JPS634188A - 発泡性耐火ガラスの取付構造 - Google Patents

発泡性耐火ガラスの取付構造

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JPS634188A
JPS634188A JP61148379A JP14837986A JPS634188A JP S634188 A JPS634188 A JP S634188A JP 61148379 A JP61148379 A JP 61148379A JP 14837986 A JP14837986 A JP 14837986A JP S634188 A JPS634188 A JP S634188A
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JP
Japan
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glass
foamable
fire
groove
mounting structure
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JP61148379A
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吉田 克之
飯塚 幸治
萩原 忠治
高田 司
大沢 悟
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、窓、ドア等における発泡性耐火ガラスの取付
構造に関する。さらに詳しくは、この取付構造の耐火性
の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の発泡性耐火ガラスとしては、例えば特開
昭52−26522号、同53−40066号、同53
−69209号公報等に記載されているものが知られて
おり、この発泡性耐火ガラスは第6図、第7図に示す取
付構造によって窓。
ドア等に取り付けられている。
この発泡性耐火ガラス1は加熱発泡性を有する発泡材1
1を介して複数枚のガラス板12を積層してなるもので
あり、火災等の火炎の加熱によって発泡材11が発泡し
てその体積を膨張することにより耐熱性を発揮するもの
である。また、発泡材11は通常透明であるが、発泡に
よって不透明となり輻゛射熱を遮断する作用も奏する。
そして、この発泡性耐火ガラス1はその厚み1重量等の
関係から、第6図に示すように窓、ドア等の被取付部3
に固定した取付枠2を利用して取り付ける構造が採られ
ており、第7図に示すように取付枠2に設けた溝2゛に
発泡性耐火ガラス1゛の周縁を挿入し、溝2゛に介設し
たコーキング材、定型ガスケット等の固定材4で固定す
る構造となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、第6図、第7図に示す従来の取付構造では、溝
2゛の巾が狭いと、第8図に示すように溝2゛内におけ
る発泡性耐火ガラス1の膨張が途中で阻止されるために
、発泡性耐火ガラスlの溝2゛の内外境部分に応力が集
中してクラック5が生じる。この問題は、溝2゛の巾と
の関連の外に、固定材4を硬度の高い定型ガスヶ・ノド
とした場合にも生ずる。ガラスのクラックそのものは、
加熱を受けた場合には必然的に発生するものであるが、
このような応力集中による不自然なりラックは加熱後、
間もなく発生し、大きなlvr層を形成するため、熱が
通過し易(なり、発泡性耐火ガラス1の耐火性能が著し
く低下することが実験によって確認されている。また、
固定方法を柔軟にすれば、このようなりラックの発生を
制御できることも実験によって確認されている。
このような応力集中によって発生するクラックを防止す
るには、溝2゛の巾の拡大、固定材4の材質変更等の手
段を講じなければならないが、これに伴って溝2゛、固
定材4周りの耐火性の低下防止をも考慮しなければなら
なくなる。
〔発明の目的〕
本発明は前述の問題点を解決するためになされたもので
、その目的は、発泡性耐火ガラスへの応力集中を緩和し
、なおかつ取付構造の耐火性を向上することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る発泡性耐火ガラスの取付構造は、加熱発泡
性を有する発泡材を介して複数枚のガラス板を積層した
発泡性耐火ガラスの周縁を取付枠の溝に挿入し、この溝
に介設した耐火性を有する固定材で発泡性耐火ガラスを
固定してなる発泡性耐火ガラスの取付構造において、前
記溝を発泡性耐火ガラスの膨張を許容する巾とし、前記
固定材を発泡性耐火ガラスの膨張に追従して収縮する弾
性材としたものである。
〔発明の作用〕
本発明においては、通常時に弾性材からなる固定材の弾
性で発泡性耐火ガラスを固定し、火災時にこの固定材が
発泡性耐火ガラスの膨張に追従して収縮し、発泡性耐火
ガラスの溝との内外境部分に応力が集中しなくなり、発
泡性耐火ガラスに不自然なりランクを発生させることが
ない。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第5図に基づいて説明
する。
第1図に示す実施例は、取付枠2の溝2゛の巾を拡大し
て発泡性耐火ガラスlの膨張を許容する間隙を形成し、
この間隙に弾性材41からなる固定材4を圧入したもの
である。弾性材41は第3図に示すような金属板を相対
方向へ屈曲した坂バネを用いているが、金属線を同様に
形成した線バネ、第4図に示すような金属板がジグザグ
に屈曲した板バネ、コイルスプリング等を用いることも
できる。この弾性材41は:a2゛内に一定間隔で設け
られ、その弾性によって発泡性耐火ガラス1を溝2′の
片側へ押し付けている。弾性材41の周りの溝2°内に
は石綿、グラスウール等の耐火材42からなる固定材4
が充愼されており、さらに溝2′の上部には弾性材41
.耐火材42を被覆するようにコーキング材43からな
る固定材4が設けられている。
この実施例によると、弾性材41の弾性によって発泡性
耐火ガラスlの固定が達成されており、耐火材42.コ
ーキング材43がこの固定を補助している。従って、従
来に比べて固定強度が低下することはない。
第2図は第1図に示す実施例の加熱状態を示すもので、
膨張した発泡性耐火ガラスlが弾性材41を収縮させて
いる状態が示されている。火災等によって発泡性耐火ガ
ラス1が加熱されると、発泡材11が発泡して(ガラス
板12の熱膨張も起こる)発泡性耐火ガラス1が膨張す
るが、弾性材41はこの膨張によって収縮されながらも
その弾性によって発泡性耐火ガラス1の固定を保持する
従って、発泡性耐火ガラス1がガタ付くことはなく、ま
た、第8図に示すようなりランク5が生ずる応力の集中
も起こり得ない。また、弾性材41と発泡性耐火ガラス
1の最外層のガラス板12とは部分的に圧接しているだ
けであるため、摩擦が弱く最外層のガラス板12の割れ
等は起こらない。
なお、前記耐火材42は発泡性耐火ガラス板1の膨張時
にこれと溝2゛ との間隙をシールして耐火性の低下を
防止している。
第5図は、第1図に示す弾性材41を板バネ等に代えて
チューブ形の耐火ガスケットとした実施例を示すもので
ある。この実施例によると、溝2゜に沿って耐火ガスケ
ットからなる弾性材41を圧入して取り付けることがで
きるため、取付作業が簡便化される利点がある。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る発泡性耐火ガラスの取付構造
は、加熱による発泡性耐火ガラスの応力集中による不自
然なりランクの発生が防止されるため耐火性が向上する
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る発泡性耐火ガラスの取付構造の実
施例を示す断面図、第2図は第1図の作用状態を示す断
面図、第3図は第1図の要部拡大斜視図、第4図は第3
図の変形例を示す斜視図、第5図は本発明の他の実施例
を示す断面図、第6図は従来例を示す斜視図、第7図は
第6図の要部拡大断面図、第8図は従来例の問題点を指
摘するための断面図である。 1・・・発泡性耐火ガラス、2・・・取付枠、2゛ ・
・・溝、4・・・固定材、11・・・発泡材、12・・
・ガラス板、41・・・弾性材、42・・・耐火材。 15図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱発泡性を有する発泡材を介して複数枚のガラ
    ス板を積層した発泡性耐火ガラスの周縁を取付枠の溝に
    挿入し、この溝に介設した耐火性を有する固定材で発泡
    性耐火ガラスを固定してなる発泡性耐火ガラスの取付構
    造において、前記溝を発泡性耐火ガラスの膨張を許容す
    る巾とし、前記固定材を発泡性耐火ガラスの膨張に追従
    して収縮する弾性材としたことを特徴とする発泡性耐火
    ガラスの取付構造。
  2. (2)固定材が弾性材と弾性材の周りの溝内に充填され
    た耐火材とからなる特許請求の範囲第1項記載の発泡性
    耐火ガラスの取付構造。
JP61148379A 1986-06-25 1986-06-25 発泡性耐火ガラスの取付構造 Expired - Lifetime JPH0718299B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61148379A JPH0718299B2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25 発泡性耐火ガラスの取付構造

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JP61148379A JPH0718299B2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25 発泡性耐火ガラスの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS634188A true JPS634188A (ja) 1988-01-09
JPH0718299B2 JPH0718299B2 (ja) 1995-03-01

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ID=15451445

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JP61148379A Expired - Lifetime JPH0718299B2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25 発泡性耐火ガラスの取付構造

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JP (1) JPH0718299B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014122108A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ乗り場用ドアパネル
US8894379B2 (en) 2006-01-31 2014-11-25 Atlas Copco Airpower, N.V. Compressor device
CN109555423A (zh) * 2018-12-26 2019-04-02 湖南省金为新材料科技有限公司 一种具有中空玻璃的防火系统
US10426582B2 (en) 2014-04-11 2019-10-01 Kulzer Gmbh Performed prosthesis-base blank

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CN109555423A (zh) * 2018-12-26 2019-04-02 湖南省金为新材料科技有限公司 一种具有中空玻璃的防火系统

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JPH0718299B2 (ja) 1995-03-01

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