JPH08132805A - ローリフト形搬送車 - Google Patents

ローリフト形搬送車

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Publication number
JPH08132805A
JPH08132805A JP27687494A JP27687494A JPH08132805A JP H08132805 A JPH08132805 A JP H08132805A JP 27687494 A JP27687494 A JP 27687494A JP 27687494 A JP27687494 A JP 27687494A JP H08132805 A JPH08132805 A JP H08132805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fork
wheel
low lift
shafts
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP27687494A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suzuki
明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホイールブラケットの両端に取り付けたホイ
ールが段差を乗り越えられるようにする。 【構成】 ピン12を中心として回動自在なホイールブ
ラケット13の両端に第一シャフト35を介して芯金3
6を取り付け、芯金36の外周に第二シャフト38を介
してホイール37を等間隔に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローリフト形搬送車に
関し、外径寸法の小さいホイールを改良したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】床面上に置いた積み荷を持ち上げて搬送
するのにローリフト形搬送車が用いられる。従来のロー
リフト形搬送車の構造を図3〜図5に示す。
【0003】図のように、本体1の左右に配置した支持
リンク2を介して取付部3が昇降自在に設けられ、取付
部3の下部には右方へ伸びる一対のフォーク4の基端部
が一体に結合されている。そして、本体1に対して取付
部3を昇降させるために、左右の油圧シリンダ5の下部
が本体1に結合される一方、ロッドの先端が取付部3の
上部に回動自在に結合されている。
【0004】取付部3と共にフォーク4を上昇させたと
きに、フォーク4の先端を基端部よりも上昇させること
によってフォーク4上の積み荷が落下しないようにする
ための機構が設けられている。本体1と一体のブラケッ
ト6にピン7を介して回動自在に駆動リンク8が取り付
けられ、駆動リンク8の他端の下部がピン9を介して回
動自在に取付部3の下部に結合される。一方、フォーク
4の先端には従動リンク10の一端の上部がピン11を
介して回動自在に取り付けられ、従動リンク10の他端
にはピン12を介して回動自在にホイールブラケット1
3が取り付けられる。そして、ホイールブラケット13
の両端にフォークホイール14が取り付けられる。以上
のように構成した駆動リンク8の他端の上部と、従動リ
ンク10の一端の下部とがプルロッド15を介して連結
される。これらのプルロッド15等はフォーク4ごとに
合計2組設けられる。
【0005】本体1には走行用の手段が設けられてい
る。図3に示すように、本体1にステアリングモータ1
6が取り付けられ、ステアリングモータ16は駆動ピニ
オン17,ギヤ18を介してステアリング軸19に連動
連結されている。ステアリング軸19の下部には回動不
能かつ昇降自在に支持台20が取り付けられ、支持台2
0の下には駆動輪21が取り付けられる。ステアリング
軸19が貫通した状態でバネ受け22が本体1に支持さ
せて設けられ、バネ受け22と支持台20との間に一対
のコイルバネ23が設けられる。支持台20上にはドラ
イブモータ24が固定されており、ドライブモータ24
は減速手段25を介して駆動輪21に連動連結されてい
る。
【0006】駆動輪21の両側にはキャスター機能を有
する補助輪26が設けられている。支持台20にはブラ
ケット27を介して一対の前進用センサ28が取り付け
られる一方、夫々のフォーク4の先端には後進用センサ
29が取り付けられている。30は油圧シリンダ5を駆
動するための油圧パワーユニット、31はステアリング
モータ16やドライブモータ24を駆動するためのバッ
テリー、32は図示しない制御装置を操作するためのオ
ペレータコンソールパネルである。
【0007】斯かる無人搬送車の作用を説明する。セン
サ28,29により誘導路を検知しセンサ28,29の
出力信号に応じてドライブモータ24により駆動輪21
を駆動するとともにステアリングモータ16により操舵
の制御を行い、本体1を走行させてフォーク4を積み荷
の下部に挿入し、油圧シリンダ5の駆動により取付部3
と共にフォーク4を上昇させて積み荷をフォーク4上に
載せる。図4に示すようにフォーク4が下降位置にある
ときは、従動リンク10は倒れた状態にあり、フォーク
ホイール14は下降位置にあるフォーク14の先端部を
支持する。一方、前記油圧シリンダ5によって取付部3
と共にフォーク4を上昇位置まで持ち上げると、図5に
示すようにピン7を中心として駆動リンク8が反時計方
向に回動することでプルロッド15を引っ張り、これに
よって従動リンク10がピン11を中心として時計方向
に回動して斜めに起立した状態となる。これにより、フ
ォークホイール14とフォーク4の上面との距離が大き
くなる。
【0008】図3,図4に示すように、フォーク4は下
降端で水平状態を維持し、図5に示すように上昇端で先
端部が持ち上がった傾斜状態になる。従って、積み荷を
フォーク4上に載せてフォーク4を上昇させると、フォ
ーク4の先端部が持ち上がり積み荷は本体1側に寄せ掛
かり、荷崩れや荷倒れが防止される。
【0009】ここで、図6に示すように床面に段差32
があると、フォークホイール14が段差32に乗り上げ
ることができないため、段差をなくす工事を行ったり、
図7に示すようにホイールブラケット13の両端の下部
にそり部13aを形成して段差32の部分にそり部13
aを摺動させてフォークホイール14が段差32に乗り
上げるようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、床面の工事
を行うと多くの費用がかかるだけでなく、エレベータ内
への乗入れの場合には段差があることから段差をなくす
ことができない。
【0011】一方、そり部を形成すると、通常の走行で
は問題はないが、段差の部分とそり部とが摺動している
時に非常停止した場合や、レーダー等にてローリフト形
搬送車が停止した場合は摩擦抵抗が大きいためにローリ
フト形搬送車が動かなくなる場合がある。
【0012】そこで本発明は、斯る課題を解決したロー
リフト形搬送車を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、フォークの先端にピンを介してフォ
ークブラケットの中央部を回動自在に支持し、フォーク
ブラケットの両端には第一シャフトを介して芯金を回動
自在に支持し、芯金の外周面近傍には第一シャフトと同
心円上に略等間隔に第二シャフトを配置し、夫々の第二
シャフトに回動自在にホイールを設けたことを特徴とす
る。
【0014】
【作用】通常の走行では、安定のためひとつの芯金ごと
に2つのホイールが床面上を転がってローリフト形搬送
車が走行する。
【0015】ローリフト形搬送車が段差にさしかかる
と、先頭のホイールが段差に当たって停止し、先頭のホ
イールを中心として芯金が回動することから接地してい
なかったホイールが段差の上の床面に載り、そのあと段
差に当たって停止したホイールが段差の上に乗り上げ
る。従って、ローリフト形搬送車は段差の部分を容易に
通過することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、本実施例は従来のローリフト形
搬送車の一部を改良したものなので、従来と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説
明する。
【0017】本発明によるローリフト形搬送車の構成
を、図1〜図2に示す。図1に示すように、従動リンク
10の先端にピン12を介してホイールブラケット13
の中間部が回動自在に結合されており、ホイールブラケ
ット13の両端に第一シャフト35を介して芯金36が
回動自在に設けられている。
【0018】芯金36は、図2に示すように第一シャフ
ト35を挿通するための円筒部36aと、円筒部36a
の両端に形成されたフランジ部36bとで構成される。
フランジ部36bの外周面近傍には、放射方向へ向かっ
て突出する支持部36cが円周に沿って等間隔に形成さ
れる。
【0019】そして、一対のフランジ部36bどうしの
間には、ホイール37が支持部36cの数だけ設けられ
る。即ち、以下のようになっている。対向する支持部3
6cどうしを橋渡しするようにして第二シャフト38が
設けられ、円筒形のホイール(ウレタンホイール)37
が夫々の第二シャフト38に回転自在に設けられる。そ
して、ホイール37の外周面が支持部36cよりも外側
へ突出する。
【0020】次に、斯かるローリフト形搬送車の作用を
説明する。ローリフト形搬送車の通常の走行時は、一対
の芯金36における夫々の芯金36に取り付けたホイー
ル37のうちの2つが床面上を図1の左の芯金36の下
部のように転がり安定性を維持する。
【0021】次に、芯金36が段差32の部分にさしか
かると、図1における右側の芯金36のように、先頭の
ホイール37が段差32に衝突して前進を妨害されるこ
とから、妨害されて停止したホイール37を中心として
芯金36が回転し、それまでは床面に接触していなかっ
た右上のホイール37が段差32より右側の高い方の床
面に乗る。このあとも芯金36には右方へ向かう押圧力
が加わることから、後続のホイール37は段差32に乗
り上げることができる。
【0022】このあと、後続の芯金36も同様にして段
差32を乗り越えることができる。そして更に駆動輪2
1も段差32へ差しかかるが、駆動輪21は外径寸法が
大きいので、段差32を容易に乗り越えることができ
る。
【0023】なお、本実施例ではフォークを上昇させた
ときにフォークの先端部が基端部よりも高くなる構成の
ローリフト形搬送車について本発明を適用したが、先端
部が高くなる構成のものに限定されるものではない。
【0024】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よるローリフト形搬送車によれば第一シャフトを中心と
して回転自在な芯金の外周に等間隔に第二シャフトを中
心として回転自在なホイールを設けたので、小さな段差
のある部分に容易に乗り上げることができる。従って、
凹凸や段差のある床面上であっても補修工事を行うこと
なくローリフト形搬送車を走行させることができ、段差
があってもエレベータ内へローリフト形搬送車を乗入れ
ることができる。また、芯金と第二シャフトとホイール
との部分だけが従来と異なるので、従来のローリフト形
搬送車からの改良が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるローリフト形搬送車の要部の構成
図。
【図2】本発明によるローリフト形搬送車の芯金等に係
り、(a)は正面図、(b)は側面断面図。
【図3】従来のローリフト形搬送車の斜視図。
【図4】従来のローリフト形搬送車においてフォークを
降下させた状態の説明図。
【図5】従来のローリフト形搬送車においてフォークを
上昇させた状態の説明図。
【図6】従来のローリフト形搬送車の作用説明図。
【図7】従来のローリフト形搬送車の作用説明図。
【符号の説明】
12…ピン 13…ホイールブラケット 35…第一シャフト 36…芯金 37…ホイール 38…第二シャフト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークの先端にピンを介してフォーク
    ブラケットの中央部を回動自在に支持し、フォークブラ
    ケットの両端には第一シャフトを介して芯金を回動自在
    に支持し、芯金の外周面近傍には第一シャフトと同心円
    上に略等間隔に第二シャフトを配置し、夫々の第二シャ
    フトに回動自在にホイールを設けたことを特徴とするロ
    ーリフト形搬送車。
JP27687494A 1994-11-11 1994-11-11 ローリフト形搬送車 Pending JPH08132805A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27687494A JPH08132805A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 ローリフト形搬送車

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JP27687494A JPH08132805A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 ローリフト形搬送車

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JPH08132805A true JPH08132805A (ja) 1996-05-28

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ID=17575613

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27687494A Pending JPH08132805A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 ローリフト形搬送車

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