JP5188509B2 - エレベータ乗場ドア - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、エレベータの乗場側に設置されるエレベータ乗場ドアに関するものである。
特許文献1では、耐火ガラスと強化ガラスとを接着シートで合体させた合わせガラスを、合わせガラスの周辺に設けた不燃性の緩衝材で固定したエレベータのガラス窓付きドアが開示されている。
エレベータ乗場ドアのガラスに上記のような合わせガラスを用いれば、エレベータの乗場側で火災が発生した場合に、エレベータの乗場側の炎がエレベータの昇降路側に入り込むことを耐火ガラスにより防ぐことができる。
特開2006−124040号公報
本発明は、例えば、ある階で火災が発生した場合に、強化ガラスと共に溶融した接着シートがエレベータの昇降路側に垂れ、発火することにより、エレベータの昇降路を通じて他の階が延焼することを防ぐことを目的とする。
本発明のエレベータ乗場ドアは、エレベータ乗場側の面を構成する乗場側パネル部と、前記乗場側パネル部から隔てた位置でエレベータ昇降路側の面を構成する昇降路側パネル部と、前記乗場側パネル部と前記昇降路側パネル部との間に配置される可燃部材と、前記可燃部材より下方に配置され、溶融した前記可燃部材の落下物を受け止める受け部材とを備える。
前記可燃部材は、板状の透光部材であり、前記乗場側パネル部と前記昇降路側パネル部とは、一対の窓穴を有し、前記可燃部材を前記可燃部材の厚さ方向から挟んで前記一対の窓穴に配置する。
前記透光部材は、前記エレベータ乗場側に配置される乗場側透光材と、前記エレベータ昇降路側に配置される昇降路側透光材と、前記乗場側透光材と前記昇降路側透光材との間に配置されると共に前記乗場側透光材と前記昇降路側透光材とを接着する中間フィルムとを有し、前記受け部材は、溶融した前記中間フィルムを受け止める。
前記受け部材は、前記透光部材の前記厚さ方向と略直交する前記透光部材の幅方向に伸張している。
前記受け部材は、伸張方向に直交する断面がU字状またはN字状を形成する。
前記受け部材は、前記乗場側パネル部の内面と前記昇降路側パネル部の内面とに接合している。
前記受け部材は、前記乗場側パネル部の内面と前記昇降路側パネル部の内面とのいずれかに接合している。
前記エレベータ乗場ドアは、複数の前記受け部材を備え、複数の前記受け部材は、それぞれが上下方向に配置されている。
前記エレベータ乗場ドアは、前記透光部材より下方に位置して前記透光部材の前記底面の一部を支持すると共に、前記一部を除いた前記透光部材の前記底面を前記受け部材に対面させる支持部を備える。
前記支持部は、前記乗場側透光材と前記昇降路側透光材との少なくともいずれかを支持する。
前記受け部材は、上端に前記支持部を有する。
前記乗場側パネル部と前記昇降路側パネル部との少なくともいずれかは、前記窓穴より下方で前記透光部材の前記厚さ方向に向けて前記中間フィルムの手前まで突出する突出部を前記支持部として有する。
本発明によれば、例えば、可燃部材である中間フィルム(接着シート)が溶融して垂れた場合でも、エレベータ乗場ドア内部の受け部材が溶融した中間フィルムを受け止めるため、溶融した中間フィルムの発火により昇降路を通じて他の階が延焼することを防ぐことができる。
実施の形態1.
耐火性能を要求された場合、ガラス窓付きのエレベータ乗場ドア100には合わせガラスが用いられ、合わせガラスの中間フィルム112の発火対策が課題となる。
実施の形態1では、加熱により溶融した中間フィルム112の発火を防ぐためのエレベータ乗場ドア100の構造について、図に基づいて説明する。
図1は、実施の形態1におけるエレベータ乗場ドア100を示す図であり、エレベータの昇降路側から見た正面図(下図)と上部を示した平面図(上図)とでエレベータ乗場ドア100の閉状態を示している。
エレベータ乗場ドア100はエレベータ乗場に設置されるエレベータ用のドアである。
エレベータ乗場ドア100は左ドア101と右ドア102とが左右に開閉する両開きタイプのドアであったり、左ドア101と右ドア102とが同じ方向に連動して開閉する片開きタイプのドアであったりする。また、エレベータ乗場ドア100は1枚ドアであっても構わない。図1の平面図は、エレベータ乗場ドア100が両開きタイプである場合の左ドア101と右ドア102との配置を示しており、左ドア101と右ドア102とが直列に配置されている。
左ドア101と右ドア102とには、それぞれ中央に、窓ガラス110(透光部材、可燃部材)が設けられている。
窓ガラス110は、上部取付金具A141、下部取付金具A146および側部取付金具149から成るガラス固定枠114で各ドアに取り付けられている。
左ドア101と右ドア102との昇降路側は、昇降路側パネルA136と昇降路側パネルB137とで構成されている。昇降路側パネルA136はガラス固定枠114とパネル板138とで構成されている。
左ドア101と右ドア102とは、外部および内部がほぼ同一またはほぼ左右対称な構造をしている。
以下、左ドア101を例にして、エレベータ乗場ドア100の内部構造を説明する。右ドア102の内部構造は左ドア101の内部構造と同様な構造を有する。
図2は、実施の形態1における左ドア101を示す横断面図であり、図1のA−A断面を示している。上方が昇降路側であり、下方が乗場側である。
図2に示すように、窓ガラス110は乗場側ガラス111と中間フィルム112と昇降路側ガラス113との3層構造を成す板状の合わせガラスである。
乗場側ガラス111(乗場側透光材)は乗場側に配置された板状の強化ガラス(耐圧ガラス)(乗場側透光材)であり、昇降路側ガラス113は昇降路側に配置された板状の耐熱ガラス(耐火ガラス)(昇降路側透光材)である。また、中間フィルム112は乗場側ガラス111と昇降路側ガラス113との間に配置され、乗場側ガラス111と昇降路側ガラス113とを接着するシートである。
このような合わせガラスを用いることにより、火災時や地震時などに窓ガラス110が飛散するなどの危険を防ぎ、利用者の安全性を高めることができる。
但し、乗場側に耐熱ガラスを配置し、昇降路側に強化ガラスを配置してもよい。
また、窓ガラス110(乗場側ガラス111、昇降路側ガラス113)は、ガラス製でなく、その他の透光部材(例えば、アクリル)であってもよい。
左ドア101は、乗場側の面を構成する乗場側パネル131と昇降路側の面を構成する昇降路側パネルA136とが互いに隔てた位置に配置され、内部に空洞を有している。乗場側パネル131の内面と昇降路側パネルA136の内面とは離れている。
乗場側パネル131と昇降路側パネルA136とは、1対の窓穴115を有し、窓ガラス110を窓ガラス110の厚さ方向から挟んで、窓ガラス110を1対の窓穴115部分に配置している。窓ガラス110は乗場側パネル131と昇降路側パネルA136との間に配置されている。
窓ガラス110の左右両側は不燃性の側部緩衝材159で保護されている。
左ドア101は、箱状内部に取り付けられた側部補強金具169により、潰れないように補強されている。
図3は、実施の形態1における左ドア101を示す縦断面図であり、図1のB−B断面を示している。右方が乗場側であり、左方が昇降路側である。
左ドア101の内部には、窓ガラス110より下方に配置され、火災時などに溶融して垂れ落ちた中間フィルム112を受け止める受止金具A121(受け部材)が備わる。
受止金具A121は、窓ガラス110の幅方向に向けて伸張している棒状を形成する。窓ガラス110の幅方向とは、窓ガラス110の厚さ方向と略直交する方向であり、図1および図2の横方向であり、図3の手前から奥に向かった方向である。図3は、受止金具A121の伸張方向に直交する断面を示している。また、受止金具A121の幅方向は、受止金具A121の伸張方向と直交する方向であり、窓ガラス110の厚さ方向であり、図3の横方向である。
受止金具A121の(伸張方向の)長さは窓ガラス110の幅以上である。受止金具A121が窓ガラス110の幅以上の長さを有することにより、受止金具A121は窓ガラス110のどの位置から垂れ落ちた中間フィルム112であっても受け止めることができる。
また、受止金具A121は左ドア101の幅と同程度の長さを有し、伸張方向の両端が左ドア101の左右両側に接しているのが望ましい。これにより、中間フィルム112が受止金具A121を伸張方向に伝って受止金具A121の両端から垂れ落ちることを防ぐことができる。
受止金具A121は、乗場側側部121aと昇降路側側部121bと底部121cとを有して、上部で開口した縦断面U字状(J字状、凹状、横向きのC字状)を形成している。受止金具A121が縦断面U字状を形成して乗場側と昇降路側とに壁を有し、乗場側と昇降路側とを閉じた溝状を形成していることにより、中間フィルム112が受止金具A121の乗場側および昇降路側から垂れ落ちることを防ぐことができる。また、受止金具A121は、縦断面H字状や縦断面V字状などを形成して乗場側と昇降路側とに壁を設けてもよい。
底部121cは、窓ガラス110の底面から隔てた下方で板状を形成し、窓ガラス110の底面と平行して窓ガラス110の幅方向に伸張し、窓ガラス110の底面と対面して中間フィルム112を受け止める。
乗場側側部121aは、窓ガラス110の幅方向に伸張している板状を形成し、底部121cの乗場側の側辺から上向きに伸張している。
昇降路側側部121bは、窓ガラス110の幅方向に伸張している板状を形成し、底部121cの昇降路側の側辺から上向きに伸張している。
受止金具A121は、乗場側側部121aの外面で乗場側パネル131の内面に接合され、昇降路側側部121bの外面で昇降路側パネルA136の内面に接合されている。
左ドア101は、さらに、受止金具A121と同形状または類似形状の受止金具B122(受け部材)を備える。受止金具B122は受止金具A121より下方に位置し、受止金具A121と受止金具B122とは上下方向に並列して配置されている。受止金具A121の下方に受止金具B122を備えることにより、受止金具A121から漏れ落ちてしまった溶融した中間フィルム112を受止金具B122で受け止めることができる。
受止金具A121の下方に配置される受止金具B122は一つでも複数でも構わない。また、左ドア101は受止金具B122を備えなくても構わない。
パネル板138、上部補強金具A161、上部取付金具A141、下部取付金具B147および下部取付金具A146は昇降路側パネルA136を構成する。
パネル板138は昇降路側パネルA136のベースになっており、上部補強金具A161は上部補強金具B162と共に左ドア101の上部を補強しており、上部取付金具A141、下部取付金具B147および下部取付金具A146はガラス固定枠114を構成して窓ガラス110を窓穴115部分に固定している。また、下部補強金具166は左ドア101の下部を補強している。
下部取付金具A146は、窓ガラス110の底面とほぼ同じ高さで、昇降路側から乗場側に向けて中間フィルム112の手前まで伸張しており(支持部146a、突出部)、昇降路側ガラス113の底面を支持している。窓ガラス110の上下は不燃性の上部緩衝材151と下部緩衝材156とで保護され、下部取付金具A146は下部緩衝材156を介して昇降路側ガラス113の底面を支持している。
下部取付金具A146の乗場側に向いた先端と乗場側パネル131の内面との間には隙間119が設けられ、窓ガラス110の底面(乗場側ガラス111と中間フィルム112との部分)と受止金具A121の底部121cとが隙間119を通じて対面している。そして、溶融した中間フィルム112は隙間119から受止金具A121の底部121cに垂れ落ちる。
窓ガラス110の中間フィルム112の下方に隙間119を設けたことにより、溶融した中間フィルム112は受止金具A121に垂れ落ちるため、溶融した中間フィルム112がガラス固定枠114に滞留して発火するということを防ぐことができる。また、受止金具A121に垂れ落ちた中間フィルム112が発火しても、中間フィルム112はエレベータ乗場ドア100の内部で燃焼する。
これにより、ある階で火災などが発生して窓ガラス110の中間フィルム112が溶融しても、溶融して発火した中間フィルム112が昇降路に落ちることはなく、昇降路を通じて他の階が延焼するということを防ぐことができる。
実施の形態1では、以下のようなエレベータ乗場ドア100について説明した。
エレベータ乗場ドア100は、乗場ドアパネルの一部にガラス窓(窓穴115)を備え、耐熱ガラスと非耐熱ガラスとを組み合わせた合わせガラス(窓ガラス110)がガラス窓に取り付けられている。また、合わせガラスは火災の生じる乗場側に非耐熱ガラスが位置し、非加熱側である昇降路側に耐熱ガラスが位置するように取り付けられている。
これにより、乗場で火災が発生した場合、非耐熱ガラスの焼失と共に合わせガラスの中間フィルムも焼失する。そして、中間フィルムが溶融し、非加熱面側(昇降路側)に垂れて発火するということを防ぐことができる。
また、エレベータ乗場ドア100はガラスの固定補強部(ガラス固定枠114)の下側に縦断面C型(もしくは、縦断面がC型に類似した形状)の部材(受止金具A121)を備える。ガラス固定枠114の下側に設けた部材は開口側をドア上面に向けている。また、エレベータ乗場ドア100は裏板(昇降路側パネルA136)を有する。
これにより、火災時に溶融した中間フィルム112を縦断面C型の部材で受け止め、且つ、裏板で袋小路にして、中間フィルム112が発火することを防ぐことができる。また、中間フィルム112が万が一発火しても、中間フィルム112の炎が裏板によりドア裏面に逃げないため、他の階への延焼の恐れを減らすことができる。
また、エレベータ乗場ドア100はガラスの固定補強部(下部取付金具A146)と乗場ドアパネル(乗場側パネル131)との間に隙間119を有する。
これにより、火災時に溶融した中間フィルム112を隙間119からドア裏面に流すことができ、中間フィルム112が窓部(ガラス固定枠114)に滞留して発火することを防ぐことができる。
実施の形態2.
実施の形態1と異なるエレベータ乗場ドア100の形態について左ドア101を例に挙げて説明する。説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図4は、実施の形態2における左ドア101を示す縦断面図であり、図3に対応する図である。
受止金具A121は、実施の形態1と同様に乗場側側部121aと昇降路側側部121bと底部121cとを有し、昇降路側側部121bが底部121cの昇降路側の側辺から下方に伸張し、縦断面N字状(横向きのZ字状)を形成している。
また、受止金具A121は、実施の形態1と同様に、乗場側側部121aの外面で乗場側パネル131の内面に接合され、昇降路側側部121bの外面で昇降路側パネルA136の内面に接合されている。
受止金具A121は、乗場側側部121aと下部取付金具A146(昇降路側パネルA136の一部)とで、乗場側と昇降路側とを閉じている。
実施の形態2のエレベータ乗場ドア100は、受止金具A121の乗場側と昇降路側との少なくとも一方がエレベータ乗場ドア100のパネル(乗場側パネル131、昇降路側パネルA136)により閉じていることを特徴の一つとする。
例えば、受止金具A121は、縦断面が左右逆のL字状を形成し、受止金具A121の乗場側側部121aと昇降路側パネルA136とで乗場側と昇降路側とを閉じてもよい。
また例えば、受止金具A121は、縦断面がL字状または左右逆のN字状を形成し、乗場側パネル131と受止金具A121の昇降路側側部121bとで乗場側と昇降路側とを閉じてもよい。
また例えば、受止金具A121は、縦断面が横線状(横向きのI字状)を形成し、乗場側パネル131と昇降路側パネルA136とで乗場側と昇降路側とを閉じてもよい。
また、受止金具A121は、乗場側側部121aが乗場側ガラス111の底面と同程度の高さまで伸張していると共に、乗場側側部121aの上端部(支持部121d)が乗場側から昇降路側に向けて中間フィルム112の手前まで突出しており、乗場側側部121aの上端部で乗場側ガラス111の底面を下部緩衝材156を介して支持している。但し、乗場側側部121aの上端部は、乗場側ガラス111の底面を支持することができれば、昇降路側に向けて伸張していなくても構わない。
実施の形態2のエレベータ乗場ドア100は、受止金具A121の上端部で窓ガラス110の底面の一部(中間フィルム112を除く)を支持することを特徴の一つとする。
左ドア101は、実施の形態1と同様に、受止金具A121と同形状または類似形状の受止金具B122を受止金具A121より下方に一つ以上備えるのが好ましい。受止金具B122は、実施の形態1のように、縦断面がU字状を形成してもよい。また、受止金具A121が実施の形態1のように縦断面U字状を形成し、受止金具B122が実施の形態2のように縦断面N字状を形成してもよい。また、左ドア101は受止金具B122を備えなくても構わない。
実施の形態2によるエレベータ乗場ドア100の効果は、実施の形態1と同様であり、溶融して垂れ落ちた中間フィルム112を受止金具A121で受け止めることにより、溶融した中間フィルム112が昇降路に落ちて他の階が延焼するということを防ぐことができる。
実施の形態3.
実施の形態1と異なるエレベータ乗場ドア100の形態について左ドア101を例に挙げて説明する。説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図5は、実施の形態3における左ドア101を示す縦断面図であり、図3に対応する図である。
受止金具A121は、実施の形態1と同様に乗場側側部121aと昇降路側側部121bと底部121cとを有し、縦断面U字状を形成している。
受止金具A121は、乗場側側部121aが乗場側パネル131の内面に接合され、底部121cが窓ガラス110の厚さ程度の幅を有し、昇降路側側部121bが昇降路側パネルA136の内面に接合されていない。
受止金具A121は、実施の形態1のように底部121cが乗場側パネル131から昇降路側パネルA136までの幅を有していなくてもよく、底部121cが少なくても中間フィルム112の鉛直下方に位置していればよい。
実施の形態3による効果は、実施の形態1と同様であり、溶融して垂れ落ちた中間フィルム112を受止金具A121で受け止めることにより、溶融した中間フィルム112が昇降路に落ちて他の階が延焼するということを防ぐことができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜実施の形態3と異なるエレベータ乗場ドア100の形態について左ドア101を例に挙げて説明する。説明を省略する事項については実施の形態1〜実施の形態3との少なくともいずれかと同様である。
<実施例1>
図6は、実施の形態4における左ドア101を示す縦断面図であり、図3に対応する図である。
実施の形態4における左ドア101は、実施の形態1〜実施の形態3のように窓ガラス110を乗場側パネル131側に配置するのではなく、窓ガラス110を昇降路側パネルA136側に配置している。
左ドア101は、乗場側パネル131が、窓ガラス110の底面とほぼ同じ高さで、乗場側から昇降路側に向けて中間フィルム112の手前まで伸張しており(支持部131a、突出部)、乗場側ガラス111の底面を支持している。
また、受止金具A121は、実施の形態2と同様に、上端で窓ガラス110の底面を支持してもよい。つまり、受止金具A121は、昇降路側側部121bが昇降路側ガラス113の底面と同程度の高さまで伸張していると共に、昇降路側側部121bの上端部(支持部)が昇降路側から乗場側に向けて中間フィルム112の手前まで突出し、昇降路側ガラス113の底面を支持してもよい。
また、受止金具A121は、実施の形態3と同様に、乗場側と昇降路側との一方のみがエレベータ乗場ドア100のパネル(乗場側パネル131、昇降路側パネルA136)の内面に接合してもよい。つまり、受止金具A121は、乗場側側部121aが乗場側パネル131の内面に接合されていなくてもよい。
<実施例2>
図7は、実施の形態4における左ドア101を示す縦断面図であり、図3に対応する図である。
実施の形態4における左ドア101は、実施の形態1〜実施の形態3のように窓ガラス110を乗場側パネル131側に配置するのではなく、窓ガラス110を乗場側パネル131と昇降路側パネルA136との中間に配置している。左ドア101は、図7のような窓ガラス110部分で狭まった砂時計状ではなく、乗場側パネル131と昇降路側パネルA136との間隔が窓ガラス110の厚さと略同一な直方体を形成してもよい。
左ドア101は、乗場側パネル131(支持部131a)が乗場側ガラス111の底面を支持すると共に、昇降路側パネルA136を構成する下部取付金具A146(支持部146a)が昇降路側ガラス113の底面を支持している。
また、受止金具A121は、実施の形態2と同様に、上端で窓ガラス110の底面を支持してもよい。つまり、乗場側パネル131と昇降路側パネルA136とが窓ガラス110の底面を支持する代わりに、受止金具A121の乗場側側部121aが上端部(支持部)で乗場側ガラス111の底面を支持すると共に、受止金具A121の昇降路側側部121bが上端部(支持部)で昇降路側ガラス113の底面を支持してもよい。このとき、受止金具A121の乗場側側部121aは、乗場側ガラス111の底面と同程度の高さまで伸張していると共に、昇降路側に向けて中間フィルム112の手前まで伸張している。また、受止金具A121の昇降路側側部121bは、昇降路側ガラス113の底面と同程度の高さまで伸張していると共に、乗場側に向けて中間フィルム112の手前まで伸張している。
実施の形態4による効果は、実施の形態1と同様であり、溶融して垂れ落ちた中間フィルム112を受止金具A121で受け止めることにより、溶融した中間フィルム112が昇降路に落ちて他の階が延焼するということを防ぐことができる。
実施の形態1におけるエレベータ乗場ドア100を示す図。 実施の形態1における左ドア101を示す横断面図。 実施の形態1における左ドア101を示す縦断面図。 実施の形態2における左ドア101を示す縦断面図。 実施の形態3における左ドア101を示す縦断面図。 実施の形態4における左ドア101を示す縦断面図。 実施の形態4における左ドア101を示す縦断面図。
符号の説明
100 エレベータ乗場ドア、101 左ドア、102 右ドア、110 窓ガラス、111 乗場側ガラス、112 中間フィルム、113 昇降路側ガラス、114 ガラス固定枠、115 窓穴、119 隙間、121 受止金具A、121a 乗場側側部、121b 昇降路側側部、121c 底部、121d 支持部、122 受止金具B、131 乗場側パネル、131a 支持部、136 昇降路側パネルA、137 昇降路側パネルB、138 パネル板、141 上部取付金具A、146 下部取付金具A、146a 支持部、147 下部取付金具B、149 側部取付金具、151 上部緩衝材、156 下部緩衝材、159 側部緩衝材、161 上部補強金具A、162 上部補強金具B、166 下部補強金具、169 側部補強金具。

Claims (7)

  1. エレベータ乗場側の面を構成する乗場側パネル部と、
    前記乗場側パネル部から隔てた位置でエレベータ昇降路側の面を構成する昇降路側パネル部と、
    前記乗場側パネル部と前記昇降路側パネル部との間に配置される可燃部材と、
    前記可燃部材より下方に配置され、溶融した前記可燃部材の落下物を受け止める受け部材とを備え、
    前記受け部材は、前記乗場側パネル部の内面と前記昇降路側パネル部の内面とに接合している
    ことを特徴とするエレベータ乗場ドア。
  2. 前記可燃部材は、板状の透光部材であり、
    前記乗場側パネル部と前記昇降路側パネル部とは、一対の窓穴を有し、前記可燃部材を前記可燃部材の厚さ方向から挟んで前記一対の窓穴に配置する
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータ乗場ドア。
  3. 前記透光部材は、
    前記エレベータ乗場側に配置される乗場側透光材と、前記エレベータ昇降路側に配置される昇降路側透光材と、前記乗場側透光材と前記昇降路側透光材との間に配置されると共に前記乗場側透光材と前記昇降路側透光材とを接着する中間フィルムとを有し、
    前記受け部材は、
    溶融した前記中間フィルムを受け止める
    ことを特徴とする請求項2記載のエレベータ乗場ドア。
  4. 前記受け部材は、
    前記透光部材の前記厚さ方向と略直交する前記透光部材の幅方向に伸張している
    ことを特徴とする請求項3記載のエレベータ乗場ドア。
  5. 前記受け部材は、伸張方向に直交する断面がU字状またはN字状を形成する
    ことを特徴とする請求項4記載のエレベータ乗場ドア。
  6. 前記エレベータ乗場ドアは、複数の前記受け部材を備え、
    複数の前記受け部材は、それぞれが上下方向に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項いずれかに記載のエレベータ乗場ドア。
  7. エレベータ乗場側の面を構成する乗場側パネル部と、
    前記乗場側パネル部から隔てた位置でエレベータ昇降路側の面を構成する昇降路側パネル部と、
    前記乗場側パネル部と前記昇降路側パネル部との間に配置される可燃部材と、
    前記可燃部材より下方に配置され、溶融した前記可燃部材の落下物を受け止める受け部材とを備え、
    前記可燃部材は、板状の透光部材であり、
    前記透光部材は、
    前記エレベータ乗場側に配置される乗場側透光材と、前記エレベータ昇降路側に配置される昇降路側透光材と、前記乗場側透光材と前記昇降路側透光材との間に配置されると共に前記乗場側透光材と前記昇降路側透光材とを接着する中間フィルムとを有し、
    前記受け部材は、溶融した前記中間フィルムを受け止め、
    前記乗場側パネル部と前記昇降路側パネル部とは、一対の窓穴を有し、前記可燃部材を前記可燃部材の厚さ方向から挟んで前記一対の窓穴に配置し、
    前記乗場側パネル部と前記昇降路側パネル部との少なくともいずれかは、前記窓穴より下方で前記透光部材の前記厚さ方向に向けて前記中間フィルムの手前まで突出する突出部を、前記透光部材より下方に位置して前記透光部材の底面の一部を支持すると共に前記一部を除いた前記透光部材の底面を前記受け部材に対面させる支持部として有し、
    前記支持部は、前記乗場側透光材と前記昇降路側透光材との少なくともいずれかを支持する
    ことを特徴とするエレベータ乗場ドア。
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