JPH08136155A - アンカーメタル構造 - Google Patents
アンカーメタル構造Info
- Publication number
- JPH08136155A JPH08136155A JP30323994A JP30323994A JPH08136155A JP H08136155 A JPH08136155 A JP H08136155A JP 30323994 A JP30323994 A JP 30323994A JP 30323994 A JP30323994 A JP 30323994A JP H08136155 A JPH08136155 A JP H08136155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- anchor metal
- metal
- refractory material
- occurring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、不定形耐火物を天井，壁に使用する
場合、この耐火物の補強のためのアンカーメタル構造で
耐火物の耐用を向上させることを目的とする。 【構成】アンカーメタルとこれを固定するアンカーメタ
ル固定金物からなっており、アンカーメタルが上下左右
方向に移動可能な構造を特徴としている。
場合、この耐火物の補強のためのアンカーメタル構造で
耐火物の耐用を向上させることを目的とする。 【構成】アンカーメタルとこれを固定するアンカーメタ
ル固定金物からなっており、アンカーメタルが上下左右
方向に移動可能な構造を特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願発明は、不定形耐火物を利用
する工業炉に使用される。
する工業炉に使用される。
【０００２】
【従来の技術】従来のアンカーは直接アンカーを鉄皮に
固定する。またはパイプやアングルを鉄皮に固定してこ
れにアンカーをさし込む方法である。鉄板に固定した場
合は図２にあるようにアンカー１の膨張代をビニールテ
ープ等で取らなければならないが、膨張代が大きすぎる
と不定形耐火物２に対してアンカー１は停止力を発揮で
きない。また図３にあるように、支持金物５を鉄皮１に
溶接してアンカー脚端部を挿入し、鉄皮３と不定形耐火
物２の膨張差を吸収できるようにしてあり、またスタッ
ド１自体の膨張を吸収させる緩衝層４を設けた構造であ
る。このように構成した場合には高温時の鉄皮３と不定
形耐火物層２の膨張差による移動量の分離と不定形耐火
物層２の確実な停止力の問題は解決するが、新たに不定
形耐火物を施工中にバイブレーターで振動を与えたり、
耐火物原料の充填圧力によってスタッド脚端部を軸とし
て振動し易くなり正規のアンカー配列が得られなくな
り、充分な停止力を発揮できなくなる問題が生ずる。
固定する。またはパイプやアングルを鉄皮に固定してこ
れにアンカーをさし込む方法である。鉄板に固定した場
合は図２にあるようにアンカー１の膨張代をビニールテ
ープ等で取らなければならないが、膨張代が大きすぎる
と不定形耐火物２に対してアンカー１は停止力を発揮で
きない。また図３にあるように、支持金物５を鉄皮１に
溶接してアンカー脚端部を挿入し、鉄皮３と不定形耐火
物２の膨張差を吸収できるようにしてあり、またスタッ
ド１自体の膨張を吸収させる緩衝層４を設けた構造であ
る。このように構成した場合には高温時の鉄皮３と不定
形耐火物層２の膨張差による移動量の分離と不定形耐火
物層２の確実な停止力の問題は解決するが、新たに不定
形耐火物を施工中にバイブレーターで振動を与えたり、
耐火物原料の充填圧力によってスタッド脚端部を軸とし
て振動し易くなり正規のアンカー配列が得られなくな
り、充分な停止力を発揮できなくなる問題が生ずる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】不定形耐火物とアンカ
ーの膨張の差により、アンカーと不定形耐火物の間に発
生するクラックを膨張応力を吸収して防止し、不定形耐
火物の耐用向上とアンカー施工簡素化を計る。
ーの膨張の差により、アンカーと不定形耐火物の間に発
生するクラックを膨張応力を吸収して防止し、不定形耐
火物の耐用向上とアンカー施工簡素化を計る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、アンカーと不
定形耐火物の膨張差により、アンカーの膨張をアンカー
止め金具で吸収させて不定形耐火物の劣化を防止するこ
とができることを見いだした。
定形耐火物の膨張差により、アンカーの膨張をアンカー
止め金具で吸収させて不定形耐火物の劣化を防止するこ
とができることを見いだした。
【０００５】
【作用】不定形耐火物とアンカーの膨張差を計算し、そ
れ以上にアンカーが自由に移動できるクリアランスをア
ンカー止め金具にもたせる。
れ以上にアンカーが自由に移動できるクリアランスをア
ンカー止め金具にもたせる。
【０００６】
【実施例】図１にその実施例を示す。アンカーメタル固
定金具６を鉄皮に溶接した。
定金具６を鉄皮に溶接した。
【０００７】
【発明の効果】本発明で、壁天井の不定形耐火物のクラ
ックによる劣化が防止できるとともに、規定のアンカー
配置が簡単にでき、かつバイブレーターによるアンカー
の方向性が失われない。
ックによる劣化が防止できるとともに、規定のアンカー
配置が簡単にでき、かつバイブレーターによるアンカー
の方向性が失われない。
【０００８】
【図１】本発明の実施例。Ｙアンカー止め金具を鉄皮に
溶接した。
溶接した。
【図２】従来例１、アンカーを鉄皮に直接固定。
【図３】従来例２。支持金物を取り付けた。
１ Ｙアンカー ２ 不定形耐火物 ３ 鉄皮 ４ 緩衝層 ５ 支持金物 ６ Ｙアンカー止め金具
Claims (1)
- 【請求項１】 アンカーメタルとアンカーメタル固定金
具の形状が図１のような構造であり、アンカーメタルは
固定せず、アンカーメタル固定金具を鉄皮と固定する。
この構造のため上下左右方向にアンカーメタルの移動が
可能であるアンカーメタル構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30323994A JPH08136155A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | アンカーメタル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30323994A JPH08136155A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | アンカーメタル構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08136155A true JPH08136155A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17918554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30323994A Pending JPH08136155A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | アンカーメタル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08136155A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006015439A1 (en) * | 2004-08-12 | 2006-02-16 | Antec Engineering Pty Limited | Apparatus for holding and anchoring refractory concrete type linings |
| WO2018061276A1 (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 中外炉工業株式会社 | 耐火物構造体 |
-
1994
- 1994-11-10 JP JP30323994A patent/JPH08136155A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006015439A1 (en) * | 2004-08-12 | 2006-02-16 | Antec Engineering Pty Limited | Apparatus for holding and anchoring refractory concrete type linings |
| WO2018061276A1 (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 中外炉工業株式会社 | 耐火物構造体 |
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