル(=5V)、「L」レベル(=0V)となる。
【0018】このとき、トランジスタ125,126が
導通するので、内部接続点32の電位は、この2つのト
ランジスタの抵抗分割電位(=4V)となる。また、ト
ランジスタ127は導通、トランジスタ130は非導通
なので、トランジスタ127のしきい値電圧をVTN4 と
すると内部接続点33の電位は、VPP/VTN4 =9Vと
なる。さらに、トランジスタ131が導通するので、ト
ランジスタ131のしきい値電圧をVTN5 とするとブー
トストラップ回路の出力25の電位は、VPP/VTN5 =
9Vとなる。
【0019】その後の期間T5 において、ブートストラ
ップ回路制御信号30が「H」レベル(=5V)から
「L」レベル(=0V)へと変化し、このとき、トラン
ジスタ126が非導通となるので、内部接続点32の電
位が上昇する。容量結合により内部接続点33の電位も
上昇する。ここで、トランジスタ125を経由する正の
フィードバックがかかるので、最終的に内部接続点32
の電位は12V、内部接続点33の電位は17Vまで上
昇する。以上の結果、トランジスタ129が完全に導通
するので、ブートストラップ回路の出力25の電位は1
2Vとなる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な従来の半導体装置の電源切り換え回路では、次のよう
な問題点があった。 1:トランジスタの耐圧について 書き込み用電源電位VPPを電源切り換え回路の出力とし
て供給する場合、VPPよりも高い昇圧電位を発生する必
要がある。昇圧電位を17Vとすると、前者(図10)
の場合には、トランジスタ120のドレインには17V
の電圧が印加され、また後者(図12)の場合には、ト
ランジスタ130のドレインに17Vの電圧が印加され
るものとなり、これらトランジスタが高耐圧でなければ
ならず、プロセスの微細化に伴うトランジスタサイズの
縮小を制限するという問題点があった。
【0021】2:回路オーバヘッドについて 書き込み用電源電位VPPを電源切り換え回路の出力とし
て供給するためには、前者では昇圧電位発生回路10
8、後者ではブートストラップ回路123が必要であ
り、どちらの回路も素子数が多く、その制御は複雑であ
る。また、読み出し用電源、書き込み用電源以外の電源
を必要とする場合には、さらに回路構成が複雑となると
いう問題点があった。 3:書き込み用電源電位VPPが低下した場合への対応に
ついて 電源電位の変動に対する動作試験として、フラッシュメ
モリでは、書き込み用電源電位VPPを3V程度に設定し
て、書き込み用電源電位VPPを電源切り換え回路の出力
としてワード線に供給する場合がある。
【0022】この場合、前者によれば、電源切り換え回
路の入力23は「L」レベル(=0V)に設定され、ト
ランジスタ110のゲートには0Vが入力される。ここ
で、書き込み用電源電位VPPが12Vの場合、非導通の
トランジスタ110は、VPPが3Vの場合に導通するも
のとなり、これにより、書き込み用電源電位VPP供給線
21から読み出し用電源電位VCC供給線22への電流経
路が遮断されなくなり、電源電位が変動した場合、電源
切り換え回路の動作が保証できないという問題点がっ
た。
【0023】さらに、前者によれば、昇圧電位発生回路
108内のチャージポンプ回路121が、書き込み用電
源を電源としてその電位VPPの振幅を有する昇圧パルス
を発生させるものとなっているため、書き込み用電源電
位VPPが3V程度まで低下した場合には、チャージポン
プ回路121の昇圧比が悪化してしまい、必要な昇圧電
位が得られず、電源切り換え回路の出力として書き込み
用電源電位VPPを供給できなくなるという問題点があっ
た。また、後者によれば、書き込み用電源電位VPPを電
源切り換え回路の出力として供給する場合、ブートスト
ラップ回路123内の内部接続点33の電位が、容量結
合により昇圧電位(=17V)まで上昇するものとな
る。
【0024】したがって、トランジスタ130のリーク
電流などにより内部接続点33の電位が下がった場合に
は、その電位を補償する電流経路が存在しないため、内
部接続点33の電位は下がったままとなり、その結果、
電源切り換え回路の出力25の電位も低下してしまう。
一般にブートストラップ回路は読み出し動作時に用いら
れるが、後者のように書き込み動作時に用いた場合、そ
の時間は読み出し時間に比べて長いため、リーク電流な
どにより出力電位が変動し安定性に欠けるという問題点
があった。本発明はこのような課題を解決するためのも
のであり、比較的少ない回路素子数で、電源電位に依存
せず安定動作する半導体装置の電源切り換え回路を提供
することを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による半導体装置の電源切り換え回路
は、各電源電位と出力線との間に直列接続されたPチャ
ネルエンハンスメント型の第1および第2のトランジス
タをそれぞれ備え、第1のトランジスタは、ソース端子
および基板電位が対応する電源電位に接続され、第2の
トランジスタは、ドレイン端子および基板電位が出力線
に接続されるとともに、ソース端子が第1のトランジス
タのドレイン端子に接続され、出力対象となる電源電位
に対応する第1および第2のトランジスタのゲート端子
に出力線の電位より第1および第2のトランジスタのし
きい値分以上低い所定の電位を供給し、他の電源電位に
対応する第1のトランジスタのゲート端子にそれぞれ対
応する電源電位を供給するとともに、他の電源電位に対
応する第2のトランジスタのゲート端子に出力線の電位
を供給するようにしたものである。
【0026】また、各電源電位のうち、常時最も低い電
位が供給されている最低電源電位と出力線との間に、ソ
ース端子が電源電圧に接続されるとともにドレイン端子
および基板電位が出力線に接続されたPチャネルエンハ
ンスメント型の第3のトランジスタを備え、出力対象が
最低電源電位である場合には、第3のトランジスタのゲ
ート端子に出力線の電位より第3のトランジスタのしき
い値分以上低い所定の電位を供給し、他の電源電位に対
応する第1のトランジスタのゲート端子にそれぞれ対応
する電源電位を供給するとともに、他の電源電位に対応
する第2のトランジスタのゲート端子に出力線の電位を
供給し、出力対象となる電源電位が最低電源電位以外の
電源電位である場合には、第3のトランジスタのゲート
端子に出力線の電位を供給し、出力対象となる電源電位
に対応する第1および第2のトランジスタのゲート端子
に出力線の電位より第1および第2のトランジスタのし
きい値分以上低い所定の電位を供給し、他の電源電位に
対応する第1のトランジスタのゲート端子にそれぞれ対
応する電源電位を供給するとともに、他の電源電位に対
応する第2のトランジスタのゲート端子に出力線の電位
を供給するようにしたものである。
【0027】さらに、所定の電位を接地電位としたもの
である。さらにまた、Nを2としたものである。また、
各電源電位と出力線とを動作電源として、第1のトラン
ジスタのゲート端子に対して各電源電位または出力線の
電位を出力する第1の論理ゲートと、出力線と所定の電
位とを動作電源として、第2のトランジスタのゲート端
子に対して出力線の電位または所定の電位を出力する第
2の論理ゲートとを備えるものである。また、出力線と
所定の電位とを動作電源として、第3のトランジスタの
ゲート端子に対して出力線の電位または所定の電位を出
力する第3の論理ゲートとを備えるものである。
【0028】
【作用】したがって、出力対象となる電源電位に対応す
る第1および第2のトランジスタのゲート端子には出力
線の電位より第1および第2のトランジスタのしきい値
分以上低い所定の電位が供給されて導通状態となり、他
の電源電位に対応する第1のトランジスタのゲート端子
にはそれぞれ対応する電源電位が供給されるとともに、
他の電源電位に対応する第2のトランジスタのゲート端
子には出力線の電位が供給されてそれぞれ遮断状態とな
り、出力対象となった電源電位が出力線に出力される。
【0029】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例である半導体装置の電源切
り換え回路の回路図であり、(a)は基本となる回路、
(b)は電源電圧V(I)を出力する場合の回路を示し
ている。図1において、34(1),34(2)〜34
(N)は各種の電圧値からなる電源電位V(1),V
(2)〜V(N)をそれぞれ個別に供給する電源供給
線、35(1),35(2),35(3),35(4)
〜35(2N−3),35(2N−2),35(2N−
1)は2N−1個の電源切り換え回路の入力、36は電
源切り換え回路の出力(出力線)である。
【0030】132(1),132(2),132
(3),132(4)〜132(2N−3),132
(2N−2),132(2N−1)はPチャネルエンハ
ンスメント型のトランジスタである。電源供給線34
(1)と出力36との間には、トランジスタ132
(1),132(2)が直列に接続されており、特にト
ランジスタ132(1)のソース端子および基板電位が
電源供給線34(1)に、トランジスタ132(2)の
ドレイン端子および基板電位が出力36にそれぞれ接続
され、トランジスタ132(1)のソース端子とトラン
ジスタ132(2)のドレイン端子とが接続されてい
る。
【0031】さらに、電源供給線34(2)〜34(N
−1)と出力36との間にも、これと同様にトランジス
タ132(3)〜132(2N−3)と132(4)〜
132(2N−2)とが直列に接続されている。また、
常に出力36の電位以下となる電位V(N)、すなわち
常時最も低い最低電源電位V(N)が供給されている電
源供給線34(N)と出力36との間には、トランジス
タ132(2N−1)が接続されており、そのソース端
子が電源供給線34(N)に、またドレイン端子および
基板電位が出力36に接続されている。
【0032】次に、図1を参照して、本発明の動作とし
て任意の電源電位V(I)を出力する場合について説明
する。電源電位V(I)を出力36に出力する場合に
は、図1(b)の回路図のように、出力の対象以外の電
源電位と出力36との間に接続されているトランジスタ
132(1),132(3)〜132(2N−3)の入
力35(1),35(3)〜35(2N−3)をそれぞ
れ対応する電源電位に接続し、トランジスタ132
(2),132(4)〜132(2N−2)の入力35
(2),35(4)〜35(2N−2)をそれぞれ出力
36に接続する。
【0033】さらに、出力の対象となる電源電位V
(I)と出力36との間に接続されているトランジスタ
132(2I−1),132(2I)の入力35(2I
−1),35(2I)を、それぞれ出力36の電位に比
較して各トランジスタのしきい値電圧分以上低い電位、
例えば接地電位に接続する。これにより、トランジスタ
132(2I−1),132(2I)のゲート電位が、
それぞれのドレイン電位より低くなり、これらトランジ
スタ132(2I−1),132(2I)が導通して、
電源電位V(I)が出力36に供給されるものとなる。
【0034】また、他のトランジスタのゲート電位が、
それぞれのソース電位と等しくなるため、各トランジス
タが非導通となって、他の電源電位と出力36とが遮断
される。特に、出力36の電位に比較して高い電位の電
源電位については、トランジスタ132(1),132
(3)〜132(2N−3)のゲート電位が各電源電位
と等しくなって非導通となり、一方、出力36の電位に
比較して低い電位の電源電位については、トランジスタ
132(2),132(4)〜132(2N−2)のゲ
ート電位が出力36の電位と等しくなって非導通とな
り、いずれの場合にも、他の電源電位と出力36とが遮
断されるものとなる。
【0035】また、常に出力36の電位以下となる最低
電源電位V(N)を供給する場合には、トランジスタ1
32(2N−1)の入力35(2N−1)を接地電位に
接続するとともに、他のトランジスタの入力を前述と同
様に対応する電源電位または出力36の電位に接続す
る。これにより、他の電源電位と出力36とが遮断さ
れ、最低電源電位V(N)だけが出力36に供給される
ものとなる。
【0036】図2は、図1の電源切り換え回路の入力−
出力の組合せを示す説明図であり、同図において、Iは
1から(N−1)までの任意の整数である。今、JをI
以外の1から(N−1)までの全ての整数とすると、入
力35(2I−1),35(2I)の電位を共に接地電
位(=0)に設定するとともに、入力35(2J−1)
の電位をJ番目の電源電位V(J)に設定し、また入力
35(2J)の電位を出力36の電位に、さらに入力3
5(2N−1)の電位を出力36の電位に設定すること
により、トランジスタ132(2I−1),132(2
I)のみが導通し、電源切り換え回路の出力にはI番目
の電源電位V(I)が供給される。
【0037】また、最低電源電位V(N)を供給する場
合には、Kを1から(N−1)までの全ての整数とする
と、入力35(2K−1)の電位をK番目の電源電位V
(K)に、また入力35(2K)の電位を出力36の電
位に設定するとともに、入力35(2N−1)の電位を
接地電位に設定することにより、トランジスタ132
(2N−1)のみが導通し、電源切り換え回路の出力3
6にはN番目の電源電位V(N)が供給される。
【0038】このように、各電源電位V(1)〜V(N
−1)と出力36との間に、一方のトランジスタのドレ
イン端子と他方のトランジスタのソース端子とが接続さ
れた2つのPチャネルエンハンスメント型トランジスタ
を直列に接続し、出力の対象となる電源電位V(I)に
対応する両トランジスタのゲート端子を出力36よりし
きい値電圧分以上低い電圧、例えば接地電位を供給し、
電源供給線に接続されている他のトランジスタのゲート
端子にそれぞれの電源電位を供給するとともに、出力3
6に接続されている他のトランジスタのゲート端子にそ
れぞれ出力36の電位を供給するようにしたので、比較
的少ない回路素子数で、電源電位に依存せず安定して各
種電源電圧を出力するものとなる。
【0039】また、特に各種電源電圧のうち常に最も低
い電位となる最低電源電位V(N)と出力36との間
に、Pチャネルエンハンスメント型トランジスタを接続
し、このトランジスタのゲート端子に出力36の電位よ
りしきい値電圧分以上低い電圧、例えば接地電位を供給
し、電源供給線に接続されている他のトランジスタのゲ
ート端子にそれぞれの電源電位を供給するとともに、出
力36に接続されている他のトランジスタのゲート端子
にそれぞれ出力36の電位を供給するようにしたので、
より少ない回路素子数で、電源電位に依存せず安定して
各種電源電圧を出力するものとなる。
【0040】なお、図3は、各トランジスタのゲート端
子に任意の電位を供給するための制御回路であり、同図
(a)において、133(2I−1)は電源供給線34
(I)側に接続されているトランジスタ132(2I−
1)のゲート端子に入力35(2I−1)を供給するイ
ンバータ、133(2I)は出力36側に接続されてい
るトランジスタ132(2I)のゲート端子に入力35
(2I)を供給するインバータ、37(I)は電源電位
V(I)が選択出力される場合に「H」レベル(=5
V)となり、他の電源電位が選択出力される場合に
「L」レベル(=0V)となる制御信号である。
【0041】特に、インバータ133(2I−1)は、
トランジスタ132(2I−1)の電源電位V(I)と
トランジスタ132(2I−1)のソース電位よりしき
い値電圧分以上低い電位、例えば接地電位とを動作電源
として、制御信号37(I)の「L」レベルに応じて電
源電位V(I)を出力し、「H」レベルに応じて接地電
位を出力する電圧変換回路であり、また、インバータ1
33(2I)は、出力36の電位とトランジスタ132
(2I)のソース電位よりしきい値電圧分以上低い電
位、例えば接地電位とを動作電源として、制御信号37
(I)の「L」レベルに応じて出力36の電位を出力
し、「H」レベルに応じて接地電位を出力する電圧変換
回路である。
【0042】また、図3(b)は、最低電源電位V
(N)の場合を示しており、133(2N−1)はトラ
ンジスタ132(2N−1)のゲート端子に入力35
(2N−1)を供給するインバータ、37(N)は電源
電位V(N)が選択出力される場合に「H」レベルとな
り、他の電源電位が選択出力される場合に「L」レベル
となる制御信号であり、特に、インバータ133(2
N)は、出力36の電位とトランジスタ132(2N−
1)のソース電位よりしきい値電圧分以上低い電位、例
えば接地電位とを動作電源として、制御信号37(N)
の「L」レベルに応じて出力36の電位を出力し、
「H」レベルに応じて接地電位を出力する電圧変換回路
である。
【0043】このように、図1の各電源電圧V(I)と
出力36との間にそれぞれ接続されている1対のトラン
ジスタに対応して、図3に示すような、インバータ13
3(2I−1)および133(2I)を設けて、選択出
力すべき電源電位に対応する制御信号37(I)を
「H」レベルとし、他を「L」レベルとすることによ
り、ゲート端子へ供給すべき電位がそれぞれ異なる各ト
ランジスタに対して、それぞれ個別の電位を供給するこ
とができる。なお、前述の133(2I−1),133
(2I)は、インバータ(NOT)に限定されるもので
はなく、例えばバッファ,NAND,NORなどの他の
論理ゲートでもよい。
【0044】図4は、本発明の他の実施例として、2つ
の電源電圧を切り換え供給する電源切り換え回路であ
り、従来例(図7参照)として前述した一般的なNOR
型フラッシュメモリのXデコーダ回路103への電源を
供給する電源切り換え回路に適用する場合を示してい
る。図4(a)において、21は書き込み用電源電位V
PPが供給される電源供給線、22は読み出し用電源電位
VCCが供給される電源供給線であり、この場合、電源供
給線21(電源電位VPP)には電源供給線22(電源電
位VCC)より高い電位が供給されるものとなっている。
【0045】134,135は電源供給線21と出力4
5との間に直列接続されているPチャネルエンハンスメ
ント型トランジスタ、136は電源供給線22と出力4
5との間に直列接続されているPチャネルエンハンスメ
ント型トランジスタであり、トランジスタ134のドレ
イン端子とトランジスタ135のソース端子とが接続さ
れているとともに、トランジスタ134のソース端子お
よび基板電位が電源供給線21に、またトランジスタ1
35のドレイン端子および基板電位が出力45に接続さ
れており、さらにトランジスタ136のソース端子が電
源供給線22に、またドレイン端子が出力45にそれぞ
れ接続されている。
【0046】図7において、書き込み時には、書き込み
対象となるメモリセル100aの選択ワード線11aに
対して、高い電位VPP(12V)を供給する必要がある
ため、入力40および41に接地電位を供給してトラン
ジスタ134および135を導通させるとともに、入力
42に出力45の電位を供給してトランジスタ136を
非導通とすることにより、電源電位VPPが出力45から
Xデコーダ回路103に供給される。また読み出し時に
は、書き込み対象となるメモリセル100aの選択ワー
ド線11aに対して、通常の電位VCC(5V)を供給す
る必要があるため、入力40に電源電位VPPを供給する
とともに、入力41に出力45の電位を供給して、トラ
ンジスタ134,135を遮断状態とし、また入力42
に接地電位を供給してトランジスタ136を導通状態と
することにより、電源電位VCCが出力45からXデコー
ダ回路103に供給される。
【0047】また、図4(a)では、電源供給線22
(電源電位VCC)と出力45との間に、トランジスタ1
36のみを設けた場合について説明したが、これは図4
(b)のようにトランジスタ136,137を直列接続
するようにしてもよい。この場合、書き込み時には、入
力43に電源電位VPPを供給するとともに、入力42に
出力45の電位を供給して、トランジスタ137,13
6を遮断状態とし、読み出し時には、入力42および4
3に接地電位を供給してトランジスタ136および13
7を導通状態とする他は、図4(a)と同様である。
【0048】これにより、電源供給線22の電源電位V
CCが常に電源電位供給線21の電源電位VPPより低く設
定される必要がなく、フラッシュメモリのテストモード
の1つとして書き込み用電源電位VPPを3V程度に設定
して動作させた場合でも、Xデコーダ回路103への電
源として正確に切り換え供給されるものとなり、所定の
ワード線に対して読み出し用電源電位VCCより低い電位
3Vを供給することが可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各電源
電位と出力線との間に直列接続されたPチャネルエンハ
ンスメント型の第1および第2のトランジスタをそれぞ
れ備えて、出力対象となる電源電位に対応する第1およ
び第2のトランジスタのゲート端子に出力線の電位より
第1および第2のトランジスタのしきい値分以上低い所
定の電位を供給し、他の電源電位に対応する第1のトラ
ンジスタのゲート端子にそれぞれ対応する電源電位を供
給するとともに、他の電源電位に対応する第2のトラン
ジスタのゲート端子に出力線の電位を供給するようにし
たので、比較的少ない回路素子数で、電源電位に依存せ
ず安定して各種電源電圧を出力することがてきるととも
に、電源電位よりも高い電位を必要とせずトランジスタ
耐圧の問題も大幅に緩和される。また各電源電位の電位
として任意に設定することが可能となり、フラッシュメ
モリのテストモードの1つとして書き込み用電源電位V
PPを通常より低く設定して動作させた場合でも、所定の
内部回路への電源として正確に切り換え供給することが
可能となる。
【0050】また、各電源電位のうち、常時最も低い電
位が供給されている最低電源電位と出力線との間に、ソ
ース端子が電源電圧に接続されるとともにドレイン端子
および基板電位が出力線に接続されたPチャネルエンハ
ンスメント型の第3のトランジスタを備え、出力対象と
なる最低電源電位である場合には、第3のトランジスタ
のゲート端子に出力線の電位より第3のトランジスタの
しきい値分以上低い所定の電位を供給し、出力対象とな
る電源電位が最低電源電位以外の電源電位である場合に
は、第3のトランジスタのゲート端子に出力線の電位を
供給するようにしたので、常時最も低い電位が供給され
ている電源電位が存在する場合には、回路構成をより簡
素化することが可能となる。
【0051】また、各電源電位と出力線とを動作電源と
して第1のトランジスタのゲート端子に対して各電源電
位または出力線の電位を出力する第1の論理ゲートと、
出力線と所定の電位とを動作電源として、第2のトラン
ジスタのゲート端子に対して出力線の電位または所定の
電位を出力する第2の論理ゲートとを設け、あるいは出
力線と所定の電位とを動作電源として、第3のトランジ
スタのゲート端子に対して出力線の電位または所定の電
位を出力する第3の論理ゲートとを設けたので、比較的
簡単な回路構成で、ゲート端子へ供給すべき電位がそれ
ぞれ異なる各トランジスタに対して、それぞれ個別の電
位を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による電源切り換え回路を
示す回路図である。
【図2】 図1の電源切り換え回路の入力−出力の組合
せを示す説明図である。
【図3】 各トランジスタに電位を供給するための制御
回路を示す回路図である。
【図4】 本発明の他の実施例による電源切り換え回路
を示す回路図である。
【図5】 一般的なNOR型フラッシュメモリのメモリ
セルを示す回路図である。
【図6】 図5のメモリセルの断面図である。
【図7】 図5のメモリセルを用いたメモリセルアレイ
部の構成を示すブロック図である。
【図8】 従来の電源切り換え回路を示す回路図であ
る。
【図9】 図8の各部における信号を示す信号波形図で
ある。
【図10】 図8の昇圧電位発生部を示すブロック図で
ある。
【図11】 従来の他の電源切り換え回路を示す回路図
である。
【図12】 図11のブートストラップ回路を示すブロ
ック図である。
【図13】 図11の各部における信号を示す信号波形
図である。
【符号の説明】
34(1)〜34(N)…電源供給線、35(1)〜3
5(2N−1)…入力、36…出力、132(1),1
32(3)〜132(2N−3)…Pチャネルエンハン
スメント型トランジスタ(第1のトランジスタ)、13
2(2),132(4)〜132(2N−2)…Pチャ
ネルエンハンスメント型トランジスタ(第2のトランジ
スタ)、132(2N−1)…Pチャネルエンハンスメ
ント型トランジスタ(第3のトランジスタ)、37
(I),37(N)…制御信号、133(2I−1)…
インバータ(第1の論理ゲート)、133(2I)…イ
ンバータ(第2の論理ゲート)、133(2N−1)…
インバータ(第3の論理ゲート)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】このとき、トランジスタ125,126が
導通するので、内部接続点32の電位は、この2つのト
ランジスタの抵抗分割電位(=4V)となる。また、ト
ランジスタ127は導通、トランジスタ130は非導通
なので、トランジスタ127のしきい値電圧をVTN4
とすると内部接続点33の電位は、VPP−VTN4
9Vとなる。さらに、トランジスタ131が導通するの
で、トランジスタ131のしきい値電圧をVTN5とす
るとブートストラップ回路の出力25の電位は、VPP
−VTN5=9Vとなる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置内に配設され、装置内の所定
    の回路に対し出力線を介してN個(Nは2以上の整数)
    の電源電位のいずれかを切り換え出力する半導体装置の
    電源切り換え回路において、 各電源電位と出力線との間に直列接続されたPチャネル
    エンハンスメント型の第1および第2のトランジスタを
    それぞれ備え、 前記第1のトランジスタは、ソース端子および基板電位
    が対応する電源電位に接続され、 前記第2のトランジスタは、ドレイン端子および基板電
    位が出力線に接続されるとともに、ソース端子が前記第
    1のトランジスタのドレイン端子に接続され、 出力対象となる電源電位に対応する第1および第2のト
    ランジスタのゲート端子に前記出力線の電位より前記第
    1および第2のトランジスタのしきい値分以上低い所定
    の電位を供給し、他の電源電位に対応する第1のトラン
    ジスタのゲート端子にそれぞれ対応する電源電位を供給
    するとともに、他の電源電位に対応する第2のトランジ
    スタのゲート端子に前記出力線の電位を供給するように
    したことを特徴とする半導体装置の電源切り換え回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の電源切り換
    え回路において、 前記各電源電位のうち、常時最も低い電位が供給されて
    いる最低電源電位と前記出力線との間に、ソース端子が
    前記電源電圧に接続されるとともにドレイン端子および
    基板電位が前記出力線に接続されたPチャネルエンハン
    スメント型の第3のトランジスタを備え、 出力対象が前記最低電源電位である場合には、前記第3
    のトランジスタのゲート端子に前記出力線の電位より前
    記第3のトランジスタのしきい値分以上低い所定の電位
    を供給し、他の電源電位に対応する第1のトランジスタ
    のゲート端子にそれぞれ対応する電源電位を供給すると
    ともに、他の電源電位に対応する第2のトランジスタの
    ゲート端子に前記出力線の電位を供給し、 出力対象となる電源電位が前記最低電源電位以外の電源
    電位である場合には、前記第3のトランジスタのゲート
    端子に前記出力線の電位を供給し、出力対象となる電源
    電位に対応する第1および第2のトランジスタのゲート
    端子に前記出力線の電位より前記第1および第2のトラ
    ンジスタのしきい値分以上低い所定の電位を供給し、他
    の電源電位に対応する第1のトランジスタのゲート端子
    にそれぞれ対応する電源電位を供給するとともに、他の
    電源電位に対応する第2のトランジスタのゲート端子に
    前記出力線の電位を供給するようにしたことを特徴とす
    る半導体装置の電源切り換え回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体装置の電
    源切り換え回路において、 前記所定の電位は、接地電位であることを特徴とする半
    導体装置の電源切り換え回路。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の半導体装置の電
    源切り換え回路において、 前記Nが2であることを特徴とする半導体装置の電源切
    り換え回路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体装置の電源切り換
    え回路において、 前記各電源電位と前記出力線とを動作電源として、前記
    第1のトランジスタのゲート端子に対して前記各電源電
    位または前記出力線の電位を出力する第1の論理ゲート
    と、 前記出力線と前記所定の電位とを動作電源として、前記
    第2のトランジスタのゲート端子に対して前記出力線の
    電位または前記所定の電位を出力する第2の論理ゲート
    とを備えることを特徴とする半導体装置の電源切り換え
    回路。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の半導体装置の電源切り換
    え回路において、 前記出力線と前記所定の電位とを動作電源として、前記
    第3のトランジスタのゲート端子に対して前記出力線の
    電位または前記所定の電位を出力する第3の論理ゲート
    とを備えることを特徴とする半導体装置の電源切り換え
    回路。
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