JPH0813362A - 玉掛け用ワイヤーロープ - Google Patents

玉掛け用ワイヤーロープ

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JPH0813362A
JPH0813362A JP13909294A JP13909294A JPH0813362A JP H0813362 A JPH0813362 A JP H0813362A JP 13909294 A JP13909294 A JP 13909294A JP 13909294 A JP13909294 A JP 13909294A JP H0813362 A JPH0813362 A JP H0813362A
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    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B1/00Constructional features of ropes or cables
    • D07B1/18Grommets
    • D07B1/185Grommets characterised by the eye construction
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B7/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
    • D07B7/16Auxiliary apparatus
    • D07B7/162Vices or clamps for bending or holding the rope or cable during splicing
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B7/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
    • D07B7/16Auxiliary apparatus
    • D07B7/165Auxiliary apparatus for making slings

Landscapes

  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 選択する玉掛け用のワイヤーロープ径を誰に
でも簡単に且つ確実に見分けて、正確に且つ安全に玉掛
け作業ができる玉掛け用ワイヤーロープを提供すること
にある。 【構成】 種々の直径、長さのワイヤーロープの両端部
を環状に形成するとと共に、このワイヤーロープの少な
くとも一端部に、カラーチューブや塗料等で赤、青、黄
などの異なる色表示を施した構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレーンやチェーンブ
ロック等で重量物をつり上げるのに使用される玉掛け用
ワイヤーロープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に玉掛け用のワイヤーロープは、直
径の異なる種々のワイヤーロープからなり、吊り上げる
重量物に応じて所定の玉掛け用ワイヤーロープを選択し
て使用している。この玉掛け用のワイヤーロープは、長
さや直径の異なるそれぞれのワイヤーロープの両端末を
折り曲げ、割差しや巻差しといった方法で、ロープ端部
の各ストランドをロープのストランドの間に差し込んで
アイをつくったり、特殊な金具で折り曲げたロープ端を
圧縮止めしてアイをつくったり、或いは折り曲げたロー
プ端をクリップ止めして、ワイヤーロープの両端部を環
状にして形成されている。
【0003】そしてこれらの玉掛け用ワイヤーロープを
使用する時に、使用するワイヤーロープの長さや太さ
(直径)が直ぐに分かるように、ワイヤーロープの一端
にそのロープの直径を記載したエフが取り付けてあっ
た。作業員はこのエフを見てロープの長さや太さを確認
し、つり上げる重量物の重さに適合したワイヤーロープ
を選択している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なエフを付けた玉掛け用ワイヤーロープを何度も繰り返
し使用している間に、エフが取れたり、記載事項が汚れ
たりして読めなくなり、作業中、ワイヤーロープの選択
に戸惑うことがあり、円滑な作業に支障をきたす要因と
なっていた。
【0005】本発明は上記のような問題点を解決するた
めに開発されたものであり、その目的とするところは、
上記のような問題点を解決し、玉掛け時に選択するワイ
ヤーロープのロープ径を誰にでも簡単に且つ確実に見分
けることができ、正確に且つ安全に玉掛け作業ができる
玉掛け用ワイヤーロープを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記目
的を達成するために、次のような構成にしてある。すな
わち、種々の直径、長さのワイヤーロープの両端部を環
状に形成するとと共に、このワイヤーロープの少なくと
も一端部に、赤、青、黄などの異なる色表示を施した構
成である。
【0007】また、種々の直径、長さのワイヤーロープ
の両端部を環状に形成するとと共に、このワイヤーロー
プの少なくとも一端部の素線またはストランドに、赤、
青、黄などの異なる色のカラーチューブを挿着して色表
示するようにした構成である。
【0008】また、種々の直径、長さのワイヤーロープ
の両端部を環状に形成するとと共に、このワイヤーロー
プの少なくとも一端部に、赤、青、黄などの異なる色の
塗料を付着して色表示するようにした構成である。
【0009】また、種々の直径、長さのワイヤーロープ
の両端部を環状に形成するとと共に、このワイヤーロー
プの少なくとも一端部に、赤、青、黄などの異なる色の
カラーテープを回巻して色表示するようにした構成であ
る。
【0010】尚、上記のワイヤーロープの少なくとも一
端部に施す色表示の色は、所定の色に限定されるもので
はなく、赤、青、黄、緑、黄緑、茶、朱、白、黒、金、
銀、或いは混合色、その他、種々の色であってもよい。
また、一定間隔を以て輪状に色を施してもよい。
【0011】
【作用】長さや直径の異なるそそれぞれのワイヤーロー
プの少なくとも一端部に、赤、青、黄などの異なる色表
示を施することによって、使用時に作業員はこの色を目
視することにより,所望のワイヤーロープを素早く、正
確に選択して玉掛け作業を行うことができる。
【0012】また、ワイヤーロープの少なくとも一端部
の素線またはストランドに、異なる色のカラーチューブ
を挿着することによって、カラーチューブが外れること
もなく、繰り返し長期間の使用されるワイヤーロープに
対し、常に色判断に寄与することができる。
【0013】また、ワイヤーロープの少なくとも一端部
に異なる色の塗料を付着して色表示することにより、各
ワイヤーロープに対する色表示の施工を容易に行うこと
ができる。勿論、この塗布した色によって所望のワイヤ
ーロープを素早く、正確に選択して玉掛け作業を行うこ
とができる。
【0014】また、ワイヤーロープの少なくとも一端部
に、異なる色のカラーテープを回巻して色表示すること
によっても、このカラーテープの色を目視することによ
り,所望のワイヤーロープを素早く、正確に選択して玉
掛け作業を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明に係る一実施例の玉掛け用ワイヤーロ
ープの斜視図であって、この玉掛け用ワイヤーロープ1
は、一般的な玉掛け用ワイヤーロープと同様に、両端部
2を環状に形成してある。この環状の両端部2の根元部
分3には、この部分に位置するようにして、一本のスト
ランド4(又は素線)に長さ数cmの緑色(他の色であ
ってもよい。)のビニールチューブ5が挿着してある。
このビニールチューブ5を挿着したストランド4は、他
のストランドと共に割差しや巻差しといった方法により
撚られ、上記したようにワイヤーロープ1の両端部2に
環状を形成してある。
【0016】上記ビニールチューブ5の色は、ワイヤー
ロープ1の直径(又は/及び長さ)によってそれぞれ異
なる色とし、事前に取り決めたワイヤーロープ1の直径
(又は/及び長さ)に対してそれぞれの色のビニールチ
ューブ5を上記のようにして挿着する。
【0017】上記のようにして形成された玉掛け用ワイ
ヤーロープ1にあっては、玉掛け作業時にワイヤーロー
プ1の直径(又は/及び長さ)の異なる種々のワイヤー
ロープの中から所望のワイヤーロープ1を選択する場
合、各ワイヤーロープ1に取り付けられたビニールチュ
ーブ5の色を目視することにより、所望のワイヤーロー
プを素早く、正確に選択して玉掛け作業を行うことがで
きる。また、何回となく繰り返してこれらのワイヤーロ
ープ1を使用していても、ビニールチューブ5がストラ
ンド4(又は素線)に挿着してあるため、ワイヤーロー
プ1から外れてしまうといったこともない。
【0018】図2〜図19は、上記ワイヤーロープ1の
製造過程を示す説明図であって、図2に示すように回巻
されている長尺のワイヤーロープ6を、図3に示すよう
に巻き戻して取り出し、図4に示すように玉掛け用ワイ
ヤーロープ7としての所定の長さに裁断して揃える。図
5に示すようにこのワイヤーロープ7の一端寄りを万力
8で挟み、図6のように万力8で挟んだ部分の先端部分
の素線9、芯材10の撚りを戻すと共に、万力8で挟ん
だ部分から先を環状に折り曲げ、図7〜図11のように
撚り戻した素線9、芯材10を専用工具11を用い、元
のワイヤーロープ7に撚り合わせる。
【0019】次に図12に示すように、撚り戻した一本
の素線9aに、ビニール製のカラーチューブ5を挿着
し、図13〜図16に示すように他の素線9と共に、こ
のカラーチューブ5を挿着した素線9aをワイヤーロー
プ7に撚り併せていく。次に図17に示す圧縮機12に
より、ワイヤーロープ7の環状にした端部の根元部分1
3を圧縮し、最後に図19に示すように撚った後の毛羽
立った余分な素線9をカッター14で切断する。このよ
うにして本発明のワイヤーロープ1は製造される。
【0020】尚、上記実施例のようにカラーチューブ
(ビニールチューブ)の代わりに、ワイヤーロープ1
(7)の端部の根元部分13に赤、青、黄などの異なる
色の塗料を付着したり、異なる色のカラーテープを回巻
しても、カラーチューブ(ビニールチューブ)を設けた
場合と同様の効果をえることができる。尚、色表示の箇
所をワイヤーロープ1(7)の任意の位置に設けてよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上、上記説明でも明らかなように本発
明の玉掛け用ワイヤーロープでは、異なる直径や長さの
ワイヤーロープ毎に、事前に取り決められた異なる色表
示を施してあるので、使用時に作業員はこの色を目視す
ることにより,幾らの長さの直径何mmのワイヤーロー
プで有るかが直ぐに判別でき、所望のワイヤーロープを
素早く、正確に選択して玉掛け作業を行うことができ
る。
【0022】また、色表示として異なる直径や長さのワ
イヤーロープ毎に、異なる色のカラーチューブを挿着す
ることによって、繰り返し玉掛け作業にこのワイヤーロ
ープを使用していても、カラーチューブがワイヤーロー
プから外れることもない。
【0023】また、色表示として異なる直径や長さのワ
イヤーロープ毎に、異なる色の塗料を付着することによ
って、使用時に所望のワイヤーロープを素早く、正確に
選択でき、また各ワイヤーロープに対する色表示の施工
を容易に行うことができる。
【0024】更に、色表示として異なる直径や長さのワ
イヤーロープ毎に、異なる色のカラーテープを回巻して
色表示することによっても、所望のワイヤーロープを素
早く、正確に選択して玉掛け作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の玉掛け用ワイヤーロー
プの斜視図である。
【図2】玉掛け用ワイヤーロープを形成するために使用
される元の回巻したワイヤーロープを示す斜視図であ
る。
【図3】図2の状態から巻き戻した状態のワイヤーロー
プの斜視図である。
【図4】玉掛け用ワイヤーロープを製造するために所定
長さに裁断して整理したワイヤーロープの平面図であ
る。
【図5】ワイヤーロープを万力で端部寄りを挟んだ状態
の斜視図である。
【図6】万力で挟んだワイヤーロープの先端を撚り戻し
た状態の斜視図である。
【図7】図6で撚り戻した素線等をワイヤーロープ側に
寄せた状態の斜視図である。
【図8】撚り戻した素線等を再び撚り始めた状態の斜視
図である。
【図9】専用工具を使用して撚り始めた状態の斜視図で
ある。
【図10】芯材を中央に位置させて撚る過程の状態の斜
視図である。
【図11】余分な芯材を切断する状態の斜視図である。
【図12】素線(又はストランド)にカラーチューブを
挿着する状態を示す斜視図である。
【図13】カラーチューブを挿着した素線(又はストラ
ンド)を他の素線(又はストランド)と共に撚る状態の
斜視図である。
【図14】カラーチューブを根元部分にくるようにして
撚る過程の斜視図である。
【図15】素線(又はストランド)をワイヤーロープに
撚っている過程の斜視図である。
【図16】ワイヤーロープの端部を環状にして撚り上が
った状態の斜視図である。
【図17】ワイヤーロープの環状端部の根元部分を圧縮
する圧縮機の斜視図である。
【図18】ワイヤーロープの環状端部の根元部分を圧縮
している状態を示す斜視図である。
【図19】余分な素線(又はストランド)を切断してい
る状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 玉掛け用ワイヤーロープ、 2 端部 3 根元部分 4 ストランド(又は素線) 5 カラーチューブ(ビニールチューブ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の直径、長さのワイヤーロープの両
    端部を環状に形成するとと共に、このワイヤーロープの
    少なくとも一端部に、赤、青、黄などの異なる色表示を
    施したことを特徴とする玉掛け用ワイヤーロープ。
  2. 【請求項2】 種々の直径、長さのワイヤーロープの両
    端部を環状に形成するとと共に、このワイヤーロープの
    少なくとも一端部の素線またはストランドに、赤、青、
    黄などの異なる色のカラーチューブを挿着して色表示す
    るようにしたことを特徴とする玉掛け用ワイヤーロー
    プ。
  3. 【請求項3】 種々の直径、長さのワイヤーロープの両
    端部を環状に形成するとと共に、このワイヤーロープの
    少なくとも一端部に、赤、青、黄などの異なる色の塗料
    を付着して色表示するようにしたことを特徴とする玉掛
    け用ワイヤーロープ。
  4. 【請求項4】 種々の直径、長さのワイヤーロープの両
    端部を環状に形成するとと共に、このワイヤーロープの
    少なくとも一端部に、赤、青、黄などの異なる色のカラ
    ーテープを回巻して色表示するようにしたことを特徴と
    する玉掛け用ワイヤーロープ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010159109A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Haruko Amiya 定尺ワイヤー
JP2016516140A (ja) * 2013-03-15 2016-06-02 イェール・コーデージ・インコーポレーテッドYale Cordage Incorporated 複数部分合成繊維型2つ目吊り紐

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5493549U (ja) * 1977-11-30 1979-07-02
JPS54129649U (ja) * 1978-02-17 1979-09-08

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