JPS61175475A - 炉天井の断熱構造 - Google Patents
炉天井の断熱構造Info
- Publication number
- JPS61175475A JPS61175475A JP1452885A JP1452885A JPS61175475A JP S61175475 A JPS61175475 A JP S61175475A JP 1452885 A JP1452885 A JP 1452885A JP 1452885 A JP1452885 A JP 1452885A JP S61175475 A JPS61175475 A JP S61175475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- heat insulating
- shell
- ceiling
- support plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分舒
本発明は加熱炉、均熱炉等の炉に於ける天井の断熱構造
に関する。
に関する。
従来の技術
従来よりセラミックファイバ等の耐火断熱繊維のブラン
ケットやフェルトを用いた断熱層を備えた炉が知られて
いる。このような耐火断熱繊維を用いた炉は。
ケットやフェルトを用いた断熱層を備えた炉が知られて
いる。このような耐火断熱繊維を用いた炉は。
炉側面及び天井に炉内部を完全に包囲するように炉殻鉄
皮を設け、該炉殻鉄皮表面に耐火断熱繊維の断熱材を取
付は断熱層を構成している。炉殻鉄皮への断熱材の取付
方法は種々あるが、特開昭５２−２０４３７号。
皮を設け、該炉殻鉄皮表面に耐火断熱繊維の断熱材を取
付は断熱層を構成している。炉殻鉄皮への断熱材の取付
方法は種々あるが、特開昭５２−２０４３７号。
特開昭５５−１５９３９７号に開示されているような耐
火断熱繊維の熱絶縁ブロックを用意し、該ブロックを取
付金具を利用して炉殻鉄皮表面に取付ける方法が広く用
いられている。
火断熱繊維の熱絶縁ブロックを用意し、該ブロックを取
付金具を利用して炉殻鉄皮表面に取付ける方法が広く用
いられている。
発明が解決しようとする問題点
ところが、従来の炉では天井の断熱構造に次の問題点が
生じることが判明した。即ち、天井の炉殻鉄皮内面に熱
絶縁ブロックを取付けて断熱層を形成しているが、炉内
が極めて高温のため、炉殻鉄皮のところでも１００〜２
００℃に昇温することがあり、この昇温の為、天井の炉
殻鉄皮が熱膨張する。天井の炉殻鉄皮はその全周縁が炉
側面の炉殻鉄皮に溶接固定され拘束されているため、自
由に膨張できず、このため天井の炉殻鉄皮が波状に撓む
、炉殻鉄皮が波状に撓むと、第２図に示すように炉殻鉄
皮１０が下方に凸状に撓んだ部分では、その下面に取付
けられた熱絶縁ブロック１１が傾斜しブロック１１間に
隙間１２が生じてしまう。
生じることが判明した。即ち、天井の炉殻鉄皮内面に熱
絶縁ブロックを取付けて断熱層を形成しているが、炉内
が極めて高温のため、炉殻鉄皮のところでも１００〜２
００℃に昇温することがあり、この昇温の為、天井の炉
殻鉄皮が熱膨張する。天井の炉殻鉄皮はその全周縁が炉
側面の炉殻鉄皮に溶接固定され拘束されているため、自
由に膨張できず、このため天井の炉殻鉄皮が波状に撓む
、炉殻鉄皮が波状に撓むと、第２図に示すように炉殻鉄
皮１０が下方に凸状に撓んだ部分では、その下面に取付
けられた熱絶縁ブロック１１が傾斜しブロック１１間に
隙間１２が生じてしまう。
このような隙間１２が生じると、炉殻鉄皮１０が直接炉
内の高温ガスに曝されることとなり、急激に酸化して破
損し９重大な事故の原因となる。
内の高温ガスに曝されることとなり、急激に酸化して破
損し９重大な事故の原因となる。
本発明はかかる現状に鑑みなされたもので、炉天井にお
いて耐火断熱繊維からなる断熱層を支持する部材に熱膨
張が生じても、該部材が波状にたわむことがなく、断熱
層に何隻支障の生じない新規な炉天井の断熱構造を提供
することを目的とする。
いて耐火断熱繊維からなる断熱層を支持する部材に熱膨
張が生じても、該部材が波状にたわむことがなく、断熱
層に何隻支障の生じない新規な炉天井の断熱構造を提供
することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解消すべくなされた本発明は、炉天井のフ
レームから吊り下げられた断熱材支持板と、該支持板の
下面に取付けられた耐火断熱繊維の断熱層とからなり、
前記支持板は炉側面の炉殻鉄皮に対し移動可能に構成さ
れていることを特徴とする炉天井の断熱構造である。
レームから吊り下げられた断熱材支持板と、該支持板の
下面に取付けられた耐火断熱繊維の断熱層とからなり、
前記支持板は炉側面の炉殻鉄皮に対し移動可能に構成さ
れていることを特徴とする炉天井の断熱構造である。
作用
上記構成の断熱構造は、支持板が天井フレームから吊り
下げられ且つ炉側面の炉殻鉄皮とは固定されていないの
で、自由に熱膨張可能である。このため、支持板は加熱
されても自由に水平に伸びるのみで、波状に撓むことが
なく、従って支持板に取付けられた熱絶縁ブｏ−７りが
傾斜して、ブロック間に隙間が住じるということがない
、なお、熱絶縁ブロックは相互に圧縮して取付けられて
いるので、多少支持板が伸びてもブロック間に隙間が生
じることはない。
下げられ且つ炉側面の炉殻鉄皮とは固定されていないの
で、自由に熱膨張可能である。このため、支持板は加熱
されても自由に水平に伸びるのみで、波状に撓むことが
なく、従って支持板に取付けられた熱絶縁ブｏ−７りが
傾斜して、ブロック間に隙間が住じるということがない
、なお、熱絶縁ブロックは相互に圧縮して取付けられて
いるので、多少支持板が伸びてもブロック間に隙間が生
じることはない。
実施例
以下、添付図面に示す本発明の好適な実施例を詳細に説
明する。
明する。
第１図において、符号１は炉側面の炉殻鉄皮、２はその
炉殻鉄皮１を支持する側壁フレーム、３は天井フレーム
である。炉殻鉄皮ｌの内面には、多数の熱絶縁ブロック
４が取付けられて側面の断熱層を形成している。炉天井
には、天井フレーム３から多数の吊り金具例えば吊りボ
ルト５により断熱材支持板６が吊り下げられており、そ
の下面に多数の熱絶縁ブロック７が取付けられ天井の断
熱層を形成している。なお、支持板６の上面には補強用
のフレーム８が取付けられている。
炉殻鉄皮１を支持する側壁フレーム、３は天井フレーム
である。炉殻鉄皮ｌの内面には、多数の熱絶縁ブロック
４が取付けられて側面の断熱層を形成している。炉天井
には、天井フレーム３から多数の吊り金具例えば吊りボ
ルト５により断熱材支持板６が吊り下げられており、そ
の下面に多数の熱絶縁ブロック７が取付けられ天井の断
熱層を形成している。なお、支持板６の上面には補強用
のフレーム８が取付けられている。
支持板６は図面から良く判るように、炉側面の炉殻鉄皮
１で囲まれた面積よりもやや小さい面積委有し、且つ炉
殻鉄皮１から離して配室されており、従って水平方向に
熱膨張可能である。支持板６としては、従来の炉天井を
形成する炉殻鉄皮と同様の無孔の鉄板が使用されてもよ
いし、軽量化の為多数の孔を設けたパンチングメタルや
エキスバンドメタルが使用されてもよい。
１で囲まれた面積よりもやや小さい面積委有し、且つ炉
殻鉄皮１から離して配室されており、従って水平方向に
熱膨張可能である。支持板６としては、従来の炉天井を
形成する炉殻鉄皮と同様の無孔の鉄板が使用されてもよ
いし、軽量化の為多数の孔を設けたパンチングメタルや
エキスバンドメタルが使用されてもよい。
断熱層を形成する熱絶縁ブロック４．７は上記特開昭に
開示のような公知のものを適宜使用可能であり、各ブロ
ックは圧縮された状態で取付けられ自身の復元力により
ブロック間に隙間の無い断熱層を形成している。
開示のような公知のものを適宜使用可能であり、各ブロ
ックは圧縮された状態で取付けられ自身の復元力により
ブロック間に隙間の無い断熱層を形成している。
側面の断熱層上端と天井の断熱層下面との間には、隙間
が生じないよう、必要に応じ耐火断熱繊維のブランケッ
ト等のシール材９が装着される。
が生じないよう、必要に応じ耐火断熱繊維のブランケッ
ト等のシール材９が装着される。
上記断熱構造によれば、天井の支持Ｎｉ６はその外周を
拘束されていないので、水平方向に自由に熱膨張するこ
とができ、第２図に示すように波状に撓んで熱絶縁ブロ
ック間に隙間を生じるということが無い、このため、断
熱層が常時有効に作用し、外部を炉内の高温から保護す
ることができる。なお、耐火断熱繊維のブランケットで
構成された熱絶縁ブロック７は通気性があるため、炉天
井の支持板６と炉側面の炉殻鉄皮ｌとの間に隙間を形成
したり、支持板としてエキスバンドメタルを用いると、
炉内のガスが外部に漏出することが懸念されるが、耐火
断熱繊維の断熱層は炉内のガスを十分遮断し、ガスが外
部に漏出してトラブルを生じることが無いことが確認さ
れた。
拘束されていないので、水平方向に自由に熱膨張するこ
とができ、第２図に示すように波状に撓んで熱絶縁ブロ
ック間に隙間を生じるということが無い、このため、断
熱層が常時有効に作用し、外部を炉内の高温から保護す
ることができる。なお、耐火断熱繊維のブランケットで
構成された熱絶縁ブロック７は通気性があるため、炉天
井の支持板６と炉側面の炉殻鉄皮ｌとの間に隙間を形成
したり、支持板としてエキスバンドメタルを用いると、
炉内のガスが外部に漏出することが懸念されるが、耐火
断熱繊維の断熱層は炉内のガスを十分遮断し、ガスが外
部に漏出してトラブルを生じることが無いことが確認さ
れた。
上記実施例は炉天井の支持板６の下面に形成する断熱層
として、多数の熱絶縁ブロックを並べて形成したものを
示したが１本発明はこの構成に限定されず、耐火断熱繊
維のブランケット又はフェルトを積層して形成した断熱
層を用いてもよい。
として、多数の熱絶縁ブロックを並べて形成したものを
示したが１本発明はこの構成に限定されず、耐火断熱繊
維のブランケット又はフェルトを積層して形成した断熱
層を用いてもよい。
発明の効果
以上の如く１本発明によれば、炉天井に側面の炉殻鉄皮
に拘束されない支持板を吊り下げて配置し、その下面に
耐火断熱繊維の断熱層を形成したものであるので、支持
板が熱膨張しても波状に撓むことがなく、断熱層に隙間
が生じるというトラブルが生じない、また。
に拘束されない支持板を吊り下げて配置し、その下面に
耐火断熱繊維の断熱層を形成したものであるので、支持
板が熱膨張しても波状に撓むことがなく、断熱層に隙間
が生じるというトラブルが生じない、また。
断熱層は耐火断熱繊維で構成しているので、軽量であり
、簡単な構造で支持板及び断熱層を吊り下げることが可
能である。
、簡単な構造で支持板及び断熱層を吊り下げることが可
能である。
第１図は本発明の一実施例を示す要部断面図、第２図は
従来の天井の断熱構造に於ける問題点を示す部分、
断面図である。 １−・・・炉殻鉄皮 ２・・−側壁フレーム ３−・・
天井フレーム４・・・熱絶縁ブロック ５・−・吊り金
具 ６−・支持板７・−熱絶縁ブロック ８− 補強
用のフレーム９−シール材 特許出願人 新日鐵化学株式会社 代理人 弁理士 乗 松 恭 三 第１図 第２図
従来の天井の断熱構造に於ける問題点を示す部分、
断面図である。 １−・・・炉殻鉄皮 ２・・−側壁フレーム ３−・・
天井フレーム４・・・熱絶縁ブロック ５・−・吊り金
具 ６−・支持板７・−熱絶縁ブロック ８− 補強
用のフレーム９−シール材 特許出願人 新日鐵化学株式会社 代理人 弁理士 乗 松 恭 三 第１図 第２図
Claims (1)
- 炉天井のフレームから吊り下げられた断熱材支持板と、
該支持板の下面に取付けられた耐火断熱繊維の断熱層と
からなり、前記支持板は炉側面に対し移動可能に構成さ
れていることを特徴とする炉天井の断熱構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1452885A JPS61175475A (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | 炉天井の断熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1452885A JPS61175475A (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | 炉天井の断熱構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61175475A true JPS61175475A (ja) | 1986-08-07 |
| JPH0229954B2 JPH0229954B2 (ja) | 1990-07-03 |
Family
ID=11863633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1452885A Granted JPS61175475A (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | 炉天井の断熱構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61175475A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0446698U (ja) * | 1990-08-24 | 1992-04-21 | ||
| CN103375992A (zh) * | 2012-04-27 | 2013-10-30 | 霓佳斯株式会社 | 加热炉用顶棚单元及其制造方法、加热炉及其制造方法 |
-
1985
- 1985-01-30 JP JP1452885A patent/JPS61175475A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| CERAMIC FIBER SEMINAR TOKYO a¤×Þi-ýШb¨¤ex-ýШ=1980 * |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0446698U (ja) * | 1990-08-24 | 1992-04-21 | ||
| CN103375992A (zh) * | 2012-04-27 | 2013-10-30 | 霓佳斯株式会社 | 加热炉用顶棚单元及其制造方法、加热炉及其制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0229954B2 (ja) | 1990-07-03 |
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