JPH08134720A - 機能性コンジュゲート繊維および防虫性敷物 - Google Patents

機能性コンジュゲート繊維および防虫性敷物

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JPH08134720A
JPH08134720A JP29903694A JP29903694A JPH08134720A JP H08134720 A JPH08134720 A JP H08134720A JP 29903694 A JP29903694 A JP 29903694A JP 29903694 A JP29903694 A JP 29903694A JP H08134720 A JPH08134720 A JP H08134720A
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conjugate fiber
rug
insect
polyamide
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JP29903694A
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Kenji Ohora
謙二 大洞
Kazuyuki Nakayama
和幸 中山
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防虫・防ダニ効果を要求されるカーペットな
どのインテリア用途、毛布などの寝装用途などに使用さ
れる防虫・防ダニ繊維、およびこの繊維を利用したカー
ペットなどの敷物を提供すること。 【構成】 鞘部が繊維形成能を有するポリアミドからな
り、芯部が該ポリアミドの融点より少なくとも30℃低
い融点を有する結晶性ポリアミドからなる芯鞘タイプの
コンジュゲート繊維であって、該結晶性ポリアミド中に
昇温速度10℃/分で200℃における減量度が0.5
〜80重量%である防虫剤などの対繊維機能性付与剤が
対繊維含有量として0.3〜5重量%分散して混入され
ている機能性コンジュゲート繊維。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機能性コンジュゲート
繊維、例えば防虫・防ダニ効果を要求されるカーペット
などのインテリア用途、毛布などの寝装用途などに使用
される防虫・防ダニ繊維などの機能性コンジュゲート繊
維に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の害虫による原因で生じてい
るアレルギー性疾患のアトピー性皮膚炎や小児喘息が大
きな問題となっている。特に、敷物や布団に発生しやす
いダニがアレルギー疾患の元凶であるといわれている。
ダニには、アレルギー疾患の原因となるチリダニ科のヒ
ョウヒダニや人を刺すツメダニ、多数発生して不快感を
与えるコナダニなどの種類がある。これらは、屋外から
のホコリなどに付着して屋内に侵入し敷物、布団、毛布
に生息しているのが現状である。従来より家庭内で行わ
れているダニ駆除の方法としては、ダニが高温、乾燥に
弱いということから直射日光下で敷物、布団、毛布など
を乾燥後、表面を叩いて駆除する方法が最も一般的であ
る。また、他の方法としては、電気掃除機で強制的に吸
引して駆除する方法や殺虫剤を散布して駆除する方法も
とられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のごとき
直射日光下で乾燥する方法は、ダニを死滅させる温度、
湿度に至らないことが多く、さらにダニが敷物、布団な
どの内部の低温、多湿部分に移動して生き延びるため完
全に駆除できない。一方、電気掃除機で吸引する方法で
は表面のダニの駆除のみで内部に生息するダニを駆除す
ることは困難である。
【0004】このため、ダニの発生を防止するために、
殺虫剤を付着させた繊維などが開発されており、例えば
異形断面を有するポリエステル繊維の凹部に第4級アン
モニウム塩基含有オルガノシリコーンを付着させた防虫
ふとん綿(実公平5−32560号公報)、ピレスロイ
ド系化合物を含有するアミノシリコーンを付着させた防
虫繊維(特開平5−302269号公報)などがある。
しかし、両者とも、繊維の表面に付着させたシリコーン
系防虫処理剤が洗濯などにより脱落する恐れがあるう
え、ふとん綿などとして用いたときに表面のシリコーン
のすべり効果により、ふとん綿の局部移動が起こるなど
の問題がある。本発明は、このような現状を解決しよう
とするもので、ポリアミド繊維に機能性を付与するこ
と、特に敷物や布団に発生するダニなどの害虫を効果的
に駆除でき、長期にわたって防虫性を維持する繊維を得
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、鞘部が
繊維形成能を有するポリアミドで構成される芯鞘タイプ
のコンジュゲート繊維において、芯部が該ポリアミドの
融点より少なくとも30℃低い融点を有する結晶性ポリ
アミド中に昇温速度10℃/分で200℃における減量
度が0.5〜80重量%である対繊維機能性付与剤が対
繊維含有量として0.3〜5重量%分散混入された組成
物で構成されていることを特徴とする機能性コンジュゲ
ート繊維が提供される。
【0006】本発明で鞘部を構成するポリアミドとして
は、ナイロン6、ナイロン66が挙げられる。また、芯
部を構成するポリアミドとしては、鞘部を構成するポリ
アミドの融点より少なくとも30℃、好ましくは30〜
100℃低い融点を有する結晶性ポリアミドを用いる。
該融点の差が30℃未満であると、コンジュゲート繊維
の溶融紡糸時に対繊維機能性付与剤を混入したときの剤
の減量度が大き過ぎ、後で防虫効果が発現し難い。な
お、該融点の差が100℃を超えると、芯部を構成する
結晶性ポリアミドの融点が低くなり、溶融紡糸時に該ポ
リマーが分解するおそれがある。芯部を構成する結晶性
ポリアミドの典型的な例としては、ナイロン6−12が
挙げられる。この芯部を構成する結晶性ポリアミドは、
鞘部を構成するポリアミドとの相溶性がよく捲縮能に優
れる繊維を得られること、芯部もポリアミドとすること
により、見掛け上、すべてポリアミドとなり、ポリアミ
ド繊維としての品質を維持でき、しかも芯部も結晶性で
あるため、嵩高捲縮糸とした場合、捲縮能が良好である
こと、さらにその融点(約180℃)が、鞘部を構成す
るナイロン6の融点(約220℃)またはナイロン66
の融点(約270℃)よりも30℃以上低いため、減量
度の大きい防虫剤などの対繊維機能性付与剤を練り込む
際の揮発による混入量の減少を抑制することができるな
どの効果を奏する。
【0007】上記の鞘部と芯部を構成するポリマーの複
合比は、横断面積比にして1:99〜90:10、好ま
しくは30:70〜70:30がよい。鞘部の横断面積
が1%未満であると、実用上の物性を有する繊維となり
難く、一方90%を超えると、防虫効果が奏されない。
なお、本発明の繊維を長繊維で使用する場合の鞘部と芯
部の横断面積比は、1:99〜30:70、好ましくは
10:90〜30:70がよい。長繊維における繊維芯
部の防虫剤などの対繊維機能性付与剤は、カット面から
の芯部の該対繊維機能性付与剤の流出がほとんどなく、
主に繊維の鞘部を通じて繊維の側面から流出することか
ら、鞘部の横断面積が30%を超えると、鞘部が厚くな
るため芯部の対繊維機能性付与剤が繊維外部に効果を発
揮することができず、一方1%未満であると、繊維の物
性および捲縮能が低下する。
【0008】本発明で芯部のポリアミドに混入される揮
発性の対繊維機能付与剤としては、昇温速度10℃/分
での200℃における減量度が0.5〜80重量%、好
ましくは0.5〜65重量%のものを用いる。このよう
に、揮発性を有する対繊維機能付与剤を用いることによ
り、該機能付与剤の機能が、ポリマー外部に対して有効
に発揮される。このとき、該減量度が0.5重量%未満
であると、徐放的な防虫効果が得られず、一方80重量
%を超えると、溶融紡糸時に剤がほとんど放散してしま
う恐れがある。
【0009】対繊維機能付与剤としては、例えば防ダニ
剤などの防虫剤が用いられるが、その具体例としては以
下の化合物が挙げられる。 ピレスロイド系(効果:防虫)、具体的にはピレトリ
ン、アレスリン、dl,d−T80−アレスリン、フラ
メトリン、フ00スリン、ペルメトリン、フェノトリ
ン、レスメトリン、d−T80−レスメトリン、バルス
リン、ディメスリン プロパスリン、プロスリン、エン
ペンスリン、カデスリン、ピリダフェンチオンなどが挙
げられる。
【0010】有機塩素系(効果:防虫)、具体的には
オルソジクロルベンゼン、パラジク.ルベンゼンなどが
挙げられる。 有機燐系(効果:防虫)、具体的にはフェニトロチオ
ン、ジクロルボス、クロルピルホスメチル、クロルピル
ホスエチル、プロペタンホス、ピリダフェンチオンなど
が挙げられる。 カルバメート系(効果:防虫)、具体的にはプロポク
スル、ナフチルメチルカルバメートなどが挙げられる。 カルボン酸エステル系(効果:防虫)、具体的にはマ
レイン酸エステル、フマル酸エステル、アジピン酸エス
テル、フタル酸エステルなどが挙げられる。
【0011】ジフェニルエーテル系(効果:防虫)、
具体的には3−フェノキシベンジルdl−シス,トラン
ス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチ
ル−l−シクロパンカルボキシレート、3−フェノキシ
ベンジル d−シス,トランス−クリサントメートなど
が挙げられる。 フタルイミド系(効果:防虫)、具体的には1,3,
4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1、3−ジオキソ−2
−イソインドリルなどが挙げられる。 ピレスロイド様(効果:防虫)、具体的にはエトフェ
ンプロックスなどが挙げられる。 チオシアネート系(効果:防虫)、具体的にはイソボ
ロニルチオシアノアセテートなどが挙げられる。
【0012】これらの揮発性対繊維機能付与剤は、機能
性コンジュゲート繊維の芯部に含有されるが、その含有
量は、対繊維含有量として0.3〜5.0重量%、好ま
しくは0.5〜3.0重量%がよい。含有量が0.3重
量%未満では害虫駆除を目的とする上記化合物の効力が
得られず、一方5.0重量%を超えると繊維の生産性が
悪く、しかも糸質的に十分な強伸度が得られない。上記
化合物を繊維に含有せしめる方法としては、芯部を構成
する結晶性ポリアミドに直接混合して紡糸する方法、予
め該結晶性ポリアミドの一部を用いて高濃度に含有せし
めたマスターバッチを製造し、これを紡糸時に所定の濃
度に希釈調整してから紡糸する方法がある。
【0013】このようにして得られる芯鞘型のコンジュ
ゲート繊維は、その太さ(dpf)が、0.1〜100
deの範囲にあればよく、フィラメント数は、1〜20
0本の集合体の形でカーペット、毛布などに用いられ
る。その際、芯部に含有された対繊維機能付与剤、特に
防虫剤の効能をより発揮させるには、長繊維使いよりも
カットされた形(カーペットにおいてはカットパイル)
で用いるのが好ましく、これによりカット面からその効
能を発揮させ得る。
【0014】本発明の他の態様としては、芯部が該ポリ
アミドの融点より少なくとも30℃低い融点を有する結
晶性ポリアミド中に揮発性の防ダニ剤などの防虫剤が分
散混入された組成物で構成され、かつ鞘部が非揮発性の
防ダニ剤などの防虫剤を含有する繊維形成能のポリアミ
ドで構成された防虫性コンジュゲート繊維が挙げられ
る。鞘部に防虫剤を含有分散させたことにより、本発明
の繊維が総合的により優れた防虫機能を発揮する。ま
た、非揮発性の防虫剤を用いたことにより、防虫機能が
より長期にわたって発揮される。この鞘部に用いられる
非揮発性の防虫剤としては、硼酸系化合物が挙げられ
る。この場合、鞘部に含有分散せしめる非揮発性の防虫
剤の対繊維含有量は、0.05〜5.0重量%、好まし
くは0.25〜0.3重量%がよい。
【0015】このような防虫性コンジュゲート繊維にあ
っては、芯部及び鞘部の防虫剤の二重の効果が発現する
ため、ループパイルとして使用した場合でも優れた防虫
機能が発揮されるが、カットパイルとして使用すると芯
部の防虫剤が有効的に働くため、より高い効果が得られ
る。なお、芯部に防虫剤が分散混入したポリアミドで構
成され、鞘部が繊維形成能を有する結晶性ポリアミドで
構成された防虫性(防ダニ性)コンジュゲート繊維から
なる短繊維を少なくとも一部に含む紡績糸が、カーペッ
トなどの敷物などにおいてパイル成分として配されてい
る場合には、糸表面に防虫剤が露出しているため十分な
防虫・防ダニ効果が得られる。
【0016】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに具体的
に説明する。なお、実施例中における%は、特に断らな
い限り重量基準である。また、実施例における対繊維機
能性付与剤の減量度、忌避率〔忌避効果判定試験(防虫
試験)〕、製糸性は、次の方法で測定した。なお、測定
に使用するダニは、ヤケヒョウヒダニとした。
【0017】減量度 理学電気(株)製の示差熱天秤TG−DTAを用い、機
能付与剤160mgを窒素気流中にて10℃/分で昇温
し、このとき200℃における重量減少を計算した。
【0018】忌避効果判定試験(防虫試験) 試験試料には、防虫繊維を小池機械(株)製の筒編み機
(モデルTN−21,シリンダー3−190)を用いて
作成した32ゲージ、40ステップの編地を用いた。こ
れを直径4cmの円形に切り抜いたものを、直径4cm
×高さ1cmのプラスチック製シャーレに敷き、この上
に培地0.05gを拡げた(以下このシャーレ内を「試
験区」という)。このシャーレを、直径9cm×高さ2
cmのプラスチック製シャーレの中央に置き、直径4c
mのシャーレと直径9cmのシャーレの間(以下「対照
試験区」という)にダニ入りの培地(生存ダニ数として
10,000匹)を均一に拡げた。さらにこれらを粘着
シート上に置き、プラスチック製食品保存容器に粘着シ
ートごと入れ、飽和食塩水を入れて25±5℃、75±
2%RHの高温槽内に全暗状態で静置した。このような
試験装置を6セット用意し、24時間後、対照試験区の
生存ダニ数、試験区の生存ダニ数の総ダニ数を計数し
た。
【0019】ダニ忌避効果の算出式; 忌避率(%)={〔(対照試験区の生存総ダニ数)−
(試験区の生存総ダニ数)〕/(対照試験区の生存ダニ
数)}×100
【0020】製糸性 ○;長時間の連続製糸が可能であり、全く糸切れを生じ
ない。 △;やや糸切れが発生。 ×;紡糸性が悪く、糸切れ、繊度斑が認められる。
【0021】実施例1〜8 ピレスロイド系化合物および/またはカルボン酸エステ
ル系化合物を、ナイロン6−12ポリマー(融点180
℃)をベースに混合率20%のマスターチップを作成し
た。次いで、上記マスターチップを、前記化合物の濃度
が表1記載の濃度となるようにナイロン6−12ポリマ
ーで希釈し、これを芯部ポリマーとした。鞘部ポリマー
にはナイロン6(融点220℃)を使用し、紡糸温度2
50℃、巻取速度600m/分で溶融紡糸した。得られ
た未延伸糸を3倍に延伸し、約70デニールの芯鞘型防
虫性繊維(機能性コンジュゲート繊維)を得た。なお、
ピレスロイド系化合物としてピレトリン;減量度5.0
%(実施例1)、アレスリン;減量度7.0%(実施例
2)、フラメトリン;減量度6.0%(実施例3)、フ
タルスリン;減量度8.0%(実施例4)、ペルメトリ
ン;減量度4.0%(実施例5)、フェノトリン;減量
度4.0%(実施例6)、レスメトリン;減量度3.5
%(実施例7)を用い、カルボン酸エステル系化合物と
してフタル酸エチルエステル;減量度55.0%(実施
例8)を用いた。
【0022】比較例1〜4 実施例6と同様、フェノトリン(減量度4.0%)を用
いて化合物濃度が表1記載となるように希釈し芯鞘型防
虫繊維を得た。化合物濃度が0.1、0.2%の場合、
防虫としての効果が及ばず(比較例1、2)、5.5、
7.0%の場合、製糸性が低下した(比較例3、4)。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、繊維形成性のポリアミ
ドを鞘部に構成し、芯部には該鞘部を構成するポリマー
よりも融点が少なくとも30℃低い結晶性ポリアミドを
用い、かつこれに揮発性の対繊維機能性付与剤を含有せ
しめたので、防虫効果が効率よく発揮される。また、該
鞘部にも非揮発性防虫剤を含有せしめることにより、長
期にわたって防虫効果が発揮される。このため、光、温
度、掃除機などによる不安定なダニ駆除と異なり、常に
安定したダニ駆除効果が得られる。特に、芯部のポリマ
ーとしてナイロン6−12を用いた場合、鞘部ポリマー
との相溶性が良く、揮発性防虫剤などの対繊維機能性付
与剤を効率よく繊維内部に添加することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 6/90 301

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鞘部が繊維形成能を有するポリアミドで
    構成される芯鞘タイプのコンジュゲート繊維において、
    芯部が該ポリアミドの融点より少なくとも30℃低い融
    点を有する結晶性ポリアミド中に、昇温速度10℃/分
    で200℃における減量度が0.5〜80重量%である
    対繊維機能性付与剤が対繊維含有量として0.3〜5重
    量%分散混入された組成物で構成されていることを特徴
    とする機能性コンジュゲート繊維。
  2. 【請求項2】 鞘部を構成するポリアミドがナイロン6
    またはナイロン66である請求項1記載の機能性コンジ
    ュゲート繊維。
  3. 【請求項3】 芯部を構成するポリアミドがナイロン6
    −12である請求項1記載の機能性コンジュゲート繊
    維。
  4. 【請求項4】 繊維横断面における芯部と鞘部の面積比
    が1:99〜90:10の範囲にある請求項1〜3いず
    れか1項記載の機能性コンジュゲート繊維。
  5. 【請求項5】 対繊維機能性付与剤がピレスロイド系、
    有機塩素系、有機燐系、カルバメート系、カルボン酸エ
    ステル系、ジフェニルエーテル系、フタルイミド系、ピ
    レスロイド様およびチオシアネート系化合物の群から選
    ばれた少なくとも1種の防虫剤である請求項1記載の機
    能性コンジュゲート繊維。
  6. 【請求項6】 鞘部が非揮発性の防虫剤を含む請求項1
    記載の機能性コンジュゲート繊維。
  7. 【請求項7】 非揮発性の防虫剤が硼酸系化合物である
    請求項6記載の機能性コンジュゲート繊維。
  8. 【請求項8】 単繊維デニールが0.01〜100de
    である請求項1〜7いずれか1項記載の機能性コンジュ
    ゲート繊維。
  9. 【請求項9】 繊維本数が1〜200本である請求項1
    〜8いずれか1項記載の機能性コンジュゲート繊維。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9いずれか1項記載の機能
    性コンジュゲート繊維がカットパイルとして配されてい
    ることを特徴とする防虫性敷物。
  11. 【請求項11】 敷物がカーペットである請求項10記
    載の防虫性敷物。
  12. 【請求項12】 請求項1〜9いずれか1項記載の機能
    性コンジュゲート繊維からなる長繊維がループパイルと
    して配されていることを特徴とする防虫性敷物。
  13. 【請求項13】 敷物がカーペットである請求項12載
    の防虫性敷物。
  14. 【請求項14】 請求項1〜9いずれか1項記載の機能
    性コンジュゲート繊維からなる短繊維を少なくとも一部
    に含む紡績糸がパイル成分として配されていることを特
    徴とする防虫性敷物。
  15. 【請求項15】 敷物がカーペットである請求項14記
    載の防虫性敷物。
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