JPH08137878A - 文書処理方法とその装置 - Google Patents

文書処理方法とその装置

Info

Publication number
JPH08137878A
JPH08137878A JP6279589A JP27958994A JPH08137878A JP H08137878 A JPH08137878 A JP H08137878A JP 6279589 A JP6279589 A JP 6279589A JP 27958994 A JP27958994 A JP 27958994A JP H08137878 A JPH08137878 A JP H08137878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
page
format information
typesetting
document
heading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6279589A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazue Hatori
和重 羽鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6279589A priority Critical patent/JPH08137878A/ja
Publication of JPH08137878A publication Critical patent/JPH08137878A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 整合のとれた見出し番号の付与を含む文章デ
ータの組版を容易に行う文書処理方法とその装置を提供
する。 【構成】 本発明の文書処理装置は、文章データの開始
ページ番号を含む前記文章データの書式を規定する書式
情報を格納する書式情報格納手段(8、9、10)と、
前記開始ページ番号から始まるページから所定の終了ペ
ージ番号のページまで前記文章データを順に割り当て、
前記書式情報格納手段に格納された書式情報に基づいて
組版を行う組版手段(6、7、8)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理方法とその装
置、特に、文書データの組版の方法とその装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文書処理装置を用いて文書ファイ
ルを作成する場合、文書内のページの開始番号は組版に
より自動的に初期値から始められていた。また、ユーザ
が特定のページ開始番号を指定する場合には、文章デー
タ中の特定のページに対してコマンドによりページ番号
を指定し、後続のページ番号については自動的に組版に
よりページ番号の更新を行っていた。
【0003】従来、文書処理装置を用いて文書ファイル
を作成する場合において、文書内の見出しの開始番号は
組版により自動的に初期値から始められていた。また、
ユーザが特定の見出し開始番号を指定する場合には、文
章データ中の特定の見出しコマンドに対して見出し番号
を指定し、後続の見出しについては自動的に組版より見
出し番号の更新を行っていた。
【0004】従来、文書処理装置を用いて文書ファイル
を作成する場合において、文書内の箇条書の字下げ数
は、組版により自動的に初期値で始められていた。ユー
ザが特定の箇条書字下げ数を指定する場合には、文章デ
ータ中の特定の箇条書字下げコマンドに対してインデン
トタブコマンドにより指定し、後続の箇条書字下げコマ
ンドについては自動的に組版よりコマンドにより指定さ
れた箇条書字下げ数の設定が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来技術
での文書処理装置では、文書を作成し組版を行う際に、
ページ開始番号として初期値1以外を利用したい時に
は、常に作成を行う文書中でコマンドによりページ番号
の変更を行なわなければならなかった。さらに、従来技
術での文書処理装置では、文章データに対応してページ
番号をコマンドにより指定する場合には、その指定がコ
マンドが指定された特定のページ以降から文末までのペ
ージ番号に作用する。
【0006】ここで、1つの文書を前半と後半というよ
うに別の文書として作成し管理する場合を考える。後半
の文書に含まれるページ番号を前半の文書と整合性のと
れたものとするためには、後半の文章データの先頭のペ
ージにおいて、ページ番号をコマンドにより指定しなけ
ればならない。しかしながら、ページ番号コマンドで指
定したページより前の位置にある文書を付加したり、削
除した場合には、既に設定した後半の文章データに対す
る開始ページ番号が、前半のページ番号と重複したり、
不連続となる等、文書全体でのページ番号が不整合とな
る。
【0007】また、従来技術の文書処理装置では、文書
データに付加する見出し開始番号を1以外の初期値とし
て組版したい時には、常に対応する文書データ毎に見出
し番号の変更を行なわなければならなかった。さらに、
見出し番号を指定すると、この指定は、指定された見出
しコマンドの位置から文末までの見出し番号に作用す
る。
【0008】ここで、1つの文書を前半と後半というよ
うに別の文書で作成し管理する場合を考える。後半の文
書に含まれる見出し番号が前半の文書と整合性のとれた
ものとするためには、後半の文章データの先頭のページ
において、見出し番号をコマンドにより指定しなければ
ならない。しかしながら、見出し番号コマンドで指定し
たページより前の位置にある文書を付加したり、削除し
た場合には、既に設定した後半の文章データに対する開
始見出し番号が前半の見出し番号と重複したり不連続と
なる等、文書全体での見出し番号が不整合となる。
【0009】さらに、従来技術の文書処理装置では、図
14に示されるような、箇条書先頭の文字(A1)の位
置に揃うような箇条書きをパラグラフ書式であるインデ
ント字下げを用いて作成した場合、以下のような問題が
存在する。即ち、図15に示されているように、箇条書
先頭の文字(A1)の文中での幅を変更した場合、箇条
書きの位置は揃わない。
【0010】ここで、従来の本装置に搭載されている箇
条書き機能を用いて作成を行えば、図16に示すように
箇条書き指定がなされた位置から、常に箇条書きが配置
される。しかしながら、文書の段幅の変化や行内文字数
の減少により、図17に示されるように体裁が崩れる場
合がある。この場合、図示されている2行に渡った箇条
書き行を1行に納めるには、行頭からの位置を、インデ
ント字下げを用いる場合では全てのインデント(パラグ
ラフ)での字下げの変更をおこなわなければならない。
【0011】さらに、従来技術の文書処理装置では、文
書を作成した際に箇条書字下げを含む組版を行なう場合
で、箇条書字下げ数を指定したい時には、常に作成を行
う文書中で箇条書字下げ数の変更を行なわなければなら
なかった。」 本発明は、前述したような文書処理装置の現状に鑑みて
なされたものであって、その第1の目的は、整合のとれ
たページ番号の付与を含む文章データの組版を容易に行
う文書処理方法とその装置を提供することにある。
【0012】また、第2の目的は、整合のとれた見出し
番号の付与を含む文章データの組版を容易に行う文書処
理方法とその装置を提供することにある。また、第3の
目的は、整合のとれた箇条書字下げを容易に行うことが
できる文書処理方法とその装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の文書処理方法とその装置は以下の構成を備
える。即ち、文章データの開始ページ番号を含む前記文
章データの書式を規定する書式情報を格納する書式情報
格納手段と、前記開始ページ番号から始まるページから
所定の終了ページ番号のページまで前記文章データを順
に割り当て、前記書式情報格納手段に格納された書式情
報に基づいて組版を行う組版手段とを備える。
【0014】また、別の発明は、文章データの見出し開
始番号を含む前記文章の書式を規定する書式情報を格納
する書式情報格納手段と、前記見出し開始番号から始ま
る各見出し番号を、前記文章データの各見出しに順に割
り当て、前記書式情報格納手段に格納された書式情報に
基づいて組版を行う組版手段とを備える。
【0015】また、別の発明は、所定の開始ページ番号
から始まるページから所定の終了ページ番号のページま
で前記文章データを順に割り当て、文章の書式を規定す
る書式情報に基づいて組版を行う組版工程を備える。ま
た、別の発明は、所定の見出し開始番号から始まる各見
出し番号を、文章データの各見出しに順に割り当て、前
記文章データの書式を規定する書式情報に基づいて組版
を行う組版工程を備える。
【0016】
【作用】以上の構成において、書式情報格納手段が、文
章データの開始ページ番号を含む前記文章データの書式
を規定する書式情報を格納し、組版手段が、前記開始ペ
ージ番号から始まるページから所定の終了ページ番号の
ページまで前記文章データを順に割り当て、前記書式情
報格納手段に格納された書式情報に基づいて組版を行
う。
【0017】また、別の発明は、書式情報格納手段が、
文章データの見出し開始番号を含む前記文章の書式を規
定する書式情報を格納し、組版手段が、前記見出し開始
番号から始まる各見出し番号を、前記文章データの各見
出しに順に割り当て、前記書式情報格納手段に格納され
た書式情報に基づいて組版を行う。
【0018】また、別の発明は、所定の開始ページ番号
から始まるページから所定の終了ページ番号のページま
で前記文章データを順に割り当て、文章の書式を規定す
る書式情報に基づいて組版を行う。また、別の発明は、
所定の見出し開始番号から始まる各見出し番号を、文章
データの各見出しに順に割り当て、前記文章データの書
式を規定する書式情報に基づいて組版を行う。
【0019】
【実施例】
(第1の実施例) <装置の説明>図1は本発明の一実施例を示す文書処理
装置の構成を説明するブロック図である。
【0020】図1において、1はCRT表示装置で、編
集中の文書、各種メッセージメニューなどを表示する。
2はビデオRAM(VRAM)で、CRT表示装置1の
画面に表示されるイメージを展開記憶する。3はビット
ムーブユニット(BMU)で、メモリ間あるいはメモリ
と各デバイス間のデータ転送をコントロールする。4は
文書編集などを行なうための各種キーを備えたキーボー
ドであり、5は画面上のアイコンなどを指し示すためな
どに用いられるポインティングデバイス(PD)、6は
CPUで、ROM7に記憶された制御プログラム(文書
編集に係るプログラムやエラー処理プログラムをはじ
め、後述する本発明の処理を実現するためのプログラム
も記憶されている)に基づいて本装置の各部を制御す
る。8は上述した各種プログラムをCPU6が実行する
ときにワークエリア、エラー処理時の一時退避エリアと
して用いられるRAM、9はハードディスクドライブ
(HDD)、10は フロッピーディスクドライブ(F
DD)をそれぞれ示し、各ディスクには後述するアプリ
ケーションプログラムやデータ、ライブラリなどの保存
用に用いられる。11はネットワークインターフェース
(Net−I/F)を示し、他の文章処理装置との間で
ネットワークを経由してデータ転送を行なうためにネッ
トワーク上のデータ制御、診断を行なう。12は上述し
た各ユニット間を接続するI/Oバス(アドレスバス、
データバスおよび制御バスからなる)である。
【0021】なお、本実施例でROMに記憶しているプ
ログラムは、装置に直接接続されているハードディスク
(HD)やフロッピーディスク(FD)などの記憶媒体
にも記憶されていてもよい。さらに、ネットワークで接
続されている他の装置上に記憶されていてもよい。ま
た、本発明のプログラムは、FDやHDなどの記憶媒体
やネットワークを介してシステムや装置に供給できる。 <文書ファイル>図2を用いて文書ファイルについて説
明する。
【0022】図2は、文書処理装置により作成、保存さ
れる文書ファイルの形式である。文書処理の過程で、文
書ファイルは図1における8,9,10,11いずれの
デバイス上に存在してもよい。文書ファイルは、文書の
内容である図形文字データ13と文章テキストにおける
見出しの範囲指定など文書の修飾等に使用されるコマン
ドデータ14を含む文章データ部15と、文書の体裁を
指定する書式情報部15から構成される。 <書式情報>次に、図3を用いて書式情報について説明
する。
【0023】書式情報には、文書のページ体裁を定義す
る情報が記述されている。書式情報には、用紙サイズ、
用紙方向、組方向、段数、書体、段内行数、行内文字数
等のページ単位で文章データを配置、表示するために必
要な情報が記述されている。 <書式編集>図4は、書式編集のフローチャートであ
る。文書処理装置を用いて文書ファイルの作成を行って
いる場合、当該の文書ファイルの書式情報は、書式編集
によって編集することができる。書式編集では、図5の
ようなでウインドウ(CRT1上)を用いて書式情報の
表示を行ない編集機能を提供する。ユーザは、キーボー
ド4,PD5を介して書式情報の編集が可能である。
【0024】書式編集の起動は、文書処理装置にて文書
ファイルを編集中に行われる。そして、書式編集起動に
よって文書ファイルに含まれている書式情報15は、メ
モリ8にコピーされ(ステップs1)、書式編集のウイ
ンドウが表示される(ステップs2)。次に、ステップ
s100では、メモリ8の書式情報が編集対象となり、
ユーザの指定(キーボード4やPD5から指定データを
入力する)に基づいて、メモリ8の書式情報を編集す
る。
【0025】ステップs3では、書式編集が終了したか
どうかチェックする。そして、書式編集が終了していな
ければ、ステップs2へ戻り同様の処理を実行する。ス
テップs4では、ユーザが編集を行なった書式情報を文
書データに適用するかどうか、つまり、文書ファイル内
に既にある書式情報にユーザが編集を行なった書式情報
と入れ換えるかどうかを決めるコマンドを入力(キーボ
ード4やPD5から)して、入れ換え指定のコマンドで
あれば処理を終了し、そうでなければ、ステップs5へ
進む。
【0026】ステップs5では、編集した書式情報を文
書ファイルに保存し、処理を終了する。 <ページ開始番号指定、見出し開始番号指定、箇条書字
下げ数指定>本実施例の文書処理装置では、書式編集処
理により書式情報に指定されているページ開始番号を設
定することが可能である。図6にページ番号指定、見出
し開始番号指定、箇条書字下げ数指定のフローチャート
を示す。
【0027】まず、書式編集起動によって、文書ファイ
ルに含まれている書式情報15はメモリ8にコピーされ
る(ステップs6)。ステップs7では、書式編集のウ
インドウがCRT1に表示される。これで、メモリ8の
書式情報が編集対象となる。ステップs8では、キーボ
ード4やPD5からのコマンドを入力して、それが、ペ
ージ開始番号の指定かどうかチェックする。そして、ペ
ージ開始番号の指定であれば、ステップs9へ進み、書
式情報にページ開始番号の設定を行ない、ステップs7
へ戻る。ページ開始番号の指定でなければ、ステップs
10へ進む。
【0028】ステップs10では、ステップs8で入力
したコマンドを入力して、それが、見出し開始番号の指
定かどうかチェックする。そして、見出し開始番号の指
定であれば、ステップs11へ進み、書式情報に見出し
開始番号の設定を行ない、ステップs7へ戻る。見出し
開始番号の指定でなければ、ステップs12へ進む。ス
テップs12では、ステップs8で入力したコマンドを
入力して、それが、箇条書字下げ数の指定かどうかチェ
ックする。そして、箇条書字下げ数の指定であれば、ス
テップs13へ進み、書式情報に箇条書字下げ数の指定
を行ない、ステップs7へ戻る。箇条書字下げ数の指定
でなければ、ステップs14へ進む。
【0029】ステップs14では、書式編集が終わった
かどうかチェックする。そして、終われば、ステップs
15へ進む。終わらなければ、ステップs7へ戻る。ス
テップs15では、ユーザが編集を行なった書式情報を
文書データに反映するかどうか、つまり、文書ファイル
内に既にある書式情報にユーザが編集を行なった書式情
報と入れ換えるかどうかをチェックする。そして、編集
結果を文章データに反映する場合には、ステップs16
へ進み、編集した書式情報を文書ファイルに保存する。
他方、反映しない場合には処理を終了する。
【0030】尚、図7にページ番号を指定するためのウ
インドウの一例を示す。また、図8は見出し番号を指定
するためのウインドウの一例を示す。さらにまた、図9
は箇条書字下げ数を指定するためのウインドウの一例を
示す。 <組版>図10は、組版処理のフローチャートである。
【0031】まず、ステップs17で、キーボード4や
PD5から文書ファイルのN番目ページの配置(組版)
/表示を指定するコマンドを入力する。次に、ステップ
s18では、組版に必要な体裁の書式情報(例えば、図
3に示した書式情報)を、RAM8の作業領域に読み込
む。ステップs19では、文章データの先頭から始まる
文書データに対して、各ページを順に割り当てていく処
理を開始するために必要となる各変数名の初期設定を行
う。例えば、文章データ内で組始め位置を示す変数名P
(以後、組始め位置Pと呼ぶ)に、文章データの先頭ア
ドレスを格納する。ページの割り当て処理中のページ番
号を示す変数名Mを'1’に初期設定する。
【0032】ステップs20では、文書データを、ステ
ップs18で得た書式情報に基づいてMページ目に割り
当てる。この処理は、RAM8の作業領域で行う。ステ
ップs21では、MがNに等しいかどうか比較する。そ
して、等しくなければ、ステップs22へ進み、Mを1
カウントアップする。等しければ、ステップs200へ
進み、Nページ目の文書データの表示をCRT1へ行っ
た後、ページ割り当て処理を終了する。
【0033】ステップs22では、次ページへの文書デ
ータの割り当て処理を行なうために、Pにステップs2
0で既に割り当てた文書データの次の開始位置のアドレ
スを格納する。そして、ステップs20へ戻る。 (第2の実施例)第2の実施例の文書処理装置の説明を
以下に行う。第2の実施例の文書処理装置の基本的構成
は、第1の実施例で説明したものと同様である。
【0034】第2の実施例では、組版処理の別の処理方
法を説明する。 <第2の実施例の組版処理>図10を参照して説明した
第1の実施例の組版処理は、書式情報のページ開始番号
を参照せずに処理を行ったが、第2の実施例の組版処理
では、この情報を用いて組版を行い、ページ内にページ
番号を割り当てる処理を行う。
【0035】以下、図11のフローチャートを用いて、
書式情報のページ開始番号の指定に従って、各ページ毎
の組版の手順を説明する。まず、ステップs24で、キ
ーボード4やPD5から文書ファイルのN番目ページの
配置(組版)/表示を指定するコマンドを入力する。次
に、ステップs25では、組版に必要な体裁の書式情報
(例えば、図3に示した書式情報)を、RAM8の作業
領域に読み込む。
【0036】ステップs26では、書式情報に指定され
たページ開始番号を変数名Jに格納する。ステップs2
7では、文章データの先頭から始まる文書データに対し
て、各ページを順に割り当てていく処理を開始するため
に必要となる各変数名の初期設定を行う。例えば、文章
データ内で組始め位置を示す変数名P(以後、組始め位
置Pと呼ぶ)に、文章データの先頭アドレスを格納す
る。ページの割り当て処理中のページ番号を示す変数名
Mを'1’に初期設定する。
【0037】ステップs28では、文書データを、ステ
ップs25で得た書式情報に基づいてMページ目に割り
当てる。この処理は、RAM8の作業領域で行う。ステ
ップs29では、Mページに'J+M−1’の表示ペー
ジ番号を割り当てる。ステップs30では、MがNに等
しいかどうか比較する。そして、等しくなければ、ステ
ップs31へ進み、Mを1カウントアップする。等しけ
れば、ステップs300へ進み、Nページ目の文書デー
タの表示をCRT1へ行った後、ページ割り当て処理を
終了する。
【0038】ステップs32では、次ページへの文書デ
ータの割り当て処理を行なうために、Pにステップs2
8で既に割り当てた文書データの次の開始位置のアドレ
スを格納する。そして、ステップs28へ戻る。 (第3の実施例)第2の実施例では、ページ番号を含む
組版処理について説明したが、第3の実施例では、見出
し開始番号を含む組版処理について説明する。 <見出し開始番号を含む組版処理>以下、図12のフロ
ーチャートを用いて、見出し開始番号を含む組版処理の
手順を説明する。
【0039】まず、ステップs33で、キーボード4や
PD5から文書ファイルのN番目ページの配置(組版)
/表示を指定するコマンドを入力する。次に、ステップ
s34では、組版に必要な体裁の書式情報(例えば、図
3に示した書式情報)を、RAM8の作業領域に読み込
む。尚、図3の書式情報には、見出し開始番号のデータ
は記述されていないが、本実施例では、見出し開始番号
のデータも記述されているものとして以下説明する。
【0040】ステップs35では、書式情報に指定され
たページ開始番号を変数名Sに格納する。ステップs3
6では、文章データの先頭から始まる文書データに対し
て、各ページを順に割り当てていく処理を開始するため
に必要となる各変数名の初期設定を行う。例えば、文章
データ内で組始め位置を示す変数名P(以後、組始め位
置Pと呼ぶ)に、文章データの先頭アドレスを格納す
る。ページの割り当て処理中のページ番号を示す変数名
Mを'1’に初期設定する。さらに、処理中の見出しの
個数を示す変数名Kを'1’に初期設定する。
【0041】ステップs37では、文書データを、ステ
ップs34で得た書式情報に基づいてMページ目に割り
当てる。この処理は、RAM8の作業領域を用いて行
う。ステップs38では、キーボード4やPD5から見
出しを組版するかどうかを指定するコマンドを入力す
る。そして、見出しの組版を指示するコマンドであれ
ば、ステップs39へ進む。他方、見出しの組版を指示
しないコマンドであれば、ステップs41へ進む。
【0042】ステップs39では、'K+S−1’で計
算される見出し番号をMページに配置させる。ステップ
s40では、Kを1インクリメントする。そして、ステ
ップs37へ戻る。ステップs41では、MがNに等し
いかどうか比較する。そして、等しくなければ、ステッ
プs42へ進み、Mを1カウントアップする。等しけれ
ば、ステップs400へ進み、Nページ目の文書データ
の表示をCRT1へ行った後、ページ割り当て処理を終
了する。
【0043】ステップs43では、次ページへの文書デ
ータの割り当て処理を行なうために、Pにステップs3
7で既に割り当てた文書データの次の開始位置のアドレ
スを格納する。そして、ステップs37へ戻る。 (第4の実施例)第4の実施例では、箇条書字下げ処理
を含む組版処理について説明する。ここで、'箇条書字
下げ'とは、各文書行で、文書の書き出しカラム位置
(以下、この位置を、箇条書き位置と呼び、この位置か
ら行末方向を正の文字数、行頭方向を負の文字数とした
の文字数距離('箇条書き字下げ数'と呼ぶ)を指定し
て、その箇条書き位置が指定された次の行から箇条書き
位置と箇条書き字下げ数に応じて、文を割り当てること
を意味する。以下、箇条書字下げ処理を含む組版処理に
ついて詳細に説明する。
【0044】本実施例の箇条書字下げ処理の概要をまず
簡潔に説明する。本実施例の箇条書字下げ処理では、ま
ず、図16に示されるように、編集中の文書上で箇条書
きを行う位置をメニューやマウスなどから、箇条書き位
置の指定データを入力する。そして、箇条書き位置指定
がなされた位置から次の通常の改行コードの位置までが
箇条書き処理の範囲となる。箇条書処理での改行では、
通常の改行コードと区別するために、専用の箇条書用改
行コードを用いることによって、箇条書での改行処理と
通常の改行処理が区別される。
【0045】箇条書き字下げ処理は、箇条書き指定が行
われた次行から箇条書きが開始され通常改行コードによ
り箇条書きが終了した場合は、本文の体裁にもどる。図
18は、箇条書き字下げ数指定が行われた文書の一例を
示す。箇条書き字下げ数指定が行なわれていない従来の
箇条書き開始位置(黒四角で示す)を基準にし、実際の
箇条書き開始位置が行頭方向では負の文字数、行末方向
では正の文字数指定となる。図18の例では、箇条書き
字下げ数は−2である。
【0046】以下、本実施例の箇条書き配置処理の詳細
を、図13のフローチャートを参照して説明する。 <箇条書字下げの配置処理>まず、ステップs44で、
キーボード4やPD5から文書ファイルのN番目ページ
の配置(組版)/表示を指定するコマンドを入力する。
【0047】次に、ステップs45では、組版に必要な
体裁の書式情報(例えば、図3に示した書式情報)を、
RAM8の作業領域に読み込む。尚、図3の書式情報に
は、箇条書字下げ数は記述されていないが、本実施例で
は、箇条書字下げ数も記述されているものとして以下説
明する。ステップs46では、書式情報に指定された箇
条書字下げ数を変数名Iに格納する。
【0048】ステップs47では、文章データの先頭か
ら始まる文書データに対して、各ページを順に割り当て
ていく処理を開始するために必要となる各変数名の初期
設定を行う。例えば、文章データ内で組始め位置を示す
変数名P(以後、組始め位置Pと呼ぶ)に、文章データ
の先頭アドレスを格納する。ページの割り当て処理中の
ページ番号を示す変数名Mを'1’に初期設定する。
【0049】ステップs48では、文書データを、ステ
ップs45で得た書式情報に基づいてMページ目に割り
当てる。この処理は、RAM8の作業領域を用いて行
う。ステップs49では、キーボード4やPD5等から
箇条書字下げ処理を含む組版を行うかどうかを指定する
コマンドを入力する。そして、箇条書字下げ処理を含む
組版を指示するコマンドであれば、ステップs50へ進
む。他方、見出しの組版を指示しないコマンドであれ
ば、ステップs51へ進む。
【0050】ステップs50では、箇条書字下げ数Iに
基づいて、ステップs48でページMに配置した文書デ
ータを字下げして再配置する。例えば、図17にしめさ
れているように、箇条書き字下げ数指定がない場合で、
箇条書きの一部が2文字多いがために2行に渡っている
文(170)がある場合を考える。ここで、箇条書き字
下げ数に−2が指定された場合、図18に示すように、
箇条書きが行われる従来の位置から文頭方向に2文字分
戻った位置を起点として箇条書きの文を再配置する。こ
の処理により、図18に示すように、2行に渡っていた
箇条書きは1行に収まる。次に、ステップs48へ戻
る。
【0051】ステップs51では、MがNに等しいかど
うか比較する。そして、等しくなければ、ステップs4
2へ進み、Mを1カウントアップする。等しければ、ス
テップs500へ進み、Nページ目の文書データの表示
をCRT1へ行った後、ページ割り当て処理を終了す
る。ステップs52では、次ページへの文書データの割
り当て処理を行なうために、Pにステップs48または
ステップs50で既に割り当てた文書データの次の開始
位置のアドレスを格納する。そして、ステップs48へ
戻る。
【0052】以上の処理によって、箇条書き字下げを含
む組版が達成される。尚、以上の説明で使用した各変数
名に対応する実記憶領域は、RAM8に予め割り当てら
れている。尚、本発明は、複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログラ
ムを供給することによって達成される場合にも適用でき
ることはいうまでもない。
【0053】以上説明したように、本実施例の文書処理
装置では、文章データのページ開始番号、見出し開始番
号を書式情報で指定することで、ページ開始番号、見出
し開始番号の付加を含む文章データの柔軟な組版が可能
となる。また、文章データの箇条書字下げ数を書式情報
で指定して、その情報に基づいて、文書データの箇条書
字下げを含む組版が可能になる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、整
合のとれたページ番号の付与を含む文章データの組版を
容易に行うことができる。また、整合のとれた見出し番
号の付与を含む文章データの組版を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による文書処理装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】文書ファイルの概略構造を示す図である。
【図3】書式情報の概略構造を示す図である。
【図4】書式編集の機能を示すフローチャートである。
【図5】書式編集において使用される書式情報編集ウイ
ンドウの一例を示す図である。
【図6】書式編集において、ページ開始番号指定および
見出し開始番号指定および箇条書字下げ数指定を行なう
フローチャート図である。
【図7】書式編集において使用される書式情報編集ウイ
ンドウで、ページ開始番号指定を行なうウインドウの一
例を示す図である。
【図8】書式編集において使用される書式情報編集ウイ
ンドウで、見出し開始番号指定を行なうウインドウの一
例を示す図である。
【図9】書式編集において使用される書式情報編集ウイ
ンドウで、箇条書字下げ指定を行なうウインドウの一例
を示す図である。
【図10】組版の機能を示すフローチャートである。
【図11】書式情報のページ開始番号指定に従ってペー
ジ番号の配置を行なう組版の機能を示すフローチャート
である。
【図12】書式情報の見出し開始番号に従って見出しの
配置を行なう組版の機能を示すフローチャートである。
【図13】書式情報の箇条書字下げ数指定に従って箇条
書の配置を行なう組版の機能を示すフローチャートであ
る。
【図14】文章中での箇条書きの概要を説明する図であ
る。
【図15】インデント字下げによる箇条書きで、箇条書
き位置が揃わない一例を示す図である。
【図16】箇条書き処理を行った一例を示す図である。
【図17】箇条書きが2段に渡ってしまった一例を示す
図である。
【図18】箇条書き字下げ数の指定により、図17の2
段に渡ってしまった箇条書きを1行に再配置した一例を
示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9288−5L G06F 15/20 566 P

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文章データの開始ページ番号を含む前記
    文章データの書式を規定する書式情報を格納する書式情
    報格納手段と、 前記開始ページ番号から始まるページから所定の終了ペ
    ージ番号のページまで前記文章データを順に割り当て、
    前記書式情報格納手段に格納された書式情報に基づいて
    組版を行う組版手段とを備えることを特徴とする文書処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記開始ページ番号を入力して、前記書
    式情報格納手段に格納する入力手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記組版手段で組版された前記所定の終
    了ページ番号のページを表示する表示手段を、さらに備
    えることを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記組版手段はさらに、前記ページに
    前記開始ページ番号から始まるページ番号を割り当てる
    ことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  5. 【請求項5】 文章データの見出し開始番号を含む前記
    文章の書式を規定する書式情報を格納する書式情報格納
    手段と、 前記見出し開始番号から始まる各見出し番号を、前記文
    章データの各見出しに順に割り当て、前記書式情報格納
    手段に格納された書式情報に基づいて組版を行う組版手
    段とを備えることを特徴とする文書処理装置。
  6. 【請求項6】 前記見出し開始番号を入力して、前記書
    式情報格納手段に格納する入力手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項5に記載の文書処理装置。
  7. 【請求項7】 前記組版手段で組版されたページのうち
    所定のページを表示する表示手段を、さらに備えること
    を特徴とする請求項5に記載の文書処理装置。
  8. 【請求項8】 所定の開始ページ番号から始まるページ
    から所定の終了ページ番号のページまで前記文章データ
    を順に割り当て、文章の書式を規定する書式情報に基づ
    いて組版を行う組版工程を備えることを特徴とする文書
    処理方法。
  9. 【請求項9】 前記所定の開始ページ番号を入力する入
    力工程をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載
    の文書処理方法。
  10. 【請求項10】 前記組版工程で組版された前記所定の
    終了ページ番号のページを表示する表示工程を、さらに
    備えることを特徴とする請求項8に記載の文書処理方
    法。
  11. 【請求項11】 前記組版工程はさらに、前記ページに
    前記開始ページ番号から始まるページ番号を割り当て
    ることを特徴とする請求項8に記載の文書処理方法。
  12. 【請求項12】 所定の見出し開始番号から始まる各見
    出し番号を、文章データの各見出しに順に割り当て、前
    記文章データの書式を規定する書式情報に基づいて組版
    を行う組版工程を備えることを特徴とする文書処理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記見出し開始番号を入力する入力工
    程をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の
    文書処理方法。
  14. 【請求項14】 前記組版工程で組版されたページのう
    ち所定のページを表示する表示工程を、さらに備えるこ
    とを特徴とする請求項12に記載の文書処理方法。
JP6279589A 1994-11-14 1994-11-14 文書処理方法とその装置 Withdrawn JPH08137878A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6279589A JPH08137878A (ja) 1994-11-14 1994-11-14 文書処理方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6279589A JPH08137878A (ja) 1994-11-14 1994-11-14 文書処理方法とその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08137878A true JPH08137878A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17613100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6279589A Withdrawn JPH08137878A (ja) 1994-11-14 1994-11-14 文書処理方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08137878A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102479176A (zh) * 2010-11-30 2012-05-30 汉王科技股份有限公司 电子阅读器的快速逼近排版方法和装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102479176A (zh) * 2010-11-30 2012-05-30 汉王科技股份有限公司 电子阅读器的快速逼近排版方法和装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3391852B2 (ja) 文書処理装置および方法
JPH08137878A (ja) 文書処理方法とその装置
JPH077332B2 (ja) ラベル印字機能付き文書処理装置
JP2879941B2 (ja) 楽譜編集システム
JPS61175723A (ja) 文書処理装置におけるラベル印字方式
JP2825816B2 (ja) 文書論理構造編集装置
JP2005032098A (ja) 帳票作成方法、帳票作成プログラム、帳票作成装置
JP3133385B2 (ja) 文字編集システム
JP3071801B2 (ja) 文字編集システム
JP2879940B2 (ja) 楽譜編集システム
JP3699923B2 (ja) レイアウト編集時の頁イメージ表示管理方法
JP2969920B2 (ja) 文書処理装置
JPH04247561A (ja) 文書処理装置及び方法
JPH08185507A (ja) ファイリング機能付き文書処理装置
JP3026617B2 (ja) 文書処理装置及び方法
JP3311057B2 (ja) 図形処理装置及び方法
JPH0754513B2 (ja) 文書管理装置
JP3142854B2 (ja) 文字編集システム
JP2751224B2 (ja) 文書作成装置
JP2982535B2 (ja) グラフ作成装置
JP3062258B2 (ja) 文書処理装置及び方法
JPH08137848A (ja) 文書処理方法とその装置
JPH05334301A (ja) 文書処理装置
JP2839287B2 (ja) 割付け支援システム
JPH02267555A (ja) 雑誌編集システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115