JPH08134084A - 有機けい素化合物 - Google Patents

有機けい素化合物

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JPH08134084A
JPH08134084A JP6302998A JP30299894A JPH08134084A JP H08134084 A JPH08134084 A JP H08134084A JP 6302998 A JP6302998 A JP 6302998A JP 30299894 A JP30299894 A JP 30299894A JP H08134084 A JPH08134084 A JP H08134084A
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    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/21Cyclic compounds having at least one ring containing silicon, but no carbon in the ring

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  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記構造式: 【化1】 (式中、Zは、 【化2】 で表され、Phはフェニル基を表し、m及びnはいずれ
も5〜27の整数で、m+nは平均32である)で示さ
れる有機けい素化含物。 【効果】 本発明によると、不飽和基含有ポリマーをヒ
ドロシリル化反応により硬化させるときの架橋剤として
有用な有機けい素化含物を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の用途に用いられ
る付加反応硬化型シリコーンゴム組成物の架橋剤として
有用な有機ケイ素化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビニル基等のアルケニル基を有す
るオルガノポリシロキサンをベースポリマーとし、これ
にSiH基を有するオルガノハイドロジェンポリシロキ
サンを架橋剤として配合した付加反応硬化型のシリコー
ンゴム組成物が種々の用途に使用されている。この種の
硬化性シリコーンゴム組成物は、架橋剤のSiH基と、
ベースポリマーのアルケニル基とが付加反応(ヒドロシ
リル化反応)することにより硬化する。
【0003】しかし、ベースポリマーとして、フッ素含
有率の高いフロロシリコーンやフッ素ポリマーを用いる
場合には、従来のオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンを架橋剤として用いても、これらの架橋剤とフッ素含
有率の高いフロロシリコーンやフッ素ポリマーとの相溶
性が悪いため、これらの組合せからなるシリコーンゴム
組成物では、良好な硬化物を得ることができなかった。
また、特開昭62−47605号公報、特開昭62−4
9305号公報、特開昭62−47608号公報、特開
平4−243884号公報、及び特願平6−15951
0号公報には、下記一般式:
【0004】
【化3】
【0005】(式中、Rfは2価パーフルオロアルキレ
ン基又は2価パーフルオロポリエーテル基であり、Me
はメチル基である)で示される含フッ素オルガノハイド
ロジェンポリシロキサンや、下記一般式:
【0006】
【化4】
【0007】(式中、Rf’は1価パーフルオロアルキ
ル基又は1価パーフルオロポリエーテル基であり、Me
は前記と同義である)で示される含フッ素オルガノハイ
ドロジェンポリシロキサンが記載されている。しかし、
2価パーフルオロアルキレン基又は2価パーフルオロポ
リエーテル基を介して、2個の環状オルガノハイドロジ
ェンシロキサンが結合した化合物は未だ報告されていな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、フッ
素含有率の高いフロロシリコーンやフッ素ポリマーとの
相溶性が優れ、フッ素含有率の高い付加反応硬化型シリ
コーンゴム組成物又は付加反応硬化型フッ素ゴム組成物
の架橋剤として有用な有機ケイ素化合物を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記一般式
(1):
【0010】
【化5】
【0011】〔式中、R1 は独立に水素原子又は非置換
もしくは置換の1価炭化水素基であり、R2 は独立にア
ルキレン基であり、Rfはパーフルオロアルキレン基又
は2価のパ−フルオロポリエーテル基であり、基Zは一
般式:
【0012】
【化6】
【0013】(式中R3 は独立に非置換もしくは置換の
1価炭化水素基であり、aは2〜4の整数である)であ
る〕で表される有機けい素化合物である。以下、本発明
を詳細に説明する。
【0014】有機けい素化合物 本発明の有機けい素化合物は、上記一般式(1)で表さ
れ、式中、R1 の非置換もしくは置換の1価炭化水素基
としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、
イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチ
ル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプ
チル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基
等のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル
基、シクロヘプチル基等のシクロアルキル基;ビニル
基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテ
ニル基、イソブテニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセ
ニル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル基、キシ
リル基、ナフチル基、ビフェニル基等のアリール基;ベ
ンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基、メ
チルベンジル基等のアラルキル基;並びにこれらの基の
炭素原子に結合している水素原子の一部又は全部がフッ
素、塩素、臭素等のハロゲン原子、シアノ基などで置換
された基、例えば、クロロメチル基、2−ブロモエチル
基、3−クロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロ
プロピル基、クロロフェニル基、フルオロフェニル基、
シアノエチル基、6,6,6,5,5,4,4,3,3
−ノナフルオロヘキシル基などの炭素原子数が1〜12
の非置換もしくは置換の1価炭化水素基が挙げられ、好
ましくは、脂肪族不飽和結合を有しない炭素原子数が1
〜8の非置換もしくは置換の1価炭化水素基等であり、
さらに好ましくは、メチル基、フェニル基、3,3,3
−トリフルオロプロピル基、6,6,6,5,5,4,
4,3,3−ノナフルオロヘキシル基である。
【0015】上記一般式(1)中、R2 の2価アルキレ
ン基としては、例えば、メチレン基、エチレン基、プロ
ピレン基、テトラメチレン基、ヘキサメチレン基、メチ
ルプロピレン基等の炭素数原子数が1〜6のアルキレン
基を挙げることができ、好ましくは、炭素原子数が2〜
4の直鎖状又は分枝状のアルキレン基であり、さらに好
ましくは、エチレン基、プロピレン基である。
【0016】上記一般式(1)中、Rfのパーフルオロ
アルキレン基としては、例えば、−C2 4 −、−C3
6 −、−C4 8 −、−C6 12−、−C8 16−等
の炭素原子数2〜10のパーフルオロアルキレン基を挙
げることができ、好ましくは、炭素原子数2〜8の直鎖
状パーフルオロアルキレン基であり、さらに好ましくは
−C4 8 −、−C6 12−である。また、Rfの2価
のパ−フルオロポリエーテル基としては、例えば、
【0017】
【化7】
【0018】(式中、m+nは2〜200の整数、好ま
しくは3〜60の整数、さらに好ましくは4〜40の整
数である)で示されるパ−フルオロポリエーテル基;
【0019】
【化8】
【0020】(式中、pは5〜100の整数であり、q
は1〜30の整数である)で示されるパ−フルオロポリ
エーテル基;
【0021】
【化9】
【0022】(式中、rは4〜100の整数である)で
示されるパ−フルオロポリエーテル基等で示される−C
2 O−、−CF2 CF2 O−、−CF2 CF2 CF2
O−、−CF(CF3 )OCF2 −等の1種又は2種以
上の繰り返し単位を含んだ炭素原子数6〜600の直鎖
状又は分岐状の2価パ−フルオロポリエーテル基を挙げ
ることができ、好ましくは、炭素原子数9〜200の直
鎖状又は分岐状の2価パ−フルオロポリエーテル基であ
り、さらに好ましくは、
【0023】
【化10】
【0024】(式中、m+nは前記と同義である)であ
る。上記一般式(1)中、下記一般式:
【0025】
【化11】
【0026】で表される基ZのR3 で示される非置換又
は置換の1価炭化水素基としては、上記一般式(1)の
1 で示される非置換又は置換の1価炭化水素基と同様
の、好ましくは、脂肪族不飽和結合を含まない炭素原子
数1〜12の非置換又は置換の1価炭化水素基を例示す
ることができる。上記基Zのaは、2、3又は4の整数
である。
【0027】有機けい素化合物の製造方法 本発明の化合物は、例えば、下記一般式(2):
【0028】
【化12】
【0029】(式中、R3 及びaは前記と同義である)
で示される過剰量の環状オルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンと、下記一般式(3):
【0030】
【化13】
【0031】(式中、Rf及びR1 は前記と同義であ
り、bは独立に0〜4の整数、好ましくは0又は1であ
る)で示される不飽和基含有含フッ素アミド化合物とを
触媒の存在下で部分付加反応させることにより合成する
ことができる。
【0032】上記触媒としては、周期律表第VIII族元素
又はその化合物、例えば,塩化白金酸,アルコール変性
塩化白金酸〔米国特許第3220972号明細書参
照〕、塩化白金酸とオレフィンとのコンプレックス〔米
国特許第3159601号,同第3159662号,同
第3775452号明細書参照〕、白金黒、パラジウム
等をアルミナ、シリカ、カーボン等の担体に担持させた
もの、ロジウム−オレフィンコンプレックス、クロロト
リス(トリフェニルフォスフィン)ロジウム〔ウィルキ
ンソン触媒〕などを挙げることができる。これらの錯体
は、アルコール系、ケトン系、エーテル系等の有機溶剤
に溶解して用いるのが好ましい。
【0033】反応温度は、50〜150℃が好ましく、
さらに好ましくは60〜120℃である。また、前記触
媒の使用量は、所轄触媒量でよく、例えば、白金族金属
換算で、環状オルガノハイドロジェンポリシロキサン当
り、1〜1,000ppm、好ましくは10〜500p
pmである。
【0034】このようにして得られる本発明の有機ケイ
素化合物は、付加反応硬化型シリコーンゴム組成物の架
橋剤として有用である。本発明の有機ケイ素化合物を架
橋剤として用いた付加反応硬化型シリコーンゴム組成物
は、例えば、アルケニル基を有するオルガノポリシロキ
サンベースポリマーに該有機ケイ素化合物を、SiH基
量が該アルケニル基1モル当り、0.5〜5モル、好ま
しくは0.8〜3モルとなるような量で配合し、さらに
硬化触媒、充填剤等を配合することにより得ることがで
きる。得られた付加反応硬化型シリコーンゴム組成物
は、種々の用途に使用することができ、特に含フッ素基
を導入したオルガノポリシロキサンベースポリマーを含
む組成物は、これを硬化させた場合に、各種基材に対す
る接着性が優れる。
【0035】
【実施例】以下に、実施例をあげ、本発明をさらに具体
的に説明する。 (実施例1)攪拌機、温度計、還流冷却機、滴下ロート
を設けた1リットルの四つ口フラスコに、1,3,5,
7−テトラメチルシクロテトラシロキサン152.1
g、塩化白金酸と1,3−ジビニル−1,1,3,3−
テトラメチルジシロキサンとの錯体トルエン溶液(白金
原子換算で0.5重量%)0.5g、及びメタキシレン
ヘキサフロライド150gを仕込み、80℃に加熱し
た。次いで、このフラスコに下記構造式:
【0036】
【化14】
【0037】(式中、Phはフェニル基を表し、m及び
nはいずれも5〜27の整数で、m+nは平均32であ
る)で示される含フッ素アリルアミド140.8gをメ
タキシレンヘキサフロライド150gに溶解した溶液
を、1時間で滴下した。そして、さらに80℃で1時間
反応させた後、この反応混合物から1,3,5,7−テ
トラメチルシクロテトラシロキサン及びメタキシレンへ
キサフロライドを減圧留去した。次に、得られた液体を
へキサンで三回抽出し、抽出物よりへキサンを減圧留去
したところ、屈折率1.3293(25℃)の液体15
0.1g(収率98.2%)が得られた。この液体につ
いて、 1H−NMR、IR、元素分析を行った結果、下
記構造の化合物であることが確認された。なお、 1H−
NMR、IR、元素分析を以下に、示し、IRチャート
を図1に示す。
【0038】
【化15】
【0039】(式中、Zは、
【0040】
【化16】
【0041】で表され、Phはフェニル基を表し、m及
びnはいずれも5〜27の整数で、m+nは平均32で
ある)
【0042】 1H−NMR(TMS基準) δ0.01ppm(s,Si−CH3 ,24H) δ0.41ppm(m,Si−CH2 ,4H) δ1.53ppm(m,C−CH2 −C,4H) δ3.52ppm(t,N−CH2 ,4H) δ4.49ppm(s,Si−H,6H) δ6.8〜7.3ppm(m,arom.,10H)
【0043】IR νSi-H :2170cm-1 νC=O :1695cm-1
【0044】 元素分析 C H O Si 実測値 24.06% 0.86% 11.03% 3.69% 計算値 24.18% 0.79% 11.10% 3.72%
【0045】実施例2 攪拌機、温度計、還流冷却機、滴下ロートを設けた1リ
ットルの四つ口フラスコに、1,3,5,7,9−ペン
タメチルシクロペンタシロキサン125.1g、塩化白
金酸と1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチ
ルジシロキサンとの錯体のトルエン溶液(白金原子換算
で0.5重量%)0.1g、及びメタキシレンへキサフ
ロライド120gを仕込み、80℃に加熱した。このフ
ラスコに下記構造式:
【0046】
【化17】
【0047】で示される含フッ素アリルアミド20.0
gをメタキシレンへキサフロライド20gに溶解した溶
液を、1時間で滴下した。そして、さらに80℃で1時
間反応させた後、この反応混台物から1,3,5,7,
9−ペンタメチルシクロペンタシロキサン及びメタキシ
レンヘキサフロライドを減圧留去した。次に、得られた
液体をヘキサンで三回抽出し、抽出物よりヘキサンを減
圧留去したところ屈折率1.3865(25℃)の液体
40.1g(収率87.9%)が得られた。この液体に
ついて、 1H−NMR,IR,元素分析を行った結果、
下記構造の化台物であることが確認された。なお、 1
−NMR、IR、元素分析を以下に、示し、IRチャー
トを図2に示す。
【0048】
【化18】
【0049】〔式中、Zは、
【0050】
【化19】
【0051】(但し、Meはメチル基である)を表す〕
【0052】 1H−NMR(TMS基準) δ0.04ppm(s,Si−CH3 ,30H) δ0.47ppm(m,Si−CH2 ,4H) δ1.51ppm(m,C−CH2 −C,4H) δ3.17ppm(t,N−CH2 ,4H) δ4.53ppm(s,Si−H,8H) δ6.74ppm(s,N−H,2H)
【0053】IR νN-H :3330cm-1 νSi-H:2170cm-1 νC=O :1700cm-1
【0054】 元素分析 C H O Si 実測値 29.47% 4.94% 16.25% 22.88% 計算値 29.50% 4.95% 16.37% 22.99%
【0055】実施例3 攪拌機、温度計、還流冷却機、滴下ロートを設けた1リ
ットルの四つ口フラスコに、1,3,5,7−テトラメ
チルシクロテトラシロキサン28.0g、塩化白金酸と
1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシ
ロキサンの錯体のトルエン溶液(白金原子換算で0.5
重量%)0.05g、及びメタキシレンへキサフロライ
ド20gを仕込み、80℃に加熱した。このフラスコに
下記構造式:
【0056】
【化20】
【0057】(式中、Arは、
【0058】
【化21】
【0059】を表し、m及びnはいずれも5〜27の整
数で、m+nは平均32である)で示される含フッ素ア
リルアミド20.0gをメタキシレンへキサフロライド
20gに溶解した溶液を、1時間で滴下した。そして、
さらに80℃で1時間反応させた後、この反応混合物か
ら1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサ
ンおよびメタキシレンヘキサフロライドを減圧留去し
た。次に、得られた液体をヘキサンで三回抽出し、抽出
物よりヘキサンを減圧留去したところ屈折率1.327
8(25℃)の液体15.2g(収率70.1%)が得
られた。この液体について、 1H−NMR,IR,元素
分析を行ったところ、下記構造の化台物であることが確
認された。なお、 1H−NMR、IR、元素分析を以下
に、示し、IRチャートを図3に示す。
【0060】
【化22】
【0061】(式中、Zは、
【0062】
【化23】
【0063】を表し、Arは、
【0064】
【化24】
【0065】を表し、m及びnはいずれも5〜27の整
数で、m+nは平均32である)
【0066】 1H−NMR(TMS基準) δ0.01ppm(s,Si−CH3 ,24H) δ0.41ppm(m,Si−CH2 ,4H) δ1.54ppm(m,C−CH2 −C,4H) δ3.54ppm(t,N−CH2 ,4H) δ4.41ppm(s,Si−H,6H) δ7.1〜7.6ppm(m,arom.,8H)
【0067】IR νSi-H :2170cm-1 νC=O :1700cm-1
【0068】 元素分析 C H O Si 実測値 24.25% 0.79% 10.70% 3.62% 計算値 24.21% 0.81% 10.75% 3.59%
【0069】
【発明の効果】本発明の有機ケイ素化合物は、付加反応
硬化型のシリコーン組成物の架橋剤として有用である。
特に、フッ素含有率の高い付加反応硬化型のフルオロシ
リコーン組成物や付加反応硬化型のフッ素ゴム組成物の
架橋剤として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で得られた有機けい素化合物のIR
チャートである。
【図2】 実施例2で得られた有機けい素化合物のIR
チャートである。
【図3】 実施例3で得られた有機けい素化合物のIR
チャートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1): 【化1】 〔式中、R1 は独立に水素原子又は非置換もしくは置換
    の1価炭化水素基であり、R2 は独立にアルキレン基で
    あり、Rfはパーフルオロアルキレン基又は2価のパ−
    フルオロポリエーテル基であり、基Zは一般式: 【化2】 (式中R3 は独立に非置換もしくは置換の1価炭化水素
    基であり、aは2〜4の整数である)である〕で表され
    る有機けい素化合物。
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