JPH08207754A - 搬送車 - Google Patents

搬送車

Info

Publication number
JPH08207754A
JPH08207754A JP23729395A JP23729395A JPH08207754A JP H08207754 A JPH08207754 A JP H08207754A JP 23729395 A JP23729395 A JP 23729395A JP 23729395 A JP23729395 A JP 23729395A JP H08207754 A JPH08207754 A JP H08207754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
transport vehicle
main body
lift
work table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23729395A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kitada
茂 北田
Eiki Fujii
栄樹 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Kiki Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Kiki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Kiki Kogyo KK filed Critical Fuji Kiki Kogyo KK
Priority to JP23729395A priority Critical patent/JPH08207754A/ja
Publication of JPH08207754A publication Critical patent/JPH08207754A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャスタ付きの作業テーブル等を片持ち状態
で支持して搬送する場合に、走行安定性を向上する。 【構成】 搬送車10がカーブ走行する際、リフトテー
ブル14と回転テーブル96との相対回転によって、搬
送車10と作業テーブル100との間で屈折するように
なっている。その後、搬送車10が直進すると、この屈
折角度が徐々に狭まり、直線状態となる構成である。上
記のような屈折がないと、作業テーブル100が大きく
振られることになり、搬送車10に負荷がかかることに
なる。そこで、リフトテーブル14と回転テーブル96
との相対回転を利用して、搬送車10にかかる負荷を軽
減するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動手段の駆動力
で回転可能な駆動輪を備えた搬送車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送車は、左右の駆動輪を独立し
て所望の回転速度で回転させることができるようになっ
ており、その回転速度差によって操舵が可能となってお
り、搬送車の上面の載置テーブル上に搬送すべき資材を
載置し、所望の場所へ資材を搬送することが行われてい
る。この場合、例えば、作業テーブル上の資材を搬送車
の載置テーブルへ積み換える必要がある。この場合の資
材の積み換え作業をなくすために、例えば、搬送車の高
さを作業テーブルの下に入り込める程度の高さとし、昇
降可能なリフトテーブルを搬送車の上面に設けることが
考えられる。ここで、作業テーブルの下方へ搬送車を配
置した状態でリフトテーブルを上昇させることにより、
作業テーブルを持ち上げ、これにより、資材の積み換え
作業をなくし、作業テーブルごと資材を搬送することが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記多くの
資材を載せた作業テーブルを移動する場合には、重量制
限や重量バランスの関係から、リフトテーブルによって
作業テーブル全体を持ち上げることが困難なことがあ
る。そこで、作業テーブルの足に設けられたキャスタを
利用し、通常の4本足の作業テーブルの場合には、作業
テーブルの前部をリフトテーブルによって持ち上げるこ
とにより、移動方向前方の2本の足のキャスタを路面か
ら浮かせて、搬送車によって作業テーブルを引っ張る形
で搬送することが考えられる。この場合、作業テーブル
の移動方向後方の2本の足に設けられたキャスタは路面
に接地したままで作業テーブルは搬送される。
【0004】このようにすれば、搬送車にかかる荷重は
作業テーブル全体をリフトテーブルによって持ち上げる
のに比べて、作業テーブルをリフトテーブルによって持
ち上げるときの重量のバランスもほとんど考慮しないで
よいため、搬送作業性が向上する。
【0005】しかしながら、作業テーブルを引っ張る搬
送車の走行方向を変更する場合、リフトテーブルと作業
テーブルとが相対的に移動不可能で搬送車と作業テーブ
ルとが一体的に動いてしまうため、搬送車の旋回半径が
小さければ小さいほど、作業テーブルの移動方向後方の
2本の足のキャスタが旋回する円の外側に大きく振られ
ることになり、走行安定性が悪くなる。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、キャスタ付き
の作業テーブル等を片持ち状態で支持して搬送する場合
に、走行安定性を向上することができる搬送車を得るこ
とが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、駆動手段の駆動力で回転可
能な駆動輪を備えた本体と、本体に設けられ、昇降手段
の作動によって本体に対して昇降し、かつ昇降手段の昇
降方向に平行な回転軸を中心に回転可能なテーブルと、
を有している。
【0008】請求項2に記載の発明は、テーブルを回転
可能に支持し、かつ昇降手段の作動によって本体に対し
てテーブルと共に昇降し、テーブルの回転軸と異なる回
転軸を中心にテーブルと共に所定角度回転可能に本体に
支持された回転支持板を備えたことを特徴としている。
【0009】請求項3に記載の発明は、駆動手段の駆動
力で回転可能な駆動輪を備えた本体と、本体に設けら
れ、昇降手段の作動によって本体に対して昇降するリフ
トテーブルと、リフトテーブルに支持され、昇降手段の
昇降方向に平行な回転軸を中心に回転可能なテーブル
と、を有している。
【0010】請求項4に記載の発明は、テーブルを回転
可能に支持すると共に昇降し、テーブルの回転軸と異な
る回転軸を中心にテーブルと共に所定角度回転可能にリ
フトテーブルに支持された回転支持板を備えたことを特
徴としている。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求項4のいずれか1項に記載の搬送車において、路
面に設けられた走行案内帯の有無を検出するセンサが取
付けられ、センサによる走行案内帯の検出結果に基づい
て駆動輪の回転速度を制御することによって、走行案内
帯に沿って移動することを特徴としている。
【0012】請求項6に記載の発明は、前記請求項5に
記載の搬送車において、送信器からの駆動輪の駆動を指
示する指示信号を受信する受信器を備え、センサが走行
案内帯を検出可能な位置まで送信器の操作によって搬送
車を移動することを特徴としている。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、例えば多
くの資材を載せた作業テーブルを搬送車によって搬送す
るのに搬送車を作業テーブルの下の所定の位置(例え
ば、4本足の作業テーブルの前側2本の足を連結するバ
ーの下位置)に位置決めし、昇降手段を作動させてテー
ブルを上昇させる。この上昇により、テーブルが前記バ
ーを持上げ、結果として前側2本の足を路面から離反さ
せる。
【0014】この状態で、搬送車の駆動輪を駆動させ走
行を開始する。このとき、操舵が必要な場合は、左右の
駆動輪に回転速度差をつければよい。この操舵の開始
時、搬送車の向きが変わるが、テーブルが昇降方向に平
行な回転軸を中心にして回転可能となっており、作業テ
ーブル自体の向きは変わらない。すなわち、テーブルが
回転することによって搬送車が走行の向きを変えても作
業テーブルの走行の向きは変わらず、作業テーブルとの
間で操舵角分の屈折が生じる。この屈折により、搬送車
の操舵に負荷がかかることがなく、安定した操舵を行う
ことができる。
【0015】その後、左右の駆動輪を等速度で回転させ
ると、搬送車は直進する。この直進に伴って、前記屈折
角度が徐々に小さくなり、最終的に元の状態(搬送車と
作業テーブルとが直線状態)に戻る。
【0016】このように、搬送車によって引っ張る作業
テーブルを搬送車に対して回転可能に支持できるように
したため、操舵時に搬送車や作業テーブルに無理な力が
かかることがなく、安定した走行を行うことができる。
【0017】このような回転可能に連結する技術は、列
車の各車両の連結、トレーラと荷台との連結等に用いら
れるが、連結及び連結解除の動作が、テーブルの昇降の
みによって行われる点で、その構成、作用及び効果が大
きく異なる。また、多くの資材を載せた作業テーブルの
一部を片持ち状態で搬送車によって搬送するようにした
ため、作業テーブルから搬送車への資材の積み換え作業
をなくし、比較的多くの資材を運ぶことができ、かつ、
搬送車の本体にかかる荷重を半減することができる。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、テーブル
と本体との間に回転支持板が設けられており、この回転
支持板はテーブルと一緒に昇降し、テーブルを昇降方向
に平行な回転軸を中心に回転できるように支持すると共
に、この回転軸とは異なる回転軸を中心にテーブルと一
緒に所定の角度回転することができる。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、本体に対
して昇降可能なリフトテーブルと、このリフトテーブル
上でリフトテーブルの昇降方向と平行な回転軸を中心に
回転可能なテーブルと、で構成することによって、簡単
な構造で昇降し、かつ回転するテーブルを組付けること
ができる。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、回転可能
なテーブルとリフトテーブルとの間に回転支持板が設け
られており、この回転支持板は、テーブルをリフトテー
ブルの昇降方向と平行な回転軸を中心に回転できるよう
に支持すると共に、この回転軸とは異なる回転軸を中心
にリフトテーブル上でテーブルと共に所定の角度回転す
ることができる。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、路面には
走行案内帯(例えば、反射テープ)が搬送車を走行させ
ようとする方向に沿って設けられており、また、搬送車
には走行案内帯を検出するセンサ(例えば、反射型光電
センサ)が取付けられている。
【0022】このセンサによる走行案内帯の検出結果
(投光された光が反射テープで反射して受光するか否
か)に基づいて、走行案内帯と搬送車とのずれを認識
し、駆動輪の回転速度を制御する。これにより、前記搬
送車を自動的に走行案内帯に沿って搬送させることがで
きる。
【0023】請求項6に記載の発明によれば、搬送車に
設けられたセンサによって走行案内帯を検出できない位
置から検出できる位置まで搬送車を移動させる場合、無
線操作によって搬送車を動かして移動させる。すなわ
ち、送信器から出力される指示信号を受信器で受け、こ
の指示信号に従って駆動輪の回転速度等を制御すること
により、センサによって走行案内帯が検出できる位置ま
でオペレータが手押しで搬送車を移動させる手間を省く
ことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕図1及び図2には、本第1の実施
の形態に係る搬送車10が示されている。
【0025】搬送車10の筐体状に組まれたフレーム1
2の上部には、リフトテーブル14が設けられている。
【0026】図4に示される如く、フレーム12から
は、図4の右方向(前進方向)に一対のアーム200
(図4では一方のみ図示)が互いに平行に延設されてお
り、この一対のアーム200間にはベース板(図示省
略)が掛け渡され、制御部56(図1参照)が載置され
ている。
【0027】このアーム200の先端部と、フレーム1
2の後方下端部には、キャスタ16が取付けられてい
る。アーム200は、その後端部に半円弧状の切欠部2
02が形成され、後述する駆動軸34に引っかけられて
支持されている。
【0028】搬送車10の走行方向前方のフレーム13
は、フレーム12と別体になっており、このフレーム1
3の下部はアーム200に固定されている。
【0029】このため、アーム200は、駆動軸34を
中心に回動可能(本第1の実施の形態では、水平状態か
ら±10°前後)になっており、路面に凹凸があった場
合にアーム200がフレーム13と共にこの凹凸路面に
追従して回動し、フレーム12自体の大きな揺動を軽減
するようにしている。
【0030】フレーム12及びアーム200は、このキ
ャスタ16によって路面に支持されている。キャスタ1
6は、フレーム12の下面側に取付けられた矩形状の板
材18に円板状の支持部20が固定され、この支持部2
0からは、一対の脚板22Aが設けられた回転部22が
図示しないベアリングを介して連結されている。脚板2
2Aは略90°屈曲され、屈曲先端側には、軸24を介
して車輪26が軸支されている。
【0031】フレーム12の各側板28には、それぞれ
同軸上の円孔30が設けられ、駆動輪32を支持する駆
動軸34が貫通している。この駆動軸34の一端部に
は、駆動輪32が固定されている。この駆動輪32は、
前記キャスタ16の車輪26と共に路面に接地してい
る。
【0032】図1に示すように、左右の駆動輪32の近
傍でフレーム12の内側には、モータ36がそれぞれ取
付けられている。このモータ36の回転軸36Aは、フ
レーム12の側板28に設けられた円孔38を貫通し、
その先端部には歯車40が取付けられている。
【0033】一方、前記駆動輪32における前記円孔3
0から突出した部分にも歯車42が取付られ、この歯車
42と前記モータ36の回転軸36Aに取付けられた歯
車40とがチェーン44によって連結されている。
【0034】このため、モータ36の駆動力によって回
転軸36Aが回転すると、その回転力がチェーン44を
介して駆動軸34に伝達され、駆動輪32を回転させる
ことができるようになっている。このとき、左右の駆動
輪32は、それぞれ独立したモータ36によって駆動力
を受けるため、それぞれ独立して所望の速度、正逆方向
回転が可能となっている。
【0035】例えば、図1に示す手前側の駆動輪32が
奥側の駆動輪32よりも遅く同一方向に正転すると、大
きな曲率半径で図1の太矢印A方向に走行する(前進右
カーブ)。また、左右の駆動輪32を互いに反対方向に
同一速度で回転(手前を正転、奥側を逆転)させると、
左右の駆動輪32の軸線を結ぶ中間点を中心に図1の太
鎖線矢印B方向に回転する(方向転換)。
【0036】ここで、駆動輪32が取付けられたフレー
ム12の内側の進行方向後方側には、2個のバッテリ4
6が載置され、前記モータ36等の駆動源となってい
る。2個のバッテリ46はそれぞれ一方のプラス側ター
ミナル48と他方のマイナス側ターミナル50とがリー
ド線52によって接続され、一方のマイナス側ターミナ
ル50と他方のプラス側ターミナル48とにはリード線
54が接続されている。リード線54は、駆動輪32が
取付けられた位置よりも前方位置に配設された制御部5
6に接続されている。また、この制御部56のさらに前
方には、非常停止スイッチや送信器からの信号を受信す
る受信器(図示省略)が設けられるベース板58が取付
けられている。
【0037】なお、受信器は搬送車10を路面に貼付け
られた反射テープ150(図3参照)上に移動させると
きに送信器からの指示信号を受けるようになっており、
制御部56では、この指示信号に基づいて駆動輪32の
駆動を制御するようにしている(本第1の実施の形態で
は、赤外線リモートコントロール)。
【0038】図3(A)に示される如く、反射テープ1
50は、搬送車10を搬送させる搬送経路に沿って予め
貼付けられている。搬送車10の最前部のフレーム12
の下面側には、3個の反射型光電センサ152L、15
2C、152R(以下、単にセンサ152L、センサ1
52C、センサ152Rという)を備えた投受光ユニッ
ト152が取付けられている。これらのセンサ152
L、152C、152Rはそれぞれ投光部及び受光部を
有し、投光部から垂直に照射された光が反射テープ15
0によって反射した場合に受光部で受光できるようにな
っている。
【0039】センサ152Cは、搬送車10の底部の搬
送車10の走行方向と垂直に交わる方向の中央部分に配
置され、センサ152Lはその左側、センサ152Rは
その右側に位置している。センサ152Lとセンサ15
2Rとの間隔寸法は前記反射テープ150の幅寸法より
も若干広くなるように位置決めされており、搬送車10
の底部の搬送車10の走行方向と垂直に交わる方向の中
央部分が、反射テープ150の中心線と一致している場
合には、センサ152Lとセンサ152Rの受光部での
受光はなされず、センサ152Cのみの受光部が光を受
光する(図3(C)参照)。
【0040】ここで、搬送車10が走行中、反射テープ
150に対して走行方向がずれると、センサ152L又
は152Rの何れか一方の受光部が光を受光し(図3
(B)参照)、走行している搬送車10と反射テープ1
50とのずれを認識することができるようになってい
る。制御部56では、このずれを認識すると、検出した
センサ152L(センサ152R)側の駆動輪32の回
転速度を他の駆動輪32よりも遅くするように制御す
る。これを繰り返すことにより、搬送車10を反射テー
プ150に沿って自動的に走行させることができる。
【0041】一方、搬送車10の最後部は、フレーム1
2の底板に段差が設けられ、高位面12Aが設けられて
いる。この高位面12A上には、略L字型のブラケット
60を介してモータ62が固定されている。このモータ
62の回転軸62Aは、前記ブラケット60に設けられ
た円孔60Aを貫通し、その先端部には歯車64が取付
けられている。
【0042】高位面12A近傍の側板28には、互いに
同軸上に位置する円孔66が設けられ、シャフト68が
掛け渡されている。図1の手前側側板28よりも内側の
シャフト68には、歯車70が取付けられており、この
歯車70と前記モータ62の回転軸62Aに取付けられ
た歯車64とがチェーン72を介して連結されている。
このため、モータ62の駆動力により、シャフト68が
回転するようになっている。
【0043】ここで、搬送車10の前方側には、前記シ
ャフト68と同一高さに一対の縦壁74に設けられた長
孔74Aに軸支されたシャフト76が配設されている。
このため、シャフト76は、長孔74A内で軸直角方向
に移動可能となっている。
【0044】これらのシャフト68、76の両端部近傍
には、歯車78、82が取付けられ、さらにその外側に
偏心カム80が取付けられている。搬送車10の走行方
向に対して左右の同じ側に位置するそれぞれ前後の歯車
78、82間には、チェーン84が巻き掛けられてい
る。このため、モータ62の駆動力でシャフト68とシ
ャフト76を同時に回転させることができる。
【0045】また、図4にも示される如く、シャフト6
8、76には、フレーム12の左右両方の外側に板材8
6が掛け渡されている。この板材86のシャフト68、
76が貫通する貫通孔が円孔86Aとされている。
【0046】ここで、路面の凹凸によってアーム200
が揺動(回動)し、この揺動によってシャフト76とシ
ャフト68との間の距離が変動することを制限するため
に板材86が設けられ、これによって常にシャフト68
とシャフト76との間隔が一定になるようになってい
る。この間隔の一定化によって掛け渡されるチェーン8
4の弛みや緊張を防止することができる。なお、この制
限によるシャフト76の軸直角方向の移動は、前記縦壁
74に設けられた長孔74Aの範囲内となる。
【0047】図6(A)及び(B)に示される如く、リ
フトテーブル14を昇降させるためにシャフト68とシ
ャフト76の両端にはそれぞれ偏心カム80が取り付け
られており、この偏心カム80の外側には、ベアリング
88が固定されている。ベアリング88の外輪には、リ
フトテーブル14の下面に設けられた支持部材90が取
り付けられている。支持部材90には、円弧状の収容部
90Aが形成され、この収容部90Aに前記ベアリング
88が収容されるようになっている。 ここで、モータ
62の駆動力で偏心カム80が回転すると、ベアリング
88が上下方向に移動するため、この移動に伴ってリフ
トテーブル14を昇降させることができる。なお、図6
(A)が下降状態であり、図6(B)が上昇状態を示
す。
【0048】図5(A)及び(B)に示される如く、リ
フトテーブル14の上面には、半球状の4個の凹部92
が同一円周上に形成され、鋼球94の下半分が収容され
ている。なお、鋼球94の代わりにコロを用い、コロを
収容する凹部をコロに応じた形状にしてもよい。この凹
部92を含むリフトテーブル14上には、回転テーブル
96が載置されている。回転テーブル96の下面には、
前記4個の凹部92が並ぶ円と同一径で鋼球94の上半
分が収容される輪状の溝98が形成されている。このた
め、回転テーブル96は、リフトテーブル14上に鋼球
94を介して支持されることになる。また、ボール94
が溝92内で自由に回転するため、回転テーブル96は
リフトテーブル14に対して回転可能となっている。
【0049】ここで、図7に示される如く、本第1の実
施の形態の搬送車10は、キャスタ付きの作業テーブル
100を移動する場合に適用されるようになっている。
この作業テーブル100は、4本の足102で支えら
れ、4本の足102のそれぞれにキャスタ104が取付
けられ、それぞれの足102はバー106によって連結
されている。
【0050】作業テーブル100の上には、複数の資材
(図示省略)が載置されており、この資材を所定の位置
に移動する際に搬送車10が適用されるようになってい
る。
【0051】この場合、リフトテーブル14の回転テー
ブル96をバー106の下方で上昇させ、作業テーブル
100を片持ち状態で支持するようになっている。
【0052】すなわち、作業テーブル100は若干傾斜
した状態になり、前側の2本の足102に取り付けられ
たキャスタ104は路面から離れ、後側の2本の足10
2に取付けられたキャスタ104は路面に支持されたま
まの状態で、作業テーブル100は搬送車10の走行に
引っ張られて移動するようになっている。
【0053】ここで、図8に示される如く、搬送車10
がカーブ走行する際、リフトテーブル14と回転テーブ
ル96との相対回転によって、搬送車10と作業テーブ
ル100との間で屈折するようになっている。その後、
搬送車10が直進すると、この屈折角度θが徐々に小さ
くなり、搬送車10と作業テーブル100が直線状態と
なる構成である。上記のような屈折がないと、作業テー
ブル100の後端が大きく振られることになり、搬送車
10に負荷がかかることになる。本第1の実施の形態で
は、リフトテーブル14と回転テーブル96との相対回
転を利用して、搬送車10にかかる負荷を軽減するよう
にしている。
【0054】以下に第1の実施の形態の作用を説明す
る。作業テーブル100上に資材を積載し、これを別の
所定の場所へ搬送する場合、搬送車10を用いて移送す
る。
【0055】図8(A)に示される如く、手元の送信器
から発信した信号を搬送車10に取り付けた図示しない
受信器によって受信し、この信号に応じて駆動論32を
駆動させて搬送車10を走行させるリモコン操作によ
り、搬送車10を作業テーブル100の下まで走行させ
ることができる。
【0056】目標の作業テーブル100のバー106の
下方へ搬送車を10を移動させ、回転テーブル96の上
面がバー106の下側に位置するようにする。なお、回
転テーブル96の回転状態を明確にするため、図8では
回転テーブル96の上面の原位置に黒塗り三角マーク9
7を付す。
【0057】この状態で、送信器からモータ62を駆動
するように指示信号を出力すると、モータ62が駆動を
開始する。この回転により歯車64が、回転するため、
チェーン72を介して歯車70が回転し、後方側のシャ
フト68が回転する。また、これと同時に歯車78、チ
ェーン84、歯車82を介して前方側のシャフト76も
回転する。シャフト68、76が180°回転すると、
偏心カム80の回転中心から最も長い周面が上側とな
り、これに応じてベアリング88を介してリフトテーブ
ル14が上昇する。この上昇の際ベアリング88の内輪
と外輪との相対回転により、偏心カム80の回転力はリ
フトテーブル14には伝わらず、リフトテーブル14は
ほぼ上方向のみの移動となる。
【0058】このリフトテーブル14の上昇により、回
転テーブル96と作業テーブル100のバー106とが
接触し、バー106を持ち上げる。これにより、このバ
ー106が掛け渡された前側の2本の足102に取付け
られたキャスタ104が路面から離れ、作業テーブル1
00は搬送車10に片持ち状態で支持されることにな
る。
【0059】このように、片持ちで支持することによっ
て、搬送車10には、作業テーブル100の約半分の荷
重のみが加わるため、比較的重重量の資材が載置された
作業テーブル100であっても、容易に持ち上げること
ができる。
【0060】この片持ち状態で、送信器から搬送車10
を自動走行させるための指示信号を出力する。搬送車1
0の受信器が受けたこの信号により駆動輪32が駆動さ
れ、搬送車10は反射テープ150に沿って自動走行す
る。
【0061】直進する場合には、左右のモータ36を正
転かつ等速度で駆動する。これにより、搬送車10は、
作業テーブル100を引っ張るように進行する(図8
(B)参照)。
【0062】次に、カーブ走行する場合には、センサ1
52L又はセンサ152Rの受光部が反射テープ150
から反射した光を受光することによってカーブ方向を認
識することができ、このカーブ方向にカーブさせるべ
く、左右の駆動輪32に回転速度差を与える。すなわ
ち、カーブさせたい側の駆動輪32を他方の駆動輪32
よりも相対的に遅くする。この速度差により搬送車10
は、目的の方向へカーブ走行する。このとき、引っ張ら
れる作業テーブル100は、回転テーブル96上に支持
されているため、搬送車10、すなわちリフトテーブル
14が向きを変えても、リフトテーブル14と回転テー
ブル96との相対回転によってそのまま直進方向に向け
られたままとなる(図8(C)参照)。すなわち、リフ
トテーブル14と作業テーブル100とが屈折角度θを
持った状態になる。
【0063】逆にこの屈折がない場合は、搬送車10の
カーブ走行に応じて作業テーブル100の後端が大きく
振られることになり、その分、搬送車10に作業テーブ
ル100を搬送車10と直線状態にしようとする負荷が
かかることになる。しかし、本第1の実施の形態では、
リフトテーブル14上に回転テーブル96を設け、この
回転テーブル96上に作業テーブル100を支持したた
め、搬送車が10がカーブ走行をするとき、リフトテー
ブル14と作業テーブル100とがカーブに沿って曲が
り、上記負荷を解消している。
【0064】カーブ走行が終了し、直進走行に戻ると、
屈折角度θは徐々に小さくなり、リフトテーブル14と
作業テーブル100とが直線状態に戻る(図8(D)参
照)。
【0065】このように、カーブ走行時にリフトテーブ
ル14と作業テーブル100との間で屈折角度を生じさ
せることにより、搬送車10への負荷を軽減し、走行安
定性を向上することができる。
【0066】また、比較的重重量の作業テーブルであっ
ても、片持ち状態で引張搬送するため、搬送車10にか
かる荷重を軽減でき、搬送車10の剛性を必要以上に高
める必要がなく、搬送車10を軽量とすることができ
る。
【0067】なお、本第1の実施の形態では、回転テー
ブル96上に作業テーブル100のバー106を直接載
置したが、回転テーブル96上に摩擦抵抗が大きく、か
つ衝撃を吸収するゴム板等を貼付けて、搬送車10を走
行させるときに回転テーブル96上からバー106が落
下しないようにしてもよい。また、回転テーブル96上
に突起を設けてもよい。
【0068】また、回転テーブル96を円形としたが、
矩形状や他の形状であってもかまわない。さらに、リフ
トテーブル14と回転テーブル94とを別体としたが、
これらを一体にして昇降可能でかつ回転可能なテーブル
を用いてもよい。
【0069】さらに、本第1の実施の形態では、搬送車
10に一対の駆動輪32の他に4個のキャスタ16を取
り付けたが、搬送車10に2対の駆動輪を設け、走行方
向に応じて何れか一方を操舵輪、他の一方を駆動輪とし
て走行するようにしてもよい。
【0070】〔第2の実施の形態〕図9には、本第2の
実施の形態に係る搬送車のうち、リフトテーブル14を
含む上部のみが示されている。なお、第1の実施の形態
と同一構成部分は、同一の番号で示し、説明を省略す
る。
【0071】図9乃至図11に示されるように、リフト
テーブル14の上面には、円柱状の突起308を中心と
する円弧上に、4個の凹部302が形成され、回転部材
304がそれぞれに収容されている。回転部材304に
は、コロや鋼球などを用いる。この凹部302を含むリ
フトテーブル14の上には、所謂ホームベース状の形を
したガイド板312が載置されている。また、ガイド板
312は孔324が設けられ、リフトテーブル14上に
設けられた突起308が挿通されている。これにより、
ガイド板312は、突起308を中心に回転することが
できる。このとき、ガイド板312のリフトテーブル1
4に面する側には、回転部材304の上半分が入り込
み、ガイド板312が突起308を回転中心にしてリフ
トテーブル14の中心線L2 に対して左右に回転できる
ように溝313が設けられ、その回転は溝313の端部
に回転部材304のうち、端に設けられた回転部材30
4が当接するまで所定角度回転することができる。ま
た、ガイド板312は回転部材304によって支持され
るため、回転はスムーズとなる。
【0072】ガイド板312の三角形形状の頂点部に
は、引張コイルばね322の一端が係止されており、他
端はリフトテーブル14に設けられた凸部310に係止
されている。回転テーブル314Bやガイド板312に
搬送車10の走行方向と交わる方向に力が加わらないと
き、ガイド板312とリフトテーブル14の中心線
1、L2 は一致している。
【0073】さらに、このガイド板312の上には、テ
ーブルベース314Aがビス326により固定されてい
る。また、リフトテーブル14上の突起308の先端
は、テーブルベース314Aの下面側に設けられた凹部
306に貫入されている。テーブルベース314Aの上
面には、半球状の4個の凹部316が同一円周上に形成
され、鋼球318の下半分が収容されている。このテー
ブルベース314Aの上に、下面に前記4個の凹部31
6を含む円と同一径の輪状の溝320が形成された回転
テーブル314Bが載置されている。この溝320の断
面は円弧状であり、前記鋼球318の上半分が収容でき
るようになっている。このため、回転テーブル314B
は、鋼球318を介してテーブルベース314Aに支持
されることになり、鋼球318が凹部316内で自由に
回転できるため、回転テーブル314Bは、テーブルベ
ース314Aに対して回転可能となっている。
【0074】ここで、回転テーブル314B、テーブル
ベース314Aおよびガイド板312は、リフトテーブ
ル14に対して突起308を中心としてリフトテーブル
14の幅(W)方向に相対移動可能になっているため、
回転テーブル314Bの回転中心がリフトテーブル14
の幅(W)方向に移動できることになる。
【0075】本第2の実施の形態においても、第1の実
施の形態に係る搬送車10と同様に作業テーブル100
を片持ち状態で支持するようになっており、この状態の
まま路面に備えられた反射テープ150の走行案内帯に
沿って、搬送車10は走行されるようになっている。
【0076】ところで、第1の実施の形態において、搬
送車10はカーブ走行を行う場合に屈折角度が大きくな
ると作業テーブル100と搬送車10が干渉してしまっ
て操舵角(屈折角度θ)に限界があるため、反射テープ
150に沿った自動走行が不可能となり、走行に支障を
きたす場合があった。
【0077】搬送車10がカーブ走行する際に、本第2
の実施の形態では、第1の実施の形態のように屈折した
ときにリフトテーブル14と作業テーブル100が干渉
しても、突起308を中心として引張コイルばね322
の縮まろうとする力に抗して回転移動可能なガイド板3
12が設けられていることで、リフトテーブル14に作
業テーブル100の足102が当接したときの負荷を利
用して、リフトテーブル14上に設けられている突起3
08を中心にしてガイド板312、テーブルベース31
4Aおよび回転テーブル314Bが、図10のように反
射テープ150によって案内されるカーブの方向に応じ
てリフトテーブル14に対して左右に相対移動すること
になる。これにより、本第2の実施の形態においては、
リフトテーブル14の中心線L2 と回転テーブル314
Bの回転の中心がずれるため、第1の実施の形態に比べ
て操舵角(屈折角度)に余裕が生じることになる。これ
より、第1の実施の形態よりもさらに大きな操舵角(屈
折角度)で作業テーブル100を載せた搬送車10をカ
ーブ走行させることができる。
【0078】以下に本第2の実施の形態の作用を説明す
る。作業テーブル100に資材を積載し、これを別の所
定の場所へ搬送する場合に搬送車10を用いて移送す
る。
【0079】図12(A)および図12(B)に示され
るように、リモコン操作による搬送車10の移動と反射
テープ150に沿った自動走行については第1の実施の
形態と同様であるため説明を省略する。
【0080】搬送車10がカーブ走行するとき、引っ張
られる作業テーブル100は、回転テーブル314Bに
支持されているが、搬送車10すなわちリフトテーブル
14が向きを変えても、テーブルベース314Aと回転
テーブル314Bとの相対回転によって、図12(C)
に示すように作業テーブル100はカーブにさしかかる
前の走行方向に向けられたままとなる。
【0081】本第2の実施の形態においては、作業テー
ブル100を載せた搬送車10がカーブ走行をして搬送
車10に作業テーブル100の足102が当接したとき
に生じる負荷で、突起308を中心にしてガイド板31
2、テーブルベース314Aおよび回転テーブル314
Bをリフトテーブル14の幅(W)方向に相対移動させ
ることができる(図10参照)。これにより、搬送車1
0がカーブ走行をするカーブ内側方向へ回転テーブル3
14Bを移動することができるので、リフトテーブル1
4の中心線L2 と回転テーブル314Bの回転中心がず
れた状態となる。こうして、リフトテーブル14の中心
線L2 と回転テーブル314Bの回転中心がずれた分だ
け第1の実施の形態の搬送車10よりも、大きな屈折角
度でカーブ走行をすることができる。従って、図12
(C)に示されるように、第1の実施の形態においてθ
であった屈折角度は、本第2の実施の形態においてはγ
に増加する(θ<γ)。
【0082】搬送車10のカーブ走行中は、この屈折角
度γを保ちながら搬送車10は、自動走行する。カーブ
走行が終了し、再び直進走行に戻ると屈折角度は徐々に
狭くなり、リフトテーブル14と作業テーブル100は
再び、図12(D)のように直線状態に戻る。このと
き、中心線がずれていたリフトテーブル14とガイド板
312、テーブルベース314Aおよび回転テーブル3
14Bも同時に引張コイルばね322が自然状態に戻ろ
うとする弾性力により元の位置に戻り、すべての中心線
が一致する。
【0083】以上より、カーブ走行時に作業テーブル1
00と搬送車10との操舵角(屈折角度)を大きく取る
ことができるようにすることで、更に走行安定性を向上
させることができる。
【0084】なお、本第2の実施の形態では、第1の実
施の形態と同様に、回転テーブル314B上に作業テー
ブル100のバー106を直接載置したが、回転テーブ
ル314B上からバー106が落ちてしまわないように
回転テーブル314Bの上面に摩擦抵抗が大きく、かつ
衝撃を吸収するようなゴム板などを貼付けることも可能
である。また、バー106の回転テーブル314B上で
の移動を阻止するための突起などを回転テーブル314
Bの上面に設けてもよい。
【0085】また、回転テーブル314Bを円形として
いるが、矩形状や他の形状であってもかまわず、リフト
テーブル14においても、第1実施例と同様の四角形で
構成してもよい。
【0086】さらに、一対の駆動輪32の他に4個のキ
ャスタ16を用いて路面に支持するのではなく、2対の
駆動輪を設けて、走行方向に応じて何れか一方を操舵
輪、他の一方を駆動輪として走行するようにしてもよ
い。
【0087】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る搬送車
は、第1の実施の形態では、キャスタ付きの作業テーブ
ルを片持ち状態で支持してカーブ走行をする場合に、作
業テーブルを回転可能に支持して作業テーブルと屈折角
度を持って走行できるので、安定して走行することがで
きるという優れた効果を有する。
【0088】また、第2の実施の形態では、作業テーブ
ルを支持するテーブルをカーブ走行のカーブ内側方向へ
移動可能としたので、第1の実施の形態で走行が困難な
曲率半径の小さいカーブでも安定して走行ができるとい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る搬送車の内部構造を示
す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態に係る搬送車の外観を示す斜
視図である。
【図3】(A)は第1の実施の形態に係る搬送車の正面
図、(B)は正規の走行状態を示す平面図、(C)は反
射テープに対してずれた状態を示す平面図である。
【図4】第1の実施の形態に係る搬送車の側面図であ
る。
【図5】第1の実施の形態に係る搬送車の側面図であ
り、(A)はリフトテーブル下降位置、(B)はリフト
テーブル上昇位置を示す図である。
【図6】(A)はリフトテーブルの下降状態の偏心カム
位置、(B)はリフトテーブルの上昇状態の偏心カム位
置を示す側面拡大図である。
【図7】第1の実施の形態の搬送車が作業テーブルを搬
送する状態を示し、(A)が持上前、(B)が持上後の
状態の斜視図である。
【図8】搬送車による移送時の状態を説明する平面図で
ある。θはカーブ走行時の屈折角度を示す。
【図9】第2の実施の形態に係る搬送車上部の構造を示
す斜視図である。
【図10】第2の実施の形態に係る搬送車上部のガイド
板、テーブルベースおよび回転テーブルとリフトテーブ
ルが相対移動したときの平面図である。
【図11】第2の実施の形態に係る搬送車の側面図であ
る。
【図12】搬送車による移送時の状態を説明する平面図
である。(D)において、θは第1の実施の形態におけ
るカーブ走行時の屈折角度、γは第2の実施の形態にお
ける屈折角度を示す。
【符号の説明】
10 搬送車 14 リフトテーブル 16 キャスタ 32 駆動輪 36 キャスタ 62 モータ 68 シャフト 76 シャフト 80 偏心カム 88 ベアリング 96 回転テーブル 100 作業テーブル 150 反射テープ 152 センサユニット 312 ガイド板 314A テーブルベース 314B 回転テーブル 322 引張コイルばね

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段の駆動力で回転可能な駆動輪を
    備えた本体と、 本体に設けられ、昇降手段の作動によって本体に対して
    昇降し、かつ昇降手段の昇降方向に平行な回転軸を中心
    に回転可能なテーブルと、 を有する搬送車。
  2. 【請求項2】 テーブルを回転可能に支持し、かつ昇降
    手段の作動によって本体に対してテーブルと共に昇降
    し、テーブルの回転軸と異なる回転軸を中心にテーブル
    と共に所定角度回転可能に本体に支持された回転支持板
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の搬送車。
  3. 【請求項3】 駆動手段の駆動力で回転可能な駆動輪を
    備えた本体と、 本体に設けられ、昇降手段の作動によって本体に対して
    昇降するリフトテーブルと、 リフトテーブルに支持され、昇降手段の昇降方向に平行
    な回転軸を中心に回転可能なテーブルと、 を有する搬送車。
  4. 【請求項4】 テーブルを回転可能に支持すると共に昇
    降し、テーブルの回転軸と異なる回転軸を中心にテーブ
    ルと共に所定角度回転可能にリフトテーブルに支持され
    た回転支持板を備えたことを特徴とする請求項3記載の
    搬送車。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至請求項4のいずれか1
    項に記載の搬送車において、 路面に設けられた走行案内帯の有無を検出するセンサが
    取付けられ、 センサによる走行案内帯の検出結果に基づいて駆動輪の
    回転速度を制御することによって、走行案内帯に沿って
    移動することを特徴とする搬送車。
  6. 【請求項6】 前記請求項5に記載の搬送車において、 送信器からの駆動輪の駆動を指示する指示信号を受信す
    る受信器を備え、 センサが走行案内帯を検出可能な位置まで送信器の操作
    によって搬送車を移動することを特徴とする搬送車。
JP23729395A 1994-11-29 1995-09-14 搬送車 Pending JPH08207754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23729395A JPH08207754A (ja) 1994-11-29 1995-09-14 搬送車

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-295377 1994-11-29
JP29537794 1994-11-29
JP23729395A JPH08207754A (ja) 1994-11-29 1995-09-14 搬送車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08207754A true JPH08207754A (ja) 1996-08-13

Family

ID=26533152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23729395A Pending JPH08207754A (ja) 1994-11-29 1995-09-14 搬送車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08207754A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5617088B1 (ja) * 2014-04-07 2014-11-05 光男 長谷川 重量物移動台車
JP2017124651A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 新東工業株式会社 自走式台車
WO2018207639A1 (ja) * 2017-05-11 2018-11-15 本田技研工業株式会社 搬送台車
WO2020049960A1 (ja) * 2018-09-07 2020-03-12 村田機械株式会社 搬送車
WO2020080200A1 (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 移動体
JP2023521444A (ja) * 2020-05-19 2023-05-24 コンチネンタル・オートモーティヴ・テクノロジーズ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング ペイロードリフト装置を有する無人輸送車両
JP2023522336A (ja) * 2020-05-19 2023-05-30 コンチネンタル・オートモーティヴ・テクノロジーズ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 保守性を改善した無人運搬車両
JP7349110B1 (ja) * 2022-11-25 2023-09-22 株式会社匠 無人搬送車

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5617088B1 (ja) * 2014-04-07 2014-11-05 光男 長谷川 重量物移動台車
JP2015199401A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 光男 長谷川 重量物移動台車
JP2017124651A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 新東工業株式会社 自走式台車
WO2018207639A1 (ja) * 2017-05-11 2018-11-15 本田技研工業株式会社 搬送台車
JPWO2018207639A1 (ja) * 2017-05-11 2020-05-14 本田技研工業株式会社 搬送台車
WO2020049960A1 (ja) * 2018-09-07 2020-03-12 村田機械株式会社 搬送車
JPWO2020049960A1 (ja) * 2018-09-07 2021-08-12 村田機械株式会社 搬送車
US11845372B2 (en) 2018-09-07 2023-12-19 Murata Machinery, Ltd. Transport vehicle
WO2020080200A1 (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 移動体
JP2023521444A (ja) * 2020-05-19 2023-05-24 コンチネンタル・オートモーティヴ・テクノロジーズ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング ペイロードリフト装置を有する無人輸送車両
JP2023522336A (ja) * 2020-05-19 2023-05-30 コンチネンタル・オートモーティヴ・テクノロジーズ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 保守性を改善した無人運搬車両
JP7349110B1 (ja) * 2022-11-25 2023-09-22 株式会社匠 無人搬送車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5901805A (en) Automatically guided vehicle
JPH08207754A (ja) 搬送車
JP2002019629A (ja) トランスファクレーンの走行装置(TravellingdeviceofTransferCrane)
JPH0872707A (ja) 無人搬送車
JPS60148774A (ja) 無人走行車
US5388657A (en) Lifting mechanism for no-man vehicle
JPH09325815A (ja) 無人搬送車の走行方法
JP2797309B2 (ja) 搬送駆動車及び台車搬送装置
JPH09305225A (ja) 無人搬送車の走行方法
JP7188682B2 (ja) 駆動輪ユニットおよび自動搬送台車
JPS63222982A (ja) 移動機械
JP6978306B2 (ja) ローリフト形無人搬送車
JP3508376B2 (ja) 無人搬送台車用駆動車輪のセンタリング装置
JPH09311723A (ja) 搬送車の操舵角検出装置
JP2564836Y2 (ja) 無人搬送車
JPH09330122A (ja) 無人搬送車の復帰方法
JP3055250B2 (ja) 全方向移動台車
JP3336611B2 (ja) 天井走行車
JPH0641868Y2 (ja) 全方向移動台車
JP3164243B2 (ja) ワークハンドリング機械の制御方法
JPH05270396A (ja) 無軌条式無人搬送台車
JPH0755612Y2 (ja) 三輪式無人車
JPH0751361Y2 (ja) 無人搬送車の遊輪機構
JP2715177B2 (ja) 移動車
JPH10329909A (ja) 自動倉庫