JPH08129030A - 電流検出回路 - Google Patents

電流検出回路

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Publication number
JPH08129030A
JPH08129030A JP6290423A JP29042394A JPH08129030A JP H08129030 A JPH08129030 A JP H08129030A JP 6290423 A JP6290423 A JP 6290423A JP 29042394 A JP29042394 A JP 29042394A JP H08129030 A JPH08129030 A JP H08129030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diode
detection point
current
voltage
cathode
Prior art date
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Pending
Application number
JP6290423A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Toda
和弘 戸田
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ando Electric Co Ltd filed Critical Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来に比べて小型化が可能であるレンジ切り
換え可能な電流検出回路を提供する。 【構成】 抵抗R1の一端を検出点1ととダイオードD
1のカソードとダイオードD3のアノードに接続し、抵
抗R1の他端をダイオードD2のアノードとダイオード
D4のカソードと検出点4に接続する。定電流ダイオー
ド2aのアノードを+電源と接続し、カソードをダイオ
ードD1のアノードと接続するとともにダイオードD2
のカソードと接続する。定電流ダイオード2bのカソー
ドを−電源と接続し、アノードをダイオードD3のカソ
ードと接続するとともにダイオードD4のアノードと接
続する。抵抗R2の一端を検出点4に接続し、他端を検
出点5に接続する。検出点1をアナログスイッチS1を
介して電流測定回路3の入力Aに接続し、検出点4をア
ナログスイッチS2を介して電流測定回路3の入力Bに
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電流検出回路につい
てのものであり、特に、電流測定を行う場合にレンジ切
り換えが可能な電流検出回路についてのものである。
【0002】
【従来の技術】つぎに、レンジ切り換えが可能な電流検
出回路の従来の構成例を図2に示す。図2では、電流の
検出点1と検出点4の間にリレー6と抵抗R1を並列に
接続すると共に、検出点4と検出点5の間に抵抗R2を
接続している。そして、検出点1をアナログスイッチS
1を介して、また検出点4をアナログスイッチS2を介
して、それぞれ電流測定回路3の入力Aに接続してい
る。さらに、検出点5を電流測定回路3の入力Bに接続
している。なお、検出点1・5には電流を入出力する回
路およびデバイスが接続される。また、抵抗R1と抵抗
R2はレンジ切り換えとして使用するものであり、具体
的には、抵抗R1は電流測定レンジが小電流測定の時と
大電流測定の時に使用し、抵抗R2は電流測定レンジが
大電流測定の時に使用する。また、抵抗R1の抵抗値>
抵抗R2の抵抗値である。
【0003】図2の構成において、検出点1と検出点5
の間に電流が流れた場合、流れた電流に比例した電圧が
抵抗R1の両端間および抵抗R2の両端間にそれぞれ発
生する。そして、電流測定回路3は各入力A・B間の電
圧差を検出し、この電圧差と抵抗R1・R2の抵抗値か
ら上記の電流値を測定する。このようにして、検出点1
と検出点5の間に流れる電流値が測定される。
【0004】電流測定レンジが小電流測定の時にはリレ
ー6がオフし、電流は抵抗R1・R2を通して流れる。
電流測定回路3はこの時、アナログスイッチS1をオ
ン、アナログスイッチS2をオフし、検出点1と検出点
5の間に生じる電圧から電流値を測定する。
【0005】また、電流測定レンジが大電流測定時には
リレー6がオンし、電流は検出点1からリレー6→検出
点4→抵抗R2→検出点5の経路で流れる。このとき、
電流測定回路3はアナログスイッチS1をオフ、アナロ
グスイッチS2をオンし、検出点4と検出点5の間に生
じる電圧から、検出点1と検出点5の間に流れる電流を
測定する。そして、このように抵抗R2の両端に生じる
電圧により電流測定を行う電流測定レンジが大電流測定
の時には、抵抗R1の両端間に生じる電圧が大きくな
り、検出点1および検出点5に接続される回路やデバイ
スの電圧範囲を越えないようにリレー6を用いて抵抗R
1をバイパスしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2の構成に
よる回路では、抵抗R1をバイパスするためのリレーを
必要とすることから、実装スペースが大きく小型化が難
しい。このため、高密度実装が困難になる等の問題があ
る。
【0007】この発明は、従来に比べて小型化ができ、
レンジ切り換え可能な電流検出回路を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、一端を検出点1とダイオードD1のカ
ソードとダイオードD3のアノードに接続し、他端をダ
イオードD2のアノードとダイオードD4のカソードと
検出点4に接続した抵抗R1と、アノードを+電源7と
接続し、カソードをダイオードD1のアノードと接続す
るとともにダイオードD2のカソードと接続した定電流
ダイオード2aと、カソードを−電源8と接続し、アノ
ードをダイオードD3のカソードと接続するとともにダ
イオードD4のアノードと接続した定電流ダイオード2
bと、一端を検出点4に接続し、他端を検出点5に接続
した抵抗R2と、入力AをスイッチS1を介して検出点
1に接続するとともにスイッチS2を介して検出点4に
接続し、入力Bを検出点5に接続する電流測定回路3と
を備える。
【0009】
【作用】この発明では、従来の電流検出回路におけるリ
レーと同様な機能を定電流ダイオードやダイオード等に
より実現し、従来構成に比べて小型化している。
【0010】
【実施例】次に、この発明によるレンジ切り換え可能な
電流検出回路の実施例の構成を図1に示す。図1は、図
2のリレー6のかわりに、ダイオードD1〜D4と定電
流ダイオード2a・2bとから構成される回路を用いた
ものであり、他の構成は図2と同様である。
【0011】すなわち、図1は、抵抗R1の一端を検出
点1とダイオードD1のカソードとダイオードD3のア
ノードに接続している。また、抵抗R1の他端をダイオ
ードD2のアノードとダイオードD4のカソードと検出
点4に接続している。また、定電流ダイオード2aのア
ノードを+電源7に接続し、カソードをダイオードD1
のアノードに接続するとともにダイオードD2のカソー
ドと接続している。また、定電流ダイオード2bのカソ
ードを−電源8に接続し、アノードをダイオードD3の
カソードと接続するとともにダイオードD4のアノード
と接続している。
【0012】図1で、定電流ダイオード2aから流れた
電流は、ダイオードD1を通って検出点1に流れる。ま
た定電流ダイオード2bにはダイオードD3を通って検
出点1から電流が流れる。このため、定電流ダイオード
2aのカソードへの電圧は、検出点1よりダイオードD
1の順方向降下電圧VF 分だけ高くなる。また定電流ダ
イオード2bのアノードは、検出点1よりダイオードD
3の順方向降下電圧VF 分だけ低い電圧となる。
【0013】ここで、電流が検出点1から検出点5の方
向に流れ、抵抗R1の両端に生じる電圧がダイオードの
順方向降下電圧VF 以下の場合には、検出点4の電圧は
(検出点1の電圧−ダイオードの順方向降下電圧VF )
以内である。そして、定電流ダイオード2aのカソード
の電圧が、(検出点1の電圧+ダイオードD1の順方向
降下電圧VF )であるため、ダイオードD2は逆バイア
スとなり、ダイオードD2に電流は流れない。
【0014】この時、定電流ダイオード2bのアノード
が、(検出点1の電圧−ダイオードD3の順方向降下電
圧VF )となるため、ダイオードD4は逆バイアスとな
り、ダイオードD4には電流は流れない。したがって、
検出点1と検出点5の間に流れる電流はすべて抵抗R1
に流れる。このため、検出点1と検出点5との間に流れ
た電流に比例した電圧が抵抗R1の両端に生じる。
【0015】電流が検出点1から検出点5の方向に流
れ、抵抗R1の両端に生じる電圧がダイオードの順方向
降下電圧VF を越えると、定電流ダイオード2bのアノ
ードが検出点4より電圧が高くなり、定電流ダイオード
2bのアノード点から検出点4に電流が流れる。このた
め、抵抗R1には検出点1と検出点5との間に流れる電
流に比例した電圧は発生しない。
【0016】また、電流が検出点1から検出点5の方向
に流れ、抵抗R1の両端の電圧がダイオードD3・D4
の順方向降下電圧の合計より大きい電圧が生じる時に
は、電流はダイオードD3・D4を通して流れる。この
ため、抵抗R1の両端間の電圧はこのダイオードD3・
D4により抑えられ、ダイオードD3・D4の順方向降
下電圧の合計を越えることはない。
【0017】電流が検出点5から検出点1の方向に流
れ、また抵抗R1の両端に生じた電圧がダイオードの順
方向降下電圧VF 以下の場合には、検出点1の電圧は、
(検出点4の電圧−ダイオードの順方向降下電圧VF )
以内である。また定電圧ダイオード2aのカソードの電
圧は、(検出点1の電圧+ダイオードD1の順方向降下
電圧VF )である。このため、ダイオードD2は逆バイ
アスとなり、ダイオードD2への電流は流れない。この
時、低電圧ダイオード2bのアノードが、(検出点1の
電圧−ダイオードD3の順方向降下電圧VF )となるた
め、ダイオードD4は逆バイアスとなり、ダイオードD
4へ電流は流れない。したがって、検出点1と検出点5
の間に流れる電流はすべて抵抗R1に流れる。このた
め、検出点1と検出点5との間に流れた電流に比例した
電圧が抵抗R1の両端に生じる。
【0018】電流が検出点5から検出点1の方向に流
れ、抵抗R1の両端に生じる電圧がダイオードの順方向
降下電圧を越えると、定電流ダイオード2aのカソード
が検出点4より電圧が低くなり、検出点4から定電流ダ
イオード2aのカソード点へダイオードD2を通して電
流が流れる。このため、抵抗R1には検出点1と検出点
5の間に流れる電流に比例した電圧は発生しない。
【0019】また、電流が検出点5から検出点1の方向
に流れ、抵抗R1の両端の電圧がダイオードD1・D2
の順方向降下電圧の合計よりも大きい電圧が生じる時、
電流はダイオードD1・D2を通して流れる。このた
め、抵抗R1の両端間の電圧は、これらダイオードD1
・D2によって抑えられ、ダイオードD1・D2の順方
向降下電圧の合計を越えることはない。
【0020】以上のように、図1の電流検出回路では、
電流測定レンジの小電流測定時には、抵抗R1の両端に
生じる電圧がダイオードの順方向降下電圧以下になるよ
うにし、またアナログスイッチS1をオン、アナログス
イッチS2をオフとして検出点1と検出点5の電圧を電
流測定回路3に入力することで、検出点1と検出点5と
の間に流れる電流を測定する。
【0021】また、電流測定レンジが大電流測定時に
は、アナログスイッチS1をオフ、アナログスイッチS
2をオンとして、抵抗R2の両端の検出点4と検出点5
の電圧を電流測定回路3に入力することで、検出点1と
検出点5との間に流れる電流を測定する。そして、電流
測定レンジが大電流測定時でも、抵抗R1の両端の電圧
が定電流ダイオード2a・2bとダイオードD1〜D4
を用いて一定の電圧に抑えるため、外部に接続される回
路やデバイスの電圧範囲を越えることはない。このた
め、抵抗R1を従来構成のようにリレーによりバイパス
する必要がなくなる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、従来構成におけるリ
レーと同様な機能を定電流ダイオードやダイオード等に
より実現できることから、従来構成に比べて小型化で
き、実装スペースを抑えることができる。このため、小
型化が容易で、高密度実装に適したレンジ切り換えが可
能な電流検出回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電流検出回路の構成図である。
【図2】従来技術による電流検出回路の構成図である。
【符号の説明】
1・4・5 検出点 2a・2b 定電流ダイオード D1〜D4 ダイオード S1・S2 アナログスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を第1の検出点(1) と第1のダイオ
    ード(D1)のカソードと第3のダイオード(D3)のアノード
    に接続し、他端を第2のダイオード(D2)のアノードと第
    4のダイオード(D4)のカソードと第2の検出点(4) に接
    続した第1の抵抗(R1)と、 アノードを+電源(7) と接続し、カソードを第1のダイ
    オード(D1)のアノードと接続するとともに第2のダイオ
    ード(D2)のカソードと接続した第1の定電流ダイオード
    (2a)と、 カソードを−電源(8) と接続し、アノードを第3のダイ
    オード(D3)のカソードと接続するとともに第4のダイオ
    ード(D4)のアノードと接続した第2の定電流ダイオード
    (2b)と、 一端を第2の検出点(4) に接続し、他端を第3の検出点
    (5) に接続した抵抗(R2)と、 第1の入力(A) を第1のスイッチ(S1)を介して第1の検
    出点(1) に接続するとともに第2のスイッチ(S2)を介し
    て第2の検出点(4) に接続し、第2の入力(B)を第3の
    検出点(5) に接続する電流測定回路(3) とを備えること
    を特徴とする電流検出回路。
  2. 【請求項2】 電流測定回路(3) が、第1の入力(A) と
    第2の入力(B) との間の電圧差から第1の検出点(1) と
    第3の検出点(5) の間に流れる電流値を測定することを
    特徴とする請求項1記載の電流検出回路。
  3. 【請求項3】 第1・第2のスイッチ(S1,S2) がアナロ
    グスイッチであることを特徴とする請求項1または2記
    載の電流検出回路。
JP6290423A 1994-10-31 1994-10-31 電流検出回路 Pending JPH08129030A (ja)

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JP6290423A JPH08129030A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 電流検出回路

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JP6290423A JPH08129030A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 電流検出回路

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JPH08129030A true JPH08129030A (ja) 1996-05-21

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ID=17755847

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JP6290423A Pending JPH08129030A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 電流検出回路

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JP (1) JPH08129030A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024111254A1 (ja) * 2022-11-22 2024-05-30 Koa株式会社 シャント抵抗器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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