JPH08131047A - トラクタの液体タンク取付装置 - Google Patents

トラクタの液体タンク取付装置

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JPH08131047A
JPH08131047A JP27726994A JP27726994A JPH08131047A JP H08131047 A JPH08131047 A JP H08131047A JP 27726994 A JP27726994 A JP 27726994A JP 27726994 A JP27726994 A JP 27726994A JP H08131047 A JPH08131047 A JP H08131047A
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liquid tank
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Fumio Kuroiwa
二三男 黒岩
Yasuhiro Miyauchi
康弘 宮内
Yukinori Imai
征典 今井
Masato Nagai
真人 永井
Minoru Matsuoka
実 松岡
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラクタ車体1後部の三点リンク機構5部へ
の液体タンク10の取付操作を簡単化する。液体タンク
10の容積を大きくする。 【構成】 車体1の操縦席2後部に、左右に亘る門形状
の安全フレーム3を設けると共に、作業機を連結して昇
降するためのリフトアーム4、及び三点リンク機構5の
トップリンク6等を上方へ回動収納させた状態にして、
これら操縦席2、安全フレーム3下部の取付支柱7部、
リフトアーム4、及びトップリンク6等の左右側部8か
ら後側部9に亘って囲う平面視で凹状の液体タンク10
を取付けてなるトラクタの液体タンク取付装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタの液体タン
ク取付装置に関し、防虫用、除草用等の薬液散布の防除
機に利用できる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】トラ
クタに防除機を装着して薬剤防除作業を行うとき、車体
後部にできるだけ有効容積の大きい液体タンクを取付け
るために、操縦席の周囲を利用する平面視凹状の液体タ
ンク形態とする手段がとられているが、このような形態
のタンクを操縦席の周囲に装着するときは、安全フレー
ムや三点リンク機構等があって邪魔になり、このタンク
の有効容積を大きくし難いものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、車体1の操
縦席2後部に、左右に亘る門形状の安全フレーム3を設
けると共に、作業機を連結して昇降するためのリフトア
ーム4、及び三点リンク機構5のトップリンク6等を上
方へ回動収納させた状態にして、これら操縦席2、安全
フレーム3下部の取付支柱7部、リフトアーム4、及び
トップリンク6等の左右側部8から後側部9に亘って囲
う平面視で凹状の液体タンク10を取付けてなるトラク
タの液体タンク取付装置の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】液体タンク10は、内側に安
全フレーム3の取付支柱7や、リフトアーム4及びトッ
プリンク6等を上方へ回動収納させた状態にして位置さ
せ、これらの安全フレーム3や三点リンク機構5等の各
部材を車体1から取外すことなく装着される。このた
め、液体タンク10の内周壁を操縦席2部にできるだけ
接近させて搭載することができ、容積を大きく設定でき
る。着脱時の操作も簡単である。
【0005】
【実施例】トラクタ車体1は、左右の前車輪11と後車
輪12とを高床用のファイナルケース13,14で支持
させるフロントアクスルハウジング15、リヤアクスル
ハウジング16で支架し、上部前側には、ボンネット1
7下にエンジンを搭載し、ステアリングハンドル18を
設けて、これら前車輪11及び後車輪12を駆動走行す
ると共に操向しうる。車体1の後部上に操縦席2を設け
る。
【0006】エンジンからの動力は、車体1の中央部の
ミッションケース19の伝動装置に入力されて、このミ
ッションケース19内の伝動装置からフロントアクスル
ハウジング15及びリヤアクスルハウジング16内のデ
フ装置へ伝動されて、各々前車輪11,12等へ伝動す
る。前記リヤアクスルハウジング16の上側部に内部油
圧シリンダを内装する油圧ケース20が配置されて、上
下回動される左右一対のリフトアーム4がリフト軸21
に軸装される。又、油圧ケース20の後端面にトップリ
ンク6が上下回動自在に取付けられる。左右一対のロア
リンク22は、リヤアクスルハウジング16の下部に一
体のリンクブラケット23に上下回動自在に連結され、
このロアリンク22に対向するリフトアーム4との間を
リフトロッド24で連結し、リフトアーム4の上下回動
でロアリンク22を昇降回動することができる。作業機
である耕耘装置や中耕除草用等の管理作業機等をこれら
左右一対のロアリンク22及びトップリンク6の後端部
に連結して、リフトアーム4で昇降制御できる。
【0007】安全フレーム3は、前記リヤアクスルハウ
ジング16の後側において左右両側端部に突設するブラ
ケット53に、左右両側部の取付支柱7の下端部がボル
ト25で取付けられる。これら左右の取付支柱7は、前
記トップリンク6やロアリンク22、リフトアーム4等
の外側に位置して取付けられる。26はフロアで、液体
タンク10はこのフロア26の上面に搭載されて取付け
られる。
【0008】この安全フレーム3は、キャビンの支柱と
して構成するもよい。液体タンク10は、平面凹状にし
て前側面を開口して操縦席2の左右両側部にこの凹状部
の左右側部8を位置させ、凹状部の後側部9を操縦席2
後側に位置させる。27は液体タンク10の蓋、28は
車体1の後端下部に取付けるポンプで、ミッションケー
ス19から動力取出軸29を介して連動され、該液体タ
ンク10の液体をホース等を介して圧送することによ
り、噴霧ノズル等から噴霧させる。
【0009】このように車体1上に搭載される液体タン
ク10の凹状内周面34,35と操縦席2部との間に
は、前記トップリンク6やリフトアーム4、及び取付支
柱7等を位置しうるもので、リフトロッド24はロアリ
ンク22の前端部近くの連結孔30に付け替えて、リフ
トアーム4を上死点近くに上昇させると、リフトロッド
24が垂下状態となり、ロアリンク22はこのリフトア
ーム4で吊上げられた状態で液体タンク10の底面に沿
う状態とすることができ、トップリンク6は上方へ垂直
状にたてて液体タンク10の凹状内周面35に支持させ
る。
【0010】31はハンドル、32はボルトの如き締付
具で、フレーム1の後端部に押え片33を締付具32で
前側へ締付けることによって、この押え片33で液体タ
ンク10の後底部を前側へ押圧して、前記取付支柱7と
の間に液体タンク10を挟むようにして固定する。図
5、図6において、上例と異なる点は、液体タンク10
を安全フレーム3に吊下具54で吊下げるようにして装
着するものである。吊下具54はタンク底部を横方向に
亘って挿通する横軸55と、この横軸55の左右両端部
に嵌合して吊下げる門形状の吊下フレーム56と、この
吊下フレーム56の左右両側と前記安全フレーム3の上
端部との間に亘って連結するターンバックル57とから
なる。横軸55は、液体タンク10の底部近において、
上方へ窪ませたトンネル状の溝部に挿通するか、液体タ
ンク10の左右両側壁間に亘って形成させる軸穴58を
挿通する等によって装着している。
【0011】図7、図8において、上例と異なる点は、
操縦席2及びリフトアーム4等を有する油圧ケース20
を、リヤミッションケース19上に、前部の横軸45
と、後部のばね46とで支持させて、緩衝作用を行わせ
る。リフトアーム4を上昇させてロアリンク22を液体
タンク10の底部に押し当てるときの衝撃を緩和でき
る。
【0012】図9においては、前記前車輪11、及び後
車輪12の操向機構として、フロントアクスルハウジン
グ15、リヤアクスルハウジング16に固定のピストン
37に対して、このピストン37を内装するシリンダ3
8を油圧移動させて、リンク38、アーム39等を介し
てキングピン40回りに操向連動するもので、トレッド
調節を行うときは、シリンダ38に対するリンク38の
取付ボルト41による連結位置を変更すればよいから、
操作が簡単である。なお、取付ボルト41の付替位置は
シリンダ38の左右対称位置に所定の間隔で取付ボス4
2が配置され、この取付ボス42に取付ボルト41を螺
挿させてリンク38の連結位置を調節する。
【0013】なお、このようなトレッド調節を行うとき
は、フロントアクスルハウジング15や、リヤアクスル
ハウジング16には、左右両端部のファイナルケース1
3,14との間にスペーサケース43を介在させること
によって左右の車輪11,12の位置が決められる。こ
のとき各ハウジング15,16内では車輪11,12伝
動のための伝動軸がスプライン嵌合等で伸縮できる。
又、前記各リンク38の長さもタンバックル44を有し
て伸縮して調整できる構成としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】三点リンク機構部の側面図。
【図2】その背面図。
【図3】トラクタの側面図。
【図4】その平面図。
【図5】一部別実施例を示す側面図。
【図6】その背面図。
【図7】一部別実施例を示す側面図。
【図8】その背面図。
【図9】アクスルハウジング部の平面図。
【符号の説明】
1 車体 2 操縦席 3 安全フレーム 4 リフトアーム 5 三点リンク機構 6 トップリンク 7 取付支柱 8 左右側部 9 後側部 10 液体タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60K 15/03 15/063 (72)発明者 永井 真人 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 松岡 実 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1の操縦席2後部に、左右に亘る門
    形状の安全フレーム3を設けると共に、作業機を連結し
    て昇降するためのリフトアーム4、及び三点リンク機構
    5のトップリンク6等を上方へ回動収納させた状態にし
    て、これら操縦席2、安全フレーム3下部の取付支柱7
    部、リフトアーム4、及びトップリンク6等の左右側部
    8から後側部9に亘って囲う平面視で凹状の液体タンク
    10を取付けてなるトラクタの液体タンク取付装置。
JP27726994A 1994-11-11 1994-11-11 液体タンク取付装置 Expired - Fee Related JP3508246B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000351330A (ja) * 1999-06-09 2000-12-19 Kubota Corp 乗用型芝刈機
JP2002068030A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 Iseki & Co Ltd 管理作業用トラクタ
US12010936B2 (en) 2021-06-01 2024-06-18 Kubota Corporation Work vehicle

Cited By (4)

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US12010936B2 (en) 2021-06-01 2024-06-18 Kubota Corporation Work vehicle

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