JP2014122108A - エレベータ乗り場用ドアパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】耐火性および断熱性に優れたエレベータ乗り場用ドアパネルを提供する。
【解決手段】エレベータ乗り場用ドアパネル1a、1bは、枠体12と、枠体12に保持される窓ガラス13とを備えている。窓ガラス13は複数の積層されたガラス板13aと、ガラス板13a間に配置された発泡樹脂材料13bとを有する。火災時にドアパネル1a、1bが加熱されると、発泡樹脂材料13bが加熱されて発泡し、窓ガラス13全体の厚みを増加させる。
【選択図】図3

Description

本発明はエレベータ乗り場用ドアパネルに係り、とりわけ耐火性および断熱性に優れたエレベータ乗り場用ドアパネルに関する。
従来よりエレベータ乗り場に、エレベータ乗り場用ドアパネルが設置されている。このようなエレベータ乗り場用ドアパネルを展望用のエレベータ乗り場に設置する場合、ドアパネルは透明ガラス板により構成される。
このようなドアパネルは、複数の透明ガラス板を積層することにより得られ、このことによりドアパネルの耐衝撃性を高めている。
ところで、エレベータ乗り場用ドアパネルを構成する透明ガラス板は、耐火性を考慮して耐熱ガラス板からなっている。しかしながら、火災時において、エレベータ昇降路側とエレベータ乗り場側との間で十分な断熱性が求められているにもかかわらず、従来のエレベータ乗り場用ドアパネルはこのような断熱性をもっていないのが実情である。
特許第2605992 特開第2007−211501
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、火災時において十分な断熱性を有するエレベータ乗り場用ドアパネルを提供することを目的とする。
本発明は、エレベータ乗り場に設置されたエレベータ乗り場用ドアパネルにおいて、枠体と、枠体に保持される窓ガラスとを備え、窓ガラスは、複数の積層されたガラス板と、ガラス板間に配置され、加熱時に発泡して窓ガラスの厚みを増加させる発泡樹脂材料とを有していることを特徴とするエレベータ乗り場用ドアパネルである。
本発明は、枠体と窓ガラスとの間に、バネ機構を介在させ、このバネ機構により窓ガラスの厚みの増加を吸収することを特徴とするエレベータ乗り場用ドアパネルである。
本発明は、枠体と窓ガラスとの間に、バネ機構に加えて加熱時に剛性が低下する材料あるいは溶融する材料からなるスペーサを介在させたことを特徴とするエレベータ乗り場用ドアパネルである。
本発明は、バネ機構は板バネを含むことを特徴とするエレベータ乗り場用ドアパネルである。
本発明は、板バネは枠体に固定され、板バネの枠体側の固定部により窓ガラスが枠体上で位置決めされることを特徴とするエレベータ乗り場用ドアパネルである。
本発明は、エレベータ乗り場に設置されたエレベータ乗り場用ドアパネルにおいて、枠体と、枠体に保持される窓ガラスとを備え、窓ガラスは複数の積層されたガラス板と、ガラス板間に配置され、加熱時に発泡して窓ガラスの厚みを増加させる発泡樹脂材料とを有する第1窓ガラスと、複数の積層されたガラス板を有する第2窓ガラスとを含み、第1窓ガラスと第2窓ガラスとの間に空気層が形成されていることを特徴とするエレベータ乗り場用ドアパネルである。
本発明は、枠体の裏面側に、枠体を覆うカバーが取付けられ、枠体に加熱時に発泡して枠体とカバーとの間の隙間を埋める発泡性塗料を設けたことを特徴とするエレベータ乗り場用ドアパネルである。
以上のように本発明によれば、火災時において十分な耐火性を有するとともに、優れた断熱性を提供することができる。
図1(a)は本発明によるエレベータ乗り場用ドアパネルの第1の実施の形態を示すドアパネルの取付構成を示す正面図、図1(b)はその側断面図。 図2(a)はエレベータ乗り場用ドアパネルを示す正面図、図2(b)は図2(a)のX−X線断面図。 図3(a)は図2(a)のY−Y線断面図であって通常時を示す図、図3(b)は図3(a)のZ−Z線断面図、図3(c)は図2(a)のY−Y線断面図であって火災時を示す図、図3(d)は図3(c)のZ−Z線断面図。 図4はエレベータ乗り場用ドアパネルの変形例を示す図。 図5(a)は本発明によるエレベータ乗り場用ドアパネルの第2の実施の形態であって通常時を示す図、図5(b)はその火災時を示す図。 図6(a)は本発明によるエレベータ乗り場用ドアパネルの第3の実施の形態を示す図であって通常時を示す図、図6(b)はその火災時を示す図。 図7(a)は本発明によるエレベータ乗り場用ドアパネルの第4の実施の形態を示す図であって通常時を示す図、図7(b)はその火災時を示す図。
発明の実施の形態
第1の実施の形態
次に本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図4により説明する。
まず図1(a)(b)により、本発明によるエレベータ乗り場用ドアパネル1a、1bの取付構造について説明する。
図1(a)(b)に示すように、展望用のエレベータ乗り場30には、一対のエレベータ乗り場用ドアパネル1a、1bが開閉自在に設置されている。すなわち、エレベータ乗り場30には、壁面Wにブラケット3a、3bを介してベース2が固定され、このベース2にレール4が保持されている。
この場合、ベース2はブラケット3a、3bを介して壁面Wにアンカーボルトまたは溶接等で固定される。
そして、エレベータ乗り場用ドアパネル1a、1bの上部にはドアハンガー6a、6bが取付けられ、このドアハンガー6a、6bが、ハンガーローラ5a、5b、5c、5dを介してレール4に走行自在に取付けられている。このことによりドアパネル1a、1bはレール4に沿って走行して、エレベータ乗り場30を開閉することができる。
またドアパネル1a、1bのうちの一方のドアパネル1bには、ウエイト8が取付けられており、このウエイト8の自重により、ドアパネル1a、1bがレール4に走行してエレベータ乗り場30を閉鎖することができる。
またドアパネル1a、1bには、ドアパネル1a、1bを閉鎖した場合にロック作用を果たすドアロック9が設置されている。
なお、一対のドアパネル1a、1bは、連動ロープ7により互いに連結されて、連動してレール4に沿って走行することができる。
次にエレベータ乗り場用ドアパネル1a、1bについて、図2(a)(b)〜図4により説明する。
ここでエレベータの乗り場用ドアパネル1a、1bは互いに略同一構造をもつため、ドアパネル1aのみについて以下説明する。
図2(a)(b)〜図4に示すように、エレベータ乗り場用ドアパネル1aは枠体12と、枠体12に保持された窓ガラス13とを供えている。
このうち、枠体12は上方枠体12aと、下方枠体12bと、側方枠体12cとを有し、全体として金属製、例えば鋼製の材料から構成されている。
また、図2(a)(b)および図3(a)(b)(c)(d)に示すように、窓ガラス13は複数、例えば2枚の積層されたガラス板13aと、ガラス板13a間に配置された発泡樹脂材料13bとを有し、発泡樹脂材料13bは火災等の加熱時に、発泡して窓ガラス13の厚みを増すようになっている。
ここで発泡樹脂材料としては、火災時に例えば120℃以上になると発泡して厚みが増加する材料、例えばけい酸リーダ系樹脂を用いることができる。
なお窓ガラス13を構成するガラス板13aとしては、2枚のガラス板13aに限る必要はなく、3枚あるいは4枚以上のガラス板13aを用いてもよい。
このように窓ガラス13は、複数のガラス板13aを含むため重量が大きくなることも考えられるため、窓ガラス13は枠体12の下方枠体12b上に載置され、このことにより下方枠体12bによって窓ガラス13の荷重を受けることができる。
また枠体12の他の部分、例えば上方枠体12aおよび側方枠体12cにより窓ガラス13を枠体12に対して固定することができる。
ここで図2(a)はドアパネル1aを示す正面図であり、図2(b)は図2(a)のX−X線断面図である。
また図3(a)は図2(a)のY−Y線断面図であり、図3(b)は図3(a)のZ−Z線断面図である。さらに図3(c)は図2(a)のY−Y線断面図であり、図3(d)は図3(c)のZ−Z線断面図である。
次に図3(a)〜(d)により、枠体12に窓ガラス13を取付ける取付構造について説明する。図3(a)〜(d)に示すように、窓ガラス13は窓ガラス側ブラケット14により保持され、枠体12には枠体側ブラケット15が固定されている。そして枠体側ブラケット15と窓ガラス側ブラケット14との間にスプリングバネ16からなるバネ機構が介在されている。
この場合、枠体ブラケット15は枠体12に溶接またはネジ止めにより強固に固定されている。また枠体側ブラケット15と窓ガラス側ブラケット14との間には、スプリングバネ16に加えて加熱時に剛性が低下する材料あるいは溶融する材料、例えばゴム又は熱可塑性樹脂からなるスペーサ17が介在されている。
さらにまた、枠体12の裏面には、意匠性を確保するために枠体12の裏面を隠すカバー19が取付けられている。またこの枠体12とカバー19との間の隙間には、ロックウールやセラミックファイバー等の難燃性繊維18が充てんされている。
なお、枠体12とカバー19との間の隙間に難燃性繊維18を充てんする代わりに、枠体12内面に加熱時に発泡して枠体12とカバー19との間の隙間を埋める発泡性塗料18aを塗工してもよい。
また図3(a)〜(d)に示すように、枠体側ブラケット15と窓ガラス側ブラケット14との間に、スプリングバネ16と溶融材料からなるスペーサ17とが並列に配置されているが、これに限らず図4に示すように、加熱時に剛性が低下する材料、例えばゴム又は熱可塑性樹脂からなる弾性体スペーサ25を枠体側ブラケット15と窓ガラス側ブラケット14との間に介在させ、この弾性体スペーサ25により、スペーサ機能とスプリング機能を発揮させてもよい。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず通常時には、ドアパネル1aの枠体側ブラケット15と窓ガラス側ブラケット14との間にスペーサ17が介在され、窓ガラス側ブラケット14はスペーサ17を介して枠体側ブラケット15により窓ガラス13側へ押付けられる。このことにより窓ガラス13は枠体12と窓ガラス側ブラケット14との間で堅固に挟持されて、枠体12に固定される(図3(a)(b)参照)。この場合、窓ガラス13の厚みはAとなっている。
次に火災が起こってドアパネル1aが加熱され、例えばドアパネル1aが120℃以上まで加熱されると、スペーサ17が溶融するか軟化する。同時に窓ガラス13の発泡樹脂材料13bが発泡してその厚みが増加する(図3(c)(d)参照)。この場合、枠体側ブラケット15と窓ガラス側ブラケット14との間のスペーサ17が溶融するか軟化するため、窓ガラス13は枠体12内でその厚みを増加させることができる。この場合、枠体側ブラケット15と窓ガラス側ブラケット14との間に介在されたスプリングバネ16により窓ガラス側ブラケット14が窓ガラス13側へ押付けられる。このことにより、窓ガラス13を枠体12と窓ガラス側ブラケット14との間で挟持することができる。
また窓ガラス13の発泡樹脂材料13bが発泡して窓ガラス13の厚みがAからA’へ増加する。このため発泡樹脂材料13bにより効果的に断熱層を形成することができる。このことにより耐火性に加えて、窓ガラス13の断熱性能を高めることができる。
第2の実施の形態
次に図5(a)(b)により、本発明の第2の実施の形態について説明する。図5(a)(b)に示すように、窓ガラス13は複数の積層されたガラス板13aと、ガラス板13a間の発泡樹脂材料13bとからなり、枠体12に保持され固定されている。また、枠体12には板バネ20からなるバネ機構が設けられている。
この場合、板バネ20は枠体12にネジ20aによりネジ止めされている。そして、この板バネ20によって、窓ガラス13が枠体12に押付けられている。
さらにまた、枠体12の裏面には、意匠性を確保するために枠体12の裏面を隠すカバー19が取付けられている。またこの枠体12とカバー19との間の隙間には、ロックウールやセラミックファイバー等の難燃性繊維18が充てんされている。
なお、枠体12とカバー19との間の隙間に難燃性繊維18を充てんする代わりに、枠体12内面に加熱時に発泡して枠体12とカバー19との間の隙間を埋める発泡性塗料18aを塗工してもよい。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず通常時には、窓ガラス13は板バネ20により枠体12側へ押付けられ枠体12に固定される(図5(a)参照)。この場合、板バネ20の幅はBとなり、窓ガラスの厚みはAとなっている。
次に火災が起こってドアパネル1aが加熱され、例えばドアパネル1aが120℃以上まで加熱されると、窓ガラス13の発泡樹脂材料13bが発泡してその厚みが増加する(図5(b)参照)。このため、窓ガラス13は枠体12内でその厚みを増加させる。この場合、枠体12に設けられた板バネ20が図5(b)の上下方向に伸び、この板バネ20により窓ガラス13は枠体12に押付けられる。
このとき、板バネ20の幅はBからB’へ減少する。また窓ガラス13の発泡樹脂材料13bが発泡して窓ガラス13の厚みがAからA’へ増加する。このため発泡樹脂材料13bにより効果的に断熱層を形成することができる。このことにより耐火性に加えて、窓ガラス13の断熱性能を高めることができる。
第3の実施の形態
次に図6(a)(b)により本発明の第3の実施の形態について説明する。図6(a)(b)に示すように、窓ガラス13は複数の積層されたガラス板13aと、ガラス板13a間の発泡樹脂材料13bとからなり、枠体12に保持され、固定されている。また枠体12には板バネ21からなるバネ機構が設けられている。
この場合、板バネ21は枠体12側の固定部21aが曲げ加工により折曲げられて枠体12に固定されている。また板バネ21の固定部21aにより、窓ガラス13が枠体12上で位置決めされている。そして、この板バネ21によって、窓ガラス13が枠体12に押付けられている。
さらにまた、枠体12の裏面には、意匠性を確保するために枠体12の裏面を隠すカバー19が取付けられている。またこの枠体12とカバー19との間の隙間には、ロックウールやセラミックファイバー等の難燃性繊維18が充てんされている。
なお、枠体12とカバー19との間の隙間に難燃性繊維18を充てんする代わりに、枠体12内面に加熱時に発泡して枠体12とカバー19との間の隙間を埋める発泡性塗料18aを塗工してもよい。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず通常時には、窓ガラス13は板バネ21により、枠体12側へ押付けられ枠体12に固定される(図6(a)参照)。
次に火災が起こってドアパネル1aが加熱され、例えばドアパネル1aが120℃以上まで加熱されると、窓ガラス13の発泡樹脂材料13bが発泡してその厚みが増加する(図6(b)参照)。このため、窓ガラス13は枠体12内でその厚みを増加させる。この場合、枠体12に設けられた板バネ21が図6(b)の上下方向に伸び、この板バネ21により窓ガラス13は枠体12に押付けられる。
このとき、窓ガラス13の発泡樹脂材料13bが発泡して窓ガラス13の厚みがAからA’へ増加する。このため発泡樹脂材料13bにより効果的に断熱層を形成することができる。このことにより耐火性に加えて、窓ガラス13の断熱性能を高めることができる。
第4の実施の形態
次に図7(a)(b)により、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図7(a)(b)に示すように、窓ガラス13は複数の積層されたガラス板13aとガラス板13a間に配置された発泡樹脂材料13bとを有する第1窓ガラス13Aと、複数の積層されたガラス板13aを有する第2窓ガラス13Bとを含んでおり、窓ガラス13は枠体12に保持されている。
この場合、第2窓ガラス13Bは発泡樹脂材料を含んでいない。また第1窓ガラス13Aと第2窓ガラス13Bとの間に空気層32が形成されている。さらに枠体12にはブラケット24が止めネジ24aにより取付けられており、このブラケット24によって枠体12に固定されている。
図7(a)(b)において、窓ガラス13の第1窓ガラス13Aは昇降路側に向っておいて、第2窓ガラス13Bはエレベータの乗り場30側に向っている。
さらにまた、枠体12の裏面には、意匠性を確保するために枠体12の裏面を隠すカバー19が取付けられている。またこの枠体12とカバー19との間の隙間には、ロックウールやセラミックファイバー等の難燃性繊維18が充てんされている。
なお、枠体12とカバー19との間の隙間に難燃性繊維18を充てんする代わりに、枠体12内面に加熱時に発泡して枠体12とカバー19との間の隙間を埋める発泡性塗料18aを塗工してもよい。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず通常時には、窓ガラス13はブラケット24により枠体12に固定される(図7(a)参照)。この場合、窓ガラス13の空気層32の厚みはCとなっている。
次に火災が起こってドアパネル1aが加熱され、例えばドアパネル1aが120℃以上まで加熱されると、窓ガラス13の第1窓ガラス13Aの発泡樹脂材料13bが発泡してその厚みが増加する(図7(b)参照)。このため、窓ガラス13の第1窓ガラス13Aは枠体12内でその厚みを増加させる。この場合、窓ガラス13の第1窓ガラス13Aの発泡樹脂材料13bが発泡して第1窓ガラス13Aの厚みがAからA’へ増加する。このため発泡樹脂材料13bにより効果的に断熱層を形成することができる。このことにより耐火性に加えて、窓ガラス13の断熱性能を高めることができる。
なお、第1窓ガラス13Aと第2窓ガラス13Bとの間の空気層32は、その厚みがCからC’へ減少する。
1a、1b ドアパネル
12 枠体
13 窓ガラス
13A 第1窓ガラス
13B 第2窓ガラス
13a ガラス板
13b 発泡樹脂材料
16 スプリングバネ
17 スペーサ
19 カバー
20 板バネ
21 板バネ
24 ブラケット
25 弾性体スペーク
本発明は、エレベータ乗り場に設置されたエレベータ乗り場用ドアパネルにおいて、枠体と、枠体に保持される窓ガラスとを備え、窓ガラスは、複数の積層されたガラス板と、ガラス板間に配置され、加熱時に発泡して窓ガラスの厚みを増加させる発泡樹脂材料とを有し、枠体の裏面側外方に、枠体を覆うとともに枠体との間に隙間を形成するカバーが取付けられ、枠体とカバーとの間の隙間に難燃性繊維を充てんしたことを特徴とするエレベータ乗り場用ドアパネルである。
本発明は、エレベータ乗り場に設置されたエレベータ乗り場用ドアパネルにおいて、枠体と、枠体に保持される窓ガラスとを備え、窓ガラスは複数の積層されたガラス板と、ガラス板間に配置され、加熱時に発泡して窓ガラスの厚みを増加させる発泡樹脂材料とを有する第1窓ガラスと、複数の積層されたガラス板を有する第2窓ガラスとを含み、第1窓ガラスと第2窓ガラスとの間に空気層が形成され、枠体の裏面側外方に、枠体を覆うとともに枠体との間に隙間を形成するカバーが取付けられ、枠体とカバーとの間の隙間に難燃性繊維を充てんしたことを特徴とするエレベータ乗り場用ドアパネルである。
本発明は、体に加熱時に発泡して枠体とカバーとの間の隙間を埋める発泡性塗料を設けたことを特徴とするエレベータ乗り場用ドアパネルである。

Claims (5)

  1. エレベータ乗り場に設置されたエレベータ乗り場用ドアパネルにおいて、
    枠体と、
    枠体に保持される窓ガラスとを備え、
    窓ガラスは、複数の積層されたガラス板と、ガラス板間に配置され、加熱時に発泡して窓ガラスの厚みを増加させる発泡樹脂材料とを有していることを特徴とするエレベータ乗り場用ドアパネル。
  2. 枠体と窓ガラスとの間に、バネ機構を介在させ、このバネ機構により窓ガラスの厚みの増加を吸収することを特徴とする請求項1記載のエレベータ乗り場用ドアパネル。
  3. 枠体と窓ガラスとの間に、バネ機構に加えて加熱時に剛性が低下する材料あるいは溶融する材料からなるスペーサを介在させたことを特徴とする請求項2記載のエレベータ乗り場用ドアパネル。
  4. エレベータ乗り場に設置されたエレベータ乗り場用ドアパネルにおいて、
    枠体と、
    枠体に保持される窓ガラスとを備え、
    窓ガラスは複数の積層されたガラス板と、ガラス板間に配置され、加熱時に発泡して窓ガラスの厚みを増加させる発泡樹脂材料とを有する第1窓ガラスと、複数の積層されたガラス板を有する第2窓ガラスとを含み、
    第1窓ガラスと第2窓ガラスとの間に空気層が形成されていることを特徴とするエレベータ乗り場用ドアパネル。
  5. 枠体の裏面側に、枠体を覆うカバーが取付けられ、枠体に加熱時に発泡して枠体とカバーとの間の隙間を埋める発泡性塗料を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のエレベータ乗り場用ドアパネル。
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